JPH0339602A - 画像の移動量演算装置 - Google Patents

画像の移動量演算装置

Info

Publication number
JPH0339602A
JPH0339602A JP1173553A JP17355389A JPH0339602A JP H0339602 A JPH0339602 A JP H0339602A JP 1173553 A JP1173553 A JP 1173553A JP 17355389 A JP17355389 A JP 17355389A JP H0339602 A JPH0339602 A JP H0339602A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
vertical
horizontal
addition signal
brightness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1173553A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Miyasaka
哲雄 宮坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP1173553A priority Critical patent/JPH0339602A/ja
Priority to US07/547,059 priority patent/US5196929A/en
Publication of JPH0339602A publication Critical patent/JPH0339602A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、たとえばビデオカメラまたはスチルカメラ
などの撮像装置に用いられ、撮像素子からの出力により
被写体の移動量を検出する画像の移動量演算装置に関す
る。
[従来の技術] 近年、撮像装置としてのスチルカメラ (以下、カメラと略記する)には、たとえば特公昭59
−32742号公報に示されるような、撮像素子からの
出力により被写体の移動量を検出する、いわゆる自動追
尾装置を備えるものがある。
この自動追尾装置は、各画素の輝度信号がアナログ/デ
ジタル変換されたデジタル画像の、水平走査方向および
垂直走査方向ごとにそれぞれ設定される矩形領域内にあ
る画素の輝度信号を、水平走査方向の矩形領域では垂直
走査方向に、また垂直走査方向の矩形領域では水平走査
方向にそれぞれ加算して1次元の加算信号を得る加算回
路と、第1の画像に対する前記加算回路の出力をあらか
じめ参照信号として記憶するメモリと、第2の画像に対
する前記加算回路の出力と前記メモリの参照信号とを相
関演算する手段とを有して構成されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記したような従来の自動追尾装置にお
いては、各画素の輝度信号を一旦アナログ/デジタル変
換した後に、そのデジタルの輝度信号の加算により1次
元の加算信号を検出するようにしている。このため、自
動追尾装置には、デジタルの輝度信号を一時的に記憶す
るフレームメモリ′が必要不可欠であり、回路の構成が
大規模なものとなっていた。また、加算信号を得るには
、輝度信号を1画素ずつ読出なければならないため、加
算のための演算に時間がかかるという欠点があった0 そこで、この発明は、小規模な回゛路構成・とすること
ができ、しかも高速に処理が行える画像の移動量演算装
置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この発明の画像の移動量
演算装置にあっては、水平走査線と垂直走査線との走査
により画像の各画素ごとの輝度信号を得る撮像素子と、
この撮像素子の水平走査線の複数の走査が同時に可能な
水平走査レジスタと、前記撮像素子の垂直走査線の複数
の走査が同時に可能な垂直走査レジスタと、この垂直走
査レジスタによって前記撮像素子の複数の垂直走査線を
同時に選択したままの状態において、前記水平走査レジ
スタによって前記撮像素子の複数の水平走査線を順次走
査することにより、前記画像の各画素ごとの輝度信号が
垂直方向に加算された垂直方向の輝度加算信号を検出す
る垂直方向輝度加算信号検出手段と、この垂直方向輝度
加算信号検出手段で検出された第1の画像に対する垂直
方向の輝度加算信号を記憶する垂直方向輝度加算信号記
憶手段と、前記水平走査レジスタによって前記撮像素子
の複数の水平走査線を同時に選択したままの状態におい
て、前記垂直走査レジスタによって前記撮像素子の複数
の垂直走査線を順次走査することにより、前記画像の各
画素ごとの輝度信号が水平方向に加算された水平方向の
輝度加算信号を検出する水平方向輝度加算信号検出手段
と、この水平方向輝度加算信号検出手段で検出された第
1の画像に対する水平方向の輝度加算信号を記憶する水
平方向輝度加算信号記憶手段と、前記垂直方向輝度加算
信号記憶手段で記憶された第1の画像に対する垂直方向
の輝度加算信号と前記垂直方向輝度加算信号検出手段で
検出された第2の画像に対する垂直方向の輝度加算信号
