JPH0333242Y2 - - Google Patents

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JPH0333242Y2
JPH0333242Y2 JP13830186U JP13830186U JPH0333242Y2 JP H0333242 Y2 JPH0333242 Y2 JP H0333242Y2 JP 13830186 U JP13830186 U JP 13830186U JP 13830186 U JP13830186 U JP 13830186U JP H0333242 Y2 JPH0333242 Y2 JP H0333242Y2
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JP
Japan
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wall
lid
fitting tube
provided around
diameter
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JP13830186U
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JPS6345162U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はきのこ栽培の分野に属し、きのこ類
栽培びん用蓋に係わり、主として、まいたけ栽培
びん用の蓋として利用される。
(従来の技術) 従来から使用されているきのこ類栽培びん用
蓋、主として、まいたけ栽培びん用蓋は、びん本
体の口部外周に被蓋するもの或いは該口部に内外
から密着して被蓋するものであるため、びん口径
がいびつに成形されたり、蓋そのものの係合部が
変形している場合は被蓋するのに手間取り、取扱
う数が膨大であるのでその損失も無視できないも
のであつた。又、蓋の係合先端部を末広がり状に
口径を拡大するものでは蓋そのものの単価が高く
なるばかりでなく雑菌の進入を誘導することにも
なる欠陥があり、更に特開昭60−224421号の発明
のように子実体を押圧する隔壁の上面とびん口部
との間に空間を形成するものは、発芽時に前記隔
壁の上面まで膨脹発芽するために内キヤツプをび
ん口端から取り外すことができず、そのため内キ
ヤツプの開口部を覆うクラフト紙を除去しなけれ
ばならず、内キヤツプの再使用時に問題がある。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は上記実情に鑑み、植菌時の被蓋作業
に手間取ることなく、しかも蓋の再使用が簡便に
できるきのこ類栽培びん用蓋を提供しようとする
ものである。
(問題点を解決するための手段) この考案は上記課題を解決すべく、中蓋の上部
には中央部に貫通口を配設し、外周部にはリング
状に凹溝を周設してフイルターを嵌入し、該凹溝
の底板には中蓋の外径より所要に小径とした嵌合
筒を垂下し、該嵌合筒の外壁には外側に円弧状に
張り出して形成したわん曲部を周設すると共に下
端部を縮径し、該嵌合筒の内壁には下端部におい
て末広がり状の傾斜壁を配設してその上端を外壁
と一体化し、前記凹溝の内周壁上端には所要個所
に通気孔を周設し、前記凹溝の外周部には底板を
貫通して所要の通気孔を周設し、中蓋の上面には
上蓋を被蓋して成るものであり、前記嵌合筒の外
壁をびん本体の口部内壁に係合して使用される。
(作用) 上記構成によれば嵌合筒の外壁に周設したわん
曲によりびん口部の内壁と密着接合されると共に
外壁の下端部が縮径されているのでびん口部が変
形した場合でも嵌入が容易となり、嵌合筒の内壁
の下端部が末広がり状の傾斜壁を形成すると共に
貫通口の内周と連続しているので発芽後の中蓋の
取り外しができる。
(実施例) この考案を実施例により具体的に説明すると、
第1図に示すように中蓋1の上部には中央部に貫
通口2を配設し、外周部にはリング状に凹溝3を
周設してフイルター4を嵌入する。凹溝3の底板
5には中蓋1の外径より所要にその径を小径とし
た嵌合筒6を垂下し、嵌合筒6の外壁7には外側
に円弧状に張り出して形成したわん曲部8を周設
すると共に下端部を縮径し、嵌合筒6の内壁9に
は下端部において末広がり状の傾斜壁10を配設
すると共に内壁9の上部を貫通口2の内壁と一体
化し、該内壁、すなわち前記凹溝3の内周壁11
の上端には所要個所に適宜な切欠きの通気孔12
を周設し、凹溝3の外周部には底板5を貫通して
所要の通気孔13を周設し、中蓋1の上面には上
蓋14を被蓋して成るものである。
中蓋1はびん口部15の内壁16にその外壁7
のわん曲部8で係合されるので脱却し難く、しか
も外壁7の下端部は縮径されているのでびん口径
がいびつになつている場合でも外壁7の嵌入が容
易であり、しかも嵌合筒6の内壁9には貫通口2
に連通する傾斜壁10が一体に連続して配設され
ているので、発芽後でも子実体に傷をつけること
なく中蓋1の取り外しができるものである。すな
わち、中蓋1は何らの加工を加えることなくフイ
ルター4のみを交換することにより簡便に再利用
できることになる。
(考案の効果) 以上のようにこの考案のきのこ類栽培びん用蓋
によれば、びん口部への装着が容易であるのみな
らず脱却し難く、雑菌の進入を阻止できると共に
子実体の膨脹を案内して育成時の中蓋の除去を容
易にして旺盛な発育を促進する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかわるきのこ類栽培びん
用蓋をびん口部に装着した状態の縦断面図。 図中、1は中蓋、2は貫通口、3は凹溝、4は
フイルター、5は底板、6は嵌合筒、7は外壁、
8はわん曲部、9は内壁、10は傾斜壁、11は
内周壁、12,13は通気孔、14は蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中蓋の上部には中央部に貫通口を配設し、外周
    部にはリング状に凹溝を周設してフイルターを嵌
    入し、該凹溝の底板には中蓋の外径より所要に小
    径とした嵌合筒を垂下し、該嵌合筒の外壁には外
    側に円弧状に張り出して形成したわん曲部を周設
    すると共に下端部を縮径し、該嵌合筒の内壁には
    下端部において末広がり状の傾斜壁を配設してそ
    の上端を外壁と一体化し、前記凹溝の内周壁上端
    には主要個所に適宜な通気孔を周設し、該凹溝の
    外周部には底板を貫通して所要の通気孔を周設
    し、中蓋の上面には上蓋を被蓋し、前記嵌合筒の
    外壁をびん本体の口部内壁に係合して使用される
    ことを特徴としたきのこ類栽培びん用蓋。
JP13830186U 1986-09-08 1986-09-08 Expired JPH0333242Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13830186U JPH0333242Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13830186U JPH0333242Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6345162U JPS6345162U (ja) 1988-03-26
JPH0333242Y2 true JPH0333242Y2 (ja) 1991-07-15

Family

ID=31043155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13830186U Expired JPH0333242Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

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JP (1) JPH0333242Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS6345162U (ja) 1988-03-26

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