JPH0332704A - 薬剤の製造中に形成されるエマルジョンの分解 - Google Patents

薬剤の製造中に形成されるエマルジョンの分解

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JPH0332704A
JPH0332704A JP2163025A JP16302590A JPH0332704A JP H0332704 A JPH0332704 A JP H0332704A JP 2163025 A JP2163025 A JP 2163025A JP 16302590 A JP16302590 A JP 16302590A JP H0332704 A JPH0332704 A JP H0332704A
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JP
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amine
carbon atoms
polyoxyalkylated
amines
derived
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JP2163025A
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English (en)
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Thomas J Bellos
トーマス ジェイ.ベロス
Richard D Keating
リチャード ディー.キーティング
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Baker Petrolite LLC
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Petrolite Corp
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D17/00Separation of liquids, not provided for elsewhere, e.g. by thermal diffusion
    • B01D17/02Separation of non-miscible liquids
    • B01D17/04Breaking emulsions
    • B01D17/047Breaking emulsions with separation aids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P1/00Preparation of compounds or compositions, not provided for in groups C12P3/00 - C12P39/00, by using microorganisms or enzymes

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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は解乳化に関し、より詳しくは、薬剤の製造中及
び他の生物学的処理の応用中に形成されるエマルジョン
の分解に関する。
[従来技術および発明が解決しようとする課題]抗生物
質、例えばペニシリンあるいは、細菌、藻類または菌類
のような微生物から得られる物質(ストレプトマイシン
、エリスロマイシン、エフロドマイシン等)のような薬
剤の標準的製造方法では、例えば水ベース中の植物油の
ような栄養培地中の微生物または酵素あるいはそれら両
方の培養物が発酵して、目的の薬剤が得られる。しかし
、発酵団塊(fermented mass)は目的の
薬剤のみでなく、例えば微生物または酵素のビオマス(
biomass )のような他の有機発酵産物、非変換
栄養培地、水及び界面活性剤をも含むことが判明してい
る。従って上記発酵団塊の好ましくない成分から目的薬
剤を抽出しなければならない。
最初に発酵団塊のpHを必要に応じて調節することによ
って、目的薬剤を抽出する。特定の培養物と目的薬剤に
依存して、目的薬剤を沈降または分離するために、必要
に応じて塩基または酸をそれぞれ加えることによってp
Hを上方または下方のいずれかに調節する。pHを調節
する直前または直後に、典型的には例えばアミルアセテ
ート、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、
アミルアルコール、ブチルアルコール、ベンジルアルコ
ール等のような有機相である抽出溶剤を加えて、水相か
ら有機相へ目的薬剤を抽出し、そして上記の相を分離す
る。
油相と水相はしばしばエマルジョンの形で混ざり合うの
で、良好に分離することが困難である。
同様なエマルジョンは他の生物学的処理を応用する際に
もしばしば認められる。水相が有機相中に分散もしくは
乳化されるかまたは実際にエマルジョンが例えば水のよ
うな他の相中に分散もしくは乳化することも可能である
が、有機相が典型的には水相中に乳化もしくは分散する
と考えられる。
それでも、上記成分に依存して、結局はひとりでに分解
するエマルジョンもある。すなわちこのようなエマルジ
ョンは「−時的安定性」のみを有し、経時的に、重力に
よってまたは遠心分離によって上記エマルジョンは明確
な層に分離する。しかし、さらに一般的には、解乳化剤
を加えて、重力または遠心分離によって分離を促進また
は開始する。通常は、塩化ナトリウムまたは他の無機塩
あるいは例えばDEMULSOIまたは■(ペトロライ
ト コーポレーションの商品名)のような解乳化剤が解
乳化剤として用いられる。
とにかく、分離時には、溶剤相と水相が形成される。溶
剤相は目的薬剤、溶剤、少量の水と、例えば有機物質の
ような他の不純物を含んでおり、溶剤相の構成は該溶剤
中に溶解された目的薬剤と他の好ましくない成分の構成
と同じものである。
水相は微生物または酵素のビオマスを含めて、残りの成
分を含んでおり、そして水に溶解されかつ、該ビオマス
中に含まれる少量の薬剤が存在する。
上記溶剤相は水相からの分離後に清浄な水を加えること
によってさらに清浄化される。目的薬剤の単離を簡単に
するために、上記混合物のpHを調節することによって
目的薬剤を水相または有機相のいずれかに移動させるこ
とができる。第2分離工程によって、望ましい相を単離
することができる。水の添加が再度のエマルジョンを形
成する場合には、先のエマルジョンに関して述べたよう
に分離を実施してもよい。
目的薬剤を含む相を望ましいレベルにまで清浄化した場
合に、薬剤が含まれる相に依存して、過剰な溶剤または
水を留去するとよい。
解乳化と相分離のための従来の方法は幾つかの欠点を有
する。例えば、塩化ナトリウムのような無機塩が解乳化
剤として日常的に用いられるが、これらは望ましいとい
う程度までは作用しない。
従って、相分離は望ましい速さよりも緩慢に行われ、か
つその分離は比較的大きい不明瞭な界面を含みがちであ
り、成分の別々の相への分離が不充分となる。例えば、
目的薬剤のかなりの部分はしばしば、ビオマスの細胞内
に閉じ込められる。その結果、薬剤の回収率は典型的に
は80%程度の低いものであることが判明している。
このようなエマルジョンの分解には他の解乳化剤も用い
