JPH0332615A - マイクロ波ドリップ式コーヒーメーカー - Google Patents
マイクロ波ドリップ式コーヒーメーカーInfo
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- JPH0332615A JPH0332615A JP2032272A JP3227290A JPH0332615A JP H0332615 A JPH0332615 A JP H0332615A JP 2032272 A JP2032272 A JP 2032272A JP 3227290 A JP3227290 A JP 3227290A JP H0332615 A JPH0332615 A JP H0332615A
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- water
- coffee
- sump
- basket
- water reservoir
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- Pending
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J31/00—Apparatus for making beverages
- A47J31/44—Parts or details or accessories of beverage-making apparatus
- A47J31/54—Water boiling vessels in beverage making machines
- A47J31/547—Water boiling vessels in beverage making machines using microwave energy for heating the water
-
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- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J31/00—Apparatus for making beverages
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Apparatus For Making Beverages (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
の1
本発明は、マイクロ波オーブン(本明細書では「電子レ
ンジ」という。)内にてドリップ式にてコーヒー、紅茶
又は他の同等の飲み物を作るための飲み物調製装置に関
するものである。該飲み物調製装置は水溜め内に所定量
の水を保持している。この水はマイクロ波エネルギにて
加熱される。水を加熱することによって、ポンプ作動系
が駆動され、水溜めからコーヒー、紅茶又は同等物の如
き材料を保有したバスケット内へ水を移送する。この材
料への加熱された水の流れによってコーヒー、紅茶又は
同等物が抽出され調製される。
ンジ」という。)内にてドリップ式にてコーヒー、紅茶
又は他の同等の飲み物を作るための飲み物調製装置に関
するものである。該飲み物調製装置は水溜め内に所定量
の水を保持している。この水はマイクロ波エネルギにて
加熱される。水を加熱することによって、ポンプ作動系
が駆動され、水溜めからコーヒー、紅茶又は同等物の如
き材料を保有したバスケット内へ水を移送する。この材
料への加熱された水の流れによってコーヒー、紅茶又は
同等物が抽出され調製される。
差速Jとl猪
従来の、マイクロ波を利用してコーヒーをたてる、つま
り調製する装置は、バーコ−ヒーシヨン方法を利用する
(米国特許第4642443号)か、或は温度検知弁に
よってコーヒーなどの材料上に滞留される熱水の量を制
御する(米国特許第4104957号、第438169
6号及び第4132039号)ものである、これらのタ
イプのマイクロ波を利用したコーヒーメーカーに設けら
れた弁は、溜め部に保持された水が所定の温度に達した
とき開放するように作動する。弁が開放すると、水溜め
部に保持された全量の水がコーヒー粉末(本明細書では
「挽いたコーヒー豆」をいう、)の上へと滞留される。
り調製する装置は、バーコ−ヒーシヨン方法を利用する
(米国特許第4642443号)か、或は温度検知弁に
よってコーヒーなどの材料上に滞留される熱水の量を制
御する(米国特許第4104957号、第438169
6号及び第4132039号)ものである、これらのタ
イプのマイクロ波を利用したコーヒーメーカーに設けら
れた弁は、溜め部に保持された水が所定の温度に達した
とき開放するように作動する。弁が開放すると、水溜め
部に保持された全量の水がコーヒー粉末(本明細書では
「挽いたコーヒー豆」をいう、)の上へと滞留される。
従来のコーヒー沸かし装置は、電子レンジに関連して作
動するものではないが、水加熱プロセス時にシールされ
た容器内に創成される圧力の増大による水移送方法を使
用してコーヒーを立てるものであった(米国特許第42
00039号)。
動するものではないが、水加熱プロセス時にシールされ
た容器内に創成される圧力の増大による水移送方法を使
