JPH0336545B2 - - Google Patents

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JPH0336545B2
JPH0336545B2 JP54142888A JP14288879A JPH0336545B2 JP H0336545 B2 JPH0336545 B2 JP H0336545B2 JP 54142888 A JP54142888 A JP 54142888A JP 14288879 A JP14288879 A JP 14288879A JP H0336545 B2 JPH0336545 B2 JP H0336545B2
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logic
signal
output
latch
gate
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JP54142888A
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JPS5566371A (en
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Teii Haatoroobu Jeroomu
Esu Makudonarudo Rei
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Medtronic Inc
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Publication date
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Publication of JPS5566371A publication Critical patent/JPS5566371A/ja
Publication of JPH0336545B2 publication Critical patent/JPH0336545B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N1/00Electrotherapy; Circuits therefor
    • A61N1/18Applying electric currents by contact electrodes
    • A61N1/32Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
    • A61N1/36Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for stimulation
    • A61N1/372Arrangements in connection with the implantation of stimulators
    • A61N1/37211Means for communicating with stimulators
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N1/00Electrotherapy; Circuits therefor
    • A61N1/18Applying electric currents by contact electrodes
    • A61N1/32Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
    • A61N1/36Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for stimulation
    • A61N1/362Heart stimulators
    • A61N1/37Monitoring; Protecting
    • A61N1/3706Pacemaker parameters

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  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Electrotherapy Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は身体組織刺激装置に関するものであ
り、更に詳しく言うと幾多の相異なる状態でプロ
グラムできる植込み型心臓ペースメーカに関す
る。 植込み型心臓ペースメーカの技術は、1962年に
発行された“医用心臓ペースメーカ”と題する米
国特許第3057356号のなかでグレートバツチによ
り開示された。グレートバツチにより開示された
この装置は、固定レートで電気パルスを発生させ
る比較的簡単な弛緩発振器を具えていた。これら
のパルスは導体線でできている導線と電極を通し
て心臓に印加され、パルスが発生する度毎に心臓
を収縮させる。1962年以来幾多の改良が心臓ペー
スメーカについて行われた。それらの改良には、
必要な時にのみ刺激パルスを出す際に発振器と相
互作用するためのセンス増幅器の導入などの回路
の複雑化(デマンドペースメーカ)、ペースメー
カの信頼性と寿命を改良するための特色、パツケ
ージ技術の改良、電源の改良、導線および導体の
改良が含まれる。 グレートバツチが初めて植込み型心臓ペースメ
ーカを開示した以後に行われたもう1つの改良
は、ペースメーカが植込まれた後で、そのプログ
ラムのやり直しができる手段である。1974年に発
行された“加減できる結合パラメータをもつた植
込み型心臓ペースメーカ”と題するリース・テリ
ー・ジユニアらによる米国特許第3805796号にお
いて、ペースメーカを植込んだ後にそのレートを
非侵襲的に変更できる回路が開示されている。こ
のレートは、磁気的に動作可能なリードスイツチ
が閉じる回数に応答して変化する。テリーらの装
置は、リードスイツチが閉じる回数を計数し、そ
の計数を2進カウンタに記憶することによつて動
作する。このカウンタの各段階は、直列に接続し
た抵抗連鎖(chain)のうちの1つの抵抗を使用
する(engage)か、又はバイパスするように接
続されており、その連鎖はペースメーカレートを
制御するRC時定数の一部である。 テリーらの考えは、ペースメーカのパツケージ
内に具えられている磁気的に動作するリードスイ
ツチにごく接近して保たれている磁場がリードス
イツチを閉に保つている間に、無線周波数(RF)
パルスバーストの印加に応答するプログラム可能
な心臓ペースメーカを開示している1978年発行の
“プログラム可能な身体刺激装置”と題するジヨ
ンM.アダムスらによる米国特許第4066086号に示
されている装置により改善された。アダムスらの
回路においても、レートだけが印加されるRFパ
ルスバーストの数に応答してプログラム可能であ
る。心臓ペースメーカのプログラミングへの無線
周波数信号の利用は、1974年に発行された“比較
されたカウントによるデジタル制御ペースメー
カ”と題する米国特許第3833005号のなかでウイ
ングローブによつて初めて開示された。ウイング
ローブの装置はレートとパルス幅の両方をプログ
ラムすることができた。しかし、3つ以上のパラ
メータをプログラムしたり、或いは選択した特徴
又は試験を命令によりプログラムできるようなペ
ースメーカはまだ記述されたことがない。そのよ
うなペースメーカは、万能プログラム可能ペース
メーカと呼ぶことができるものと思う。 心臓ペーシング技術が一般の電子技術の状態よ
り遅れている1つの分野は、デジタル電子回路の
利用である。その1つの理由は、デジタル電子回
路を動作させるには、高エネルギーが必要である
ためである。しかし、大規模集積回路上に組立て
る相補形金属酸化物半導体(CMOS)における
ごく最近の技術的進歩、ならびに心臓ペースメー
カ電池の改善に伴い、デジタル電子回路が市販の
ペースメーカに使用され始めている。デジタル回
路に本来具つている長所はその正確さと信頼性の
高さにある。一般にデジタル回路は、長期間にわ
たり非常に安定した周波数を出す水晶発振器に応
答して動作する。少くとも1966年以来、心臓刺激
装置およびペースメーカにデジタル技術を利用す
る点に関しては先行技術に幾多の提案が行われて
いる。例えば、米国医用エレクトロニクス雑誌の
1977年第1季刊号29〜34頁に“生物学的刺激装置
をプログラムするためのデジタルタイミング装
置”と題してレオF.ウオルシユおよびエミール・
モアが発表した論文を参照されたい。デジタル技
術を提案した最初の特許は、ジヨンW.ケラー、
ジユニアらにより1971年に発行された“デジタル
カウンタ駆動ペースメーカ”と題する米国特許第
3557796号である。この特許は2進カウンタを駆
動する発振器を開示している。カウンタが一定の
計数(カウント)に達すると、信号が出てそれが
心臓刺激装置パルスを発生させる。同時にカウン
タはリセツトされ、再び発振器パルスを計数し始
める。更に、ケラーの特許においては、自然の心
摶動をカウンタが感知するとカウンタはリセツト
されるというデジタルデマンドの考え方、および
心臓刺激パルスが与えられた後、又は自然の心摶
動が感知された後一定の時間出力が阻止されると
いうデジタル不応性の考え方が開示されている。 上述したように、デジタルプログラミング技術
は、テリーらの米国特許第3805796号およびウイ
ングローブの米国特許第3833005号の両方に示さ
れている。ウイングローブは更に記憶レジスタに
プログラムされた値と比較される一定の値にまで
連続的に計数するためリセツト可能なカウンタを
具えることによつて刺激パルスレートを制御する
ためのデジタル制御回路を開示している。ウイン
グローブの特許もまたパルス幅を制御するRC回
路の抵抗を切換えることによつて、出力パルス幅
を加減するための装置を示している。 さて第1図を参照すると、プログラム可能なペ
ースメーカシステム10の全体が示されており、
これにはプログラマ12、プログラミングヘツド
14、パルス発生器16が含まれる。パルス発生
器16により発生した信号は導線18を通つて心
臓(図示されていない)へ印加され、心臓を収縮
させる。パルス発生器16から導線を通つて印加
される信号の種類、ならびにこれらの信号に対す
る心臓の応答は技術上周知であり、こゝでは論じ
ない。 しかし、こゝに説明する実施例においては、パ
ルス発生器は植込み型のものであり、そのような
ものとして皮膚20の表面下に配置される点に注
意すべきである。しかし、こゝに述べることは、
こゝに述べる発明をもつぱら植込み型パルス発生
器に関するものとして限定し解釈すべきではな
い。 プログラマ12は、以下に第2図および第3図
で説明する種類の一連の無線周波数を与えるため
に設計されているどんな種類の無線周波数(RF)
バースト信号発生器でもよい。プログラマ12は
その表面に取扱者が押すことのできる複数のキー
を具えている。これらのキーにはパラメータキー
22、数字キー24、機能キー(function key)
26がある。更に、表示器28が具わつているの
で、取扱者は押したキーの表示を見ることができ
る。 パルス発生器16をプログラムするためには、
選択したパラメータキー、数字キー、機能キーを
押す。パラメータキーは心臓刺激パルスのレー
ト、パルス幅および振幅、増幅器感度、不応期を
プログラムするとともに、パルス発生期16をヒ
ステリシス機能を用いて、又は用いずに、或いは
心室同期(R−sync)又は心室阻止(禁止)(デ
マンド)モードで、或いは非同期又はデマンドモ
ードで動作させるためのキーを含む。更に、閾値
チエツクを行わせ、パルス発生器16の動作を禁
止するためのパラメータキーがある。 数字キー24を押すと、プログラマ12は、選
択されたパラメータがプログラムされる特定の値
を表わす信号を発生させる。例えば、レートパラ
メータボタン22を押す場合には、数字キー24
のなかで所望のレート値を表わすキーを押す必要
がある。 機能キー26は、プログラマ12をしてパルス
発生器16を永久的又は一時的にプログラムさせ
るように用いられる。更に、機能キーのうちの1
つは、連続的な禁止プログラミング信号が禁止状
態を維持するためプログラマ12からヘツド14
を通つてパルス発生器16へ送られるようにする
ために押された状態を維持するような方法で、パ
ルス発生器16を禁止する場合に用いられる。 パルス発生器16をプログラムするためには、
ヘツド14をパルス発生器16のすぐ上の適当な
位置に置き、一連の無線周波数バースト信号をプ
ログラマ12から導線30を介してヘツド14へ
印加する必要がある。ヘツド14は、パルス発生
器16内の磁気的に動作するリードスイツチを閉
じさせるのに十分な大きさの永久磁石を具えてい
る。パルス発生器16内のリードスイツチが閉じ
ると、パルス発生器16内の回路は、導線30を
通つてヘツド14へ印加されたRF信号を検知し、
処理する。 発明の概要 本発明は、心臓刺激パルスの供給を制御するデ
ジタル回路を使用するプログラム可能な心臓ペー
スメーカのパルス発生器に関する。パルス発生器
は、レート(rate)、パルス幅、パルス振幅、不
応期間、感度(sensitivity)及びプログラムした
演算モードを具えることが可能である。更に、パ
ルス発生器は、禁止した出力を具え、閾値マージ
ンテストを実行させるプログラミング信号に応動
し、リードスイツチの閉止の影響、加えられたヒ
ステリシス機能、及びプログラムされた正常の上
限レートを超える高レート、に応動することがで
きる。パルス発生器のプログラム可能機能の多く
は、永久的又は一時的な原理の何れかでプログラ
ムできる。パルス発生器は、更に、プログラミン
グ信号の受領を通知する(signaling)手段、外
部からの信号がプログラミング信号として検出さ
れる場合にプログラム受領回路をリセツトする手
段を具える。プログラム信号受領回路は、パリテ
イチエツク、アクセスコードチエツクを含む検出
されたプログラミング信号により幾つかの異なる
チエツクを実行し、適当な数の信号が所定時間内
で送信されるかどうかを決定する。パルス発生器
のタイミング回路は、クリスタル(結晶)クロツ
ク発振器及びカウンタ手段を具え、それからのク
ロツクパルスをカウントし、ペースメーカのレー
トを決定する。各ペースメーカのパルスのパルス
幅は、クリスタル発振器の代りに電圧制御発振器
を使用することにより決定され、時間と共に減少
する電池(バツテリ)電圧によるエネルギー補償
を得る。 発明の特徴 本発明は、プログラム可能な植込み心臓ペース
メーカ用の禁止タイムアウト特徴に関する。その
特徴は、外部プログラミング装置からの適当なR
−Fプログラミング信号によつて、所定のタイム
アウト期間の間ペースメーカを禁止(使用禁止)
することを可能にする。この特徴は、患者により
安全に実行される診断を可能にする。このタイム
アウトの間、医者は、ペースメーカが禁止される
間に患者の潜在的な(自然の)心臓信号を明らか
に観察することが可能である。この特徴は、ま
た、不適当に長い(又は永久的な)期間の間、ペ
ースメーカを不注意に使用不能にする危険を避け
ることができる。 さて第2図および第3図を参照して、プログラ
マ12が発生させる種類のデータについて説明す
る。各プログラミング動作には、各ビツトが論理
“1”又は論理“0”の2進数をもつ32の2進数
(ビツト)語をプログラマ12が伝送する必要が
ある。プログラマ12が発生させる実際の信号
は、約175キロヘルツの周波数をもつ無線周波信
号のバーストである。プログラマ12が発生させ
る各語について、33の殆んど同じRFバーストが
印加される。各ビツトは今度は連続するRFバー
スト間のリアルタイム情報分離(Separation)
によつて定義される。こゝに説明する好ましい実
施例においては、比較的長い時間を論理“1”ビ
ツトと定義し、比較的短い時間を論理“0”ビツ
トと定義する。パルスバースト持続時間は約0.35
msecであり、比較的長い時間が約2.2msec、比
較的短い時間が約1.0msecである。従つて、例え
ば、第2図に示すように、任意の一連の9RFバー
ストが上方のグラフに示されている。これらの9
バーストはパルス発生器16内のRF復調回路に
よりパルス列に処理され、第2図の下方のグラフ
に一連のパルスとして見られる。第2図の下方の
グラフの下には、第2パルスから第9パルスまで
の各パルスの始めに、一連の8個の2進数が示し
てある。これらの各2進数は、そのパルスバース
トとその前のパルスバーストとの間の時間により
表わされるビツトをあらわす。従つて、第2図の
上方のグラフに示す信号に対する2進符号は
“10010100”となる。この2進数は、8進数では
普通の方法で“224”と書くことができる。この
8進数の最初の数字は最初の2つの最上位のビツ
トをあらわし、8進数のまんなかの数字は次の3
ビツトをあらわし、8進数の最後の数字は最後の
3つの最下位のビツトをあらわす。以後便宜上す
べてのプログラミング符号は8進法であらわすこ
とにする。 第3図を参照して、パルス発生器16に対して
プログラマ12が発生させた32ビツト語を説明す
る。32のビツト語は4つの部分からなり、各部分
の長さは8ビツトである。これらの4つの部分は
パラメータ符号、データ符号、アクセス符号、パ
リテイ符号であり、この順序で最下位のビツトを
最初にして発生する。8ビツトのパラメータ符号
の最初の3ビツトは全く使用されず、常に論理
“0”ビツトとして発生する。パラメータ符号の
4番目のビツトは論理“1”又は論理“0”ビツ
トであり、それぞれ一時的又は永久的プログラミ
ング指令をあらわし、パラメータ符号の最後の4
つは、取扱者がプログラマ12を動作させる際に
押す機能キー26のうちの特定の1つの符号をあ
らわす。 プログラミング語のデータ符号部分は、選択さ
れたパラメータに対する特定の値を決める8ビツ
トからなる。 プログラミング語のデータ部分のあとには、常
に8進符号“227”からなる8ビツトのアクセス
語がある。この語は、以下に第5図および第6図
に関連して説明するように、パルス発生器16を
プログラムする処理を開始させるのに用いられ
る。アクセス語の1つの目的は、パルス発生器1
6により検知されるかもしれない外部からの信号
が再プログラミングを発生させるのを妨げること
である。 プログラミング語の最後の8ビツト部分は、語
のパラメータ部分とデータ部分に基づいて適当な
垂直パリテイを与えるために発生する8ビツトの
パリテイ符号からなる。パリテイ部分は、またパ
ルス発生器16の外部又は所望でないプログラミ
ングを防ぐためのチエツクとして用いられる。 第4図を参照すると、パルス発生器16に含ま
れているデジタル回路をアナログ回路との間の相
互接続図が示されている。一般に、アナログ回路
42は、いくつかの別々の電気システムからなつ
ている。これらのシステムは電池監視装置、水晶
クロツク、電圧制御発振器クロツク、QRS感知
(センス)増幅器、レート制限回路および倍電圧
整流器を含む出力回路、RF復調器を含む。これ
らのアナログシステムの各々は技術上周知であ
り、こゝでその構造を詳しく説明することはしな
い。 デジタル回路40は、プログラミング変更を生
じさせるに必要なデジタル論理、プログラムされ
たパラメータに対する所望の値をあらわすデジタ
ル符号を記憶するメモリ、プログラムされた方法
でパルス発生器16からパルスを発生させるため
のデジタルタイミング手段を具えている。デジタ
ル回路40の更に詳しい説明は第5図A,B,C
に示してあり、それより更に詳しい説明は第6図
A〜Nに示してある。 第4図に示す電気的相互接続図はまた電池44
も示しており、それは、接地などの基準電位源と
デジタルおよびアナログ回路40および42の
各々の間に接続され、+V又は約2.8ボルトを発生
させる普通の沃化リチウム電池でもよい。更に、
デジタルおよびアナログ回路40および42の
各々は接地されている。 磁界により起動されるリード・リレー・スイツ
チ46は、電池44の正側と、デジタルおよびア
ナログ回路40および42の各々の間にそれぞれ
接続されている。2出力48および50は、アナ
ログ回路42から与えられ、これらの出力は心臓
ペースメーカに用いられるような普通の導線へ印
加される信号をあらわす。出力50は、選択する
導線の種類に応じて、パルス発生器16の外側の
金属ケースだけからなつていてもよく、或いは導
線システム内の第2の導線であつてもよい。出力
48はコンデンサ52を通つてアナログ回路42
と心臓(図示されていない)へ結合される。更
に、1対のダイオード54および56があり、そ
れらの陽極(アノード)は一緒に結合され、陰極
(カソード)は出力48および50へそれぞれ結
合されている。ダイオード54および56は、電
気焼灼によつて発生されるような大きな外部から
の信号があると、パルス発生器16を含む回路へ
の損傷を防ぐため通常の方法で機能する。 パルス発生器16にごく接近して配置されてい
るヘツド14に含まれているような磁石が働いて
リードスイツチ46が用いられると、+Vボルト
又は論理“1”REED(リード)信号が必ずデジ
タル回路40とアナログ回路42へ両方へ印加さ
れる。ヘツド14が取り除かれると、リードスイ
ツチ46が開き、接地又は論理“0”信号がデジ
タル回路40およびアナログ回路42へ印加され
る。アナログ回路42は、XTAL、VCO、
SENSE(センス)、RATE LIMIT(レート制限)、
BATTERY(電池)およびDATA(データ)信号
をデジタル回路へ与える。デジタル回路40は
VCO、ENABLE(VCO使用可能)、
SENSITIVITY(感度)、BLANK(ブランク)、
RECHARGE(再充電)、DUUBLE(ダブル)お
よびSINGLE(シングル)信号をアナログ回路4
2へ与える。 上述したように、REED(リード)信号は、リ
ードスイツチが閉の場合は必ず論理“1”であ
り、リードスイツチが開の場合は必ず論理“0”
であり、これが正常の場合である。電池電圧が
2.8ボルトに等しい場合には、XTAL信号は周波
数32768ヘルツで発生する一般に方形波パルス信
号であり、VCO信号は周波数40000ヘルツで発生
する方形波パルス信号である。時間の経過ととも
に電池44の電圧が低下するのにつれて、VCO
信号の周波数もまた式FVCO=5.92×(V−0.2)2
より減少する。但しVは電池44によつて与えら
れる実際の電圧である。下記に説明するように、
VCO信号は、パルス発生器16によつて与えら
れるパルスの正確な幅を決定するためのタイミン
グを与えるのに用いられる。パルスの一定のエネ
ルギーを維持するためには、電池44からの電圧
が低下するのにつれて、パルス幅を増大すること
が必要である。従つて、電圧の低下にともなつて
低下する周波数を与えるVCOが利用される。 デジタル回路40からアナログ回路42へ与え
られるVCO ENABLE(VCO使用可能)信号は
通常は論理“1”である。しかし、刺激パルスが
与えられると、VCO ENABLE(VCO使用可能)
信号は論理“0”となり、VCOは使用可能とな
つてパルスを与え始める。VCO ENABLE
(VCO使用可能)信号は、刺激パルスを与え終る
まで論理“0”のまゝであるが、刺激パルスを与
え終つたときにVCO ENABLE信号は論理“1”
に戻り、VCOは使用禁止となる。 SENSE(センス)信号は、通常は論理“1”信
号としてセンス増幅器から与えられるが、この信
号はセンス増幅器が自然発生のQRS信号を感知
する度毎に論理“0”パルス信号になる。
SENSITIVITY(感度)信号は、論理“1”、論
理“0”或いは浮動しているかの3状態デジタル
信号であつて、デジタル回路40に含まれるメモ
リから直接に与えられる。SENSITIVITY(感
度)信号の状態は、センス増幅器が示すと思われ
る感度を示す。 デジタル回路40から与えられるBLANK(ブ
ランク)信号は通常は論理“1”信号であり、こ
の信号は、パルス発生器16から刺激パルスが与
えられた後、又は自然発生のQRS波を感知した
後の約100msecの間論理“0”となる。BLANK
(ブランク)信号は、アナログ回路42内のセン
ス増幅器が上記の100msecの間に信号を感知する
のを妨げ、センス増幅器内の構成部分が信号感知
後自らリセツトできるようにするのに用いられ
る。 RECHARGE(再充電)信号は通常は論理
“0”パルス信号であり、この信号は刺激パルス
が与えられた後、又は自然発生のQRS波が感知
された後の約7.8msecの間論理“1”となる。
RECHARGE(再充電)信号の目的は、スイツチ
を開いて、アナログ回路42の倍電圧整流器部分
にあるコンデンサが迅速に再充電できるようにす
ることである。デジタル回路40からアナログ回
路40へ与えられるDOUBLE(ダブル)信号およ
びSINGLE(シングル)信号は、それぞれ電池4
4によつて与えられる電圧の値の2倍の振幅をも
つ刺激パルス、又は電池44によつて与えられる
電圧の値に等しい振幅をもつ刺激パルスを出力4
8と50の間に与えるようにする。更に、
DOUBLE(ダブル)又はSINGLE(シングル)信
号は、出力48および50の間に与えられる刺激
信号の所望のパルス幅に等しいパルス幅をもつパ
ルスである。 アナログ回路42からデジタル回路40へ与え
られるRATE LIMIT(レート制限)信号は通常
は論理“0”信号であり、この信号は、パルス発
生器16について毎分130回のパルスのレート上
限をセツトするため刺激パルスを462msec与えた
後は論理“1”となる。アナログ回路42からデ
ジタル回路40へ与えられるBATTERY(電池)
信号は、電池44から与えられる電圧が一定の最
低レベル、例えば2.0ボルトを上廻つている限り
においては論理“1”信号であり、電池44から
の電圧が2.0ボルト以下に低下すると論理“0”
信号となる。 アナログ回路42からデジタル回路40へ与え
られるDATA(データ)信号は、第2図の下方の
グラフに示してあるパルス信号と同じような、論
理“0”から論理“1”へ向うパルス信号であ
る。即ち、この信号は、パルスバーストがプログ
ラマ12によつて与えられつつある場合には、論
理“1”のレベルにあり、パルスバーストが与え
られる時間と次のパルスバーストが与えられる時
間との間は論理“0”のレベルにある。上述した
ように、パルス発生器16がプログラムされる度
毎に、32ビツトを規定する32パルスが、アナログ
回路42からDATA(データ)線を経てデジタル
回路40へ印加される。これらのパルスは周知の
方法によつてアナログ回路42のRF復調器部分
から与えられる。 DATA(データ)信号のパラメータ部分は、11
のパラメータのうちの1つを規定して変更させ、
もしその選択ができる場合にはその変更が永久的
な、又は一時的な方法で行われるように規定す
る。この11のパラメータは、禁止、不応、ヒステ
リシス動作、非同期/デマンド動作、パルス幅、
高レート、閾値チエツク、通常レート、R同期/
デマンド動作、感度、出力電圧値である。上記の
11のパラメータのうち、禁止、高レート、閾値チ
エツクのパラメータは一時的モードでのみ行うこ
とができ、ヒステリシスは永久的モードでのみ行
うことができる。他のすべてのパラメータは永久
的モード、一時的モードのどちらのモードでも行
いうる。下記に更に詳しく説明するように、プロ
グラミングの一時的モードは、ヘツド14がパル
ス発生器16の上に位置していてリードスイツチ
46を閉に保つている限りにおいては、又は他の
プログラミング語が与えられるまで、パルス発生
器16をプログラムさせる。リードスイツチ46
が開くと、或いは他のプログラミング語が伝送さ
れると、パルス発生器16にプログラムされた最
初の条件が再び制御するが、これは勿論新しいプ
ログラミング語がその条件を変更しない場合であ
る。 下記に参照のため示した第1表は、変更が可能
な11の相異なるパラメータを示し、また各パラメ
ータごとに、一時的パラメータ変更又は永久的パ
ラメータ変更に対するパラメータ符号、選択でき
る各種データ値、そのデータ変更を行うためにプ
ログラミング信号のデータ部分に含めるべき符号
を示す。すべての一時的および永久的パラメータ
符号およびデータ符号は、便宜上3桁の8ビツト
2進数をあらわすために8進法で示してある点に
注意すべきである。またデータ値の欄の数字は10
進数である点にも注意すべきである。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 上記の第1表において、高レートとレートに関
して示されているデータ値の数字は、括弧のない
数字と括弧内数字を含む。括弧内数字は毎分の実
際のパルスレートを示し、これはクロツク信号の
周波数とシフトレジスタの段階数によつて与えら
れ、制限される。括弧のない数字は最も近い公称
レートであつて、パルス発生器16を患者に植込
