JPH0339708Y2 - - Google Patents

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JPH0339708Y2
JPH0339708Y2 JP8360185U JP8360185U JPH0339708Y2 JP H0339708 Y2 JPH0339708 Y2 JP H0339708Y2 JP 8360185 U JP8360185 U JP 8360185U JP 8360185 U JP8360185 U JP 8360185U JP H0339708 Y2 JPH0339708 Y2 JP H0339708Y2
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JP
Japan
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signal
peak
circuit
acupressure
counter
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JP8360185U
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JPS61199643U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、内燃エンジンのエンジンシリンダ内
圧力を表わす指圧信号のクランク角度上のピーク
位置(以下単にピーク位置と称する)を検出する
指圧ピーク位置検出回路に関する。
背景技術 内燃エンジンのエンジンシリンダ内圧の変動を
検出して例えば点火タイミング制御をなすシステ
ムが考えられる。
かかる場合、指圧信号の最大ピーク位置を検出
するために指圧ピーク位置検出回路を用いて、エ
ンジン内圧最大角度位置を求めることが行なわれ
る。
例えば特開昭59−201974号に開示された点火時
期制御装置においては、微少時間間隔ごとに燃焼
室内の圧力をサンプリングし、そのサンプルデー
タを平均化し、真の指圧最大ピーク位置を検出す
るものである。この技術は、通称デイジタルフイ
ルタと呼ばれるものであるが、これを用いると、
高速作動可能な、A/D変換器の他多量のメモリ
が必要であり、複雑かつ高価なものとなつてしま
う。更に、上記方式においては、平均化するため
に、何サイクルか、データを入力するまで正確
な、指圧最大ピーク位置が検出できない。
そこで、第1図に示す如き指圧ピーク位置検出
回路が考案された。すなわち、従来の指圧ピーク
位置検出回路を示しており、この回路においては
内燃エンジンのエンジンシリンダを形成する部
材、例えば、シリンダブロツク及びシリンダヘツ
ドの間に生ずる応力を検出する応力センサ(図示
せず)等によつて形成されてシリンダ内圧を表わ
す指圧信号を発生する指圧信号発生回路1を含ん
でいる。クロツク発生回路2は、所定周期の又は
エンジン回転に同期したクロツクパルスを生ず
る。基準位置発生回路3は、クランク角度位置が
基準位置に達したことを示す基準位置信号例えば
TDC(Top Dead Center)パルスを発生する。
ピークホールド回路4は基準位置信号によつてク
リアされた後指圧信号の最大値を保持し比較回路
5は該最大値を指圧信号自身が下回つたとき指圧
信号の最大値到来と判断してピーク検出信号を発
する。一方、クランク角度位置計測用のカウンタ
6はクロツクパルスをカウントしており、該ピー
ク検出信号によつてトリガされたときゲート7は
カウンタ6の例えば8ビツトのカウント値をピー
ク位置情報としてマイクロプロセツサ等からなる
点火角設定回路8に供給する。点火角設定回路8
は該ピーク位置信号に応じてエンジンの点火指令
回路9を制御する。点火指令回路9は例えば基準
位置信号によりリセツトされつつクロツクパルス
をカウントするカウンタを含む構成とし、該カウ
ンタのカウント値とピーク位置情報データとが一
致したとき点火指令を発するようになつている。
上記した指圧ピーク位置検出回路における信号
波形a,b,cの変化を第2図a,b,cに示し
ている。
かかる指圧ピーク位置検出回路は、指圧信号の
電圧変化が第2図aに示す如く正弦波状の単純な
波形であれば問題はない。しかし乍ら、実際のエ
ンジンにおいては、エンジンシリンダ内圧変化は
一周期においていくつかの極大値が生ずる波形で
ある。従つて、上記した従来例においては、基準
位置信号後の最初の極大値を最大ピーク値と誤判
断してピーク検出信号を発生することがある。
考案の概要 そこで、本考案は、指圧信号の電圧変化の一周
期においていくつかの極大値が生じても正しく最
大ピーク位置を検出し得る指圧ピーク位置検出回
路を提供することを目的とする。
本考案による指圧ピーク位置検出回路において
は、ピーク検出信号によつてクランク角度位置計
測用カウンタのカウント値を一旦ラツチする構成
とし、該カウント値が十分大きくなつて最大指圧
ピーク位置が必ず発生し終つたと判断される時点
でのラツチ内容を最大ピーク位置であるとするこ
とにしている。
実施例 次に、第3図以下の図面を参照して本考案の実
施例につき説明する。
第3図は本考案の実施例である指圧ピーク位置
検出回路を示し、本回路における第1図と対応す
る部分については同様な参照符号を付している。
すなわち、本実施例回路においては、ラツチ回路
