JPH0340034Y2 - - Google Patents

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JPH0340034Y2
JPH0340034Y2 JP218086U JP218086U JPH0340034Y2 JP H0340034 Y2 JPH0340034 Y2 JP H0340034Y2 JP 218086 U JP218086 U JP 218086U JP 218086 U JP218086 U JP 218086U JP H0340034 Y2 JPH0340034 Y2 JP H0340034Y2
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JP
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tubular body
main
sub
wire harness
window hole
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JP218086U
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  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、自動車用等のワイヤーハーネスの分
岐具に関するものである。
「従来の技術」および「考案が解決しようとする
問題点」 従来、ワイヤーハーネスの分岐具(以下、単に
分岐具という)は、実開昭54−85396号、実開昭
55−43351号公報等の多数の公知例がある。しか
し、これ等の公知例のものは、第3図の様にハー
フ形T字管5A,5Bをヒンジ4を介して上下に
接続したT字管体の分岐具6に成つており、幹線
2から分岐線3を引き出したワイヤーハーネス1
の分岐部分を、分岐具6の管内に収納すると共
に、幹線2や分岐線3に覆着したコルゲート管7
(大径部と小径部とを順次交互に連設した蛇腹状
保護管)の端部に、分岐具6を覆せてワイヤーハ
ーネス1の分岐部分を収納保護する様に成つてい
る。
しかし、以上の従来構造の分岐具6は、一体状
のT字管構成のため、分岐具6に収納されたワイ
ヤーハーネス1は、幹線2に対する分岐線3の方
向や分岐角度が固定されているので、分岐線3の
自由度がなく、車体パネル等に沿つて立体姿勢に
配索すべきワイヤーハーネスの配索作業が離渋す
る等の難点がある。
即ち、車体等に立体配索されるワイヤーハーネ
ス1は、分岐線3ごとに多様な分岐姿勢が要求さ
れるので、その自由度がない従来構造の分岐具6
では、配索作業が必然的に困難になる上、配索前
に予測される分岐事情を考慮して、個々の分岐具
6の固定姿勢を三次元的に厳格に規制する必要が
あり、ワイヤーハーネス1の成形作業性を阻害す
る要因になつている。
本考案は、以上の従来構造の難点を解消するの
が目的である。
「問題点を解決するための手段」 即ち、本考案は、「いずれも一対の半管状体を
ヒンジを介して接続した主管状体と副管状体から
成り、前記主管状体の中央部分には、円周に沿つ
て長溝状の切欠部が設けられ、前記副管状体の周
壁には窓孔部が形成されており、前記副管状体が
前記主管状体に回転自在に覆着結合して、前記切
欠部と窓孔部が連通し、前記主管状体に幹線を収
納すると共に前記窓孔部から分岐線を引き出して
ワイヤーハーネスの分岐部分に接着する構造」に
成つている。
「実施例」および「作用」 以下、実施例に基づいて詳しく説明する。ま
づ、その一実施例を示す第1図を参照して、本考
案の分岐具9は第1図Aのように、ヒンジ13を
介して一体に接続した半管状体10A,10Bか
ら成る主管状体10と、同じくヒンジを介して一
体に接続した半管状体11A,11Bからなる副
管状体11との結合から成り、副管状体11が主
管状体10の中間部分に回転自在に覆着し、主管
状体10に幹線2を収納すると共に、副管状体1
1の窓孔部12から分岐線3を引き出す様に成つ
ている。
詳しくは、第1図B,Cを参照して、主管状体
10は一側縁をヒンジ13を介して開閉自在に接
続した横断面半管状の半管状体10A,10Bか
らなり、軸方向の中間部分には、円周方向に半管
状体10A,10Bを大きく切欠いた長溝状の切
欠部14A,14Bが形成されると共に、切欠部
14A,14Bの周縁に沿つて係止突条15A,
15Bが設けてある。そして、一側の半管状体1
0Aの縁部には係止爪16、他側の半管状体10
Bの縁部には係止部17が設けてあり、半管状体
10A,10Bを閉じると、係止爪16と係止部
17とが係合ロツクして管体を成し、その中間に
円周を長く切欠いた切欠部14が形成できる様に
成つている。
一方、副管状体11は主管状体10と同様に、
ヒンジ13を介して開閉自在に接続した半管状体
11A,11Bから成り、軸方向の中間部分に
は、半管状体11A,11Bが各半部分を受け持
ち、閉鎖したとき分岐線3の挿通孔となる窓孔部
12が形成されている。そして、その半管状体1
1A,11Bの両端近傍の内側には、主管状体1
0の係止突条15A,15Bを遊嵌する係止凹条
18A,18Bが穿設されると共に、一側の半管
状体11Aの側縁には係止爪16、他側の半管状
体11Bの側縁には係止部17がそれぞれ設けて
あり、閉鎖ロツクした主管状体10の係止突条1