む際にパルス発生器16をプログラムする医師に
よつて選択される。例えば、医師がパルス発生器
16が毎分72パルスのレートをもつようにプログ
ラムしたいと希望する場合には、医師はレートパ
ラメータキー22を押し、ついでプログラマ12
の数字キー24で72の数を押す。ついで医師は永
久的又は一時的キーのうちの1つを押して、永久
的レート変更か一時的レート変更かいづれかが起
こるのかを示す。所望するレート変更が永久的と
すると、プログラマ12はパラメータ符号“220”
を伝送し、ついでデータ値符号“067”、アクセス
符号“227”、パリテイ符号“247”を伝送する。
パルス発生器16は、毎分71.9パルスのレートで
パルスを伝送してこの符号に応答する。これは所
望の公称値が毎分72パルスに極めて近いので、パ
ルス発生器16の内部構成部分および周波数値は
刺激パルスを伝送することができる。 さて第5図を参照すると、デジタル回路40の
全ブロツク図を構成するための第5図A,Bおよ
びCの配置方法が示されている。第5図A,Bお
よびCを検討するにあたつては、アナログ回路4
2から受信される、又はアナログ回路42へ印加
される信号はすべて丸く囲んであることに注意す
べきである。更に、各ブロツクに結合している電
力供給電圧又は地気の供給はすべて除去されてい
るが、これらの信号は必要であり、デジタル論理
回路設計上周知の、容認されている方法で結合さ
れるべきであるということが理解されねばならな
い。また、第5図A,BおよびCの各ブロツクに
ついて、データ信号はブロツクの左側に印加され
るものとして示されており、リセツト信号はブロ
ツクの底部に印加され、セツト信号はブロツクの
上部に印加され、出力信号はブロツクの右側に印
加されている。最後に、カウンタ、シフトレジス
タ又はメモリ回路からの並列出力のように、複数
の線が特定のブロツク回路から、又はブロツク回
路へ送られる場合には、そのような複数の線は太
い線で示してある。 特に第5図Aを参照すると、プログラム受入れ
処理回路100が示してある。アナログ回路42
から与えられるDATA(データ)信号は、24への
リセツト論理106、データデコード論理10
8、8段シフトレジスタ110へ印加され、更に
ノアゲート112を通つて13段シフトレジスタ1
16へ印加される。技術上周知のように、ノアゲ
ートは、その入力へ印加されるすべての信号が論
理“0”状態にある場合には論理“1”信号を与
え、その入力への印加される信号のうちの1つ又
はそれ以上が論理“1”状態にある場合には論理
“0”を与える回路である。DATA(データ)信
号の立上り端は、24へのリセツト回路106をリ
セツトし、その出力が論理“0”となるようにす
る。各DATA(データ)信号パルスの立下り端
は、データデコード論理108をリセツトして、
或るDATA(データ)信号パルスの立下り端と次
のDATA(データ)信号パルスの立上り端の間に
時間測定ができるようにする。 DATA(データ)信号のほかにも、システムタ
イミングに同期した早いクロツク信号、即ち
4096hzのクロツク信号がデータデコード論理1
08へ与えられる。データデコード論理108
は、その上方の出力からの回路タイミングに同期
している各DATA(データ)パルスの立下り端の
直後にデータクロツク信号を与え、その下方の出
力からの最も新しい2つの連続したデータパルス
間のデータ値をあらわすデジタルデータ信号を与
える。データデコード論理108の上方の出力か
らのデータクロツク信号は、アクセス符号チエツ
ク論理114へのクロツク入力、およびパルスカ
ウンタ118へのクロツク入力と結合される。 データデコード論理108の下方の出力からの
データ信号は、8段シフトレジスタ110のデー
タ入力として結合され、そのDATA(データ)信
号は8段シフトレジスタ110のクロツク入力へ
印加される。各DATA(データ)信号パルスの立
上り端が発生すると、8段シフトレジスタ110
のデータ入力における2進値がその第1段階に記
憶され、以前に第1段に記憶されていた値は第2
段階へシフトされ、以後同じようにしてシフトレ
ジスタ110の8段のすべてに順次シフトされ
る。シフトレジスタ110の第8段に現われた信
号はその出力で13段シフトレジスタ116のデー
タ入力へ印加される。13段シフトレジスタ116
のクロツク入力は、DATA(データ)信号、およ
びそこへ印加されたアクセス符号チエツク論理1
14の出力からの通常は論理“0”の信号をもつ
ノアゲート112の出力へ結合される。ゲート1
12がアクセス符号チエツク論理114からの論
理“0”信号によつて使用可能となつている限
り、各DATA(データ)信号パルスの立上り端が
発生すると、シフトレジスタ116のデータ入力
へ印加されたデータはそこへクロツクされる。 データデコード論理108からの上方の出力、
又はデータクロツク出力はパルスカウンタ118
へ印加され、このカウンタはパルスがデータクロ
ツク出力に現われる度毎に零の計数(カウンタ)
から始めてその計数を増加させる。パルスカウン
タ118の計数が零でない場合には、その中心出
力における信号は論理“0”となり、下記に説明
する方法で使用可能タイムアウト論理120へ印
加される。パルスカウンタ118の計数(カウン
タ)が24になると、論理“1”信号がその下方の
出力から印加されて、アクセス符号チエツク論理
114を使用可能とする。 アクセス符号チエツク論理114は、そこへ8
段シフトレジスタ110の8段の各々から並列出
力を印加させ、8段シフトレジスタ110が記憶
する符号が8進数227のアクセス符号である場
合には論理“1”信号が与えられるようにするデ
コード手段を具えている。パルスカウンタ118
からの下方の出力は、パルスカウンタ118が24
の計数に達した時から、32の計数に達した後オー
バフローする時まで、論理“1”信号の状態をつ
づけてアクセス符号チエツク論理114を使用可
能にする点に注意すべきである。 アクセス符号チエツク論理114がアクセス符
号を検知して論理“1”信号を与えると、ノアゲ
ート112は使用禁止となり、それ以上の
DATA(データ)信号は、そのゲートを通つて13
段シフトレジスタ116のクロツク入力へ印加さ
れない。従つて、アクセス符号に先行する13のデ
ータ値は13段シフトレジスタ116に記憶された
まゝになつている。第3図に関連して行なつたデ
ータ語の説明から思い出されるように、アクセス
符号に先行する13のデータ値は、データを規定す
る8ビツト、変更されるパラメータを規定する4
ビツト、変更が永久的なものか又は一時的なもの
かを規定する1ビツトを含む。語のパラメータ部
分における最初の3つのデータビツトは常に零で
あり、シフテイング手順の間に8段シフトレジス
タ110と13段シフトレジスタ116を通つて完
全にシフトされて失われる。 データデコード論理108から与えられるデー
タは、アクセス符号の検知後は8段シフトレジス
タ110へ与えられつづける。しかし、13段シフ
トレジスタ116に記憶されたデータは、ゲート
112がアクセス符号チエツク論理114から論
理“1”信号を供給することによつて今や閉じて
いるので、固定したまゝでいる。アクセス符号の
後には、8ビツト時間後に8段シフトレジスタ1
10に記憶されるパリテイ符号がある。 アクセス符号チエツク論理114から与えられ
る論理“1”信号は24へのリセツト論理106を
セツトするために与えられ、すると今度は24への
リセツト回路106がパルスカウンタ118を24
の計数にセツトするために信号を与える。これが
必要な理由は、アクセス符号が回路114によつ
て検知された時にパルスカウンタ118の計数の
24以上にするような少数の外部パルスがプログラ
ミングの直前に与えられるかもしれないからであ
る。 パリテイ符号の第8ビツトが8段シフトレジス
タ110に記憶された後に、パルスカウンタ11
8は32のデータビツトを計数し、この結果パルス
カウンタ118の上方の、又はオーバーフロー
(OF)出力における信号は論理“0”から論理
“1”に変化する。つぎにパルスカウンタ118
からのOF出力が与えられてカウンタオーバーフ
ローラツチ104をセツトし、ついでこのラツチ
は論理“1”信号を与えて誤り検査論理122を
使用可能にする。誤り検査論理122は、受信さ
れたDATA(データ)プログラミング信号がすべ
ての必要な検査に合格したかどうかを決定する。
これらの検査は、カウンタオーバーフローラツチ
104信号が論理“1”となる時にアクセス符号
検査114信号が論理“1”となり、更にパリテ
イ検査論理124信号が論理“1”となるという
両方である。誤り検査論理122もまた第5図B
から与えられる128HzのSLO CLK信号に応答し
て、SLO CLKパルス間の時間に等しいパルス幅
をもつACCEPT(受入れ)又はERROR(誤り)
論理“1”パルス信号が与えられるようにする。 パリテイ検査論理124は、シフトレジスタ1
10の8段階からの出力と、シフトレジスタ11
6の13段階からの出力をそこに印加させる。その
機能は8段シフトレジスタ110に記憶されたパ
リテイ符号に対して、13段シフトレジスタ116
に記憶された13のパラメータデータテストビツト
の垂直パリテイを検査することである。パリテイ
が一致すると、論理“1”信号がパリテイ検査
(チエツク)論理124から与えられる。 カウンタオーバーフローラツチ104がセツト
された時に誤り検査論理122における検査でプ
ログラミング信号が受入れられたことが見出され
た場合には、ACCEPT(受入れ)信号がその下方
の出力において印加され、ERROR(誤り)信号
が誤り検査論理122の上方の出力から与えられ
る。ERROR(誤り)信号とACCEPT(受入れ)
信号はともにカウンタオーバーフローラツチ10
4をリセツトするために与えられる。ERROR
(誤り)信号はまた論理126をリセツトするた
めに与えられる。誤り検査論理122からの
ACCEPT(受入れ)信号は書込みラツチ128の
データ入力、テストラツチ130のクロツク入力
へ与えられて一時的メモリ132を使用可能に
し、13段シフトレジスタ116の最初の12段階か
らデータおよびパラメータ信号を受信する。 リセツト論理126は更にタイムアウト論理1
20からの信号に応答し、書込みラツチ128か
らの信号に応答し、リードスイツチ46が閉じる
と論理“1”になるREED(リード)信号に応答
する。リセツト論理126は上方および下方の出
力を含む。下方の出力はパルスカウンタ118の
リセツト入力、24へのリセツト論理106の1入
力、およびアクセス符号検査114のリセツト入
力へ結合される。リセツト論理126からの上方
の出力は、禁止論理134のリセツト入力、およ
びテストラツチ130のリセツト入力へ結合され
る。信号がタイムアウト論理から与えられた時
か、ERROR(誤り)信号が与えられた時か、或
いはREED(リード)信号がリードスイツチが閉
じていることを意味する時には必ず信号がリセツ
ト論理126の両方の出力に現われる。信号が書
込みラツチ128から与えられた時には、リセツ
ト論理126の下方の出力だけに信号が現われ
る。 書込みラツチ28はそのデータ入力へ誤り検査
論理122からのACCEPT(受入れ)信号を印加
し、そのクロツク入力へSLO CLK信号を印加す
る。各SLO CLKパルスが発生すると、書込みラ
ツチ128は、出力がそのデータ入力へ印加され
た信号のデータ値をあらわすようにクロツクさ
れ、この信号は誤り検査論理122からの
ACCEPT(受入れ)信号となる。書込みラツチ1
28の出力はリセツト論理126の1入力、禁止
論理134の1入力、メモリストローブ136の
1入力に結合される。 メモリストローブ136へのもう一方の入力
は、テストラツト130の出力から結合される。
メモリストローブ136は、信号が書込みラツチ
128から与えられ、テストラツチ130からは
何も信号が与えられない度毎に、信号を第5図B
のパラメータデコード論理138へ与える。メモ
リストローブ136信号は、パラメータデコード
回路138に一時的メモリ132からそこに印加
されたパラメータ符号を複号させ、どの永久的パ
ラメータ変更が発生するかを示す信号をあたえ
る。 テストラツチ130は、13段シフトレジスタ1
16の第13段からのテスト信号および誤り検査論
理122からのACCEPT(受入れ)信号に応答
し、第5図Bのパラメータデコード論理138に
信号を与えて、一時的メモリ132からそこへ印
加されたパラメータ信号を復号させ、どの一時的
変更が起きるかを示す信号を与える。更に、テス
トラツチ130からの出力がメモリストローブ1
36および禁止論理134へ与えられる。 誤り検査論理122からACCEPT(受入れ)信
号が発生すると、一時的メモリ132は、13段シ
フトレジスタ116に記憶された4パラメータビ
ツトおよび8データビツトを記憶する。一時的メ
モリ132に記憶されたパラメータビツトは、パ
ラメータデコード論理138へ印加され、そこで
それらのビツトは、メモリストローブ136又は
テストラツチ138からの信号と一緒に復号さ
れ、どの永久的パラメータ変更又は一時的パラメ
ータ変更が発生するかを示す信号がパラメータデ
コード論理138からメモリ140へ与えられ
る。パラメータデコード論理138により復号さ
れ、メモリ140へ印加される可能性のあるパラ
メータ変更は、第1表に示すようなものである。
更に、パラメータのうちの一部のパラメータ、即
ち高レートパラメータ、一時的感度パラメータ、
一時的不応パラメータ、一時的R−同期パラメー
タ、自動閾値パラメータ、永久的デマンドパラメ
ータ、一時的デマンドパラメータ、デマンドパラ
メータおよび禁止パラメータは、パラメータデコ
ード138からの信号とは無関係に与えられる。 一時的メモリ132から与えられる8データビ
ツトは、第5図Bのメモリ140、および禁止デ
コード論理142へ印加される。永久的パラメー
タ変更が復号されると、メモリ140へ印加され
たデータビツトは、復号されたパラメータ信号に
よつて使用可能とされたメモリ140のその部分
に記憶される。一時的パラメータ変更が復号され
ると、一時的メモリ132から印加されたデータ
信号は、永久的変化を発生することなくメモリ1
40の適当な段階を介してメモリ140により記
憶される以前に存在するデータにゲートされる。 メモリ140は22段を具えており、その各段階
は論理“1”又は論理“0”のデータ信号を与え
る。メモリ140は、6段階がパルス幅データと
関連があり、8段階がレートデータと関連があ
り、1段階がR同期データと関連があり、2段階
が不応、ヒステリシスおよび感度データの各々と
関連があり、1段階が出力電圧振幅データと関連
があるように構成されている。パラメータ信号
は、どの段階を使用可能にして一時的メモリ13
2から印加された新しいデータを記憶するかを決
定し、異なるデータ信号を与えるように再プログ
ラムされるようにする。 一時的メモリ132からのデータは、また禁止
デコード論理142に印加され、この論理142
はすべてのデータビツトが論理“1”である場合
にのみ論理“0”信号を与える。禁止デコード論
理142からの出力信号は、禁止論理134への
1入力として与えられる。禁止論理134は、論
理126からの上方の出力によつてリセツトさ
れ、書込みラツチ128およびテストラツチ13
0から与えられる書込み信号およびテスト信号、
およびパラメータデコード論理138から与えら
れる禁止パラメータ信号に応答してセツトされ、
第5C図に示す出力論理178を使用禁止にする
ための信号を与える。更に、禁止論理134信号
は、タイムアウト論理120へ与えられる。 上述したように、タイムアウト論理120は非
零計数(カウント)をもつパルスカウンタ11
8、セツトされた禁止論理134およびセツトさ
れたラツチ128に応答する。更に、タイムアウ
ト論理120は、第5C図から与えられる再充電
論理164信号に応答するが、この信号は後述す
るように、各人工的刺激パルスがパルス発生器1
6によつて与えられた後、又は自然の心摶動がパ
ルス発生器16によつて検知された後に与えられ
る。タイムパルスカウンタ118が非零計数(カ
ウント)を示した後に禁止論理134のセツテイ
ングと同時に起きる書込み信号の後で、第2の再
充電論理164信号がそこに印加されてからタイ
ムアウト論理120はその出力でタイムアウト信
号を与える。タイムアウト論理120の出力から
与えられるタイムアウト信号はリセツト論理12
6へ印加されてその出力の双方からのリセツト信
号が与えられるようにし、このリセツト信号はパ
ルスカウンタ118、アクセス符号検査論理11
4、禁止論理134およびテストラツチ130を
リセツトする。すると今度はこのことが第5A図
に示すプログラミング回路を全面的に運転停止に
する。 タイムアウト論理120の目的は、下記の2つ
の状況において、2つの心臓刺激パルスが与えら
れた後で、第5A図に示すプログラム受入れ・処
理論理100をリセツトすることである;(1)禁止
の特徴がプログラムされていること。(2)外部パル
スによりパルスカウンタ118が非零計数(カウ
ント)を示すようになつていること。3つ以上の
出力パルスを禁止したいと思うときには、タイム
アウト論理120をリセツトするために2つのパ
ルスが禁止される前に1つの新しい禁止プログラ
ミング信号を与えることが必要になる。実際に
は、禁止特徴をプログラムするために、禁止機能
ボタン26が押されたまゝになつている間に連続
的禁止プログラミング信号を与えるようにプログ
ラムマ12を設計してもよい。 第5B及び第5C図を参照すると、パルス発生
器16のパルス発生部分150が示されている。
パルス幅、レート、不応時間、低ヒステリシスレ
ートおよび増幅器ブランキング時間を制御するタ
イミング順序は、高速カウンタ152、抵速クロ
ツク論理154および低速カウンタ156によつ
て決定される。高速カウンタ152はそこへクロ
ツク論理158から与えられるクロツクパルスを
計数し、そのクロツク論理158は、ともにクロ
ツク論理158へ印加される外部の水晶発振器
(XTAL)信号又はVCO信号に等しいクロツク信
号をその下方の出力で与える。高速カウンタ15
2の第2の入力は、高速カウンタ152に閾値
(限界)検査時間の特定部分の間、より速いレー
トで計数を行わせる閾値検査論理160から与え
られる。高速カウンタ152の第3の入力は、リ
ードスイツチ46が閉じている場合に496HzFST
CLK信号をクロツク入力としてデータデコーダ
論理108へ印加させるリードスイツチ論理15
9信号である。 高速カウンタ152は、周知の方法で接続して
いる9段2進カウンタである。高速カウンタ15
2の下方の7段階からの出力は、パルス幅制御論
理157へ印加される。高速カウンタ152の第
2、第3、第4、第5および第9段からの出力
は、低速クロツク論理154へ印加される。更
に、電池ラツチ162からの出力およびクロツク
論理158からのクロツク信号は、入力として低
速クロツク論理154へ印加される。低速クロツ
ク論理154は、電池44の電圧が一定の最低値
以上である限り、128HzSLO CLK信号を与える
ことによつて高速カウンタ152からの出力に応
答する。電池44からの電圧がその最低値以下に
下ると、アナログ回路42の電池状態部分から印
加されるBATTERY(電池)信号は、電池ラツチ
160をリセツトさせる。すると今度はこのこと
が低速クロツク論理から与えられる信号のレート
を約10%減少させ、又は約113Hzとなるようにす
る。 低速クロツク論理154からの出力は、低速カ
ウンタ156への入力として与えられる。低速カ
ウンタ156は周知の方法で接続された8段2進
カウンタであり、論理“1”信号が208の計数ま
で再充電論理164からそのセツト入力へ印加さ
れるとセツトすることができる。低速カウンタ1
56の8段階の出力のうちの選ばれた出力はオー
バーフロー論理166、不応論理168、ブラン
ク論理169、レート制御論理172およびヒス
テリシス論理174へ印加される。 メモリ140のパルス幅部分の6段からの出力
信号は、パルス幅デコーダ論理157へ印加さ
れ、メモリ140のレート部分の8段からの出力
は、レートデコーダ論理172へ印加される。メ
モリ140のR同期段からの出力は、R同期ゲー
トへ印加される。メモリ140の2不応段からの
信号は不応論理168へ印加される。メモリ14
0の2ヒステリシス段からの信号は、ヒステリシ
ス論理174へ印加される。メモリ140の2感
度段からの信号は結合されて、単一の
SENSITIVITY(感度)信号が第4図に示すアナ
ログ回路42のセンス増幅器へ印加される。最後
に、メモリ140の出力段からの信号は出力論理
178へ印加される。 第5A,5B及び5C図に示した回路をプログ
ラムする一般的考え方は、パラメータを変えるた
めに、メモリ140が記憶している値を変えるこ
とである。ついで、第5B及び5C図の個々の回
路がメモリ140からそこへ印加される各種セツ
トの値に応答する結果として、プログラムされた
変化が発生する。上記の回路のほかに、第5B及
び5C図は復帰(reversion)論理170、デジ
タルレート制限論理180、ヒステリシスゲート
182、事前再同期論理(pre−resync logic)
184、パルス幅論理186、事後再同期論理
(post−resync logic)187、検孔(verify)パ
ルス論理188、デマンド論理190、ゲート1
92を含む。 第5B及び5C図に示してあるブロツク図の残
りの部分については、一般的動作の立場から説明
する。個々のブロツクの詳細な接続および動作は
第6A〜N図のところで説明する。 心臓刺激パルスが与えられたり、或いは自然の
心臓活動が感知されるとその直後に高速カウンタ
152が零の計数にリセツトされ、低速カウンタ
156が208の計数にセツトされる。225の
フルカウントから零カウントまでの低速カウンタ
156のオーバーフローが400msecのタイミング
信号を得るのに使用できる時間に発生するよう
に、208の計数(カウント)が選ばれている。
この400msecのタイミング信号は、レート上限を
決めるためにプログラム可能な不応時間の1つと
して用いられる。 高速カウンタ152は、リセツトされた後、ク
ロツク論理158からそこへ与えられるクロツク
パルスを計数し始める。この時点では、クロツク
論理パルスは、外部発振器から発生し、32768Hz
の周波数である。電池電圧が低くなく電池ラツチ
162がセツトされたまゝになつていると仮定す
ると、高速カウンタ152の第9段がセツトされ
るたび毎に、信号がそこから低速クロツク論理1
54へ印加される。これは、128Hzの周波数で発
生するであろう。1クロツクパルス後に、1SLO
CLKパルスが1クロツク信号パルスの期間与え
られる。このSLO CLKパルスは、高速カウンタ
152を零カウントにリセツトするために印加さ
れ、1クロツク信号パルス期間後に高速カウンタ
152は再び計数を始める。従つてSLO CLKパ
ルスの周波数は実際には127Hzに近くなる。 低速クロツク論理154の出力からのパルス
は、低速カウンタ156の入力に与えられ、低速
カウンタ156はパルスが低速クロツク論理15
4から与えられるたび毎に208の初期計数(カ
ウント)からその計数を増加させる。低速カウン
タ156がその208のセツト値から255の最
大値まで計数している間に、ブランク論理169
および不応論理168は、低速カウンタ156か
らの一部計数の復号に基づいた適当な時に、信号
を復帰論理170へ与えて不応および復帰機能が
働くようにする。技術上周知のように、不応期間
とは、人工的パルスが与えられた後、又は自然の
心摶動が起きた後で、感知された電気刺激に対す
る応答が行われず、復帰機能が持続的波形信号が
感知されつつある時に感知された電気信号に対す
るすべての応答を使用禁止にする一定の時間であ
る。 低速カウンタ156がフルカウントに達し、零
カウントに戻つてオーバーフローする時に、オー
バーフロー論理166は、その出力にパルスを与
えることを可能とするようにデジタルレート制限
論理180を可能にする信号に応答し信号を与え
る。以下に説明するように、それは、パルス発生
器16による刺激パルスの供給を導く一連のでき
事を開始するレート制限論理188パルスであ
る。 ついで低速カウンタ156は零からその計数を
増加し始めて、メモリ140のレート部分の8段
に含まれる計数(カウント)に近い計数になるま
で続ける。メモリ140のレート部分および低速
カウンタ156の各段からの信号は、レートデコ
ード論理172へ印加され、レートデコード論理
172は、低速カウンタ156の計数がメモリ1
40に記憶された符号と等しくなつた時間に続い
て次のSLO CLKパルスが発生する場合、信号を
発生させる。このことから、閾値検査論理160
からレートデコード論理172へは信号は全く印
加されないものと考えられる。レートデコード論
理172からの信号は、ヒステリシスがプログラ
ムされていない場合、又は先行する心摶動が人工
的に刺激されていた場合には使用可能となるヒス
テリシスゲート182を経て印加される。しか
し、もしヒステリシスがプログラムされ、すぐ前
に発生する心摶動が自然の摶動であつたとする
と、ヒステリシス論理174はセツトされ、ヒス
テリシスゲート182を使用禁止にするので、す
ぐ前の自然摶動から測定したヒステリシスタイム
アウト期間に等しい時間が経過してしまうまで
は、信号はヒステリシスゲート182を通過する
ことができない。 ヒステリシスゲート182の出力におけるパル
スは、デジタルレート制限論理180に与えら
れ、この論理はオーバーフロー論理166からの
パルスによつて使用可能とされた場合には事前再
同期論理184をセツトするための信号を与え
る。論理184は、クロツク論理158へ信号を
与えてVCO ENABLE(使用可能)信号を発生さ
せ、その結果VCOは、クロツク信号をクロツク
論理158とパルス幅論理186へ与え始める。
VCO ENABLE(使用可能)信号は、クロツク論
理158内で、そこから与えられるクロツクパル
スを外部発振器信号ではなくVCOパルスとする
のに利用される。事前再同期論理184信号もま
た低速クロツク論理154へ与えられて、高速カ
ウンタ152を零カウントにリセツトするために
余分のSLO CLKパルスを発生させるようにす
る。更に事前再同期論理184信号は、ブランク
論理169にBLANK(ブランク)信号を100m
secの間発生させ、次のVCOクロツクパルスが発
生した場合にはパルス幅論理186を使用可能に
して論理“1”パルス幅(pw)論理186信号
の立上り端を与える。従つて事前再同期論理18
4の第1の目的は、外部発振器タイミングパルス
からVCOタイミングパルスへの変化にタイミン
グ論理を同期させることである。VCOタイミン
グパルスは公称レート40000Hzで発生するのに対
し、外部クロツクタイミングパルスは32768Hzの
レートで発生することを思い出すべきである。 高速カウンタ152がクロツク論理158から
そこへ印加されるVCOタイミングパルスに応答
してその計数を零から増加させるにつれて、その
第2〜第7段の出力は、パルス幅デコード論理1
57によつてメモリ140のパルス幅部分に記憶
された信号と比較される。比較が行なわれると、
即ち所望のパルスの持続時間に等しい高速カウン
タ152の計数の時に、パルス幅デコード論理1
57は出力信号をパルス幅論理186へ与えて、
次のVCOクロツクパルスが発生すると論理“1”
信号を論理“0”へもどす。従つて、パルス幅論
理186の出力でのpw信号は、パルス発生器1
6から与えられる信号に対してプログラムされた
パルス幅と同じパルス幅をもつ信号である。 パルス幅論理186の出力からの信号が出力論
理178へ与えられ、出力論理178は、メモリ
140からのOUTPUT(出力)信号の値に応じ
てSINGLE(シングル)又はDOUBLE(ダブル)
出力の何れかを通じてパルス幅論理186信号と
同一パルス幅をもつパルス信号を与える。出力論
理178からのSINGLE(シングル)および
DOUBLE(ダブル)出力信号は第4図に示すアナ
ログ回路42に結合され、電池電圧又は2倍の電
池電圧の電圧パルスが、パルス発生器16から導
線18を通つて心臓へ与えられるようにすること
を想起すべきである。 パルス幅論理186信号は、また、与えられた
VCO ENABLE(使用可能)信号を維持するため
にクロツク論理158へ与えられる。パルス幅論
理186の信号が論理“0”に戻ると、VCO
ENABLE(使用可能)信号は除去され、水晶発振
器XTALクロツク信号が再びクロツク論理15
8のクロツク出力から与えられる。更にパルス幅
論理186信号が、事後再同期論理187へ与え
られて、パルス幅論理186信号が論理“0”に
戻つた時に、事後再同期論理187信号が与えら
れるようにする。事後再同期論理187信号は、
