JPH0335493Y2 - - Google Patents
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- JPH0335493Y2 JPH0335493Y2 JP12894184U JP12894184U JPH0335493Y2 JP H0335493 Y2 JPH0335493 Y2 JP H0335493Y2 JP 12894184 U JP12894184 U JP 12894184U JP 12894184 U JP12894184 U JP 12894184U JP H0335493 Y2 JPH0335493 Y2 JP H0335493Y2
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- metal fitting
- cable
- welding
- inner metal
- outer metal
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- Arc Welding In General (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は、ガスシールドアーク溶接に用いられ
る溶接用コンジツトケーブルのコネクターに関す
る。
る溶接用コンジツトケーブルのコネクターに関す
る。
<従来の技術>
一般に、ガスシールドアーク溶接においては、
シールドガスホース、操作具の制御用ケーブルお
よび溶接電流用の電力ケーブルなどが適宜に接続
されるが、これらのホースやケーブル類が個々
の、即ち複数個の接続具により着脱されるものと
すれば作業性が悪くなる。これに対処するために
この種の従来技術としては、例えば第6図に示す
ごとく、シールドガス接続用突部50や複数の制
御用電気接続突出端子51,51…などの突設し
たプラグ側52を、シールドガス接続孔53や制
御用接続端子孔54,54…などの孔設したリセ
プタクル側55に連結させて、すなわち各突出部
を夫々の対応する嵌合孔に挿通して連結させてホ
ースおよびケーブルを一括して接続するコネクタ
ーがある(例えば、実開昭55−108684号公報)。
シールドガスホース、操作具の制御用ケーブルお
よび溶接電流用の電力ケーブルなどが適宜に接続
されるが、これらのホースやケーブル類が個々
の、即ち複数個の接続具により着脱されるものと
すれば作業性が悪くなる。これに対処するために
この種の従来技術としては、例えば第6図に示す
ごとく、シールドガス接続用突部50や複数の制
御用電気接続突出端子51,51…などの突設し
たプラグ側52を、シールドガス接続孔53や制
御用接続端子孔54,54…などの孔設したリセ
プタクル側55に連結させて、すなわち各突出部
を夫々の対応する嵌合孔に挿通して連結させてホ
ースおよびケーブルを一括して接続するコネクタ
ーがある(例えば、実開昭55−108684号公報)。
<考案が解決しようとする問題点>
しかしながら、このような従来のコネクターに
おいては、プラグ側52とリセプタクル側55と
に夫々配設される各突出部と夫々の嵌合孔との芯
出しを確実に行なわなければならないため、コネ
クターが高価となる問題点があつた。また、一般
に電力ケーブルは溶接電流の大容量化および長尺
化にともなつて、自重も増大するが、上記従来の
ごとく電力ケーブルおよび制御用ケーブルなどを
一括して接続する場合、溶接作業時に電力ケーブ
ルの自重に帰因する大きい力が上記コネクターに
作用して、上記接続部が弛緩されてガタを生じる
こととなり、ひいては制御用接続部における不正
信号の発生に繋がつていた。さらにまた、上記従
来の複数の制御用電気接続突出端子の断面積が小
さいため、プラグ側の取扱い時に制御用の突出端
子を曲げて補修に手間取る虞れがあつた。
おいては、プラグ側52とリセプタクル側55と
に夫々配設される各突出部と夫々の嵌合孔との芯
出しを確実に行なわなければならないため、コネ
クターが高価となる問題点があつた。また、一般
に電力ケーブルは溶接電流の大容量化および長尺
化にともなつて、自重も増大するが、上記従来の
ごとく電力ケーブルおよび制御用ケーブルなどを
一括して接続する場合、溶接作業時に電力ケーブ
