JPH0339010A - 複数のベール形成室を有するロールベーラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、圃場に散在する牧草や藁などの材料をピック
アップ部で拾い上げベール形成室でロール状のベールに
形成するとともに、このベールの外周を結束装置により
供給されるトワインによって５−ｒｉしｓ外に放出する
ロールベーラにおいて、ベール形成室を複数設けて、ピ
ックアップ部から送り込まれる材料を連続的にロール状
のベールに形成しようとするロールベーラに関するもの
である。

（ロ）従来の技術 上記のように、材料をピックアップ部で拾い上げてベー
ル形成室に送り込みロール状のベールに形成するところ
のロールベーラにおいて、ベール形成室を複数設けて材
料を連続的にロール状のベールに形成するものとして従
来の技術のものとしては、例えば、特開昭６３−４２６
２６号公報によって知られている。

しかし、この同公報に開示されたものの構成によると、
前後に複数設けたベール形成室にはその各々によって形
成された一定の大きさのベールにトワインを！！着する
結束装置と、このトワインを巻着した完成ベールを機外
に取出す放出機構を独立的に備えているものであるから
、構成か複雑化して高価になってしまうという問題点を
有している。

（ハ）発明か解決しようとする課題 このように従来の構成のものによると、前後に複８！、
没けたベール形成室にはその各々によって形成された−
・定の大きさのベールにトワインを巻着する結束装置と
、このトワインを巻着した完成ベールを機外に取出す放
出機構を独立的に備えているのであるから、構成が複雑
化して高価なものになるという問題点かあるのて、本発
明にあっては、一方のヘール形成室で未完成ベールを形
成し他方のへ〜ル形成室てトワインを巻着して完成ベル
を形成して放出するようにし、各ベール形成室を分業構
成のものにして連続的に作業を遂行させ能率を向」ニさ
せるロールベーラでありながら、その分業構成によって
構成を簡潔化し安価に提供するを［１的として創作され
たものである。

（ニ）課題をＭ−秋するための手段 そこて、本発明は、上記の［］的を達成させるために、 ベールを形成するベール形成室と、このヘール形成室に
送り込む材料を拾い上げるピックアップ部と、１ｉｉｊ
記ベールにトワインを巻着する結束装置とから構成する
ロールベーラにおいて３次に記、ｌＩ！する技術手段を
講したのである。即ち、前記のベール形成室を複数設け
、一方のヘール形成室で未完成ベールを形成し、他方の
ベール形成室で前記未完成ヘールにトワイン巻着後の完
成へ一ルを機外に放出する構成にしたのである。

０）作用 これによって、圃場に散在する牧苧や藁などの材料はピ
ックアップ部で拾い−Ｌけられ複数の各ベール形成室に
送り込まれてロール状のベールに形成されるのであるか その場合材料は、一方のベール形成室に送り込まれてロ
ール状の未完成ヘールに形成され、この未完成ヘールか
他方のベール形成室に送られて一定の大きさに底形され
１周面にトワインか巻着された後機外に放出されるよう
になる。

そして、この他方のベール形成室て完成ベールか形成さ
れて放出される間は一方のベール形成室には、ビ、・、
クア・・！プ部からの材料か送り込まれてヘールか形成
されるようになり連続的に作業か行なわれるのである。

（へ）実施例 以ド、本発明について実施例図を参照して凡体的に説明
する。

（１）は走行うローラ（２）によって支持された機台、
（Ｒ）はこの機台（１）に搭載するベール形成室、（Ａ
）は走行うローラ（２）の前方部に装設したピックアッ
プガイド板（３）を右するピックアップ部であり、機台
（＋）の後方部にはエンジン（４）および操縦部（図示
省略）か配設され、前記のベール形成室（Ｒ）にはその
前後に、未完成ベールを形成するヘール形成室（Ｒ１）
と、一定の大きさに底形してその周面にトワインを巻着
する結束装置とトワインを巻着した完成ベールを機外に
取出す放水機構を備えたヘール形成室（Ｒ２）か設けら
れている。