との相関関係より画像の垂直方向の移動量を演算する垂
直方向画像移動量演算手段と、前記水平方向輝度加算信
号記憶手段で記憶された第1の画像に対する水平方向の
輝度加算信号と前記水平方向輝度加算信号検出手段で検
出された第2の画像に対する水平方向の輝度加算信号と
の相関関係より画像の水平方向の移動量を演算する水平
方向画像移動量演算手段とから構成されている。
[作用コ この発明は、上記した手段により、輝度信号を一時的に
記憶することなく、しかも複数の画素の輝度信号が同時
に読出せるようになるため、処理にかかる時間が短縮さ
れるとともに、輝度信号を記憶するためのフレームメモ
リが不要とされるものである。
[実施例] 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図は、この発明の画像の移動量演算装置の構成を概
略的に示すものである。
第1図において、11は装置全体の制御を司るマイクロ
コンピュータ(以下、CPUと略記する)である。この
CPU11には、画像としての被写体像を撮像する撮像
手段12、この撮像手段12で撮像された被写体像に応
じたアナログの画像データvoU Tをデジタルの画像
データI)ouTに変換するアナログ/デジタル(A/
D)変換器13、および被写体像の移動量を表示する表
示装置14が接続されている。
上記撮像手段12は、たとえば一般にMOS(メタル・
オキサイド・セミコンダクタ)型と呼ばれる撮像素子に
よって構成されている。
上記CPUI 1は、前記A/D変換器13によりA/
D変換されたデジタルの画像データDo U Tにより
被写体像の移動量を演算するようになっている。この場
合、CPU11では、水平方向のアドレス(水平走査線
のアドレス指定信号)XADRと垂直方向のアドレス(
垂直走査線のアドレス指定信号)YADRとを設定する
ことにより、撮像手段12内の任意の輝度信号(Do 
U T )を取込むことができるようになっている。
ここで、上記CPU11による被写体像の移動量の演算
方法について説明する。
たとえば今、第2図(a)に示すような被写体像(第1
の画像)FLaが、前記撮像手段12によって撮像され
ているものとする。
スルト、CPU11では、画像データvOu Tの読出
しに際して、まず垂直方向への各画素の輝度信号の加算
(Xs U M )により1次元の加算信号XSaの検
出が行われる。この場合の加算信号XSaは、第2図(
b)に示す如く、被写体像FLaの垂直方向に樹木のよ
うな暗い被写体があるために、その部分の加算値がほか
よりも小さな波形になる。
続いて、CPU11では、水平方向に各画素の輝度信号
を加算(Ys U M )することによって1次元の加
算信号YSaの検出が行われる。この場合の加算信号Y
Saは、第2図(c)に示す如く、被写体像FLaの水
平方向に空のような明るい被写体があるために、その部
分の加算値がほかよりも大きな波形になる。
こうして検出された水平方向(X方向)の加算信号XS
aと垂直方向(Y方向)の加算信号YSaは、CPUI
Iが備える図示していないRAM (ランダム・アクセ
ス番メモリ)などの記憶手段に一時的に記憶される。
この状態において、カメラが右上の方向に動かされたと
する。そして、第3図(a)に示すような被写体像(第
2の画像)FLbが撮像されているものとする。すると
、上記CPUIIでは、被写体像FLaのときと同様に
、X方向の加算信号XSbおよびY方向の加算信号YS
bがそれぞれ検出される。この場合のX方向の加算信号
XSbおよびY方向の加算信号ysbは、第3図(b)
および第3図(C)にそれぞれ示されるような波形にな
る。
このようにして、被写体像FLaについてのX方向の加
算信号XSaおよびY方向の加算信号YSaと、被写体
像FLbについてのX方向の加算信号XSbおよびY方
向の加算信号YSbとがそれぞれ検出されると、CPU
IIにおいて、被写体像の水平方向の移動量が演算され
る。すなわち、CPUIIでは、2つのX方向の加算信
号XSa、XSbとの相関演算により、被写体像の水平
方向の移動量が演算される。実際には、第4図に示すよ
うに、たとえば被写体像FLaについてのX方向の加算
信号XSaに対して、被写体像FLbについてのX方向
の加算信号XSbを少しずつシフトしながら両者の絶対
的差分値を求め、その絶対的差分値が最小とされる際の
シフト量を被写体像の水平方向の移動量とする。
第5図は、上記のようにして求めた各シフト量X5FT
に対する絶対的差分値ABS (XSa−XSb)を示
すものである。この場合、被写体像FLbについてのX
方向の加算信号XSbを、絶対的差分値ABS (XS
a−XSb)が最小とされる際のシフト1xsF Tだ
けシフトしたとき、被写体像FLa、l;’Lbの水平
方向に関する一致度が高いことを現している。
また、同じようにして、今度は2つのY方向の加算信号
YSa、YSbとの相関演算により、被写体像の垂直方
向の移動量が演算される。この場合にも、上記CPUI
Iでは、第6図に示すように、たとえば被写体像FLa
についてのY方向の加算信号YSaに対して、被写体像
FLbについてのY方向の加算信号YSbを少しずつシ