用してコーヒーを立てるものであった(米国特許第42
00039号)。
・ ′ るた の
要約すると、本発明の一実施例によると、本発明に係る
装置は、マイクロ波エネルギにて加熱するために、空間
内にある量の水を保持する水溜め部を有する。該水溜め
空間は周囲空気に対して密封状態に維持することができ
る。移送管が水溜め部に設けられる。移送管の入口が水
溜め部へと延在し、水位より下方で、かつ前記空間の底
面に極めて近接した位置に位置する。移送管は、実質的
に、U形状とされ、U形状の屈曲部は、好ましくは、水
溜め部の前記水位より上方に位置している。水溜め部に
マイクロ波エネルギを付与することによりポンプ作動系
が作り出され、それによって水溜め部内の水は加熱され
そして周期的に移送管を通って移送される。移送管の出
口は、コーヒー粉末を保持するバスケットの上方部に位
置される。バスケットは容器の開口より上方に支持され
、内部へと延在している。該バスケットは、コーヒー粉
末を保持すると共に、抽出されたコーヒーを容器内へと
通過させる。
装置は、マイクロ波エネルギにて加熱するために、空間
内にある量の水を保持する水溜め部を有する。該水溜め
空間は周囲空気に対して密封状態に維持することができ
る。移送管が水溜め部に設けられる。移送管の入口が水
溜め部へと延在し、水位より下方で、かつ前記空間の底
面に極めて近接した位置に位置する。移送管は、実質的
に、U形状とされ、U形状の屈曲部は、好ましくは、水
溜め部の前記水位より上方に位置している。水溜め部に
マイクロ波エネルギを付与することによりポンプ作動系
が作り出され、それによって水溜め部内の水は加熱され
そして周期的に移送管を通って移送される。移送管の出
口は、コーヒー粉末を保持するバスケットの上方部に位
置される。バスケットは容器の開口より上方に支持され
、内部へと延在している。該バスケットは、コーヒー粉
末を保持すると共に、抽出されたコーヒーを容器内へと
通過させる。
コーヒー沸かし装置の第2の実施例によると、装置は、
好ましくは、連続した穴を有した移送管を具備する。移
送管の出口は移送管の入口より下方に位置している。こ
の第2の実施例において、ポンプ作動系により水頭(ヘ
ッド)効果が発生し、水溜め部から移送管を通って流れ
る水の連続流れを生ぜしめる。
好ましくは、連続した穴を有した移送管を具備する。移
送管の出口は移送管の入口より下方に位置している。こ
の第2の実施例において、ポンプ作動系により水頭(ヘ
ッド)効果が発生し、水溜め部から移送管を通って流れ
る水の連続流れを生ぜしめる。
本発明は、次の好ましい方法にてコーヒーを入れること
ができる。水溜め部にはコーヒーを調製するための所定
量の水が充満される。対応した量のコーヒー粉末又は他
の材料がバスケット内に配置される。水溜め部及びバス
ケットは容器の上部に配置され、該容器にて支持される
。組み立てられた本装置が、電子レンジの中に装入され
、マイクロ波エネルギが付与される。マイクロ波エネル
ギは水を加熱することによってコーヒーなどの調製サイ
クルを開始する。水の温度が上昇すると、ポンプ作動系
を駆動し、これによって水は移送管の入口脚部内にて強
制的に出口の方へと上昇される。入口脚部が充満される
と、水は屈曲部を越えて流れ、コーヒーバスケット内へ
と流入する。加熱された水は、一部はコーヒー粉末を溶
解し、そしてコーヒーを作る。抽出されたコーヒーは、
バスケットを通って、装置の底に位置した容器内へと集
められる。装置は、実質的に全ての水が水溜め部より移
送されたとき電子レンジから取り出される。水溜め部及
びバスケットは容器の上部より除去され、コーヒーが提
供される。本発明の他の特徴は好ましい実施例を説明す
ることによって明らかとされるであろう。
ができる。水溜め部にはコーヒーを調製するための所定
量の水が充満される。対応した量のコーヒー粉末又は他
の材料がバスケット内に配置される。水溜め部及びバス
ケットは容器の上部に配置され、該容器にて支持される
。組み立てられた本装置が、電子レンジの中に装入され
、マイクロ波エネルギが付与される。マイクロ波エネル
ギは水を加熱することによってコーヒーなどの調製サイ
クルを開始する。水の温度が上昇すると、ポンプ作動系
を駆動し、これによって水は移送管の入口脚部内にて強
制的に出口の方へと上昇される。入口脚部が充満される
と、水は屈曲部を越えて流れ、コーヒーバスケット内へ
と流入する。加熱された水は、一部はコーヒー粉末を溶
解し、そしてコーヒーを作る。抽出されたコーヒーは、
バスケットを通って、装置の底に位置した容器内へと集
められる。装置は、実質的に全ての水が水溜め部より移
送されたとき電子レンジから取り出される。水溜め部及
びバスケットは容器の上部より除去され、コーヒーが提
供される。本発明の他の特徴は好ましい実施例を説明す
ることによって明らかとされるであろう。
実」L例
次に、本発明の好ましい一実施例であるコーヒー沸かし
器を図面に則して説明する。各図面にて同じ参照番号は
同じ部材を示す。
器を図面に則して説明する。各図面にて同じ参照番号は
同じ部材を示す。
第1図にて、コーヒー沸かし器10が電子レンジ12内
に配置されている。電子レンジ12は市場で人手し得る
如何なるタイプのものでも良い。
に配置されている。電子レンジ12は市場で人手し得る
