JPH0342595A - 原子力発電プラント用の受動的安全注入装置 - Google Patents

原子力発電プラント用の受動的安全注入装置

Info

Publication number
JPH0342595A
JPH0342595A JP2165864A JP16586490A JPH0342595A JP H0342595 A JPH0342595 A JP H0342595A JP 2165864 A JP2165864 A JP 2165864A JP 16586490 A JP16586490 A JP 16586490A JP H0342595 A JPH0342595 A JP H0342595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
reactor
core
vessel
water tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2165864A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2977234B2 (ja
Inventor
Lawrence E Conway
ローレンス・エドワード・コンウェイ
Terry L Schultz
テリー・リー・シュルツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Westinghouse Electric Corp filed Critical Westinghouse Electric Corp
Publication of JPH0342595A publication Critical patent/JPH0342595A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2977234B2 publication Critical patent/JP2977234B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C15/00Cooling arrangements within the pressure vessel containing the core; Selection of specific coolants
    • G21C15/18Emergency cooling arrangements; Removing shut-down heat
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C1/00Reactor types
    • G21C1/04Thermal reactors ; Epithermal reactors
    • G21C1/06Heterogeneous reactors, i.e. in which fuel and moderator are separated
    • G21C1/08Heterogeneous reactors, i.e. in which fuel and moderator are separated moderator being highly pressurised, e.g. boiling water reactor, integral super-heat reactor, pressurised water reactor
    • G21C1/086Pressurised water reactors
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C15/00Cooling arrangements within the pressure vessel containing the core; Selection of specific coolants
    • G21C15/18Emergency cooling arrangements; Removing shut-down heat
    • G21C15/182Emergency cooling arrangements; Removing shut-down heat comprising powered means, e.g. pumps
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、原子炉、特に加圧水型原子炉の分野に係り、
より詳細には、仮想事故の後に必要な安全機能を果たす
流体装置ないし流体系に関するものである。ここで、安
全機能とは、配管破断後に原子炉の炉心に水を緊急補充
すること、少量の漏れに対して確実な水供給源を提供す
ること、炉心からの炉心崩壊熱を除去すること、及び、
炉心を確実に臨界未満とすること、をいう。
4瓦狡査立栽1 現在稼働している加圧水型原子炉(PWR)の構成は、
健全且つ安全であることが分かっている。
しかし、プラントの建造コストや維持コストを増加させ
る傾向のあるポンプ、配管、計装等を除去或は減する目
的で、近年、安全tl!横の単純化に対する関心が高ま
っている。
原子炉設計の範囲における新規開発活動の重要な傾向は
、能動的(active)安全特性ではなく受動的(p
ass i ve )安全特性を用い、システム設計を
単純化するというものである。
このようなPWR設計の一つが、本願発明と同一の発明
者による米国特許第4,753,771号明細書に開示
されている。この米国特許明細書には受動的安全注入系
が開示されており、これは、適用される際、必要な全安
全機能を果たすために重力及び水や空気の自然循環等の
自然力に依存する。
この受動的安全注入系の一部が第1図に示されており、
原子炉容器44(炉心を有する)と、■以上の原子炉冷
却系のホットレッグと、コールドレッグと、蒸気発生器
(図示しない)ε、原子炉冷却材ポンプ(図示しない)
とを備え、これらは全て実質的に従来構造のものである
。加圧器48がホットレッグの一つに連結されている。
この米国特許の受動的安全注入系は以下の本質的構成要
素から戒る。
(1)第1は、単一の受動的残留熱除去系熱交換器34
である。これは、原子炉冷却系のホットレッグHLとコ
ールドレッグCLの上方に配置され、その上部がホット
レッグHLに取り付けられた配管に接続され、底部がコ
ールドレッグCLに接続されている。この熱交換器34
は、常閉型の弁38のいずれかが開放した場合に、炉心
崩壊熱を除去することができる。熱交換器34は格納容
器内燃料交換用貯水タンク36に貯蔵された水に熱を伝
える。
(2)第2は、2つの炉心補給水タンク40(その−方
のみ図示する)とそれに関連される配管である。
これらは原子炉冷却系のホットレッグHLとコールドレ
ッグCLの上方に配置されている。このタンク40は水
で完全に満たされており、(a)加圧器48の水位が炉
