JPH0338552Y2 - - Google Patents

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JPH0338552Y2
JPH0338552Y2 JP1984179958U JP17995884U JPH0338552Y2 JP H0338552 Y2 JPH0338552 Y2 JP H0338552Y2 JP 1984179958 U JP1984179958 U JP 1984179958U JP 17995884 U JP17995884 U JP 17995884U JP H0338552 Y2 JPH0338552 Y2 JP H0338552Y2
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rotation
housing
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notch
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、びん詰打栓機、缶詰機、充填機等に
用いられているロータリージヨイントに関するも
のである。
(従来の技術) 充填機について従来例を説明すると、第3,4
図に示すように供給コンベヤ1、タイミングスク
リユー2およびスターホイール3によつて充填機
の回転円盤12上に容器Aを供給し、第4図に示
すように軸受9に軸支され図示少略した駆動機構
によつて回転される前記回転円盤12上の前記容
器Aは、昇降用エアシリンダ6によつて同期的に
回転されているフイラーボウル4側の充填バルブ
7に配置されて、供給パイプ8から供給されてい
るフイラーボウル4内の液体が前記充填バルブ7
を通り前記容器A内に充填されるようになつてい
るとともに、回転するフイラーボウル4の上側中
心部にロータリージヨイント13を配設して、該
ロータリージヨイント13によつてフイラーボウ
ル4および昇降用エアシリンダ6等に連設されて
いる複数の各種配管における対応した固定側と回
転側の配管間を連通する構造になつている。
さらに、前記ロータリージヨイント13の従来
例について詳述すると、第5図に示すように本体
フレーム(図示省略)に固定アーム20を介して
固設された固定軸21と、該固定軸21に配設さ
れ固定側配管に接続される複数の固定側接続口
c1,c2,c3と、該接続口に個別に連設され前記固
定軸21内に配設された複数の軸方向流体通路
u1,u2,u3と、前記フイラーボウル4即ち回転体
側に連設され固定軸21の図示下半部に対し回転
可能に嵌装された回転側ハウジング22と、該ハ
ウジング22の周囲に軸方向間隔をおいて配設さ
れ前記流体通路に直接的にあるいは間座23,2
3,23を介して個別に連設された回転側配管に
接続される複数の回転側接続口d1,d2,d3,d4
と、前記ハウジング22と前記固定軸21との間
に配設されている前記間座23間の複数のシール
部材24と、スペーサ25、ボルト26、ナツト
27でハウジング22の上端部に装着され固定軸
21との間に嵌挿されたパツキン押え28と、ス
ペーサ29を介してハウジング22の上側に適宜
間隔をおいてボルト30で固設された切欠口32
付のベアリング押え31と、ベアリング押え31
と固定軸21間に配設された軸受35およびボル
ト33でベアリング押え31に装着されたカバー
34等からなり、固定側接続口c1,c2…に複数の
固定側配管を回転側接続口d1,d2…に複数の回転
側配管を接続して、接続口c1→流体通路υ1→接続
口d1,d2→υ2→c2,c3→υ3→d3等の流体路が形成
され、複数の固定側配管と複数の回転側配管とを
個別に連通させる構造になつているとともに、ベ
アリング押え31に設けた切欠口32からナツト
27を回転してパツキン押え28の押込量を調整
するようになつており、シール部材24は消耗品
であるため交換する必要がある。
また、前記シール部材24の交換手段は、固定
アーム20を固定軸21から外しナツト27を緩
めて固定軸21とハウジング22間の摩擦力を軽
減したのち、ボルト33を外し固定軸21を上方
へ抜取りナツト27、パツキン押え28を取外し
て、シール部材24と間座23を上方へ抜出して
切欠口32から外部に取出すようになつており、
また、逆に組付する場合は、前記とは逆の順序で
行われる構造になつている。
(従来技術) 前記ロータリージヨイントは、第3図に示すよ
うに充填機のフイラーボウル4即ち回転体の直上
に配設され、かつ前記のような構造になつている
ため、前記シール部材24の交換作業は、極めて
作業性が悪く、またジヨイントのパス数により異
なるが第5図に示すような4パス構造の場合は固
定軸21が約80Kgに達し非常に重くて危険作業と
なる。
また、シール部材24はナツト27の締付力で
シールされ、そのシール部材24は重合構造(通
常Vパツキン)であつてかつ各パスシール用に積
上げられた構造であるため、各々均等に押えるこ
とが困難であり、締付が甘いとシール不良になる
し締付が大き過ぎると摩擦力が多大となり、充填
機の回転動力が増加すると同時に、摩耗し易く寿
命の低下を来すことになつて、最良状態の設定に
バラツキを生ずるなどの問題点がある。
(考案の目的、問題点の解決手段) 本案は、前記のような問題点に対処するための
考案であつて、回転体に連設されて回転する回転
軸と、該回転軸の複数の回転側接続口に軸方向の
流体通路を介して接続されて、該回転軸の軸方向
に間隔をおいて配設される複数の回転側開口と、
