JPH0340136B2 - - Google Patents
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- JPH0340136B2 JPH0340136B2 JP58141793A JP14179383A JPH0340136B2 JP H0340136 B2 JPH0340136 B2 JP H0340136B2 JP 58141793 A JP58141793 A JP 58141793A JP 14179383 A JP14179383 A JP 14179383A JP H0340136 B2 JPH0340136 B2 JP H0340136B2
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G1/00—Driving-belts
- F16G1/28—Driving-belts with a contact surface of special shape, e.g. toothed
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- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D15/00—Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used
- D03D15/20—Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used characterised by the material of the fibres or filaments constituting the yarns or threads
- D03D15/283—Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used characterised by the material of the fibres or filaments constituting the yarns or threads synthetic polymer-based, e.g. polyamide or polyester fibres
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D29/00—Producing belts or bands
- B29D29/08—Toothed driving belts
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- B29D29/085—Double-toothed driving belts
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- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
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- D03D1/0094—Belts
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- D10B2331/00—Fibres made from polymers obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. polycondensation products
- D10B2331/02—Fibres made from polymers obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. polycondensation products polyamides
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- Textile Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はタイミングベルト等のベルトに使用さ
れるフエーシングフアブリツクに関する。
れるフエーシングフアブリツクに関する。
タイミングベルトは片面又は両面に凸部又は歯
を有し、例えば自転車において調時動作に使用さ
れるベルトである。「フエーシングフアブリツク」
