JPH0342767B2 - - Google Patents

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JPH0342767B2
JPH0342767B2 JP60256205A JP25620585A JPH0342767B2 JP H0342767 B2 JPH0342767 B2 JP H0342767B2 JP 60256205 A JP60256205 A JP 60256205A JP 25620585 A JP25620585 A JP 25620585A JP H0342767 B2 JPH0342767 B2 JP H0342767B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、測定値をアナログとデジタルとの2
種で表示できるようにした電子式測定器に関す
る。
〔背景技術とその問題点〕
スピンドルの直線移動を、ラツクとピニオン等
から形成された運動変換機構および/またはセク
ターギヤと歯車等から形成された拡大機構を介し
て指針の回転運動に変換し、この指針が対応する
目盛から測定値を読み取る、いわゆる機械式ダイ
ヤルゲージは、長年あらゆる分野で使用されてい
る。
最近では、測定器本体内にスピンドルの移動に
伴つて駆動されるエンコーダを内蔵させ、このエ
ンコーダによつて求められた測定値をデジタル表
示器にデジタル表示させる、いわゆる電子式ダイ
ヤルゲージも普及しつつある。
一般的に、経済的な負担は大きいが、高分解能
および高精度かつ読み取り容易性からは電子式ダ
イヤルゲージが採用され、一方、当該精度で用を
なすとき等には、電源不要、取扱容易性等から機
械式ダイヤルゲージが採用されている。また、測
定値が一定範囲内に属するか否かをもつて合否判
定するような場合にも、後者が採用される場合が
多い。
しかしながら、測定の実際においては、測定対
象物、測定態様あるいは熟練や慣習等々からいず
れか一方に限定することができず、結局両方を備
えなければならない実情があつた。さらに、いず
れか一方をもつて測定していても、他方の型式の
有する特徴をも求めたい要請は強い。例えば、測
定値がある範囲内に属すれば合格と判断するため
に機械式ダイヤルゲージを使用しているが、不合
格となつたものについて数値的にどれくらいの偏
差があるのかを知りたい場合である。
ここに、両者を組み合わせればよいという考え
方が生ずるが、単なる組み合わせでは、両者の読
み取り値間に一定の関連をもたせることが困難で
あり、また構造も複雑化し、さらに経済的負担の
増大を招く等欠点が多い。
特に、アナログ表示用の目盛をデジタル表示器
の最小桁単位と等しくすると、指針は数十、数百
回転しなければならない。例えば、指針1回転で
100μmとすると、スピンドルのストロークが10
mmでは、指針は100回転することになる。このよ
うな指針の回動量は、機構上の負担が大きい上、
仮に製造しても機械的破損が生じる欠点がある。
〔発明の目的〕
ここに、本発明の目的は、両型式を組み合わせ
た際の不都合を解消し、両者の特徴を具備させつ
つ、機構上の負担が少なく、かつ作業能率を飛躍
的に向上させることができる電子式測定器を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
このため、本発明では、電子式を基調として機
械的運動変換機構や拡大機構等を一掃し、かつ目
盛および指針を設けて両者の特徴を具備させると
同時に、指針については、最終値を読み取れれば
よく、その途中回転は不用の場合があるという測
定態様に着目し、最終目盛位置まで最短回動でき
るよう構成したものである。
具体的には、本体に軸方向摺動自在に設けられ
かつ先端に測定子を有するスピンドルと、このス
ピンドルと本体とに対応配設されその両者の相対
移動変位量を電気信号に変換するセンサを含み、
このセンサからの電気信号に基づく相対移動変位
量相当のパルス数を計数する計数装置と、この計
数装置の計数値に基づいて測定値をデジタル表示
するデジタル表示器と、パルスモータおよび駆動
回路を含み、回動角度および回動方向指令が与え
られた際、指針を回動方向指令方向へかつ回動角
度だけ回動駆動させる指針回動手段と、前記指針