低速クロツク論理154に高速カウンタ152を
リセツトするための、次のXTALクロツク信号
発生時に余分のパルスを発生させて、その時に与
えられるXTALクロツクパルスと同期するよう
にさせる。事後再同期論理187信号はまた再充
電論理164に与えられ、この再充電論理164
は次の低速クロツク論理154信号が発生すると
セツトされ、論理“1”再充電論理164信号を
アナログ回路42の電圧ダブラ部分に与えて、そ
この倍電圧コンデンサの再充電を可能にする。再
充電論理164信号は、また事後再同期論理18
7をリセツトするために与えられるので、次の低
速クロツク論理154信号が発生すると、再充電
論理164はリセツトされ、もはや論理“1”信
号を与えない。再充電論理164からの出力は、
また低速カウンタ156を208の計数(カウン
ト)にリセツトするために与えられ、不応論理1
68と復帰論理170を使用可能にし、レートデ
コード論理172とオーバーフロー論理166を
リセツトし、上記の過程がくり返される。 第5B図の上記の回路部分のほかに、検孔
(verify)パルス論理188とデマンド論理19
0が具えられている。検孔パルス論理188は、
第5A図からのメモリストローブ論理136信号
が与えられたときに、100msecのブランク時間の
終りに追加パルスが与えられるように使用され
る。この第2のパルスは、そのプログラムが受け
入れられたいという指示をプログラマ12の取扱
者へ与えるために発生される。この検孔論理18
8の余分のパルスは、低パルス幅でもよく、心電
信号の過程において非刺激的で非臨界点で発生す
るように更にタイミングを合わせるようにする。
余分のパルスを与える代りに単に連続する刺激パ
ルス間の間隔を100msecだけ延ばして、プログラ
ムが受け入れられたという指示を取扱者に与える
こともできる。 デマンド論理190は、アナログ回路42のセ
ンス増幅器から与えられるSENSE(センス)信号
に対する応答を禁止するリードスイツチ46の閉
鎖による通常の効果を無視するように動作する。
しかし、リードスイツチの禁止効果は、増幅器感
度、R同期モード又は不応時間の一時的プログラ
ミングがある場合、或いはリードスイツチが閉じ
ているにも拘らずデマンドモードが一時的又は永
久的にプログラムされる場合には無視される。 第5C図に含まれるもう1つの要素はゲート1
92であり、このゲートは、第5A図のパラメー
タデコーダ138からのHI RATE(高レート)
パラメータ信号に応答して、又は検孔(verify)
パルス論理188からの信号に応答して閉じられ
る。ゲート192が閉じると、RATE LIMIT
(レート制限)出力パツドを接地させ、それによ
りアナログ回路42のアナログレート制限回路と
デジタルレート制限回路とデジタルレート制限論
理180の効果を無能にする。レートを高い値に
プログラムしたい場合、又は検孔(verify)パル
スが発生した時には、レート制御保護をとり除く
ことが必要である。 こゝで、上述した動作の大要に留意して、第5
B及び5C図に示す各ブロツクについて更に詳し
い説明をする。パルス幅デコード論理157は、
高速カウンタ152の最初の7段の出力、および
メモリ140のパルス幅部分の6出力からの信号
に応答する。更にパルス幅デコード論理157
は、検孔パルス論理188からの信号、およびク
ロツク論理158からのVCO ENABLE(使用可
能)信号に応答する。パルス幅デコード論理15
7は、立上り端(前縁)を有するパルス信号を与
え、それは、ペースメーカの刺激パルスの所望の
立下り端(後縁)を発生させる。このパルス信号
は、検孔パルス論理188からの信号に応答し
て、又はカウンタ152のカウントとメモリ14
0のパルス幅部分に記憶されたデコード符号間の
比較に応答して与えられる。パルス幅デコーダ論
理157からの出力は、パルス幅論理186への
1入力として印加される。 限界(閾値)検査論理160は、パルス幅論理
186信号、第5A図の書込みラツチ128信
号、パラメータデコード138からの自動限界
(閾値)信号、リードスイツチ論理159信号、
第5A図のアクセス符号検査論理114信号、再
充電論理164信号に応答する。閾値検査論理1
60は、2出力信号を与え、そのうちの上方の出
力は高速カウンタ152へ与えられて高速カウン
タ152の最初の2段を4分割回路網ではなくて
3分割回路網とする。閾値検査論理からの上方の
出力信号は、リードスイツチが閉じられた後、又
は書込みラツチ128信号および自動限界信号が
与えられた後に第3パルス幅論理186信号と同
時に発生するパルス信号である。 閾値検査論理160からの下方の出力信号は、
リードスイツチ論理159からの信号によつて表
わされるリードスイツチ46の閉鎖後、又は書込
みラツチ128信号と自動限界パラメータ信号が
与えられた後に与えられる最初の刺激パルスの直
後に始まり、4つのパルス幅論理186信号が更
に与えられる後までつづく信号である。閾値検査
論理160からのこの下方の信号は、レートデコ
ード論理172の1出力へ与えられる。 閾値検査順序は、毎分100摶動のレートで発生
する一連の4パルスであり、その順序の最初の3
パルスは通常のプログラムされたパルス幅をも
ち、4番目のパルスはプログラムされたパルス幅
の75%のパルス幅をもつ。自動限界信号が与えら
れた場合には、自動限界プログラミング語のデー
タ部分は、その順序の最初の3パルスに対しては
所望の一時的パルス幅を指定し、その順序の4番
目のパルスは、その指定されたパルス幅の75%と
なる。自動限界特質は、医師がパルス発生器16
によつて与えられる刺激パルスの限界安全域をチ
エツクしてどのパルス幅の捕獲領域が失われるか
を決定するのに有効となる。つぎに医師は、十分
な安全域を保証するために永久的モードでパルス
幅をセツトすることができる。 レートデコード論理172は、低速クロツク論
理154信号、メモリ140のレート部分の符
号、低速カウンタ156の計数(カウント)、閾
値検査論理160からの下方の出力および再充電
論理164信号に応答する。レートデコード論理
172は、各パルス幅論理186信号又は検知さ
れた自然心摶動後に発生する再充電論理164信
号によつてリセツトされるラツチを含む。ラツチ
がセツトされると、それは、ヒステリシスゲート
182およびデジタルレート制限回路180を通
る信号を与え、パルス幅論理186信号を与える
ようになる順序を始める。レートデコード論理7
2内のラツチは、もし閾値検査論理160からの
信号が印加されない場合には、毎分100摶動のレ
ートで、又は毎分100摶動より大きい場合にはプ
ログラムされたレートで、もし、閾値検査論理1
60からの信号が印加された場合には、低速カウ
ンタ156とメモリ140からそこへ印加された
符号化されたレート信号とを整合させた後に、低
速クロツク論理154信号によりセツトされる。
ヒステリシスゲート182がヒステリシス論理1
74により使用可能にならない場合には、ラツチ
は、セツトされたまゝになつており、それにより
持続的信号をヒステリシスゲート182に印加
し、これはそのゲートが使用可能になり、刺激パ
ルスが与えられた後で再充電論理164信号が与
えられるまで続く。従つて、ヒステリシスゲート
182がヒステリシス論理によつて使用可能にな
り、刺激パルスを与えるまで、信号がヒステリシ
スゲート182へ与えられる。 ヒステリシス論理174は、低速カウンタ15
6の選ばれた計数値(カウント)、低速クロツク
論理154信号、メモリ140のヒステリシス部
分の出力からの2つのヒステリシス信号、リード
スイツチ論理159信号、オーバーフロー論理1
66信号および復帰・センスリセツト論理170
からのセンスリセツト信号に応答し、ヒステリシ
スゲート使用可能信号を与える。ヒステリシス論
理174は、自然の心臓活動を感知したことを示
す信号が復帰・センスリセツト論理170から与
えられる度毎にリセツトされ、ヒステリシス・タ
イムアウト期間が切れるとセツトされるラツチ回
路を含む。ヒステリシス・タイムアウト期間は、
選択したデコーデイングゲートを低速カウンタ1
56の選択した計数とオーバーフロー論理160
に応答できるようにするメモリ140のヒステリ
シス1およびヒステリシス2の符号によつて決定
される。更に、ヒステリシス1およびヒステリシ
ス2の信号は、ヒステリシス機能を示さないこと
もでき、この場合にはヒステリシスラツチはセツ
トした状態に保たれる。最後に、ヒステリシス論
理ラツチは、リードスイツチが閉じると必ずセツ
トされた状態に保たれる。ヒステリシス論理17
4からの出力信号は、それがセツトされた状態に
ある時はヒステリシスゲート182を使用可能な
状態に保つラツチ出力である。 デマンド論理190は、アナログ回路42に含
まれるセンス増幅器からのSENSE(センス)信号
に対して復帰・センスリセツト論理170が応答
するのを防ぐための出力信号を与えることによつ
て、リードスイツチ46の閉鎖とリードスイツチ
論理159信号の供給とに応答する。しかし、セ
ンス増幅器の感度を一時的にプログラムしたり、
或いはR同期モードで動作させるために一時的に
パルス発生器16をプログラムしたり、或いは不
応時間変更を一時的にプログラムすることが所望
される場合には、医師はSENSE(センス)信号に
対する応答の禁止により、いかなる応答も観察で
きない。従つて、パラメータデコード論理138
からの一時的感度、一時的不応および一時的R同
期信号がデマンド論理190へ与えられて、リー
ドスイツチ46閉鎖の効果を無効とする。更に、
医師が、リードスイツチ46の閉じている間、デ
マンドモードで動作させるためにパルス発生器1
6を一時的又は永久的にプログラムしたいと思う
時には、増幅器は、リードスイツチ46の閉鎖が
無視されたことによる禁止信号に応答する。ま
た、検孔パルス(verify pulse)が与えられる
と、検孔パルス論理188からの信号が与えられ
て、リードスイツチ16の閉鎖によるセンス増幅
器の禁止をくつがえす。 高速カウンタ152は、クロツク論理158の
下方の出力から与えられるクロツクパルスに応答
するが、このクロツクパルスは刺激パルスが与え
られている時間と次の刺激パルスが与えられてい
る時間の間の時間には、アナログ回路42の外部
発振器から与えられ、刺激パルスが与えられてい
る時間の間はアナログ回路42のVCOから与え
られ、高速カウンタ152は各低速クロツク論理
154信号に応答してリセツトされる。更に、高
速カウンタ152は閾値検査論理160からの上
方の出力信号に応答するが、これは9段高速カウ
ンタ152の最初の2段を4分割回路ではなく3
分割回路に変換させる。最初の2段階が3分割回
路に変換されると、高速カウンタ152は、最初
の2段が4分割回路の場合に必要な時間の75%の
時間の間に一定の計数を達成する。この特徴は、
通常のプログラムされたパルス幅の75%の幅をも
つ限界検査パルスが与えられるようにするために
用いられる。 高速カウンタ152からの1出力は、高速カウ
ンタ152の第3段からとられ、リードスイツチ
論理からの信号がリードスイツチの閉鎖をあらわ
す場合に与えられる高速クロツク信号である。高
速カウンタ152の第2、第3、第4、第5、第
9段からの出力は、低速クロツク論理154へ与
えられ、最初の7段からの出力はパルス幅デコー
ド論理157へ与えられ、こゝで第2〜第7段出
力はメモリ140中のプログラムされたパルス幅
データと比較されて、パルス幅論理186により
与えられるパルスを適当な時に終了させる信号を
発生させる。 検孔(verify)パルス論理188は、メモリス
トローブ136の信号、高速カウンタ152の第
3および第5段からの出力、ブランク論理169
から与えられるBLANK(ブランク)信号、パル
ス幅論理186信号、パラメータデコード論理1
38からのデマンド信号に応答する。検孔パルス
論理188は、デマンドパラメータがプログラム
されておらずデマンド信号が論理“0”でない場
合には、第5A図のメモリストローブ論理136
からの各メモリストローブパルス信号が発生する
と検孔パルスが与えられるように動作する。検孔
パルスは、ブランク論理169からのBLANK
(ブランク)信号がその通常の論理“1”値に戻
つた後に与えられ、高速カウンタ152からのタ
イミング信号により決定されたパルス幅をもつ。
検孔パルス論理188からの出力はデジタルレー
ト制限論理180に与えられて刺激パルスの立上
り端を生じさせ、ゲート192に与えられてレー
ト制限禁止をくつがえす。検孔パルス論理188
信号は、またパルス幅デコード論理157を禁止
するように印加され、またパルス幅論理186に
印加されて検孔パルスの立下り端を決定する。最
後に、検孔パルス論理188信号はR同期ゲート
176へ与えられて、通常パルスと検孔パルスの
両方を検知されたR波と同期させ、二重刺激パル
スがT波の周囲いわゆるベネラブルゾーン
(venerable zone)に与えられるのを防げる。 ヒステリシスゲート182は、ヒステリシス論
理174からの信号によつて不能とされていない
ならば、レートデコード論理172からそこへ与
えられた信号をデジタルレート制限論理180に
通過させる。 低速カウンタ156は、8段2進カウンタであ
つて、その第1段へ低速クロツク論理154信号
が与えられる度毎に1つづつ増加して記憶された
計数(カウント)をもつ。低速カウンタ156の
選択された段階からの出力は、適当なタイミング
を得るためにその他のいろいろな回路部分へ印加
される。特に低速カウンタ156の選択された段
からの出力はオーバーフロー論理166、不応論
理168、ブランク論理169、レートデコード
論理172、ヒステリシス論理174へ印加され
る。各刺激パルスがパルス幅論理186信号に応
答してパルス発生器16によつて発生すると、低
速カウンタ156は再充電論理164信号によつ
て208のカウントにセツトされる。その後低速
カウンタ156は、最大値255に達するまで低
速クロツク論理154信号がそこへ印加されるた
び毎に順方向へ計数する。この時間の間に、ブラ
ンク論理169からの100msecのBLANK(ブラ
ンク)パルス時間および不応論理168によつて
制御されるプログラムされた不応期間が低速カウ
ンタ156の計数に応答して決定される。低速カ
ウンタ156がその最高値まで計数するとオーバ
ーフローして、そこに零のカウントを有し、それ
によつてオーバーフロー論理160をセツトす
る。この時点で低速カウンタは低速クロツク論理
154信号が与えられる度毎に再び順方向への計
数を始める。低速カウンタ156が順方向への計
数を続けるにつれて、その段からの出力はヒステ
リシス論理174とレートデコード論理172へ
印加されて、プログラムされた値と比較される
か、又は使用可能となつたゲートによつて復号さ
れる。レートタイムアウト期間が決定され、それ
によつて刺激パルスが与えられた後に、低速カウ
ンタ156は再び208の計数にセツトされる。 リードスイツチ論理159は、リードスイツチ
46が開いている(論理“0”)か、又は閉じて
いる(論理“1”)かを示すREED(リード)入力
線に応答し、また刺激パルスが与えられる時、又
は自然の心臓活動が感知された時には必ず起きる
ブランク論理169からのクロツキング信号に応
答する。リードスイツチ論理159からの出力
は、リードスイツチ46の状態を示す信号であ
る。 低速クロツク論理154は、高速カウンタ15
2の第2、第3、第4、第5および第9段からの
セツト信号、事後再同期論理187からの事後再
同期論理信号、事前再同期論理184からの事前
再同期信号、クロツク論理158からのクロツク
信号、電池ラツチ162からの電池ラツチ信号に
応答して、120Hzの低速クロツク論理154信号
を与える。電池ラツチ162がセツトされて正常
な電池電圧を示している限り、高速カウンタ15
2の第9段がセツトされた後1クロツク論理15
8パルス時間たつてから低速クロツク論理154
パルスが与えられる。しかし、もし電池ラツチが
リセツトされて低電池電圧を示す場合には、パル
ス発生器16によつて与えられるパルスレートを
約10%下げることが望ましい。電池電圧が低い状
態では、高速カウンタ152の第2、第3、第
4、第5および第9段がセツトされると低速クロ
ツク論理154信号が与えられる。この状態で
は、低速クロツク論理154パルスのレートは、
電池ラツチ162がセツトされた状態に比べて約
10%遅いレートで発生する。更に、高速カウンタ
152をセツトしてクロツク論理158からの
VCOクロツクパルスの計数を始めるために事前
再同期および事後再同期信号が発生する度毎に、
低速クロツク論理154パルスが与えられる。 電池ラツチ162は、そのクロツク入力へ印加
される事前再同期論理184の出力、およびその
データ入力へ印加されるアナログ回路42内の電
池状態監視装置からのBATTERY(電池)信号を
有する。更に、第5A図のテストラツチ130か
らのテスト信号は電池ラツチ162のセツト入力
へ印加され、以前に感知された低電圧状態が隅然
のものか真実のものかを決定するために一時的プ
ログラミング努力が発生する度毎に電池ラツチを
セツトする。電圧が正常であれば、BATTERY
(電池)信号は論理“1”であり、電池ラツチ1
62はセツトされたまゝになる。電池ラツチ16
2をクロツクするのに用いられる事前再同期信号
は各刺激パルスが与えられる直前に発生するの
で、刺激パルスの供給の結果として同時的電池ド
レインは、BATTERY(電池)信号に影響を与え
ない点に注意すべきである。 電池ラツチ162からの出力は、低速クロツク
論理154へ与えられて、低速クロツク論理15
4パルスを約10%低いレートにさせる。更に、電
池ラツチからの出力は、不応論理168、ブラン
ク論理169、オーバーフロー論理166へ与え
られ、低速クロツク論理154パルスレートが10
%低いにもかゝわらず、復号される時間を一定に
維持するために代りのゲートを使用可能にして低
速カウンタ156の異なるカウントを復号する。 オーバーフロー論理166は低速クロツク論理
154信号、電池ラツチ162からの信号、再充
電論理164信号および低速カウンタ156の出
力段からの信号に応答する。再充電ラツチがセツ
トされている間は、低速カウンタ156が再充電
論理164信号により208のカウントにセツト
された後に、オーバーフロー論理166は低速カ
ウンタ156の最終の段に応答してセツトの状態
からリセツトの状態に移行する。しかし、電池ラ
ツチ162がセツトされると、オーバーフロー論
理166は、低速カウンタ156の第3段を除く
全段階がセツトされた時に出力を与えるので、低
速クロツク論理154パルスのレートとは関係な
く低速カウンタ156のセツト後400msecすると
オーバーフロー論理166からの出力が発生す
る。オーバーフロー論理166は、低速カウンタ
156の最終の段がリセツトされた後、再充電論
理164信号によつてリセツトされ、低速クロツ
ク論理154信号でセツトされるラツチを含む。
オーバーフロー論理166からの出力は、デジタ
ルレート制限論理180を使用可能にするため
に、400msecの不応時間として不応論理168に
与えられる。 第5図Cを参照すると、クロツク論理158
は、アナログ回路42の電圧制御発振器からの
VCO信号、およびアナログ回路42の水晶発振
器からのXTAL信号に応答する。更に、クロツ
ク論理158は事前再同期論理184信号および
パルス幅論理186信号に応答する。クロツク論
理158はその下方の出力からクロツク信号を、
その上方の出力からVCO ENABLE(使用可能)
信号を出す。VCO ENABLE(使用可能)信号
は、事前再同期信号の供給に続く時間中与えら
れ、その時間は、パルス幅論理186信号が与え
られる時間を含む。クロツク158の下方の出力
から与えられるクロツク信号は、LCO
ENABLE(使用可能)信号が与えられていない間
はXTALパルスであり、VCO ENABLE(使用可
能)信号が与えられている間はVCO信号パルス
である。 心臓刺激パルスの供給は、デジタルレート制限
論理180、事前再同期論理184およびパルス
幅論理186によつて制御され、第5B及び5C
図の各種要素の再同期およびリセツトは、事後再
同期論理187および再充電論理164によつて
制御される。 デジタルレート制限論理180に、ヒステリシ
スゲート182信号、検孔パルス論理188信
号、パラメータデコード138からの高レートパ
ラメータ信号、オーバーフロー論理166信号、
R同期ゲート176信号およびアナログ回路42
からのRATE LIMIT(レート制限)信号に応答
し、最終的にはその出力に心臓刺激パルスを発生
させる信号を与える。正常な動作では、ヒステリ
シスゲート182からデジタルレート制限論理1
80へ信号が与えられる度毎に、デジタルレート
制限論理180の出力から信号が与えられる。し
かし、ヒステリシスゲート182から与えられる
信号が、オーバーフロー論理166からのオーバ
ーフロー信号又はアナログ回路42からの
RATE LIMIT(レート制限)信号によつて決定
される毎分150摶動のデジタルレート上限又は毎
分130摶動のアナログレート上限を超えるレート
で発生する場合には、デジタルレート制限論理1
80は、レート上限制限時間の如き時間が終るま
でヒステリシスゲート信号に応答して信号の供給
を延期させる。 しかし、或る場合には、デジタルレート制限論
理180とアナログ回路42にそなわつているレ
ート上限制限機能を無効にし、レート上限を超え
たレートでそこから信号が与えられるようにする
ことが望ましい。具体的に云うと、これらの場合
とは、正常なパルスの約100msec後に発生し、又
は毎分600パルスのレートで発生する検孔パルス
を与える場合とか、或いは高レートパラメータが
プログラムされつつある場合とかが含まれるが、
この後者の場合には、最高で毎分400パルスもの
高レートで信号を与えることができる。もし、こ
れらの場合のいづれかが発生すると、高レートパ
ラメータ信号又は検孔信号は、デジタルレート制
限論理180を無効にする。更に、これら2つの
信号はゲート192へ印加され、ゲート192は
RATE LIMIT(レート制限)信号を接地させ、
又は論理“0”値とし、アナログ回路42に含ま
れるアナログレート制限特徴を無効にする。 もしR同期モードがプログラムされると、自然
の心臓活動が感知される度毎に、信号がR同期ゲ
ート176からデジタルレート制限論理180へ
印加される。すると今度はこの結果として信号が
デジタルレート制限論理180の出力で与えら
れ、その結果として心臓刺激パルス摶動がパルス
発生器16によつて与えられる。 事前再同期論理184は、デジタルレート制限
論理180からの出力信号に応答し、クロツク論
理158にその下方の出力においてVCO信号の
供給を開始させる信号を与える。更に、事前再同
期論理184は、クロツク論理158にVCO
ENABLE(使用可能)信号を発生させ、VCOが
クロツク論理158へパルスの供給を開始するこ
とを可能にする。事前再同期論理184は更にパ
ルス幅論理186信号、事後再同期論理187信
号および再充電論理164信号に応答する。この
最後にあげた3つの信号のうちのいづれか1つが
与えられると、事前再同期論理はリセツトされ、
デジタルレート制限論理180からの信号が与え
られない限りリセツトできない。事前再同期論理
184信号は、第5B図の低速クロツク論理15
4へ与えられて、追加の低速クロツク信号を与え
させることを想起すべきである。この追加の低速
クロツクパルスの目的は、高速カウンタ152を
リセツトして、既知の初期計数値零からその後に
与えられるVCOパルスを正確に計数できるよう
にすることである。 パルス幅論理186は、低速クロツク論理15
4信号、アナログ回路42からのVCO信号、事
前再同期論理184信号、検孔パルス論理188
信号およびパルス幅制御論理187信号に応答し
てパルス発生器16によつて与えられる出力パル
スの幅を制御する。パルス幅論理186によつて
与えられるパルスの立上り端は、デジタルレート
制限論理180信号による事前再同期論理184
のセツテイングに応答して発生する。パルス幅論
理186によつて与えられるパルスの立下り端
は、パルス幅デコード論理157又は検孔パルス
論理188からの信号に応答して決定される。 事後再同期論理187は、再充電論理164信
号、パルス幅論理186信号の立下り端およびR
再同期ゲートからの信号に応答し、パルス幅論理
186信号の立下り端の時間に低速クロツク論理
154に信号を与えて追加の低速クロツクパルス
を与えさせる。このパルスは、パルス幅論理18
6信号終了の結果として、クロツク論理158か
らの水晶発振器パルスの供給にこのシステムのタ
イミングを同期させるために必要である。その後
事後再同期論理187は、再充電論理164信号
が与えられることによつてリセツトされる。R同
期モードではなくてデマンドモードがプログラム
された場合には、事後再同期論理187に出力パ
ルスを与えさせることによつて、R同期ゲート1
76からの信号に応答する。このパルスの目的
は、自然の心臓信号が検知された場合には必ず第
5B及び5C図の各種タイミング機能をリセツト
させることである。 再充電論理164は、事後再同期論理187信
号および低速クロツク論理154信号に応答し
て、低速クロツクパルス間の時間に等しい持続時
間をもつ単一のパルス再充電信号をその出力に与
える。再充電信号は、第5B及び5C図に含まれ
る回路内の各種タイミング機能をリセツトするの
に用いられる原信号(primary signal)である。 ブランク論理169、不応論理168、復帰・
センスリセツト論理170およびR同期ゲート1
76は一緒に相互作用して、心臓刺激パルスが与
えられた後にその次の心臓刺激パルスが与えられ
るまでの間に、自然の心臓活動を感知した結果と
して発生する事象を制御するように動作する。 ブランク論理169は、低速カウンタ156か
らの選択された出力、電池ラツチ162信号、低
速クロツク論理154信号、R同期ゲート176
からの出力および事前再同期論理184信号に応
答して、その上方の出力からBLANK(ブランク)
信号を、その下方の出力からブランククロツク信
号を与える。ブランク論理169の下方の出力か
らのブランククロツク信号は、自然の心臓活動の
結果からくる事前再同期論理184信号又はR同
期ゲート186からの信号が与えられた時に発生
する信号であつて、BLANK(ブランク)信号の
立上り端を開始させる。ブランク信号の立下り端
は、電池ラツチがセツトされているか、リセツト
されているかには関係なく、立上り端後100msec
して発生する。上述したように、BLANK(ブラ
ンク)信号は、アナログ回路42へ与えられて、
それが与えられる100msecの間QRS感知増幅器
を使用禁止にする。 不応論理168は、低速カウンタ156のカウ
ント、低速クロツク論理154信号、オーバーフ
ロー論理166信号、メモリ140からの不応1
および不応2信号、電池ラツチ162信号および
再充電論理164信号に応答して、心臓刺激パル
スから与えられた後の一定時間に信号を与える。
この一定時間は、不応回路168のコーデイング
ゲートを使用可能にするメモリ140からの不応
1および不応2信号の符号によつて決定される。
選択しうる不応時間は、不応時間なし、325m
sec、400msec又は無限大である。400msecの不
応時間は、オーバーフロー論理166からの出力
によつてセツトされ、325msecの不応時間は、低
速カウンタ156のカウントを復号する不応論理
168内のデコーデイングゲートによつて決定さ
れる。これらのゲートは、低速クロツク論理15
4のレートとは関係なく、電池ラツチ162が
325msecの不応時定数を維持するようにセツトさ
れているかどうかによつて使用可能となる。不応
期間は、再充電論理164信号が不応論理168
をリセツトするために与えられた時から測定す
る。不応時間がセツトされていない時には、不応
期間は復帰・センスリセツト論理170における
210msecカウンタによつて測定される。 復帰・センスリセツト論理170はデマンド論
理190信号、低速クロツク154信号、アナロ
グ回路42からのSENSE(センス)信号、不応論
理168信号、ブランク論理169からの
BLANK(ブランク)信号および再充電論理16
4信号に応答して、復帰機能が無効にされていな
い場合には、不応時間後にSENSE(センス)信号
が与えられるたび毎にその出力でセンスリセツト
信号を与える。復帰機能は、再充電信号が与えら
れた後、又はSENSE(センス)信号が発生した後
約210msecの時間に達するまで低速クロツク論理
154信号に応答して計数するカウンタによつて
制御される。もしセンス信号が、BLANK(ブラ
ンク)時間の後、そして復帰カウンタが210msec
まで計数する時間より前に起きた場合には、復帰