られているが、これらの解乳化剤はこのようなエマルジ
ョンのある一定のもののみを分解するという点で限定さ
れている。さらに、これらは上記無機塩よりも迅速に、
明白に、完全に相を分離するが、さらに良好でかつ迅速
な相分離が望まれる。
他方では、油田からの石油に基づく油の抽出と製造中に
形成されるエマルジョンに関連して、多様な解乳化剤が
用いられている。油田化学は今までは製薬プロセスに関
連づけては考えられていなかった。特に、油田用解乳化
剤は従来は、薬剤製造中に形成されるエマルジョンの解
乳化剤としては見なされていなかった。
油田用解乳化剤が薬剤の製造中に形成されるエマルジョ
ンの分解に対して従来考慮に入れられていなかったとい
う事実には、幾つかの要因が寄与している。油田技術と
製薬プロセスは全く異なる分野であり、かつ一方の分野
の当業者は概して他方の分野については知識を有さない
ものである。
さらに、両方の分野の当業者であったとしても、油田の
エマルジョンは一般に、薬剤製造で形成されるエマルジ
ョンとは解乳化剤に対して異なった反応を示すと認識さ
れているものである。従って、油田用解乳化剤は一般に
製薬に関係したエマルジョンの分解に用いられていなか
った。
[課題を解決するための手段] 従って、簡単に説明すると、本発明は、発酵によるよう
な薬剤の製造中にまたは他のこのような生物学的処理の
応用中に形成されるエマルジョンの新規な分解方法に関
するものである。この方法はエマルジョンから抽出する
ことが望ましい薬剤を含む発酵産物を含有するエマルジ
ョンに有効量の解乳化剤を加えることを包含するもので
ある。
該解乳化剤は、(a)炭素数約6〜約30のアミンから
誘導されたポリオキシアルキル化アミン;(b)少なく
ともある程度四級化されかつ、炭素数約6〜約30のア
ミンから誘導されたポリオキシアルキル化アミン: (
c)炭素数約6〜約30のアミンから誘導されたポリオ
キシアルキル化アミンの共役酸塩; (d)少なくとも
ある程度四級化されかつ、炭素数約6〜約30のアミン
にから誘導されたポリオキシアルキル化アミンの塩;(
e)脱水縮合条件下でオキシアルキル化アミンを加熱し
て、少なくとも約400の分子量のポリオキシアルキル
化アミンを生成することによって形成された縮合生成物
; (f)前記縮合生成物の共役酸塩; (g)少なく
ともある程度四級化された前記縮合生成物: (h)少
なくともある程度四級化された前記縮合生成物の共役酸
塩; (i)エピハロヒドリンと、炭素数2〜約8の低
級脂肪族第1アミンおよび炭素数2〜約8の低級脂肪族
第2アミンから成る群から選ばれるアミンとのツボ1J
フー;(j)エピハロヒドリンと炭素数2〜約8の低級
脂肪族第1モノアミンとのこのようなコポリマーであっ
て、コポリマーの窒素原子の少なくとも一部が四級化さ
れているコポリマー; (k)ポリジアルキルジアリル
アンモニウム塩; (1)アクリルアミドアルキレン第
4アンモニウム塩のポリマー及び(m)これらの混合物
から選択される窒素組成物を包含するものである。
本発明によって達成されることがわかった幾つかの利点
の中には、従来用いられてきた解乳化剤よりもより迅速
にエマルジョンを分解する、発酵産物の処理中に生ずる
エマルジョンの分解方法の提供、従来用いられてきた解
乳化剤よりもより完全にエマルジョンを分解する、かか
る方法の提供;従来用いられてきた解乳化剤よりもより
画定された界面を生ずる、かかる方法の提供;及びこの
ような多様なエマルジョンを破壊する、かかる方法の提
供がある。
本発明によると、油田に有用であることがわかっていた
ある種の解乳化剤が薬剤の製造あるいは他のこのような
生物学的プロセス(bioprocess)において生
ずるエマルジョンを分解するために意外に有効な解乳化
剤であることが見出された。このような解乳化剤の有効
性は、他の油田用解乳化剤が製薬に関連するエマルジョ
ンの分解に有効でないことがわかっている事実を考える
と、特に驚くべきことである。油田用解乳化剤は多くの
工業的用途において作用するが、製薬プロセスへのそれ
らの使用は一般に知られていない。
このような有効な解乳化剤の1つのクラスには炭素数約
6〜約30のアミンから誘導されたポリオキシアルキル
化アミンがある。さらに、このようなポリオキシアルキ
ル化アミンの共役酸塩も、このようなポリオキシアルキ
ル化アミンの少なくともある程度の四級化によって形成
される四級体と同様に、製薬エマルジョンに対する有効
な解乳化剤であることが判明している。このような四級
体の塩もこのような使用に有効であることが判明してい
る。
本発明者は知らないが、ポリオキシアルキル化アミンを
製薬工業において解乳化剤として商業的に用いたことが
もしかしたらあったかもしれない。
これとは関係なく、このようなアミンが製薬エマルジョ
ンに対する有効な解乳化剤であることが今回判明したの
である。さらに、このようなポリオキシアルキル化アミ
ンが有効であるのみでなく、例えば酸の添加によってか
かるポリオキシアルキル化アミンをそれらの共役酸塩に
変換した場合、またはかかるポリオキシアルキル化アミ
ンを少なくともある程度四級化した場合、あるいはこの
ような四級化された組成物をその共役酸塩に変換した場
合にも、意外にも、このようにして製造された組成物が
ポリオキシアルキル化アミン自体よりモ製薬エマルジョ
ンのさらに有効な解乳化剤であることも今回見出された
。このような塩と四級体がこのような目的のために従来
用いられていたとは考えられない。
このような解乳化剤の他の一クラスには、例えば、モノ
アミン、ジアミンまたはトリアミンのようなアミン(例
えば炭素数約6〜約30のアミン)をエポキシドによっ
てオキシアルキル化し、次にエーテル結合の形成によっ
て少なくとも2個のオキシアルキル化分子を結合させる
ように水を除去することによってオキシアルキル化アミ
ンを重合させ、それによって分子量を高めることによっ
て製造された縮合生成物から成るものがある。この縮合
生成物の四級体は上記縮合生成物をアルキル化剤と反応
させることによって該縮合生成物を少なくともある程度
四級化することによって形成され、かかるエマルジョン
を分解するためのすぐれた解乳化剤であることが判明し
ている。この代りに、上記縮合生成物をその共役酸塩に
変換させるかまたは上記四級体中の残留アミンを同様に
それらの共役酸塩に変換させてもよい。このような組成
物も有効な解乳化剤であることが判明している。
このような縮合された解乳化剤は従来、エマルジョンが
典型的に約1%未満の水中油滴を含む場合の油田用解乳
化剤、水中潤滑剤、汚水から固体と油を除去するための
クレンザ−1高固体濃度スラッジの脱水剤、または製鋼
所中において例えば鉄または油もしくはこれらの組合せ
のような特定物質を除去するための作用剤として様々に
用いられていた。
意外に有効な解乳化剤の他の諸クラスには、低級脂肪族
第1アミンまたは第2アミンと(i)エピハロヒドリン
とのコポリマー このようなコポリマーの四級体、ポリ
ジアルキルジアリルアンモニウム塩、及びアクリルアミ
ドアルキレン第4アンモニウム塩のポリマーがある。こ
のような解乳化剤の有効性は、例えばジチオカルバメー
ト化合物またはアクリルアミドとアクリル酸ナトリウム
とのコポリマーのような他の油田用解乳化剤が薬剤製造
で生じるエマルジョンの分解に有効でないことに対して
、明確にそして意外な対象をなしている。
前記の第一のクラスの解乳化剤であるポリオキシアルキ
ル化アミン塩、四級化ポリオキシアルキル化アミン及び
関連した塩は、最初にアミンを標準的な方法によってポ
