JPH0341708Y2 - - Google Patents

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JPH0341708Y2
JPH0341708Y2 JP1986071411U JP7141186U JPH0341708Y2 JP H0341708 Y2 JPH0341708 Y2 JP H0341708Y2 JP 1986071411 U JP1986071411 U JP 1986071411U JP 7141186 U JP7141186 U JP 7141186U JP H0341708 Y2 JPH0341708 Y2 JP H0341708Y2
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container
infusion
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cross
heat
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、輸液の排出に従つて扁平化していく
輸液用容器に関する。
<従来の技術> 従来の技術としては、実開昭59−79138号公報
に示されているものである。すなわち、口部と接
続する楕円ないし長円形断面を有する筒状胴部の
開口端がシールされて懸架孔が設けられ、上記断
面の両側縁が最小肉厚であつて、胴部中央に向つ
て除々に肉厚が増加し、前記筒状胴部の与えられ
た縦方向の肉厚が均一であつて、かつ胴部の内外
面が平滑であることを特徴とする輸液用プラスチ
ツク容器である。
<考案が解決しようとする問題点> しかし、上記容器は、筒状胴部の開口端をシー
ルして底部が形成されているので、輸液用容器と
しては、必ずしも衛生的とはいえないという問題
点がある。
そこで、この問題点を解決するために、中空成
形により、胴部と底部を一体に設けた輸液用容器
が考えられる。
そのためには、中空成形により形成される硬く
て扁平化しずらい底部を考慮し、輸液をいかにし
て効率よく、スムーズに排出させるかの課題を解
決されなければならない。
本考案は、上記課題をその課題とする。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、底部を有し、かつ透明である胴部断
面の肉厚が均一である中空容器の胴部下方に胴部
内面が相互に接着された熱シール部を設け、該熱
シール部の下方に接着されていない空間部を介し
て底部を設け、該底部の外表面に懸架孔を設けた
ことを特徴とする輸液用容器を提供することによ
り、上記課題を解決する。
<作 用> 本考案の輸液用容器は、その胴部下方に熱シー
ル部が設けられており、輸液は該熱シール部の上
方に収納されているので、輸液用容器を逆さまに
して底部の懸架孔により吊り下げると、輸液がス
ムーズに排出されるとともに、容器内部に生じる
減圧化によつて容器は自動的に容積を減少し、適
度に扁平化していく。
<実施例> 以下、本考案を図面の実施例を用いて詳細に説
明する。
本考案の輸液用容器1は、ポリエチレンやポリ
プロピレン等のプラスチツクからなり、中空成形
して口部2、胴部3、底部4、輸液時の倒立懸吊
用の懸架孔5を一体に設け、さらに、前記胴部3
の下方に熱シール部6を設けた断面楕円状の容器
である。 ここで、上記熱シール6は胴部内面が
相互に接着することにより設けるものであり、ま
た懸架孔5は前記熱シール6の下方に空間部を介
して底部が設けられ、この底部の外表面に設ける
ものである。前記胴部3は、その断面の肉厚が不
均一すぎると、容器が扁平化しすぎて液面の変化
が大きいために正確な液面がわかりにくく、ま
た、透明性に差ができ、液面が見ずらい場合があ
る。したがつて、胴部3断面の肉厚は、均一であ
ることが望ましく、その厚さは、0.25〜0.45mmで
好ましくは、0.30〜0.35mmである。
この場合、扁平ダイスより押出された扁平パリ
ソンを用いることにより、前記胴部3断面の肉厚
は、均一に成形される。
<効 果> 本考案の輸液用容器は、中空成形により、口
部、胴部、底部が一体に設けられるので、容器内
には清潔なブローエアーしか入らないので衛生的
である。
また、前記胴部下方に熱シール部を設けている
ので、中空成形により形成される硬くて扁平かし
ずらい容器底部付近に輸液はないので、輸液の残
液量は少なく、排出性が向上する。
さらに、実施例のように胴部断面の肉厚を均一
にすることにより、輸液の排出に伴う容器の適度
な偏平化と透明性がえられ、液面の高さが見やす
い。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例をしめし、第1図はそ
の縦断面図である。 1……輸液用容器、2……口部、3……胴部、
4……底部、5……懸架孔、6……熱シール部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底部を有し、かつ透明である胴部断面の肉厚が
    均一である中空容器の胴部下方に胴部内面が相互
    に接着された熱シール部を設け、該熱シール部の
    下方に接着されていない空間部を介して底部を設
    け、該底部の外表面に懸架孔を設けたことを特徴
    とする輸液用容器。
JP1986071411U 1986-05-13 1986-05-13 Expired JPH0341708Y2 (ja)

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JP1986071411U JPH0341708Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13

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JPS62183842U JPS62183842U (ja) 1987-11-21
JPH0341708Y2 true JPH0341708Y2 (ja) 1991-09-02

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JP (1) JPH0341708Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5979138U (ja) * 1982-11-18 1984-05-29 株式会社ニツシヨ− 輸液用プラスチツク容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62183842U (ja) 1987-11-21

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