JPH0336606Y2 - - Google Patents

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JPH0336606Y2
JPH0336606Y2 JP4601787U JP4601787U JPH0336606Y2 JP H0336606 Y2 JPH0336606 Y2 JP H0336606Y2 JP 4601787 U JP4601787 U JP 4601787U JP 4601787 U JP4601787 U JP 4601787U JP H0336606 Y2 JPH0336606 Y2 JP H0336606Y2
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JP
Japan
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faucet
cylinder
hollow piston
discharge pipe
opening
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JP4601787U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、スワン自在水栓の胴にシングルレバ
ー式給水栓を付設したスワン自在水栓(またはグ
ースネツク水栓ともいう)に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
周知のごとく、給水栓にはJIS規格水栓と規格
外水栓とがあつて、後者のものの一つに、第2図
のような横形スワン自在水栓がある。かかる横形
スワン自在水栓は、台所などの流し用やパーテイ
ー用の給水などに好都合で、流し場の構造や使い
勝手に応じ好個なものとなつている。例えば、流
し場の空間を大きくするために、水栓の吐出管1
0の位置を上げ、把手23を横に装着した方が把
手23の位置が高くならないで、開閉栓操作が容
易となる場合に用いられる。
ところが、かかる横形スワン自在水栓では把手
23が横向きで、かつ、ネジ棒を回動する操作で
あるので、開閉栓の操作が比較的長く延出した吐
出管10でその回動が邪魔されて扱いにくい場合
がある、という不具合がある。
そのため、本考案者はシングルレバーを上下動
させることにより開閉栓させるスワン自在水栓を
試みたところ、次のような問題が判明した。
例えば、実公昭51−30184号公報で示されてい
る給水栓を適用した場合では、シングルレバーが
上下動することにより、該シングルレバーの当接
で弁棒を、戻しスプリングに抗して横方向に往動
させ開栓し、該戻しスプリングの弾力で復動させ
るとともに該弁棒に固着された弁盤のゴムパツキ
ンが押圧されて閉栓する、という構造になつてい
る。
ところが、かかる給水栓はJIS規格で規格され
たコンプレツシヨン式給水栓と同様、ゴムパツキ
ンを閉栓毎に押圧するので、ゴムパツキンの寿命
が短い、という不都合があり、しかも開栓状態を
維持させようとすれば、戻しスプリングの弾力に
抗してシングルレバーを押圧し続けなければなら
ず、したがつて、流し用に使用する、スワン自在
水栓には適用できない。
そこで、本考案者は、更に、スワン自在水栓に
シリンダーステム型のシングルレバー式給水栓を
付設し、その操作を軽快にするとともに、操作レ
バーの向きを変更可能とし、いずれの方向からも
使用できるなど更に便利にしたスワン自在水栓を
案出した。
ところが、一般に水栓においては、水道圧の低
下の際、汚水の逆流を防止するための逆流防止機
能を備えなければならない、という制約がある
が、前記案出したスワン自在水栓には、かかる逆
流防止性能を付設しにくい。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本考案者は、シリンダーステム型のシン
グルレバー式給水栓を付設したスワン自在水栓の
胴に逆流防止機能を付設しようと、試行錯誤した
結果、かかる機能を備えるとともに分解容易な構
造を案出したので、ここに実用新案として提供す
るものである。
すなわち、本考案の要旨は、首振り自在のグー
スネツク形の吐出管が延設された水栓胴内に上下
動の操作で開閉栓するシングルレバー式給水栓に
おいて、該シングルレバー式給水栓を、前記吐出
管に連通する開口部を備えたシリンダーと、該シ
リンダーにシールを介して、摺動自在に挿入され
た中空ピストンとから構成し、該中空ピストンの
上下動により該開口部を開閉して開閉栓するとと
もに、該シリンダーの開口部上方に設け、かつ、
前記中空ピストン上端で着座可能の逆止弁用ボー
ルを内蔵したシングルレバー式給水栓にある。
〔実施例〕
第1図は本考案の実施例の断面図でスワン形ま
たはグースネツク形と呼ばれる自在水栓を示し、
これは1対の開口部1,1を備えたシリンダー2
に、中空ピストン3を摺動自在に挿入し、中空ピ
ストン3は操作レバー4により上下動する。シリ
ンダー2の下方外周には中ケース5が螺合され、
シリンダー2、中ケース5および中空ピストン3
で圧力室6を構成している。
これらシリンダー2と中ケース5の外周に水栓
胴7を外嵌し、水栓胴7の下方には、外周にネジ
を該設した連結ケース8を螺合し、上方には上方
化粧ケース9を螺合している。上方化粧ケース9
にはグースネツクの吐出管10を首振り自在に挿
入している。11,12,13…はOリングで、