カウンタは零カウントにリセツトされる。復帰カ
ウンタが210msecの時間に達してしまうまでは、
センスリセツト信号は与えることができない。従
つて、約5Hz以上の周波数をもつ妨害信号は、復
帰・センスリセツト論理170をすべての
SENSE(センス)信号に対して応答しないように
させる、即ち非同期モードへ復帰させる。 復帰・センスリセツト論理170は、また、不
応時間が終わる前に発生するSENSE(センス)信
号に応答してセンスリセツト信号の供給を禁止す
ることによつて、不応論理168信号に応答す
る。従つて、センスリセツト信号が復帰・センス
リセツト論理170の出力で与えられて、復帰カ
ウンタ時間と不応時間の両方が過ぎた後にのみ感
知する自然の心臓活動を示す。更に、もし不応時
間が無限大にセツトされている場合には、
SENSE(センス)信号に対する応答はなく、パル
ス発生器は非同期モードで動作する点に注意すべ
きである。 復帰・センスリセツト論理信号は、3入力R同
期ゲート176への1入力として与えられる。メ
モリ140からのR同期信号はR同期ゲート17
6の第2入力へ与えられて使用可能信号として働
き、検孔パルス論理188からの信号は第3入力
へ印加される。もしデマンドモードがプログラム
されると、R同期ゲート176からの信号は事後
再同期論理187およびブランク論理169へ与
えられて、第5B及び5C図のタイミング機能を
リセツトさせる。もしR同期モードがプログラム
されると、R同期ゲート176からの出力はデジ
タルレート制限論理180へ与えられ、検知され
た自然の心臓活動と同期して心臓刺激パルスが与
えられるようにする。また、検孔パルスが与えら
れると、検孔パルスとその検孔パルスに先行する
通常のパルスの両方に対してR同期モードがプロ
グラムされる。 第6A〜N図を参照すると、第5A,B及びC
図に示す各ブロツクについて更に詳しい説明が行
われている。第6A〜N図は、第5A,B又はC
図に示されている特定のブロツクに関連した論理
素子のすべてが、第5A,BおよびC図と同じ位
置にあり、第5A,BおよびC図のブロツク番号
に対応する数字をもつより太い線でかこまれるよ
うな方法で組織されている。各ブロツクの構成部
分としてはラツテ、ナンドゲート、ノアゲート、
インバータ、排他的オアゲートおよび排他的ノア
ゲートがある。第6A図の左下の角にある素子1
06Aとして概略的に示されているような、また
一般に参照されるような各ラツチ又はフリツプフ
ロツプは、縦長の長方形として示されている。各
ラツチへの入力は左側から与えられ、上方の入力
はデータ入力であり、下方の入力はクロツク入力
である。ラツチの出力は右側からとられ、上方の
出力は通常の“Q”出力であり、下方の線は通常
の“”出力をあらわす。一部のラツチでは、セ
ツトおよびリセツト入力が与えられ、リセツト入
力は長方形の底部に印加され、セツト入力は長方
形の頂部に印加される。リセツト入力へ印加され
た論理“1”信号は、Q出力をして論理“0”の
状態を呈せしめ、出力をして論理“1”の状態
を呈せしめる。逆に、セツト入力に印加された論
理“1”信号は、Q出力をして論理“1”の状態
を呈せしめ、出力をして論理“0”の状態を呈
せしめる。論理“0”から論理“1”へ変わる信
号がクロツク入力へ印加されると、Q出力はデー
タ入力へ印加された信号の論理値に等しい論理値
をとり、出力は反対の論理値をとる。 ナンドゲートは、第6A図の左下隅に素子10
6Bとして概略的に示されており、2つ又はそれ
以上の入力と1出力を含む。ナンドゲートの出力
は、その各入力へ印加される信号が論理“1”で
なければ通常は論理“1”であり、その信号が論
理“1”であればナンドゲートの出力は論理
“0”信号である。 インバータは第6A図の左下隅に概略的に素子
106Cとして示されており、1入力と1出力を
もち、出力は入力へ印加される信号の論理値と反
対の論理値をもつ信号を与える。 ノアゲートは、第6A図の中央下の部分に素子
114Aとして概略的に示されており、2つ又は
それ以上の入力と1出力をもつ。ノアゲートの出
力における信号は、各入力へ印加される信号がす
べて論理“0”でなければ通常は論理“0”であ
り、その信号が論理“0”であれば、出力におけ
る信号は論理“1”である。 排他的なオアゲートは、第6C図に概略的に示
されており、少くとも2入力と1出力をもつ。そ
の出力信号は、もし相異る論理値をもつ信号がそ
の入力へ印加された場合には論理“1”であり、
入力へ印加された信号がすべて同じ論理値をもつ
場合には論理“0”である。 排他的ノアゲートは、第6I図に素子157A
として概略的に示してあり、少くとも2入力と1
出力をもつ。相異なる論理値をもつ信号がその入
力へ印加された場合には、出力信号は論理“0”
であり、同一の論理値をもつ信号がその入力へ印
加された場合には、出力信号は論理“1”であ
る。 第6図に示されているように組立てられた第6
A〜N図を参照して、パルス発生器16の詳しい
説明をすることにする。第6B図において、アナ
ログ回路42からのDATA(データ)信号は直列
に結合したインバータ102A,102B,10
2Cおよび102Dを通つて与えられるので、イ
ンバータ102Cの出力における信号に、論理
“0”パルスをもつ通常は論理“1”信号である
DATA(データ)信号と反対の極性の信号であ
り、インバータ102Dの出力における信号は、
論理“1”パルスをもつ通常は論理“0”信号で
あるDATA(データ)信号と同じ極性である。 インバータ102Cからの出力は、ノアゲート
112Aおよび112Bの1出力へ印加される。
インバータ102Dからの出力は、8段シフトレ
ジスタ110を構成する8つのラツチ110A〜
110Hの各々のクロツク入力へ印加される。更
に、インバータ102Dの出力は、24へのリセ
ツト論理106におけるラツチ106Aのリセツ
ト入力へ結合される。 インバータ102Cからの出力は、またデータ
デコード論理108におけるラツチ108Aのク
ロツク入力へ印加される。ラツチ108Aへのデ
ータ入力は、第4図に示す電池44からの+V電
圧へ結合される。ラツチ108AからのQ出力
は、ラツチ108Bのデータ入力へ結合される。
ラツチ108Bのクロツク入力は、第6I図に示
す高速カウンタ152におけるノアゲート152
Lの出力から印加される高速クロツク信号であ
る。上述したように、高速クロツク信号は周波数
4096Hzのクロツク信号である。ラツチ108Bか
らのQ出力は、ラツチ108Aのリセツト入力へ
印加される。動作すると、ラツチ108Aおよび
108Bは、各DATA(データ)パルスの立下り
端に続く最初の高速クロツクパルスの立上り端と
一致する時間に、高速クロツク信号と同期するパ
ルス信号をラツチ108BのQ出力において発生
されるようにする。更に具体的に云うと、インバ
ータ102Cからの出力は、各パルスの立下り端
において立上り端をもつ一連のDATA(データ)
信号パルスである。従つて、各DATA(データ)
信号パルスの立下り端はラツチ108Aをセツト
させ、ついでこれが次の高速クロツクパルスの立
上り端が発生するとラツチ108Bがセツトされ
るようにする。ラツチ108Bがセツトされる
と、そこからの論理“1”Q出力信号はラツチ1
08Aをリセツトして、論理“1”信号をラツチ
108Bのデータ入力からとり除く。従つて、次
の高速クロツクパルスの立上り端はラツチ108
Bをリセツトさせ、Q出力信号に論理“0”とな
る。従つて、ラツチ108BのQ出力における信
号は、第5図Aに示すデータデコード論理108
の上方の出力におけるデータクロツク信号に対応
する。 データデコード回路108は、また3段2進カ
ウンタを構成する3つのラツチ108C,108
Dおよび108Eを含む。ラツチ108C,10
8Dおよび108Eの各々はそのデータ入力へ結
合された出力をもつ。ラツチ108Cのクロツ
ク入力は、第6I図に示す高速カウンタ152に
おけるノアゲート152Lからの高速クロツク信
号へ結合される。ラツチ108Cからの出力は
ラツチ108Dのクロツク入力へ結合され、ラツ
チ108Dからの出力はラツチ108Eのクロ
ツク入力へ結合される。データデコード回路10
8からの出力はラツチ108EのQ出力から取出
される。更に、ラツチ108C,108Dおよび
108Eの各々のリセツト入力はラツチ108E
からのQ出力へ結合されるので、各DATA(デー
タ)信号パルスの発生直後に、ラツチ108C,
108Dおよび108Eの各々はリセツトされ
る。ついでラツチ108C,108Dおよび10
8Eは高速クロツク信号の計数を開始し、4つの
そのような高速クロツク信号がラツチ108Cの
入力へ印加された後に、ラツチ108EのQ出力
は論理“1”となるが、これは勿論ラツチ108
C,108Dおよび108Eがその間にラツチ1
08Bからのパルスによつてリセツトされていな
い場合である。従つて、もし2つの連続する
DATA(データ)信号パルスは、ラツチ108
C,108Dおよび108Eが4つの高速クロツ
ク信号パルスを計数するのに要する時間により短
い時間によつて分離されると、データデコード論
理108は、次のDATA(データ)信号パルスの
立上り端が発生した時にラツチ108Eの出力と
して論理“0”を復号する。他方、もし連続する
DATA(データ)信号間により長い時間が存在す
ると、ラツチ108EのQ出力は論理“1”とな
り、従つてデータデコード回路108はデータビ
ツトとして論理“1”ビツトをあらわす。従つ
て、ラツチ108EのQ出力は、第5A図のデー
タデコード論理108の下方の出力からの復号さ
れたデータ値に対応する。 データデコード論理108からのラツチ108
EのQ出力におけるデータは、8段シフトレジス
タ110におけるラツチ110Aのデータ入力へ
印加される。8段シフトレジスタ110はラツチ
110A,110B,110C,110D,11
0E,110F,110G,110Hおよびイン
バータ110Iおよび110Jを具えている。ラ
ツチ110A〜110Hの各々のクロツク入力
は、インバータ102Dの出力へ結合される。段
110B〜110Hの各々のデータ入力は、その
前の段110A〜110Gの各のQ出力へ結合さ
れる。ラツチ110HのQ出力は、直列に接続さ
れたインバータ110Iおよび110Jを通つて
13段シフトレジスタ116のデータ入力、特にラ
ツチ116Aのデータ入力へ結合される。 8段シフトレジスタ110は、ラツチ110A
のデータ入力へ印加された信号の論理値が8段を
通つて1時に1つずつシフトされ、DATA(デー
タ)信号パルスの立上り端がインバータ102D
から与えられるたび毎に動作する。与えられる最
初のデータパルスは、8段シフトレジスタ110
へシフトされる意味のないデータビツトとなる点
に注意すべきである。しかし、以下に説明するよ
うに、このビツトならびに最初の3つのリアルデ
ータビツトは8段シフトレジスタ110を完全に
通り、また13段シフトレジスタ116を完全に通
つてシフトされ、プログラミング符号の一部とし
て記憶されず、また利用もされない。 13段シフトレジスタ116は、13のラツチ回路
116A〜116Mを具えている。段116A〜
116Dの各段階は、ノアゲート112Aの出力
に結合されたそのクロツク入力をもち、段116
E〜116Mの各段は、ノアゲート112Bの出
力に結合されたそのクロツク入力をもつ。ノアゲ
ート112Aおよび112Bはそれぞれインバー
タ102Cの出力へ結合された1入力と、アクセ
ス符号検査論理114の出力、特にそこにあるラ
ツチ114DのQ出力に結合された第2の入力を
もつ。段116A〜116Lの各々のQ出力は、
13段シフトレジスタ116のその次に続く段11
6B〜116Mのデータ入力へ結合される。 ノアゲート112Aおよび112Bが、アクセ
ス符号検査論理114からそこへ印加される論理
“0”信号によつて使用可能となつている限りに
おいては、8段シフトレジスタ110の第8段1
10Hから印加されるデータは13段シフトレジス
タ116を通つてシフトされる。従つて、アクセ
ス符号が32ビツトプログラミング信号の24ビツト
後に完全に伝送された時には、そのアクセス符号
はシフトレジスタ110の第8段にあり、残の16
データビツトのうちの13の最上位データビツトは
13段シフトレジスタ116にあり、3つの最下位
データビツトは13段シフトレジスタ116からシ
フトアウトされている。具体的に云うと、13段シ
フトレジスタ116において、段116A〜11
6Hはプログラミング符号のデータ部分を含み、
段116I〜116Lはプログラミング符号のパ
ラメータ部分を含み、段116Mは永久的プログ
ラミング変更が起きるか、又は一時的プログラミ
ング変更が発生するかを示すデータビツトを含
む。 第6A図、特にアクセス符号検査論理114を
参照すると、段110A,110D,110F,
110Gおよび110Hの出力、および段11
0B,110Cおよび110EからのQ出力はそ
れぞれノアゲート114Aの入力として結合され
ている。8段シフトレジスタの状態が8進数
“227”である場合には、ノアゲート114Aへの
入力の各々は論理“0”であり、その出力は論理
“1”となる。8進数“227”はアクセス符号であ
り、8段シフトレジスタ110は、第25番目の
DATA(データ)信号パルスの立上り端によつて
定義される24のデータ値がそこへ印加された後に
アクセス符号の状態をとる点に注意すべきであ
る。ノアゲート114Aへ印加された信号の各々
が論理“0”の場合には、その出力は論理“1”
となる。ノアゲート114Aの出力は、ナンドゲ
ート114Bへの1入力として結合される。ナン
ドゲート114Bのもう一方の入力は、パルスカ
ウンタ118の計数が24と等しくなるか、又は24
を超えるまで、換言するとアクセス符号が8段シ
フトレジスタ110へ印加されるまで論理“1”
であるパルスカウンタ118からの出力に結合さ
れる。従つて、アクセス符号を検知する前に論理
“1”であるナンドゲート114Bの出力は、ナ
ンドゲート114Cへの1入力として印加され、
そのもう一方の入力はラツチ114Dからの信
号であり、アクセス符号を検知する前は論理
“1”である。アクセス符号を検知する前は論理
“0”であるナンドゲート114Cの出力は、ラ
ツチ114Dのデータ入力へ印加される。ラツチ
104Dのクロツク入力は、データデコーダ論理
108におけるラツチ108BのQ出力からのデ
ータクロツク信号に結合されるので、各DATA
(データ)信号パルスの立下り端が発生した直後
にパルスがラツチ114Dのクロツク入力へ印加
される。アクセス符号が8段シフトレジスタ11
0に記憶された後に、ナンドゲート114Bへの
両入力は論理“1”であり、その出力は論理
“0”となる。従つて、ナンドゲート114Cか
らの出力およびラツチ114Dへのデータ入力は
論理“1”となる。このことはアクセス符号の最
後のビツトを定義するDATA(データ)信号パル
スの立上り端において発生する。その同一
DATA(データ)信号パルスの立下り端において
は、論理“1”パルス信号がラツチ114Dのク
ロツク入力へ印加され、ラツチ114Dをセツト
させる。というのは、その時にはナンドゲート1
14Cの出力は論理“1”であるからである。こ
の結果そのQ出力は論理“1”となり、出力は
論理“0”となり、今度はこれがナンドゲート1
14Cの出力を論理“1”に維持し、それによつ
て追加のDATA(データ)信号パルスが印加され
るとラツチ114Dをセツトされた状態に保つ。
ラツチ104DからのQ出力は印加されて、第6
B図のゲート112Aおよび112Bがそれ以上
のクロツクパルスを13段シフトレジスタ116へ
通すことができないようにし、それによつてアク
セス符号が検知された時にパラメータとそこに記
憶されたデータ値を維持する。 パルスカウンタ118は印加された各DATA
信号パルスを計数する。パルスカウンタ118は
通常の2進カウンタとして配置されているラツチ
118A,118B,118C,118Dおよび
118Eを具えている。即ち、各ラツチ入力は
そのラツチのデータ入力および次に続くラツチの
クロツク入力へ結合されている。パルスカウンタ
の第1段階であるラツチ118Aへのクロツク入
力に対する信号はラツチ108Bの出力から印加
され、各DATA(データ)信号パルスの立下り端
の直後に高速クロツク信号を同期して発生するデ
ータクロツクパルスである。パルスカウンタ11
8はまたそれぞれラツチ118Dおよび118E
の出力へ結合される2入力を有するノアゲート
118Fを具えている。このように結合されてい
るノアゲート118Fの出力は、パルスカウンタ
118の計数が24に達するまで、即ちラツチ11
8Dと118Eの両方がセツトされるまでは論理
“0”である。この時点でノアゲート118Fの
出力は論理“1”となり、それによつてアクセス
コード検査論理114のナンドゲート114Bが
アクセスコード検査ゲート114Aからのどんな
出力も通過させることができるようにする。パル
スカウンタ118の計数が24の計数を超えると、
ノアゲート118Fは論理“1”信号を与え続け
る点に注意すべきである。 パルスカウンタ118は、またラツチ118A
〜118Eの各々のQ出力にそれぞれ結合された
5出力を有するノアゲート118Gを具えてい
る。ノアゲート118Gの出力は、通常は論理
“1”であり、パルスカウンタ118の計数が非
零計数になると論理“0”になる。この信号は、
第6図Cに示すタイムアウト論理120へ印加さ
れて、もし印加されたプログラミング信号がその
時までに受け入れられていないならば、2つの刺
激パルスがパルス発生器16によつて与えられた
後にパルスカウンタ118を自動的にリセツトさ
せる。このような状態は、外部信号が復調器によ
つて検知されDATA(データ)パルスとして印加
された時に発生する。 上述したように、アクセス符号検査論理114
は、第24番目のデータビツトがパルス発生器16
へ与えられた後に、通常は信号がラツチ114D
のQ出力から与えられるようにする。第24番目の
データビツトは第25番目のDATA(データ)信号
パルスの立上り端によつて限定されるということ
も想起すべきである。しかし、ヘツド14をパル
ス発生器16の上に置くと、回路42に含まれる
RF復調器回路によつてパルスバーストと解釈さ
れる外部雑音が発生し、従つてパルス発生器16
に印加されてパルスカウンタ118によつて計数
されるDATA(データ)信号に追加のパルスが含
まれる可能性がある。いずれにしても、アクセス
符号が見出された場合には、それは、24ビツトが
印加されたことを意味し、パルスカウンタ118
を24のカウントにリセツトすることが望ましい。 24にリセツトする論理106は、パルスカウン
タ118を24の計数にリセツトするために具えら
れており、ラツチ106A、ナンドゲート106
Bおよびインバータ106Cを具えている。ラツ
チ106Aは、そのデータ入力へ結合されている
正電圧+V源、およびそのクロツク入力へ結合さ
れているラツチ114Dからの出力を有する。ラ
ツチ106Aからの出力は、ナンドゲート10
6Bの1入力へ結合されており、他方の入力はイ
ンバータ106Cの出力である。通常は論理
“0”である信号がリセツト論理126からイン
バータ106Cへ印加され、従つてインバータ1
06Cの出力は論理“1”信号であつて、ナンド
ゲート106Bを使用可能な状態に維持する。更
に、ラツチ106Aは、インバータ102Dの出
力へ結合されているリセツト入力をもつているの
で、DATA(データ)信号パルスがパルス発生器
16へ印加される度毎にラツチ106Aはリセツ
トされる。 アクセス符号検査論理114がアクセス符号を
検知しラツチ114DのQ出力が論理“1”にな
ると、ラツチ106Aはセツト状態へクロツクさ
れる。次に、ラツチ106Aからの論理“0”の
Q出力は、ナンドゲート106Bの出力が論理
“1”となるようにさせる。ナンドゲート106
Bの出力はパルスカウンタ118のラツチ118
A,118Bおよび118Cのリセツト入力へ印
加され、ラツチ106AのQ出力はラツチ118
Dのセツト入力へ印加される。従つて、ラツチ1
06Aがセツトされてナンドゲート106Bの出
力が論理“1”になると、ラツチ118A,11
8B、および118Cはリセツトとなり、ラツチ
118Dはセツトとなり、パルスカウンタ118
は、強制的に24の計数にセツトされる。 アクセス符号がアクセス符号検査論理114に
よつて復号され、ノアゲート112Aおよび11
2Bが、13段シフトレジスタ116に対しそれ以
上のクロツクパルスの通過を不能にした後、
DATA(データ)信号の残りの部分は8ビツトパ
リテイ符号をあらわす。この符号はつぎには8段
シフトレジスタ110に記憶され、以前にそこに
記憶されていたアクセス符号はシフトアウトされ
て消失する。この期間中、パルスカウンタ118
は、8パリテイビツトの伝送中カウントの増分を
継続する。8パリテイビツトが伝送されてしまう
と、パルスカウンタ118はオーバーフローして
零のカウントに戻る。このことが発生した時に
は、ラツチ118Eからの出力は論理“0”値
から論理“1”値になり、それによりノアゲート
118Fの出力で論理“0”を出現させる。この
論理“0”はナンドゲート114Bおよび114
Cを通つて、論理“0”信号としてラツチ114
Dのデータ入力へ印加される。従つて、もしそれ
以上のDATA(データ)信号が伝送されると、論
理“0”はラツチ114Dにクロツクされて、そ
のQ出力を論理“0”にする。しかし、通常の状
況では、このことは発生しないはずである。 パルスカウンタ118のラツチ118Eからの
Q出力は、カウンタオーバーフローラツチ10
4、具体的にはそこのラツチ104Aのクロツク
入力へ印加される。ラツチ104Aのデータ入力
は、+Vボルトの電池44の電圧に結合される。
パリテイ符号が伝送された後、パルスカウンタ1
18がオーバーフローして計数が零になり、それ
によつてラツチ118Eからの信号が論理
“0”から論理“1”へ変ると、ラツチ104A
はセツトとなり、その出力は論理“0”とな
る。ラツチ104Aからの信号が印加され、誤
り検査論理122内のゲートが伝送された
DATA(データ)信号のパリテイを検査できるよ
うにする。 第6C図、特にパリテイ検査論理124を参照
すると、13の2入力排他的オアゲート124A〜
124Mと1つの8入力ノアゲート124Nが具
えられている。パリテイ検査論理124は、8段
シフトレジスタ110の各段からのQ出力と、13
段シフトレジスタ116の各段のQ出力に応答す
る。具体的に云うと、排他的オアゲート124A
はラツチ116Fおよび110FからのQ出力信
号に応答し、排他的オアゲート124Bはラツチ
116Gおよび110GからのQ出力信号に応答
し、排他的オアゲート124Cはラツチ116H
および110HからのQ出力信号に応答し、排他
的オアゲート124Dはラツチ116Aおよび1
16IからのQ出力信号に応答し、排他的オアゲ
ート124Eはラツチ116Bおよび116Jか
らのQ出力信号に応答し、排他的オアゲート12
4Fはラツチ116Cおよび116KからのQ出
力信号に応答し、排他的オアゲートGはラツチ1
16Dおよび116LからのQ出力信号に応答
し、排他的オアゲートHはラツチ116Eおよび
116MからのQ出力信号に応答する。更に、排
他的オアゲート124Iは排他的オアゲート12
4Dからの出力信号およびラツチ110AのQ出
力に応答し、排他的オアゲート124Jは排他的
オアゲート124Eからの出力信号とラツチ11
0BからのQ出力に応答し、排他的オアゲート1
24Kは排他的オアゲート124Fからの出力信
号とラツチ110CからのQ出力に応答し、排他
的オアゲート124Lは排他的オアゲート124
Gからの出力信号とラツチ110DからのQ出力
に応答し、排他的オアゲート124Mは排他的オ
アゲート124Hからの出力信号とラツチ110
EからのQ出力に応答する。排他的オアゲート1
24A,124B,124C,124I,124
J,124K,124Lおよび124Mの各々か
らの出力信号はノアゲート124Nへの入力とし
て印加され、その出力は第6A図に示す誤り検査
論理122におけるナンドゲート122Aへの1
入力として印加される。8段シフトレジスタ11
0へ印加されそこに記憶されるパリテイ符号は、
13段シフトレジスタ116に記憶されたデータが
排他的オアゲート124A〜124Mによつて比
較された時にノアゲート124Nの出力が論理
“1”となるように計算されている。 再び第6A図、特に誤り検査論理122を参照
すると、ナンドゲート122A、インバータ12
2B、ノアゲート122Cおよび122D、ラツ
チ122Eおよび122Fが具えられている。誤
り検査論理122におけるナンドゲート122A
のもう一方の入力はラツチ114DのQ出力に結
合されており、これはアクセス符号が検知された
とすると論理“1”になるはずである。もしパリ
テイもチエツクすると、ナンドゲート122Aの
出力は論理“0”であり、これはインバータ12
2Bを通つて印加されると論理“1”になる。イ
ンバータの122Bの出力はノアゲート122C
の1入力へ印加され、ナンドゲート122Aの出
力はノアゲート122Dへの1入力へ印加され
る。ノアゲート122Cおよび122Dのもう一
方の入力はカウンタオーバーフローラツチ104
におけるラツチ104Aの出力へ結合され、こ
れは前述したようにDATA(データ)信号パルス
の適当な数がパルスカウンタ118によつて計数
されていたとすると論理“0”信号になるはずで
ある。従つて、もしアクセス符号がアクセス符号
検査論理114によつて検知されると、パリテイ
は、パリテイ検査論理124によつて決定される
ように適当なものとなり、パルスカウンタ118
は少くとも32パルスを計数していたのであり、そ
れによつてカウンタオーバーフローラツチ104
Aをセツトし、ついでノアゲート122Dからの
出力は論理“1”となる。1回又はそれ以上の検
査が機能しない場合には、ノアゲート122Cか
らの出力は論理“1”となり、このことは誤りが
発生したことを示す。 ノアゲート122Cからの出力は、ラツチ12
2Eのデータ入力へ印加され、ノアゲート122
Dからの出力は、ラツチ122Fのデータ入力へ
印加される。ラツチ122Eと122Fの両方の
クロツク入力は、第6K図からの低速クロツク論
理154信号へ結合される。ラツチ122E又は
122Fのいずれか一方は、ノアゲート122C
又は122Dのうちのどちらかが論理“1”信号
をそのデータ入力へ印加するかに応じてセツトさ
れよう。もし、すべて検査が合致しているなら
ば、ラツチ122Fがセツトされ、それによつて
Q出力が論理“1”となるようにし、出力が論
理“0になるようにする。これらの2出力はアク
セプト信号であつて、第6A〜N図に示す回路の
残りの部分にDATA(データ)信号が受け入れら
れたことを示す。他方、もし1回又はそれ以上の
検査が機能しないならば、ラツチ122Eはセツ
トの状態となり、そこからの出力信号は論理
“0”になる。この信号は誤り検査論理122か
らの誤り信号であり、DATA(データ)信号の伝
送又は受け入れに誤りが発生したことを示す。 ラツチ122Eおよび122Fの各々からの
出力は、カウンタオーバーフローラツチ104の
ナンドゲート104Bへ入力として印加され、ナ
ンドゲート104Bの出力はラツテ104Aのリ
セツトへ印加される。ラツチ122Eと122F
の両方がリセツトの状態でいる限り、ナンドゲー
ト104Bの出力は論理“0”である。しかし、
2つのラツチ122Eと122Fのうちの1つが
セツトされると、ナンドゲート104Bからの出
力は論理“1”となり、それによりカウンタオー
バーフローラツチ104Aをリセツトする。する
と今度はこの結果として、ノアゲート122Cと
122Dの両方の出力が論理“0”となり、その
次の低速クロツク論理154信号パルスがラツチ
122Eと122Fのうちのセツトされた1つを
リセツトする。従つて、ラツチ122Eおよび1
22Fからの誤り又は受け入れ信号はそれぞれ1
低速クロツクサイクルの持続時間をもつパルス信
号である。 誤り検査論理122が、DATA(データ)信号
の伝送又は検知において誤りが発生しないことを
決定する場合には、第6A及び6B図に示す論理
の大部分をリセツトすることが望ましい。これは
ラツチ122Eからの出力をリセツト論理12
6の1入力ナンドゲート126Aへ与えることに
よつて達成される。ナンドゲート126Aへの他
の2入力は、第6M図に示すリードスイツチ論理
159および第6D図に示すタイムアウト論理1
20からの出力に結合される。リードスイツチ4
6が閉鎖されると、ナンドゲート126Aへ印加
されたリードスイツチ論理159信号は論理
“1”となり、通常はタイムアウト論理120か
らの信号は論理“1”となる。従つて、ナンドゲ
ート126Aからの出力は、インバータ126B
によつて反転されナンドゲート126Cへ1入力