心補給水タンク40の頂部を下回り、原子炉冷却材ポン
プが停止された場合、或は(b)原子炉冷却系の水量(
ウォーターインベントリ−)が大幅に減じて、コールド
レッグCLが蒸気を含むようになった場合に、常閉型弁
46のいずれかが開放されると原子炉容器44に重力に
よって排水される。炉心補給水タンク40は原子炉にイ
ンベントリ−補給を確実に行うことができ、原子炉冷却
系圧力バウンダリーの仮想破壊の後においても、十分な
水の流れを提供し、炉心の冷却を維持することができる
(3)2組の減圧弁49(その一方のみを図示する)が
加圧器48の上部に取り付けられている。各組の減圧弁
49には複数の並列流路があり、該流路は最適の所望減
圧弁寸法に対する必要流量に依存する。
これらの弁49は通常は閉じているが、炉心補給水タン
ク40の水位が大幅に減じた場合に開放される。
この動作により原子炉冷却系は十分に減圧され、炉心補
給水タンク40内の水が完全に排出されてしまう前に、
格納容器内燃交換用貯水タンク36から水が重力によっ
て原子炉容器44内に排出され始める。
(4〉格納容器内燃料交換用貯水タンク36は原子炉冷
却系のホットレッグHLとコールドレッグCLの上方に
配置され、水を保持している。この水は、受動的残留熱
除去系熱交換器34の作動のための熱シンクとして働き
、原子炉冷却系の減圧中に放出された蒸気を消失させ、
万が一配管が破断した場合に原子炉容器44内に水を重
力により注入するための長期間注水源となり、且つまた
、原子炉が格納される格納容器の下部部分に水を張って
、原子炉冷却系をホットレッグ及びコールドレッグを越
える水で浸水させることができる。格納容器の下部部分
が水で満たされた場合、原子炉容器44への補給水の長
期間(不定期間)補給源はこの格納容器となり、格納容
器から配管37.39を介して水が補給され、これは重
力作用による。
前記米国特許明細書に開示された受動的格納容器冷却系
(図示しない〉に関連される特徴は、鋼製の格納容器シ
ェルから熱を自然対流により周囲に伝えることであり、
格納容器の鋼製内壁面で蒸気を凝縮させる。この凝縮さ
れた蒸気(水)は、格納容器の下部部分に還流し、熱シ
ンクとして機能する原子炉容器貯水タンク36内に重力
排水するのに利用される水を補充、維持する。熱交換器
34の底部はループの上方的2.44m(8ft、)の
ところに配置される。
熱交換器34は空気駆動式弁38のいずれかが開放する
ことによって作動される。これらの弁38は動力又は信
号がない場合には開かない。原子炉冷却材ポンプが作動
している場合、受動的残留熱除去系熱交換器34を通る
流れは、高圧のコールドレッグCLから熱交換器34を
介してホットレッグHLへの循環を強制的に発生させる
。原子炉冷却材ポンプが用いられていない場合、自然循
環によりホットレッグHLから受動的残留熱除去系熱交
換器34の上部へ、そしてコールドレッグCLへと流れ
る。空気駆動式制御弁は、オペレータに、原子炉冷却系
温度を一定値に制御する手段、必要な場合には、原子炉
冷却系の冷却する手段を与える。
格納容器内熱交換用貯水タンク36は、水が飽和される
前、数時間にわたり崩壊熱を吸収する。しかし、熱除去
能力が減するまで、格納容器内熱交換用貯水タンク36
から十分な水を蒸発させるためには数日かかる。これに
より十分な時間が得られ、主給水又は初期給水を回復さ
せることができ、或はまた、使用済燃料冷却系の一部で
ある通常の残留熱除去冷却設備を適用することができる
受動的熱交換器34は、複数の管が溶接された管寄せか
ら作られている。管は垂直に配置され、その長さは約9
.10m(20ft、)である、管寄せは4つあり、互
いに平行に配置され、数フィートの間隔が置かれており
、管の表面で発生された蒸気と格納容器内熱交換用貯水
タンク36内の水とを良好に混合させるようになってい
る。
受動的残留熱除去系熱交換器34は、従来用いられてい
たセーフティグレード補助給水系に代わるものであり、
ポンプ、AC電源又は空気/水冷却系には依存しない、
また、受動的熱交換器34の機能は、蒸気又は給水ライ
ンの破断や蒸気発生器管の破損等の蒸気発生器圧力バウ
ンダリーの損傷によって、影響を受けない。
受動的安全注入機能に関して、受動的原子炉冷却材補給
が、通常の補給系が利用できない場合に少量の漏れを許
容するために設けられ、また、冷却材喪失事故に起因す
る多量の漏れにも適応するよう設けられる。セーフティ
グレード原子炉冷却材補給と安全注入は、1組の水タン
ク、即ち2つの炉心補給水タンク40(第1図にはその
一方のみを示す)と、2つの蓄圧器42<第1図にはそ
の一方のみを示す)と、格納容器内熱交換用貯水タンク
36とにより行われる。炉心補給水タンク40は、あら
ゆる圧力において原子炉冷却系の小さな漏れに対して補
給を行えるよう、且つ、小さな冷却材喪失事故に対して
安全注入を行えるよう、設計されている。これらのタン
クは注入力に重力を利用している。それらは原子炉冷却
ループの上方に配置され、圧力を均一化するために、タ
ンクの上部に圧力平衡ラインが接続されている。炉心補
給水タンク40の各々はホウ酸水で満たされ、原子炉冷
却系と同じ圧力となるように設計されている。炉心補給
水タンク40からの吐出水は、各タンクの底部から原子
炉容器の独立した安全注入ノズルに流れる。注入水はコ
ールドレッグ下流領域44に流入する。吐出ラインは通
常、2つの並列の空気駆動式弁46により遮断され、こ
れらの弁46は空気圧又は制御信号がない場合には閉じ
ている。
2つの独立した圧力平衡ラインが各炉心補給水タンク4
0について設けられている。一方のラインは加圧器48
から延び、他方のラインは原子炉冷却系コールドレッグ
配管から延びている。加圧器48からのラインは、過渡
状態の後に、或は通常の補給が利用できない場合にいつ
でも、原子炉冷却材補給を可能とする小型ラインである
。このラインは通常時は開いているが、原子炉冷却材ポ
ンプが作動している場合に高圧のコールドレッグから逆
流又は漏れを生ずる可能性を防止するために、逆止弁を
含んでいる。炉心補給水タンク40の注入を行うために
、原子炉冷却材ポンプは、加圧器が低い低レベル(lo
w−1ow !evel)となった際に停止される。
コールドレッグから炉心補給水タンク40へのラインは
、冷却材喪失事故に対して必要とされる原子炉冷却材補
給能力を与える大型ラインである。
このラインは通常、2つの並列の空気駆動式弁50によ
り閉じられており、弁50は空気圧又は制御信号がない
場合には開放しない、コールドレッグが例えば冷却材喪
失事故時などで機能しなくなった場合、このラインは炉
心補給水タンク40の上部に多量の蒸気を流し、その結
果、多量の水が原子炉冷却系に流入する。
蓄圧器42は大きな冷却材喪失事故のために必要である
。これは、非常に大量の補給水を原子炉容器ダウンカマ
ーと下部プレナムに補充するために必要とするからであ
る。蓄圧器42にはホウ酸水が過剰圧力の窒素と共に収
