JPH0335350B2 - - Google Patents

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JPH0335350B2
JPH0335350B2 JP62083052A JP8305287A JPH0335350B2 JP H0335350 B2 JPH0335350 B2 JP H0335350B2 JP 62083052 A JP62083052 A JP 62083052A JP 8305287 A JP8305287 A JP 8305287A JP H0335350 B2 JPH0335350 B2 JP H0335350B2
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JP
Japan
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rust preventive
parts
steam
component
wax
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JPS63251482A (en
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Koichi Iwata
Masahiro Noda
Kyokazu Izumi
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

産業上の利用分野 本発明は車体用防錆剤に関し、さらに詳しくは
車体の袋構造部、板合せ部およびヒンジ等に適用
可能で、かつ耐スチームケロシン性、耐久性等に
優れた防錆剤に関する。 従来の技術 近年、自動車は使用条件、使用環境が応範囲に
わたり、特に寒冷地で使用される自動車の車体
は、冬季路面に散布される岩塩、その他の凍結防
止剤の影響を受けるため、車体用防錆剤を塗布す
ることが不可欠となつている。 従来、車体の袋構造部、板合せ部およびヒンジ
に対する防錆剤としては、ワツクスと各種の防錆
添加剤とをミネラルスピリツトその他の有機溶剤
に溶解または分散させた組成物、いわゆるワツク
スタイプの防錆剤が使用されてきた。 ワツクスタイプの防錆剤は優れた防錆性、浸透
性、タレ止め性等を有するため多用されている
が、車体の塗面保護剤を除去するために用いるス
チームケロシン(ケロシンを含有するスチームの
ことを、以下、「スチームケロシン」という。)等
の処理により皮膜の脱落が生じる欠点を有してい
る。塗面保護剤は、通常、新車がユーザーに渡さ
れる直前に除去されるものであるが、その時に使
用されるスチームケロシン等の処理によつてワツ
クスタイプ防錆剤の塗布皮膜上に処理液が飛散す
ると皮膜の脱落が生じ、防錆性が大きく低下す
る。 発明が解決しようとする問題 上記の現状であるから、防錆性に優れ、しかも
塗面保護剤の除去時に用いるスチームケロシン等
の処理によつて皮膜が容易に脱落しない車体用防
錆剤を提供することが本発明の目的である。 そこで、本発明者らは上記の問題点を解決する
ために鋭意研究の結果、アクリル系樹脂およびア
ルキツド系樹脂をワツクスタイプの防錆剤に添加
することにより、防錆性や耐水性、耐湿潤性など
が高度に保持されるとともに耐溶剤性、特に耐ス
チームケロシン性に優れた性能が発揮されること
を見出し、その知見に基づいて本発明を完成する
に至つた。 問題点を解決するための手段 すなわち、本発明の要旨は、 (a) アクリル系樹脂および/またはアルキツド樹
脂、 (b) マイクロクリスタリンワツクスおよび (c) 防錆添加剤 を必須成分として含有し、不揮発分に基づく重量
比が前記(a)成分の100部に対して(b)成分が10〜
1000部(c)成分が10〜800部であることを特徴とす
る車体用防錆剤にある。 以下、本発明の構成要素について詳述する。 (アクリル系樹脂およびアルキツド系樹脂) アクリル系樹脂としては、ポリメタクリル酸メ
チル樹脂のごときポリメタアクリル酸エステルあ
るいはポリアクリル酸エステルなどの各種のアク
リル系樹脂が使用できる。アルキツド系樹脂とし
ては、フタル酸とグリセリンを主成分とするアル
キツド樹脂や油脂の成分である脂肪酸で変性した
油変性アルキツド樹脂、例えば、アマニ油変性ア
ルキツド樹脂、大豆油変性アルキツド樹脂、その
他樹脂酸で変性したアルキツド樹脂、例えば、ロ
ジン変性アルキツド樹脂、フエノール変性アルキ
ツド樹脂、ビニール変性アルキツド樹脂、ウレタ
ン変性アルキツド樹脂などのごとき各種のアルキ
ツド系樹脂を挙げることができるが、特に油変性
アルキツド樹脂が好ましい。これらのアクリル系
樹脂やアルキツド系樹脂はいずれも市販のものを
使用することができ、これらを単独であるいは組
合わせて用いる。 (マイクロクリスタリンワツクス) マイクロクリスタリンワツクスは、通常のもの
であれば特に限定されないが、融点が60℃〜100
℃のものが好ましい。 (防錆添加剤) 本発明で使用する防錆添加剤は、いわゆるワツ
クスタイプの防錆剤においてワツクスとともに使
用する防錆添加剤であればいずれも好適に用いる
ことができる。このような防錆添加剤として、例
えば、アルキルスルホン酸またはアルキルアリル
スルホン酸のバリウム塩またはカルシウム塩、石
油スルホン酸のアルカリ土類金属塩などのごとき
スルホン酸塩類;酸化ペトロラタム;酸化マイク
ロクリスタリンワツクス;酸化パラフイン;ラノ
リン脂肪酸などカルボン酸のバリウム塩またはカ
ルシウム塩などのごとき金属石けん類などを挙げ
ることができる。酸化ペトロラタム、酸化マイク
ロクリスタリンワツクス、酸化パラフインはいず
れも酸価が20〜100のものが適当である。これら
の防錆添加剤は、1種または2種以上を組合わせ
て使用する。 (各成分の配合) 本発明の車体用防錆剤は、上記各成分をミネラ
ルスピリツトなどの有機溶剤に溶解ないし分散さ
