JPH0333752Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0333752Y2 JPH0333752Y2 JP1986074142U JP7414286U JPH0333752Y2 JP H0333752 Y2 JPH0333752 Y2 JP H0333752Y2 JP 1986074142 U JP1986074142 U JP 1986074142U JP 7414286 U JP7414286 U JP 7414286U JP H0333752 Y2 JPH0333752 Y2 JP H0333752Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boom
- tip
- telescopic
- tapered surface
- telescopic boom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000035936 sexual power Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Jib Cranes (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(1) 産業上の利用分野
本考案は、高所作業車等に備えられる伸縮ブー
ムに関するものである。
ムに関するものである。
(2) 従来の技術
従来、活線作業等において高所作業車等の作業
車を使用して電線に対する作業を行うために、高
所作業車等の作業車が絶縁した伸縮ブームを備え
ることは、例えば実公昭57−48880号公報に記載
されているように従来公知である。
車を使用して電線に対する作業を行うために、高
所作業車等の作業車が絶縁した伸縮ブームを備え
ることは、例えば実公昭57−48880号公報に記載
されているように従来公知である。
(3) 考案が解決しようとする問題点
しかし、従来の伸縮ブームは基ブーム及び中間
ブームの先端開口部が直角に切り落されていたの
で、活線作業時等に電線間に伸縮ブームを割込ま
せて、伸縮ブームの伸縮作動を行うと、基ブーム
及び中間ブームの先端に電線が引掛り、電線を損
傷させてしまうという問題があつた。
ブームの先端開口部が直角に切り落されていたの
で、活線作業時等に電線間に伸縮ブームを割込ま
せて、伸縮ブームの伸縮作動を行うと、基ブーム
及び中間ブームの先端に電線が引掛り、電線を損
傷させてしまうという問題があつた。
(4) 問題点を解決するための手段
本考案は、上記の問題点を解決するために、テ
レスコープ状に連結した伸縮ブームの先端ブーム
以外の各ブーム先端開口部及び先端ブームの先端
に取付けた作業台連結部の後部をブームの中心側
に傾斜したテーパ面により形成したものである。
レスコープ状に連結した伸縮ブームの先端ブーム
以外の各ブーム先端開口部及び先端ブームの先端
に取付けた作業台連結部の後部をブームの中心側
に傾斜したテーパ面により形成したものである。
(5) 作用
上記の構成により、電線間に伸縮ブームを割込
ませて活線作業等を行うときは、伸縮ブームの起
伏及び伸縮作動を行つて、伸縮ブームを任意の位
置に位置させるが、その際、伸縮ブームの先端ブ
ーム以外の各ブーム先端の各開口部がブームの中
心側に傾斜したテーパ面で形成されているので、
電線が伸縮ブームに引掛ることがない。
ませて活線作業等を行うときは、伸縮ブームの起
伏及び伸縮作動を行つて、伸縮ブームを任意の位
置に位置させるが、その際、伸縮ブームの先端ブ
ーム以外の各ブーム先端の各開口部がブームの中
心側に傾斜したテーパ面で形成されているので、
電線が伸縮ブームに引掛ることがない。
(6) 実施例
以下、図面により本考案の実施例について説明
する。
する。
第２図に示すように、高所作業車はアウトリガ
２により支持された車体１上にターンテーブル３
が旋回可能に設けられ、このターンテーブル３に
伸縮ブーム４の基端が枢支され、伸縮ブーム４は
伸縮装置（図示せず）により伸縮するとともに、
起伏シリンダ５により起伏し、伸縮ブーム４の先
端には作業台６が平衡保持されている。
２により支持された車体１上にターンテーブル３
が旋回可能に設けられ、このターンテーブル３に
伸縮ブーム４の基端が枢支され、伸縮ブーム４は
伸縮装置（図示せず）により伸縮するとともに、
起伏シリンダ５により起伏し、伸縮ブーム４の先
端には作業台６が平衡保持されている。
第１図に示すように、伸縮ブーム４はテルスコ
ープ状に連結された基ブーム７、中間ブーム８及
び先端ブーム９とにより構成され、基ブーム７及
び中間ブーム８の先端開口部を伸縮ブーム４の中
心側に傾斜させたテーパ面１１，１２により形成
し、基ブーム７の先端に形成したテーパ面１１の
先端と中間ブーム８の外周面及び中間ブーム８の
先端に形成したテーパ面１２の先端と先端ブーム
９の外周面とをそれぞれ摺動可能に接するように
し、また、先端ブーム９先端に取付けた作業台連
結部１０の後部を、伸縮ブーム９の中心側に傾斜