と協働して測定値を読み取り可能とするための目
盛と、前記スピンドルの移動速度が零になつたか
を判定する速度判定手段と、この速度判定手段に
よつて前記スピンドルの移動速度が零になつたこ
とが判定されたとき前記計数装置の計数値と目盛
態様とから計数値に相当する目盛位置までの指針
の最短回動角度および回動方向を特定し、これら
の回動角度および回動方向指令を前記指針回動手
段へ出力する方向目盛選択選択手段とを具備し、
前記指針を最短回動させるよう構成した、ことを
特徴としている。
〔実施例〕
第1図は本実施例の電子式ダイヤルゲージの正
面を、第2図はその断面をそれぞれ示している。
これらの図において、本体1は、一端面が開口さ
れた円筒形状のケース2と、このケース2の一端
面に嵌合された透明な材料からなるカバー3とか
ら構成されている。
前記ケース2の外周壁には、その上部に円筒形
状のスピンドル保護筒4が、下部にステム5が互
いに同一軸線上に沿つて取り付けられているとと
もに、スピンドル保護筒4の左側に電源スイツチ
6が、右側にリセツトスイツチ7およびプリセツ
トスイツチ8がそれぞれ配設されている。スピン
ドル保護筒4とステム5との間には、下端に測定
子9を有するスピンドル10が、図示しないばね
等によ常時下方へ付勢された状態で軸方向へ摺動
自在に挿通されている。
また、ケース2の内部には、基板11が前記ス
ピンドル10の軸線と平行に収納されている。基
板11には、本体1とスピンドル10と相対移動
変位量を電気的信号として検出し、これを所定処
理してデジタル表示器12にデジタル表示すると
ともに、その電気的信号に基づき指針13を回動
させる電気回路14と、前記電源スイツチ6がオ
ンされた際電気回路14に電力を供給する電池1
5とがそれぞれ設けられている。デジタル表示器
12は、最小桁が1/1000mm(1μm)単位を表示
する5桁からなり、各桁は7セグメント素子によ
つて構成されている。
さらに、ケース2とカバー3との間には、円板
状の目盛板16が挿入されている。目盛板16に
は、その外周縁に前記指針13と協働して測定値
を読み取り可能とするための目盛17が刻まれて
いるとともに、内部表面側に前記デジタル表示器
12の表示面が臨ませられている。これにより、
本体1の外側つまりカバー3を透視して、指針1
3および目盛17とデジタル表示器12との双方
から測定値が読み取られるようになつている。目
盛17は、目盛板16の1周を100等分してあり、
デジタル表示器12の最小桁より上位2桁相当分
の値に対応している。つまり、1μm〜99μmまで
読み取れるようになつている。目盛17には、指
針13の正転(例えば時計方向)および逆転方向
に向かつて10目盛毎に0,10,20,30…の数値1
7A,17Bが付されている。
前記電気回路14は、第3図に示す如く、スピ
ンドル10と本体1との相対移動変位量を電気的
信号に変換し、この電気信号に基づく相対移動変
位量相当のパルス数を計数した後、前記デジタル
表示器12へ与える計数装置21と、この計数装
置21の計数値更新処理が一定時間以上停止した
こと、つまりスピンドル10の移動が停止したこ
とを検知し、その検知信号を出力する速度判定手
段41と、この速度判定手段41からの検知信号
を条件として前記計数装置21の計数値と目盛1
7の態様とから計数値に相当する目盛位置までの
指針13の最短回動角度および回動方向を特定す
る方向目盛選択手段51と、この方向目盛選択手
段51によつて特定された回動角度および回動方
向指令に基づいて前記指針13を回動駆動させる
指針回動手段31とを含む。
計数装置21は、スピンドル10と本体1との
相対移動変位量をsin波およびcos波として検出す
るセンサ22と、このセンサ22からの電気信号
を相対移動方向の弁別を行つて所定単位長のパル
ス、ここでは1μm/パルスのパルスに変換する
波形整形回路23と、この波形整形回路23から
のパルスを計数するカウンタ24とから構成され
ている。センサ22は、例えばスピンドル10の
外周面軸方向に沿つて固定されかつ軸方向に沿つ
て光学格子を有するメインスケール、本体1に前
記メインスケールに対向配置されかつ同様な光学
格子を有するインデツクススケール、本体1に固
定され前記両スケールに光を照射する発光器およ