は例えばタイミングベルトの表面に結合し、凸部
又は歯を覆つてその強度を高め、歯の剪断防止に
役立たせるのに適したフアブリツク(織布)を意
味している。
を有し、例えば自転車において調時動作に使用さ
れるベルトである。「フエーシングフアブリツク」
は例えばタイミングベルトの表面に結合し、凸部
又は歯を覆つてその強度を高め、歯の剪断防止に
役立たせるのに適したフアブリツク(織布)を意
味している。
公知のフエーシングフアブリツクは、完全には
満足できるものではない。現在の全てのフエーシ
ングフアブリツクは横糸伸張である。フアブリツ
クはナイロン又はポリエステル繊維にパルキング
(嵩高処理)を施して伸張の容易化を図り、次に
上記パルキー繊維を横糸にし、剛性の高いナイロ
ン又はポリエステル繊維を縦糸にして織られる。
そのようなフアブリツクはその嵩及び伸張状態を
保つように処理される。次にフアブリツクはネオ
プレン等のゴムで更に処理され、その後に、モー
ルド(型)に入れられてタイミングベルトが成形
され、モールドの内面形状により歯又は表面凸部
がフエーシングフアブリツクに形成される。この
方法ではフアブリツクはモールドへ入れられる前
に伸張状態にある。この固有の伸張特性はフアブ
リツクで歯を正確に成形しようとする場合に必要
である。
満足できるものではない。現在の全てのフエーシ
ングフアブリツクは横糸伸張である。フアブリツ
クはナイロン又はポリエステル繊維にパルキング
(嵩高処理)を施して伸張の容易化を図り、次に
上記パルキー繊維を横糸にし、剛性の高いナイロ
ン又はポリエステル繊維を縦糸にして織られる。
そのようなフアブリツクはその嵩及び伸張状態を
保つように処理される。次にフアブリツクはネオ
プレン等のゴムで更に処理され、その後に、モー
ルド(型)に入れられてタイミングベルトが成形
され、モールドの内面形状により歯又は表面凸部
がフエーシングフアブリツクに形成される。この
方法ではフアブリツクはモールドへ入れられる前
に伸張状態にある。この固有の伸張特性はフアブ
リツクで歯を正確に成形しようとする場合に必要
である。
公知のフアブリツクを使用する場合(特にタイ
ミングベルトに組み入れる場合)、更に次のよう
な障害が生じる。
ミングベルトに組み入れる場合)、更に次のよう
な障害が生じる。
第1に、公知のフアブリツクは横糸伸張のみで
あるので、ベルトの歯又は凸部を覆うために短い
フアブリツクしか使用できない。市販品による
と、横糸伸張フアブリツクは幅2mのものまで利
用でき、その幅はフアブリツクを製造する織機の
最大可能幅と仕上中の高バルキング収縮により制
限される。この問題はフアブリツクを横糸伸張の
代りに縦糸伸張することにより解決できる可能性
があり、この場合は生産できるフアブリツクのロ
ールの長さから制限を受けるだけである。上記解
決策は、タイミングベルトに組み入れる前に行わ
れるゴムコーテイングの準備工程のために、充分
には満足のいく結果を得ることができない。上記
準備工程にはフアブリツクに縦糸方向の引張りを
加える作業が含まれているので、フアブリツクの
間隙が開き、溶融ゴムが開いた間隙(孔)の内部
に入り込む。このゴムは上記孔を塞ぎ、フアブリ
ツクが伸縮性のある状態に戻ること(これはベル
トのモールデイング時に必要である)を阻止す
る。
あるので、ベルトの歯又は凸部を覆うために短い
フアブリツクしか使用できない。市販品による
と、横糸伸張フアブリツクは幅2mのものまで利
用でき、その幅はフアブリツクを製造する織機の
最大可能幅と仕上中の高バルキング収縮により制
限される。この問題はフアブリツクを横糸伸張の
代りに縦糸伸張することにより解決できる可能性
があり、この場合は生産できるフアブリツクのロ
ールの長さから制限を受けるだけである。上記解
決策は、タイミングベルトに組み入れる前に行わ
れるゴムコーテイングの準備工程のために、充分
には満足のいく結果を得ることができない。上記
準備工程にはフアブリツクに縦糸方向の引張りを
加える作業が含まれているので、フアブリツクの
間隙が開き、溶融ゴムが開いた間隙(孔)の内部
に入り込む。このゴムは上記孔を塞ぎ、フアブリ
ツクが伸縮性のある状態に戻ること(これはベル
トのモールデイング時に必要である)を阻止す
る。
第2に、ベルト性能の良否は概ね横糸だけに左
右され、縦糸はフアブリツクを処理する間に支え
としての働きをし、モールド内にフアブリツクを
フアブリツクとして置くことを可能にしているの
にすぎない。縦糸は実質的にベルトの役割りを果
していない。横糸だけが歯を支えている。タイミ