ルの自重に帰因する大きい力が上記コネクターに
作用して、上記接続部が弛緩されてガタを生じる
こととなり、ひいては制御用接続部における不正
信号の発生に繋がつていた。さらにまた、上記従
来の複数の制御用電気接続突出端子の断面積が小
さいため、プラグ側の取扱い時に制御用の突出端
子を曲げて補修に手間取る虞れがあつた。
<問題点を解決するための手段>
本考案は、上記従来の問題点に着目してなされ
たもので、軸芯部にシールドガス用通路を形成
し、2芯の制御用ケーブルを内包した溶接用コン
ジツトケーブルの少なくとも一端側に、軸芯部に
貫通孔を有して前記制御用ケーブルの一方が接続
された第1の内側金具と、該内側金具の外部に絶
縁筒を介して略同芯状に配設されて前記制御用ケ
ーブルの他方が接続された第1の外側金具とから
なる第1の連結部材を配設すると共に、溶接用コ
ンジツトケーブルの連結側に、前記第1の内側金
具と軸方向に当接する、2芯の連結用制御ケーブ
ルの一方が接続された、軸芯部に貫通孔を有する
第2の内側金具と、該第2の内側金具の外部に絶
縁筒を介して略同芯状に配設されて前記連結用制
御ケーブルの他方が接続された第2の外側金具と
からなる第2の連結部材を配設し、かつ前記第1
および第2の外側金具を導電部材を介して軸方向
に対して着脱自在に支持する支持機構を配設する
ことにより上記問題点を解決している。
たもので、軸芯部にシールドガス用通路を形成
し、2芯の制御用ケーブルを内包した溶接用コン
ジツトケーブルの少なくとも一端側に、軸芯部に
貫通孔を有して前記制御用ケーブルの一方が接続
された第1の内側金具と、該内側金具の外部に絶
縁筒を介して略同芯状に配設されて前記制御用ケ
ーブルの他方が接続された第1の外側金具とから
なる第1の連結部材を配設すると共に、溶接用コ
ンジツトケーブルの連結側に、前記第1の内側金
具と軸方向に当接する、2芯の連結用制御ケーブ
ルの一方が接続された、軸芯部に貫通孔を有する
第2の内側金具と、該第2の内側金具の外部に絶
縁筒を介して略同芯状に配設されて前記連結用制
御ケーブルの他方が接続された第2の外側金具と
からなる第2の連結部材を配設し、かつ前記第1
および第2の外側金具を導電部材を介して軸方向
に対して着脱自在に支持する支持機構を配設する
ことにより上記問題点を解決している。
<実施例>
第1図乃至第3図は本考案の第一の実施例を示
す図、第4図は本考案の対象とする溶接用コンジ
ツトケーブルを配設した溶接装置の全体図であつ
て、第4図において、Aは適宜のケーブルおよび
ホースを介して電源Bおよびシールド用ガス源C
に連結された溶接用電源機、Dは消耗性ワイヤを
配設したワイヤ送給装置で、このワイヤ送給装置
Dと溶接用電源機Aとには、シールドガス用通路
を有し2芯の制御用ケーブルを内包した溶接用コ
ンジツトケーブルEおよび電力ケーブルFが夫々
連結されている。GおよびHは溶接用トーチおよ
び母材側ケーブルである。さて、第4図に示され
る溶接用コンジツトケーブルEの接続部について
詳細に説明すると、第1図乃至第3図において、
溶接用コンジツトケーブルEは、気密性と可撓性
とを有する中空管1、例えばビニールもしくはテ
フロンなどの合成樹脂もしくはゴム製チユーブ
と、中空管1の外周に沿つて配設された2芯の制
御用ケーブル2と、中空管1および制御用ケーブ
ル2を覆う可撓性の被覆部材3とにより構成され
ている。この場合、2芯の制御用ケーブル2と
は、2系列の制御用信号を伝達し得る構造のもの
であればよく、従つて単線又はより線を夫々別個
にした2本のケーブルとしたり、あるいは単線又
はより線を電気的に絶縁した2系路を有する1体
のケーブルとすることができる。なお、制御用ケ
ーブル2は中空管1の外周部に螺旋状に巻回して
おけば溶接用コンジツトケーブルEの引廻し時の
弛みが少ないため有効である。4は軸芯部に貫通
孔401を有する第1の内側金具で、この第1の
内側金具4は溶接用コンジツトケーブルEの端
部、例えばX1方向の端部に係止される。6は電
気的絶縁筒5を介して第1の内側金具4の外部に
略同芯状に配設される第1の外側金具で、この第
1の外側金具6のX2方向の端部には2芯の制御
用ケーブル2の一方が接続され、かつ第1の内側
金具4には制御用ケーブル2の他方が接続され
る。なお、第1の外側金具6、絶縁筒5および第
