JPH0341770Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0341770Y2 JPH0341770Y2 JP1986123936U JP12393686U JPH0341770Y2 JP H0341770 Y2 JPH0341770 Y2 JP H0341770Y2 JP 1986123936 U JP1986123936 U JP 1986123936U JP 12393686 U JP12393686 U JP 12393686U JP H0341770 Y2 JPH0341770 Y2 JP H0341770Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter paper
- holder
- paper holder
- dust collector
- suction nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 12
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、濾紙を用いたダスト補集器に関す
るものであつて、特に通常、環境粒子のための大
容量サンプラとしての使用に好適の構造としたも
のである。
るものであつて、特に通常、環境粒子のための大
容量サンプラとしての使用に好適の構造としたも
のである。
(従来の技術)
ダスト補集器には濾紙を用いるものと、濾紙に
よらず内部にガラス繊維などを充填したダストチ
ユーブを用いるものの2種類があるが、通常、構
造簡単で操作も容易である濾紙使用型の方が一般
的とされている。
よらず内部にガラス繊維などを充填したダストチ
ユーブを用いるものの2種類があるが、通常、構
造簡単で操作も容易である濾紙使用型の方が一般
的とされている。
濾紙を用いるダスト補集器には第5図に示すよ
うに、吸引ノズルイと濾紙ホルダーロとの間に円
形濾紙ハを挟止するものと、第6図のように吸引
ノズルイ′の基端に一端開口する容器状の濾紙
ハ′の口部をかぶせ、これを濾紙ホルダーロ′で被
包するものがあるが、いずれにしても吸引流量は
10〜20/min程度と小さく、大容量のものが要
求されていた。
うに、吸引ノズルイと濾紙ホルダーロとの間に円
形濾紙ハを挟止するものと、第6図のように吸引
ノズルイ′の基端に一端開口する容器状の濾紙
ハ′の口部をかぶせ、これを濾紙ホルダーロ′で被
包するものがあるが、いずれにしても吸引流量は
10〜20/min程度と小さく、大容量のものが要
求されていた。
(考案が解決しようとする問題点)
濾紙を用いるダスト補集器は、濾紙の装脱が容
易であること、濾紙装着部に空気の漏れがないこ
と、ならびに煙道またはダクトに取付けられた測
定孔(通常、100mmφ)に挿入できる寸法のもの
であることが要件とされ、このため濾紙ホルダー
に適合する形状の円形濾紙や容器状濾紙が用いら
れており、前記した環境中の浮遊粒子物質の試料
採取に用いられる大容量サンプラに取りつける長
方形状の平板濾紙(8″×10″)をダスト補集器に
利用することは困難とされていた。
易であること、濾紙装着部に空気の漏れがないこ
と、ならびに煙道またはダクトに取付けられた測
定孔(通常、100mmφ)に挿入できる寸法のもの
であることが要件とされ、このため濾紙ホルダー
に適合する形状の円形濾紙や容器状濾紙が用いら
れており、前記した環境中の浮遊粒子物質の試料
採取に用いられる大容量サンプラに取りつける長
方形状の平板濾紙(8″×10″)をダスト補集器に
利用することは困難とされていた。
(問題点を解決するための手段)
これに対し、上記長方形の平板濾紙(8″×10″)
を、平板状のままでなく、これをまるめて両側縁
を接着し円筒状としたのち、その内周面を通気性
を有する濾紙ホルダーに保持させた状態でダスト
補集器本体内に収容すれば、前記円形濾紙および
容器状濾紙と同様の手段で四周縁を確実に挟止保
持することができ、ダスト補集器を小型化するこ
とができる。この考案は上記の点に着目して開発
したものである。
を、平板状のままでなく、これをまるめて両側縁
を接着し円筒状としたのち、その内周面を通気性
を有する濾紙ホルダーに保持させた状態でダスト
補集器本体内に収容すれば、前記円形濾紙および
容器状濾紙と同様の手段で四周縁を確実に挟止保
持することができ、ダスト補集器を小型化するこ
とができる。この考案は上記の点に着目して開発
したものである。
(考案の実施例)
この考案の実施例を図面について説明すると、
第1図および第3図において1は主体筒部であつ
て、先端に吸引ノズル2が締付環3およびパツキ
ン4を介して回動可能に取りつけられ、後端には
吸引ポンプに連なる接続管5が螺挿取付されてい
る。
第1図および第3図において1は主体筒部であつ
て、先端に吸引ノズル2が締付環3およびパツキ
ン4を介して回動可能に取りつけられ、後端には
吸引ポンプに連なる接続管5が螺挿取付されてい
る。
この主体筒部1内には、焼結金属で作られた周
壁が通気性筒体からなる濾紙ホルダー6が、その
内部に所要の濾紙aを装入したのち、先端を前記
パツキン4に当接し、また後端は栓体7を挿入
し、かつバネ8を介して常時前方に押送されるよ
うに収容されている。この濾紙ホルダー6は第3
図および第2図に明らかなように上下二つ割部材
として作られ、その合わせ目に設けられた蝶番
9、ならびに係脱自在の締付金具10を介して開
閉自在に形成され、かつ外周面に上下に突出して
設けた係止片11,11を主体筒部1内面に設け
た案内溝12に係合して、主体筒部1内に同心的
に保持固定されるようになつている(第2図参
照)。
壁が通気性筒体からなる濾紙ホルダー6が、その
内部に所要の濾紙aを装入したのち、先端を前記
パツキン4に当接し、また後端は栓体7を挿入
し、かつバネ8を介して常時前方に押送されるよ
うに収容されている。この濾紙ホルダー6は第3
図および第2図に明らかなように上下二つ割部材
として作られ、その合わせ目に設けられた蝶番
9、ならびに係脱自在の締付金具10を介して開
閉自在に形成され、かつ外周面に上下に突出して
設けた係止片11,11を主体筒部1内面に設け
た案内溝12に係合して、主体筒部1内に同心的
に保持固定されるようになつている(第2図参
照)。
(作図、効果)
この考案は上記の構造であつて、これを使用す
るには前記したように大型の平板濾紙をまるめて
両側縁を接着し、円筒状とした濾紙あるいは最初
からあらかじめ円筒状に製造した、円筒状濾紙a
を、第4図に示すように予め左右開放した濾紙ホ
ルダー6内に収容したのち、濾紙ホルダー6を閉
塞して、濾紙aを濾紙ホルダー6内に定着したの
たち、濾紙ホルダー6の後端にバネ8付きの栓体
7を嵌挿し、この濾紙ホルダー6を予め吸引ノズ