せて使用する。 (a),(b)および(c)の各成分の配合割合は、不揮発
分に基づく重量比が(a)成分の100部に対して(b)成
分が10〜1000部、好ましくは50〜150部、(c)成分
が10〜800部、好ましくは100〜200部である。 (b)成分が10部未満ではチキソトロピー性が小さ
くなるため、防錆剤を塗布した場合にタレ止め性
が悪く、所定の均一な膜厚を得ることができず、
1000部を越えると板合せ部等の間隙への浸透性が
極端に低下し、また耐スチームケロシン性などの
耐溶剤性も劣る。(c)成分が10部未満では長期間の
防錆力が得られず、800部を越えるとスチームケ
ロシン等の処理による皮膜の脱落が生じ、実用に
供することができない。 揮発分としては、ミネラルスピリツトなどの有
機溶剤やその他樹脂原料に含まれる溶剤、鉱油希
釈スルホン酸塩類に含まれる鉱油などがある。 本発明の車体用防錆剤は、前記したようにミネ
ラルスピリツトなどの有機溶剤に溶解ないし分散
させて使用する。そして、その中に含まれる不揮
発分全体の割合は所望により任意に定めることが
できるが、防錆剤の塗布作業性や浸透性、タレ止
め性等からみて、不揮発分の割合を、通常、10〜
80重量%、好ましくは30〜60%として使用する。 (その他の任意成分) 本発明の車体用防錆剤は、上記必須成分以外に
皮膜の硬さ調整、塗布時の粘度調整、乾燥性の向
上あるいは皮膜の経時による劣化防止等を目的と
して、鉱物油可塑剤、パラフイン等のワツクス、
有機溶剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、タレ止め
剤およびドライヤー(マンガン塩、コバルト塩)
等を適宜含有することができる。 (使用方法) 本発明の車体用防錆剤を車体に塗布する方法と
しては、防錆剤を室温あるいは室温から約90℃ま
での範囲に加温して、スプレー塗布または、ハケ
塗り等によつて塗布する方法がある。室温塗布し
て所望のタレ止め性が得られない場合には加温塗
布することによりタレ止め性が向上する。 実施例 つぎに実施例および比較例によつて本発明を具
体的に説明する。ただし、本発明はこれらの実施
例および比較例によつて何ら制限されるものでは
ない。 第1表に本発明の車体防錆剤(実施例1〜6)
および比較例(比較例1〜4)の組成を示す。な
お、成分の組成に関する数値は重量部を表わす。 (性能試験) 本発明の車体用防錆剤の性能を明らかにするた
め、第1表の車体用防錆剤について性能試験を行
なつた。項目と試験方法を以下に記し、結果を第
2表に示す。 (1) 浸透性 第1図の治具(試験器具)を懸垂した状態で静
置し(温度20℃)、第2表に示す温度に加温した
試料を上方から治具のクリアランスに1ml滴下
し、20℃で24時間静置した後の浸透長さを測定す
る。なお、第1図の治具は、図示していないが、
厚さ0.1mm、幅10mmのアルミニウムの帯を左右両
端にスペーサーとしてはさみ、クリアランスをつ
くつている。 (2) 一次タレ止め性 鋼板を折り曲げて作つた第2図の治具(試験器
具)を静置し(温度20℃)、第2表に示す温度に
加温した試料1mlを上端より20mmの中央点に滴下
し、20℃で1時間放置後のタレ長さを測定する。 (3) 2次タレ止め性 下半分を布製粘着テープでマスキングしたダル
鋼板(寸法70×150×0.8mm)に20℃の試料を乾燥
膜厚で100μmになるように塗布し、直ちにマスキ
ング(粘着テープ)を外し、20℃で24時間乾燥す
る。乾燥後ダル鋼板を80℃の恒温漕中に垂直にし
て1時間静置し、皮膜のタレの有無を観察する。 (4) クラツク試験 第3図に示す治具(試験器具)に20℃において
試料20mlをスポツトし、20℃で7日間乾燥し、ク
ラツクの発生の有無を調べる。試料は、第3図b
のようにたまり、乾燥して収縮したとき柔軟性が
ないと、表面にクラツクが生じる。 (5) 塩水噴霧試験:JISK2246(以下「SST」とい
う) エツジシールした脱脂ダル鋼板(70×150×0.8
mm)に試料を乾燥膜厚で50μmになるように塗布
する。 つぎに、20℃で72時間乾燥した後、SST500時
間を行う。(SSTの塩溶液はNaCl濃度5%、試験
温度35℃) (6) 耐水性 (5)のSST法と同様に作製した試験片(以下
「T.P」という)を20℃の水中に72時間浸漬し、
皮膜の状態を調べる。 (7) 耐湿潤性:JISK2246 (5)のSST法と同様に作製したT.Pを湿潤箱(50
℃、98%RH)に入れ、120時間後の状態を調べ
る。 (8) 耐スチームケロシン性試験 電着塗装鋼板(100×200×0.8mm)に試料を乾
燥膜厚で100μmに塗布し、室温で20日間放置後、
下記に示す条件でスチームケロシンスプレーを行
ない、乾燥したのち、(1)式の方法により、皮膜の
残存率を求め、耐スチームケロシン性を調べる。 また、塗面保護剤(ユシロンコートC−77ユシ
ロ化学工業製)について上記条件でテストし、ス
チームケロシンによる除去性を調べた。 (スチームケロシンスプレー条件) ・試 験 機 神戸工作所製 HW−850NC ・ケロシン含有率 2% ・出口水温 50℃ ・水 圧 0.98MPa (10Kg/cm2) ・水 量 650/時 ・スプレー時間 2分 ・スプレー方法 第4図に示したA法および第
5図に示したB法 皮膜残存率(重量%)=b/a×100 (1)式 a:塗布20日後の皮膜重量(g) b:スチームケロシンスプレー後、室温で24時
間風乾後の皮膜重量(g)