フトしながら両者の絶対的差分値を求め、その絶対的差
分値が最小とされる際のシフト量を被写体像の垂直方向
の移動量とする。
第7図に、そのようにして演算した絶対的差分値ABS
 (YSa−YSb)と、シフト量ysF Tとの関係
を示している。
第8図は、前記撮像手段12として用いられているMO
S型撮像素子の構成を概略的に示すものである。
第8図において、HlからH4までは水平走査レジスタ
HREGによって走査される水平走査線を、vlから■
4までは垂直走査レジスタVREGによって走査される
垂直走査線を、またSll〜S 14+  S 21〜
S 24+  S 31〜S 34+  S 41〜S
44はマトリクス状に配置されたセンサ部をそれぞれ示
している。
上記水平走査レジスタHREGには、水平走査線のアド
レス指定信号XADRが供給されるようになっており、
この信号XADRによって任意の水平走査線が選択でき
る。
一方、垂直走゛査しジスタVREGには、垂直走査線の
アドレス指定信号YADRが供給されるようになってお
り、この信号YADRによって任意の垂直走査線が選択
できる。
しかして、このMOS型撮像素子では、水平走査線のア
ドレス指定信号XADRと垂直走査線のアドレス指定信
号YADRとの両方が選択状態にあるセンサ部より、対
応する画素の輝度信号(Vo u T )が出力される
第9図は、上記センサ部の等価回路を示すものである。
すなわち、垂直走査線Viが選択されると、フォトダイ
オードPDijに発生する光電流が読出し用のMOS)
ランジスタQijを介して水平走査線Hjに流れる。こ
れにより、垂直走査線Viと水平走査線Hjとで選択さ
れるセンサ部Sijから、そこに発生する光電流を任意
に取出すことができるようになっている。
このように、MOS型撮像素子は、任意の画素の輝度信
号を読出すことができるので、ビデオカメラのように撮
影用に高速に画像データを得る必要がなければ、第1図
に示したように、各画素の輝度信号を読出すための回路
が極めて単純な構成により実現できる。
次に、MOS型撮像素子のたとえばセンサ部S2□r 
S23+ S、2*  S33が、移動量演算のための
画像データ読出し領域に対応されている場合を例に、1
次元の加算信号を得る方法について説明する。
第10図は、垂直走査線V2.V3が両方とも選択状態
とされた場合の等価回路を示すものである。この状態に
おいては、上記センサ部S22のフォトダイオードPD
22とセンサ部S12のフォトダイオードPD、2とが
並列に接続され、またセンサ部S23のフォトダイオー
ドPD2mとセンサ部S33のフォトダイオードPD3
3とが並列に接続される。
これにより、結果的には、縦方向の櫛歯型のセンサが形
成されたことになる。この場合、まず水平走査線H2が
選択されると、上記フォトダイオードPD22とフォト
ダイオードPD、2とに流れる光電流の合計値(Vo 
u T )が出力される。次いで、水平走査1IH3が
選択されると、フォトダイオードP D 23.  P
 D 33に流れる光電流の合計値(Vo LJ T 
)が出力される。
第11図は、′水平走査線H2,H3が両方とも選択状
態とされた場合の等価回路を示すものである。この状態
においては、上記センサ部S22゜S23のフォトダイ
オードP D 2□、PD23が並列に接続され、また
センサ部S 12+  S 13のフォトダイオードP
D32.  PD33が並列に接続される。これにより
、結果的には、横方向の櫛歯型のセンサが形成されたこ
とになる。この場合、まず垂直走査線v2が選択される
と、フォトダイオードPD2□。
PD2.に流れる光電流の合計値(Vo U T )が
出力される。次いで、垂直走査線V3が選択されると、
フォトダイオードPDi2.  PD3iに流れる光電
流の合計値(Vo U T )が出力される。
以上のような方法を基本動作とすることにより、たとえ
ば複数の垂直走査線を同時に走査したままの状態におい
て、水平走査線を順次走査させた場合には、複数の輝度
信号が垂直方向に加算された1次元の加算信号を得るこ
とが可能であり、逆に複数の水平走査線を同時に走査し
たままの状態において、垂直走査線を順次走査させた場
合には、複数の輝度信号が水平方向に加算された1次元
の加算信号を得ることが可能である。
第12図は、上記の構成において1次元の加算信号を求
めるための処理を示すフローチャートである。
なお、図中において、XSUM (n)はX方向の1次
元加算信号のn番目の加算値、YSUM(n)はY方向
の1次元加算信号のn番目の加算値、XSは画像データ
を読出す際のX方向の開始アドレス、YSはY方向の開
始アドレス、XEはX方向の終了アドレス、YEはY方
向の終了アドレスをそれぞれ示している。
まず、ステップ5T11では、1次元の加算値XSUM
 (n)、YSUM (n)が人っているそれぞれのレ
ジスタがクリアされる。
次いで、ステップ5TI2〜5T15では、垂直走査レ
ジスタVREGのアドレスの内、Y方向の開始アドレス
YSから終了アドレスYEまでの部分が全て選択状態に
設定され、画像データ取込み領域(矩形領域)に対応す
る複数の垂直走査線Viが同時に選択状態とされる。