び受光器から構成することができる。波形整形回
路23は、sin波およびcos波を所定単位長のパル
スに変換するために、必要によつて分割回路をも
含む。カウンタ24は、例えばスピンドル10の
第1図中上方への移動によつてパルスが与えられ
るとカウントアツプし、かつ下方への移動によつ
てパルスが与えられるとカウントダウンするアツ
プダウンカウンタで構成されているとともに、前
記リセツトスイツチ7がオンされた際計数値が0
にリセツトされ、かつプリセツトスイツチ8によ
つて任意の数値がプリセツトされるようになつて
いる。
方向目盛選択手段51は、前記速度判定手段4
1からの検知信号を条件として前記カウンタ24
から取り込まれた計数値(指針13の現在位置)
を記憶する第1の記憶部51Aおよび指針13の
1周に相当する計数値を記憶する第2の記憶部5
1Bを備え、前記速度判定手段41から検知信号
が出力された際、カウンタ24の計数値を取り込
み、これと第1の記憶部51Aに記憶された計数
値との差(指針13の総回動量)を求め、この差
を第2の記憶部51Bに記憶された計数値で割つ
た余り(指針13の1回転未満の回動量)を求
め、その余りが第2の記憶部51Bに記憶された
計数値の1/2以下つまり指針13の1/2回転以下で
あるかを判断する。ここで、前記余りが1/2以下
であれば正転方向とし、余りが1/2より大きけれ
ば逆転方向とし、これらの回動方向指令を指針回
動手段31へ与えるとともに、正転方向の場合に
は前記余りに相当する数のパルスを、逆転方向の
場合にはその余りと第2の記憶部51Bの計数値
との差に相当する数のパルスを指針回動手段31
へ与える。この後、カウンタ24から取り込んだ
計数値を第1の記憶部51Aに更新し、これを指
針13の現在位置として保持させる。
指針回動手段31は、指針13の指針軸13A
に連結されかつ励磁相の切り換えにより所定のス
テツプ角度づつ歩進するパルスモータ32と、前
記方向目盛選択手段51からのパルスが入力され
る毎にパルスモータ32の励磁相を順次切り換え
て所定のステツプ角度づつ歩進させる駆動回路3
3と、前記方向目盛選択手段51からの供給パル
スレートに応じて駆動回路33への供給パルスレ
ートを制御するためのバツフア回路34とを含
む。駆動回路33は、1つのパルスが入力される
毎にパルスモータ32の励磁相を順次切り換えて
パルスモータ32を所定ステツプ角度づつ歩進さ
せることができるが、ここでは1パルス入力され
る毎に360°/100(3.6°)、つまり目盛17の1目盛
分に相当する角度づつ回動させることができるよ
うになつている。
次に、本実施例の作用を説明する。いま、スピ
ンドル10が変位すると、両スケールが相対移動
するから、計数装置21のセンサ22からはsin
波およびcos波が出力される。これらの信号は、
波形整形回路23で1μm/1パルスのパルス信
号に変換された後、カウンタ24で計数される。
カウンタ24の計数値つまりスピンドル10と本
体1との相対移動変位量は、デジタル表示器12
に逐次デジタル表示される。
ここで、カウンタ24の計数値更新処理速度が
所定以下、ここでは零になると、速度判定手段4
1は、これを検出し、この検知信号を方向目盛選
択手段51に与える。方向目盛選択手段51は、
前記速度判定手段41から検知信号が出力された
際、カウンタ24の計数値を取り込み、これと第
1の記憶部51Aに記憶された計数値との差を求
め、この差を第2の記憶部51Bに記憶された計
数値で割つた余りを求め、その余りが第2の記憶
部51Bに記憶された計数値の1/2以下であるか
を判断する。ここで、前記余りが1/2以下であれ
ば正転方向とし、余りが1/2より大きければ逆転
方向とし、これらの回動方向指令を指針回動手段
31へ与えるとともに、正転方向の場合には前記
余りに相当する数のパルスを、逆転方向の場合に
はその余りと第2の記憶部51Bに記憶された計
数値との差に相当する数のパルスを指針回動手段
31へ与える。
この回動方向指令およびパルスは、指針回動手
段31のバツフア回路34を通じて駆動回路33
へ与えられる。すると、駆動回路33は、パルス
モータ32を回動方向指令と対応する方法へ、1
パルス入力される毎にパルスモータ32の励磁相
を順次切り換えて基準ステツプ角度づつ歩進させ