として印加される論理“0”信号である。ナンド
ゲート126Cへのもう一方の入力は書込みラツ
チ128からの通常は論理“1”の信号であり、
これは書込みラツチ128がセツトされた後1低
速クロツク時間の間論理“0”となる。 リードスイツチ信号、タイムアウト論理120
信号、ラツチ122Eからの誤り信号、又は書込
み信号のうちの1つ又はそれ以上が論理“0”と
なると、ナンドゲート126Cの出力は論理
“1”となる。更に、リードスイツチ、タイムア
ウト論理140又はラツチ122Eからの誤り信
号のうちのどれか1つが論理“0”となると、論
理“1”信号がナンドゲート126Aの出力から
与えられる。ナンドゲート126Cからの出力が
印加されると、パルスカウンタ118のラツチ1
18Dおよび118Eをリセツトし、アクセス符
号ラツチ114Dをリセツトし、インバータ10
6Cとナンドゲート106Bを通つてパルスカウ
ンタ118のラツチ118A,118Bおよび1
18Cをリセツトする。 誤り検査論理122はすべての検査が合致した
ことを見出す場合に、ラツチ122Fはセツトさ
れる。ラツチ122FからのQ出力は書込みラツ
チ128Aのデータ入力およびテストラツチ13
0Aのクロツク入力へ印加される。低速クロツク
信号は書込みラツチ128Aのクロツク入力へ印
加され、13段シフトレジスタ116のラツチ11
6MからのQ出力はテストラツチ130Aのデー
タ入力へ印加される。リセツト論理126のナン
ドゲート126Aからの出力は、テストラツチ1
30Aのリセツト入力へ印加され、リードスイツ
チが開く度毎に、又はタイムアウト論理120が
ナンドゲート126Aへ信号を与える度毎に、又
は誤りが見出されてラツチ122Eがセツトされ
る度毎にそれをリセツトする。 書込みラツチ128Aは、〔DATA(データ)
信号の受け入れをあらわす〕ラツチ122Fのセ
ツテイング後に最初の低速クロツクパルスが発生
するとセツトされる。書込みラツチ128Aがセ
ツトされると、出力は論理“0”となり、リセ
ツト論理126のナンドゲート126Cを通つて
印加され、パルスカウンタ118とラツチ114
Dをリセツトする。論理“1”となる書込みラツ
チ128AからのQ出力は、第6C図に示す禁止
論理134へ印加される。 テストラツチ130Aはラツチ122Fからの
論理“1”信号が発生するとクロツクされ、13段
シフトレジスタ116のラツチ116Mに記憶さ
れたデータ値が論理“1”であるとセツトされ、
一時的プログラミング状態が発生することをあら
わす。テストラツチ130AからのQ出力は、1
入力としてメモリストローブノアゲート136A
へ印加される。ノアゲート136Aへのもう一方
の入力は、書込みラツチ128Aからの出力で
ある。書込みラツチ128Aがセツトされテスト
ラツチ130Aがセツトされていない場合にの
み、即ちDATA(データ)信号が受けとられてい
てテストビツトの復号が氷久的プログラミング変
更が発生することを示す場合にのみ、ノアゲート
136Aの出力は論理“1”となる。メモリスト
ローブゲート136Aの出力は第6F図のパラメ
ータデコード論理138へ印加されて、そこから
氷久的パラメータ信号が与えられるようにする。
更に、テストラツチ130AからのQ出力もパラ
メータデコード論理138へ印加され、テストラ
ツチ130AからのQ出力が論理“1”の場合に
は、パラメータデコード138は一時的パラメー
タ信号を与える。どのパラメータ信号が与えられ
るかは、13段シフトレジスタ116のラツチ11
6I,116J,116Kおよび116Lに記憶
されているデータによつて決定される。 第6D図を参照すると、一時的メモリ132が
示されており、それは12の段階132−1〜13
2−12を具えており、各段は同一のものであ
る。便宜上、第1段132−1についてのみ説明
することにする。他のすべての段階およびその構
成部品は第1段132−1と同一であり、また同
じように動作する点を理解すべきである。一時的
メモリ132の第1段は伝達ゲート132A、イ
ンバータ132B,132Cおよび132D、お
よび伝送ゲート132Eを具えている。ここに用
いられている伝送ゲートは、その使用可能入力へ
印加された論理“1”信号によつて使用可能とな
り、そのデータ入力へ印加された信号がその出力
で与えられるようなゲートである。概略的に伝送
ゲートは正方形で示されており、その入力側にデ
ータ入力を受けとり、出力側は出力を与え、上側
又は下側は使用可能入力を受けとる。 伝送ゲート132Aは13段シフトレジスタ11
6のラツチ116AのQ出力からの信号をそのデ
ータ入力へ与えている。ゲート132Aに対応す
る残りの伝送ゲートの各々は、対応するラツチ1
16B〜116Lからの出力のうちの1つに応答
する。13段シフトレジスタ116のラツチ116
MからのQ出力信号は一時的メモリ132へ印加
されない点に注意すべきである。伝送ゲート13
2Aからの出力はインバータ132Bの入力へ印
加され、その出力はインバータ132Cおよび1
32Dの入力へ印加される。インバータ132C
の出力は伝送ゲート132Eの入力へ印加され、
その出力は伝送ゲート132Aの出力とインバー
タ132Bの入力との間の接続部へ再び印加され
る。伝送ゲート132Aはラツチ122FのQ出
力からの論理“1”アクセプト信号によつて使用
可能となり、伝送ゲート132Eはラツチ122
Fの出力からの論理“1”信号によつて使用可
能となる。一時的メモリ132の段階132−1
からの出力はインバータ132Dの出力からとら
れる。段階132−2〜132−12において、
出力はインバータ132Dに対応するインバータ
からの各段階からとられる。更に、一時的メモリ
132の最後の4段階132−9〜132−12
において、第2の出力はインバータ132Bに対
応するインバータの出力から取出される。 一時的メモリ132の各段は下記のように動作
する。インバータ132Bおよび132C、およ
び通常は使用可能となつている伝送ゲート132
Dがメモリ回路を形成し、その回路ではインバー
タ132Bに印加された信号は2回反転され、伝
送ゲート132Eの出力において印加され、そこ
でフイードバツクされてインバータ132Bの入
力において同一の信号を維持する。この状態は、
リセツトされているラツチ122Fによつて伝送
ゲート132Eが使用可能となつている限り続
く。DATA(データ)信号を受けとつた結果とし
てラツチ122Fがセツトの状態になると、その
Q出力は低速クロツク信号間の時間中論理“1”
となり、伝送ゲート132Aは使用可能となり、
伝送ゲート132Eは使用禁止となる。この1パ
ルス時間の間に、13段シフトレジスタ116にお
けるラツチ116Aの出力で与えられた信号は伝
送ゲート132Aを通つて印加され、インバータ
132Bによつて反転させられ、インバータ13
2Cによつて再び反転させられる。低速クロツク
信号パルスの期間の後に、ラツチ122Fが再び
リセツトの状態になると、伝送ゲート132Aは
再び使用禁止となり、伝送ゲート132Eは再び
使用可能となり、それによりインバータ132C
の出力における信号は132Bの入力へフイード
バツクされ、インバータ132B,132Cおよ
び伝送ゲート132Eで構成されるメモリ回路に
記憶される。この方法により、13段シフトレジス
タ116に記憶されたデータは、新しいプログラ
ミング信号が受けとられてラツチ122Fがセツ
トされる度毎に一時的メモリへ伝送される。伝送
ゲート132Aおよび132Eに対応する伝送ゲ
ートは、ラツチ122Fからの同一信号によつて
可能とされ、かつ使用禁とされるので、13段レジ
スタ116内の一時的メモリ132の12データビ
ツトによる記憶は同時に発生する。更に、一時的
メモリ132の各段の出力は、インバータ132
Bと132Cの間で取出されるので、信号をイン
バータ132Bによつて再反転させて、インバー
タ132Dから与えられる信号を伝送ゲート13
2Aを介して与えられる信号と同一にする必要が
ある。パラメータ符号と関連のあるデータビツト
を記憶する一時的メモリ132の最後の4段13
2−9〜132−12の場合には、追加の出力が
インバータ132Bと132Cの接続部から直接
に取出される。最後の4段132−9〜132−
12において、インバータゲート132Dに対応
するインバータゲートからの信号は、“1”出力
とラベルされ、インバータ132Bと132Cの
間の接続部に対応する接続部からの信号は“0”
出力とラベルされる。 第6C図の禁止論理134、タイムアウト論理
120および禁止データデコード142を参照す
ると、禁止データデコード142は一時的メモリ
132の最初の8段階の各々に結合した入力をも
つ8入力ナンドゲート142Aを具えている。こ
れらの段階は、パルス発生器116へ伝送された
プログラミング語のデータ部分を記憶する。符号
のデータ部分がすべて論理“1”か、又は8進数
“377”である場合にはナンドゲート142Aから
の出力は論理“0”であり、その他の場合には論
理“1”である。 阻止論理134はナンドゲート134A、ノア
ゲート134B、ラツチ134Cを具えている。
ナンドゲート134Aへの1入力は、第6F図に
示すパラメータデコード回路138からの禁止パ
ラメータ信号から与えられ、ナンドゲート134
Aへの第2の入力はテストラツチ130AのQ出
力から与えられる。ナンドゲート134Aからの
出力はノアゲート134Bへの1入力として与え
られ、そのもう一方の入力は、禁止データデコー
ドナンドゲート142Aの出力から与えられる。
ノアゲート134Bの出力はラツチ134Cのデ
ータ入力へ結合される。ラツチ134Cのクロツ
ク入力は書込みラツチ128AのQ出力へ結合さ
れる。ラツチ134Cのリセツト入力はリセツト
論理126におけるナンドゲート126Aの出力
へ結合され、ラツチ134Cはリードスイツチが
閉じるか、又は信号はタイムアウト論理120か
ら与えられるか、又は誤りは受信したDATA(デ
ータ)信号において感知されラツチ122Eがセ
ツトされる度毎にリセツトされる。 タイムアウト論理120はナンドゲート120
A,120Bおよび120Cを具えており、その
各ゲートは2入力、1出力、ラツチ120Dおよ
び120Eをもつ。ラツチ134Cからの出力
はナンドゲート120Aの1入力として印加さ
れ、パルスカウンタ118からのノアゲート11
8Gの出力はナンドゲート120Aのもう一方の
入力へ印加される。ラツチ134からのQ出力は
ナンドゲート120Bの1入力へ印加され、ラツ
チ128AのQ出力からのアクセプト信号はナン
ドゲート120Bのもう一方の入力へ印加され
る。ナンドゲート120Aおよび120Bからの
出力はナンドゲート120Cへの2入力として結
合され、その出力はラツチ120Dおよび120
Eの各々のリセツト入力へ結合される。ラツチ1
20Dと120Eは、2段カウンタとして結合さ
れる。即ち、各ラツチの出力はそのデータ入力
へ結合され、ラツチ120Dの出力は更にラツ
チ120Eのクロツク入力として結合される。ラ
ツチ120Dのクロツク入力は、再充電パルスが
デジタル回路40からアナログ回路へ与えられる
度毎に論理“1”パルス信号となる再充電論理1
64信号である。ラツチ120Eからの出力は
更にナンドゲート126Aへタイムアウト信号と
して印加され、2つのパルス幅論理186信号が
発生する前にラツチ120Dと120Eがリセツ
トされていない時にはリセツト信号を与える。 正常な動作では、禁止論理ラツチ134Cはリ
セツトされ、パルスカウンタ118の計数は零と
なり、従つてノアゲート118Gの出力は論理
“0”である。従つて、ラツチ120Dと120
Eで構成されるタイムアウト論理カウンタは、ナ
ンドゲート120Cの出力に現われる論理“1”
信号によつてリセツトの状態に保たれる。しか
し、2つの場合には、ラツチ120Dと120E
のリセツト入力から論理“1”をとり除くことが
できる。その2つの場合のうち第1は禁止論理1
34が禁止プログラミング信号を正しく復号して
いた場合であり、第2の場合は、パルスカウンタ
118がリセツトされていない場合である。 禁止プログラミング状態についてふれると、禁
止の特徴は、一時的モードにおいてのみプログラ
ムすることができ、8進数“377”又はすべてが
論理“1”のビツトであるプログラミング語のデ
ータ部分によつて達成されねばならないというこ
とを上記の第1表から想起すべきである。プログ
ラミング語の“377”データ部分は、第6図Eに
示す禁止データデコード論理142によつて復号
され、論理“0”ビツトはナンドゲート142A
からノアゲート134Bの1入力へ与えられる。
パラメータデコード138によつて復号された禁
止パラメータは論理“1”としてナンドゲート1
34Bへ与えられる。禁止の特徴は一時的モード
でなければならないので、テストラツチ130A
はセツトされ、そこからナンドゲート134Aへ
与えられるQ出力は論理“1”となる。また、パ
ラメータデコード論理138からの禁止パラメー
タ信号は、禁止特徴プログラムされると必ず論理
“1”となる。従つて、論理“0”と一緒にゲー
ト142Aから与えられる、論理“0”となるべ
きナンドゲート134Aの出力は、ノアゲート1
34Bの出力を論理“1”にさせる。書込みラツ
チ128Aが次に発生する低速クロツクパルスに
よつてセツトされると、それはラツチ134Cを
セツトして、そのデータ入力においてその時印加
された論理“1”信号をあらわし、それによつて
Q出力を論理“1”とし、出力を論理“0”と
する。ラツチ134Cからの論理“0”出力は
第6K図に示す出力回路178へ印加されて、パ
ルス発生器16によつて与えられる心臓刺激パル
スを発生するアナログ回路42へ与えられる出力
信号の供給を禁止する。 ラツチ134Cの出力が論理“0”になる
と、ナンドゲート120Aからの出力は論理
“1”となる。ラツチ134CのQ出力が論理
“1”となり、書込みラツチ128Aが次の低速
クロツク論理154パルスによつてリセツトされ
ると、ナンドゲート120Bの出力は論理“1”
となる。従つて、ナンドゲート120Cの出力は
論理“0”となり、ラツチ120Dと120Eの
リセツト状態をとり除き、タイムアウトカウンタ
が2つの再充電論理164パルス信号を計数でき
るようにする。第2の再充電論理164信号が計
数された後に、ラツチ120Eの出力は論理
“0”となり、これがナンドゲート126Aに印
加されると、リセツト論理126からリセツト信
号を出させる。他のこととともに、ナンドゲート
126Aからの出力はラツチ134Cをリセツト
し、順次に、これが出力回路178に対する禁止
を除去し、ナンドゲート120Cの出力を論理
“1”とし、それによつてラツチ120Dと12
0Eにリセツト信号を与える。 しかし、タイムアウト論理120のタイムラツ
チ120Eが第2のパルス幅論理186パルスに
よつてセツトされる前に第2の禁止プログラミン
グ信号がプログラマ12によつて与えられると、
書込みラツチ128Aがセツトされ、それによつ
て論理“1”信号がナンドゲート120Bへ与え
られ、すると今度はその結果論理“0”信号がナ
ンドゲート120Cへ与えられる。この結果ナン
ドゲート120Cの出力で論理“1”信号が与え
られラツチ120Dと120Eをリセツトするの
で、新しい2パルス期間が始まり、禁止状態が残
る。さもないと禁止はラツチ120Eがセツトさ
れると自動的に終了する。禁止プログラミング信
号の連続的印加をやりやすくするために、プログ
ラマ12には機能キー26が具えられており、禁
止パラメータをプログラムする場合には必ずこの
鍵を押さなければならない。この鍵を押しておく
と禁止プログラミング信号が連続的にパルス発生
器16へ伝送され、それによつてタイムアウト論
理120のカウンタがタイムアウトになるのを防
止し、リセツト信号が印加される。禁止された状
態をとり除くには、新しいプログラミング信号を
送るか、又は機能キーを解放し、タイムアウト論
理120のカウンタがタイムアウトになるのを許
さねばならない。 リセツト信号がラツチ120Dと120Eから
除去される第2の状態は、パルスカウンタ118
が非零カウントとなつた場合に発生する。この状
態は通常はDATA(データ)プログラミング信号
の受信の期間中に発生し、この期間は2つの再充
電論理164パルスのタイムアウト期間よりはる
かに短い期間続く。しかし、筋肉アーテイフアク
ト又は何らかの電気的雑音が、プログラミングパ
ルスのRF復調器又はデータ信号パルスの供給に
より検出を発生するが可能である。もしこのよう
なことが発生すると、パルスカウンタ118の計
数は非零カウントに増える。この結果ノアゲート
118Gは論理“0”信号をナンドゲート120
Aへ与え、最後にはナンドゲート120Cの出力
は論理“0”となり、ラツチ120Dと120E
からリセツトの状態を除去する。2つの再充電論
理164パルスの後に、ラツチ120Eはセツト
され、それによりゲート126Cからのリセツト
信号がパルスカウンタ118を零カウントにリセ
ツトする。 第6F図を参照すると、パラメータデコード論
理138は11のノアゲート138A,138B,
138C,138D,138E,138F,13
8G,138H,138I,138Jおよび13
8Kを具えている。ノアゲート138A〜138
Kの各々は一時的メモリ132の最後の4段の
各々からの2入力のうちの1入力に結合されてお
り、パルス発振器16のためにプログラムできる
11のパラメータのうちの特定の1つを復号するの
に用いられる。通常はノアゲート138A〜13
8Kの各々の出力は論理“0”である。しかし、
ノアゲート138A〜138Kのうちの1つに印
加されたすべての信号が論理“0”であると、出
力は論理“1”となり、その1つのノアゲートと
関連のあるパラメータは変更されたことを意味す
る。 段132−9〜132−12の各々からの
“1”出力はノアゲート138Aへ印加され、こ
のゲートはすべての“0”ビツトが一時的メモリ
132の段132−9〜132−12に記憶され
ると禁止パラメータを復号する。段132−9〜
132−12の各々からの“0”出力はノアゲー
ト138Bへ印加され、このゲートはすべての
“1”ビツトが段132−9〜132−12の
各々に記憶されると出力パラメータを復号する。
段132−9〜132−10からの“1”出力お
よび段132−11〜132−12からの“0”
出力は、ヒステリシスパラメータを復号するノア
ゲート138Cへ印加される。段132−9,1
32−10,132−12からの“0”出力およ
び段132−11からの“1”出力は、感度パラ
メータを復号するノアゲート138Dへ印加され
る。段132−9,132−10,132−11
からの“1”出力および段132−12からの
“0”出力はすべて、不応パラメータを復号する
ノアゲート138Eへ印加される。段132−
9,132−11,132−12からの“0”出
力および段132−10からの“1”出力は、R
同期パラメータを復号するノアゲート138Fへ
印加される。段132−9,132−12からの
“0”出力および段132−10,132−11
からの“1”出力は、レートパラメータを復号す
るノアゲート138Gへ印加される。段132−
9,132−11からの“1”出力および段13
2−10,132−12からの“0”出力は、パ
ルス幅パラメータを復号するノアゲート138H
へ印加される。段132−9からの“1”出力お
よび段132−10,132−11,132−1
2からの“0”出力は、高レートパラメータを復
号するノアゲート138Iへ印加される。段13
2−9からの“0”出力および段132−10,
132−11,132−12からの“1”出力
は、自動限界(閾値)パラメータを復号するノア
ゲート138Jへ印加される。最後に段132−
9,132−11,132−12からの“1”出
力および段132−10からの“0”出力は、デ
マンドパラメータを復号するノアゲート132K
へ印加される。 パラメータデコード論理138は、また17個の
2入力ナンドゲート138L,138M,138
N,138O,138P,138Q,138R,
138S,138T,138U,138V,13
8W,138X,138Y,138Z、138
AAおよび138BBを具えている。ナンドゲー
ト138L〜138Sの各々の入力の1つはメモ
リストローブゲート136Aの出力に結合され、
ナンドゲート138T〜138BBの各々の入力
の1つはテストラツチ130のQ出力に結合され
る。パルスがメモリストローブゲート136Aの
出力において現われると、パルス発生器16へ印
加されたプログラミング信号は永久的プログラミ
ング変更が発生することをあらわしていることを
想起すべきである。他方、テストラツチ130A
がセツトされると、パルス発生器16へ印加され
たプログラミング信号は一時的プログラム変更を
あらわしている。従つて、氷久的プログラミング
変更が発生する時にのみ、信号がナンドゲート1
38L〜138Sのうちの1つの出力において現
われ、ナンドゲート138T〜138BBのうち
の1つの出力において信号が現われるのは、一時
的変更が禁止パラメータである場合は除いて一時
的プログラミング変更が発生する場合のみであ
り、一時的変更が禁止パラメータである場合には
禁止デコードゲート138Aからの出力は上述し
たように禁止論理134へ直接に与えられる。 ノアゲート138Bからの出力パラメータ信号
はナンドゲート138Mおよび138Zのもう一
方の入力へ与えられ、ノアゲート138Cからの
ヒステリシスパラメータ信号はナンドゲート13
8Sへ与えられ、ノアゲート138Dからの感度
パラメータ信号はナンドゲート138Rおよび1
38Uへ与えられ、ノアゲート138Eからの不
応パラメータ信号はナンドゲート138Qおよび
138Vへ与えられ、ノアゲート138Fからの
R同期パラメータ信号はナンドゲート138Pお
よび138Wに与えられ、ノアゲート138Gか
らのレートパラメータ信号はナンドゲート138
Oおよび138Xへ与えられ、ノアゲート138
Hからのパルス幅パラメータ信号はナンドゲート
138Nおよび138Yへ与えられ、ノアゲート
138Iからの高レートパラメータ信号はナンド
ゲート138Tへ与えられ、ノアゲート138J
からの自動限界(閾値)パラメータ信号はナンド
ゲート138AAへ与えられ、ノアゲート138
Kからのデマンドパラメータ信号はナンドゲート
138Lおよび138BBへ与えられる。更に、
ノアゲート138Kからのデマントパラメータは
インバータ138CCを通つて印加されて
DEMANDパラメータ信号になる。 第6E,GおよびH図を参照すると、永久的メ
モリ140が示されている。便宜上、永久的メモ
リ140は、そのメモリのその部分の特定の機能
を示すブロツクに分けてある。いずれもが2段で
あり、第6E図に示されているような感度メモリ
および不応メモリの両者については、各素子を詳
細に示してある。メモリ140の2段ヒステリシ
ス部分、メモリ140の1段出力部分、メモリ1
40の1段R同期部分は第6G図にブロツク形式
で、ブロツクへの入力線と出力線とともに示して
あり、これらのメモリの部分は、第6E図に示す
のと同一であり、但しヒステリシスメモリ140
だけは例外で、このメモリは下記に述べるように
一部の構成部品を含まないことが理解される。更
に、メモリ140のパルス幅部分の6段およびメ
モリ140のレート部分の8段が第6H図にブロ
ツク形式で示してあり、各々は第6E図に示して
あるのと同一構成段を有する。 さて、第6E図に示すメモリ140の2段不応
部分について特に言及することにする。簡単にす
るために、1段だけを説明するが、第2段は、各
特定の項目について他の所で述べてある点を除く
と、構造、動作ともに第1段と同一である。不応
メモリ140の第1段は、インバータ140A,
140Bおよび伝送ゲート140Cで構成される
メモリループを具えている。インバータ140A
の出力はインバータ140Bの入力として結合さ
れ、インバータ140Bの出力は伝送ゲート14
0Cの入力へ結合され、そのゲートの出力は戻つ
てインバータ140Aの入力に結合される。伝送
ゲート140Cは、永久的不応プログラミング変
更がプログラムされない限り通常は論理“1”信
号を与えるパラメータデコード論理138のゲー
ト138Qから与えられる論理“1”信号によつ
て使用可能となる。そのような永久的不応変更が
プログラムされると、ゲート138Qからの出力
は論理“0”になる。そのような場合には、伝送
ゲート140Cはゲート138Qからの論理
“0”信号によつて閉鎖され、その信号はインバ
ータ140Eによつて反転されて使用可能になつ
た伝送ゲート140Dへ印加される。一時的メモ
リ132の段132−1からの出力は伝送ゲート
140Dの入力へ印加され、1パルス時間の間伝
送ゲート140Dは使用可能となり、段132−
1からの新しいビツトがメモリ140の不応部分
の第1段へ印加されそこに記憶される。 メモリ140の不応部分の第1段からの出力は
インバータ140Aの出力から取出され、第2の
インバータ140Hおよび通常は使用可能な伝送
ゲート140Gを通つて、その段からの出力へ印
加される。メモリ140の不応部分の場合には、
その出力は、第6N図の不応論理168へ印加さ
れる不応1信号である。メモリ部分の残りの部分
の場合には、出力は第6図のその他の部分に示さ
れている回路の各種部分に印加される。 伝送ゲート140Gは、一時的感度プログラミ
ング変更が発生しなければ論理“1”信号を与え
るパラメータデコード論理138のナンドゲート
138Vからその使用可能入力へ印加される論理
“1”信号によつて使用可能になり、その場合、
ゲート138Vからの出力は一時的プログラミン
グ変更が存在する限りその間は論理“0”であ
る。 一時的プログラミングの状態が発生すると、ゲ
ート138Vからの論理“0”信号は、伝送ゲー
ト140Gを使用禁止にし、インバータ140I
によつて反転された後、伝送ゲート140Fを使
用可能にする。一時的メモリの段132−1から
の出力は、また伝送ゲート140Fの入力に印加
され、そのゲートは使用可能になつた後、メモリ
140の不応部分の出力段へ信号を与える。 メモリ140の不応部分の第2段は、第1段と
同一であるが、但しゲート140Dと140Fに
対応する伝送ゲートへの入力は、一時的メモリ1
32の第2段132−2から印加され、出力信号
は不応2信号である。インバータ140Iの出力
もメモリ140の不応部分の出力として印加さ
れ、デマンド論理190へ印加される一時的不応
信号である。 メモリ140の感度部分も第6E図に示されて
おり、不応部分と同一であるが、但しパラメータ
デコード138からそこへ与えられるパラメータ
信号は永久的パラメータ変更に対してはゲート1
38Rから与えられ、一時的パラメータ変更に対
してはゲート138Uから与えられる。更に、メ
モリ140の感度部分は、ゲート140Fと14
0Gに対応する伝送ゲートの接続部で第1段と接
続しているそのデータ入力、およびメモリ140
の感度部分の第2段の出力に接続しているその使
用可能入力とをもつ追加の伝送ゲート140Jを
具えている。伝送ゲート140Jの出力はメモリ
140の感度部分の出力に対するものである。伝
送ゲート140Jの目的は、第2段からの論理
“1”出力がある場合に、第1段からの出力をフ
ロート(float)させることである。 第6G図を参照すると、メモリ140のヒステ
リシス部分の2段は、不応部分と同一であるが、
但し伝送ゲート140F,140G又はインバー
タ140H又は140Iに対応する素子が存在し
ない。この理由は、メモリ140のヒステリシス
部分は、一時的モードでプログラムすることが不
可能であり、従つて伝送ゲート140F,140
Gおよびインバータ140H又はインバータ14
0Iのような一時的プログラミング構成部分は必
要ないからである。更に、ゲート138Uのよう
な一時的パラメータからの入力もなく、一時的不
応出力に対応する出力もない。 メモリ140の出力部分およびR同期部分はそ
れぞれ1段であり、不応メモリ部分140につい
て述べた1段とほぼ同一であるが、但し一時的不
応信号に対応する出力部分から与えられる信号が
ない。メモリ140の出力部分およびR同期部分
への入力は、一時的メモリ132の段132−1
からのものであり、各信号は、パラメータデコー
ド論理138からの永久的および一時的パラメー
タ信号の両方に応答する。 第6H図、特にメモリ140のパルス幅部分お
よびレート部分を参照すると、メモリ140のパ
ルス幅部分は6段を具えており、その各段は第6
E図のメモリ140の不応部分について説明した
1段と同一である。6段の各々への入力は、一時
的メモリ132の第1〜第6段132−1〜13
2−6からそれぞれ来るものであり、永久的パラ
メータ信号はパラメータデコード論理138Nの
ゲート138Nから与えられる。 メモリ140のパルス幅部分に対する一時的パ
ラメータ信号はインバータ140Kの出力から与