リオキシアルキル化することによって製造される。適当
なアミンは炭素数約6〜約30のアミンである。従って
、好適なアミンには、例えばC18H35N H2(す
なわちオクタデセニルアミン)のような、炭素数約6〜
約30のモノアミン好ましくは第1アミン;例えばCr
5Hss  (NH)   (cH2)  3  NH
2も  し  く  はC3H?  (NH)(cH2
)b NH2のような、炭素数約6〜約30のジアミン
;例えばC皇s H3S(NH)(cH2) v (N
H)(cH2) s NH2もしくはC)  H7(N
H) (cH2) b (NH)(cH2) b NH
2ような、炭素数約6〜約30のトリアミン;あるいは
他のこのようなモノアミンもしくはポリアミンまたはこ
れらの混合物がある。炭素数約6〜約30のモノ−ジー
及びトリーアミンが好ましい。
上記アミンが炭素数約6〜約22のアルキル基を有する
ことが特に望ましい。前記アルキル基がヤシ、獣脂、大
豆またはこれらのハロゲン化生成物のような天然脂に由
来するものであることが最も好ましい。典型的なモノア
ミン混合物は例えば、重量基準でテトラデシルアミン(
3%)、ペンタデシルアミン(0,5%)、ヘキサデシ
ルアミン(29%)、ヘプタデシルアミン(1%)、オ
クタデシルアミン(20%)、テトラデセニルアミン(
0,5%)、ヘキサデセニルアミン(2%)、及びオク
タデセニルアミンとオクタデカジェニルアミン(合計で
44%)を含むものである。
前記アミンを反応器中で約り0℃〜約150℃の範囲内
の温度に加熱し、例えばエチレンオキシド、プロピレン
オキシドまたはブチレンオキシドのような好ましくは炭
素数約2〜約4のアルキレンオキシドを徐々に漸増添加
で配量する。前記アルキレンオキシドの添加時に、アル
キレンオキシドの所望の相対割合に依存して、圧力が約
5〜約100 p、s、1.になるように、前記反応器
は圧力容器であるべきである。加熱するアミン中のアミ
ノ基1モルにつき前記アルキレンオキシド約1〜約50
モル、好ましくは約1〜約30モルを加えるとよい。
終点は所望のポリオキシアルキル化度となる点に設定す
ればよく、この終点は当業者にとって明らかなものであ
る。上記終点は圧力反応器中の圧力低下によって知るこ
とができる。
触媒の使用は任意である。触媒を用いる場合には、約0
.25〜約10重量%の触媒(例えば水酸化ナトリウム
もしくは水酸化カリウムの触媒、またはB F 3触媒
)を反応混合物中に含めることができる。
従って、例えばCIIIH35N H2とエチレンオキ
シドでは、上記反応によって式: 〔式中Xとyは例えばポアソン分布(Po1ssond
istribution)のような統計的分布によって
定まり、Xとyの合計はアミノ基に対する反応したエチ
レンオキシドのモル比によって算出される〕で示される
ポリオキシアルキル化アミンが得られる。
同様に、アミンが C15Hss(NH)(cH2)3NH2である場合に
は、上記の反応によって式: 〔式中X、yおよび2は例えばポアソン分布のような統
計的分布によって同様に定まり、x+Vおよび2の合計
はアミノ基に対する反応したエチレンオキシドのモル比
によって算出される〕で示されるポリオキシアルキル化
アミンが得られる。トリアミンと高級ポリアミンは同じ
ような反応プロセスに従うものである。前記ポリオキシ
アルキル化アミンのいずれに関しても、特定分子中のア
ミノ基の一部もしくは全てがオキシアルキル化されるか
またはアミノ基が全くオキシアルキル化されないことが
認められる。
上記ポリオキシアルキル化剤応生戊物は直接解乳化剤と
して用いてもよく、またはその代りに、少なくとも部分
的に中和して、解乳化剤として用いられるその共役酸塩
を形成するか、あるいは例えば硫酸ジメチル、ハロゲン
化アルキル(例えば塩化メチルまたはヨウ化メチル)、
ハロゲン化アルアルキル(例えば塩化ベンジル)のよう
なアルキル化剤、または例えば1,2−ジクロロエタン
もしくはβ、β゛−ジクロロエチルエーテルもしくはこ
れらの同族体のような二官能性アルキル化剤との反応に
よって少なくともある程度まで四級化してもよい。アル
キル化剤を組合せて用いても好適である。二官能性アル
キル化剤も前記ポリオキシアルキル化アミンの重合、そ
れによる分子量増加を促進する。
一般に、前記アルキル化剤は炭素数1〜約30のハロゲ
ン化アルキル、炭素数1〜約30のハロゲン化アルケニ
ル、炭素数1〜約30のハロゲン化シクロアルケニル、
炭素数1〜約30のハロゲン化アルアルキル、硫酸ジメ
チル、1.2−ジクロロエタン、ジクロロエチルエーテ
ルまたはこれらの組合せである。上記アルキル化剤が炭
素数約1〜約6のハロゲン化アルキルであることが好ま
しく、特に塩化メチルもしくは塩化エチルであることが
好ましく、あるいは例えば塩化ベンジルのようなハロゲ
ン化アルアルキルであることが好ましい。塩化メチルを
アルキル化剤として用いることが最も好ましい。
前記ポリオキシアルキル化アミンに加える上記アルキル
化剤は希釈しないか、または水溶液の一部としてもよく
、水溶液中のその濃度は少なくとも約10重量%である
。しかし、上記アルキル化剤が濃厚である場合、すなわ
ち約50〜約100重量%である場合には、上記の反応
中に形成される酸を少なくともある程度まで中和するた
めに、例えば炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、水酸化ナトリウムまたは水酸化アンモニウムの
ような塩基を含めることが望ましい。これらの後者の作
用剤を使用する場合は、上記アルキル化プロセス中に、
pH調節のために必要に応じて、漸増的に加えることが
できる。
四級化の程度は、四級化されうる窒素原子数を基準とし
て、好ましくは約25〜約100%、さらに好ましくは
約70〜約90%、特に約75%である。従って、特定
分子の窒素原子が全く四級化されないことも、窒素原子
の一部または全てが四級化されることもありうる。前記
の四級化生成物は発酵による薬剤製造中に生ずるエマル
ジョンを分解するために解乳化剤として直接用いても、
または例えば水溶液のような希釈した形で解乳化剤に用
いてもよい。この代りに、四級化生成物の共役酸塩を直
接または同様な希釈した形で用いてもよい。このような
塩は前記四級化オキシアルキル化アミンに例えば塩酸の
ような酸を加えることによって形成される。
薬剤の製造中に形成されるエマルジョンの分解にすぐれ
た成果を示すことがわかった縮合ポリオキシアルキル化
アミン解乳化剤には、両方とも本出願の共同発明者であ
るベローズ(Bel Ios)による米国特許第3,6
61,784号と第3.751,364号に述べられて
いる潤滑剤がある。
一般に、このような組成物は上述のポリオキシアルキル
化プロセスを実施し、次に脱水することによって製造さ
れる。さらに詳しくは、好ましくは炭素数2〜約4の、
アルキレンオキシド(例えばエチレンオキシド、プロピ
レンオキシドまたはブチレンオキシド)によってアミン
をポリオキシアルキル化して、オキシアルキル化アミン
を形成する。ある種のジアミンも適しているが、アミン
は式: %式% 〔式中RoとR”は水素と、炭素数約6〜約22の有機
ラジカル(特に炭素数約6〜約22のアルキル基、炭素
数約6〜約22のアルケニル基、炭素数約6〜約22の
アルキニル基、炭素数約6〜約22のアリール基または
炭素数約6〜約22のアルキルアリール基)とから成る
群から独立的に選択される〕 で示される第1または第2モノアミンであることが好ま