1の内側金具4をより強固に位置決めするため
に、締付具8を配設した方が好ましい。上記4乃
至6により第1の連結部材7が構成されている。
9は軸芯部に貫通孔901を有する第2の内側金
具で、この第2の内側金具9のX2方向の端部に
は、第1の内側金具4と軸方向に当接する当接
部、例えばX1方向側に縮径したテーパー状凹部
902が形成されている。11は電気的絶縁筒1
0を介して第2の内側金具9の外部に略同芯状に
配設される第2の外側金具で、例えばこの第2の
外側金具11をワイヤ送給装置Dの枠体に電気絶
縁的に支持する。上記9乃至11により第2の連
結部材12が構成されている。なお、第1および
第2の外側金具6,11には、導電部材を介して
軸方向に対して着脱自在に支持する支持機構13
が配設されている。例えば、第1の外側金具6に
対して回転自在に支持されて外部が電気的絶縁部
材により覆われた導電性の袋ナツト14と、第2
の外側家具11のX2方向の端部に螺接されて袋
ナツト14の螺合する導電性の係合雄ネジ15と
により支持機構13を構成することができる。勿
論、袋ナツト14と係合雄ネジ15との配設状態
を逆にすることもできる。また、第2の内側金具
9および外側金具11の夫々のX1方向の端部に
は適宜に接続端子16および17が支持されると
共に、第2の内側金具9のX1方向の端部にはシ
ールドガス用接続部材18、例えばガスホースが
連結されている。上記第1および第2の連結部材
7,12と支持機構13とにより溶接用コンジツ
トケーブルコネクターが構成される。
す図、第4図は本考案の対象とする溶接用コンジ
ツトケーブルを配設した溶接装置の全体図であつ
て、第4図において、Aは適宜のケーブルおよび
ホースを介して電源Bおよびシールド用ガス源C
に連結された溶接用電源機、Dは消耗性ワイヤを
配設したワイヤ送給装置で、このワイヤ送給装置
Dと溶接用電源機Aとには、シールドガス用通路
を有し2芯の制御用ケーブルを内包した溶接用コ
ンジツトケーブルEおよび電力ケーブルFが夫々
連結されている。GおよびHは溶接用トーチおよ
び母材側ケーブルである。さて、第4図に示され
る溶接用コンジツトケーブルEの接続部について
詳細に説明すると、第1図乃至第3図において、
溶接用コンジツトケーブルEは、気密性と可撓性
とを有する中空管1、例えばビニールもしくはテ
フロンなどの合成樹脂もしくはゴム製チユーブ
と、中空管1の外周に沿つて配設された2芯の制
御用ケーブル2と、中空管1および制御用ケーブ
ル2を覆う可撓性の被覆部材3とにより構成され
ている。この場合、2芯の制御用ケーブル2と
は、2系列の制御用信号を伝達し得る構造のもの
であればよく、従つて単線又はより線を夫々別個
にした2本のケーブルとしたり、あるいは単線又
はより線を電気的に絶縁した2系路を有する1体
のケーブルとすることができる。なお、制御用ケ
ーブル2は中空管1の外周部に螺旋状に巻回して
おけば溶接用コンジツトケーブルEの引廻し時の
弛みが少ないため有効である。4は軸芯部に貫通
孔401を有する第1の内側金具で、この第1の
内側金具4は溶接用コンジツトケーブルEの端
部、例えばX1方向の端部に係止される。6は電
気的絶縁筒5を介して第1の内側金具4の外部に
略同芯状に配設される第1の外側金具で、この第
1の外側金具6のX2方向の端部には2芯の制御
用ケーブル2の一方が接続され、かつ第1の内側
金具4には制御用ケーブル2の他方が接続され
る。なお、第1の外側金具6、絶縁筒5および第
1の内側金具4をより強固に位置決めするため
に、締付具8を配設した方が好ましい。上記4乃
至6により第1の連結部材7が構成されている。
9は軸芯部に貫通孔901を有する第2の内側金
具で、この第2の内側金具9のX2方向の端部に
は、第1の内側金具4と軸方向に当接する当接
部、例えばX1方向側に縮径したテーパー状凹部
902が形成されている。11は電気的絶縁筒1
0を介して第2の内側金具9の外部に略同芯状に
配設される第2の外側金具で、例えばこの第2の
外側金具11をワイヤ送給装置Dの枠体に電気絶
縁的に支持する。上記9乃至11により第2の連
結部材12が構成されている。なお、第1および
第2の外側金具6,11には、導電部材を介して
軸方向に対して着脱自在に支持する支持機構13
が配設されている。例えば、第1の外側金具6に