えられ、このインバータは2入力ナンドゲート1
40Lの出力を反転させる。ナンドゲート140
Lへの2入力はナンドゲート138Yと138
AAから与えられ、これらのゲートは一時的パル
ス幅パラメータプログラム信号および自動限界パ
ラメータ信号に応答してそれぞれ信号を与える。
メモリ140の不応部分から与えられる一時的不
応信号に対応してメモリ140のパルス幅部分か
らは信号は与えられない点に注意すべきである。 メモリ140のレート部分は8段からなり、各
段は不応メモリ140の説明した第1段と同一で
あり、その各々は一時的メモリの最初の8段13
2−1〜132−8のそれぞれの段に応答する。
永久的パラメータデコード線はパラメータデコー
ド論理138のナンドゲート138Oの出力に結
合されており、一時的パラメータ信号はインバー
タ140Mの出力から印加され、このインバータ
は2入力ナンドゲート140Nから印加される出
力を反転させる。ナンドゲート140Dへ印加さ
れる2入力はパラメータデコード論理138のナ
ンドゲート138Tと138Xの出力から与えら
れ、これはプログラムされる高レートパラメータ
と一時モードでプログラムされレートに応答して
それぞれ信号を与える。更に、メモリ140の不
応部分から与えられる一時的不応信号に対応して
メモリ140のレート部分からは信号は与えられ
ない。 再び第6図Gを参照して、限界(閾値)検査論
理160を説明する。限界検査論理160は、パ
ラメータデコード論理138のナンドゲート13
8AAからそこへ与えられる自動限界パラメータ
信号を有し、2入力ナンドゲート160Bの1入
力へ通常は論理“0”の出力を与えるインバータ
160Aを具えている。ナンドゲート160Bの
もう一方の入力は、第6A図からの通常論理
“0”の書込みラツチ128信号に結合される。
ナンドゲート16Bの通常論理“1”の出力信号
は第2のナンドゲート160Cの一方の入力に結
合され、そのもう一方の入力は第6図のリードス
イツチ論理159から与えられるリードスイツチ
ラツチ159AのQ出力へ結合される。リードス
イツチラツチ159A信号は、リードスイツチ4
6が閉であれば必ず論理“1”である。ナンドゲ
ート160Cの出力はラツチ160Dのリセツト
入力へ結合されて、その出力を論理“1”にす
る。ラツチ160Dの出力および論理“1”の
リードスイツチラツチ159A信号はナンドゲー
ト160Eの2入力へ結合され、そのゲートの出
力はラツチ160Eと160Gのリセツト入力へ
結合される。ラツチ160Fはそのクロツク入力
へ結合されている再充電論理164のラツチ16
4AからのQ信号を有し、それ自身の信号はそ
のデータ入力へ結合される。ラツチ160Fから
の信号もラツチ160Gのクロツク信号へ結合
され、このラツチはそのデータ入力へ結合された
自身の信号を有する。ラツチ160Gからの
信号は、ラツチ160Dのクロツク入力へ結合さ
れる。更に、ラツチ160Dへのセツト入力は、
第6A図のアクセス符号検査論理ラツチ114D
のQ出力に結合される。 ラツチ160Fおよび160GからのQ出力、
およびパルス幅論理186のラツチ186Dから
のQ出力は、ナンドゲート160Hの3入力へ結
合され、そのゲートの出力は高速カウンタ152
に結合されて、プログラムされたパルス幅の75%
のパルス幅を有する1パルスを与える。最後に、
ラツチ160Fおよび160Gの出力はナンド
ゲート160Iの2入力へ結合され、そのゲート
の出力はレートデコード論理172に結合され
て、毎分100パルスのレートで3パルスが供給さ
れるようにする。 動作する場合、限界検査論理160は2つの状
態においてのみ動作する。即ち、その第1はリー
ドスイツチ46が閉の状態であり、第2は自動限
界機能のプログラミングに応答する場合である。
リードスイツチ46が閉になる時間に先だつて、
リードスイツチ論理ラツチ159A信号が論理
“0”である場合には、ナンドゲート160Cと
160Eからの出力は論理“1”であり、これは
ラツチ160D,160F,160Gをリセツト
の状態に保つ。リードスイツチ46が閉となり、
リードスイツチ論理ラツチ信号が論理“1”とな
ると、ナンドゲート160Cと160E両方の出
力は論理“0”となり、それによりラツチ160
D,160E,160Gからのリセツト信号を除
去する。再充電論理ラツチ164AのQ出力から
の次の信号の立上り端が発生すると、ラツチ16
0Aはセツトされ、それによりナンドゲート16
0Iの出力を論理“0”とし、毎秒100パルスの
より速いレート又はプログラムされたレートでパ
ルスが与えられるようにする。更に2つの再充電
論理ラツチ164Aのパルスの後に、ラツチ16
0F,160Gの両方がセツトされ、それにより
ナンドゲート160Hはパルス幅論理ラツチ18
6DのQ出力からそこに印加される次のパルス幅
論理信号の間に論理“0”パルスを与えることが
できる。この信号は、高速カウンタ152が75%
パルス幅パルスを許容するようにカウントするレ
ートを増大させる。その次の再充電論理ラツチ1
64A信号はラツチ160Fと160Gをリセツ
トの状態になるようにし、ラツチ160Dをセツ
トの状態になるようにする。ラツチ160Dから
のその時の論理“0”の信号はナンドゲート1
60Eの出力で論理“1”信号を発生させ、これ
はラツチ160Fと160Gをリセツトの状態に
保つ。ラツチ160Fと160Gがリセツトされ
ると、ナンドゲート160Iは論理“1”信号を
与え、プログラムされたレートでパルスが与えら
れる。この状態はラツチ160Dがセツトされて
いる限り続く。 ラツチ160Dは、リードスイツチ46が開く
か、又は自動限界機能がプログラムされた時にの
みリセツトできる。自動限界機能がプログラムさ
れると、書込みラツチ128A信号は論理“1”
となり、同時にナンドゲート138AAからの自
動限界パラメータ信号は論理“0”となる。自動
限界パラメータ信号がインバータ160Aによつ
て反転されると、ナンドゲート160Bの出力は
論理“0”となり、ナンドゲート160Cの出力
は論理“1”となつてラツチ160Dをセツト
し、ナンドゲート160Eの出力で論理“0”と
する。その後限界検査論理160は前節で述べた
ように動作する。もし何らかの理由で新しいプロ
グラミング信号が限界検査機能の完了前に受けと
られると、ラツチ114Dからのアクセスコード
検査信号がラツチ160Eをセツトとし、それに
よつて限界検査を終了させる。 第6I図を参照すると、高速カウンタ152が
示されており、このカウンタは9個のラツチ15
2A,152B,152C,152D,152
E,152F,152G,152Hおよび152
Iで構成されている。更に、高速カウンタ152
は3つの2入力ノアゲート152J,152Kお
よび152Lを具えている。ラツチ152Aと1
52Bへのクロツク入力は、クロツク論理158
の出力におけるクロツク信号へ結合される。残り
のラツチ152C〜152Iへのクロツク入力
は、それぞれその前の段152B〜152Hから
の出力に結合される。段152C〜152Iの
各々のデータ入力はその段の出力へ結合され
る。ラツチ152Aへのデータ入力はノアゲート
152Kの出力から結合され、ラツチ152Bへ
のデータ入力はラツチ152Aの出力から結合さ
れる。ラツチ152A〜152Iの各々のリセツ
ト入力は一緒に低速クロツク論理154信号へ結
合される。 ノアゲート152Jは、ラツチ152Aの出
力へ結合される1入力と、限界検査論理160の
ゲート160Hの出力から結合される第2の入力
を有する。ノアゲート152Jの出力は、ノアゲ
ート152Kの1入力へ結合され、そのもう一方
の入力はラツチ152BからのQ出力である。ノ
アゲート152Lはラツチ152Cからの出力
へ結合される1入力と、リードスイツチ論理15
9のインバータ159Bの出力へ結合される第2
の入力を有する。ノアゲート152Lの出力は、
データデコード論理108のラツチ108Bと1
08Cのクロツク入力へ結合される。 動作する場合、高速カウンタ152は、限界検
査論理160のナンドゲート160Hからの出力
信号が論理“1”である限り、ラツチ152Aの
クロツク入力へ256のクロツクパルスが印加さ
れる度毎にラツチ152Iの出力において単一
パルスを与える普通の256分割(divider)回路で
ある。換言すると、ラツチ152Aと152B、
およびノアゲート152Jと152Kは4分割カ
ウンテイングシステムとして動作する。しかし、
ナンドゲート160Hからの出力が論理“0”の
場合には、ラツチ152Aおよび152Bはノア
ゲート152Jおよび152Kとともに3分割ネ
ツトワークとして動作する。この時には、高速カ
ウンタ152は256分割カウンタとしてではなく、
192分割カウンタとして動作する。高速カウンタ
152の出力はラツチ152IからのQ出力であ
り、この出力はパルスの除数がラツチ152Aの
クロツク入力へ印加された後に論理“0”とな
る。 第6K図の低速クロツク論理154を参照する
と、ラツチ152B,152C,152Dおよび
152Eからの出力は4入力としてノアゲート
154Aへ印加される。ノアゲート154Aの出
力は1入力としてノアゲート154Bへ結合さ
れ、そのもう一方の入力は電池ラツチ162Aの
出力へ結合される。ノアゲート154Bからの出
力は1入力としてノアゲート154Cへ印加さ
れ、ラツチ154Iからの出力は第2入力とし
てノアゲート154Cへ印加される。 電池(バツテリ)ラツチ162Aがセツトされ
たままになつていて電池44が一定レベル以上の
電圧を与えていることを示している限り、低速ク
ロツク論理154は高速カウンタ152のラツチ
152Iがセツトされる度毎に1パルスを与える
ことが望まれる。このことは通常は約127Hzのレ
ートで発生するが、但し限界検査論理160のナ
ンドゲート160Hが論理“0”を与えつつある
時には、低速クロツク信号は約113Hzのレートに
なる。しかし、電池ラツチ162Aが、電池44
によつて与えられる電圧が一定値以下になつた結
果としてリセツトの状態になつた時には、低速ク
ロツク信号のレールを約10%下げることが望まし
い。従つて、もし電池ラツチ162AからのQ出
力が、正常な電圧である場合にはそうなるよう
に、論理“1”であるとすると、ノアゲート15
4Bの出力は常に論理“0”であり、ノアゲート
154Cは、ラツチ152Iがセツトされてその
Q出力が論理“0”となる度毎に論理“1”出力
を与える。しかし、もし電池電圧が所望のレベル
以下に低下すると、電池ラツチ162Aはもはや
セツトされず、論理“0”信号が電池ラツチ16
2Aからノアゲート154Bへ印加される。この
場合には、ノアゲート154Aの出力が論理
“0”になるまでノアゲート154Bの出力は論
理“1”であり、ラツチ152B,152C,1
52Dおよび152Eのすべてがセツトされると
ノアゲート154Aの出力は論理“0”になる。
もしこの時にラツチ154Iがセツトされると、
ノアゲート154Aの出力は論理“1”となつ
て、ノアゲート154Bの出力を論理“0”と
し、ノアゲート154Cの出力で論理“1”出力
信号が与えられるようにする。ノアゲート154
Aを使用可能にするための入力としてラツチ15
2B,152C,152Dおよび152EのQ出
力を選ぶことによつて、ノアゲート154Cの出
力において与えられるパルスの連鎖は、電池ラツ
チ162Aがセツトされている時に与えられるパ
ルスよりも約10%遅いレートとなる。 ノアゲート154Cの出力はノアゲート154
Dの1入力へ印加され、そのもう一方の入力は、
ナンドゲート154Eの出力からの通常論理
“1”の信号に結合される。ノアゲート154D
からの出力は1入力としてノアゲート154Fへ
印加され、そのゲート154Fの出力はラツチ1
54Gの入力に印加される。ノアゲート154F
へのもう一方の入力はラツチ154GのQ出力へ
結合される。 低速クロツク論理154はまたクロツク回路内
でラツチ154Gへ結合されているノアゲート1
54Hと154I、およびインバータ154Jを
具えている。ノアゲート154Hへの2入力は、
ノアゲート154Fの出力とラツチ154Gの出
力からのものである。ノアゲート154Iの2入
力は、ノアゲート154Hの出力とクロツク論理
158からのクロツク信号からのものであり、ノ
アゲート154Iからの出力はインバータを通つ
てラツチ154Gのクロツク入力へ印加される。
ラツチ154GからのQ出力は高速カウンタ15
2のラツチ152A〜152Iの各々のリセツト
入力へ印加されてそれらをリセツトするので、高
速カウンタ152の計数は、各低速クロツクパル
スが与えられた後は零である。低速クロツク論理
154パルスのレートが127Hzである理由は、2
つの追加のクロツク論理158パルス周期時間、
即ち1つは高速カウンタ152をリセツトするた
め、1つはラツチ154Gのセツテイングを考慮
に入れるための2つのパルス周期時間が必要であ
るからである。従つて、低速クロツク論理154
パルスのレートは32768Hzを(256+2)で割算さ
れ即ち127Hzとなる。 ナンドゲート154Eへの2入力は、事前再同
期ラツチ184Aの出力と、事後再同期論理ラ
ツチ187Aの出力から与えられる。詳しく後
述するように、これら2つのラツチは、VCOが
使用可能となりその後パルス幅時間測定中に使用
禁止となる時にシステムタイミングを再同期させ
るのに用いられる。タイミング再同期は、パルス
幅論理186パルス信号が与えられる前と後の両
方に高速カウンタ152をリセツトすることによ
り、云いかえると事前再同期ラツチ184A又は
事後再同期ラツチ187Aがセツトされることに
よつて行なわれる。このことは、ナンドゲート1
54Eの出力が論理“0”となつて、事前再同期
ラツチ184A又は事後再同期ラツチ187Aが
セツトされると、ナンドゲート154Dからの出
力を論理“1”にすることによつて行われる。従
つて、ノアゲート154Eからの出力は論理
“0”となり、ついでラツチ154Gをセツトさ
れるようにする。従つて、VCOパルスが印加さ
れると、更に2つの低速クロツク論理154パル
スがタイミングを再同期させるために与えられ
る。 第6L図を参照すると、低速カウンタ156
は、8つのラツチ156A,156B,156
C,156D,156E,156F,156Gお
よび156Hを具えている。第6K図のラツチ1
54Gからの低速クロツク論理信号は、ラツチ1
56Aのクロツク入力へ印加される。ラツチ15
6A〜156Gの各々からの出力はそれぞれそ
の次の連続するラツチ156B〜156Hのクロ
ツク入力へ印加され、各ラツチ156A〜156
Hのデータ入力はそのラツチの出力へ結合され
る。ラツチ156A,156B,156C,15
6D,156Gおよび156Hのセツト入力およ
びラツチ156Eおよび156Fのリセツト入力
は一緒に再充電論理164のラツチ164Aから
のQ出力へ結合される。従つて、低速カウンタ1
56は、信号が再充電論理64からそのセツトお
よびリセツト入力へ与えられる度毎に208のカ
ウントにリセツトされる。208のカウントで
は、低速カウンタ156がフルカウントに達して
オーバーフローし零カウントに戻るまで、低速カ
ウンタ156が127Hzの低速クロツク論理154
信号を計数するには400msecを少し下廻る時間を
要することに注意すべきである。上述したよう
に、この400msecの時間は2つの目的のために用
いられる。(1)400msecの不応時間として、(2)この
間にはパルス幅論理186パルスが第6A図〜第
6N図に示すデジタル回路から与えられない時
間、換言するとレート制限時間として用いられ
る。 第6J図を参照すると、ラツチ156A〜15
6Hの各々および低速カウンタ156からのQ出
力はそれぞれレート制御論理172の排他的ノア
ゲート172A,172B,172C,172
D,172E,172F,172Gおよび172
Hの各々の1入力へ印加される。排他的ノアゲー
ト172A〜172Hの各々へのもう一方の入力
は、メモリ140のレートメモリ部分の段の1つ
から印加される。排他的ノアゲート172A〜1
72Hの各々の出力は、8入力ナンドゲート17
2Iの入力へ印加され、このゲートの出力は3入
力ナンドゲート172Lの1入力へ印加される。
ナンドゲート172Lへの他の2入力は通常論理
“1”である。ナンドゲート172Lからの出力
はラツチ172Mのデータ入力へ印加され、ラツ
チ154Gから与えられる低速クロツク論理15
4信号はラツチ172Mのクロツク入力へ印加さ
れる。低速カウンタ156のラツチのセツトおよ
びリセツト入力へ与えられる再充電論理164の
ラツチ164DからのQ出力も、ラツチ172M
へのリセツト入力に与えられる。ラツチ172M
からの出力は、ナンドゲート172Lへの第2
入力として与えられる。 低速カウンタ156のラツチ156A,156
D,156Eの各々からのQ出力およびラツチ1
56Hからの出力はすべてナンドゲート172
Nへの入力として印加される。ナンドゲート17
2Nの出力はインバータ172Oを通りナンドゲ
ート172Pの1入力へ印加される。ナンドゲー
ト172Pへのもう一方の入力は限界検査論理1
60のナンドゲート160Iの出力から与えら
れ、限界検査機能が動作している期間を除くと通
常論理“0”信号である。ナンドゲート172P
からの通常論理“1”の出力は、ナンドゲート1
72Uへの第3入力として与えられる。 レート制御論理172は次のように動作する。
低速カウンタ156の計数が各低速クロツク論理
154パルス毎に増加するにつれて、その計数
は、排他的ノアゲート172A〜172Hにより
メモリ140のレート部分にプログラムされた符
号と比較される。この比較が見出されると、排他
的ノアゲート172A〜172Hの各々の出力は
論理“1”となり、ナンドゲート172Iの出力
を論理“0”とする。この比較によつてナンドゲ
ート172Lの出力が論理“1”となり、次の低
速クロツク論理154パルス信号をオンにする
と、ラツチ172Mがセツトされて出力は論理
“0”となり、Q出力は論理“1”となる。論理
“0”の出力はナンドゲート172Lの出力を
論理“1”の状態に保つので、その後の各低速ク
ロツク論理154信号によつてラツチ172Nは
セツトの状態に保たれる。 リードスイツチ46が閉成するか、又はパラメ
ータデコード論理138のナンドゲート138
AAから自動限界パラメータ信号が与えられる結
果として一連の限界検査パルスが与えられると、
リードスイツチ46が閉となつた直後又は自動限
界パラメータ信号が与えられた直後にパルス幅論
理186信号が通常のレートで発生しラツチ16
0Fをセツトする。その次のパルス幅論理186
パルスはラツチ160Gをセツトする。すると今
度はこれがナンドゲート160Iの出力を論理
“1”とし、このためナンドゲート172Pはイ
ンバータ172Oによつて反転されたナンドゲー
ト172Nからの信号を通すことができるように
なる。ナンドゲート17Nからの出力は低速カウ
ンタ156がリセツトされてから約600msec後に
論理“1”となり、これは100bpmのレートと一
致する点に注意すべきである。ついでナンドゲー
ト172Pからの出力はナンドゲート172Lへ
与えられ、低速クロツク論理154パルスの直後
にラツチ172Mをセツトさせる。このことはナ
ンドゲート160Iが論理“1”信号を与えてい
る限り続くかその期間は2つの追加パルスが
100bpmのレートゲート172Pと172Lを通
つて与えられる時間である。 レート制御論理172のラツチ172Mからの
Q出力は、第6K図に示すヒステリシスゲート1
82Aの1入力へ印加される。ヒステリシスゲー
ト182Aのもう一方の入力は、第6L図に示す
ようにヒステリシス論理174から与えられる通
常論理“1”の信号である。しかし、ヒステリシ
スゲート182Aへ印加される両方の信号が論理
“1”であると、論理“0”がその出力に現われ、
第6M図に示すデジタルレート制御論理180の
ナンドゲート180Aの1入力へ与えられる。 第6L図を参照すると、ヒステリシス論理17
4は、3つの相異なる低ヒステリシスレート40、
50又は60bpmのうちのどれかを持つように、或い
は使用禁止となるようにプログラムすることがで
きる。特定のプログラムされた低ヒステリシスレ
ート又は使用禁止状態は、第6G図に示すメモリ
140のヒステリシス部分からの2出力によつて
制御される。3つのヒステリシスレートはナンド
ゲート174A,174Bおよび174Cによつ
て制御される。ヒステリシス使用禁止状態はナン
ドゲート174Dによつて制御される。メモリ1
40のヒステリシス部分からの上方の出力は1入
力としてナンドゲート174Cおよび174Dへ
印加され、メモリ140のヒステリシス部分の下
方の出力はナンドゲート174Bおよび174D
へ印加される。更に、メモリ140のヒステリシ
ス部分の上方の出力はインバータ174Eを通つ
てナンドゲート174Aおよび174Bの入力へ
印加され、メモリ140のヒステリシス部分から
の下方の出力はインバータ174Fを通つてナン
ドゲート174Aおよび174Cへ印加される。
更に、オーバーフロー論理166のラツチ166
CからのQ出力からの400msec信号はナンドゲー
ト174A,174Bおよび174Cの各々へ印
加される。更に、ラツチ156,156Dおよび
156GからのQ出力はナンドゲート174Aの
残りの入力へ印加され、ラツチ156B,156
C,156Fおよび156GからのQ出力はナン
ドゲート174Bの残りの入力へ印加され、ラツ
チ156C,156Dおよび156HからのQ出
力はナンドゲート174Cの残りの入力へ印加さ
れる。 ナンドゲート174A,174Bおよび174
Cの各々からの出力は3入力としてナンドゲート
174Gへ印加され、そのゲート174Gの出力
はラツチ174Hのデータ入力へ印加される。ラ
ツチ174Hへのクロツク入力は、第6K図のラ
ツチ154GのQ出力から与えられる低速クロツ
ク論理154信号である。 通常はナンドゲート174A,174B、およ
び174Cからの出力信号は論理“1”であり、
それによりナンドゲート174Fからの出力を論
理“0”信号として与える。従つて、ラツチ17
4Hはそのクロツク入力へ印加される低速クロツ
ク論理154パルス信号により継続的にリセツト
状態に保たれる。しかし、ナンドゲート174
A,174B又は174Cのうちの1つがメモリ
140のヒステリシス部分からの出力によつて選
ばれると、その特定のゲートの入力がすべて論理
“1”となるようなカウントまで低速カウンタ1
56がカウントした時にそのゲートの出力で論理
“0”信号が現われる。その時に、ナンドゲート
174A,174B又は174Cのうちの選ばれ
たゲートの出力で論理“0”信号が現われて、ナ
ンドゲート174Gの出力を論理“1”にする。
この結果、次の低速クロツク信号によつてラツチ
174Hがセツトされる。 ラツチ174Hからの信号は1入力としてナ
ンドゲート174Iへ印加され、ナンドゲート1
74Dからの出力は第2の入力としてナンドゲー
ト174Iへ印加される。更に、第6J図のリー
ドスイツチラツチ159Aからの出力は第3の
入力としてナンドゲート174Iへ印加される。
ナンドゲート174Iへ印加されるこれら3つの
信号の各々は通常は論理“1”であり、従つてナ
ンドゲート174Hからの出力は論理“0”信号
であり、これはラツチ174Jのセツト入力へ印
加される。ラツチ174Jへのリセツト入力は、
復帰センスリセツト論理170においてラツチ1
70Aからの出力に結合される。ラツチ174
JからのQ出力は第6K図のヒステリシスゲート
182Aの第2の入力へ結合され、ラツチ174
Jがセツトされている限り、ヒステリシスゲート
182Aはレートデコード論理172からの信号
を通過させることができる。 ラツチ170Aは通常はセツトされた状態に保
たれており、アナログ回路42からの受入れ可能
なセンス信号に応答した時にのみリセツトの状態
になりうる。従つて、ラツチ174Jのリセツト
入力へ印加された信号は通常は論理“0”であ
り、センス増幅器による自然発生のQRS信号の
検知に応答して論理“1”となる。そのような自
然のQRS信号が検知され、ラツチ174Jがリ
セツトされると、そのQ出力は論理“0”とな
り、それによつてヒステリシスゲート182Aを
使用禁止にする。ヒステリシスゲート182Aは
ラツチ174Jがナンドゲート174Iからの論
理“1”信号によつてセツトされるまで使用禁止
のままであるが、このヒステリシスゲート182
Aのセツトは、ナンドゲート174A,174B
又は174Cのうちの1つからの論理“0”信号
の結果として発生し、ラツチ174Hをセツトさ
せ、論理“0”信号をナンドゲート174Iへ与
える。勿論、その間に別の自然QRS信号が検知
されると、低速カウンタ156はリセツトされ
て、ナンドゲート174A,174B又は174
Cが論理“0”信号を与えるのに十分な計数には
決して達しない。 他方、もしラツチ174Jがセツトとなり、ヒ
ステリシスゲート182がレート制御論理172
からそこへ与えられる信号を通過させることがで
きるようになると、パルス幅論理186はパルス
発振器16のプログラムされた符号によつて決定
されるレートで信号を与えるであろう。刺激パル
スが与えられている限り、ラツチ174Jはセツ
トされたままになつている。ナンドゲート174
Dへ印加される両方の信号が論理“1”の場合、
又はリードスイツチ46が閉じ、リードスイツチ
論理のラツチ159Aがセツトされている場合に
は、ラツチ174Jはセツトされたままになつて
いる点に注意すべきである。 ラツチ174Jがセツトされ、ヒステリシスゲ
ート182Aが使用可能となつたと仮定すると、
レートデコード論理172で復号された信号はナ
ンドゲート182Aを通つて印加され、それによ
つて反転されるので、低速カウンタ156がメモ
リ140のレート部分にセツトされている値まで
計数し、レートデコード論理172の排他的ノア
ゲート172A〜172Hにより比較が行なわれ
る度毎に、論理“0”信号はデジタルレート制御
論理180のナンドゲート180Aへ1入力とし
て印加される。 デジタルレート制御論理180について説明す
る前に、第6M図に示すオーバーフロー論理16
6およびゲート192、および第6I図の検孔
(Verify)パルス論理188について理解しなけ
ればならない。先ず第6M図のゲート論理192
を参照すると、伝送ゲート192Aと、伝送ゲー
ト192Aの制御入力に結合している入力を有す
るナンドゲート192Bがある。伝送ゲートへの
入力は接地又は論理“0”信号へ結合されてお
り、その出力はアナログレート制御信号入力パツ
ドへ結合されている。このパツドは、アナログ回
路42からのレート制御信号が与えられる入力パ
ツドである。アナログ回路42から与えられるア
ナログレート制限信号は、心臓刺激パルスが与え
られてから、その後の一定のレート制限時間ま
で、この間は130bpmのレート制限周波数を与え
るため約462msecであるが、この間は論理“1”
信号であることを想起すべきである。ある場合に
は、パルスを130bpmのアナログレート制限より
高いレートで与えることができるようにすること
が望ましい。これらの場合の1つとしては、永久
的に変更された変更がメモリ140へ入れられた
ことを示すために、通常の刺激パルス又は同期パ
ルスの後で、100msecの時間で検孔パルスを与え
る場合がある。アナログレート制限を超えるレー
トでパルスを与えることが望ましいもう1つの場
合としては、一時的モードにて高レートパラメー
タのプログラミングをしている期間中である。そ
のような高レートプログラミングは、心房を高レ
ートで駆動させることが望ましい時にペースメー
カを心房ペースメーカとして利用する場合に用い
てもよい。 ゲート192は、アナログレート制限が無視さ
れることが望ましい検孔パルスおよび高レートプ
ログラミングの2つの場合に適応するように具え
られている。このことを達成するために、2つの
通常論理“1”の信号が入力としてナンドゲート
192Bに印加され、そのうちの1つはパラメー
タデコード論理138のナンドゲート138Tか
ら、他の1つは検孔パルス論理188から印加さ
れる。検孔パルス論理188信号は、検孔パルス
グルーピングの通常パルス供給された後に論理
“0”となり、検孔パルスが与えられる後まで論
理“0”になつている。高レートパラメータが復
号されると、パラメータデコード論理138の高
レートパラメータナンドゲート138Tからの通
常論理“1”の出力が論理“0”となり、プログ
ラムされた高レート状態が終るまでその状態が続
く。従つて、通常の状態では、ナンドゲート19
2Bの出力は論理“0”であり、伝送ゲート19
2Aは導通しない。しかし検孔パルス又は高レー
トパラメータ状態の何れがが発生する場合、ナン
ドゲート192Bの出力は論理“1”となり、伝
送ゲート192Aは閉となつて、アナログ回路4