INDUSTRIAL APPLICATION FIELD The present invention relates to a rust preventive agent for car bodies, and more specifically, a rust preventive agent that can be applied to car body bag structures, plate joints, hinges, etc., and has excellent steam kerosene resistance, durability, etc. Regarding. Conventional Technology In recent years, automobiles have been used in a variety of conditions and environments, and the bodies of automobiles used in particularly cold regions are affected by rock salt and other antifreeze agents that are sprayed on the road surface in winter. It has become essential to apply rust inhibitors. Conventionally, as rust preventive agents for car body bag structures, plate joints, and hinges, so-called wax-type preventive agents have been used, which are compositions in which wax and various anti-rust additives are dissolved or dispersed in mineral spirits or other organic solvents. Rust agents have been used. Wax-type rust inhibitors are widely used due to their excellent rust prevention, permeability, and anti-sagging properties. (hereinafter referred to as "steam kerosene"), etc., has the disadvantage that the film may come off. The paint surface protectant is usually removed just before a new car is delivered to the user, but the treatment liquid used at that time, such as steam kerosene, may scatter on the wax-type rust preventive coating. This causes the film to come off, and the rust prevention properties are greatly reduced. Problems to be Solved by the Invention In view of the above-mentioned current situation, we provide a rust preventive agent for car bodies that has excellent rust preventive properties and whose film does not easily fall off when treated with steam kerosene or the like used when removing a painted surface protective agent. It is an object of the present invention to do so. Therefore, as a result of intensive research to solve the above problems, the present inventors found that by adding acrylic resins and alkyd resins to wax-type rust preventive agents, they improved rust prevention, water resistance, and moisture resistance. The present inventors have discovered that these properties are highly retained and exhibit excellent solvent resistance, particularly steam kerosene resistance, and have completed the present invention based on these findings. Means for Solving the Problems That is, the gist of the present invention is that: (a) an acrylic resin and/or an alkyd resin, (b) a microcrystalline wax, and (c) an anticorrosive additive are contained as essential components; The weight ratio based on nonvolatile content is 10 to 100 parts of component (b) to 100 parts of component (a).