如何なるタイプのものでも良い。
しかしながら、少なくとも500ワツトの電子レンジが
好ましい、ワット数が小さいものはコーヒーを入れるた
めの水の加熱時間に大きく影響し、コーヒー調製サイク
ルを長くすることとなる。
好ましい、ワット数が小さいものはコーヒーを入れるた
めの水の加熱時間に大きく影響し、コーヒー調製サイク
ルを長くすることとなる。
第2図及び第3図に詳しく図示されるように、コーヒー
沸かし器10は、一般に水溜め部14を有している。該
水溜め部14は、例えば水差しのような容器16の上に
配置して支持される。図示されるように、水溜め部14
は、容器16の上縁に保持される。水溜め部14には容
器16内へと延在する部分が設けられている。容器16
は、般にマイクロ波透過性の材料にて作製される。容器
は、出来上がったコーヒーが側壁がら見えるように、透
明体又は半透明体とし得る。
沸かし器10は、一般に水溜め部14を有している。該
水溜め部14は、例えば水差しのような容器16の上に
配置して支持される。図示されるように、水溜め部14
は、容器16の上縁に保持される。水溜め部14には容
器16内へと延在する部分が設けられている。容器16
は、般にマイクロ波透過性の材料にて作製される。容器
は、出来上がったコーヒーが側壁がら見えるように、透
明体又は半透明体とし得る。
容器16は、側壁に取り付けられた把手19を有する。
把手19は任意の所望の態様で容器16に取り付けるこ
とができる。しがしながら、もし把手19が金属バンド
を使用して取り付けられるか、又は金属部分を含む場合
には、マイクロ波エネルギに曙されたとき電子レンジ内
で、近接する金属表面との間で火花が発生することとな
る。又、把手19の上部分は、容器の上縁18に係合す
るようにして該上縁18の近傍に取り付けることができ
る0図示されるように、水平を維持しながら水溜め部1
4を上縁18に座着させるべく、水溜め部14の底面に
隣接して凹所21が設けられる。該凹所21は、把手1
9を上縁18に取り付けるための空隙を形成する。
とができる。しがしながら、もし把手19が金属バンド
を使用して取り付けられるか、又は金属部分を含む場合
には、マイクロ波エネルギに曙されたとき電子レンジ内
で、近接する金属表面との間で火花が発生することとな
る。又、把手19の上部分は、容器の上縁18に係合す
るようにして該上縁18の近傍に取り付けることができ
る0図示されるように、水平を維持しながら水溜め部1
4を上縁18に座着させるべく、水溜め部14の底面に
隣接して凹所21が設けられる。該凹所21は、把手1
9を上縁18に取り付けるための空隙を形成する。
水溜め部14は、好ましくは、管状の囲包空間22を画
成するために管状又はドーナツ状の本体部分20を有す
る。本体20の中央部を貫通して中央開口即ち通路24
が設けられる。把手26が本体側壁の任意の都合の良い
場所に配置されて該本体20に取り付けられる。それに
よって、出来上がったコーヒーを注ぐときに水溜め部1
4を容器16から持ち上げることができる。把手26は
、本体20の一部として一体に成型することもでき、又
、溶剤或は超音波溶接により側壁に取り付けることも可
能である。
成するために管状又はドーナツ状の本体部分20を有す
る。本体20の中央部を貫通して中央開口即ち通路24
が設けられる。把手26が本体側壁の任意の都合の良い
場所に配置されて該本体20に取り付けられる。それに
よって、出来上がったコーヒーを注ぐときに水溜め部1
4を容器16から持ち上げることができる。把手26は
、本体20の一部として一体に成型することもでき、又
、溶剤或は超音波溶接により側壁に取り付けることも可
能である。
本体20の底面には、全体としてU形状とされる棚28
が取り付けられる。該棚28は本体20の底面からコー
ヒーバスケット30を支持する。バスケット30は外方
へと突出したリム32を有し、該リムは、棚28の内方
へと延在した面34に載置される。バスケット30は棚
28へと滑り込ませ、実質的に開口24と整列するよう
に配置される。スプリング指片78が面34のU形状端
部に隣接して配置され、可撓性部分にて棚28の壁の内
側に片持ちにて支持されている。スプリング指片78は
、水溜め部14を動かすときにバスケット30及び蓋3
6をU形状棚28内に保持するために、内方に突出した
タブ80を有することができる。
が取り付けられる。該棚28は本体20の底面からコー
ヒーバスケット30を支持する。バスケット30は外方
へと突出したリム32を有し、該リムは、棚28の内方
へと延在した面34に載置される。バスケット30は棚
28へと滑り込ませ、実質的に開口24と整列するよう
に配置される。スプリング指片78が面34のU形状端
部に隣接して配置され、可撓性部分にて棚28の壁の内
側に片持ちにて支持されている。スプリング指片78は
、水溜め部14を動かすときにバスケット30及び蓋3
6をU形状棚28内に保持するために、内方に突出した
タブ80を有することができる。
水溜め部14は、所望の任意の方法にて形成することが
でき、例へば全体をブロー成形にて作製するか、或は超
音波溶接にて上部分と下部分とを接合して形成すること
もできる。第2図に図示されるように、水溜め部14は