容されている。
炉心補給水タンク40と蓄圧器42の水の量は限られて
いるので、長期間の別の水源が必要とされる。
従って、格納容器内熱交換用貯水タンク36が補給水の
長期間供給源として用いられる。しかしながら、格納容
器内燃料交換用貯水タンク36からの注入を得るために
、原子炉冷却系圧力は格納容器圧力よりも高い約10p
sigまで低減されなければならない、自動減圧系がこ
の機能を達成するために設けられている。加圧器48に
接続された一連の弁は段階的な減圧を可能とする。これ
らの弁からの排出物は、減圧弁の一つが誤って開放した
場合の影響を最小とするために、格納容器内燃料交換用
貯水タンク36内に放出される。これらの弁は3段に配
列され、第1段が他に比較して小さい、この設配列はピ
ーク流量を減じ、吐出し配管、スパージャ及び格納容器
内燃料交換用貯水タンクに結果として生ずる負荷を減す
る。
約10時間後、格納容器内燃料交換用貯水タンク36も
空となる。しかし、その時までに格納容器の水位は原子
炉冷却ループの高さ以上となり、格納容器内の水は原子
炉冷却系に重力により還流される。このようにして、安
定した長期の炉心冷却及び原子炉冷却系への補給が確立
される。
ホウ素又はホウ酸水は、ホウ素が中性子を吸収する能力
があることから、原子炉出力を減じ或いは制御する手段
として一般に知られている。しかし、受動的安全系とい
う概念にホウ素を導入するということは多数のいろいろ
な問題を呈する。あらゆる仮想事故後に原子炉が確実に
臨界未満となるようにするためには、受動的安全注入系
から原子炉容器への水の供給源の全てがホウ酸溶液を含
まなくてはならない、第2図を参照すると、長期間炉心
冷却モードにある受動的安全系は、原子炉容器内の沸騰
水から戒り、生じた蒸気は格納容器に発散され、冷却・
凝縮されたならば、格納容器建屋の水が張られた下部部
分に戻される。炉心領域における水の連続的な′aRに
より、炉心領域内のホウ素濃度は伝熱を妨げるほど高く
なる可能性が、万が−ではあるが存在する。水が沸騰す
るにつれ、蒸気が加圧器を経て格納容器に発散されると
、ホウ素が残り、このホウ素は原子炉容器内に集中する
。炉心補給水タンク及び貯水タンクからの種々の水源は
、配管11を介して原子炉容器内に供給される。格納容
器内の水は符号Aにより図示されている。この水は、格
納容器内の最大水位Aと原子炉容器内の水位との間の圧
力水頭の差により、格納容器内から集水孔スクリーン1
3を介して原子炉容器内に流れる。
第1図に示す炉心補給水タンク40(一方のみ示す)は
、小さな漏れや最大配管の仮想破損によって原子炉冷却
系から喪失された水を補給するために、どのような圧力
下でも水を原子炉内に重力により流入させることのでき
る水源を提供する。これらのタンクは原子炉全圧で作動
できるよう設計される。
前記米国特許明細書によれば、2つの炉心補給水タンク
(CMT)及びその関連の配管は、最も大きな仮想配管
破損があった場合でもそれ自体で有効な炉心冷却を行え
るよう十分な水を提供することができるように、寸法が
決められている。より大きな原子炉においては、最も大
きな原子炉冷却系配管の仮想分断の後に、原子炉に水を
迅速に補給して炉心を再度水に浸すために、炉の大きさ
に比例して大きな流量が必要とされる。これは、炉心補
給水タンク及び関連の配管の容積及び面積を比例して大
きくすることを要する。この直接的な寸法拡大手段は、
より大きな注入流量を得るための手段としては費用的に
見てあまり効果的な方法ではなく、非現実的である。
第1図に示す減圧弁49及びそれに関連される配管は、
原子炉冷却系圧力を十分に減じることができ、また、炉
心補給水タンクが完全に排水される前に、原子炉圧力が
格納容器内燃料交換用貯水タンクに貯蔵された水の位置
水頭よりも低くなるような時宜的態様で、原子炉冷却系
圧力を確実に減じることができる。
より大きな原子炉の場合、減圧弁及び関連の配管の寸法
(面Wt)は、同様な減圧率及び圧力を得るために、比
例して大きくされなければならない。
第1図に示す減圧構成を有する大きな原子炉に対しては
、減圧弁のその数と、弁及び配管のその寸法は非現実的
なものであり、費用的にみてあまり効果的な解決法では
ない。
前記米国特許の好適な実施例は、小型の原子炉(45万
ワツト熱出力)に対するものであった。前記米国特許に
おける受動的安全系という概念を、最も経済的な方法で
大型の商用サイズの原子炉(500〜4000万ワツト
熱出力)に適用するためには、幾つかの特有の変形が必
要とされる。即ち、前記米国特許の好適な実施例は、制
御棒(炉心領域に重力により挿入される)のみが炉心の
核停止を行うために用いられるという事実に基づいてい
た。また、これらの制御棒は、炉出力の制御や変更を行
うために機械的に位置決めされていた。より大きな出力
の原子炉において、炉出力の制御、燃料の減損に対する
補償、原子炉がコールド状態にある場合の増加した水密
度に対する補償、及び、事故後の確実な核停止ために、
原子炉冷却水に溶解されたホウ酸が制御棒と共に用いら
れる0機械的な制御棒と共にホウ酸溶液を用いることに
より、必要とされる制御棒の数を減じ、原子炉の機械的
設計を単純化し、個々の燃料棒がより均等なレベルの出
力を発生て゛きるようにしているのである。これらはプ
ラントの初期コストを大幅に減じ、より高い出力発生レ
ベルが得られる。
4豐食且贋 本発明の目的は、ホウ散水を用い、且つホウ素が原子炉
容器内で集中するのを防止すると共に炉心内の伝熱が妨
げられる可能性を防止する受動的安全注入装置若しくは
受動的安全注入系を提供することにある。
本発明の他の目的は、自然循環の流れパターンを形成す
ることにより受動的安全注入系を改良することにある。
本発明の更に別の目的は、大型の原子炉冷却系配管の仮
想切断事故の後に大量の水を供給する別の方法を提供す
ることにより、大型原子炉に適用できるよう、受動的安
全注入系を改良することにある。
本発明の他の目的は、高位置の水源から原子炉容器内に
水を重力で流入させることができるように、原子炉冷却
系を減圧する手段を改善することにより、受動的安全注
入系を改良することにある。
本発明の前記目的及び他の目的は、次の原子力発電プラ
ント用の受動的安全注入装置により達成される。即ち、
当該受動的安全注入装置は、格納容器と、炉心を有する
原子炉容器と、ホットレッグと、コールドレッグと、前
記格納容器内を浸水する冷却材喪失事故中に炉心に注水
を行うためのホウ酸水供給施設とを備えたものであって
、前記ホラI・レッグに接続され前記格納容器内に浸水
した水位よりも低い位置にあり、且つ前記格納容器内と
連通している第1の流路と、前記原子炉容器に接続され
、且つ前記格納容器内と連通している第2の流路とを具
備し、前記第1のPL路が、前記炉心により形成される
水密度の差によって前記格納容器内から前記炉心を通る
水の自然循環を生ぜしめ、前記原子炉容器内のホウ素の