ングベルトでは横糸と交差する歯の底部でのフア
ブリツクの裂開が主要な問題となるが、縦糸では
これを防ぐことはできない。
右され、縦糸はフアブリツクを処理する間に支え
としての働きをし、モールド内にフアブリツクを
フアブリツクとして置くことを可能にしているの
にすぎない。縦糸は実質的にベルトの役割りを果
していない。横糸だけが歯を支えている。タイミ
ングベルトでは横糸と交差する歯の底部でのフア
ブリツクの裂開が主要な問題となるが、縦糸では
これを防ぐことはできない。
第3に、崇高繊維又は糸は歯の表面で伸張され
るとほぼ元の状態に戻り、そのためにフアブリツ
クは横糸及び縦糸の両方がかなり剛性の高い状態
に戻つて横糸及び縦糸の両方向にクツシヨニング
効果がなくなる。従つて公知のベルトには騒音発
生量が多いという問題がある。
るとほぼ元の状態に戻り、そのためにフアブリツ
クは横糸及び縦糸の両方がかなり剛性の高い状態
に戻つて横糸及び縦糸の両方向にクツシヨニング
効果がなくなる。従つて公知のベルトには騒音発
生量が多いという問題がある。
第4に、歯の形状を改良や改変にともなつて、
フアブリツクの伸張量も変える必要があるが、現
時点では織り構造の異なるフアブリツクを生産す
る以外には伸張量を変えることはできない。
フアブリツクの伸張量も変える必要があるが、現
時点では織り構造の異なるフアブリツクを生産す
る以外には伸張量を変えることはできない。
本発明の目的は、フエーシングフアブリツクを
製造する場合や、該フアブリツクをタイミングベ
ルトに組み入れる場合に生じる上記問題を解決す
ることにある。
製造する場合や、該フアブリツクをタイミングベ
ルトに組み入れる場合に生じる上記問題を解決す
ることにある。
上記目的を達成するために本発明は、ゴムコー
テイングが施されて歯付きベルトの耐摩耗表面と
して使用されるフエーシングフアブリツクであつ
て、横糸が剛性が高く、嵩高になつているととも
に、ベルトの幅方向に延びており、全ての縦糸が
半延伸糸であつてベルトの長手方向に延びてお
り、上記横糸が上記縦糸よりも張り出して、ベル
トの一部において、耐摩耗表面を形成しており、
縦糸が横糸に埋まつていることを特徴とするベル
トのフエーシングフアブリツクを提供しようとす
るものである。
テイングが施されて歯付きベルトの耐摩耗表面と
して使用されるフエーシングフアブリツクであつ
て、横糸が剛性が高く、嵩高になつているととも
に、ベルトの幅方向に延びており、全ての縦糸が
半延伸糸であつてベルトの長手方向に延びてお
り、上記横糸が上記縦糸よりも張り出して、ベル
トの一部において、耐摩耗表面を形成しており、
縦糸が横糸に埋まつていることを特徴とするベル
トのフエーシングフアブリツクを提供しようとす
るものである。
横糸は基準連続フイラメント糸に撚りを掛けた
方が都合が良い。
方が都合が良い。
次に図面により説明する。
まず第1図の公知のフエーシングフアブリツク
10は嵩高(バルキー)ナイロン又はポリエステ
ルの横糸11を備え、横糸11が剛性の高いナイ
ロン又はポリエステルの縦糸12と織り合わされ
ている。
10は嵩高(バルキー)ナイロン又はポリエステ
ルの横糸11を備え、横糸11が剛性の高いナイ
ロン又はポリエステルの縦糸12と織り合わされ
ている。
フアブリツク10はその嵩及び伸張状態を確実
に保つように仕上処理を受ける。モールド(型)
内においてタイミングベルトを成形する前に、フ
アブリツク10にはネオプレン等のゴムによりコ
ーテイングが施される。このコーテイング作業
中、フアブリツク10は縦糸方向の引張状態に保
たれる。
に保つように仕上処理を受ける。モールド(型)
内においてタイミングベルトを成形する前に、フ
アブリツク10にはネオプレン等のゴムによりコ
ーテイングが施される。このコーテイング作業
中、フアブリツク10は縦糸方向の引張状態に保
たれる。
モールド(図示せず)は一般にドラム状で、タ
イミングベルトの歯の所望の形状及び位置に対応
する溝又は切欠きを内面に備えている。フアブリ
ツク10はまずモールド内に置かれ、自転車タイ
ヤとある程度同様に、フアブリツク10上に何層
かにわたつてベルトが形成される。形成時にベル
トは例えば加硫ポツト(図示せず)内で加硫され
る。
イミングベルトの歯の所望の形状及び位置に対応
する溝又は切欠きを内面に備えている。フアブリ
ツク10はまずモールド内に置かれ、自転車タイ
ヤとある程度同様に、フアブリツク10上に何層
かにわたつてベルトが形成される。形成時にベル