10が比較回路5からのピーク検出信号がそのゲ
ート端子gに供給される毎にカウンタ6のカウン
ト値がをラツチするようになつている。一方、デ
コーダ11は、カウンタ6のカウント値が例えば
63になつたとき読み取り指令信号を点火角設定回
路8に供給する。なお、カウント値63に対応する
クランク角は十分大きくこのクランク角以降では
最大指圧ピークが生じることがあり得ないのであ
る。また、カウント値63例えばクランク角64°に
対応し、これ以降に生ずるバルブシーテイングノ
イズ(弁着座雑音)による悪影響を避ける上でも
効果がある。点火角設定回路8はこれに応じてラ
ツチ回路10の内容を読み取つてこのラツチ内容
をクランク角度上のピーク位置情報と判断する。
なお、デコーダ11からの読み取り指令信号によ
つてゲートを開くゲート回路を経てラツチ内容を
マイクロプロセツサ8に供給する構成も考えられ
る。
上記した部分以外の構成は第1図の回路と同様
なのでここでは説明しない。
第4図A〜Fは、上記実施例回路の動作を説明
する信号波形図である。すなわち、基準位置信号
及びクロツクパルスは各々第4図A,Bにおいて
示されるが如くである。指圧信号は第4図Cの実
線で示されるが如く変化し、従つて、ピークホー
ルド回路4の出力は第4図Cの点線で示されるが
如くである。比較回路5は、指圧信号の極大点毎
に第4図Dの如きピーク検出パルス信号を発す
る。第4図Eはカウンタのカウント値の変化の様
子を数字にて示している。第4図Fはラツチ回路
10のラツチ内容の変化の様子を数字にて示して
いる。第4図Gはデコーダ11の出力変化を示
し、この場合、高レベルが読み取り指令信号であ
る。
第5図は、本考案の他の実施例回路を示してお
り、本実施例回路においてはピークホールド回路
4をA/D変換回路20及び第2ラツチ回路21
によつて形成し、比較回路5をデイジタルコンパ
レータ22及び第3ラツチ回路23によつて形成
し、更に、第1ラツチ回路10のゲート入力を基
準位置信号によつても与えるべくオアゲート24
を用いている他は第3図の実施例回路と同様であ
る。
考案の効果 以上のことから明らかな如く、本考案による指
圧ピーク位置検出回路によれば、クロツクカウン
タのカウント値をピーク検出信号毎にラツチして
おいて最大指圧ピークが生じるに十分な時間経過
後にラツチ内容をピーク位置情報として取り込む
構成としている故、指圧信号の極大値が複数存在
しても誤動作が生じないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来例を示す回路図、第2図a〜c
は第1図の従来例の動作を示す信号波形図、第3
図は本考案の実施例を示す回路図、第4図は第3
図の実施例回路の動作を示す信号波形図、第5図
は本考案の他の実施例を示す回路図である。 主要部分の符号の説明、10……ラツチ回路、
11……デコーダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン回転角度が基準角度に達する毎に基準
    位置信号を発する基準位置信号発生手段と、エン
    ジンシリンダ内圧を表わす指圧信号を発生する指
    圧信号発生手段と、前記基準位置信号の発生後の
    前記指圧信号の最大値を保持するピークホールド
    回路と、前記ピークホールド回路に保持されたピ
    ーク電圧より前記指圧信号が小なるときピーク検
    出信号を発生する比較回路と、前記基準信号の発
    生から前記ピーク検出信号の発生までの期間を計
    測する計測手段とからなり、前記計測手段の計測
    値によつて指圧ピーク位置を検出する指圧ピーク
    位置検出回路であつて、前記計測手段は、クロツ
    クパルス列を発生するクロツクパルス発生回路
    と、前記クロツクパルス列をカウントしかつ前記
    基準位置信号によつてリセツトされるカウンタ
    と、前記カウンタのカウント値を前記ピーク検出
    信号に応じてラツチしかつ前記基準位置信号によ
    つてリセツトされるラツチ回路と、前記カウンタ
    のカウント値が所定値に達すると読み取り指令信
    号を発生するデコーダとからなり、前記読み取り
    指令信号発生時における前記ラツチ回路のラツチ
    内容を指圧ピーク位置情報とする指圧ピーク位置
    検出回路。
JP8360185U 1985-06-03 1985-06-03 Expired JPH0339708Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8360185U JPH0339708Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

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JP8360185U JPH0339708Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61199643U JPS61199643U (ja) 1986-12-13
JPH0339708Y2 true JPH0339708Y2 (ja) 1991-08-21

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