集中を防止するようにしている。
本発明の他の形態において、原子力発電プラント用の受
動的安全注入装置は、炉心を有する原子炉容器と、該原
子炉容器に接続されたホットレッグ及びコールドレッグ
と、ホットレッグに接続された加圧器と、前記原子炉容
器に接続された吐出ライン及び前記加圧器に接続された
圧力平衡ラインを有する炉心補給水タンクとを備えてお
り、前記加圧器が通常水位を有し、前記炉心補給水タン
クが前記加圧器の通常水位よりも相当に低い位置に配置
され、前記炉心補給水タンクが、原子炉冷却系のホウ成
木よりも高いホウ酸濃度のホウ成木を収容し、クールダ
ウン後に、原子炉冷却系の水量が減じ、それにより自動
的に前記炉心補給水タンクから前記原子炉容器に給水が
行われ、原子炉冷却材のホウ酸濃度を増加させるように
なっている。
本発明の更に他の形態において、炉心、ホットレッグ及
びコールドレッグを有する原子炉容器を備える原子力発
電プラント用の受動的安全注入装置は、所定のホウ酸濃
度のホウ成木で満たされた炉心補給水タンクであり、そ
の内容物を前記原子炉容器内に流出するための排水ライ
ン、及び、該炉心補給水タンクの上部を前記コールドレ
ッグに接続する圧力平衡ラインを有している前記炉心補
給水タンクと、前記圧力平衡ラインを前記炉心補給水タ
ンクに接続する流路とを備えており、前記流路が、前記
圧力平衡ラインを上昇して該流路を通って前記炉心補給
水タンクに流入する高温水によって、前記炉心補給水タ
ンク内から前記原子炉容器へのホウ成木の自然循環流れ
を生ずるようになっている。
本発明による受動的安全注入装置ないし受動的安全注入
系の前記及びその他の目的や利点は、添付図面に沿って
の以下の詳細な説明から明らかとなろう。
戸の 第3図について説明する0本発明の第1の形態は、原子
炉冷却系のホットレッグ54から格納容器内の浸水水位
(炉心の頂部位置よりも上方の位置〉への第1の流路5
2を提供している。この流路52は、点線及び矢印で示
されるように、格納容器から炉心を通って水を循環させ
ることができ、長期間冷却モードにおける原子炉容器1
0内へのホウ素の集中を制限する。流路52はホットレ
ッグ54の底部に取り付けられ、蒸気が配管の上部部分
を通って発散できるようにしている。この付加された希
釈用の流路は、浸水水位よりも低い位置にあるが、軽水
(加熱されている〉による自然循環を炉心内又は炉心上
方で得るのに十分な高さにある。ホットレッグ54に流
路52を設けることにより、格納容器の水は炉心を通っ
て流れてホウ素濃度を低く保つことができる。水の自然
循環は点線及び矢印で図示され、水の密度の差によって
生ずる。
流路52は、集水孔スクリーン13を備え格納容器内か
ら原子炉容器10内に水を送るための第2の流路56と
共に機能する。また、第2の流路56の一部は、受動的
安全注入系の種々の供給源、例えば炉心補給水タンクや
蓄圧器からホウ成木を導くためにも用いられる。これは
、通常時の流れが単に格納容器の水を第2の流i%56
を通して原子炉容器10に導いている第2図に示す従来
の発明と比較すると、分かるであろう、水は炉心で沸騰
され、ホウ素は原子炉容器lO内に蓄積し、それにより
、伝熱を果たす炉心の能力が減じられるという危険な状
態を生ずる。従って、流路52は、炉心による水の加熱
によって生ずる水の密度の差に基づいて、格納容器に張
られた水から炉心を通しての水の自然循環流れを発生さ
せ、それにより、原子炉容器10内のホウ素濃度を制限
する。
ホウ酸水の使用に関連される他の問題点は、加圧水型原
子炉において、炉心を臨界未満に維持したまま湿態状態
から冷態状態に移行させる場合に、原子炉内のホウ素濃
度を増加させなければならない点にある1本発明によれ
ば、冷態停止時の所望のホウ酸濃度を得るために、十分
なホウ酸水が炉心補給水タンクから重力により確実に排
出されるよう、加圧器の高さに対する炉心補給水タンク
の高さ、及び炉心補給水タンクのホウ酸濃度が設定され
る。第5図に示すように、炉心補給水タンク40と加圧
器32の高さは、炉心補給水タンク40のホウ酸濃度と
共に、次のようにして決められる。即ち、原子炉冷却系
の水が冷却され、体積が減少した場合に、炉心補給水タ
ンク40の十分なホウ酸溶液が原子炉冷却系内に流出さ
れ、全体の濃度を、原子炉を臨界未満に維持するのに必
要とされる濃度まで上昇させるように、決められるので
ある。
第4図は原子炉冷却系の水量が約170m’(6000
ft、’ )である通常の運転状態を示している。原子
炉容器10内の水は1100pp以下のホウ酸を有し、
一方、炉心補給水タンク40は2000ppm以上のホ
ウ酸を有する。炉心補給水タンク40は加圧器32の通
常の水位よりも低い位置に配置されている。圧力平衡ラ
イン58.60が概略的に図示されている。また、流路
56は原子炉容器10に炉心補給水タンク40を接続し
ている。
クールダウン後、第5図に示すように、原子炉冷却系の
水量が減じ、炉心補給水タンク40は原子炉容器10内
に水を流出し、それによって原子炉冷却系のホウ最濃度
が上昇する。即ち、水の減少分を補給するために、炉心
補給水タンク40の高濃度ホウ酸が原子炉冷却系に導入
され、それにより、原子炉容器10内のホウ酸濃度が約
500ppm以上となる。
水の減少を補償するために炉心補給水タンク40から水
の一部を流出させるという第4図及び第5図に沿って前
述した手段に対する他の手段は、炉心補・給水タンク4
0内の高濃度ホウ酸溶液を原子炉冷却系内の低濃度ホウ
酸溶液と混合させるために、自然縦貫流路を形成すると
いうものである。第6図及び第7図を参照すると、他の
実施例が示されており、この図において、通常の運転モ
ードは第4図に示されたものと同様である。しかしなが
ら、この実施例において、流路62が、炉心補給水タン
ク40(低温ホウ酸水で満たされている〉と、この炉心
補給水タンク40の上部をコールドレッグ24に接続す
る圧力平衡ライン60との間に設けられている。第6図
に示すホウ酸処理モードは、水位を減少させる必要がな
いので、クールダウン前に達成され得る。第6図の一部
を拡大して示す第7図には、循環流が示されている。基
本的に、高温水はコールドレッグ24から圧力平衡ライ
ン60内に流入し、流路62を通って炉心補給水タンク
40に入る。
この高温水は、ホウ酸を含有する低温の炉心補給水を原
子炉冷却系に押し流す、流路62により生ぜられる自然
循環の結果として、約11000ppの平衡ホウ酸濃度
が得られる。
第8図は、第6図及び第7図を参照して説明した実施例
の別の図である。流路62は、炉心補給水タンク40内
に延び且つ減圧系アクチュエータ炉心補給水タンク40
の水位よりも下側の位置で終端している管を有している
。炉心補給水タンク40の水位の位置又はその下方の位
置に弁46が配置されるが好ましい、原子炉冷却材ポン
プが作動している場合、加圧器48はコールドレッグC
Lよりも約60psig低圧である。従って、逆止弁は
