JPH0244821Y2 - - Google Patents

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JPH0244821Y2
JPH0244821Y2 JP9731486U JP9731486U JPH0244821Y2 JP H0244821 Y2 JPH0244821 Y2 JP H0244821Y2 JP 9731486 U JP9731486 U JP 9731486U JP 9731486 U JP9731486 U JP 9731486U JP H0244821 Y2 JPH0244821 Y2 JP H0244821Y2
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filter paper
walls
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shaped
upper holder
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JP9731486U
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JPS636021U (ja
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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、濾紙を用いたダスト捕集器に関す
るものであつて、特に通常、環境粒子のための大
容量サンプラに使用される平板濾紙を利用できる
大容量の構造としたものである。
(従来の技術) ダスト捕集器には濾紙を用いるものと、濾紙に
よらず内部にガラス繊維などを充填したダストチ
ユーブを用いるものの2種類があるが、通常、構
造簡単で操作も容易である濾紙使用型の方が一般
的とされている。
濾紙を用いるダスト捕集器には第8図に示すよ
うに、吸引ノズル(イ)と濾紙ホルダー(ロ)と
の間に円形濾紙(ハ)を挾止するものと、第9図
のように吸引ノズル(イ′)の基端に一端開口す
る容器状の濾紙(ハ′)の口部をかぶせ、これを
濾紙ホルダー(ロ′)で被包するものがあるが、
いずれにしても吸引流量は10〜20/min程度と
小さく、大容量のものが要求されていた。
(考案が解決しようとする問題点) 濾紙を用いるダスト捕集器は、濾紙の装脱が容
易であること、濾紙装着部に空気の漏れがないこ
と、ならびに煙道またはダクトに取付けられた測
定孔(通常、100mmφ)に挿入できる寸法のもの
であることが要件とされ、このため濾紙ホルダー
に適合する形状の円形濾紙や容器状濾紙が用いら
れており、前記した環境中の浮遊粒子状物質の試
料採取に用いられる大容量サンプラに取りつける
長方形状の平板濾紙(8″×10″)をダスト捕集器
に利用することは困難とされていた。
(問題点を解決するための手段) これに対し、長方形の平板濾紙を、平板状のま
までなく、これを湾曲して、とい状とし、その両
側縁および湾曲縁を濾紙ホルダーに保持すれば、
前記円形濾紙および容器状濾紙と同様の手段で四
周縁を確実に挾止することができ、ダスト捕集器
を小型化することができる。この考案は上記の点
に着目して開発したものである。
(考案の実施例) この考案の実施例を図面について説明すると、
全体は第7図に明らかなように上部ホルダーA
と、下部ホルダーBで構成されている。
上部ホルダーAは、第1図、第2図、第3図に
明らかなように先端に吸引ノズル1が締付環2を
介して回動可能に取りつけられ、両側面には接続
用耳3…が突設された下面開口する送容器状に作
られ、かつ両側壁に連なる前後壁は半円状の垂下
壁4,5として下方に突出し、吸引ノズル1の基
端は前部垂下壁4の内面に開口している。
下部ホルダーBは、第4図、第5図、第6図に
明らかなように、内面に上部ホルダーAの両側壁
下面および前後垂下壁4,5周面を受支する棚縁
6を有する受容器状に作られ、後壁には吸引管7
が連設されている。この吸引管7は後壁の下方に
開口する円弧状の吸引孔8を介して受容器状部分
を連通している。そして外側上縁には接続用耳9
…が突設され、また棚縁6の所要部分にOリング
嵌入用の溝10が凹設されている。
これら上部ホルダーA、下部ホルダーB間に濾
紙を挾止保持には、第7図に明らかなように平板
濾紙aを、その両側縁に沿う部分を直角に折曲す
るとともに、中間部分を円弧曲面にまるめ、これ
を濾紙保持金網11、多孔板よりなる台座金網1
2に重ね、前後端にOリングを嵌装して、下部ホ
ルダーBの棚縁6上に載置する。(第5図、第6
図参照) 次いで上方から上部ホルダーAを、その前後垂
下壁4,5下面で濾紙aの前後縁に接するように
して下部ホルダーB上に重ねる。この結果、濾紙
aは濾紙保持金網11、台座金網12ならびOリ
ングを介して下部ホルダーBの棚縁6と、上部ホ
ルダーAの両側縁下面および垂下壁4,5下面と
の間に挾接保持される。次いで上下ホルダーの接
続用耳3…、9…にわたつてネジ13…を挿通し
蝶ナツト等のナツトで締付固定して全体を一体と
するものである。
(作用、効果) こうして濾紙aを挾止して組み立てられたダス
ト捕集器は所要の煙道またはダクト内に吸引ノズ
ル1をガス流れに向けて取りつけられ、吸引管7
を外部に設けた吸引ポンプに接続して大容量の試
料ガスを採用することができ、前記従来の吸引流
量(10〜20/min程度)に対して数100/
min〜1m3/minと大幅に流量を引き上げること
ができる。そして、この場合、濾紙aは前記した
ように既存の平板濾紙をそのまま用いることがで
きまた金属成分等の分析にも活用でき、極めて効
率的である等、多くの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は上部ホルダーの平面
図、側面断面図、正面断面図、第4,5、6図は
同じく下部ホルダーの平面図、側面断面図、正面
断面図、第7図は全体の分解斜面図、第8図、第
9図は従来のダスト捕集器の各例を示す側面断面
図である。 A…上部ホルダー、B…下部ホルダー、a…平
板濾紙、1…吸引ノズル、2…締付環、3,9…
接続用耳、4,5…垂下壁、6…棚縁、7…吸引
管、8…吸引孔、10…Oリング嵌入用の溝、1
1…濾紙保持金網、12…台座金網を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下面開口する逆容器状で、かつ両側壁に連なる
    前後壁が半円状の垂下壁4,5として下方に突出
    し、その一方に締付環2を介して吸引ノズル1が
    接続されている上部ホルダーAと、受容器状で、
    かつ内周面に上部ホルダーAの両側壁下面および
    垂下壁4,5周面を受支すべき棚縁6が付成さ
    れ、さらに後壁に内部に連通する吸引管7が連設
    されている下部ホルダーBからなり、これら上下
    ホルダーA、Bの間に、両側縁を直角の折り曲
    げ、中間を円弧状にまるめた平板濾紙aを濾紙保
    持金網11と共に挾入して保持するようにしたダ
    スト捕集器。
JP9731486U 1986-06-25 1986-06-25 Expired JPH0244821Y2 (ja)

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JP9731486U JPH0244821Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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JP9731486U JPH0244821Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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Publication Number Publication Date
JPS636021U JPS636021U (ja) 1988-01-16
JPH0244821Y2 true JPH0244821Y2 (ja) 1990-11-28

Family

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JP9731486U Expired JPH0244821Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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