該回転側開口を個別に覆つて該開口に連通した環
状通路及び固定側接続口を有する複数のシール部
材付ハウジングブロツクと、該ハウジングブロツ
クの隣接端面に設けた切欠部に嵌挿されて該切欠
部に係合する係合部材で押圧されるシール部材
と、該シール部材を押圧すべく前記ハウジングブ
ロツクの複数段を前記回転軸の上部端のボルトで
締着する上側支持機構とを具備した構成に特徴を
有し、複数の回転側接続口と回転側開口および両
者間に連設された複数の流体通路を有する回転軸
に、前記開口を個別に覆いかつ同開口に連通した
環状通路および固定側接続口を有する複数のシー
ル部材付ハウジングブロツクを着脱可能に嵌装し
て、締付具によつて前記ハウジングブロツクを複
数段に締付けて固定することにより、分割形成さ
れて軽量化された前記ハウジングブロツクによつ
てシール部材の交換作業性を容易とし、かつシー
ル部材の締付調整が不要となり組付にバラツキが
なくなつて寿命を高められ回転シール性能を著し
く向上させて前記のような問題点を解消したロー
タリージヨイントを供する点にある。
(考案の実施例) 第1図に本考案の第1実施例を示しており、図
中40は図示省略した回転体(例えばフイラーボ
ウル)に連設されて回転する回転軸であつて、該
回転軸40の図示下方の周面部には複数の回転側
接続口41,41…が設けられ図示上方の周面部
には軸方向等間隔をおいて複数の回転側開口4
2,42…が配設されているとともに、前記回転
側接続口41,41…と前記回転側開口42,4
2…間には、回転軸40内に配設されている複数
の軸方向流体通路43,43…が個別に連設され
た構成になつている。
また、前記回転軸40の中段部位に形成された
段部40aに、ストツプリング50aで固定され
たベアリング50bと、ボルト50cで連結され
た上、下のベアリング押え50d,50eと、ベ
アリング押え50d,50eに設けられたシール
部材50f,50gとからなるハウジングの下側
支持機構50が嵌装され、該下側支持機構50は
回転軸40をベアリング50bとシール部材50
f,50gで回転自在に支持した構成になつてい
る。
さらに、前記回転軸40における複数の前記回
転側開口42の外周にはそれぞれハウジングブロ
ツク45が着脱自在に嵌装されており、各ハウジ
ングブロツク45は、前記回転側開口42を個別
に覆うとともに該開口42に連通した環状通路4
5aを有しかつ固定側配管に接続される固定側接
続口45bを備え、更に隣接端面に設けた切欠部
に嵌挿されて、該切欠部に係合する係合部材で押
圧されて上下に調整不要なシール部材45c,4
5dが付設された構成になつており、最下段のハ
ウジングブロツク45は前記下側支持機構で支持
され順次に積重ねられた配置になつているととも
に、下側支持機構50と最下段のハウジングブロ
ツク45間および隣接したハウジングブロツク4
5,45間にはそれぞれ軸方向のピン46が施さ
れて相互の回転が阻止された構成になつている。
なお、前記シール部材45c,45dには、従来
のVパツキン等のシール部材に代えて、調整不要
のOリング、スリツパシール等が用いられてい
る。
さらにまた、前記回転軸40の上部にベアリン
グ51aを嵌装し同回転軸40の上端部にボルト
51bでベアリング押え板51cを装着するとと
もに、ボルト51dで連結されたシール部材51
g付の上下ベアリング押え51e,51fで前記
ベアリング51aをカバー支持しかつ最上段のハ
ウジングブロツク45の上面を支持した構成とし
てハウジングの上側支持機構51に構成され、前
記下側支持機構50と該上側支持機構51によつ
て、軸方向に複数段に積重ねられた複数のハウジ
ングブロツク45よりなるハウジングを締付けて
固定する締付具に構成されている。また、前記ハ
ウジングブロツク45の隣接した端面部は相互補
完形の凹凸形状になつていて嵌合により軸方向の
芯出しが自動的に行われ、前記ピン46にて相対
回転が阻止されており、ボルト51bによつてベ
アリング押え板51c、ベアリング51aおよび
ベアリング押え51fを介して前記各ハウジング
ブロツク45を押え複数段に締付けて固定する構
成になつている。なお、前記シール部材50f,
50gはベアリング50b潤滑油のシール用であ
る。
(作用) 本考案の実施例は、前記のような構成になつて
いるので、各ハウジングブロツク45の各固定側
接続口45bに複数の固定側配管を図示のように
接続し、回転体(例えばフイラーボウル4の回転
中心部)に同軸状に連設されて回転する回転軸4
0の各回転側接続口41に回転側配管を接続する
と、複数組の前記固定側配管と前記回転側配管と
のそれぞれの間に、連通した環状通路45a、回
転側開口42、流体通路43および回転側接続口
41よりなる複数組の流通路が形成されて、複数
の制御用エア等の供給あるいは排出系を連通する
ことできるとともに、ボルト51bによつてベア
リング押え板51cを外すと、回転軸40から上
側支持機構51、各ハウジングブロツク445、
下側支持機構50を個別に順次に取外すことがで
き、また逆順序で組込むことができて、各ハウジ
ングブロツク45のシール部材45c,45dと
ともに締付具の上下支持機構51,50における
シール部材50g,51gを極めて容易に着脱し
て交換でき、それに伴つて前記各シール部材の組
付のバラツキも殆んど生じない。
(考案の効果) このように本考案によるときは、回転軸40に
は複数の回転側接続口41に軸方向の流体通路4
3を介して接続されて軸方向に間隔をおいて配設
される複数の回転側開口42を設け、該回転側開
口42を個別に覆い、且つ同開口42に連通した