上部分と下部分とがうなり、本体20の全周にわたって
突起リム23を有する。該リム23は、雄、雌部分を振
動溶接にて固着して形成された接合部にて構成され、空
間22の側壁をシールする。
でき、例へば全体をブロー成形にて作製するか、或は超
音波溶接にて上部分と下部分とを接合して形成すること
もできる。第2図に図示されるように、水溜め部14は
上部分と下部分とがうなり、本体20の全周にわたって
突起リム23を有する。該リム23は、雄、雌部分を振
動溶接にて固着して形成された接合部にて構成され、空
間22の側壁をシールする。
水溜め部14及びその構成部材は、好ましくはマイクロ
波透過性の材料、例えばポリカーボネイトにて作製され
る。他のマイクロ波透過性の材料、例えばポリプロピレ
ンも又使用し得る。水溜め部14は、電子レンジ12の
マグネトロン出力部(図示せず)に近接して配置される
。従って、水溜め部材料は比較的高出力のマイクロ波エ
ネルギに曝されることとなる。このように水溜め部14
を配置することにより水溜め部中の水を比較的迅速に加
熱することができ、コーヒーのでき上がり時間を短縮し
得る。このような条件下にて、より耐久性のある材料は
ポリカーボネイトであり、従ってこのような材料が好ま
しい。
波透過性の材料、例えばポリカーボネイトにて作製され
る。他のマイクロ波透過性の材料、例えばポリプロピレ
ンも又使用し得る。水溜め部14は、電子レンジ12の
マグネトロン出力部(図示せず)に近接して配置される
。従って、水溜め部材料は比較的高出力のマイクロ波エ
ネルギに曝されることとなる。このように水溜め部14
を配置することにより水溜め部中の水を比較的迅速に加
熱することができ、コーヒーのでき上がり時間を短縮し
得る。このような条件下にて、より耐久性のある材料は
ポリカーボネイトであり、従ってこのような材料が好ま
しい。
コーヒーバスケット30は、例えばステンレススチール
のような金属で作製することができ、又他のマイクロ波
透過性材料にて作ることもできる。バスケット30は、
リム32の内側、即ち、上面に載置される蓋36を具備
する。蓋36も又、金属で作製し得るが、もしバスケッ
ト30が金属である場合には非金属材料にて作製するの
が好ましい、これは、電子レンジ内の隣接する金属表面
間に火花を生じる可能性があること゛に関しての使用上
からの制約からである。コーヒーバスケット30も又、
水溜め部12に使用したと同じ、マイクロ波透過性の材
料にて作製し得る。
のような金属で作製することができ、又他のマイクロ波
透過性材料にて作ることもできる。バスケット30は、
リム32の内側、即ち、上面に載置される蓋36を具備
する。蓋36も又、金属で作製し得るが、もしバスケッ
ト30が金属である場合には非金属材料にて作製するの
が好ましい、これは、電子レンジ内の隣接する金属表面
間に火花を生じる可能性があること゛に関しての使用上
からの制約からである。コーヒーバスケット30も又、
水溜め部12に使用したと同じ、マイクロ波透過性の材
料にて作製し得る。
コーヒー粉末(「挽いたコーヒー豆」をいう。)も通常
はバスケット内にてマイクロ波エネルギにて加熱される
だろうが、コーヒー調製サイクル時にはコーヒー用の水
がマイクロ波シールドとして作用するであろう、これは
、マイクロ波エネルギは水、野菜及び鉱物の順で作用す
るという事実による。水溜め部からの水は、コーヒー粉
末へと差し向けられ、そしてコーヒー粉末をシールドす
る。更に、水溜め部12中の水は、水がコーヒー調製サ
イクルにおいて移送されてしまうまで装置lOの上部に
差し向けられたマイクロ波を吸収する。所望に応じて、
コーヒーバスケット用に、スクリーン又は孔付き水溜め
部材(図示せず)を使用し得る。
はバスケット内にてマイクロ波エネルギにて加熱される
だろうが、コーヒー調製サイクル時にはコーヒー用の水
がマイクロ波シールドとして作用するであろう、これは
、マイクロ波エネルギは水、野菜及び鉱物の順で作用す
るという事実による。水溜め部からの水は、コーヒー粉
末へと差し向けられ、そしてコーヒー粉末をシールドす
る。更に、水溜め部12中の水は、水がコーヒー調製サ
イクルにおいて移送されてしまうまで装置lOの上部に
差し向けられたマイクロ波を吸収する。所望に応じて、
コーヒーバスケット用に、スクリーン又は孔付き水溜め
部材(図示せず)を使用し得る。
本体20の上部に開口38が設けられる。該開口には移
送管40が挿入される。開口は突起リム42を有するこ
とができる。移送管40はリム42に係合する係合面4
4を有する。該面44には、空間22をシールし、そし
てコーヒー調製時に開口内に移送管40を保持するため
にガスケット46が設けられる。移送管40は、空間2
2内へと延在する入口管48を有する。管48の穴は所
望の流量に応じて変え得る。入口管48は通路56を貫
通する出口管54と連通している。出口管54は、本体
部分20の中心を貫通する開口24の直上に位置してい
る。移送管4oによって、つまり、入口管48、通路5
6及び出口管54によって形成される導管は1周囲空気
に対してシールされる必要はない。入口管48は、水溜
め部本体20の底部内面50の極く近接した位置にまで
延在するのが好ましい。空間22内には、溜め52が設
けられる。該凹所52は、移送管40の入口48が底面