1000 parts There is a rust preventive agent for car bodies, characterized in that component (c) is 10 to 800 parts. Hereinafter, the constituent elements of the present invention will be explained in detail. (Acrylic Resin and Alkyd Resin) As the acrylic resin, various acrylic resins such as polymethacrylic ester such as polymethyl methacrylate resin or polyacrylic ester can be used. Examples of alkyd resins include alkyd resins whose main components are phthalic acid and glycerin, oil-modified alkyd resins modified with fatty acids that are components of oils and fats, such as linseed oil-modified alkyd resins, soybean oil-modified alkyd resins, and other resin acids. Modified alkyd resins include various alkyd resins such as rosin-modified alkyd resins, phenol-modified alkyd resins, vinyl-modified alkyd resins, urethane-modified alkyd resins, and oil-modified alkyd resins are particularly preferred. Commercially available acrylic resins and alkyd resins can be used, and these can be used alone or in combination. (Microcrystalline wax) Microcrystalline wax is not particularly limited as long as it is normal, but it has a melting point of 60°C to 100°C.
℃ is preferred. (Rust preventive additive) Any rust preventive additive used in the present invention can be suitably used as long as it is used together with wax in a so-called wax type rust preventive agent. Such anti-rust additives include, for example, sulfonic acid salts such as barium or calcium salts of alkyl sulfonic acids or alkylaryl sulfonic acids, alkaline earth metal salts of petroleum sulfonic acids; petrolatum oxide; oxidized microcrystalline waxes; ; oxidized paraffin; metal soaps such as barium salts or calcium salts of carboxylic acids such as lanolin fatty acids; and the like. It is appropriate for oxidized petrolatum, oxidized microcrystalline wax, and oxidized paraffin to all have an acid value of 20 to 100. These antirust additives may be used alone or in combination of two or more. (Blend of each component) The rust preventive agent for car bodies of the present invention is used by dissolving or dispersing each of the above components in an organic solvent such as mineral spirits. The blending ratio of each component (a), (b), and (c) is such that the weight ratio based on nonvolatile content is 10 to 1000 parts of component (b) to 100 parts of component (a), preferably 50 to 1000 parts. 150 parts, and component (c) is 10 to 800 parts, preferably 100 to 200 parts. If the content of component (b) is less than 10 parts, the thixotropy will be low, so when a rust preventive is applied, the anti-sagging properties will be poor and it will not be possible to obtain a uniform film thickness.
