JPH0334606A - 可変指向性パラボラアンテナ装置 - Google Patents

可変指向性パラボラアンテナ装置

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Publication number
JPH0334606A
JPH0334606A JP16675289A JP16675289A JPH0334606A JP H0334606 A JPH0334606 A JP H0334606A JP 16675289 A JP16675289 A JP 16675289A JP 16675289 A JP16675289 A JP 16675289A JP H0334606 A JPH0334606 A JP H0334606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
antenna elements
variable power
parabolic
parabolic antenna
Prior art date
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Pending
Application number
JP16675289A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kosukegawa
小助川 和夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0334606A publication Critical patent/JPH0334606A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、可変指向性パラボラアンテナ装置、特にマイ
クロ波中継回線に用いられるパラボラアンテナ装置の構
成に関する。
「従来の技術] 従来から、パラボラアンテナにおいては受信電界強度が
数秒から数分間の間隔で変動するフェージング現象の対
策が採られている。例えば、見通内(見通し距離、約5
0Km)通信回線におけるフェージング対策を考慮した
ものには、二つのアンテナを用いるスペースダイバーシ
チ装置があり、また見通し外通信回線では、一つのアン
テナに二つの電磁ホーンを用いる角度ダイバーシチ装置
かある。
[解決すべき課題] しかしながら、上述したスペースダイバーシチ装置は、
2台のアンテナと受信合成装置などが必要で高価になり
、また改善効果がフェージング現象の種類、伝播路の状
況や二つのアンテナの間隔などに影響され、安定しない
という問題があった。
一方の角度ダイバーシチ装置においても、受信合成装置
が必要で比較的高価となる上に、二つのMlTjiホー
ンの間隔を互いが接触する距離以上に小さくすることが
できず、必ずしも最適な角度で角度ダイバーシチを実行
できない、また、二つのビーム方向が固定されてしまう
ため、時々刻々と変化する、あるいは季節によって変化
するフェージング現象に適確に対応できないという問題
があった。
本発明は上記問題点にかんがみてなされたもので、その
目的は、低コストで製作でき、かつ変化するフェージン
グ現象に対応して安定した受信ができる可変指向性パラ
ボラアンテナ装置を提供することにある。
[課題の解決手段] 上記目的を達成するために、木、発明に係る可変指向性
パラボラアンテナ装置は、パラボラアンテナにおける放
物面の焦点を挟んで等間隔で配置した複数のアンテナ素
子と、この複数のアンテナ素子に対する電力分配比を変
える可変電力分配器とを有し、上記可変電力分配器によ
り指向性を変える構成としである。
[作用] 上記構成によれば、可変電力分配器により複数のアンテ
ナ素子の電力分配比を変換すれば、電波の送受信指向方
向が変わることになるので、受信主ビーム位置を移動さ
せることにより受信電界強度が最大となる信号を受信で
きる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。
第1図には、実施例に係る可変指向性パラボラアンテナ
装置に構成が示されており、実施例ではパラボラアンテ
ナlにおける放物面の焦点2の上下にホーンアンテナか
らなる二つのアンテナ素子3a、3bを設ける。この二
つのアンテナ素子3a、3bは焦点2から等間隔で互い
に近接して配置し、これらアンテナ素子3a、3bには
可変電力分配器4を接続しおり、この可変電力分配器4
は接続導波管5によって通信機本体へ接続される。
通常の通信状態では、可変電力分配器4により信号をア
ンテナ素子3a、3bとが、同位相で等分するように調
整される。従って、この場合には二つのアンテナ素子3
a、3bが焦点2により僅かに上下に離れてはいるが、
同相同振幅で励振されるので、パラボラアンテナ2の主
ビーム方向(指向性)は、第1図の実線6で示した方向
となる。
次に、可変電力分配器4の電力分配比を変化させ、接続