閉じられ、炉心補給水タンク40の入口と出口との間の
圧力差は小さい、炉心補給水タンク40内のホウ酸水は
、このタンクの入口と出口を開けた場合に単に混合され
るだけである。原子炉冷却系の水が減少するにつれて、
加圧器48の水位が下がり、原子炉冷却材ポンプは停止
する。従って、炉心補給水タンク40の水位と加圧器4
8の水位は釣り合う。
原子炉冷却材ポンプが作動していない場合、自然循環流
路62は、1分間に約100〜200ガロンの水をコー
ルドレッグCLから低温の炉心補給水タンク40に流入
させる。
本発明の他の形態は、2つの蓄圧器(即ち、水が窒素の
ような加圧カバーガスと共に部分的に満たされているタ
ンク)(第1図にはその一方のみ示す〉の使用を含んで
おり、これらの蓄圧器42は、必要とされる水の補給量
が最大となる大きな配管破損の場合に、原子炉に水を補
給することができる。これらの蓄圧器42は、原子炉冷
却材圧力が窒素カバーガス圧力よりも低くなった場合に
、水を原子炉に排出する。この特徴により、高設計圧力
炉心補給水タンク40及び関連の配管は、寸法を減じる
ことができる。これは、大きな配管破断の後に炉心冷却
に必要とされる最大の流量が、まず最初に蓄圧器42か
ら供給され、その後に炉心補給水タンク40からより少
ない流量が供給されるからである。炉心補給水タンク4
0の吐出ラインに設けられている逆止弁は、蓄圧器42
からの水が炉心補給水タンク40に流れるのを防止し、
炉心補給水タンク40は蓄圧器42の注入と共に幾分か
の水を排出することができる。蓄圧器42は低圧(約1
00psiHのカバーガス圧力に一致する圧力)用に設
計できるので、設備コストを低減できる。
本発明の他の形態が第9図に示されており、充填ライン
40m、41a及び排水・サンプルライン40b、41
bにより概略的に示されるように、炉心補給水タンク4
0.41には充填、排水及びサンプル機能がある。同様
な充填、排水及びサンプル機能が、蓄圧器42.43及
び格納容器内燃料交換用貯水タンク36に対して設けら
れている。充填ライン40a、41a、42a、43a
、36iは対応のタンクに水を適当な濃度のホウ酸と共
に注入するために用いられ、タンク内の濃度を所望のレ
ベルに調節する。また、サンプリングモードにおいて、
ホウ酸水が、ホウ酸の濃度を測定するために、排水・サ
ンプルライン40b、41b、42b、43b、36b
から取り出されサンプリングされる。濃度が低いことが
測定されれば、所望の濃度レベルとなるまで、より高い
濃度のホウ酸が充填ラインから対応のタンク内に注入さ
れ、同時に、排水ラインから同量の液体が取り出される
補給タンク(図示しない)を充填ラインに一次的にある
いは永久的に接続しておくことができる。
ホウ酸水を含む種々のタンクは、通常、遮断弁64によ
り原子炉冷却系から分離され、タンクの内容物が原子炉
冷却系に流入するのを防止している。
排水・サンプルライン40b、41b、42b、43b
は遮断弁66を備え、偶発的な水の流出が生じないよう
にしている。原子炉冷却系のコールドレッグから各炉心
補給水タンクの頂部への圧力平衡ラインに設けられてい
る2つの平列の常閉型弁50は、炉心補給水タンク作動
信号を受けると、開放位置となるように駆動され、同時
に並列の炉心補給水タンク吐出し遮断弁を開く、従って
、平衡ラインは、大量の蒸気を炉心補給水タンクの頂部
に浮上させるために用いられ、その結果、炉心補給水タ
ンクから原子炉冷却系に大流lの水が供給される。
前述した種々の構造や装置に対して色々な変形を行うこ
とができ、本発明の真の精神及び範囲内に含まれる変形
の全てが特許請求の範囲により限定されることは、当業
者にとり明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用できる受動的安全注入系の構成要
素を示す概略説明図、第2図は浸水状態の格納容器内に
ある原子炉容器を示す概略説明図、第3図は本発明の第
1の形態を備えた原子炉容器を示す概略説明図、第4図
は通常の運転モードにおける原子炉容器を示す概略説明
図、第5図はクールダウン後の原子炉容器を示すと共に
、ホウ酸水を炉心補給水タンクから流出させるという本
発明の他の形態を示す概略説明図、第6図は本発明の他
の形態を示す原子炉容器の概略説明図、第7図は第6図
の一部を拡大して示す概略説明図、第8図は第6図及び
第7図に示された本発明の概略説明図、第9図は本発明
の他の形態を示す概略説明図である。図中、 10.44・・・原子炉容器 24.CL・・・コールドレッグ 32.48・・・加圧器 36・・・格納容器内燃料交換用貯水タンク40.41
・・・炉心補給水タンク 42.43・・・蓄圧器 52・・・第1の流路 54、HL・・・ホットレッグ 56・・・第2の流路 58.60・・・圧力平衡ライン 味 FIG、2 FIG、3 FIG、5 FIG。 6 FIG、8

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)格納容器と、炉心を有する原子炉容器と、ホット
    レッグと、コールドレッグと、前記格納容器内を浸水す
    る冷却材喪失事故中に前記炉心に注水を行うためのホウ
    酸水供給施設とを備えている原子力発電プラント用の受
    動的安全注入装置であって、 前記ホットレッグに接続され前記格納容器内に浸水した
    水位よりも低い位置にあり、且つ前記格納容器内と連通
    している第1の流路と、 前記原子炉容器に接続され、且つ前記格納容器内と連通
    している第2の流路と、 を具備し、前記第1の流路が、前記炉心により形成され
    る水密度の差によって前記格納容器内から前記炉心を通
    る水の自然循環を生ぜしめ、前記原子炉容器内のホウ素
    の集中を防止するようになっている、 原子力発電プラント用の受動的安全注入装置。
  2. (2)炉心を有する原子炉容器と、 該原子炉容器に接続されたホットレッグ及びコールドレ
    ッグと、 前記ホットレッグに接続された加圧器と、 前記原子炉容器に接続された吐出ライン及び前記加圧器
    に接続された圧力平衡ラインを有する炉心補給水タンク
    と、 を具備し、前記加圧器が通常水位を有し、前記炉心補給
    水タンクが前記加圧器の通常水位よりも相当に低い位置
    に配置され、前記炉心補給水タンクが、原子炉冷却系の
    ホウ酸水よりも高いホウ酸濃度のホウ酸水を収容し、ク
    ールダウン後に、原子炉冷却系の水量が減じ、それによ
    り自動的に前記炉心補給水タンクから前記原子炉容器に
    給水が行われ、原子炉冷却材のホウ酸濃度を増加させる
    ようになっている、 原子力発電プラント用の受動的安全注入装置。
  3. (3)炉心、ホットレッグ及びコールドレッグを有する
    原子炉容器を備えている原子力発電プラント用の受動的
    安全注入装置であって、 所定のホウ酸濃度のホウ酸水で満たされた炉心補給水タ