しい。滞在的に有用な基の幾つかの例には、フェニル、
ポリアルキルフェニル、アルキルフェニル、クロロフェ
ニル、アルコキシフェニル、ナフチル、アルキルナフチ
ル、ベンジル、フリル、ピラニル、水素化フリル及び水
素化ピラニルがある。しかし、RoとR”の中の多くと
も一方のみが水素となるにすぎない。例えばCI8H3
%N H2のような、炭素数約12〜約22のモノアル
ケニルモノアミンが特に適しているが、炭素数約6〜約
30のいかなるアミンは望ましく、特にこれらのアミン
のうち炭素数約6〜約22の有機分枝を少なくとも1つ
有するものが望ましい。
適当なジアミンは式: [式中、RI  R2R3は水素と、炭素数1〜約22
の有機ラジカル(特に炭素数約6までのアルキル基、炭
素数約6までのアルケニル基、炭素数約6までのアルキ
ニル基、炭素数約6までのアリール基または炭素数約8
までのアルキルアリール基)とから成る群から独立的に
選択され、R4は炭素数2〜約22のアルキレンと炭素
数3〜約22のアリーレンとから成る群から選択され、
好ましくはプロピレンである] で示される。上記アルキレン基は分枝鎖または直鎖のい
ずれでもよく、飽和または不飽和のいずれでもよい。従
ってS R’の一例は −CH2CH2CH(cH3)CH2CH2である。
前記アルキレンオキシドが上記反応中に漸増的に導入さ
れるように、アミン1モルに対してアルキレンオキシド
約1〜約50モルをアミン量中に徐々に配量する。前記
反応は約り0℃〜約150℃の温度の圧力反応器中で実
施する。一般に、反応混合物は実際的であるかぎり無水
に維持される。
アミンの水含量分析をアルキレンオキシドの添加前に実
施するとよい。水含量が約0.5重量%より大きい場合
には、上記アミンを真空中で約1/2〜約1時間加熱し
て(例えば12〜25mm18において約135℃)、
水含量を約0.5重量%未満に減する。
次に上記ポリオキシアルキル化アミンを脱水縮合によっ
て重合させ、それによってポリオキシアルキル化アミン
にポリエーテルを形成させる。すなわち、上記オキシア
ルキル化アミンを触媒の存在下で約100℃〜約300
℃の温度に加熱し、水と熱分解生成物(例えばグリコー
ルとアルデヒド)をコンデンサーとディーン・スターク
トラップ(Dean−8tark trap )によッ
テ反応を通して上記反応混合物から除去する。好ましい
触媒には、例えば塩化亜鉛のようなハロゲン化亜鉛、硫
酸アルミニウム、例えば塩化第1鉄もしくは塩化第2鉄
のようなハロゲン化鉄、または例えば酢酸のようなカル
ボン酸と組合せたこのような触媒のいずれかがある。脱
水が1分子の未反応R−NH2基またはオキシアルキル
化R−NH2基と他の分子のヒドロキシアルキル基との
間で行われると、縮合生成物と水が形成される。しかし
、この反応によって、少なくとも2個のオキシアルキル
化分子がエーテル結合の形成と共に結合すると、平均分
子量が少なくとも約400そして6,000〜10.0
00以上程度の大きさのポリオキシアルキル化アミンが
得られる。ある場合には、上記縮合によって比較的低分
子量(例えば400〜4000)の生成物が得られるが
、他の場合には、10.000より大きい高平均分子量
の生成物が得られる。これらも有用である。若干の熱分
解が起こり、特にアセトアルデヒドとグリコールが形成
され、これらは反応中に上記生成物から凝縮することを
さらに理解すべきである。
上記反応は完結するまで実施されるか、または、望まし
い場合には、望ましい粘度もしくは分子量が得られた時
に上記反応を停止することができる。
従って、例えば次の形状: または 〔式中xSy及びwSxSy、zは例えばポアソン分布
のような統計的分析によって定まり、XとYの合計及び
WとXとYとZの合計は窒素に対する付加されたアルキ
レンオキシドの相対量によって算出される〕 を有するポリエーテルが製造される。
一般に、エーテル形成は副反応によるエステル形成によ
って(例えば、酢酸を共触媒として用いる場合に)また
はさらに詳しくは、2個の水酸末端分子が縮合する場合
に、ある程度まで限定される。
上記縮合生成物は発酵による薬剤製造中に生ずるエマル
ジョンを分解するための解乳化剤として直接、もしくは
解乳化用水溶液のように希釈した形で用いられる。また
は、例えば塩酸のような酸の添加によって形成されるそ
の酸塩を直接または希釈した形で用いてもよい。
この代りに、縮合ポリオキシアルキル化アミンの四級体
をこのように用いることもできる。該四級体は非縮合ポ
リオキシアルキル化アミンの四級化について考察した方
法と同じ方法によって、上記縮合生成物を少なくともあ
る程度四級化することによって形成される。すなわち、
重合したオキシアルキル化アミンを、例えば硫酸ジメチ
ル、ハロゲン化アルキル(例えば塩化メチル)、ハロゲ
ン化アルアルキル(例えば塩化ベンジル)または例えば
1,2−ジクロロエタンもしくはβ、β。
−ジクロロエチルエーテルのような二官能性アルキル化
剤のようなアルキル化剤と反応させることによって上記
四級体が形成される。二官能性アルキル化剤はオキシア
ルキル化アミンの重合をもさらに引き起こし、それによ
って分子量を高める。
好ましいアルキル化剤は非縮合ポリオキシアルキル化ア
ミンの四級化に関して上述したものである。
従って、重合したオキシアルキル化アミンに加える上記
アルキル化剤は希釈しなくてもよく、または水溶液また
は非水溶液(f!4えばメタノールもしくは2−プロパ
ノールのようなアルコールまたは水−アルコール混合物
を希釈剤として用いる場合のような)の一部としてもよ
く、この場合にその濃度は少なくとも約10重量%であ
る。しかし、アルキル化剤が高濃度すなわち約50〜約
100重量%である場合は、上記反応中に形成される酸
を少なくともある程度中和するために、例えば炭酸カル
シウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリ
ウムまたは水酸化アンモニウムのような塩基を含めるこ
とが望ましい。これらの後者の作用剤の使用は通常は、
アルキル化プロセス中のpHyJiのために必要に応じ
て漸増的に用いられる。
四級化の程度は四級化されうる窒素原子数に基づいて好
ましくは約25〜約100%、さらに好ましくは約70
〜約90%、特に約75%である。
従って、特定分子の窒素原子の全てのもしくは一部が四
級化されることも、または窒素原子のいずれも四級化さ
れないこともありうる。非四級化縮合生成物並びにその
酸塩と同様に、第4アンモニウム塩は直接解乳化剤とし
て用いられるか、または最初に例えば水もしくは他の溶
剤の添加によって希釈してから用いられる。この代りに
、上記四級体中の残留アミンをそれらの共役酸塩に変換
してもよい。望ましい場合には、上記生成物のpHを酸
または塩基の添加によって特定のpH値に変えて、被処
理エマルジョンへのその添加がエマルジョンのpHを変
えないようにすることができる。
製薬エマルジョンの分解に有効であると判明している、
低級脂肪族第1または第2アミンとエピハロヒドリンと
のコポリマーの例は油田工業ならびに工業的用途に共通
に用いられる。特に適したコポリマーには米国特許第4
,001,486号と第4.158,521号に述べら
れているような、ジメチルアミンとエピクロロヒドリン
とのコポリマーがある。
上記コポリマー中のエピハロヒドリン(例えばエピクロ
ロヒドリン)/アミン(例えばジメチルアミン)のモル
比は、好ましくは約0.25〜約1の範囲内、さらに好