50より下方位置に位置するように底面50より幾分下
方へと突出している。従って、入口48は、実質的にす
べての流体が空間22から除去されるまで水溜め部14
内の水位より下方位置に存在することとなる。底面50
は又、凹所52の方へと傾斜するように形成することも
できる。
送管40が挿入される。開口は突起リム42を有するこ
とができる。移送管40はリム42に係合する係合面4
4を有する。該面44には、空間22をシールし、そし
てコーヒー調製時に開口内に移送管40を保持するため
にガスケット46が設けられる。移送管40は、空間2
2内へと延在する入口管48を有する。管48の穴は所
望の流量に応じて変え得る。入口管48は通路56を貫
通する出口管54と連通している。出口管54は、本体
部分20の中心を貫通する開口24の直上に位置してい
る。移送管4oによって、つまり、入口管48、通路5
6及び出口管54によって形成される導管は1周囲空気
に対してシールされる必要はない。入口管48は、水溜
め部本体20の底部内面50の極く近接した位置にまで
延在するのが好ましい。空間22内には、溜め52が設
けられる。該凹所52は、移送管40の入口48が底面
50より下方位置に位置するように底面50より幾分下
方へと突出している。従って、入口48は、実質的にす
べての流体が空間22から除去されるまで水溜め部14
内の水位より下方位置に存在することとなる。底面50
は又、凹所52の方へと傾斜するように形成することも
できる。
移送管48の出口54は、好ましくは、開口24内の拡
散板58より上方に位置される。出口54を流れる流体
は拡散板58へと溜められる。
散板58より上方に位置される。出口54を流れる流体
は拡散板58へと溜められる。
この流体流れは、バスケット3oの蓋36上に溜められ
る前に該拡散板58によって制限される。
る前に該拡散板58によって制限される。
第3図に図示するように、拡散板58は、蓋36への水
の流れを制限する一連の円孔6oを具備している。拡散
板58の変形例が第4図、第5図及び第6図に図示され
る。第4図は、中心の回りに半径方向へと延在した三角
形状のスロット60’を備えた拡散板58°を示す。こ
の拡散板は、一般には、バスケット3o内に紅茶を配置
して紅茶を入れる場合に使用される。第5図及び第6図
に図示される他の変形例の拡散板58”は、コーヒーバ
スケット3oの方へと下方向に突出し、全体として傾斜
した表面62を有した一つの孔60”を具備する。図示
されるように、各拡散板は、本体2oの一部として形成
される。しかしながら、拡散板は、水溜め部本体2oの
開口24内へと配置し得る交換可能のインサート部品と
することもできる。
の流れを制限する一連の円孔6oを具備している。拡散
板58の変形例が第4図、第5図及び第6図に図示され
る。第4図は、中心の回りに半径方向へと延在した三角
形状のスロット60’を備えた拡散板58°を示す。こ
の拡散板は、一般には、バスケット3o内に紅茶を配置
して紅茶を入れる場合に使用される。第5図及び第6図
に図示される他の変形例の拡散板58”は、コーヒーバ
スケット3oの方へと下方向に突出し、全体として傾斜
した表面62を有した一つの孔60”を具備する。図示
されるように、各拡散板は、本体2oの一部として形成
される。しかしながら、拡散板は、水溜め部本体2oの
開口24内へと配置し得る交換可能のインサート部品と
することもできる。
蓋36も又、バスケット3o内のコーヒー粉末への水の
流量を制限するための手段を有する。蓋36の表面は、
バスケット30の底面と同じ構造とするのが好ましい。
流量を制限するための手段を有する。蓋36の表面は、
バスケット30の底面と同じ構造とするのが好ましい。
該表面は、一般に、バスケット内のコーヒー粉末上に水
を保持すると共に、コーヒー粉末が開口を通過しないよ
うに構成される。しかしながら、他の表面形状としたり
、或はフィルターを使用したバスケットも又、本発明の
意図するところである。
を保持すると共に、コーヒー粉末が開口を通過しないよ
うに構成される。しかしながら、他の表面形状としたり
、或はフィルターを使用したバスケットも又、本発明の
意図するところである。
次に、上記第1の実施例の作用について説明する。先ず
、移送管40が水溜め部14内の開口から除去される。
、移送管40が水溜め部14内の開口から除去される。
水が空間22内へと注ぎ込まれる。移送管40が開口内
へと配置され、ガスケットによって表面44と突起リム
42との間がシールされる。移送管40の入口48が空
間22内の水位より下方に位置する。入口48の端部は
水溜め部14の底面50に極く近接して、好ましくは凹
所52内に位置される。コーヒー粉末がバスケット30
内に入れられる。蓋38がコーヒー粉末を覆って配置さ
れる。バスケット30は、次いで、棚34へと滑り入れ
、スプリング指片78によって保持され、それによって
本体2oより下方に支持される。水溜め部14は、次い
で、容器16の上へと置かれ、バスケット3oが容器1
6の内部に位置するようにされる。水溜め部14は上部
リム18の上に載置される。次いで、コーヒー沸かし器
10は、電子レンジ12内に置かれ、電子レンジが作動
される。
へと配置され、ガスケットによって表面44と突起リム