If it exceeds 1,000 parts, the permeability into gaps such as plate joints will be extremely reduced, and solvent resistance such as steam kerosene resistance will also be inferior. If the amount of component (c) is less than 10 parts, long-term rust prevention cannot be obtained, and if it exceeds 800 parts, the coating will come off due to treatment with steam kerosene, etc., and it cannot be put to practical use. Volatile components include organic solvents such as mineral spirits, other solvents contained in resin raw materials, and mineral oil contained in mineral oil diluted sulfonates. The rust preventive agent for car bodies of the present invention is used by dissolving or dispersing it in an organic solvent such as mineral spirits, as described above. The proportion of the total non-volatile content contained therein can be arbitrarily determined as desired, but in view of the application workability, permeability, anti-sagging properties, etc. of the rust preventive agent, the proportion of non-volatile content is usually set at 10%. ~
It is used at 80% by weight, preferably from 30 to 60%. (Other optional components) In addition to the above-mentioned essential components, the rust preventive agent for car bodies of the present invention contains minerals for the purpose of adjusting the hardness of the film, adjusting the viscosity during application, improving drying properties, or preventing deterioration of the film over time. Oil plasticizers, waxes such as paraffin,
Organic solvents, antioxidants, ultraviolet absorbers, anti-sagging agents, and dryers (manganese salt, cobalt salt)
etc. can be included as appropriate. (How to use) The method of applying the rust preventive agent for car bodies of the present invention to the car body is to heat the rust preventive agent to room temperature or a range from room temperature to about 90°C, and apply it by spraying or brushing. There is a method of applying it. If the desired anti-sagging properties cannot be obtained by applying at room temperature, the anti-sagging properties can be improved by applying at a heated temperature. EXAMPLES Next, the present invention will be specifically explained using examples and comparative examples. However, the present invention is not limited in any way by these Examples and Comparative Examples. Table 1 shows the car body rust preventive agent of the present invention (Examples 1 to 6)
and compositions of comparative examples (comparative examples 1 to 4) are shown. Note that the numerical values regarding the composition of the components represent parts by weight. (Performance Test) In order to clarify the performance of the rust preventive agent for car bodies of the present invention, a performance test was conducted on the rust preventive agents for car bodies shown in Table 1. The items and test methods are listed below, and the results are shown in Table 2. (1) Penetration The jig (test instrument) shown in Figure 1 is left suspended (temperature 20℃), and 1 ml of the sample heated to the temperature shown in Table 2 is dropped into the jig clearance from above. Then, measure the penetration length after standing at 20℃ for 24 hours. Although the jig in Fig. 1 is not shown,
Aluminum strips 0.1 mm thick and 10 mm wide are placed on both left and right ends as spacers to create clearance. (2) Primary anti-sag property The jig (testing device) shown in Figure 2 made by bending a steel plate was left standing (temperature 20℃), and 1ml of the sample heated to the temperature shown in Table 2 was placed 20mm from the top. Drop it at the center point and measure the length of sagging after leaving it at 20℃ for 1 hour. (3) Secondary sag prevention property A sample at 20°C was applied to a dull steel plate (dimensions 70 x 150 x 0.8 mm) whose lower half was masked with cloth adhesive tape to a dry film thickness of 100 μm, and immediately masked (adhesive). Remove the tape) and dry at 20℃ for 24 hours. After drying, the dull steel plate is placed vertically in a thermostat at 80°C for 1 hour, and the presence or absence of sagging of the film is observed. (4) Cracks test Spot 20ml of the sample at 20°C on the jig (testing equipment) shown in Figure 3, dry at 20°C for 7 days, and check for cracks. The sample is shown in Figure 3b.