電波管5から供給される信号をすべて一方のアンテナ素
子3aに伝え、他方のアンテナ素子3bには伝えないよ
うにすると、アンテナ素子3aが焦点2の上方に位置す
るので、主ビームは、第1図(b)の破線7で示される
ように、下向きとなる。逆に、可変電力分配器4により
信号を全て他方のアンテナ素子3bに伝え、一方のアン
テナ素子3aには伝えないようにすると、アンテナ素子
3bが焦点2の下方に位置するので、主ビームは2−点
鎖線8で示されるように、上向きとなる。このように、
可変電力分配@4の分配比を変えることによって、パラ
ボラアンテナ1の主ビーム方向を上下に変化させること
ができ、このことは受信についても同様となる。
従って、フェージング現象が起きてパラボラアンテナl
の受信電界強度が低下したときには、可変電力分配器4
の分配比を変化させて主ビームを上下に移動させ、受信
電界強度が最大となる状態を探せばよいことになる。
このようにして、パラボラアンテナ1の指向特性を変え
ることにより、変化するフェージング現象に対応して受
信状態の改善ができ、受信の最適化を図ることができる
なお、実施例ではアンテナ素子3を上下2個としたが、
2個以上としてもよく、また左右に設けてもよい、そし
て、可変電力分配器4もアンテナ素子3の増加に従って
複数設けることができる。
第2図には、アンテナ素子3a、3bとしてのマイクロ
ストリップアンテナを用いた第二実施例が示されており
、上記第一実施例ではアンテナ素子3としてホーンアン
テナを用いているが、必ずしも導波管を用いたものでな
くてもよい。
図において、図(a)は垂直偏波用マイクロストリ・ン
プアンテナを用いており、?A電体基板9上のスリ、7
ト10 a 、 l Obがアンテナ素子(3a、3b
)となり、基板背面のパックキャビティ13の内部に可
変電力分配器11が取り付けられている。
第二実施例では、可変電力分配器11としてピンダイオ
ードなどの能動素子を用いたマイクロストリップ回路を
用いており、通常の導波管回路でなくとも、電力分配と
電力可変機能を有するものを可変電力分配器として用い
ることができる。
また、図(b)は水平偏波用マイクロストリップアンテ
ナを用いており、誘電体基板9に設けられたプリントダ
イポールアンテナ12a、12bがアンテナ素子となる
このような第二実施例によれば、マイクロストリップ回
路で構成されるので、遠隔操作で電力分配比が変えられ
る利点がある。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、パラボラアンテ
ナ数物面の焦点を挟んで等間隔に複数のアンテナ素子を
配置し、この複数のアンテナ素子の電力分配比を変えて
°7ンテナの指向性を変化させるようにしたので、伝播
路においてフェージング現象が生じた場合には主ビーム
(指向性)を最大受信方向に合せることができる。
また、フェージング現象の状態が変化して級大受信方向
の角度が変わった場合でも、再び最大受信方向へ主ビー
ムを向は直すことができ、常に安定した通信が可能とな
る効果がある。
さらに、従来のスペースダイバーシチ装置のように二つ
のアンテナを必要とせず、角度ダイハーシチ装置のよう
に複雑な受信合成装置も必要でなく、低コストでフェー
ジング対策を行なったパラボラアンテナ装置を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例に係る可変指向性パラボラ
アンテナ装置の構成を示す図、第2図は第二実施例のア
ンテナ素子および可変電力分配器の構成を示す斜視図で
あり、図(a)は垂直偏波用マイクロストリップアンテ
ナ、図(b)は水平偏波用マイクロストリップアンテナ
を用いたものである。 1:パラボラアンテナ   2:焦点 3a、3b:アンテナ素子 4.11:可変電力分配器 9:誘電体基板10a、1
0b:アンテナ素子としてのスロットアンテナ 12a、12b:アンテナ素子としてのプリントダイポ
ールアンテナ 13:バックキャビティ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. パラボラアンテナにおける放物面の焦点を挟んで等間隔
    で配置した複数のアンテナ素子と、この複数のアンテナ
    素子に対する電力分配比を変える可変電力分配器とを有
    し、上記可変電力分配器により指向性を変えるようにし
    た可変指向性パラボラアンテナ装置。
JP16675289A 1989-06-30 1989-06-30 可変指向性パラボラアンテナ装置 Pending JPH0334606A (ja)

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JPH0334606A true JPH0334606A (ja) 1991-02-14

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