42との間がシールされる。移送管40の入口48が空
間22内の水位より下方に位置する。入口48の端部は
水溜め部14の底面50に極く近接して、好ましくは凹
所52内に位置される。コーヒー粉末がバスケット30
内に入れられる。蓋38がコーヒー粉末を覆って配置さ
れる。バスケット30は、次いで、棚34へと滑り入れ
、スプリング指片78によって保持され、それによって
本体2oより下方に支持される。水溜め部14は、次い
で、容器16の上へと置かれ、バスケット3oが容器1
6の内部に位置するようにされる。水溜め部14は上部
リム18の上に載置される。次いで、コーヒー沸かし器
10は、電子レンジ12内に置かれ、電子レンジが作動
される。
コーヒー沸かし器がマイクロ波エネルギに曝されると、
空間22内の水が加熱される。水の加熱が進むと、空間
22内の圧力が増大する。この圧力の増大により水は入
口管48内を上方へと押し上げられる。水は通路56が
ら出口管54を通って流出される。出口管54は加熱さ
れた水を拡散板58へと差し向ける。加熱水は拡散板5
8の開孔60を通過し、蓋36へと、次いでバスケット
30内のコーヒー粉末上へと流される。コーヒー粉末が
加熱水に当たると、該粉末は一部溶解し、コーヒーがた
てられる。コーヒーは、次いでバスケット30の底を貫
通し、容器16へと流入する。容器16は、コーヒーの
水位がコーヒーバスケラト30の底面より下方の位置に
まで充満する程度の大きさとされるのが好ましい。
空間22内の水が加熱される。水の加熱が進むと、空間
22内の圧力が増大する。この圧力の増大により水は入
口管48内を上方へと押し上げられる。水は通路56が
ら出口管54を通って流出される。出口管54は加熱さ
れた水を拡散板58へと差し向ける。加熱水は拡散板5
8の開孔60を通過し、蓋36へと、次いでバスケット
30内のコーヒー粉末上へと流される。コーヒー粉末が
加熱水に当たると、該粉末は一部溶解し、コーヒーがた
てられる。コーヒーは、次いでバスケット30の底を貫
通し、容器16へと流入する。容器16は、コーヒーの
水位がコーヒーバスケラト30の底面より下方の位置に
まで充満する程度の大きさとされるのが好ましい。
この第1の実施例にて、出口管54を通過する水の放出
及びそれに関連した空間22内の水量の減少に起因して
、水溜め部14の密封空IV122内における水の加熱
によって発生した圧力は、加熱サイクルにわたって周期
的に変動するであろう。
及びそれに関連した空間22内の水量の減少に起因して
、水溜め部14の密封空IV122内における水の加熱
によって発生した圧力は、加熱サイクルにわたって周期
的に変動するであろう。
移送管40を介してのポンプ作動系によって、コーヒー
粉末には水が周期的に提供され、空間22から殆ど全量
の水が付与される。
粉末には水が周期的に提供され、空間22から殆ど全量
の水が付与される。
ドーナツ状、即ち管状の水溜め部本体20は、マイクロ
波エネルギへの露出表面積を増大し、水の加熱作用を最
大とするように設計されている。
波エネルギへの露出表面積を増大し、水の加熱作用を最
大とするように設計されている。
本発明のコーヒー沸かし器は、このコーヒー調製方法に
よってエスブレッソをも作れるように加圧することも又
可能である。これは、出口管54を本体部分の通路24
に対してシールすることによって達成される。
よってエスブレッソをも作れるように加圧することも又
可能である。これは、出口管54を本体部分の通路24
に対してシールすることによって達成される。
本発明の第2の実施例が第7図〜第9図に図示される。
第2の実施例に係るコーヒー沸かし器10’ も、水溜
め部14°、容器16′及びコーヒーバスケット110
を具備する。水溜め部14°は、コーヒーバスケット1
10の上部リム112に支持されている。バスケット1
10は容器16°のリム114上に載置され、バスケッ
トの各部分は容器の内部へと延在している。
め部14°、容器16′及びコーヒーバスケット110
を具備する。水溜め部14°は、コーヒーバスケット1
10の上部リム112に支持されている。バスケット1
10は容器16°のリム114上に載置され、バスケッ
トの各部分は容器の内部へと延在している。
容器16°は、その側壁の一部として一体に形成された
把手116を有する0把手116は又、第2図に図示さ
れると同様に、側壁の回りに巻き付けられたバンドに係
合したネジによって容器16°に固着することもできる
。この取付方・法は、図示されてはいないが、把手の上
部を容器のリムに係合させることによって補強すること
もできる。又、クランプ手段(図示せず)を使用しても
良い。
把手116を有する0把手116は又、第2図に図示さ
れると同様に、側壁の回りに巻き付けられたバンドに係
合したネジによって容器16°に固着することもできる
。この取付方・法は、図示されてはいないが、把手の上
部を容器のリムに係合させることによって補強すること
もできる。又、クランプ手段(図示せず)を使用しても
良い。
コーヒーバスケット110は、水溜め部14゜より下方
に位置される。コーヒーバスケット110は、垂直の側
壁122を有し、該側壁122は容器16°の上部リム
114の肩124に載置される。側壁122の上端はリ
ム112を形成し、該リム112は水溜め部14゜を支