If it accumulates and is not flexible when it dries and shrinks, it will cause cracks on the surface. (5) Salt spray test: JISK2246 (hereinafter referred to as "SST") Edge-sealed degreased dull steel plate (70 x 150 x 0.8
Apply the sample to a dry film thickness of 50 μm. Next, after drying at 20°C for 72 hours, SST is performed for 500 hours. (SST salt solution has a NaCl concentration of 5% and a test temperature of 35℃) (6) Water resistance A test piece (hereinafter referred to as "TP") prepared in the same manner as the SST method in (5) was immersed in water at 20℃ for 72 hours. death,
Check the condition of the film. (7) Moisture resistance: JISK2246 (5) TP prepared in the same manner as the SST method was placed in a wet box (50
℃, 98%RH) and examine the condition after 120 hours. (8) Steam kerosene resistance test A sample was applied to an electrodeposited steel plate (100 x 200 x 0.8 mm) to a dry film thickness of 100 μm, and after being left at room temperature for 20 days,
Steam kerosene is sprayed under the conditions shown below, and after drying, the remaining rate of the film is determined by the method of equation (1), and the steam kerosene resistance is examined. In addition, a painted surface protective agent (Yushiron Coat C-77 manufactured by Yushiro Chemical Industry Co., Ltd.) was tested under the above conditions to examine its removability with steam kerosene. (Steam kerosene spray conditions) ・Test machine Kobe Kosakusho HW-850NC ・Kerosine content 2% ・Outlet water temperature 50℃ ・Water pressure 0.98MPa (10Kg/cm 2 ) ・Water volume 650/hour ・Spray time 2 minutes・Spray method Method A shown in Figure 4 and Method B shown in Figure 5 Film residual rate (weight %) = b/a x 100 (1) Formula a: Film weight (g) 20 days after application b: Film weight (g) after steam kerosene spray and air drying at room temperature for 24 hours

【表】【table】

【表】【table】

【表】 発明の効果 本発明の車体用防錆剤は、従来のワツクスタイ
プの防錆剤が有する優れた防錆性能、耐水性およ
び耐湿潤性を高度に保持するとともに、車体表面
に塗布された塗膜保護剤をスチームケロシン等の
処理によつて洗浄除去する際、該処理液が防錆剤
皮膜上に飛散しても皮膜が脱落しないため、長期
間にわたつて優れた防錆効果を発揮する。
[Table] Effects of the Invention The car body rust preventive agent of the present invention retains the excellent rust preventive performance, water resistance, and moisture resistance of conventional wax-type rust preventive agents, and also maintains the excellent rust prevention properties, water resistance, and moisture resistance of conventional wax-type rust preventive agents. When cleaning and removing the paint film protectant using a treatment such as steam kerosene, the film does not fall off even if the treatment liquid is splashed onto the rust preventive film, providing excellent rust prevention effects over a long period of time. do.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of the drawing]

第1図は浸透性試験に使用した治具、第2図は
一時タレ止め性試験に使用した治具および第3図
はクラツク試験に使用した治具各々の略図であ
る。第4図は耐スチームケロシン性を評価したと
きのスチームスプレー方法(A法)の概略図であ
り、第5図はスチームケロシンスプレー方法(B
法)の概略図である。
FIG. 1 is a schematic diagram of the jig used for the permeability test, FIG. 2 is a schematic diagram of the jig used for the temporary sag prevention test, and FIG. 3 is a schematic diagram of the jig used for the crack test. Figure 4 is a schematic diagram of the steam spray method (method A) when steam kerosene resistance was evaluated, and Figure 5 is a schematic diagram of the steam kerosene spray method (method B).
This is a schematic diagram of the method.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 (a) アクリル系樹脂および/またはアルキツ
ド系樹脂、 (b) マイクロクリスタリンワツクスおよび (c) 防錆添加剤 を必須成分として含有し、不揮発分に基づく重量
比が前記(a)成分の100部に対して(b) 成分が10〜
1000部(c)成分が10〜800部であることを特徴と
する車体用防錆剤。 2 防錆添加剤がスルホン酸塩類、酸化ペトロラ
タム、酸化マイクロクリスタリンワツクス、酸化
パラフインおよび金属石けんから選ばれた少なく
とも1種である特許請求の範囲第1項記載の車体
用防錆剤。
[Scope of Claims] 1. Contains (a) an acrylic resin and/or an alkyd resin, (b) a microcrystalline wax, and (c) an antirust additive as essential components, and has a weight ratio based on nonvolatile content as described above. 10 to 100 parts of (b) component per 100 parts of (a) component
1000 parts A rust preventive agent for car bodies, characterized in that component (c) is 10 to 800 parts. 2. The rust preventive agent for a vehicle body according to claim 1, wherein the rust preventive additive is at least one selected from sulfonic acid salts, petrolatum oxide, microcrystalline oxide wax, paraffin oxide, and metal soap.
JP8305287A 1987-04-06 1987-04-06 Rust-preventive agent for automobile body Granted JPS63251482A (en)

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