ましくは約0.75〜約1の範囲内であり(しかし、こ
の範囲に限定されない)、そしてさらに、少量のジアミ
ン(例えば、エチレンジアミン)を添加することによっ
て分子間の架橋を誘発することもでき、これは時にはそ
の生成物の有効性に対して有利である。上記コポリマー
の分子量は一般に約200から約50.000以上であ
る。約4,000から約50.000以上までの範囲内
の分子量が特に好ましい。
ジメチルアミンは入手が容易であるので特に好ましいが
、ジエチルアミンとジプロピルアミンを含めた他の低級
ジアルキルアミンも良好な結果を生ずることを認識すべ
きである。さらに一般的には、低級脂肪族第1または第
2アミンは炭素数2〜約8のモノアミンである。好まし
いエピハロヒドリンはエピクロロヒドリンである。
米国特許第3,975,347号は低級脂肪族第2アミ
ンとエピハロヒドリンとのコポリマーの製造方法を開示
している。同方法は上記第2アミンの代りに第1アミン
にも用いることができる。
典型的に、低級脂肪族第1または第2アミン(例えばジ
メチルアミン)の約50〜約90%水溶液を撹拌しなが
ら約75〜約95℃の温度に加熱する。次に、加熱した
上記水溶液に例えばエピクロロヒドリンのようなエピハ
ロヒドリンを、好ましくは(i)エピハロヒドリン/第
2アミンのモル比が約0.25:1から約1=1、さら
に好ましくは約0.75:1から約1:1となるように
、約50〜約90℃の反応温度を維持して充分な速度で
、撹拌しながら加え、該アミンとエピハロヒドリンの濃
度が水溶液中で約60〜約80重量%の範囲内となるよ
うにする。
これらの割合が好ましいが、他の割合を採用してもよく
、特にある環境下では上記アミンとエピクロロヒドリン
濃度が80重量%より大きくてもよいことが認められる
。これによる反応生成物は上記アミンとエピハロヒドリ
ンの実質的に線状のポリマーを約60〜約85重量%含
む。例えばエチレンジアミンのようなジアミンの少量(
例えば2〜5%)を上記反応混合物に加えて、架橋を促
進することもできる。
上記アミンが第2アミンである場合に、反応生成物は第
4級化合物である。上記アミンが第1アミンである場合
には、生成物は第4級化合物ではないが、本発明におけ
る解乳化剤として用いられる。しかし、望ましい場合に
は、第1アミン/(i)エピハロヒドリンコポリマー中
の窒素原子の少なくとも一部を四級化して、その第4級
組成物を製薬エマルジョンを分解するための有効な解乳
化剤として用いられる。オキシアルキル化縮合生成物に
関して上述した方法と同じ方法によって、前記コポリマ
ーを四級化することができる。このように、前記コポリ
マーは該コポリマーとアルキル化剤との反応によって四
級化されるか、またはそれらの共役酸塩に変換される。
第1アミンもしくは第2アミンをベースとするコポリマ
ーまたは四級化した第1アミンをベースとするコポリマ
ーは、発酵による薬剤製造で生ずるエマルジョンを分解
するための解乳化剤として、直接または希釈した形で用
いられる。
前記アミン/エピハロヒドリンコポリマーと同様に、製
薬エマルジョンの分解に有効であることがわかっている
ポリジアルキルジアリルアンモニウム塩も典型的に油田
市場において用いられている。一般に好ましいポリジア
ルキルジアリルアンモニウム塩のアルキル基は炭素数1
〜約18であり、より好ましくは炭素数1〜約4である
。前記アルキル基がメチルであることが最も好ましい。
上記塩の陰イオンに関して、好ましい塩はポリジアルキ
ルジアリルハロゲン化アンモニウム、特にポリジアルキ
ルジアリル塩化アンモニウムである。
ジアルキルジアリル塩化アンモニウムのポリマーであり
、ポリ(ジアルキルジアリル塩化アンモニウム)と表さ
れるポリジアルキルジアリル塩化アンモニウムは通常、
約10,000〜約250.000以上(例えば、10
,000.000以上)の分子量を有し、米国特許第3
,782.546号に開示されており、この特許ではカ
リ浮遊選鉱(potash flotation )の
陽イオンコンディジa−ング剤としてのその使用が開示
されている。約10.000,000以上の分子量は上
記特許のテクノロジーを用いて製造された逆エマルジヨ
ンポリマー及び/または乾燥生成物を意味する。しかし
、分子量が約10,000から約 100.000までであることが好ましい。商業的に入
手されるジメチルジアリル塩化アンモニウムとポリジメ
チルアリル塩化アンモニウムは一般にモノ形とジアリル
形の混合物を含む。
ポリジアルキルジアリルアンモニウム塩の正確な構造は
今までは多少不確実な構造であり、上記第3.782.
546号特許は6員環を示すが、前記第4級化合物は式
: 〔式中Rは炭素数1〜約18のアルキル基であり、Xは
例えば塩化物(例えばCJ〜またはI−)または硫酸メ
チルのような陰イオンである)によって表されることが
現在理解されている。Rは炭素数1〜約4の低級アルキ
ル基であることが好ましく、メチルであることが最も好
ましい。好ましい陰イオンは塩化物である。従って、ポ
リジメチルジアリル塩化アンモニウムがこのクラスの解
乳化剤の中で最も好ましいものである。
ポリジアルキルジアリルアンモニウム塩は多くの公知の
陽イオンモノマー重合方法のいずれによっても製造する
ことができる。従って、周知の溶液重合法、エマルジョ
ン重合法または懸濁重合法のいずれも利用可能である。
米国特許第3.782,546号はポリジアルキルジア
リル塩化アンモニウムの製造と使用を述べる幾つかの米
国特許と関連する。
上記の他のクラスの解乳化剤と同様に、ポリジアルキル
ジアリルアンモニウム塩は発酵による薬剤W 造テ生ず
るエマルジョンを分解するたメノ解乳化剤として直接ま
たは希釈した形で用いられる。
本発明に有用であるとわかっているアクリルアミドアル
キレン第4アンモニウム塩のポリマー(ホモポリマーま
たはコポリマーのいずれか)は米国特許第4.343,
730号に開示されているポリマーを含み、一般に約1
00,000から2.000,000超、好ましくは約 100.000〜約2,000,000、最も好ましく
は約1,000,000〜約 2.000,000の分子量を有するものであるここで
用いるかぎり、アクリルアミドアルキレン第4アンモニ
ウム塩なる用語はメタクリルアミドアルキレン第4アン
モニウム塩を含むことに注目すべきである。
従って、本発明のポリ第4アンモニウム化合物は、ポリ
マー式: [式中Rは水素またはメチルであり;Roは水素または
炭素数1〜4の低級アルキル基であり;Aは炭素数2〜
10の直鎖もしくは分枝鎖アルキレン基、あるいは炭素
数2〜10の複数のアルキレン基であって、その6対が
エーテル酸素原子によって結合されているものから成る
2価の飽和脂肪族基であり;R”とRo”は(1)炭素
数1〜12のアルキル基、炭素数2〜12のヒドロキシ
アルキル基、炭素数2〜12のアルコキシアルキル基及
び炭素数2〜12の(ポリアルコキシ)アルキル基から
成る群から個々に選択した別々の基、または(2)N原
子と共に環内に5〜6原子を含む複素環基を形成し、そ
の中の4〜5原子が炭素であり、かっ0.NSSから成
る群から選択した第2の原子を含み、該第2の原子が窒
素である場合には水素または炭素数1〜18のアルキル
基によって置換されている単一の飽和脂肪族基であり;
R”は炭素数1〜18の飽和及び不飽和の脂肪族炭化水
素基、炭素数2〜18の(ポリアルコキシ)アルキル基
、炭素数2〜18のアルコキシアルキル基、炭素数7〜
24のアルアルキル基もしくは置換アルアルキル基及び