2から与えられる信号の値とは関係なく強制的に
レート制限信号を論理“0”にさせる。 第6M図に示されているオーバーフロー論理1
66を参照すると、3入力ナンドゲート166B
へ結合される出力を有する8入力ナンドゲート1
66Aが含まれている。ナンドゲート166B
は、ラツチ166Cのデータ入力に結合される入
力をもつ。ラツチ166Cのクロツク入力は、ラ
ツチ154GのQ出力から与えられる低速クロツ
ク論理154信号へ結合される。ラツチ166C
のリセツト入力は、再充電論理164のラツチ1
64AのQ出力に結合される。従つてラツチ16
6Cは、各心臓刺激パルスが与えられた後、又に
自然博動が検知された後にリセツトされる。ラツ
チ166Cからの出力は、第2の入力としてナ
ンドゲート166Bに結合される。ナンドゲート
166Bへの第3入力は、低速カウンタ156の
ラツチ156HのQ出力から与えられる。低速カ
ウンタ156のラツチ156A,156B,15
6D〜156Hの各々からのQ出力は8入力のう
ちの7入力としてナンドゲート166Aへ印加さ
れる。ナンドゲート166Aへの第8入力は、電
池ラツチ162の出力から与えられるが、これ
は通常論理“0”信号である。これは、低速カウ
ンタ156の計数とは関係なしに、ナンドゲート
166Aの出力を通常論理“1”の値に維持す
る。しかし、電池電圧が最低値以下に下つた結果
として電池ラツチ162Aがリセツトされる場
合、その出力は論理“1”となり、低速カウン
タ156が151のカウント値を含む場合、即ち
ラツチ156C以外のすべてラツチがセツトされ
る場合、ナンドゲート166Aの出力は論理
“0”となる。 電池ラツチ162Aが電池電圧の低下の結果と
してリセツトされると、低速クロツク信号のレー
トが約10%低下するのでナンドゲート166Aが
具えられている。従つて、刺激パルスが与えられ
た後、ラツチ166Dのセツテイングを約400m
secの一定時間に維持するためには、オーバーフ
ロー論理166Aのこの低下を補償する必要があ
る。 オーバーフロー論理166は下記のように動作
する。第1に、電池44が十分な電圧を与えてい
るものとすると、ゲート166Aは、電池ラツチ
162Aの出力からそこへ与えられる論理
“0”信号の結果として論理“1”出力信号を与
える。刺激パルスが与えられてから1低速クロツ
クサイクル後に低速カウンタ156が208の計数
にセツトされた時に、ナンドゲート166Bへ印
加されるすべての信号は論理“1”となる。低速
カウンタ156は208のカウントにセツトされた
後にその計数値を増加し、49の低速クロツク論理
154パルス後に、ラツチの各々はリセツトされ
て、低速カウンタ156は零計数に戻る。この時
点で、ラツチ156HのQ出力から与えられた信
号は論理“1”から論理“0”になる。ラツチ1
56HからのQ出力が論理“0”になつた時に、
ナンドゲート166Bからの出力は論理“1”に
なり、次の低速クロツク論理154パルス信号が
ラツチ166Cのクロツク入力に与えられると、
ラツチ166Cはナンドゲート166Bからデー
タ入力へ印加された論理“1”の結果としてセツ
トされる。従つて、刺激パルスが与えられてか
ら、又は自然博動が検知されてから約400msec経
過するとオーバーフローラツチ166Cはセツト
される。 もし電池ラツチ162Aがセツトされていたと
すると、低速カウンタ156の計数が251にな
つた時にナンドゲート166Aの出力は論理
“0”になる。ナンドゲート166Aからの論理
“0”はナンドゲート166Bを通つて印加され
てその出力を論理“1”とし、ついで低速クロツ
ク信号はラツチ166Cをセツトさせる。いずれ
の場合にも、ひとたびラツチ160Cがセツトさ
れると、その出力は論理“0”となり、ナンド
ゲート166Bの1入力へまた印加されて、その
出力を論理“1”に維持する。従つて、その後の
低速クロツクパルスがラツチ166Cのクロツク
入力へ印加されるので、それはセツトされた状態
に保たれる。 第6I図の検孔パルス論理188を参照する
と、2つのラツチ188Aおよび188B、ナン
ドゲート188Lおよび188E、およびノアゲ
ート188Dが具えられている。第6A図に示す
メモリストローブゲート136Aからのメモリス
トローブ信号およびパラメータデコード論理13
8のインバータ138CCからのデマンド信号は、
2入力としてナンドゲート138Eへ印加され、
そのゲートの出力はラツチ188Aのクロツク入
力へ印加され、ラツチ188Aの出力はそのデ
ータ入力へ戻され、ラツチ188AからのQ出力
はラツチ188Bのデータ入力へ印加される。再
充電論理164のラツチ164AからのQ出力
は、ラツチ188Bのクロツク入力へ印加され
る。ラツチ188BからのQ出力はラツチ188
Aのリセツト入力へ印加され、また1入力として
ナンドゲート188Cへ印加される。ナンドゲー
ト188Cへのもう一方の入力はラツチ169A
のQ出力からの信号へ結合され、その信号は通常
は論理“1”であり、刺激パルスが与えられると
論理“0”となり、その約100msecの間論理
“0”となつている。 ラツチ188Bからの出力は1入力としてノ
アゲート188Dへ与えられる。ノアゲート18
8Dへの他の入力は、高速カウンタ152のラツ
チ152Cおよび152Eの出力から取出され
る。 検孔パルス論理188は、デマンドパラメータ
が永久的にプログラムされている場合を除いて
は、第6A図のメモリストローブゲート136A
から与えられるメモリストローブ信号に応答して
動作する。論理“1”パルスは、永久的プログラ
ミング信号が受け入れられ、永久的メモリに書込
まれつつある場合にのみ、メモリストローブゲー
ト136Aから与えられる点を想起すべきであ
る。メモリストローブ信号は、パラメータデコー
ド論理138のインバータ138CCの出力から
の通常論理“1”の信号により使用可能となるナ
ンドゲート188Eを介して、ラツチ188Aの
クロツク入力に印加されてラツチ188Aをセツ
トし、ラツチ188AのQ出力に論理“1”信号
を供給させる。ラツチ188AのQ出力からの論
理“1”信号は、R同期ゲート論理のオアゲート
176Cおよびデマンド論理のゲート190Aに
印加されて、次のパルスがR−同期動作モードで
伝えられるようにする。これは、自然の心臓活動
が発生している時には、検孔パルスが心波の重要
な部分の間に印加されないようにするためであ
る。従つて、ラツチ164AのQ出力からの次に
起きる再充電論理164信号は、ラツチ188B
をセツトさせる。この時点で論理“0”信号であ
るラツチ188Bからの出力はノアゲート18
8Dを使用可能にして、高速カウンタ152のラ
ツチ152Cおよび152Eがセツト状態になる
度毎にパルスを与えるようにする。ラツチ188
Bは再充電論理164のラツチ164AからのQ
出力によつてクロツクされるので、刺激パルスが
与えられるまでセツトされない。ラツチ188B
がセツトされると、その論理“1”Q出力はラツ
チ188Aをリセツトし、ナンドゲート188C
を使用可能にして、その出力で論理“0”信号を
ブランク時間の間、又は通常の刺激パルスが与え
られた後約100msecの間与える。188Aのリセ
ツテイングもまたR同期動作モードを除去する。 第6M図に示してあるデジタルレート制限論理
180を参照すると、ナンドゲート180A、イ
ンバータ180B、ナンドゲート180C、ナン
ドゲート180D、インバータ180E、ナンド
ゲート180Fおよび180Gを具えている。ナ
ンドゲート180Aへの入力は、ヒステリシスナ
ンドゲート182Aの出力、および検孔パルス論
理188のナンドゲート188Cの出力から与え
られる。ナンドゲート180Aの出力はナンドゲ
ート180Fの1入力に結合される。 ナンドゲート180Cへの入力は、オーバーフ
ロー論理166のラツチ166CのQ出力から与
えられ、またレート制限入力パツトからインバー
タ180Bを介して与えられる。ナンドゲート1
80Cからの出力は1入力としてナンドゲート1
80Dへ与えられる。ナンドゲート180Dへの
もう一方の入力はインバータ180Eの出力から
与えられ、インバータ180Eへはゲート回路1
92におけるナンドゲート192Bの出力が与え
られる。ナンドゲート180Dの出力は、ナンド
ゲート180Fのもう一方の入力へ与えられる。
ナンドゲート180Fからの出力は、ナンドゲー
ト180Gへの2入力のうちの1入力として与え
られる。ナンドゲート180Gへのもう一方の入
力は、再同期ゲート176のナンドゲート176
Aの出力から与えられる。ナンドゲート176A
の出力は通常論理“1”信号であり、この信号は
もしパルス発生器がR−同期モードで動作するよ
うにプログラムされている場合には、不応時間後
の自然心博動信号の検知に応答して論理“0”信
号になる。 通常の状態では、パルス発生器16によつて刺
激パルスが与えられた直後に、アナログ回路42
のアナログレート制限回路は約462msecの間論理
“1”信号をレート制限パツドに与えるようにし、
更にラツチ166Cはリセツトされ、そのQ出力
は論理“0”になる。従つて、ナンドゲート18
0Cへ印加される両方の信号は論理“0”とな
り、ナンドゲート180Cからの出力は論理
“1”となる。時間が経過するにつれて、アナロ
グレート制限信号は論理“0”となり、ラツチ1
66Cはセツトされて、ナンドゲート180Cへ
の2入力信号を論理“1”にする。従つて、ナン
ドゲート180Cの出力は論理“0”となり、ナ
ンドゲート180Dの出力を論理“1”にする。
この結果ナンドゲート180Fはナンドゲート1
80Aから与えられる論理“1”信号をナンドゲ
ート180Gへ通過させることができるようにな
る。 通常の動作では、ナンドゲート180Aへの2
入力は論理“1”となつて、その出力を論理
“1”にする。或る時点で、ナンドゲート182
Aからナンドゲート180の1入力へ与えられる
ヒステリシスゲート出力信号は論理“0”とな
り、刺激パルスが与えられることを示す。同様
に、もし検孔パルスが与えられると、ナンドゲー
ト180Aのもう一方の入力へ与えられるナンド
ゲート188Cからの出力は論理“0”となる。
これらの信号のいずれもが論理“0”になると、
ナンドゲート180Aの出力は論理“0”とな
り、ナンドゲート180Fへの両入力は論理
“1”となつて、その出力を論理“0”とする。
すると今度はこのことが論理“1”信号がナンド
ゲート180Hの出力から与えられるようにし、
そのゲート180Hは後述する方法で刺激パルス
を開始させる。 デジタル又はアナログレート制限時間が終了す
る前に論理“0”パルスがナンドゲート180A
へ与えられた場合、そしてナンドゲート192B
からの出力が論理“0”とすると、ナンドゲート
180Dからの出力は論理“0”となる。従つ
て、ナンドゲート180Aからの論理“1”出力
パルスはナンドゲート180Fを通過しない。し
かし、ひとたび2つのレート制限時間が経過し、
ナンドゲート180Dからの出力が論理“1”に
なると、ナンドゲート180Fはナンドゲート1
80Dによつて使用可能となり、そこへナンドゲ
ート180Aから印加されるいかなる論理“1”
信号もナンドゲート180Fからナンドゲート1
80Gへ与えられる論理“0”信号となり、次に
はこれがナンドゲート180Gから与えられる論
理“1”信号となる。 ヒステリシスゲート182Aからナンドゲート
180Aへ印加される信号は、レートデコード論
理172のラツチ172MのQ出力において発生
し、刺激パルスが与えられた後、又は自然の心博
動が検知された後に再充電論理164信号が発生
するまで連続的に与えられる。従つて、ナンドゲ
ート180Fは信号がナンドゲート180Aから
印加された時に使用禁止になるかもしれないが、
その信号はレート制限時間が終了するまで継続的
に与えられる。この方法により、レート制限期間
が終了する前に発生するいかなる信号を単に無視
するにすぎない多くの先行システムとは反対に、
高い方のレートは130bpmのアナログレート制限
値で安定する。 レート上限値を超えるレートでパルスを与える
ことが望ましい場合、例えば高レートパラメータ
がプログラムされている場合、又は検孔パルスを
与える必要のある場合には、ナンドゲート192
Bからの出力は論理“1”となり、インバータ1
80Eはナンドゲート180Dのもう一方の入力
へ論理“0”信号が与えられるようにする。この
ことはナンドゲート180Dの出力を論理“1”
とし、ナンドゲート180Fは使用可能となるの
で、ナンドゲート180Aへ与えられるパルスは
通常の動作方法でナンドゲート180Fを通つて
印加される。 デジタルレート制限論理180のナンドゲート
180Gからの出力は、第6K図の事前再同期ラ
ツチ184Aのセツト入力へ印加されて、パルス
幅論理186からの心臓刺激パルス制御信号の供
給を開始させる。事前再同期ラツチ184Aは、
クロツク論理158からのクロツクパルス源を外
部発振器からのクロツクパルスへではなくて
VCOからのクロツクパルスに変更することを開
始させ、システムタイミングを新しいクロツクパ
ルスに同期させるのに用いられる。VCOはパル
スを40000Hzのレートで与えるのに対して、外部
発振器は32768Hzのレートでパルスを与える点を
想起すべきである。更に、VCOクロツク信号の
レートは、電池44によつて与えられる電圧の低
下に比例して低下する。従つて、パルス幅制御論
理と高速カウンタを再始動させて、それらをラツ
チ184Aのセツテイングによつて発生したパル
スの変化に再同期させる必要がある。 上述したように、事前再同期ラツチ184A
は、そのセツト入力に印加されるナンドゲート1
80Gの出力を有する。ラツチ184Aは、リセ
ツト入力へ印加された論理“1”信号がセツト入
力へ印加された論理“1”信号の効果を無効にす
るような種類のラツチである。事前再同期ラツチ
184Aのリセツト入力はナンドゲート184B
の出力に結合され、ナンドゲート184Bはパル
ス幅論理186のラツチ186Dの出力、事後
再同期ラツチ187Aの出力および再充電論理
ラツチ164Aの出力へそれぞれ結合される3
入力を有する。従つて、事前再同期ラツチ184
Aは、パルス幅論理186から与えられるパルス
幅制御信号の立上り端が発生するとリセツトさ
れ、再充電信号の後までリセツトされたままにな
つている。 ラツチ184AからのQ出力はインバータ18
4Cを通り電池ラツチ162Aのクロツク入力へ
与えられて、電池電圧を検査させる。電池ラツチ
162のデータ入力は、電池44からの電圧が最
低レベル以上である限り論理“1”である
BATTERY(電池)信号に結合される。電池検査
は、パルスによる電池の瞬間的消耗を無視するた
め、パルス発生器16から刺激パルスが与えられ
る直前に電池ラツチ162AをBATTERY(電
池)信号の値にクロツクすることによつて行われ
る。電池ラツチ162Aへのセツト入力はテスト
ラツチフリツプフロツプ130AのQ出力に結合
されて、一時的プログラム変更が発生する度毎に
電池ラツチ162Aがセツトされるようにする。 事前再同期論理184のインバータ184Cか
らの出力はまたクロツク論理158のノアゲート
158Aの1入力に結合される。ノアゲート15
8Aのもう一方の入力はパルス幅論理ラツチ18
6DからのQ出力に結合される。ノアゲート15
8Aからの出力はVCO BNABLE(使用可能)信
号であり、この信号はアナログ回路42へ与えら
れ、そこのVCOがパルスの供給を許容すること
ができるようにする。通常はこの信号は、2つの
通常論理“0”の信号がノアゲート158Aへ印
加される結果として論理“1”である。しかし、
再同期ラツチ184Aがセツトされている場合
で、パルス幅論理ラツチ186Dがセツトされた
ままになつている限り、VCO ENABLE(使用可
能)信号は論理“0”になつていて、それによつ
てVCOパルスが与えられるようにする。ノアゲ
ート158Aからの出力はまた伝送ゲート158
Bの制御入力へ印加されるが、このゲートには
XTAL外部発振器クロツク信号が与えられてい
る。ノアゲート158Aからの出力はまたインバ
ータ158Dを通つて伝送ゲート158Cの制御
入力へ印加されるが、こうゲートにVCOクロツ
ク信号が印加されている。伝送ゲート158Bと
158Cの出力は一緒になつて、クロツク論理1
58のクロツク信号を与える。ノアゲート158
Aの出力が論理“1”である限り、伝送ゲート1
58Bが使用可能となり、XTAL信号はクロツ
ク論理158クロツク信号である。しかし、ノア
ゲート158Aからの出力が論理“0”になる
と、伝送ゲート158Cが使用可能となり、クロ
ツク論理158クロツク信号はVCO信号となる。 事前再同期ラツチ184Aからの出力は、パ
ルス幅論理186のノアゲート186Aの1入力
へ印加される。パルス幅論理186はまたナンド
ゲート186B、ナンドゲート186C、ラツチ
186D、ノアゲート186Eおよびナンドゲー
ト186Eを具えている。ゲート186A,18
6B,186C,186Eおよび186Fの各々
は2入力と1出力をもつ。ノアゲート186Aへ
の第2入力は、低速クロツク論理154のラツチ
154Gの出力から与えられる。ノアゲート1
86Aの出力は1入力としてナンドゲート186
Bへ与えられ、ゲート186Bのもう一方の入力
はラツチ186Dの出力に結合される。ナンド
ゲート186Bの出力は1入力としてナンドゲー
ト186Cへ与えられる。ノアゲート186Eへ
は、検孔パルス論理188のノアゲート188D
からの出力と、パルス幅デコード論理157のイ
ンバータ157Jからの出力が印加される。ノア
ゲート186Eの出力はナンドゲート186Fの
1入力へ印加され、ナンドゲート186Fへのも
う一方の入力はラツチ186DのQ出力から与え
られる。ナンドゲート186Fの出力はナンドゲ
ート186Cへのもう一方の入力として与えら
れ、ナンドゲート186Cの出力はラツチ186
Dのデータ入力へ結合される。ラツチ186Dへ
のクロツク入力は、アナログ回路42から与えら
れるVCOクロツク信号へ結合される。 パルス幅デコード論理157は排他的ノアゲー
ト157A,157B,157C,157D,1
57E,157Fおよび157Gを具えており、
その各々が2入力と1出力をもつ。排他的ノアゲ
ート157A〜157Gの各々の出力はノアゲー
ト157Hへ結合され、ノアゲート157Hの出
力はナンドゲート157Iの1入力へ結合され
る。ナンドゲート157Iへのもう一方の入力
は、検孔パルス回路188のラツチ188Bの
出力へ結合される。ナンドゲート157Iの出力
はインバータ157Jを通りパルス幅論理186
のノアゲート186Eへ結合される。 排他的ノアゲート157B〜157Gの各々の
1入力は、メモリ140のパルス幅部分の6段の
うちの対応する1つに結合される。高速カウンタ
152のラツチ152Gの出力は、排他的ノア
ゲート157Gへのもう一方の入力へ結合され、
ラツチ152Fの出力は排他的ノアゲート15
7Fのもう一方の入力へ結合され、ラツチ152
Eの出力は排他的ノアゲート157Eのもう一
方の入力へ結合される。排他的ノアゲート157
B,157Cおよび157Dのもう一方の入力は
それぞれオアゲート157M,157Nおよび1
57Dの出力へ結合され、排他的ノアゲート15
7Aへの両入力はそれぞれオアゲート157Kと
157Lへ結合される。オアゲート157K〜1
57Oの各々への1入力はクロツク論理158か
らのVCO ENABLE(使用可能)信号へ結合され
る。ラツチ152B,152Cおよび152Dか
らのQ出力はそれぞれオアゲート157M,15
7Nおよび157Oのもう一方の入力へ結合さ
れ、ラツチ152Aおよび152Bの出力はオ
アゲート157Kおよび157Lのもう一方の入
力へ結合される。 ノアゲート157K〜157Oの各々は論理
“0”となるVCO ENABLE(使用可能)信号に
よつて使用可能となり、排他的オアゲート157
B〜157Gが、高速カウンタ152の第2段〜
第7段(ラツチ152B〜152G)の計数と、
メモリ140のパルス幅部分の符号とを比較でき
るようにする。比較が行われ、排他的オアゲート
157A〜157Gの各々の出力が論理“0”で
ある場合には、ノアゲート157Hの出力は論理
“1”となる。ナンドゲート157Iが検孔パル
ス論理ラツチ188Bがセツトされることによつ
て使用禁止にならない限り、ノアゲート157H
からの論理“1”信号は、ナンドゲート157I
およびインバータ157Jを通つてパルス幅論理
186のノアゲート186Eへ達する。 動作する場合、パルス幅論理ラツチ186D
は、事前再同期ラツチ184Aのセツテイングに
応答してセツトされ、刺激パルスの立上り端を規
定する。プログラムされたパルス幅時間が経過す
ると、ラツチ186Dはリセツトされ、従つてラ
ツチ186Dの出力は、パルス発生器16によつ
て与えられる心臓刺激パルスの発生時間および持
続時間を制御するパルスである。事前再同期ラツ
チ184Aおよび低速クロツク論理ラツチ154
Gの両方がセツトされると、ノアゲート186A
への両入力は論理“0”となり、論理“1”信号
はその出力に印加される。この論理“1”信号は
ナンドゲート186Bへ印加され、このゲートは
ラツチ186Dの出力からの論理“1”ととも
に論理“0”をナンドゲート186Cへ与え、そ
れによつてその出力を論理“1”とする。ラツチ
186Dのクロツク入力へ印加されるその次の
VCO信号が現われると、ラツチ186Dがセツ
トされ、そのQ出力は論理“1”となり、出力
は論理“0”となる。 検孔パルス論理188のノアゲート188Dか
らの出力、およびパルス幅制御論理157のイン
バータ157Jからの出力は、2入力としてノア
ゲート186Eへ印加される。通常はこれらの信
号はいずれも論理“0”であり、従つてノアゲー
ト186Eの出力は論理“1”である。ラツチ1
86DがセツトされそこからのQ出力が論理
“1”になると、ナンドゲート186Fへの両入
力は論理“1”となり、その出力を論理“0”に
する。このことはナンドゲート186Cからの出
力を論理“1”に維持するので、クロツク論理1
58からそこへVCO信号が印加される度毎にム
ツチ186Dはセツトされ続ける。 高速カウンタ152がメモリ140のパルス幅
部分にプログラムされた値に等しい値まで計数
し、パルス幅制御論理157の排他的ノアゲート
157A〜157Gの各々からの出力が論理
“0”になると、インバータ157Iからの出力
は論理“1”になる。この論理“1”はノアゲー
ト186Eへ印加されてその出力を論理“0”と
し、次にはこれがナンドゲート186Cの出力を
論理“0”とする。従つて、ラツチ186Dは、
クロツク論理158からそこへ印加される次の
VCOパルスが発生するとリセツトされる。従つ
て、ラツチ186は事前再同期クロツク184が
セツトされるとセツトされ、適当なパルス幅時間
が経過するとリセツトされる。 検孔パルスが与えられると、ノアゲート188
Dからの出力はラツチ152Cと152Eの両方
がリセツトされた後に論理“1”となる。この結
果ノアゲート186Eのもう一方の入力は論理
“1”となり、同じ状態が連鎖的に発生して検孔
パルスを終了させる。検孔パルスはナンドゲート
188Cによつて開始し、論理“0”信号をデジ
タルレート制限論理180のナンドゲート180
Aへ印加することを想起すべきである。 パルス幅論理ラツチ186Dからの出力は、
事後再同期ラツチ187Aのクロツク入力へ印加
され、ラツチ187Aのデータ入力は電圧源へ結
合されて、常に論理“1”信号を受けとる。事後
再同期ラツチ187Aへのセツト入力は、ペース
メーカがデマンドモードでプログラムされている
場合には自然心博動が検知されると必ず論理
“1”パルス信号を与える再同期ゲート176の
ノアゲート176Bの出力へ結合される。事後再
同期ラツチ187Aへのリセツト入力は再充電ラ
ツチ164AのQ出力へ結合される。 事後再同期クロツク187Aの目的は、人工的
刺激パルスが与えられた時にVCOクロツクから
XTAL外部発振器クロツクへのクロツク信号の
変化に論理システムを再同期させ、自然の心博動
が検知されるか又は人工的刺激パルスが与えられ
た時に再充電ラツチ164Aをセツトさせること
である。ラツチ187Aはラツチ186Dからの
パルス幅信号の立下り端に応答して、即ちラツチ
186Dがリセツトされた時にセツトされるか、
又は自然心博動が検知された時にノアゲート17
6Bからの論理“1”信号に応答してセツトされ
る。ラツチ187Aからの出力は、ナンドゲー
ト154Eを通つて印加され、ラツチ154Gか
ら余分の低速クロツク論理154パルスを発生さ
せる。すると今度はこれが、刺激パルスが終つた
時又は自然博動が検知された後で高速カウンタ1
52を零カウントにリセツトする。ラツチ187
Aの出力はまたナンドゲート184Bを通つて
印加され、再同期前ラツチ184Aをリセツトす
る。 事後再同期ラツチ187AからのQ出力は再充
電ラツチ164のデータ入力へ印加され、低速ク
ロツク論理154信号は再充電論理164Aのク
ロツク入力へ印加される。従つて、再充電ラツチ
164Aは、事後再同期ラツチ187Aがセツト
されることによつて生じる低速クロツク論理15
4パルスによつてセツトされ、その後約7.8msec
してから発生する次の低速クロツク論理154パ
ルスによつてリセツトされる。 再充電ラツチ164Aからの出力はインバー
タ164Bを通つて印加されてアナログ回路42
へ印加される再充電信号となり、これはアナログ
回路42の電圧ダブラ部分のコンデンサを速やか
に再充電させる。再充電ラツチ164AからのQ
出力は印加されて事後再同期ラツチ187Aをリ
セツトし、低速カウンタ156と208の計数に
セツトし、レートデコードラツチ172Mとオー
バーフローラツチ166Cをいづれもリセツトす
る。 パルス幅論理186のラツチ186DのQ出力
からの出力制御パルスは、プログラムされたパル
ス幅と同じ持続時間をもつ論理“1”パルス信号
である。この信号は出力論理178のナンドゲー
ト178Aおよび178Bの各々の1入力へ印加
される。出力論理178はまたインバータ178
C,178Dおよび178Eを具えており、イン
バータ178Dは、ナンドゲート178Aの出力
とSINGLE(シングル)出力パツドとの間に結合
され、インバータ178Eはナンドゲート178
Bの出力とDOUBLE(ダブル)出力パツドとの間
に結合されている。論理“1”パルス信号が
SINGLE(シングル)出力パツドへ印加されそこ
からアナログ回路42へ印加されると、電池44
電圧の振幅をもつ刺激パルスがパルス発振器16
によつて与えられる。同様に、論理“1”信号が
DOUBLE(ダブル)出力パツドへ印加されそこか
らアナログ回路42へ印加されると、2倍の電池
44電圧をもつ人工的刺激パルスがパルス発振器
16から与えられる。 ナンドゲート178Bにはまたメモリ140の
出力部分により与えられる信号が結合される。こ
の同じ信号がインバータ178Cを通つてナンド
ゲート178Aの第2の入力へ与えられる。この
ように結合され、メモリ140の出力部分に記憶
されたデータビツトが論理“1”であれば、ナン
ドゲート178Bは使用可能となり、パルス幅論
理186信号がDOUBLE(ダブル)出力パツドへ
与えられる。他方、もしメモリ140の出力部分
に記憶されたデータビツトが論理“0”であれ
ば、ナンドゲート178Aが使用可能になり、パ
ルス幅論理186信号がSINGLE(シングル)出
力パツドへ与えられる。 出力パルスを与えることを阻止するのが望まし
い場合には、ナンドゲート178Aおよび178
Bの両方を、第6C図に示すラツチ134Cおよ
び禁止論理134の出力からそこへ与えられる
論理“0”禁止信号により使用禁止にする。 第6N図を参照して、ブランク論理169、復
帰およびセンスリセツト170および不応論理1
68について説明する。ブランク論理169の第
1の目的は、人工的刺激パルスの立上り端から、
又は自然の心博動の検知から測定される持続時間
100msecの論理“0”パルスをブランク出力バツ
ドへ与えることである。ブランク論理169パル
スはブランク出力パツドからアナログ回路42へ
与えられて、そこのセンス増幅器をこの100msec
の間使用禁止にする、即ち心臓活動の検知を不可
能にする。 ブランク論理169は5入力ナンドゲート16
9Bおよび169C、3入力ナンドゲート169
D、ラツチ169A、2入力ノアゲート169E
およびインバータ169Fおよび169Gを具え
ている。 ナンドゲート169Bへの入力は、電池ラツチ
162Aの出力、および低速カウンタ156の
ラツチ156D,156E,156Gおよび15
6Hの各々のQ出力から与えられる。ナンドゲー
ト169Cへの入力は、低速カウンタ156のラ
ツチ156B,156D,156F,156Gお
よび156Hの各々のQ出力から与えられる。ナ
ンドゲート169Bと169Cの各々の出力は、