後側のヘール形成室（Ｒ２）は、湾曲状に懸同しその湾
＋ｆｂ面を前側に向けた後側整形コンベヤ（５）と前側
のベール形成室（旧）を形成する懸ＩＩ＋１形状変形自
在の前側整形コンベヤ（６）の所要部分とにより形成さ
れ、後側整形コンベヤ（５）の下部側はボｊ方に大きく
延出しその延出部で送り込み経路（７）を形成している
。

この後側のヘール形成室（Ｒ２）を形成する後側整形コ
ンベヤ（５）は上部の駆動スプロケット（８）と前方に
延出し前記ピックアップ部（Ａ）に設けるアイドルスプ
ロケット（９）との間にチェンガイト（１０）　（ｌ　
１）（ｉ２）およびテンションローラ（＋３）（＋４）
を介し左右のエントレスチェン（ｉ５）（１５）を架、
没させ、これらチェノ（＋　５　）　（１，５）間に等
間隔に複数のバイブを横架させて構成されている。

また、前記の駆動スプロケット（８）とアイ１〜ルスブ
ロケツト（９）との間に介在するチェンガイト（１０）
によって後側チャンバー（１６）（１６）の左右のもの
を連結し、その右側の後側チャンバー（１６）の上端側
に前記駆動スプロケット（８）を軸着し、この両チャン
バー（＋６）（１６）の下端部をそれぞれ回動支点軸（
１７）に嵌挿させるとともに前記のテンションローラ（
１３）（１４）を両チャンバー（１６）（１６）に取付
けて回動支点軸（１７）を支点にして後側整形コンベヤ
（５）とともに後側チャンバー（１６）（１６）を後方
側に変位可能に構成している。

次に、前側のベール形成室（Ｒ１）を形成する前側整形
コンベヤ（６）は逆三角形状に懸回され、前記駆動スプ
ロケット（８）近傍部の定位置に設ける駆動スプロケッ
ト（１８）と三角形状の他の頂点相当箇所に設けるアイ
ドルスプロケット（１９）（２０）との間にチェンガイ
ト（２１）を介し左右のエントレスチェン（２２）（２
２）を架設させ、これらチェノ（２２）　（２２）間に
等間隔に複数のバイブを横架させて構成されている。

また、前記のアイドルスプロケット（１９）（２０）と
の間に介在するチェンガイト（２１）によって扇形状の
前側チャンバー（２３）（２３）の左右のものを連結し
、その右側の前側チャンバー（２３）の前端側に前記ア
イドルスプロケット（１９）を軸着し下端側にアイドル
スプロケット（２０）を＠着している。

そして、この扇形状をした前側チャンバー（２３）（２
３）のカナメ部分は前側ベール形成室（Ｒ１）中央部に
おける両側に設ける回動支持軸（２４）（２４）に嵌挿
し前側チャンバー（２３）（２：１）をこの回動支持軸
（２４）（２４）を軸にして前後に揺動させ前側整形コ
ンベヤ（６）の懸回形状か変形自在になるように構成し
、この前側整形コンベヤ（６）のアイドルスプロケッ）
−（１９）（２０）間の部分と前記後側整形コンベヤ（
５）の前方への延出部とによって前側のベール形成室（
旧）か形成されているのである。

前終アビツクアップ部（Ａ）に設けるアイドルスプロケ
ット（９）と同軸上にピックアップ回動支点軸（２５）
を備え、該支点軸（２５）に前記ピックアッフ部（Ａ）
のピックアップケース（２６）基端部を上下動自在に支
持させるとともに、該ケース（２６）前端側にピックア
ップフィンガー（２７）を支持させ、このピックアップ
フィンガー（２７）を回転させて材料を拾い上げ送り込
み経路（７）から前側または後側の各ベール形成室（旧
）（Ｒ２）に送り込むように構成し、その送り込まれる
材料はそれぞれのコンベヤ（５）（６）の回転でもって
ロール状のベールに形成されるのである。