炭素数7〜24のフェノキシアルキル基から成る群から
選択した基であり;Xは陰性の塩形成原子もしくはラジ
カルである〕で示されるアミド単位1〜100モル%、
好ましくは少なくとも20モル%を含むモノエチレン系
不飽和モノマー単位から誘導された線状ポリマーである
米国特許第4,343,730号の好ましいホモポリマ
ー及びコポリマーは本発明の好ましいポノマーであると
考えられる。従って、これらのポリマーはエマルジョン
重合によって製造され、好ましいポリマーはジアルキル
アミノアルキルアクリルアミドの四級体とアクリルアミ
ドのコポリマーであると考えられる。このような四級体
は典型的に低級ハロゲン化アルキルまたは硫酸メチルに
よって少なくともある程度まで四級化されたものである
エマルジョン重合では、前記モノマーの広範囲な水溶液
を用いることができる。例えば、上記溶液のモノマー含
量は約5〜約75重量%の範囲内とすることが可能であ
る。モノマーの特定の濃度は当然、特定モノマーと重合
温度に依存するものである。前記エマルジョン重合プロ
セス中において、水性モノマー相/油相を広範囲な比、
好ましくは水相約5〜約95重量部/油相95〜5重量
部とすることも可能である。特に適切なモノマーはN、
N−ジメチルアミノ−N−プロピル−メタクリルアミド
〔例えば、ジェファーソン ケミカル カンパニー(J
errerson Chemical Company
)から商品名DMAPMAで販売されているもの〕であ
る。
前記陽性物質はN、N−ジメチルアミノ−N−プロピル
〜メタクリルアミドーN−ベンジル塩化アンモニウムで
もよい。この代りに、前記塩基と四級体から誘導される
ポリマーを形成することができ、望ましい場合には、残
留遊離アミンをその共役酸塩に変換することができる。
同様なアクリルアミドも適している。
このような全てのクラスの解乳化剤は、例えばペニシリ
ンまたは菌類から得られる物質(ストレプトマイシン、
エリスロマイシン、エフロドマイシン等)である抗生物
質のようなある種の薬剤の発酵による製造で形成される
エマルジョンの分解に驚くべきことに有効である。この
ような解乳化剤は著しく速効性であることが判明してお
り、ごく少量の解乳化剤の使用(一般にエマルジョンの
約200〜約1,000重量ppm)で殆ど直ちに、特
に明瞭な充分に画定された界面による相分離を生じ、目
的薬剤の殆ど全てが一方の相に分離される。このことの
みでなく、本発明の解乳化剤は種々な薬剤の発酵による
製造で生ずる広範囲なエマルジョンに対して有効である
ことが判明している。
さらに詳しくは、本発明の解乳化剤をこのような諸エマ
ルジョンに適用すると、エマルジョンは通常、直ちに明
確な充分に画定された界面を示して、別々の相に分離し
、そして被処理エマルジョン中の粒状物質(partl
culate 5eatter)は隔離されて、ボール
または層の形状に粘着凝集して、界面または水相中のい
ずれかに存在する。相分離は本質的に完全であり、残留
エマルジョンは殆どまたは全く存在しない。目的薬剤が
何処に存在するかは製薬業者がpHを何処でどのように
調節するかに依存する。例えば、pHを調節することに
よって目的薬剤を水相に回収させることが可能であるが
、異なるp HJ、: :A節することによって目的薬
剤を有機相に回収させることも可能である。
本発明の解乳化剤を適用できるエマルジョンは、例えば
水ベース中の植物油のような栄養培地中での微生物また
は酵素の培養物を発酵させて目的薬剤を製造することか
ら成る、例えば、ペニシリンまたは細菌、藻類もしくは
菌類のような微生物から得られる物質(ストレプトマイ
シン、エリスロマイシン、エフロドマイシン等)である
抗生物質のような薬剤の製造中に形成されるエマルジョ
ンである。上記エマルジョンは有機溶剤(典型的には、
アミルアセテートまたはブチルアセテートあるいはメチ
ルイソブチルケトン)、乳化剤、栄養培地からの栄養物
、酵素もしくは微生物を含めた粒状物質及び種々な電解
質を含む。このようなエマルジョンは広範囲なpH値で
製造され、上記成分は種々な相対割合で存在する。本発
明の解乳化剤で処理することのできる同様なエマルジョ
ンには他の生物学的処理の応用の結果として生じるもの
がある。
このようなエマルジョンを分解するには、エマルジョン
100万重量部に対して本発明の解乳化剤組戊物約10
0〜約10.000重量部に相当する量を添加すること
によって、該解乳化剤を上記エマルジョンに適用する。
望ましい場合には、上記解乳化剤を振とうまたは撹拌に
よってエマルジョン中に混合してもよい。エマルジョン
100万重量部につき解乳化剤組戊物約200〜約1.
000重量部を加えることが好ましいが、約1.000
〜約10.000重量部であっても受容される。最適割
合は処理すべき特定エマルジョンに依存する。このよう
なエマルジョンは典型的に約25〜約75重量%、しば
しば約50重量%の水を含む。このようなエマルジョン
のある種類は典型的に約7〜約7.4のpHに最初に中
和されている。しかし、他のエマルジョンは他のpH値
を有し、本発明の解乳化剤が広いpH範囲(少なくとも
約4〜約9)にわたって適用可能であることが判明して
いる。
上記解乳化剤の添加後に殆ど直ちに、上記エマルジョン
は明確に充分に画定された界面を示して、2相に分離し
、混合物中の固体の凝集が界面または混合物の底部のい
ずれかで生ずることが判明している。
[実施例] 以下の実施例は本発明の好ましい実施態様を説明するも
のである。ここに述べるような本発明の明細または実施
を検討するならば、請求の範囲に含まれる他の実施態様
が当業者に明らかになると思われる。明細書は実施例と
共に模範的なものにすぎないと見なされるよう意図され
たものであり、本発明の範囲及び精神は前述の請求の範
囲によって示されるものである。実施例中の全ての%は
、特記しないかぎり、重量基準である。
実施例1 菌類に由来する抗生物質の製造から富化抽出物(ric
h extract)を得た。非濾過発酵ブイヨン(b
roth)を酸性化し、抽出剤としてのメチルイソブチ
ルケトンと接触させて、前記富化抽出物を得た。該富化
抽出物を脱イオン水で希釈し、水酸化ナトリウムでpH
約7〜約7.4に中和し、各々40〜50m1の幾つか
のエマルジョン試験サンプルに分離した。
全ての試験は遠心分離管内で実施した。各試験に対して
、解乳化剤を1%水溶液として加え、手による振とうに
よってまたは管ミキサーを用いて、エマルジョン中に混
入した。幾つかのサンプルにホモゲナイザーによってせ
ん断力を加え、エマルジョンが実際の処理において用い
られるフルスケールのディスク遠心機に入る時に受ける
であろう高せん断力を模倣した。全サンプルを実験室モ
デル遠心機内で3200rpmにおいて5分間遠心分離
した。次に6管について、回収された溶剤と水の量(%
)、2相の透明度、及び管中の固体物質の量と相対的位
置に関して判定した。
試験サンプル1〜18は、工業用及び油田用の逆解乳化
ライン内で利用可能な広範囲な化学作用を代表するよう
に選択した、特定の化合物によって処理した。試験され
る解乳化剤は、指示された粘度範囲と分子量範囲内に入
ることがわかっているそれらの混合物のサンプルに対応
して、次のように表わす。
解乳化剤 活性成分 ポリ(ジメチルジアリル塩化アンモニ ウム);分子量・・・10,000〜100.000 
;粘度・・・20%活性水溶液として25℃において約
600〜900 cps ポリ(ジエチルアミン/エピクロロヒ ドリンコポリマー);分子量・・・4.000〜50.