環状通路45aおよび固定側接続口45bを有す
る複数個のハウジングブロツク45を設けて、該
ハウジングブロツク45はその隣接端面に設けた
切欠部に嵌挿されて該切欠部に係合する係合部材
で押圧されるシール部材45c,45dでシール
したものであるから、各ハウジングブロツク45
は簡単なシール手段によつて完全にシールされて
ロータリジヨイントとして有効に液体を供給する
ことができ、而も各ハウジングブロツク45の複
数段は、これを回転軸40の上部端のボルト51
bで締着する上側支持機構51により締付けられ
るため、各シール部材45c,45dの締付調整
を要しないのみならず、同シール部材45c,4
5dの交換をボルト51bの螺合操作のみによつ
て行われるため容易に交換でき、かつバラツキの
ない組付けとなり一定の摩擦力をキープしてシー
ル性能、信頼性を高める等の効果を有する。
(考案の他の実施例) 第2図に本考案の第2実施例を示しており、第
1実施例と比較すると各ハウジングブロツク45
における環状通路45aの上、下側に切欠部を設
け、両切欠部にシール部材45c,45dを着脱
自在に嵌装し、隣接した前記切欠部間にアダプタ
60を嵌装して、アダプタ60の着脱によつてシ
ール部材45c,45dをハウジングブロツク4
5に容易に着脱、交換できるように構成した点に
特徴を有し、その他の構成については第1実施例
と同様な構成になつているので、同様な作用効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示すロータリー
ジヨイントの縦断面図、第2図は本考案の第2実
施例を示す部分縦断面図、第3図は充填機の一例
を示す平面図、第4図は第3図の−部分の断
面図、第5図は従来のロータリージヨイントの縦
断面図である。 40……回転軸、41……回転側接続口、42
……回転側開口、43……流体通路、45……ハ
ウジングブロツク、45a……環状通路、45b
……固定側接続口、50,51……締付具(上、
下側支持機構)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転体に連設されて回転する回転軸と、該回転
    軸の複数の回転側接続口に軸方向の流体通路を介
    して接続されて、該回転軸の軸方向に間隔をおい
    て配設される複数の回転側開口と、該回転側開口
    を個別に覆つて該開口に連通した環状通路及び固
    定側接続口を有する複数のシール部材付ハウジン
    グブロツクと、該ハウジングブロツクの隣接端面
    に設けた切欠部に嵌挿されて該切欠部に係合する
    係合部材で押圧されるシール部材と、該シール部
    材を押圧すべく前記ハウジングブロツクの複数段
    を前記回転軸の上部端のボルトで締着する上側支
    持機構とを具備したことを特徴とするロータリー
    ジヨイント。
JP1984179958U 1984-11-29 1984-11-29 Expired JPH0338552Y2 (ja)

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JP1984179958U JPH0338552Y2 (ja) 1984-11-29 1984-11-29

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JP1984179958U JPH0338552Y2 (ja) 1984-11-29 1984-11-29

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JPS6194687U JPS6194687U (ja) 1986-06-18
JPH0338552Y2 true JPH0338552Y2 (ja) 1991-08-14

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ID=30737521

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JP1984179958U Expired JPH0338552Y2 (ja) 1984-11-29 1984-11-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011106593A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Mitsubishi Heavy Industries Food & Packaging Machinery Co Ltd ロータリージョイントの軸受結露防止装置

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JP4681872B2 (ja) 2004-12-22 2011-05-11 サーパス工業株式会社 ロータリージョイントおよびロータリージョイントの筐体分割体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59147187A (ja) * 1983-02-10 1984-08-23 新日本製鐵株式会社 流体コンバ−タ

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JPS6194687U (ja) 1986-06-18

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