ル2を除去した主体筒部1内に、その係止片1
1,11を案内溝12,12に係合させて挿入
し、次いで主体筒部1の先端に吸引ノズル2を締
付環3を介して装着し一体とするものである。
るには前記したように大型の平板濾紙をまるめて
両側縁を接着し、円筒状とした濾紙あるいは最初
からあらかじめ円筒状に製造した、円筒状濾紙a
を、第4図に示すように予め左右開放した濾紙ホ
ルダー6内に収容したのち、濾紙ホルダー6を閉
塞して、濾紙aを濾紙ホルダー6内に定着したの
たち、濾紙ホルダー6の後端にバネ8付きの栓体
7を嵌挿し、この濾紙ホルダー6を予め吸引ノズ
ル2を除去した主体筒部1内に、その係止片1
1,11を案内溝12,12に係合させて挿入
し、次いで主体筒部1の先端に吸引ノズル2を締
付環3を介して装着し一体とするものである。
こうして濾紙aを挟止して組み立てられたダス
ト補集器は所要の煙道またはダクト内に吸引ノズ
ル2をガス流れに向けて取りつけられ、接続管5
を外部に設けた吸引ポンプに接続して大容量の試
料ガスを採取することができ、前記従来の吸引流
量(10〜20/min程度)に対して数100/
min〜1m3/minと大幅に流量を引き上げること
ができる。そして、この場合、濾紙aは前記した
ように、既存の平板濾紙をその長手方向を中心軸
として作つた円筒濾紙を用いることができ、また
金属成分等の分析にも利用できる等、極めて効率
的である。
ト補集器は所要の煙道またはダクト内に吸引ノズ
ル2をガス流れに向けて取りつけられ、接続管5
を外部に設けた吸引ポンプに接続して大容量の試
料ガスを採取することができ、前記従来の吸引流
量(10〜20/min程度)に対して数100/
min〜1m3/minと大幅に流量を引き上げること
ができる。そして、この場合、濾紙aは前記した
ように、既存の平板濾紙をその長手方向を中心軸
として作つた円筒濾紙を用いることができ、また
金属成分等の分析にも利用できる等、極めて効率
的である。
第1図は側面断面図、第2図は第1図−位
置における正面断面図、第3図は全体の分解斜面
図、第4図は濾紙をホルダーに装着する順序を示
す斜図面、第5図、第6図は従来のダスト補集器
の各例を示す側面断面図である。 1……主体筒部、2……吸引ノズル、3……締
付環、5……接続管、6……濾紙ホルダー、9…
…蝶番、10……締付金具、11……係止片、1
2……案内溝を示す。
置における正面断面図、第3図は全体の分解斜面
図、第4図は濾紙をホルダーに装着する順序を示
す斜図面、第5図、第6図は従来のダスト補集器
の各例を示す側面断面図である。 1……主体筒部、2……吸引ノズル、3……締
付環、5……接続管、6……濾紙ホルダー、9…
…蝶番、10……締付金具、11……係止片、1
2……案内溝を示す。
Claims (1)
- 先端に吸引ノズル2、後端に吸引ポンプに連な
る連続管5を有する直筒状の主体筒状1の内部
に、両端開口の円筒状濾紙aを嵌挿すべき周壁が
通気性の2つ割部材で構成された筒体からなる濾
紙ホルダー6をその後端を閉塞して収容保持して
なるダスト補集器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986123936U JPH0341770Y2 (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986123936U JPH0341770Y2 (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6332615U JPS6332615U (ja) | 1988-03-02 |
JPH0341770Y2 true JPH0341770Y2 (ja) | 1991-09-02 |
Family
ID=31015498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986123936U Expired JPH0341770Y2 (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0341770Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000230887A (ja) * | 1999-02-09 | 2000-08-22 | Horiba Ltd | パーティキュレート捕集装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2335799A1 (en) * | 2009-12-04 | 2011-06-22 | Nifco UK Limited | Separation system for separating particles of solid or liquid dispersed in a gas |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS524607U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-13 | ||
JPS5615556U (ja) * | 1979-07-16 | 1981-02-10 | ||
JPS575804B2 (ja) * | 1973-02-01 | 1982-02-02 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55172839U (ja) * | 1979-05-31 | 1980-12-11 | ||
JPH0116499Y2 (ja) * | 1980-06-11 | 1989-05-16 |
-
1986
- 1986-08-12 JP JP1986123936U patent/JPH0341770Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS575804B2 (ja) * | 1973-02-01 | 1982-02-02 | ||
JPS524607U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-13 | ||
JPS5615556U (ja) * | 1979-07-16 | 1981-02-10 |
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---|---|---|---|---|
JP2000230887A (ja) * | 1999-02-09 | 2000-08-22 | Horiba Ltd | パーティキュレート捕集装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6332615U (ja) | 1988-03-02 |