000 ;粘度・・・50%活性水溶液として25℃に
おいて約600〜900 cpsブタンジアミンとヘキ
サンジアミンと 1.2−シクロヘキシルジアミンとの 混合物と、エピクロロヒドリンとのコ ポリマー;エビ/アミン比・・・0.25〜1:分子量
・・・50.000〜500,000 、粘度・・・5
0%水溶液として25℃において約450〜1400 
cps (典型的には約850 cps ) 低分子量カチオン性アクリレートジメ チルアミノエチルメタクリレート(D MA−EMA);粘度・・・12.5%水溶液として2
5℃において約180 cpsポリアミンウレイレン(
尿素とビス− ヘキサメチレントリアミン重合反応生 成物) ジチオカルバメート 上記諸化合物を試験し、全エマルジョン量を基準にして
、250ppmと500ppmの用量でランク付けした
。1〜6として示した最も透明から最も濁った状態まで
の相遇明度のランク付けと共に結果をそれぞれ次に示す
角々4閂、イヒ箔”J250ppm用量サンプル 鳥q111イヒjドj 水相 エマルジョン 透明度 pH(ランク*〉 7.1    3 7.11 7.1    5 7.1    6 7.1    2 7.1    4 溶剤相 透明度   コメント (ランク*) 4    薄い界面 1    暗い界面 3    薄い界面 5  非常に広い界面 2  幅広く濁った界面 6  ひどく乱れた、濁 サンプル 角q41.イtjflj 水相 エマルジョン 透明度 pH(ランク本) 7.13 7.1    2 7.1    1 7.15 7.1    4 7.1    6 溶剤相 透明度 (ランク本〉 コメント やや濁った界面 暗い界面 薄い界面 不良な界面 薄い界面 ひどく乱れた、 濁った界面 界面の性質、固体の凝集、及び目的薬剤が存在する溶剤
相の性質が特に重要である。
実施例2 他の用量での補完試験用に解乳化剤BとCを選択した。
これらをブランク並びにNaCjまたはAkzo  D
  5430 (アクシーケミカル社(Akzo Ch
cvlcals、Inc、 )からの第4脂肪酸アミン
塩)を混合したサンプルと比較した。諸サンプルのエマ
ルジョンpHは7.1であった。これらの試験、サンプ
ル19〜33、の結果を次に示す。
□ 水相 サンプル 解乳化剤  用 量  透明度   透明度
     コメント(ppm)        (ラン
ク本)25    8   300   特に良好  
 ×     良好な界面固体降下 26     B    500   特に良好   
×     固体降下27     B    700
   特に良好   3     固体降下28   
  C300特に良好   1     固体界面に2
9     C500特に良好   ×材    固体
界面に30     C700特に良好   ×林  
  固体界面に31   D5430 500  やや
濁り/暗い 2  良好に凝集、しかしかむりの量の固
体が溶剤中 32   ナシ             良 好 溶
剤中に不良な界面、かなりの凝集相 33 1%NaC1濁っている 良 好    大きな
界面本 ランク1が最も透明な相に対応 材 明らかな過剰処理 D5430は比較的透明な水相を生じたが、溶剤層中に
痕跡量の固体または水を残すように見えた。ブライン(
brlne )で処理したサンプルは大きな界面を残し
た。補完試験を実施して、均質化エマルジョンに対する
結果を確認した。下記に示すように、解乳化剤Bはさら
に厳しい条件下で透明な溶剤相を生じた。上記諸解乳化
剤に対する強苛性(10%Na0H)の影響を知るため
の最終試験も良好な結果を生じた。
不良 不良 不良 不良 不良 不良 400*#1 400##2 00 00 00 000 非常に良好 非常に良好 非常に良好 非常に良好 非常に良好 非常に良好 非常に良好材 非常に良好材 不良(10ml)” 不良(12m1) ” 非常に不良(25ml)本 非常に不良(25ml)本 最も良い水相 最も良い水相 界面に許容できる固体 界面に許容できる固体、底部に若干の固体均質化せず 均質化した 実施例3 下記の解乳化剤に対する試験を上記実施例1に概要を述
べた方法によって、但し、異なる薬剤とエマルジョンを
用いて実施した。エマルジョンは濾過済ブイヨン(pH
10,2)1重量部とアミルアルコール0.4重量部か
らなるエマルジョンであった。解乳化剤を水で10容量
%まで希釈し、上記エマルジョン50 mlを含む管に
加えた。その管を20回置きうして中身を混合してから
、4分間遠心分離した。
解乳化剤 活性成分 分子量約850のポリオキシエチル化 −N−獣脂−1,3−ジアミノプロパ ンから誘導された第4縁線合ポリオキ シアルキル化アミン、はぼ100%の四級化:縮合中に
ほぼ完全に脱水 C−18、C−20、C−22のポリ オキシエチル化長鎖脂肪ジアミン混合 物から誘導された第4縁線合ポリオキ シアルキル化アミン;分子量・・・約500〜約600 次の結果が得られた。
ブランク   −    痕跡  21 29G   
   2000   痕跡  19 313000  
 痕跡  18 32 4000   1  16  33 5000  13   3  35 6000  14   2  36 10000  14   1  38   アルコール
添加前に固体凝集 H2000痕跡  20 30 3000  痕跡  18 32 4000  11   5  35   解乳化剤Gよ
りもややライトな溶剤 5000  14   2  36   解乳化剤Gよ
りもややライトな溶剤 6000  15   1  36   解乳化剤Gよ
りもやや高い溶剤 1.0000  15   1  37   解乳化剤
Gよりもややライトな溶剤 注釈:解乳化剤に加えた溶剤のために、幾つかの量は5
0m1より多い量まで増加する。
実施flJ 4 ペトロライト社(Petrolite Corp、 )
からのDEMLILSO1解乳化剤と下記解乳化剤に対
する試験を、上記実施例1に概要を述べた方法に従って
実施した。エマルジョンは異なる薬剤を含み、そして「
完全ブイヨン(whole broth ) J 、す
なわち濾過されておらずかつ、細胞体を含むものであっ
た。pHは3.0であった。上記エマルジョンはアミル
アセテート0.8重量部につきブイヨン1重量部であっ
た。各管中のサンプル(50ml)を5分間均質化し、
アミルアセテートにより1o容量%まで希釈し、50回
振とうして混合し、そして3分間遠心分離した。
解乳化剤 活性成分 分子量約700のポリオキシエチル化−N−獣脂−1,
3−ジアミノプロパン から誘導された縮合ポリオキシアルキ ル化アミン;縮合中に理論的にはほぼ 完全に脱水 分子量・・・約500〜約eooのC−18、C−20
、C−22のポリオキシエチ ル化長鎖脂肪ジアミン混合物から誘導 された縮合ポリオキシアルキル化アミ ン;縮合中にほぼ完全に脱水 N−獣脂−1,3−ジアミノプロパン から誘導された、分子量・・・約500〜約600のポ
リオキシエチル化アミン C−18、C−20SC−22の長鎖 脂肪ジアミン混合物から誘導された分 子量約600のポリオキシエチル化72次の結果が得ら
れた。
解乳化剤 用 量 相対量(ml) ブランク D掛釘U刀1 00 000 000 0000 痕跡量 痕跡量 痕跡量 痕跡量 00 000 000 0000 痕跡量 痕跡量 痕跡量 痕跡量 00 000 000 0000 痕跡量 痕跡量 痕跡量 痕跡量 00 000 000 0000 痕跡量 痕跡量 痕跡量 痕跡量 500.1418    痕跡量 1000   16   24   10    痕跡
量3000   19   20   11    痕
跡量実施例5 上記実施例3からの解乳化剤Gと下記解乳化剤に対する
試験を、上記実施例3に概要を述べた方法に従って実施
した。
解乳化剤   活性成分 M  分子量約850のポリオキシエチル化−N−獣脂
−1,3−ジアミノプロパン から誘導された第4級ポリオキシアル キル化アミン;はぼ100%の四級化 N  分子量約700のポリオキシエチル化−N−獣脂
−1,3−ジアミノプロパン から誘導された第4級ポリオキシアル キル化アミン;はぼ100%の四級化 0  分子量約750のポリオキシエチル化−N−獣脂
−1,3−ジアミノプロパン から誘導された第4級ポリオキシアル キル化アミン:はぼ100%の四級化 P  分子量約900〜約950のポリオキシエチル化
−N−獣脂−1,3−ジアミノ プロパンから誘導された第4級ポリオ キシアルキル化アミン;はぼ100% の四級化 分子量約700のポリオキシエチル化−N−獣脂−1,
3−ジアミノプロパン から誘導された第4縁線合ポリオキシ アルキル化アミン;はぼ100%の四 級化;縮合中にほぼ完全に脱水 分子量約750のポリオキシエチル化−N−獣脂−1,
3−ジアミノプロパン から誘導された第4縁線合ポリオキシ アルキル化アミン;はぼ100%の四 級化;縮合中にほぼ完全に脱水 分子量約900〜約950のポリオキシエチル化−N−
獣脂−1,3−ジアミノ プロパンから誘導された第4縁線合ポ リオキシアルキル化アミン;はぼ 100%の四級化;縮合中にほぼ完全 に脱水 次の結果が得られた。
ブランク−03129−VP M     4000  15    2   35 
   ST     FM     6000  15
    1.5 35.5  ST     FN  
   4000  15    2   35    
ST     FN     6000  15   
 1.5 35.5  ST     Fo     
4000  15    2   35    ST 
    Fo     6000  15    1.
