JPH0342449Y2 - - Google Patents

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JPH0342449Y2
JPH0342449Y2 JP7133385U JP7133385U JPH0342449Y2 JP H0342449 Y2 JPH0342449 Y2 JP H0342449Y2 JP 7133385 U JP7133385 U JP 7133385U JP 7133385 U JP7133385 U JP 7133385U JP H0342449 Y2 JPH0342449 Y2 JP H0342449Y2
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blade
sheet metal
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heat roll
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は、プリンタ、フアクシミリまたは複
写機等における定着装置に関し、特にヒートロー
ルに取り付けられたメタリングブレードまたはク
リーニングブレードに関する。
従来技術 従来のヒートロールタイプの複写機等において
は、第2図に示すように、オフセツトしたトナー
のクリーニングを行うため、またはオイル量を規
制するため、ヒートロール1の外周面に先端部が
摺接されるように、クリーニングブレードまたは
メタリングブレード2が取り付けられている。
このブレード2は、第3図からも分るように、
ばね材(りん青銅)3の先端部にフツ素ゴム4が
一体的に固着されているものであり、このブレー
ド2のばね材3がねじ締め等の手段により、構造
体またはカバー4等に固定され、ばね材3の弾性
によつてフツ素ゴム4の先端部がヒートロール1
の外周面に押圧されるようになつているものであ
つた。そしてブレード2が固定される構造体また
はカバー5は、製造コストの低廉化を図るため通
常SPCCまたはSECC材(一般軟鋼材)が使用さ
れていた。
しかしこの従来のクリーニングブレードまたは
メタリングブレードは、構造体5の膨張係数とば
ね材3の膨張係数とが異るため、ブレード本体が
ヒートロール1に接触し、また雰囲気温度が非常
に高いことによつて、両者間に熱応力ひずみが生
じ、第4図に示すように、ブレード2に波打ちが
生じてしまう。これはフツ素ゴム4を取り付ける
板材にばね性を持たすために、非常に薄く(0.1
〜0.5mm)成形してあるため、生じやすいもので
あつた。
このため、クリーニングブレードにおいては、
クリーニング不良による白筋や黒筋の発生、メタ
リングブレードにおいてはオイル規制不足により
オイル筋の発生等の問題が発生していた。またり
ん青銅製のばね材自体が高価なものであり、製造
コストのアツプの要因ともなつていた。
目 的 この考案は、上記従来の複写機等におけるヒー
トロールタイプの定着装置の欠点を解消し、白
筋、黒筋またはオイル筋の発生する虞れがなく、
また製造コストの低廉化を図ることの出来る定着
装置を提供することを目的とするものである。
構 成 この考案は、ヒートロールに摺接されたクリー
ニングブレードまたはメタリングブレードを有す
る定着装置であつて、これらブレードが、ブレー
ドが取り付けられる構造体と同じ材質の板金部材
に、フツ素ゴムを一体成形したものであり、その
板金部材が上記構造体に交換可能に螺着されてい
ることを特徴とするものである。
以下この考案を、図面に示す実施例に基づい
て、さらに詳細に説明を行う。
第1図において、フツ素ゴム4が一体的に固着
される板金部材13は、これが固定される構造体
と同じ一般の軟鋼材であるFe材(SPCC材または
SECC材)で形成してある。
このように板金部材13をこれが取り付けられ
る構造体と同じFe材製としたことにより、熱膨
張によつて両者の間に熱応力ひずみが生じる虞れ
がなく、従来のようにブレードの波打ちによる白
筋、黒筋またはオイル筋が発生するといつた虞れ
が無くなるものである。
また一般にりん青銅よりも安いFe材を使用す
ることにより、製造コストの低廉化を図ることが
出来るという効果も併せ有するものである。
なお、ヒートロールとブレードとの接触性は、
第1図のlの長さを適宜選択することによつて、
また接触圧を上げることによつて保つことが出来
るものである。
上記ブレード12は、第3図における従来のも
のと同様に、ヒートロール1に摺接されて使用さ
れるものである。
なお、第3図においてヒートロール1には、互
いに外周面が圧接されるように、加圧ロール6が
隣接して配設されているが、この加圧ロール6の
従来のものは、第5図に示すように、棒材7,
7′およびパイプ材8を互いに圧接し、棒材7,
7′のそれぞれα,α′の部分を切削して、一つの
芯金として加工成形されていた。
しかしこの従来の加工ロールは、十分な接着力
を得るためにパイプ材8の肉厚をかなり厚くとら
なければならず重く、また材料費および加工費に
よつてコストアツプの要因となつていた。
そこで本考案の考案者は、第6図に示すよう
な、ロール形状に成形された棒材17の表面にパ
イプ材18を、塑性加工によつて一体的に張り付
けたものを考案した。このような加圧ロール15
は、第6図のb対aが、b/a≧1/2のものは既
に知られているが、軽量化を図るためb/a<1/
2としようとすると、第6図のA,A′の部分にク
ラツクが入るので実用化が難しかつた。
そこで、本考案者は、パイプ材18の塑性加工
の絞り工程を2段階以上に分けることにより、ク
ラツクの発生を防止し、b/a≦1/3となるよう
な加工を可能とした。これによつて低コスト、軽
量化が可能となるものである。
効 果 以上のようにこの考案によれば、クリーニング
ブレードまたはメタリングブレードが、ブレード
が取り付けられる構造体と同じ材質の板金部材に
フツ素ゴムを一体成形したものであり、その板金
部材が上記構造体に交換可能に螺着されているこ
とにより、従来のようにブレードの波打ちによつ
て白筋、黒筋またはオイル筋の発生する虞れがな
く、また製造コストの低廉化を図ることが出来る
という優れた効果をを有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す側断面図、
第2図は従来の定着装置を示す概略側面図、第3
図は第2図のブレードを示す斜視図、第4図はブ
レードの波打ち状態を示す説明図、第5図は従来
の加圧ロールを示す側断面図、第6図は新規な加
圧ロールを示す側断面図である。 1……ヒートロール、4……フツ素ゴム、5…
…構造体、12……ブレード、13……板金部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒートロールに摺接されたクリーニングブレー
    ドまたはメタリングブレードを有する定着装置で
    あつて、これらブレードが、ブレードが取り付け
    られる構造体と同じ材質の板金部材にフツ素ゴム
    を一体成形したものであり、その板金部材が上記
    構造体に交換可能に螺着されていることを特徴と
    する定着装置。
JP7133385U 1985-05-14 1985-05-14 Expired JPH0342449Y2 (ja)

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JP7133385U JPH0342449Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

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JP7133385U JPH0342449Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

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JPS61188165U JPS61188165U (ja) 1986-11-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH089735Y2 (ja) * 1989-05-16 1996-03-21 株式会社リコー 画像形成装置
JP6241168B2 (ja) * 2013-09-20 2017-12-06 カシオ電子工業株式会社 ドラム現像ユニット及び画像形成装置

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JPS61188165U (ja) 1986-11-22

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