ナンドゲート169Bへの入力のうちの2入力と
して結合される。ナンドゲート169Dへの第3
の入力は、ラツチ169Aからの出力へ結合さ
れる。ナンドゲート169Dの出力はラツチ16
9Aのデータ入力へ結合される。ラツチ169A
のクロツク入力は低速クロツク論理154の出力
である。ラツチ169Aへのリセツト入力はイン
バータ169Fの出力へ結合され、インバータ1
69Fはノアゲート169Eから与えられる信号
を反転させる。ノアゲート169Eへの2入力
は、第6M図に示す再同期ゲート176のノアゲ
ート176Bの出力、および第6K図に示す事前
再同期論理184のインバータ184Cからの出
力からそれぞれ与えられる。ラツチ169Aから
の出力は、インバータ169Gを通つてブラン
ク出力経路へ結合される。 動作すると、ラツチ169Aは通常セツトされ
ているので出力は論理“0”信号であり、これ
はナンドゲート169Dを通つて戻されると、ラ
ツチ169Aのデータ入力へ印加された信号を論
理“1”に保つ。従つて、低速クロツク論理15
4信号がラツチ169Aのクロツク入力へ与えら
れる度毎に、それはセツトの状態に保たれる。こ
の期間中、ノアゲート169Eへ印加された信号
は通常はいづれも論理“0”であり、従つてその
出力は論理“1”であり、これはインバータ16
9Fによつて反転されると、論理“0”信号をラ
ツチ169Aのリセツト入力へ与える。人工的刺
激パルスが与えられると、事前再同期論理184
Aがセツトされ、インバータ184Cからの出力
を論理“1”とする。すると今度はこれがノアゲ
ート169Eからの出力を論理“0”とし、イン
バータ169Fの出力を論理“1”としてラツチ
169Aをリセツトする。更に、もし自然の心博
動が検知されると、再同期ゲート176のノアゲ
ート176Bからの出力は論理“1”となり、ノ
アゲート169Eの出力を論理“0”とし、イン
バータ169Fの出力を論理“1”としてラツチ
169Aをリセツトする。ラツチ169Aがイン
バータ169Fの出力からの信号によつてリセツ
トされると、その出力は論理“1”となる。こ
の時にナンドゲート169Bと169Cの両方か
らの出力も論理“1”であり、従つてナンドゲー
ト169Dからの出力は論理“0”となる。その
後の低速クロツク論理154パルスはラツチ16
9Aをリセツトの状態に保つ。 最終時には低速カウンタ156は、ナンドゲー
ト169B又は169Cのうちの1つがその入力
へ印加されるすべての論理“1”信号を有する如
きカウントに増加される。ナンドゲート169B
又は169Cのうちの特定の1つのゲートは、電
池ラツチ162Aがセツトされるか又はリセツト
されるかどうかに依存している。ナンドゲート1
69B又は169Cのうちの1つが論理“0”信
号を与えると、ナンドゲート169Dの出力は論
理“1”となり、その次に発生する低速クロツク
論理154パルスはラツチ169Aをセツトされ
る。ナンドゲート169Bを通つて印加されるラ
ツチ169Aからの出力により、このセツト状
態はラツチ169Aがインバータ169Fからの
論理“1”信号によつて再びリセツトされるまで
続く。低速カウンタ156の選択された段からナ
ンドゲート169Bおよび169Cへの入力はこ
のようなので、心臓刺激パルス後、又は自然の心
博動検知後100msec経過するとこれらの特定のゲ
ートから論理“0”出力が発生する。 不応論理168は、復帰およびセンスリセツト
論理170をしてセンス不応時間の間に検知した
自然の心臓活動を無視させる信号が発生しうるよ
うに設計されている。不応時間は、メモリ140
の不応部分に含まれる符号によつて選択され、
220msec、325msec、400msec又は無限である。
不応時間として無限が選ばれると、パルス発生器
16は非同期ペースメーカとして動作する。これ
が、パルス発生器16が非同期モードで動作する
ようにプログラムされる方法である。 不応論理168はナンドゲート168Cへの入
力として結合される出力を有する1対の6入力ナ
ンドゲート168Aおよび168Bを具えてい
る。不応論理168はまた2入力ナンドゲート1
68D、3入力ナンドゲート168Eおよび16
8F、4入力ナンドゲート168G、ラツチ16
8Hおよび2個のインバータ168Iおよび16
8Jを具えている。ナンドゲート168Dは220
msecの不応時間を制御するのに用いられる。ナ
ンドゲート168Eは325msecの不応時間を制御
するのに使用され、ナンドゲート168Fは400
msecの不応時間を制御するのに用いられる。第
6E図に示すメモリ140の不応部分の上段から
与えられる不応1信号は、1入力としてナンドゲ
ート168Fへ印加され、インバータ168Iを
通つてナンドゲート168Dおよび168Eへ印
加される。メモリ140の不応部分の下段からの
不応2信号は、1入力としてナンドゲート168
Eへ印加され、インバータ168Gを通つて1入
力としてナンドゲート168Dおよび168Fへ
印加される。ナンドゲート168Cからの出力は
最後の入力としてナンドゲート168Eへ与えら
れ、オーバーフロー論理166のナンドゲート1
66Bの出力におけるオーバーフロー論理信号は
第3の入力としてナンドゲート168Fへ与えら
れる。ナンドゲート168D,168Eおよび1
68Fの各々の出力は、ラツチ168Hからの
出力とともにナンドゲート168Gの入力へ与え
られる。ナンドゲート168Gの出力はラツチ1
68Hのデータ入力へ与えられ、低速クロツク論
理154信号はラツチ168Hのクロツク入力へ
与えられる。ラツチ168Hへのリセツト入力
は、ラツチ164AのQ出力からの再充電論理1
64信号である。 ナンドゲート168Aへの入力は、電池ラツチ
162Aの出力、および低速カウンタ156の
ラツチ156B,156E,156F,156G
および156HのQ出力から与える。ナンドゲー
ト168Bへの入力は、低速カウンタ156のラ
ツチ156B,156C,156E,156F,
156Gおよび156HのQ出力から与えられ
る。このように接続すると、低速カウンタ156
が再充電信号によつて208の計数にセツトされ
てから325msecたつとすべての論理“1”信号が
印加される結果として、ナンドゲート168Aお
よび168Bの出力は論理“0”になる。通常の
電池電圧が与えられており、電池ラツチ168A
がセツト状態に保たれている限りはラツチ168
Bは信号を与える。他方、電池ラツチ162A
は、ナンドゲート168Aの出力から与えられる
信号の325msec後にリセツトされる。 ナンドゲート168D,168E又は168F
のうちのどのゲートが使用可能にされるかは、メ
モリ140の不応部分か与えられる不応1および
不応2信号の符号によつて決定される。もしメモ
リ140の不応部分による記憶がされている符号
をあらわすこれらの信号の符号が“0−0”であ
れば、ナンドゲート168Dが使用可能となり、
常に論理“0”信号を与える。もしその符号が
“0−1”であれば、ナンドゲート168Eが使
用可能となり、ナンドゲート168Cがナンドゲ
ート168Aと168Bによつて決定される325
msecが経過した結果としてそこへ論理“1”信
号を与えるとナンドゲート168Eは論理“0”
信号を与える。もし不応信号符号が“1−0”で
あれば、ナンドゲート168Fが使用可能とな
り、オーバーフロー論理166によつて決定され
る400msecの時間が経過すると、ナンドゲート1
68Fは論理“0”信号を与える。もし不応符号
が“1−1”であれば、ゲート168D,168
E,168Fはいづれも使用可能とはならず、そ
の出力で論理“1”信号を与えつづける。この後
者の場合には、ナンドゲート168Gは、その出
力で常に論理“0”信号を与え、ラツチ168H
は低速クロツク論理154パルスの1つでは決し
てセツトされない。このことは自然の心臓活動の
検知に対して応答することを防止する。 動作すると、不応論理168のラツチ168H
は、各人工的刺激パルスが与えられた後、又は各
自然博動が検知された後に、ラツチ164AのQ
出力からの再充電論理164信号によつてリセツ
トされる。もしナンドゲート168Dがメモリ1
40の不応部分により使用可能となると、ラツチ
168Hは直ちにセツトされ、そのQ出力を論理
“1”とする。もしナンドゲート168E又は1
68Fのうちの1つがメモリ140の不応部分に
よつて使用可能となると、ナンドゲート168G
へ与えられる信号はすべて論理“1”となり、そ
の出力は論理“0”である。従つてラツチ168
Hは、ナンドゲート168E又は168Fのうち
の選ばれた1つが選択された時間後にナンドゲー
ト168Gの入力のうちの1つに論理“0”信号
が与えられるまでは、低速クロツク論理154パ
ルスによつてリセツト状態に保たれる。この時点
で、ナンドゲート168Gの出力は論理“1”と
なり、次の低速クロツク論理154パルスが発生
するとラツチ168Hはセツトされ、その出力
を論理“1”とし、その出力を論理“0”にす
る。出力がナンドゲート168Gを通つて戻さ
れると、ラツチ168Hは再充電論理164信号
によつて再びリセツトされるまでセツト状態に保
たれる。 復帰およびセンスリセツト論理170を参照す
ると、アナログ回路42からのセンス信号が与え
られ、もしそれが適当な時間に発生するとラツチ
170Aはセツトされて自然の心博動が検知され
たことを示す。復帰およびセンスリセツト論理は
ラツチ170B,170C,170D,170E
および170Fからなる反転カウンタを具えてお
り、その各ラツチはそのデータ入力へ戻つて結合
されている出力と、前の段の出力に結合され
ているクロツク入力をもつ。ラツチ170Bの場
合は、クロツク入力はノアゲート170Gの出力
へ結合されており、そのゲート170Gはノアゲ
ート170Hからの出力と、ラツチ154Gの
出力からの低速クロツク論理154信号をその入
力としてもつ。ノアゲート170Hはその4入力
へ、ラツチ170B,170C,170Eおよび
170Fの各々からの出力が印加される。最後
に、ラツチ170B〜170Fの各々へのリセツ
ト入力は、ナンドゲート170Iからの出力に結
合され、このナンドゲート170Iは、自然の心
臓活動が感知される度毎に、又は再充電信号はラ
ツチ164Aの出力から与えられる度毎に論理
“1”信号を与える。 上述の方法で接続すると、ラツチ170B〜1
70Fおよびノアゲート170Gおよび170H
は、212msecのリセツト可能な単安定マルチバイ
ブレータを構成する。ナンドゲート170Iから
の論理“1”信号の結果としてラツチ170B〜
170Fがリセツトされると、ノアゲート170
Hの出力は論理“0”となり、ノアゲート170
Gが低速クロツク論理154信号を通過できるよ
うにする。これらの信号は、ラツチ170B,1
70C,170Eおよび170Fがすべてセツト
されラツチ170Dがリセツトされるまでラツチ
170B〜170Fによつて構成されるカウンタ
によつて計数されるが、ラツチ170B,170
C,170Eおよび170Fがセツトされラツチ
170Dがリセツトされるにはそのカウンタが最
後にリセツトされた時から約220msecかかる。再
充電信号がカウンタをリセツトする結果として加
えられる余分の低速クロツク間隔により更に8m
sec間発生する。この時点において、ノアゲート
170Hの出力は、その入力の各々が論理“0”
である結果として論理“1”となり、すると今度
はこのためにノアゲート170Gがそれ以上の低
速クロツク論理信号を通すことができなくなる。
従つてラツチ170B〜170Fによつて構成さ
れるカウンタは計数を停止する。しかし、220m
secの時間が過ぎる前に論理“1”信号がナンド
ゲート170Iの出力に与えられると、ラツチ1
70B〜170Fはリセツトされ、ノアゲート1
70Hが論理“1”信号を与える前に更に212m
secが必要となる。 復帰およびセンスリセツト論理170はまた6
入力ナンドゲート170Jを具えており、このゲ
ート170Jへはラツチ170B〜170Hの
各々の出力が印加され、ラツチ154Gの出
力からの低速クロツク論理154信号が印加され
る。このように接続されると、ナンドゲート17
0Jは、ラツチ170B〜170Fによつて構成
されるカウンタがリセツトされる度毎に、低速ク
ロツク論理154信号と同時に論理“0”信号を
与える。ナンドゲート170Jからの出力は1入
力としてナンドゲート170Kへ印加され、その
もう一方の入力はブランク論理169のラツチ1
69AのQ出力から与えられる。ナンドゲート1
70Kの出力はラツチ170Lのリセツト入力へ
与えられる。ラツチ170Lへのデータ入力は電
池電圧又は論理“1”信号へ接続される。ラツチ
170Lへのクロツク入力はノアゲート170M
の出力へ接続され、その1入力へはアナログ回路
42からのセンス信号が印加され、そのもう一方
の入力へはデマンド論理190のノアゲート19
0Aの出力からの信号が印加される。通常はノア
ゲート190Aの出力は論理“0”であり、ノア
ゲート170Mを使用可能に保つ。 ラツチ170Lからの出力は1入力としてナ
ンドゲート170Iへ与えられる。ナンドゲート
170Iへのもう一方の入力は、ラツチ164A
の出力から与えられる再充電論理164信号で
ある。このように接続されると、ラツチ170L
がセンス信号を与えられた結果としてセツトされ
るか、又は再充電信号がパルス幅信号が与えられ
た結果、又は自然の心臓博動が検知された結果再
充電論理164から与えられると、ナンドゲート
170Iはその出力で論理“1”信号を与えて反
転カウンタをリセツトする。 ラツチ170LからのQ出力はラツチ170A
のクロツク入力へ印加され、ラツチ170Aへの
データ入力はナンドゲート170Nの出力へ結合
され、このゲート170Nはその1入力へ印加さ
れるノアゲート170Hからの出力と、そのもう
一方の入力へ印加される不応論理ラツチ168H
の出力をもつ。ラツチ170Aへのセツト入力
は、再充電ラツチ164AのQ出力からの再充電
論理164信号へ結合される。人工的博動が与え
られ、又は自然の心臓活動が検知されて再充電信
号が再充電論理164から与えられる度毎に、ラ
ツチ170Aはセツトされ、そのQ出力を論理
“1”とし、その出力を論理“0”にする。ラ
ツチ170Aがリセツトになる唯一の方法は、セ
ンス信号がノアゲート170Mを通つてセツトラ
ツチ170Lへ与えられる前に、ナンドゲート1
70Nからのデータ入力信号が論理“0”になる
ことである。ラツチ170Aのデータ入力が論理
“0”になるためには、ナンドゲート170Nへ
の両入力が論理“1”でなければならない。従つ
て、ラツチ170B〜170Fで構成される反転
カウンタは212msecの時間を過ぎても計数しなけ
ればならず、更にラツチ不応論理168Hは選択
された不応時間が過ぎた結果としてセツトされな
ければならない。これら2つの時間がともに過ぎ
てからセンス信号がアナログ回路42のセンス増
幅器から与えられると、ラツチ170Lはセツト
され、そのQ出力を論理“1”とする。すると今
度はこれがナンドゲート170Nからの論理
“0”信号をラツチ170Aに刻時して、そのQ
出力を論理“0”とし、その出力を論理“1”
にする。ラツチ178からの出力はヒステリシ
ス論理174へ与えられて、上述した方法でその
ラツチ174Hと174Jをリセツトする。 復帰およびセンスリセツト論理170に関して
は、不応論理168のゲート168Dがメモリ1
40の不応部分の符号によつて選ばれると、ラツ
チ168Hは常にセツトされ、反転カウンタ17
0Dからの220msecの時間だけが不応時間を制御
する点に注意すべきである。従つて、220msecの
不応時間が選ばれることになる。無限の不応時間
がメモリ140の不応部分の符号によつて選ばれ
ると、ラツチ168Hは決してセツトされず、従
つてナンドゲート170Nからの出力は決して論
理“0”にならない点にも注意すべきである。こ
の場合には、ラツチ170Aは決してリセツトさ
れて自然の心臓活動の感知を示さない。従つて、
パルス発生器16は非同期モードで動作する。 ラツチ170B〜170Fにより構成される反
転カウンタの220msecのタイムアウト時間が終了
する前に自然の心臓活動が感知されると、その反
転カウンタはリセツトされ、更に212msecの時間
が必要となる点にも注意すべきである。この特徴
は、持続的干渉信号がアナログ回路42内のセン
ス増幅器によつて検知された時に重要となる。も
しこの持続的干渉信号が約5Hzより大きな周波数
をもつと、ラツチ170B〜170Fで構成され
る反転カウンタは持続的にリセツトされ、212m
secの時間まで計数することができなくなる。従
つて、ノアゲート170Hが論理“1”信号を与
えて、ナンドゲート170Nが論理“0”信号を
与えることができるようにはしない。従つて、パ
ルス発振器は非同期モードで動作するようになる
か、又はより一般的に述べられているように、外
部干渉信号の持続的波の存在により同期モードに
反転する。 第6M図に示すR同期ゲート176を参照する
と、ナンドゲート176A、ノアゲート176
B、オアゲート176Cが具えられており、その
各ゲートは2入力と1出力を有する。ナンドゲー
ト176Aとノアゲート176Bの各々の入力の
1つはオアゲート176Cの出力に結合されてお
り、ゲート176Cはメモリ140のR同期部分
と、そこへ結合されている検孔パルス論理のラツ
チ188AのQ出力をもつ。もしメモリ140の
R同期部分又はラツチ188AのQ出力が論理
“1”信号を与えると、オアゲート176Cは論
理“1”信号を与えて、ナンドゲート176Aを
使用可能にしパルス発生器16をR同期で動作さ
せる。メモリ140のR同期部分が論理“0”信
号を与えラツチ188Aがセツトされていない
と、ノアゲート176Bは使用可能となつてパル
ス発生器16はデマンドモードで動作する。ナン
ドゲート176Aへのもう一方の入力は、復帰お
よびセンスリセツト論理170のラツチ170A
の出力へ結合され、ナンドゲート176Bへの
もう一方の入力はラツチ170Aの2出力へ結合
される。もしナンドゲート176Aが使用可能に
なると、R同期モードの動作がプログラムされ、
従つてセンス信号が与えられラツチ170Aがセ
ツトされる度毎に、論理“0”がナンドゲート1
76Aからデジタルレート制限回路180のナン
ドゲート180Gへ与えられて、上述の方法によ
り心臓刺激パルスが与えられるようにする。他
方、ノアゲート176Bがメモリ140のR同期
部分からの論理“0”信号によつて使用可能とな
りデマンドモードの動作をあらわすと、ラツチ1
78Aが自然の心臓活動の検知の結果としてセツ
トされる度毎に、論理“1”信号がノアゲート1
70Bから印加されて事後再同期論理ラツチ18
7Aをセツトし、再充電信号が与えられて低速カ
ウンタをリセツトし、新しいパルスのためのタイ
ムアウト時間を開始させる。もしラツチ188A
がセツトされると、余分の検孔パルスとそれに先
行するパルスがR同期モードで発生して、確実に
心臓サイクルのベネラブル部分が脈動しないよう
にする。 第6I図に示すデマンンド論理190Aを参照
すると、6入力ノアゲート190A、2入力ノア
ゲート190B、ラツチ190C、インバータ1
90Dが具えられている。デマンド論理190の
目的は、リードスイツチ46が閉じられている間
ペースメーカのモードを制御することである。通
常はパルス発生器16は、リードスイツチ46が
閉じていると非同期モードで動作する。しかしあ
る場合には、特に医師が或る種の診断検査を行う
ために継続的にペースメーカをプログラムしてい
る時には、パルス発信器16をデマンドモードで
動作させることが望ましい。更に、一部のパラメ
ータ、例えば感度、R同期、不応のパラメータを
一時的モードでプログラムする場合には、パルス
発生器16をデマンドモードで動作させる必要が
生じることが予想される。という訳は、これらの
パラメータはセンス増幅器の適当な動作に依存す
るからである。 ラツチ190Cは一時的メモリ132の段から
の出力、換言するとプログラミング語のデータ部
分の最下位ビツトをそのデータ入力へ与えてい
る。永久的デマンドパラメータをあらわすナンド
ゲート132Lからの出力はインバータ190D
を通つてラツチ190Cのクロツク入力へ与えら
れ、リードスイツチ論理159のリードスイツチ
ラツチ159Aからの出力はノアゲート190
Aの1入力へ、ならびにラツチ190Cのセツト
入力へ与えられる。ラツチ190Cからの出力
も1入力としてノアゲート190Aへ与えられ
る。一時的メモリ132の段132−8からの出
力も1入力としてノアゲート190Bへ与えられ
る。ノアゲート190Bへのもう一方の入力は、
パラメータデコード論理138のナンドゲート1
38Bの出力から与えられ、これは一時的デマン
ドパラメータ出力である。ノアゲート190Bの
出力は第3の入力としてノアゲート190Aへ与
えられる。ノアゲート190Aへの他の3入力
は、メモリ140に含まれるインバータを通つて
パラメータデコード論理138から与えられる一
時的不応信号、一時的感度信号および一時的R同
期信号に結合される。 動作すると、リードスイツチ46がその通常の
開かれた位置にあると、ノアゲート190Aの出
力は論理“0”であり、復帰およびセンスリセツ
ト論理170のノアゲート170Mを使用可能な
状態に保つ。リードスイツチ46が閉となり、ラ
ツチ159Aがセツトされてその出力を論理
“0”にすると、そこへ印加される他の信号がす
べて論理“0”であればノアゲート190Aは論
理“1”信号を与える。不応、感度、又はR同期
パラメータのうちの1つが一時的モードでプログ
ラムされて、一時的不応、一時的感度および一時
的R同期信号を論理“1”にしない限り、これが
通常の場合である。また、一時的デマンドパラメ
ータがプログラムされ、第8データビツドが論理
“0”となつてデマンドモードを示すと、ノアゲ
ート190Bは論理“1”信号を与え、従つてノ
アゲート190Aの出力は論理“0”となる。最
後に、もし永久的デマンドパラメータがプログラ
ムされ、第8データビツトが論理“0”となつて
デマンドモードを示すと、ラツチ190Cがリセ
ツトされ、その出力を論理“0”とする。する
と今度はこれがノアゲート190Aの出力を論理
“0”とする。 永久的デマンド特徴のプログラミングは、事実
上半永久的状態にすぎず、即ちそれはリードスイ
ツチが閉である間だけ続くものであるが、その他
のパラメータの永久的プログラミングはそれらが
その後に変更されるまで続く点に注意すべきであ
る。 第6図Mに示すリードスイツチ論理159を参
照すると、ラツチ159Aとインバータ159B
が具えられている。リードスイツチ46が開であ
れば通常は論理“0”であり、リードスイツチ4
6が閉であれば論理“1”であるリードスイツチ
信号はラツチ159Aのデータ入力へ印加され、
インバータ159Bを通つてラツチ159Aのリ
セツト入力へ印加される。リードスイツチ論理1
59Aへのクロツク入力はブランク論理169の
インバータ169Fの出力へ結合される。従つて
リードスイツチラツチ159Aは、刺激パルスが
与えられる度毎に、又は自然の心博動が検知され
る度毎にクロツクされる。もしリードスイツチ4
6が閉じると、ラツチ159Aはセツト状態にク
ロツクされ、そのQ出力を論理“1”にし、その
Q出力を論理“0”にし、もしリードスイツチ4
6が開いていると、ラツチ159Aはインバータ
159Bを通して直ちにリセツトされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、プログラマおよび植込み型心臓ペー
スメーカパルス発生器のシステム全体を示す。第
2図は、プログラマからパルス発生器へ与えられ
る符号の種類を示す。第3図は1プログラミング
語とその各種部分をブロツク形成で示す。第4図
は本実施例のデジタル回路部分とアナログ回路部
分間の相互接続図およびこれら2部分間に与えら
れる各種信号を示す。第5図は、第5A,Bおよ
びC図の配置を示し、第5A,BおよびC図は本
発明のデジタル回路部分をブロツク形成で示す。
第6図は、第6A〜N図の配置を示し、第6A〜
N図は本発明の更に詳しい回路図、デジタル回路
を示す。第5A,B,C図において、104はカ
ウンタラツチ、106は24へのリセツト論理、
108はデータデコード論理、110は8段シフ
トレジスタ、114はアクセス符号チエツク、1
16は13段シフトレジスタ、122は誤り検査論
理、124はパリテイ検査論理、134は禁止論
理、132は一時的メモリ、120はタイムアウ
ト論理、126はリセツト論理、128は書き込
みラツチ、136はメモリストローブ、130は
テストラツチ、142は禁止デコード論理、14
0はメモリ、138はパラメータデコード論理、
157はパルス幅デコード論理、172はレート
デコード論理、174はヒステリシス論理、19
0はデマンド論理、152は高速カウンタ、15
4は低速クロツク論理、160は閾値検査論理、
182はヒステリシスゲート、156は低速カウ
ンタ、159はリードスイツチ論理、188は検
孔パルス論理、162は電池ラツチ、166はオ
ーバーフロー論理、184は事前再同期論理、1
87は事後再同期論理、164は再充電論理、1
80はデジタルレート制限論理、169はブラン
ク論理、168は不応論理、170は復帰センス
リセツト論理。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 医療装置の動作条件に影響を与え遠隔的にそ
    こに印加されるプログラム信号を受入れ、記憶す
    るプログラム記憶手段を具えるプログラム可能植
    込み型医療装置において、動作条件の1つは前記
    医療装置の動作を禁止することであり、プログラ
    ミング信号に応答し、禁止条件を与えるプログラ
    ミング信号の受信及び受入れにより禁止条件信号
    を与えるプログラム受信手段と、禁止条件信号に
    応答し、前記医療装置の動作を禁止させる禁止制
    御手段と、及び一定の時間の経過後前記禁止条件
    信号の供給を終了させるタイミング手段とによつ
    て特徴づけられたデジタル心臓ペースメーカ。 2 体組織に結合されるのに適合した出力端子に
    刺激パルスを提供するパルス発生手段を具え、前
    記禁止条件プログラム受信信号ではない前記プロ
    グラム受信手段の信号に応答して制御信号を与
    え、前記刺激パルスの供給を制御する発振器手
    段、及び前記制御信号に応答し、前記刺激信号を
    発生させる出力手段とを具備することを特徴とす
    る前記特許請求の範囲第1項記載のデジタル心臓
    ペースメーカ。
JP14288879A 1978-11-06 1979-11-06 Digital heart pacemaker Granted JPS5566371A (en)

Applications Claiming Priority (1)

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US05/957,959 US4267843A (en) 1978-11-06 1978-11-06 Means to inhibit a digital cardiac pacemaker

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5566371A JPS5566371A (en) 1980-05-19
JPH0336545B2 true JPH0336545B2 (ja) 1991-05-31

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ID=25500404

Family Applications (1)

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JP14288879A Granted JPS5566371A (en) 1978-11-06 1979-11-06 Digital heart pacemaker

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EP (1) EP0011944B1 (ja)
JP (1) JPS5566371A (ja)
AU (1) AU527330B2 (ja)
CA (1) CA1136223A (ja)
DE (1) DE2944618A1 (ja)
FR (1) FR2440746B1 (ja)

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EP0011944A2 (en) 1980-06-11
US4267843A (en) 1981-05-19
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