Oリング12は中空ピストン3に穿設した小孔1
4を開閉自在に覆うよう設けてあり、Oリング1
3は吐出管10の抜止めするよう設けてある。
ここにおいて、本本実施例はシリンダー2の上
端を小径16にして、袋状とし、上方化粧ケース
9との間で通路17を形成するとともに、その小
経16内にバネ18を内蔵している。バネ18と
中空ピストン3との間に逆止弁用ボール19を挿
入している。したがつて、ボール19の着座部
は、中空ピストン3の上端内周縁と、小径16を
形成するための段部16′となる。
本実施例のスワン自在水栓は縦形であつて、下
方より上方に開口した水道用鉛管(図示せず)
に、連結ケース8を外嵌するとともに、流し台
(図示せず)の上面に流し台押え15を当接して、
下方よりハーフナツト20でしめ上げ固定する。
そこで、かかるスワン自在水栓の使い方は次の
ようにして行う。すなわち、第1図示の状態は閉
栓したた状態で、開口部1は、水道水が導入され
ている中空ピストン3の上昇位置によりシリンダ
ー2の開口部1,1は閉塞されるとともに、逆止
弁用ボール19はバネ18で押圧されて中空ピス
トン3の上端内周縁に着座している。
そして、例えばグースネツクの吐出管10の先
端にホース等を連結してそれにより汚水タンクへ
給水する場合、給水の途中で、水道圧が突然負圧
となれば、ホース吐出管10よりサイホンの作用
により水道用鉛管の方に汚水が逆流するが、本実
施例によれば、水道圧が低下すれば、バネ18に
より逆止弁用ボール19を中空ピストン3の上端
内周縁に直ちに着座させて汚水の逆流を防止す
る。
また、逆止弁用ボール19の装着部は部品交換
などのため点検をする必要があるが、かかる場
合、本実施例によれば、上方化粧ケース9を水栓
胴7の螺合から解き、次いで、シリンダー2を中
ケース5の螺合から解き、バネ18、逆止弁用ボ
ール19を取出し点検する。したがつて、従来の
逆流防止機構が流し台の上面より下方に装着され
ているため、分解のためにはスワン自在水栓の全
体を取外していたのに較べ、その分解が容易にで
きる。
なお、開栓状態から、操作レバー4の先端を下
方に下げて閉栓する場合、中空ピストン3の上端
が尖端に形成され、しかも、Oリング12を引伸
ばして圧力室6へ水道圧を導くので、操作レバー
4の操作は若干のブレーキがかかり、閉栓による
ウオーターハンマーが回避できる。
〔考案の効果〕
開口部を備えたシリンダーと、該シリンダーに
摺動自在に挿入された中空ピストンにより開閉栓
をするので、その操作がきわめて軽快で、かつ使
用者が水栓の周囲のいずれの位置にいても吐出管
が邪魔となることなく、しかも指先で軽快に操作
でき、加えてシールにコンプレツシヨン式給水栓
のような不要な損傷を与えない。
しかも、グースネツク形の吐出管とシリンダー
との間に逆止弁用ボールを内蔵したので、デツト
スペースを利用できるとともに、給水栓全体を分
解することなく点検ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の断面図、第2図は従
来例の斜視図を示す。 1……開口部、2……シリンダー、3……中空
ピストン、4……操作レバー、10……吐出管、
19……逆止弁用ボール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 首振り自在のグースネツク形の吐出管が延設さ
    れた水栓胴内に上下動の操作で開閉栓するシング
    ルレバー式給水栓において、 該シングルレバー式給水栓を、前記吐出管に連
    通する開口部を備えたシリンダーと、該シリンダ
    ーにシールを介して、摺動自在に挿入された中空
    ピストンとから構成し、該中空ピストンの上下動
    により該開口部を開閉して開閉栓するとともに、 該シリンダーの開口部上方に設け、かつ、前記
    中空ピストン上端で着座可能の逆止弁用ボールを
    内蔵したシングルレバー式給水栓。
JP4601787U 1987-03-28 1987-03-28 Expired JPH0336606Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4601787U JPH0336606Y2 (ja) 1987-03-28 1987-03-28

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JP4601787U JPH0336606Y2 (ja) 1987-03-28 1987-03-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63156254U JPS63156254U (ja) 1988-10-13
JPH0336606Y2 true JPH0336606Y2 (ja) 1991-08-02

Family

ID=30865290

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JP4601787U Expired JPH0336606Y2 (ja) 1987-03-28 1987-03-28

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JPS63156254U (ja) 1988-10-13

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