そして、次のステップ5716〜5T20では、水平走
査レジスタHREGのアドレスの内、X方向の開始アド
レスXSから終了アドレスXEまでの部分が順次選択状
態に設定される。これにより、第2図(b)または第3
図(b)に示したような、輝度信号(Do U T )
が垂直方向に加算された1次元の加算信号が求められる
次いで、ステップ5T21〜5T24では、水平走査レ
ジスタHREGのアドレスの内、X方向の開始アドレス
XSから終了アドレスXEまでの部分が全て選択状態に
設定され、画像データ取込み領域に対応する複数の水平
走査線Hjが同時に選択状態とされる。
そして、次のステップ5T25〜5T29では、垂直走
査レジスタVREGのアドレスの内、Y方向の開始アド
レスYSから終了アドレスYEまでの部分が順次選択状
態に設定される。これにより、第2図(C)または第3
図(C)に示したような、輝度信号(Do U T )
が水平方向に加算された1次元の加算信号が求められる
上記の方法によれば、たとえばX方向に32ビツト、Y
方向に32ビツトの領域に対する1次元の加算信号を得
る場合において、従来の方法では1024回の輝度信号
の取込みを行わなければならないのに対し、64回の輝
度信号の取込みで良いために演算時間も短くて済む。
また、大容量のフレームメモリは、不要となる。
さらに、各アドレスXS、XE、YS、YEを任意に設
定することにより、各アドレスXS。
XE、YS、YEで設定される任意の矩形領域に対する
被写体像の移動量を求めることが可能である。
第13図は、一般的に「相関演算」と呼ばれる2個の波
形のずれ量を演算するための処理を示すフローチャート
である。この処理フローは、先に説明した第4図のX方
向の加算信号XSa。
XSbによる絶対的差分値の演算に相当する。
まず、ステップ5T31では、移動量のレジスタSFT
がとりあえず「−8」に設定され、前回の移動量を設定
して求めた差分の絶対値の合計を格納するレジスタ5B
SOがとりあえずrFFFFh (hは16進数を表す
)」に設定される。
次いで、ステップ5T32では、レジスタmにX方向の
開始アドレスXSが設定されるとともに、差分の絶対値
の合計を格納するレジスタSBSに「0」が設定される
そして、ステップ5733において、上記レジスタmに
よってアドレスされる前回のX方向の1次元加算信号の
値XSaと、レジスタmおよびレジスタSFTによって
アドレスされる今回のX方向の1次元加算信号XSbの
値との差分が演算される。また、求められた差分の絶対
値は、上記レジスタSBSの値に加えられる。
ステップ5T34では、上記レジスタmの値が一つ増や
される。
次いで、ステップ5T35では、上記レジスタmの値が
X方向の終了アドレスXEと比較される。
レジスタmの値が終了アドレスXE以内の場合(m≦X
E)、処理は上記ステップ5733に移行され、上記ス
テップ5T33〜5T35が繰返される。
このようにして、移動量を「−8」としたときの差分の
絶対値の合計が求められる。
一方、レジスタmの値が終了アドレスXE以外の場合(
m>XE) 、処理はステップ5T36に移行される。
ステップ5T36では、上記のようにして求められたレ
ジスタSBSの値(差分の絶対値の合計)とレジスタ5
BSOの値(前回の移動量を設定して求めた差分の絶対
値の合計)とが比較される。
レジスタSBSの値がレジスタ5BSOの値よりも小さ
い場合(SBS<5BSO)には、ステップ5T37に
おいて、レジスタ5BSOの値がレジスタSBSの値に
より設定し直されるとともに、被写体像の水平方向の移
動量(シフト量)XSFTとしてレジスタSFTの値が
入れられる。
そして、処理はステップ5T38に移行される。
また、レジスタSBSの値がレジスタ5BSOの値より
も大きい場合(SBS≧S B S O)には、ステッ
プ5T38において、レジスタSFTの値が一つ増やさ
れる。
次いで、ステップ5T39では、上記レジスタSFTの
値が「8」と比較される。レジスタSFTの値が「8」
よりも小さい場合(SFT≦8)、処理は上記ステップ
5T32に移行され、上記ステップ5T32〜5T39
が繰返される。
また、レジスタSFTの値が「8」よりも大きい場合(
SFT>8) 、処理はステップ5T40に移行される
ステップ5T40では、今回求めたX方向の1次元加算
信号の加算値XSUM(n)が、前回のX方向の1次元
加算信号の加算値が格納されるレジスタ5SOM(j 
(n)に待避される。
以上のようにして、所謂「相関演算」が行われ、第5図
に示す被写体像のX方向の移動量xspTが求められる
なお、第13図と同様に、被写体像のY方向のは省略す
る。
なお、上記の方法により求められる被写体像の移動量に
応じて各アドレスXS、XE、YS。
YEの値を変えることにより、各アドレスXS。
’XE、YS、YEで設定される矩形領域を被写体像の
移動に追尾させることも可能である。
上記したように、フレームメモリを用いてデジタル信号
の画像データを一時的に記憶することなく、しかもその
画像データを複数画素ずつ読出すようにしている。これ
により、回路規模が小さく単純な構成とすることができ
るとともに、高速に処理できるようになる。したがって