対して回転自在に支持されて外部が電気的絶縁部
材により覆われた導電性の袋ナツト14と、第2
の外側家具11のX2方向の端部に螺接されて袋
ナツト14の螺合する導電性の係合雄ネジ15と
により支持機構13を構成することができる。勿
論、袋ナツト14と係合雄ネジ15との配設状態
を逆にすることもできる。また、第2の内側金具
9および外側金具11の夫々のX1方向の端部に
は適宜に接続端子16および17が支持されると
共に、第2の内側金具9のX1方向の端部にはシ
ールドガス用接続部材18、例えばガスホースが
連結されている。上記第1および第2の連結部材
7,12と支持機構13とにより溶接用コンジツ
トケーブルコネクターが構成される。
上記構成において、溶接用コンジツトケーブル
Eの連結側、例えばワイヤ送給装置D側に第2の
連結部材12を配置し、この第2の連結部材12
と溶接用コンジツトケーブルEの例えばX1方向
の端部に支持した第1の連結部材7とを支持機構
13により連結するだけでシールド用ガスの通路
と制御用の電気2系路、即ち絶縁筒5,10によ
り区画された内側および外側の電気的系路とを確
実に確保することができる。例えば、第1図にお
いて、第1および第2の外側金具6,11が相互
に軸方向に当接するよう袋ナツト14を回動操作
するだけで溶接用コンジツトケーブルEの連結作
業が完了する。すなわち、シールドガスは溶接用
コンジツトケーブルE内の通路101から内側金
具内の通路401,901を経てシールドガス用
接続部材18内に供給されると共に、絶縁筒5,
10を介して夫々接続端子16,17に至る内側
および外側の制御用の電気2系路が形成される。
勿論、袋ナツト14と係合雄ネジ15との螺合状
態を解消すれば溶接用コンジツトケーブルEの連
結が解消される。なお、19はOリングあるいは
ガスケツト等の気密部材で、このように気密部材
19を適宜に配設して第1および第2の内側金具
4,9間の気密に留意した方が好ましい。
Eの連結側、例えばワイヤ送給装置D側に第2の
連結部材12を配置し、この第2の連結部材12
と溶接用コンジツトケーブルEの例えばX1方向
の端部に支持した第1の連結部材7とを支持機構
13により連結するだけでシールド用ガスの通路
と制御用の電気2系路、即ち絶縁筒5,10によ
り区画された内側および外側の電気的系路とを確
実に確保することができる。例えば、第1図にお
いて、第1および第2の外側金具6,11が相互
に軸方向に当接するよう袋ナツト14を回動操作
するだけで溶接用コンジツトケーブルEの連結作
業が完了する。すなわち、シールドガスは溶接用
コンジツトケーブルE内の通路101から内側金
具内の通路401,901を経てシールドガス用
接続部材18内に供給されると共に、絶縁筒5,
10を介して夫々接続端子16,17に至る内側
および外側の制御用の電気2系路が形成される。
勿論、袋ナツト14と係合雄ネジ15との螺合状
態を解消すれば溶接用コンジツトケーブルEの連
結が解消される。なお、19はOリングあるいは
ガスケツト等の気密部材で、このように気密部材
19を適宜に配設して第1および第2の内側金具
4,9間の気密に留意した方が好ましい。
第5図は本考案の他の実施例を示す図であつ
て、第1および第2の溶接用コンジツトケーブル
E1,E2を着脱自在に連結、即ち中継するもの
である。中継コネクター20のX1方向およびX
2方向側に上記第1および第2の連結部材7,1
2と支持機構13とよりなるコネクターを夫々配
設したもので、このように構成すれば、第1また
は第2の溶接用コンジツトケーブルE1,E2を
所定長のものと交換する作業を容易にしかも迅速
に行なうことができる。例えば、溶接用電源機A
とワイヤ送給装置Dとのなす間隔を延長する場
合、第1または第2の溶接用コンジツトケーブル
E1,E2の一方を所定長のものと交換すればよ
い。
て、第1および第2の溶接用コンジツトケーブル
E1,E2を着脱自在に連結、即ち中継するもの
である。中継コネクター20のX1方向およびX
2方向側に上記第1および第2の連結部材7,1
2と支持機構13とよりなるコネクターを夫々配
設したもので、このように構成すれば、第1また
は第2の溶接用コンジツトケーブルE1,E2を
所定長のものと交換する作業を容易にしかも迅速