    ンクであり、その内容物を前記原子炉容器内に流出する
    ための排水ライン、及び、該炉心補給水タンクの上部を
    前記コールドレッグに接続する圧力平衡ラインを有して
    いる前記炉心補給水タンクと、 前記圧力平衡ラインを前記炉心補給水タンクに接続する
    流路と、 を具備し、前記流路が、前記圧力平衡ラインを上昇して
    該流路を通って前記炉心補給水タンクに流入する高温水
    によって、前記炉心補給水タンク内から前記原子炉容器
    へのホウ酸水の自然循環流れを生ずるようになっている
    、 原子力発電プラント用の受動的安全注入装置。
JP2165864A 1989-06-26 1990-06-26 原子力発電プラント用の受動的安全注入装置 Expired - Lifetime JP2977234B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/371,299 US5180543A (en) 1989-06-26 1989-06-26 Passive safety injection system using borated water
US371,299 1989-06-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0342595A true JPH0342595A (ja) 1991-02-22
JP2977234B2 JP2977234B2 (ja) 1999-11-15

Family

ID=23463388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2165864A Expired - Lifetime JP2977234B2 (ja) 1989-06-26 1990-06-26 原子力発電プラント用の受動的安全注入装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5180543A (ja)
EP (1) EP0405720B1 (ja)
JP (1) JP2977234B2 (ja)
ES (1) ES2080795T3 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009210283A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Toshiba Corp 静的冷却減圧系および加圧水型原子力プラント
JP2012225895A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Korea Atomic Energy Research Inst Sboとloca対処被動高圧安全注入タンクシステム
JP2013140079A (ja) * 2012-01-05 2013-07-18 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 原子炉隔離時冷却装置
JP2013539024A (ja) * 2010-09-08 2013-10-17 ウエスチングハウス・エレクトリック・カンパニー・エルエルシー 原子炉の補給水中の溶存ガスの除去
JP2016513802A (ja) * 2013-03-12 2016-05-16 ビーダブリューエックスティー エムパワー、インコーポレイテッド 調整された受動的緊急炉心冷却(ecc)フローを有する燃料交換用水タンク(rwst)

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5085825A (en) * 1991-05-03 1992-02-04 General Electric Company Standby safety injection system for nuclear reactor plants
US5268943A (en) * 1992-06-24 1993-12-07 Westinghouse Electric Corp. Nuclear reactor with makeup water assist from residual heat removal system
US5259008A (en) * 1992-06-24 1993-11-02 Westinghouse Electric Corp. Staged depressurization system
DE4344004A1 (de) * 1993-12-23 1995-06-29 Siemens Ag Containment-Sprühsystem, insbesondere für einen Druckwasserreaktor
DE4344323A1 (de) * 1993-12-23 1995-06-29 Siemens Ag Druckwasserreaktor mit Sicherheitseinspeise- und Zusatzboriersystem und Verfahren zum Betrieb eines solchen Druckwasserreaktors
FR2748844B1 (fr) * 1996-05-17 1998-08-14 Framatome Sa Dispositif de recuperation de fluide contenu dans le circuit de refroidissement d'un reacteur nucleaire
DE19752668A1 (de) * 1997-11-27 1999-06-02 Siemens Ag Vorrichtung zur Zufuhr eines neutronenabsorbierenden Fluides in den Primärkreislauf eines Druckwasserreaktors und Verfahren zur Erhöhung der Neutronenabsorption in einem solchen Primärkreislauf
US6795518B1 (en) 2001-03-09 2004-09-21 Westinghouse Electric Company Llc Integral PWR with diverse emergency cooling and method of operating same
CN100341075C (zh) * 2004-12-03 2007-10-03 大亚湾核电运营管理有限责任公司 一种提高核电站安注系统整体可靠性的方法
DE102005050646B4 (de) * 2005-10-20 2010-08-05 Areva Np Gmbh Verfahren zur Drucksteuerung des Drucks eines Kühlmittels im Primärkreislauf einer Kernreaktoranlage sowie Kernreaktoranlage