持する。コーヒーバスケット110はコーヒー粉末を保
持するための凹所126を有する。
に位置される。コーヒーバスケット110は、垂直の側
壁122を有し、該側壁122は容器16°の上部リム
114の肩124に載置される。側壁122の上端はリ
ム112を形成し、該リム112は水溜め部14゜を支
持する。コーヒーバスケット110はコーヒー粉末を保
持するための凹所126を有する。
該凹所126はフランジ128によって側壁122の内
部に支持することができる。凹所126は、好ましくは
、大きい端部が上方に開放するようにした切頭円錐形状
とされる。該傾斜した凹所126は、好ましくは、断面
が長円形とされる。バスケット110は、加熱水がコー
ヒー粉末を通り、凹所126の底部に設けた出口130
へと流動するように構成される。凹所126の内面には
、水を出口130の方へと差し向けるためのチャンネル
手段として作用する一連の直立したリブ132が設けら
れる。コーヒー調製時に凹所126内にコーヒー粉末を
保持するべくフィルター(図示せず)を使用することも
できる。リブ132は、フィルターを凹所126の内面
から離して保持し、コーヒーが出口130の方へとフィ
ルターの全表面から流れるようする。
部に支持することができる。凹所126は、好ましくは
、大きい端部が上方に開放するようにした切頭円錐形状
とされる。該傾斜した凹所126は、好ましくは、断面
が長円形とされる。バスケット110は、加熱水がコー
ヒー粉末を通り、凹所126の底部に設けた出口130
へと流動するように構成される。凹所126の内面には
、水を出口130の方へと差し向けるためのチャンネル
手段として作用する一連の直立したリブ132が設けら
れる。コーヒー調製時に凹所126内にコーヒー粉末を
保持するべくフィルター(図示せず)を使用することも
できる。リブ132は、フィルターを凹所126の内面
から離して保持し、コーヒーが出口130の方へとフィ
ルターの全表面から流れるようする。
水溜め部14°の内部には、水移送管134が設けられ
る。蓋136が水溜め部14°の上に設けられ、シール
された内室138を形成する。移送管134は、一般に
、入口140.入口脚部142、屈曲部144、出口脚
部146及び出口148を有する。この第2の実施例に
おける移送管134は、一般に、水溜め部14°から取
り外し可能とされる。シール150が、水溜め部14°
内に配置された垂直突起152に設けられる。出口脚部
146の外面はシール150に係合し、空気が室138
内へと、又室138から外へと流動するのを防止する。
る。蓋136が水溜め部14°の上に設けられ、シール
された内室138を形成する。移送管134は、一般に
、入口140.入口脚部142、屈曲部144、出口脚
部146及び出口148を有する。この第2の実施例に
おける移送管134は、一般に、水溜め部14°から取
り外し可能とされる。シール150が、水溜め部14°
内に配置された垂直突起152に設けられる。出口脚部
146の外面はシール150に係合し、空気が室138
内へと、又室138から外へと流動するのを防止する。
移送管134を突起152及びシール150に取り付け
るのを補助するためにスカート154が設けられる。蓋
136のリムにも又シール156が設けられる。
るのを補助するためにスカート154が設けられる。蓋
136のリムにも又シール156が設けられる。
シール156は水溜め部14°の上部内面に係合する。
従って、蓋136及び水溜め部14°にて形成された室
138は、蓋136を閉めるときに周囲空気から完全艦
シールされる。蓋136のためのシール156及び移送
管134のためのシール150はそれぞれ、シリコーン
ゴム材料にて成形された単一部材にて形成されるであろ
う。
138は、蓋136を閉めるときに周囲空気から完全艦
シールされる。蓋136のためのシール156及び移送
管134のためのシール150はそれぞれ、シリコーン
ゴム材料にて成形された単一部材にて形成されるであろ
う。
移送管134の出口148は、入口140の下方で且つ
水溜め部14°の底面158より下方に配置される。移
送管134の出口148を流れる水は、凹所126へと
差し向けられ、そしてそこに保持されたコーヒー粉末の
上へと流れる。バスケット16°は、例へば孔付き蓋の
ような、凹所126内のコーヒー粉末上へと流れる水の
量を制限するための手段(図示せず)を備えることがで
きる。入口脚部142、屈曲部144及び出口脚部14
6によって形成される穴の直径は、実質的に一定の断面
を有するようにされる。屈曲部144は、水溜め部14
°の上部リムの上方に位置した室138内に位置してい
る。従って、例え水溜め部14°内の水が上まで充満さ
れている場合であっても、屈曲部144は水面より上方
に位置している。
水溜め部14°の底面158より下方に配置される。移
送管134の出口148を流れる水は、凹所126へと
差し向けられ、そしてそこに保持されたコーヒー粉末の
上へと流れる。バスケット16°は、例へば孔付き蓋の
ような、凹所126内のコーヒー粉末上へと流れる水の
量を制限するための手段(図示せず)を備えることがで
きる。入口脚部142、屈曲部144及び出口脚部14
6によって形成される穴の直径は、実質的に一定の断面