トは例えば加硫ポツト(図示せず)内で加硫され
る。
第2図にはフエーシングフアブリツク10と共
に成形された典型的なベルト13の一部分が示さ
れている。フアブリツク10はかなり剛性の高い
構造を備えていることが明らかである。すなわち
剛性の高い縦糸12がフアブリツク10に織り込
まれており、フアブリツク10に縦糸方向の引張
力を加えてゴムコーテイングを施すと、縦糸の引
張りにより開いた間隙にゴムが充満し、縦糸の引
張力が開放された時にフアブリツクが元の伸縮性
のある状態に戻ることが防止される、従つてフア
ブリツク10はかなり剛性の高い構造となつてい
る。
に成形された典型的なベルト13の一部分が示さ
れている。フアブリツク10はかなり剛性の高い
構造を備えていることが明らかである。すなわち
剛性の高い縦糸12がフアブリツク10に織り込
まれており、フアブリツク10に縦糸方向の引張
力を加えてゴムコーテイングを施すと、縦糸の引
張りにより開いた間隙にゴムが充満し、縦糸の引
張力が開放された時にフアブリツクが元の伸縮性
のある状態に戻ることが防止される、従つてフア
ブリツク10はかなり剛性の高い構造となつてい
る。
フアブリツク10はモールドへ入れられる前に
略最大限に引き伸ばされることにより、モールデ
イング工程においてフアブリツク10に本来の引
張りを施すことは困難である。これによりタイミ
ングベルトの品質が低くなる恐れがある。
略最大限に引き伸ばされることにより、モールデ
イング工程においてフアブリツク10に本来の引
張りを施すことは困難である。これによりタイミ
ングベルトの品質が低くなる恐れがある。
更に、横糸の方が縦糸よりも伸びが大きく、従
つてフアブリツク10は第1図に矢印で示す如く
横糸方向にモールドされるので、短いフアブリツ
ク10しか使用できない。これはフアブリツクを
織るために使用される織機の幅に限度があるため
である。従つてタイミングベルトはその長さに応
じて表面に何枚かのフアブリツクが設けられるこ
とになり、このことも品質や信頼性を低下させる
ことになる。
つてフアブリツク10は第1図に矢印で示す如く
横糸方向にモールドされるので、短いフアブリツ
ク10しか使用できない。これはフアブリツクを
織るために使用される織機の幅に限度があるため
である。従つてタイミングベルトはその長さに応
じて表面に何枚かのフアブリツクが設けられるこ
とになり、このことも品質や信頼性を低下させる
ことになる。
フアブリツク10はタイミングベルト13の歯
の表面において大きく引つ張られた状態にあるの
で、タイミングベルト13は大きい騒音を発生さ
せやすく、又特に横糸方向に短期間で摩耗しやす
い。
の表面において大きく引つ張られた状態にあるの
で、タイミングベルト13は大きい騒音を発生さ
せやすく、又特に横糸方向に短期間で摩耗しやす
い。
第3図において、本発明によるフエーシングフ
アブリツク14は嵩の高い横糸15を備えてい
る。横糸15はナイロンやポリエステル等の熱可
塑性材料で作られており、例えばナイロンやポリ
エステルのような熱可塑性材料の半延伸糸からな
る縦糸16と織り合わされている。
アブリツク14は嵩の高い横糸15を備えてい
る。横糸15はナイロンやポリエステル等の熱可
塑性材料で作られており、例えばナイロンやポリ
エステルのような熱可塑性材料の半延伸糸からな
る縦糸16と織り合わされている。
本発明によるフアブリツク14をタイミングベ
ルトに組み入れる場合、第1図の公知のフアブリ
ツク10と同様に、フアブリツク14にはまずネ
オンプレン等のゴムによるコーテイング処理が施
され、次にタイミングベルト用のドラム状モール
ドに取り付けられる。このようにして作られたタ
イミングベルト17が第4図に示されている。
ルトに組み入れる場合、第1図の公知のフアブリ
ツク10と同様に、フアブリツク14にはまずネ
オンプレン等のゴムによるコーテイング処理が施
され、次にタイミングベルト用のドラム状モール
ドに取り付けられる。このようにして作られたタ
イミングベルト17が第4図に示されている。
本発明によるフアブリツク14は公知のフアブ
リツク10に比べて次のように種々の利点を備え
ている。
リツク10に比べて次のように種々の利点を備え
ている。
まず、フアブリツク14の縦糸16は第3図に
矢印で示く如くフアブリツク14のモールテイン
グ方向に延びているので、使用てきるフアブリツ
ク14の長さはフアブリツク14を織る際に使用
される織機の幅に制限されない。従つて種々の長
さのフアブリツクを重ね継ぐことなく、所望長さ