、自動追尾が小規模な回路により実現でき、また高速で
移動する被写体像を確実に追尾可能となるものである。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、発明の要旨を変えない範囲において、種々変型実施可
能なことは勿論である。
[発明の効果] 以上、詳述したようにこの発明によれば、輝度信号を一
時的に記憶するためのフレームメモリが不要となり、し
かも複数の画素の輝度信号を同時に読出すことができる
ので、小規模な回路構成とすることができ、しかも高速
に処理が行える画像の移動量演算装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図はこの
発明の画像の移動量演算装置の構成を概略的に示すブロ
ック図、第2図乃至第7図は画像の移動量の演算方法を
説明するために示すものであり、第2図は第1の画像を
例に水平方向と垂直方向の1次元の加算信号の検出につ
いて説明するために示す図、第3図は第2の画像を例に
水平方向と垂直方向の1次元の加算信号の検出について
説明するために示す図、第4図は被写体像の水平方向の
移動量の演算について説明するために示す図、第5図は
被写体像の水平方向に関するシフト量と絶対的差分値と
の関係を説明するために示す図、第6図は被写体像の垂
直方向の移動量の演算について説明するために示す図、
第7図は被写体像の垂直方向に関するシフト量と絶対的
差分値との関係を説明するために示す図、第8図はMO
S型撮像素子の構成を概略的に示すブロック図、第9図
はMOS型撮像素子のセンサ部の等価回路を示す図、第
10図はMOS型撮像素子の垂直走査線v2およびv3
が選択された場合の等価回路の一部を示す図、第11図
はMOS型撮像素子の水平走査線H2およびH3が選択
された場合の等価回路の一部を示す図、第12図は加算
信号の検出について説明するために示すフローチャート
、第13図は被写体像の水平方向の移動量の演算につい
て説明するために示すフローチャートである。 11・・・マイクロコンピュータ(CPU)12・・・
撮像手段、13・・・アナログ/デジタル(A/D)変
換器、14・・・表示装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水平走査線と垂直走査線との走査により画像の各
    画素ごとの輝度信号を得る撮像素子と、この撮像素子の
    水平走査線の複数の走査が同時に可能な水平走査レジス
    タと、 前記撮像素子の垂直走査線の複数の走査が同時に可能な
    垂直走査レジスタと、 この垂直走査レジスタによって前記撮像素子の複数の垂
    直走査線を同時に選択したままの状態において、前記水
    平走査レジスタによって前記撮像素子の複数の水平走査
    線を順次走査することにより、前記画像の各画素ごとの
    輝度信号が垂直方向に加算された垂直方向の輝度加算信
    号を検出する垂直方向輝度加算信号検出手段と、 この垂直方向輝度加算信号検出手段で検出された第1の
    画像に対する垂直方向の輝度加算信号を記憶する垂直方
    向輝度加算信号記憶手段と、前記水平走査レジスタによ
    って前記撮像素子の複数の水平走査線を同時に選択した
    ままの状態において、前記垂直走査レジスタによって前
    記撮像素子の複数の垂直走査線を順次走査することによ
    り、前記画像の各画素ごとの輝度信号が水平方向に加算
    された水平方向の輝度加算信号を検出する水平方向輝度
    加算信号検出手段と、 この水平方向輝度加算信号検出手段で検出された第1の
    画像に対する水平方向の輝度加算信号を記憶する水平方
    向輝度加算信号記憶手段と、前記垂直方向輝度加算信号
    記憶手段で記憶された第1の画像に対する垂直方向の輝
    度加算信号と前記垂直方向輝度加算信号検出手段で検出
    された第2の画像に対する垂直方向の輝度加算信号との
    相関関係より画像の垂直方向の移動量を演算する垂直方
    向画像移動量演算手段と、 前記水平方向輝度加算信号記憶手段で記憶された第1の
    画像に対する水平方向の輝度加算信号と前記水平方向輝
    度加算信号検出手段で検出された第2の画像に対する水
    平方向の輝度加算信号との相関関係より画像の水平方向
    の移動量を演算する水平方向画像移動量演算手段と を具備したことを特徴とする画像の移動量演算装置。
  2. (2)前記水平走査レジスタによって同時に選択状態と
    されている前記撮像素子の複数の水平走査線と、前記垂
    直走査レジスタによって同時に選択状態とされている前
    記撮像素子の複数の垂直走査線とで囲まれた領域は、画
    像の移動にともなって移動される矩形領域であることを
    特徴とする請求項(1)記載の画像の移動量演算装置。
JP1173553A 1989-07-05 1989-07-05 画像の移動量演算装置 Pending JPH0339602A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1173553A JPH0339602A (ja) 1989-07-05 1989-07-05 画像の移動量演算装置