る。つまり、指針13は目盛17の1目盛づつ回
動され、計数値に相当する目盛位置まで最短回動
される。この際、バツフア回路34は、駆動回路
33への供給パルスレートのタイミング調整を行
うので、指針13を正確に回動させることができ
る。これにより、デジタル表示器12からの読み
取り値と、指針13および目盛板16の目盛17
からの読み取り値とを互いに一致させることがで
きる。
一方、スピンドル10の測定子9を或る基準面
に当接させた後、リセツトスイツチ7を押せば、
カウンタ24の計数値およびデジタル表示器12
の表示値が0にリセツトされるとともに、指針1
3も0の目盛位置まで回動されるので、以後この
基準面からの寸法が表示される。この際、プリセ
ツトスイツチ8によつてデジタル表示器12に任
意の値をプリセツトすれば、以後プリセツト値に
スピンドル10の移動量が加算された寸法が表示
される。
従つて、本実施例によれば、いわゆる機械式と
電子式との長所を具備させたので、最終指示値を
デジタル数値およびアナログ値として高精度に読
み取ることができる。そのため、例えば、合否判
定において、まずアナログ値によつて合否判定を
行つた後、不合格となつたものについて数値的に
どれくらいの偏差があるのかを知りたい場合に
は、デジタル数値を読み取ればよいので、測定作
業を迅速かつ容易に行うことができる。
また、計数値に対応する目盛17の位置まで指
針13を最短回動させるようにしたので、スピン
ドル10の変位量にかかわらず、指針13の回転
数を抑えることができ、その結果装置の破損を防
げると同時に、最終値を迅速に指示させることが
できる。
また、指針13の駆動は、パルスモータ32に
よる駆動であるから、従来の運動変換機構や拡大
機構等の機械的部品を一切不要とできるので、こ
れらに伴うバツクラツシユ等の誤差の介入がな
く、また構造も簡易かつ小型となる利点がある。
また、デジタル表示器12に表示される計数装
置21の計数結果に基づき、パルスモータ32を
駆動させるようにしたので、指針13と目盛板1
6とによる読み取り値も目安でなく真値ゆえ、こ
れらの読み取りだけでも測定作業を正確に行うこ
とができる。しかも、デジタル表示器12の表示
値と等しいので、正否判断も可能となる。さら
に、駆動回路33へ与えるパルス供給レートを調
整するバツフア回路34を設けたので、常にパル
スモータ32を正確かつ確実に動作させることが
できる。
また、デジタル表示器12と目盛板16および
指針13とを備えているので、作業者の事情に応
じ選択的測定態様が採れる。
なお、実施にあたつて、計数装置、特にセンサ
22については、上記実施例で述べた光電式に限
らず、例えば静電容量式または電磁式等、要する
にスピンドル10と本体1との相対移動変位量を
電気的に検出できるものであればいずれでもよ
く、さらにスピンドル10の直線移動変位を直接
検出するものに限らず、スピンドル10の直線移
動変位を回転運動に変換し、この回転量を検出す
るいわゆるロータリ型センサでもよい。
また、デジタル表示器12の表示桁について
は、上記実施例で述べた5桁に限られるものでは
ない。要は、計数装置21のセンサ22および波
形整形回路23によつて得られる分解能とスピン
ドル10のストロークとの関係で決定すべきであ
る。
また、速度判定手段41としては、スピンドル
10の移動速度を直接検出し、この移動速度が零
になつたことを検知した際、検知信号を出力して
方向目盛選択手段51を作動させるようにしても
よい。
また、方向目盛選択手段51としては、上記実
施例の構成に限らず、指針13の現在位置とカウ
ンタ24の計数値に相当する目盛位置との1回転
未満の角度差およびそこまでの最短回動方向を割
り出す機能を備えるものであればよい。
また、駆動回路33の駆動方式としては、1パ
ルス毎にパルスモータ32の励磁相を順次切り換
えてパルスモータ32を基準ステツプ角度づつ歩
進させる駆動方式のほか、パルスモータ32の隣
接するコイルへの印加電流比を段階的に制御し、
基準ステツプ角度をさらに細分化したミニステツ
プ角度づつ歩進させる、いわゆるミニステツプ駆
動方式でもよく、さらに目標位置手前まで基準ス
テツプ角度づつ歩進させた後、ミニステツプ駆動
方式に切換え、目標位置までミニステツプ角度づ