また、後側のベール形成室（Ｒ２）には一定の大きさに
成形されたベールにトワインを巻着する結束装置と、ト
ワインか巻着された完成ベールを機外に取出す放出機構
を備えている。これらの結束装置と放出機構は従来の公
知構成のものであるから、ここてはその説明を省略する
ことにする。

そこて、前記の前側チャンバー（２３）Ｃ２３）の＃後
揺動は、その右側のものを作動させる油圧機構（Ｃ）に
よって行なわせ、また後側チャンバー（１６）（１６）
の後方側への変位は一定の大きさに成形されたベール外
周面の張出圧を受けて変位するようになっている。

そして第２図に示すように、後側チャンバー（１６）が
矢印（イ）で示すように後方側に変位するとリミットス
イッチ（Ｓ）により電磁弁等を介して油圧機構（Ｃ）を
作動させ前側チャンバー（２３）を（的のように後側に
揺動させて前側整形コンベヤ（６）を第１図に（ハ）で
示す懸回形状に変形し、送り込み経路（７）からの材料
を前側のベール形成室（Ｒ１）に案内し、後側のベール
形成室（Ｒ２）での放出機構による完成ベールの取出し
か終了すると、これに関連作動させる構成にしである前
記油圧機構（Ｃ）によって前記の前側チャンバー（２３
）は第２１１１の（ニ）のように前側に揺動させ、前側
整形コンベヤ（５）を第１図の（ネ）のように変形する
。

更に、第３図には前側のベール形成室（Ｒ１）における
未完成ベールを後側のベール形成室（Ｒ２）に送り込む
押出し機構（Ｂ）を示したものて、前側チャンバー（２
３）に一体に取り付けた弧状ラック（２８）と押出し板
（２９）に連結された直線ラック（３０）との間にビニ
オン（３１）を介して構成されていて、実線で示すよう
に＃側チャンバー（２３）が前記ｃ口）のように後側に
揺動したときおよびこの状態から第１図の実線に示す状
態の間においては押出し板（２９）は・＼−ル形ｒ＆圏
外に退入し、前記（ニ）のように前側に揺動すると弧状
ラック（２８）とビニオン（３１）・直線ランク（３０
）によって押出し板（２９）は擬態Ｖｊ（へ）のように
突出して未完成ベールを後側のベール形成室（Ｒ２）に
送り込む構成になっている。

し・たかって、作業の開始に当って油圧機構（Ｃ）によ
り前側チャンバー（２３）を第２図に示す状態にすると
、ピックアップ部（Ａ）からの材料は後側整形コンベヤ
（５）の回動によって送り込み経路（７）から（ト）（
チ）のように後側のベール形成室（Ｒ２）に送り込まれ
前側整形コンベヤ（６）との共（動によってロール状の
ヘールに形成され、一定の大きさに成形されるとそのベ
ール外周面の張出圧により後側ヂＶンバー（Ｉ６）は回
動支点軸（１７）を支点にして（イ）のように後方側に
変位し、この変位によってリミットスイッチ（Ｓ）等を
介し油圧機構（Ｃ）は前側チャンバー（２３）を（ロ）
のように後側に揺動させて前側整形コンベヤ（５）を（
ハ）の状態にし、送り込み経路（７）から送り込まれる
材料を点線矢印（す）のように案内ｌノて前側のベール
形成室（Ｒ１）て前側整形コンベヤ（１１）と押出し板
（２９）の共（動作用によりロール状ヘールの形成を開
始するようになる。

このとき前記の後側のベール形成室（Ｒ２）で一定の大
きさに成形されたベールにはその周面に結束装置によっ
てトワインか老若され、この巻着された完成ヘールは放
出機構て機外に取り出される。