CN102034559B (zh) * 2010-09-19 2012-08-01 中广核工程有限公司 一种核电站的快速互备系统及其互备方法
US8781057B2 (en) * 2010-12-16 2014-07-15 Babcock & Wilcox Mpower, Inc. Control system and method for pressurized water reactor (PWR) and PWR systems including same
US8638898B2 (en) * 2011-03-23 2014-01-28 Babcock & Wilcox Mpower, Inc. Emergency core cooling system for pressurized water reactor
FR2985841B1 (fr) * 2012-01-18 2014-02-21 Technicatome Systeme d'evacuation de la puissance residuelle d'un reacteur nucleaire a eau sous pression
RU2497208C1 (ru) * 2012-06-04 2013-10-27 Открытое акционерное общество "Российский концерн по производству электрической и тепловой энергии на атомных станциях" (ОАО "Концерн Росэнергоатом") Система расхолаживания ядерного канального реактора
KR101434532B1 (ko) 2012-07-12 2014-08-27 한국원자력연구원 안전주입탱크를 이용한 피동안전주입계통
KR101389276B1 (ko) * 2012-07-13 2014-04-25 한국원자력연구원 원자로의 피동안전계통
KR101343051B1 (ko) 2012-08-03 2013-12-18 한국원자력연구원 안전밸브를 이용한 혼합형 안전주입탱크 시스템
CN103871505A (zh) * 2012-12-11 2014-06-18 中国核动力研究设计院 一种核电厂蒸汽排放系统自动快速冷却方法
CN103928062B (zh) * 2013-01-14 2017-03-01 上海核工程研究设计院 一种自充压堆芯补水系统
KR101447028B1 (ko) * 2013-02-01 2014-10-07 한국원자력연구원 다단 안전주입 장치 및 이를 구비하는 피동안전주입계통
KR101447029B1 (ko) * 2013-02-14 2014-10-08 한국원자력연구원 다단 안전주입 장치 및 이를 구비하는 피동안전주입계통
CN105431908B (zh) 2013-03-15 2017-09-22 BWXT m动力股份有限公司 用于长期反应堆冷却的无源技术
KR101463441B1 (ko) * 2013-05-31 2014-11-21 한국원자력연구원 고농축 붕산 주입 설비 및 이를 구비하는 안전주입계통
CN104347132B (zh) * 2013-07-26 2017-02-15 中广核工程有限公司 核电厂停堆工况下保护主泵的方法
CN105280248B (zh) * 2014-07-09 2018-06-26 国核华清(北京)核电技术研发中心有限公司 非能动蓄压安注系统和非能动蓄压安注方法
KR101570080B1 (ko) 2014-09-22 2015-11-19 한국원자력연구원 원전
KR101789135B1 (ko) * 2016-10-28 2017-10-25 한국원자력연구원 안전주입계통 및 이를 구비하는 원전
KR101925704B1 (ko) * 2017-01-03 2018-12-05 한국수력원자력 주식회사 발전소 정전시 피동 노심냉각 기능을 구비한 원자력 발전소
US20190326026A1 (en) * 2017-01-03 2019-10-24 Korea Hydro & Nuclear Power Co., Ltd Nuclear power plant having improved cooling performance and method for operating same
KR102066325B1 (ko) * 2017-11-09 2020-01-14 한국수력원자력 주식회사 냉각 성능이 개선된 원자력 발전소 및 이의 운전방법
GB2559034B (en) * 2017-12-01 2019-05-08 Rolls Royce Power Eng Plc Safety system
EP3732693A2 (en) 2017-12-29 2020-11-04 NuScale Power, LLC Controlling a nuclear reaction
KR102044832B1 (ko) * 2018-01-04 2019-11-15 한국원자력연구원 안전주입 장치 및 이를 구비하는 원전
US11373769B2 (en) * 2019-12-24 2022-06-28 Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc Passive containment cooling system for a nuclear reactor
GB2606803A (en) * 2020-01-07 2022-11-23 China Nuclear Power Technology Res Inst Co Ltd Safety system for handling severe accident of nuclear power plant and control method therefor
CN111916233A (zh) * 2020-08-13 2020-11-10 中国核动力研究设计院 一种小型压水堆非能动与能动相结合的安全注射系统
US11798697B2 (en) * 2020-08-17 2023-10-24 Terrapower, Llc Passive heat removal system for nuclear reactors
CN113421663B (zh) * 2021-06-18 2022-04-15 中国核动力研究设计院 一种适用于压水堆核电厂的自然循环冷却方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3528884A (en) * 1967-09-28 1970-09-15 Westinghouse Electric Corp Safety cooling system for a nuclear reactor