US07/547,059 US5196929A (en) 1989-07-05 1990-06-29 Display system of camera having tracking apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1173553A JPH0339602A (ja) 1989-07-05 1989-07-05 画像の移動量演算装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0339602A true JPH0339602A (ja) 1991-02-20

Family

ID=15962676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1173553A Pending JPH0339602A (ja) 1989-07-05 1989-07-05 画像の移動量演算装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0339602A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007127628A (ja) * 2005-10-07 2007-05-24 Topcon Corp 位置検出装置及びこれを使用した測量機の傾斜センサ装置
JP2010006270A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Toyota Motor Corp 車両挙動検出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007127628A (ja) * 2005-10-07 2007-05-24 Topcon Corp 位置検出装置及びこれを使用した測量機の傾斜センサ装置
JP2010006270A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Toyota Motor Corp 車両挙動検出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4966243B2 (ja) メモリ集積化を用いる高感度光走査
US20060103745A1 (en) Image sensor and image sensor system
TWI382756B (zh) A solid-state imaging device, a driving method of a solid-state imaging device, and an imaging device
US5696550A (en) Image quality inspection system
US20090153710A1 (en) Digital imager with dual rolling shutters
JP2004221839A (ja) 画像処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
US6335757B1 (en) CCD imaging device for high speed profiling
KR100298466B1 (ko) 플랫패널·디스플레이 검사용 화상취득방법 및 장치
CN103369241A (zh) 摄像设备和信号处理方法
US5325190A (en) Color field sequential imaging apparatus having color-misregistration correction function based on correlations in units of colors
KR100236682B1 (ko) 화상 흔들림 보정 장치
JPH09101236A (ja) 表示欠陥検査装置および表示欠陥検査方法
JPH0339602A (ja) 画像の移動量演算装置
JP2001175878A (ja) 画像特徴抽出装置、画像特徴抽出方法、監視検査システム、半導体露光システム、およびインターフェースシステム
KR100211004B1 (ko) 화상 처리 방법 및 그 방법을 사용한 화상 처리 시스템
US20060237630A1 (en) Imaging apparatus
JPH1031730A (ja) キャリブレーション方法
JPH08254499A (ja) 表示・外観検査装置
JPH06268922A (ja) スミア補正装置
JPH0979946A (ja) 表示装置の検査装置
JP3990059B2 (ja) 撮像デバイスの欠陥画素補正装置および方法
JP3699089B2 (ja) 面順次撮像装置
JPH1032743A (ja) 画像加算装置
Kamberova Understanding the systematic and random errors in video sensor data
JP2002185861A (ja) 撮像装置