5に、副管状体11の係止凹条18を嵌め込み副
管状体11を閉鎖ロツクすると、副管状体11が
主管状体10の上から同心状にして回転自在に結
合され、主管状体10の切欠部14と副管状体1
1の窓孔部12とが連通する様に構成されてい
る。
そして、以上の構成の本考案の分岐具9は、主
管状体10の管内にワイヤーハーネス1の分岐部
分の幹線2を収納し、幹線2に覆着しているコル
ゲート管7の端部を主管状体10の両端縁部で、
それぞれ押え込みながら閉鎖ロツクする。そし
て、その主管状体10の上に副管状体11を覆着
して閉鎖ロツクすると共に、窓孔部12からワイ
ヤーハーネス1の分岐線3が引き出され、主管状
体10に副管状体11が回転自在に組合せられ、
ワイヤーハーネス1の分岐部分を管内に収納保護
して使用される。
以上の構成の本考案の分岐具9によると、幹線
2をストレート状に収納する主管状体10と、自
己の周壁窓孔部12から分岐線3を引き出す副管
状体11とが同心状にして回転自在に結合されて
いるので、主管状体10内の幹線2に対して分岐
線3は、幹線2の円周方向に移動可能になり、分
岐自由度を著しく向上することができる。
従つて、本考案の分岐具9を用いたワイヤーハ
ーネス1は、配索事情に応じて個々の分岐線3の
引き出し方向を即時対応させることができるの
で、配索作業が極めて簡便になると共に、ワイヤ
ーハーネス1の成形の際の分岐具9の固定姿勢の
規制が、前記の従来構造に対して著しく緩和さ
れ、ワイヤーハーネスの成形作業性を向上するこ
とができる。
つぎに、第2図は本考案の他の実施例を示した
もので、この実施例の副管状体11には、分岐線
3の引き出し窓孔部に、分岐線3を収納する補助
管状部19を設けたもので、半管状体11A,1
1Bには閉鎖したとき図示点線の補助管状部19
となる各半部分19A,19Bが突設してある。
この実施例の副管状体11によると、分岐線3の
保護作用が向上すると共に、配索時に指先やツー
ルで補助管状部19を挾持することができるの
で、分岐線3の姿勢を幹線2の円周方向に調整し
易くなる利点がある。
「考案の効果」 以上の様に、本考案のワイヤーハーネスの分岐
具は、幹線に対する分岐線の分岐自由度が向上す
るので、ワイヤーハーネスの配索作業性、ならび
に成形作業を著しく向上する多大の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案一実施例のワイヤーハーネスの
分岐具を示し、Aはその斜視図、B,Cはその分
岐具の主管状体の斜視図、Dはその分岐具の副管
状体の斜視図、第2図:本考案の他の実施例の副
管状体の斜視図、第3図:従来構造のワイヤーハ
ーネスの分岐具を示す斜視図。 主な符号、1:ワイヤーハーネス、2:幹線、
3:分岐線、4,13:ヒンジ、6:従来の分岐
具、9:本考案の分岐具、10:主管状体、1
1:副管状体、10A,10B,11A,11
B:半管状体、12:窓孔部、14:切欠部、1
5A,15B:係止突条、16:係止爪、17:
係止部、18A,18B:係止凹条、19:補助
管状部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) いずれも一対の半管状体をヒンジを介して接
    続した主管状体と副管状体から成り、前記主管
    状体の中間部分には、円周に沿つて長溝状の切
    欠部が設けられ、前記副管状体の周壁には、窓
    孔部が形成されており、前記副管状体が前記主
    管状体に回転自在に覆着結合すると共に、前記
    切欠部と窓孔部とが連通し、前記主管状体に幹
    線を収納し、前記窓孔部から分岐線を引き出し
    装着する構造を特徴とするワイヤーハーネスの
    分岐具。 (2) 窓孔部に補助管状部を連設した実用新案登録
    請求の範囲第(1)項記載のワイヤーハーネスの分
    岐具。
JP218086U 1986-01-10 1986-01-10 Expired JPH0340034Y2 (ja)

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JP218086U JPH0340034Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

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JP218086U JPH0340034Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

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JPS62115718U JPS62115718U (ja) 1987-07-23
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JP4493595B2 (ja) * 2003-05-22 2010-06-30 平河ヒューテック株式会社 発泡同軸ケーブルおよびその製造方法

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JPS62115718U (ja) 1987-07-23

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