SE411972B (sv) * 1973-11-20 1980-02-11 Kraftwerk Union Ag Anordning for nodkylning av tryckvattenreaktorer
FR2469779A1 (fr) * 1979-11-16 1981-05-22 Commissariat Energie Atomique Dispositif de refroidissement de secours du coeur d'un reacteur a eau pressurisee
US4753771A (en) * 1986-02-07 1988-06-28 Westinghouse Electric Corp. Passive safety system for a pressurized water nuclear reactor
SE8703849L (sv) * 1987-10-06 1989-04-07 Asea Atom Ab Anordning foer begraensning av ett floede genom ett densitetslaas till en kaernreaktor
US4950448A (en) * 1989-05-11 1990-08-21 General Electric Company Passive heat removal from containment

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009210283A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Toshiba Corp 静的冷却減圧系および加圧水型原子力プラント
JP4592773B2 (ja) * 2008-02-29 2010-12-08 株式会社東芝 静的冷却減圧系および加圧水型原子力プラント
JP2013539024A (ja) * 2010-09-08 2013-10-17 ウエスチングハウス・エレクトリック・カンパニー・エルエルシー 原子炉の補給水中の溶存ガスの除去
JP2012225895A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Korea Atomic Energy Research Inst Sboとloca対処被動高圧安全注入タンクシステム
JP2013140079A (ja) * 2012-01-05 2013-07-18 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 原子炉隔離時冷却装置
JP2016513802A (ja) * 2013-03-12 2016-05-16 ビーダブリューエックスティー エムパワー、インコーポレイテッド 調整された受動的緊急炉心冷却(ecc)フローを有する燃料交換用水タンク(rwst)
US11373768B2 (en) 2013-03-12 2022-06-28 Bwxt Mpower, Inc. Refueling water storage tank (RWST) with tailored passive emergency core cooling (ECC) flow

Also Published As

Publication number Publication date
JP2977234B2 (ja) 1999-11-15
EP0405720A2 (en) 1991-01-02
US5180543A (en) 1993-01-19
EP0405720B1 (en) 1995-11-22
EP0405720A3 (en) 1991-10-23
ES2080795T3 (es) 1996-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0342595A (ja) 原子力発電プラント用の受動的安全注入装置
KR102111813B1 (ko) 소형 모듈식 원자로 안전 시스템
KR101215323B1 (ko) 원자로를 포함하는 원자로 조립체, 원자로용 비상 냉각 시스템, 및 원자로의 비상 냉각 방법
US5102616A (en) Full pressure passive emergency core cooling and residual heat removal system for water cooled nuclear reactors
US11756698B2 (en) Passive emergency feedwater system
KR100300889B1 (ko) 가압수형원자로및증기발생기관의누출을완화시키는방법
CN106816186A (zh) 一种基于分离式热管的一体化压水堆非能动余热排出系统
JPS62187291A (ja) 原子炉の受動的安全装置
EP0359716B1 (en) Intrinsic-safety nuclear reactor of the pressurized water type
JPH0648473Y2 (ja) 原子炉装置
JP2002156485A (ja) 原子炉
KR100419194B1 (ko) 원자로보호용기와 압축탱크를 이용한 비상노심냉각 방법과장치
JPH0664171B2 (ja) 原子炉装置
EP0234566B1 (en) Emergency nuclearreactor core cooling structure
CN104969301A (zh) 压水反应堆减压系统
RU2255388C2 (ru) Гидравлический аккумулятор и способ приготовления текучей среды под давлением
JPH085772A (ja) 原子炉格納容器
JPH01308997A (ja) 沸騰水型原子炉のシュラウドタンクと注入管
JP2548838B2 (ja) 加圧水型原子炉の炉心崩壊熱除去装置
JPH01291197A (ja) 沸騰水型原子炉
KR20150132510A (ko) 장기간 반응기 냉각을 위한 수동형 기법
KR102072689B1 (ko) 원자로
JP2517034B2 (ja) 崩壊熱除去装置
RU2108630C1 (ru) Энергетическая установка
KR102504420B1 (ko) 원자로의 붕산수 공급 시스템 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070910

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910

Year of fee payment: 11