5 35.5  ST     FP     400
0  14    3   35    ST    
 FP     6000  15    2   3
5    ST     FG     4000  
 4   13   35     G     PG
     6000  12.5  4   35.5
   G     PQ    400010    
7   35    G    PQ     600
013    3   36     G     P
R400014335VG     FR600014
1,536,5ST     FS     4000
14    3   35     G     FS
     600015    2   35    
 T     F* G−良好 P−不良 T−濁り VG−非常に良好 vp−非常に不良 ST−やや濁り F−かなり良好 注釈:解乳化剤の希釈剤を加えたために量の加算は50
にならない。
上記を考慮すると、本発明の幾つかの利点が実現され、
他の有利な結果も得られることがわかるであろう。
上記方法と組成物の種々な変更が本発明の範囲から逸脱
せずになされうるので、上記記述に含まれる全ての事柄
は例示として解釈され、限定の意味で解釈されないよう
に意図するものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エマルジョンから抽出することが望まれる薬剤を含
    む発酵産物を含有しているエマルジョンに有効量の解乳
    化剤を加えることを包含する、例えば発酵による薬剤製
    造のような生物学的処理の応用中に形成されるエマルジ
    ョンの分解方法において、前記解乳化剤が、 (a)炭素数約6〜約30のアミンから誘導されたポリ
    オキシアルキル化アミン; (b)少なくともある程度まで四級化されかつ、炭素数
    約6〜約30のアミンから誘導され たポリオキシアルキル化アミン; (c)炭素数約6〜約30のアミンから誘導されたポリ
    オキシアルキル化アミンの共役酸塩;(d)少なくとも
    ある程度まで四級化されかつ、炭素数約6〜約30のア
    ミンから誘導され たポリオキシアルキル化アミンの塩; (e)少なくとも約400の分子量のポリオキシアルキ
    ル化アミンを製造するために脱水縮 合条件下でオキシアルキル化アミンを加熱 することによって形成された縮合生成物; (f)前記縮合生成物の共役酸塩; (g)少なくともある程度まで四級化した前記縮合生成
    物; (h)少なくともある程度まで四級化した前記縮合生成
    物の共役酸塩; (i)エピハロヒドリンと、炭素数2〜約8の低級脂肪
    族第1アミンおよび炭素数2〜約8 の低級脂肪族第2アミンから成る群から選 択されたアミンとのコポリマー; (j)エピハロヒドリンと炭素数2〜約8の低級脂肪族
    第1モノアミンとのかかるコポリマ ーであって、該コポリマーの窒素原子 の少なくとも一部が四級化されている前記 コポリマー; (k)ポリジアルキルジアリルアンモニウム塩;(l)
    アクリルアミドアルキレン第4アンモニウム塩のポリマ
    ー;及び (m)これらの混合物 から成る群から選択された窒素組成物を包含するもので
    ある、前記分解方法。 2、前記窒素組成物が、 (a)炭素数約6〜約30のアミンから誘導されたポリ
    オキシアルキル化アミン; (b)少なくともある程度まで四級化されかつ、炭素数
    約6〜約30のアミンから誘導され たポリオキシアルキル化アミン; (c)炭素数約6〜約30のアミンから誘導されたポリ
    オキシアルキル化アミンの共役酸塩;及び (d)少なくともある程度まで四級化されかつ、炭素数
    約6〜約30のアミンから誘導され たポリオキシアルキル化アミンの塩 から成る群から選択されたものである、請求項1記載の
    方法。 3、前記窒素組成物が、 (i)少なくともある程度まで四級化されかつ、炭素数
    約6〜約30のアミンから誘導され たポリオキシアルキル化アミン; (ii)炭素数約6〜約30のアミンから誘導されたポ
    リオキシアルキル化アミンの共役酸塩;及び (iii)少なくともある程度まで四級化されかつ、炭
    素数約6〜約30のアミンから誘導され たポリオキシアルキル化アミンの塩 から成る群から選択されたものである、請求項1記載の
    方法。 4、前記窒素組成物が、前記縮合生成物と前記縮合生成
    物の共役酸塩から成る群から選択されたものである、請
    求項1記載の方法。 5、前記アミンが炭素数約6〜約22の少なくとも1つ
    の置換を有するモノアミン、ジアミン及びトリアミンか
    ら成る群から選択されたものであり、かつ前記縮合ポリ
    オキシアルキル化アミンが少なくとも約1000の分子
    量を有するものである、請求項4記載の方法。 6、前記アミンがC_1_8H_3_5NH_2である
    、請求項5記載の方法。 7、前記アルキレンオキシドがエチレンオキシドである
    、請求項5記載の方法。 8、前記窒素組成物が、前記縮合生成物とアルキル化剤
    との反応によって形成された前記縮合生成物の四級体で
    ある、請求項1記載の方法。 9、前記アルキル化剤が、塩化メチルと塩化ベンジルか
    ら成る群から選択されたものである、請求項8記載の方
    法。 10、前記アルキレンオキシドがエチレンオキシドであ
    る、請求項9記載の方法。 11、各有機ラジカルが炭素数約12〜約22である、
    請求項8記載の方法。 12、前記窒素組成物が前記縮合生成物の前記四級体の
    共役酸塩である、請求項1記載の方法。 13、前記窒素組成物が、エピハロヒドリンと、炭素数
    2〜約8の低級脂肪族第1アミンと炭素数2〜約8の低
    級脂肪族第2アミンから成る群から選択されたアミンと
    のコポリマーである、請求項1記載の方法。 14、前記アミンがモノアミンでかつ前記エピハロヒド
    リンがエピクロロヒドリンであり、かつ前記コポリマー
    中のエピクロロヒドリン/モノアミンのモル比が約0.
    75〜約1.0の範囲内である、請求項13記載の方法
    。 15、前記コポリマーがジメチルアミンとエピクロロヒ
    ドリンとのコポリマーであり、約200〜約50,00
    0の分子量を有するものである、請求項14記載の方法
    。 18、前記窒素組成物が、エピハロヒドリンと、1個の
    アミノ基を有しかつ炭素数2〜約8の低級脂肪族第1モ
    ノアミンとのコポリマーである、請求項1記載の方法。 17、四級化された窒素原子が低級ハロゲン化アルキル
    で四級化されたものである、請求項16記載の方法。 18、前記窒素組成物がポリジアルキルジアリル塩化ア
    ンモニウムである、請求項1記載の方法。 19、前記ポリジアルキルジアリル塩化アンモニウムが
    少なくとも約10,000の分子量を有するポリジメチ
    ルジアリル塩化アンモニウムである、請求項18記載の
    方法。 20、前記窒素組成物がアクリルアミドアルキレン第4
    アンモニウム塩のポリマーである、請求項1記載の方法
    。 21、前記窒素組成物がメタクリルアミドアルキレン第
    4アンモニウム塩のポリマーである、請求項20記載の
    方法。 22、前記窒素組成物が約100,000〜約2,00
    0,000の分子量を有するものである、請求項20記
    載の方法。
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