つ歩進させるようにしてもよい。要は、目盛17
の1目盛に相当する角度と指針13の1回動角が
一致するように、パルスモータ32のステツプ角
度を決定すればよい。従つて、パルスモータ32
と指針軸13Aとの間に精密歯車を介在させ、パ
ルスモータ32の1ステツプ角度によつて回動さ
れる指針13の回動角度を目盛17の1目盛に対
応させるようにすることも可能である。
また、上記実施例では、指針回動手段31にバ
ツフア回路34を含ませたが、バツフア回路34
は特に設ける必要はない。
また、目盛板16に付する目盛17について
は、上記実施例のほか、例えば指針13が一周で
100mmとする100等分等、デジタル表示器12の任
意の3桁相当または任意の2桁相当、任意の1桁
相当等いずれでもよい。さらに、指針13の一周
を50等分するようにしてもよい。しかも、目盛1
7に付する数値についても、デジタル表示器12
のどの桁に相当させるかにより異なるが、大目盛
に0〜9の数字を付するだけでもよい。
また、上記実施例では、本体1内に電池15を
内蔵させたが、外部電源を接続して使用するよう
にしてもよい。
以上述べた実施例では、ダイヤルゲージについ
て説明したが、本発明は、これに限らずスピンド
ル10と本体1との相対移動量をデジタルとアナ
ログとの双方で表示する測定器一般に応用でき
る。
〔発明の目的〕
以上の通り、本発明によれば、機械式および電
子式を組み合わせた際の不都合を解消し、両形式
の特徴を具備させつつ、機構上の負担が少なく、
かつ作業能率を飛躍的に向上させることが可能な
電子式測定器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は
その正面図、第2図はその断面図、第3図は回路
構成を示すブロツク図である。 1……本体、9……測定子、10……スピンド
ル、12……デジタル表示器、13……指針、1
7……目盛、21……計数装置、22……セン
サ、31……指針回動手段、32……パルスモー
タ、33……駆動回路、34……バツフア回路、
41……速度判定手段、51……方向目盛選択手
段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 本体に軸方向摺動自在に設けられかつ先端に
    測定子を有するスピンドルと、 このスピンドルと本体とに対応配設されその両
    者の相対移動変位量を電気信号に変換するセンサ
    を含み、このセンサからの電気信号に基づく相対
    移動変位量相当のパルス数を計数する計数装置
    と、 この計数装置の計数値に基づいて測定値をデジ
    タル表示するデジタル表示器と、 パルスモータおよび駆動回路を含み、回動角度
    および回動方向指令が与えられた際、指針を回動
    方向指令方向へかつ回動角度だけ回動駆動させる
    指針回動手段と、 前記指針と協働して測定値を読み取り可能とす
    るための目盛と、 前記スピンドルの移動速度が零になつたかを判
    定する速度判定手段と、 この速度判定手段によつて前記スピンドルの移
    動速度が零になつたことが判定されたとき前記計
    数装置の計数値と目盛態様とから計数値に相当す
    る目盛位置までの指針の最短回動角度および回動
    方向を特定し、これらの回動角度および回動方向
    指令を前記指針回動手段へ出力する方向目盛選択
    手段と、 を具備したことを特徴とする電子式測定器。 2 特許請求の範囲第1項において、前記指針回
    動手段には、前記駆動回路への供給パルスレート
    を制御するためのバツフア回路が設けられている
    ことを特徴とする電子式測定器。
JP25620585A 1985-11-13 1985-11-15 電子式測定器 Granted JPS62116207A (ja)

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US06/929,042 US4711034A (en) 1985-11-13 1986-11-12 Electronic measuring device
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