に行なうことができる。例えば、溶接用電源機A
とワイヤ送給装置Dとのなす間隔を延長する場
合、第1または第2の溶接用コンジツトケーブル
E1,E2の一方を所定長のものと交換すればよ
い。
なお、第1および第2の連結部材を着脱自在に
支持する支持機構を袋ナツトと係合雄ネジとによ
り構成すれば、袋ナツトの回動操作により第1お
よび第2の連結部材を着脱することができるので
有利であるが、これにも拘わらず、第1および第
2の連結部材の夫々の外側金具に軸方向に離間す
る導電性のフランジ部を設け、このフランジ部を
相互に軸方向に近接させて連結する締付具により
上記支持機構を構成することもできる。また本考
案に係る溶接用コンジツトケーブルコネクター
は、消耗品ワイヤを添加ワイヤとした、いわゆる
非消耗性電極用として用いることもできる。
支持する支持機構を袋ナツトと係合雄ネジとによ
り構成すれば、袋ナツトの回動操作により第1お
よび第2の連結部材を着脱することができるので
有利であるが、これにも拘わらず、第1および第
2の連結部材の夫々の外側金具に軸方向に離間す
る導電性のフランジ部を設け、このフランジ部を
相互に軸方向に近接させて連結する締付具により
上記支持機構を構成することもできる。また本考
案に係る溶接用コンジツトケーブルコネクター
は、消耗品ワイヤを添加ワイヤとした、いわゆる
非消耗性電極用として用いることもできる。
<考案の効果>
(イ) 溶接用コンジツトケーブルを電力ケーブルと
は別体として連結側に接続するため、従来のご
とく一括して接続する場合に電力ケーブルの自
重に帰因したガタが溶接用コンジツトの接続部
に発生することはなく、従つて制御用接続部に
おける不正信号の発生は皆無となる。
は別体として連結側に接続するため、従来のご
とく一括して接続する場合に電力ケーブルの自
重に帰因したガタが溶接用コンジツトの接続部
に発生することはなく、従つて制御用接続部に
おける不正信号の発生は皆無となる。
(ロ) 第1および第2の連結部材は、夫々内側金具
と内側金具の外部に絶縁筒を介して略同芯状に
配設された外側金具とより構成されるため、従
来のごとくプラグ側およびリセプタクル側に突
出部と嵌合孔とを夫々複数設ける構造のものに
比して、連結部材の製作および組付けが容易で
あり、従つてコネクターを安価で提供すること
ができる。
と内側金具の外部に絶縁筒を介して略同芯状に
配設された外側金具とより構成されるため、従
来のごとくプラグ側およびリセプタクル側に突
出部と嵌合孔とを夫々複数設ける構造のものに
比して、連結部材の製作および組付けが容易で
あり、従つてコネクターを安価で提供すること
ができる。
(ハ) 第1および第2の連結部材は、夫々内側金具
と内側金具の外部に絶縁筒を介して略同芯状に
配設された外側金具とより構成されるため、第
1および第2の連結部材の夫々の機械的強度が
向上し、従つて従来のごとくプラグ側およびリ
セプタクル側に夫々断面積の小さい制御用電気
接続突出端子および該突出端子の嵌合孔を夫々
複数個配設させた場合に発生していた制御用突
出端子の折曲事故およびこれに伴なう制御用突
出端子の補修作業が皆無となり、しかも、第1
および第2の外側金具を着脱自在に支持する支
持機構を操作することにより、シールドガス用
通路を形成し、2芯の制御用ケーブルを内包し
た溶接用コンジツトケーブルの着脱を遂行する
ことができる。
と内側金具の外部に絶縁筒を介して略同芯状に
配設された外側金具とより構成されるため、第
1および第2の連結部材の夫々の機械的強度が
向上し、従つて従来のごとくプラグ側およびリ
セプタクル側に夫々断面積の小さい制御用電気
接続突出端子および該突出端子の嵌合孔を夫々
複数個配設させた場合に発生していた制御用突
出端子の折曲事故およびこれに伴なう制御用突
出端子の補修作業が皆無となり、しかも、第1
および第2の外側金具を着脱自在に支持する支
持機構を操作することにより、シールドガス用
通路を形成し、2芯の制御用ケーブルを内包し
た溶接用コンジツトケーブルの着脱を遂行する
ことができる。
第1図は本考案の実施例の要部を示す縦断面
図。第2図および第3図は、夫々第1図の−
線および−線断面図、第4図は本考案の対象
とする溶接要コンジツトケーブルを配設した溶接
装置の全体図、第5図は本考案の他の実施例の要