させたテーパ面１３により形成し、作業台連結部
１０の後部に形成したテーパ面１３の先端が先端
ブーム９の先端外周に接するようにする。
ープ状に連結された基ブーム７、中間ブーム８及
び先端ブーム９とにより構成され、基ブーム７及
び中間ブーム８の先端開口部を伸縮ブーム４の中
心側に傾斜させたテーパ面１１，１２により形成
し、基ブーム７の先端に形成したテーパ面１１の
先端と中間ブーム８の外周面及び中間ブーム８の
先端に形成したテーパ面１２の先端と先端ブーム
９の外周面とをそれぞれ摺動可能に接するように
し、また、先端ブーム９先端に取付けた作業台連
結部１０の後部を、伸縮ブーム９の中心側に傾斜
させたテーパ面１３により形成し、作業台連結部
１０の後部に形成したテーパ面１３の先端が先端
ブーム９の先端外周に接するようにする。
上記の構成により、高所作業車を使用して活線
作業を行うときは、第２図に示すように、起伏シ
リンダ５の伸縮及び伸縮装置の作動により伸縮ブ
ーム４の起伏及び伸縮を行い、電線１４，１５間
に伸縮ブーム４を割込ませて作業台６を任意の作
業位置に位置させるが、その際、基ブーム７、中
間ブーム８及び作業台連結部１０に形成したテー
パ面１１，１２，１３により、電線１４，１５が
伸縮ブーム４の引掛かることはない。
作業を行うときは、第２図に示すように、起伏シ
リンダ５の伸縮及び伸縮装置の作動により伸縮ブ
ーム４の起伏及び伸縮を行い、電線１４，１５間
に伸縮ブーム４を割込ませて作業台６を任意の作
業位置に位置させるが、その際、基ブーム７、中
間ブーム８及び作業台連結部１０に形成したテー
パ面１１，１２，１３により、電線１４，１５が
伸縮ブーム４の引掛かることはない。
(7) 考案の効果
以上の様に、本考案によれば、簡単な構造によ
り、活線作業等において電線を引掛けることのな
い伸縮ブームが提供され、本考案は伸縮ブームの
安全性及び作業性の向上に有効なものである。
り、活線作業等において電線を引掛けることのな
い伸縮ブームが提供され、本考案は伸縮ブームの
安全性及び作業性の向上に有効なものである。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は伸縮ブ
ームの側面図、第２図は高所作業車の作業状態を
示す側面図である。 ４……伸縮ブーム、７……基ブーム、８……中
間ブーム、９……先端ブーム、１０……作業台連
絡部、１１，１２，１３……テーパ面。
ームの側面図、第２図は高所作業車の作業状態を
示す側面図である。 ４……伸縮ブーム、７……基ブーム、８……中
間ブーム、９……先端ブーム、１０……作業台連
絡部、１１，１２，１３……テーパ面。
Claims (1)
- テレスコープ状に連結した伸縮ブームの先端ブ
ーム以外の各ブーム先端開口部及び先端ブームの
先端に取付けた作業台連結部の後部をブームの中
心側に傾斜したテーパ面により形成したことを特
徴とする伸縮ブーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986074142U JPH0333752Y2 (ja) | 1986-05-15 | 1986-05-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986074142U JPH0333752Y2 (ja) | 1986-05-15 | 1986-05-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62186896U JPS62186896U (ja) | 1987-11-27 |
| JPH0333752Y2 true JPH0333752Y2 (ja) | 1991-07-17 |
Family
ID=30919092
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986074142U Expired JPH0333752Y2 (ja) | 1986-05-15 | 1986-05-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0333752Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5815440U (ja) * | 1981-07-22 | 1983-01-31 | 株式会社日立製作所 | 充電回路 |
-
1986
- 1986-05-15 JP JP1986074142U patent/JPH0333752Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5815440U (ja) * | 1981-07-22 | 1983-01-31 | 株式会社日立製作所 | 充電回路 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62186896U (ja) | 1987-11-27 |
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