のベルトを製造することができる。
矢印で示く如くフアブリツク14のモールテイン
グ方向に延びているので、使用てきるフアブリツ
ク14の長さはフアブリツク14を織る際に使用
される織機の幅に制限されない。従つて種々の長
さのフアブリツクを重ね継ぐことなく、所望長さ
のベルトを製造することができる。
フアブリツク14の織り方は、半延伸糸の縦糸
と嵩の高い(バルキー処理された)横糸を使用し
てはいるが、従来と同様である。半延伸糸はベル
トの表面部に延びており、ベルト加硫温度におい
て熱影響を受けながらモールド処理を受ける。
と嵩の高い(バルキー処理された)横糸を使用し
てはいるが、従来と同様である。半延伸糸はベル
トの表面部に延びており、ベルト加硫温度におい
て熱影響を受けながらモールド処理を受ける。
織上後かつモールド成形前に、フアブリツクを
2種類の異なる温度で仕上げることもできる。第
1の温度は横糸15の嵩を高めるのに充分なよう
にし、第2の温度は第1の温度よりも高くして縦
糸16を縮ませるようにする。なおこれは高い輪
郭のベルトを製造する場合に必要なだけある。
2種類の異なる温度で仕上げることもできる。第
1の温度は横糸15の嵩を高めるのに充分なよう
にし、第2の温度は第1の温度よりも高くして縦
糸16を縮ませるようにする。なおこれは高い輪
郭のベルトを製造する場合に必要なだけある。
嵩の高い横糸は柔軟で綿毛状であり、第4図の
如く縦糸が横糸に埋まつてしまうので、横糸がベ
ルト17の織り表面として作用する。従つて横糸
は縦糸が過度に摩擦することを防止する。嵩の高
い横糸はクツシヨニング効果を備えているので、
騒音の発生量も減少する。
如く縦糸が横糸に埋まつてしまうので、横糸がベ
ルト17の織り表面として作用する。従つて横糸
は縦糸が過度に摩擦することを防止する。嵩の高
い横糸はクツシヨニング効果を備えているので、
騒音の発生量も減少する。
第5図及び第6図には本発明が対象とするタイ
ミングベルトの典型的な例が示されている。第5
図のタイミングベルト18は第1図や第3図のベ
ルトと同様であり、一方の側だけに矩形断面の歯
を備えている。第6図の如く、両面に歯を有する
タイミングベルト19の表面にも本発明によるフ
アブリツクを容易に設けることができる。
ミングベルトの典型的な例が示されている。第5
図のタイミングベルト18は第1図や第3図のベ
ルトと同様であり、一方の側だけに矩形断面の歯
を備えている。第6図の如く、両面に歯を有する
タイミングベルト19の表面にも本発明によるフ
アブリツクを容易に設けることができる。
第1図は公知のフエーシングフアブリツクの詳
細図、第2図は第1図のフアブリツクを表面に設
けたタイミングベルトの断面部分図、第3図は本
発明によるフアブリツクの構造を示す第1図と同
様の図、第4図は第3図のフアブリツクを表面に
設けたベルトの第2図と同様の図、第5図、第6
図は2種類の典型的なタイミングベルトの断面部
分図である。 14……フアブリツク、15……横糸、16…
…縦糸、17……タイミングベルト。
細図、第2図は第1図のフアブリツクを表面に設
けたタイミングベルトの断面部分図、第3図は本
発明によるフアブリツクの構造を示す第1図と同
様の図、第4図は第3図のフアブリツクを表面に
設けたベルトの第2図と同様の図、第5図、第6
図は2種類の典型的なタイミングベルトの断面部
分図である。 14……フアブリツク、15……横糸、16…
…縦糸、17……タイミングベルト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ゴムコーテイングが施されて歯付きベルトの
耐摩耗表面として使用されるフエーシングフアブ
リツクであつて、横糸が剛性が高く、嵩高になつ
ているとともに、ベルトの幅方向に延びており、
全ての縦糸が半延伸糸であつてベルトの長手方向
に延びており、上記横糸が上記縦糸よりも張り出
して、ベルトの一部において、耐摩耗表面を形成
しており、縦糸が横糸に埋まつていることを特徴
とするベルトのフエーシングフアブリツク。 2 横糸が基準連続フイラメント糸である請求項
1に記載のベルトのフエーシングフアブリツク。 3 上記横糸と縦糸が熱可塑性材料の糸である請
求項1に記載のベルトのフエーシングフアブリツ
ク。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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