部を示す縦断面図、第6図は従来の構成説明見取
図である。 1……中空管、2……制御要ケーブル、4……
第1の内側金具、5,10……絶縁筒、6……第
1の外側金具、7……第1の連結部材、9……第
2の内側金具、11……第2の外側金具、12…
…第2の連結部材、13……支持機構、14……
袋ナツト、15……係合雄ネジ、E……溶接要コ
ンジツトケーブル、D……ワイヤ送給装置。
図。第2図および第3図は、夫々第1図の−
線および−線断面図、第4図は本考案の対象
とする溶接要コンジツトケーブルを配設した溶接
装置の全体図、第5図は本考案の他の実施例の要
部を示す縦断面図、第6図は従来の構成説明見取
図である。 1……中空管、2……制御要ケーブル、4……
第1の内側金具、5,10……絶縁筒、6……第
1の外側金具、7……第1の連結部材、9……第
2の内側金具、11……第2の外側金具、12…
…第2の連結部材、13……支持機構、14……
袋ナツト、15……係合雄ネジ、E……溶接要コ
ンジツトケーブル、D……ワイヤ送給装置。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 軸芯部にシールドガス用通路を形成し、2芯
の制御用ケーブルを内包した溶接用コンジツト
ケーブルの少なくとも一端部に、軸芯部に貫通
孔を有して前記制御用ケーブルの一方が接続さ
れた第1の内側金具と、該内側金具の外部に絶
縁筒を介して略同芯状に配設されて前記制御用
ケーブルの他方が接続された第1の外側金具と
からなる第1の連結部材を配設すると共に、溶
接用コンジツトレーブルの連結側に、前記第1
の内側金具と軸方向に当接する、2芯の連結用
制御ケーブルの一方が接続された、軸芯部に貫
通孔を有する第2の内側金具と、該第2の内側
金具の外部に絶縁筒を介して略同芯状に配設さ
れて前記連結用制御ケーブルの他方が接続され
た第2の外側金具とからなる第2連結部材を配
設し、かつ前記第1および第2の外側金具を導
電部材を介して軸方向に対して着脱自在に支持
する支持機構を配設してなる溶接用コンジツト
ケーブルコネクター。 (2) 前記支持機構は、前記第1及び第2の外側金
具に相対的に配設された導電性の袋ナツトおよ
び袋ナツトの係合ネジからなる実用新案登録請
求の範囲第1項に記載の溶接用コンジツトケー
ブルコネクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12894184U JPS6146065U (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | 溶接用コンジツトケ−ブルコネクタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12894184U JPS6146065U (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | 溶接用コンジツトケ−ブルコネクタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6146065U JPS6146065U (ja) | 1986-03-27 |
JPH0335493Y2 true JPH0335493Y2 (ja) | 1991-07-26 |
Family
ID=30687560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12894184U Granted JPS6146065U (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | 溶接用コンジツトケ−ブルコネクタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6146065U (ja) |
-
1984
- 1984-08-24 JP JP12894184U patent/JPS6146065U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6146065U (ja) | 1986-03-27 |
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