そして、放出機構によって完成ヘールか機外に取出され
るまでは前側のベール形成室（Ｒ１）−Ｃベルの形成か
続行され、放出機構による完成ベールの機外への取出し
か終了すると、油圧機４１Ｊ（Ｃ：）によって前側チャ
ンバー（２３）は第２図の（ニ）のよつに前側に揺動し
前側整形コンベヤ（６）を第１　ｆ：１．１の（ネ）の
状態に変形させるようになり、前側の・＼−ル形成室（
旧）て形成中の未完成ベールは後側整形コンベヤ（５）
と前側整形コンベヤ（６）の回動による作用を受けて（
ヌ）のように後側のベール形成室（１２）に移り送り込
み経路（７）からの材料かプラスされ一定の大きさのベ
ールに成形されるのである。そしてこの−・定大きさの
ベール成形によって始まるところの前記のような前側整
形コンベヤ（６）の懸回形状の変形か順次行なわれるこ
とと後側のベール形成室（Ｒ２）でのトワインの巻着、
完成ヘールの取出しによって連続的にロール状のベール
か形成されるのである。

また、前記の前側整形コンベヤ（６）を第１図の（ネ）
の状態に変形させたとき前側のベール形成室（Ｒ１）て
形成中の未完成ベールは後側整形コンベヤ（５）と前側
整形コンベヤ（６）の回動による作用によって後側のベ
ール形成室（Ｒ２）に移り送り込まれるか、そのとき前
側チャンバー（２３）と一体となって凍動する弧状ラッ
ク（２８）によってベール形Ｊ＆圏外に退入している押
出し板（２９）は第３図の（へ）のように突出して未完
成ベールを確実に後側のベール形成室（Ｒ２）に送り込
むのである。

（ト）発明の効果 本発明（ま、以上詳述したように、ベールを形成するベ
ール形成室と、このベール形成室に送り込む材料を拾い
Ｌげるピックアップ部と、前記ベールにトワインを巻着
する結束装置とから構成するロールベーラにおいて、前
記のベール形成室を複数設け、一方のベール形成室て未
完成ベールを形威し、他方のベール形成室で前記未完成
ベールにトワイン巻着後の完成ベールを機外に放出する
構成にしたのであるから、材料は一方のベール形成室に
送り込まれてロール状の未完成ベールに形成され、この
未完成ベールか他方のベール形成室に送られて一定の大
きさに成形され、周面にトワインか巻着された後機外に
放出されるようになるとともに、他方のベール形成室て
完成ベールか形成されて放出される間は一方のベール形
成室（材料か送り込まれてヘールか形成されるようにな
り連続的に作業が行なわれるものとなって、能率を向上
させるロールベーラてありなから、複数のベール形成室
を分業構成のものにしたので従来のように一定の大きさ
に成形されたベールにトワインを在若する結束装置と完
成ベールを機外に取出す放出機構とを独立的に備えるこ
とを要しないから構成は簡潔化し安価に提供てきる効果
かある。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明の実施態様を例示せるものにして、その
、第１図は要部をｗｃｇｌｌＦシて示すロールベーラの
側面図、第２図はその要部の動作を示す抽出図、第３１
２１は構成部分の図である。 Ｒ・旧・Ｒ２・・・・・ベール形成室 Ａ・・・・・・・・・・ピックアップ部８・・・・・・
・・・・押出し機構

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）ベールを形成するベール形成室（Ｒ）と、このベー
   ル形成室（Ｒ）に送り込む材料を拾い上げるピックアッ
   プ部（Ａ）と、前記ベールにトワインを巻着する結束装
   置とから構成するロールベーラにおいて、前記のベール
   形成室（Ｒ）を複数設け、一方のベール形成室（Ｒ１）
   で未完成ベールを形成し、他方のベール形成室（Ｒ２）
   で前記未完成ベールにトワイン巻着後の完成ベールを機
   外に放出する構成にしたことを特徴とする複数のベール
   形成室を有するロールベーラ。 ２）一方のベール形成室（Ｒ１）に、未完成ベールを他
   方のベール形成室（Ｒ２）に送り込む押出し機構（Ｂ）
   を設けてある請求項１）記載の複数のベール形成室を有
   するロールベーラ。