を有するようにされる。屈曲部144は、水溜め部14
°の上部リムの上方に位置した室138内に位置してい
る。従って、例え水溜め部14°内の水が上まで充満さ
れている場合であっても、屈曲部144は水面より上方
に位置している。
水溜め部14°には、コーヒー沸かし器10’を分解し
カウンタの上に置いたときに、水溜め部14°を支持す
るための突起脚部160が設けられる。脚部160の、
水溜め部12゛より下方への突出量は、移送管134の
出口148の突出量より大きくなるようにされる。
カウンタの上に置いたときに、水溜め部14°を支持す
るための突起脚部160が設けられる。脚部160の、
水溜め部12゛より下方への突出量は、移送管134の
出口148の突出量より大きくなるようにされる。
次に、コーヒー沸かし器10’の作動について説明する
。コーヒー沸かし器10’にマイクロ波エネルギが付与
されると、水溜め部14°内の水は加熱されそしてコー
ヒー調製サイクルが開始される。水の加熱により、水溜
め部14°の密封室138内の圧力が増大し、ポンプ作
動系が駆動開始される。蓋136の水溜め部本体に対す
るシールは、好ましくは、コーヒー調製時において溜め
室内における予想される圧力変動に耐え得るに十分なも
のとされる。圧力の増大により水は移送管134の入口
140へと流入し、そして入口脚部142を通って上方
へと流れる。屈曲部144に到達すると、水は出口脚部
146へと流入し始める。移送管134の出口62は水
溜め部14°内の水位より下方で、且つ入口140より
下方に位置しているので、水頭効果が発生する。該水頭
効果により、水溜め部14°がら移送管134のU形状
通路を通り、コーヒーバスケット110の凹所126内
のコーヒー粉末へと水を実質的に連続的に流動せしめる
。該効果により、水は、水溜め部内の水位が入口140
より下方へと下がるまで、水溜め室から、移送管134
を通って移送される。この水位に達すると、空気が入口
脚部142に流入し、この効果がなくなる。
。コーヒー沸かし器10’にマイクロ波エネルギが付与
されると、水溜め部14°内の水は加熱されそしてコー
ヒー調製サイクルが開始される。水の加熱により、水溜
め部14°の密封室138内の圧力が増大し、ポンプ作
動系が駆動開始される。蓋136の水溜め部本体に対す
るシールは、好ましくは、コーヒー調製時において溜め
室内における予想される圧力変動に耐え得るに十分なも
のとされる。圧力の増大により水は移送管134の入口
140へと流入し、そして入口脚部142を通って上方
へと流れる。屈曲部144に到達すると、水は出口脚部
146へと流入し始める。移送管134の出口62は水
溜め部14°内の水位より下方で、且つ入口140より
下方に位置しているので、水頭効果が発生する。該水頭
効果により、水溜め部14°がら移送管134のU形状
通路を通り、コーヒーバスケット110の凹所126内
のコーヒー粉末へと水を実質的に連続的に流動せしめる
。該効果により、水は、水溜め部内の水位が入口140
より下方へと下がるまで、水溜め室から、移送管134
を通って移送される。この水位に達すると、空気が入口
脚部142に流入し、この効果がなくなる。
水頭効果が発生することにより、実質的に連続的な水の
流れが達成され、従って、水溜め部14°内の更なる圧
力増大は必ずしも必要とはされない。もしシールされた
状態が保持されているならば、このシールされた水溜め
室138内での水の加熱作用によって発生した圧力は、
移送管を流れる移送水量及びマイクロ波エネルギによる
水の連続的加熱作用により加熱サイクルにわたって変動
することとなる。しかしながら、水頭効果によって発生
した管134を流れる水の流速は、第1図〜第6図に図
示される実施例におけるような、周期的な圧力増大のみ
によって発生する流速より実質的に速いと考えられる。
流れが達成され、従って、水溜め部14°内の更なる圧
力増大は必ずしも必要とはされない。もしシールされた
状態が保持されているならば、このシールされた水溜め
室138内での水の加熱作用によって発生した圧力は、
移送管を流れる移送水量及びマイクロ波エネルギによる
水の連続的加熱作用により加熱サイクルにわたって変動
することとなる。しかしながら、水頭効果によって発生
した管134を流れる水の流速は、第1図〜第6図に図
示される実施例におけるような、周期的な圧力増大のみ
によって発生する流速より実質的に速いと考えられる。
このように流速が比較的速いということは、コーヒー調
製サイクルにわたってコーヒー粉末へと蓄えられる水の
温度が、水を連続的に加熱或は沸騰させ、更に水の移送
を行わせる必要がある移送技術に比べて、比較的低くし
得るので、利益あることである。従って、コーヒー粉末
が、過剰に加熱された水に曝され、それによって煮立て
られ、出来上がったコーヒーを苦くする、といった問題
が回避される。
製サイクルにわたってコーヒー粉末へと蓄えられる水の
温度が、水を連続的に加熱或は沸騰させ、更に水の移送
を行わせる必要がある移送技術に比べて、比較的低くし
得るので、利益あることである。従って、コーヒー粉末
が、過剰に加熱された水に曝され、それによって煮立て
られ、出来上がったコーヒーを苦くする、といった問題
が回避される。
第10図は、室138内の圧力と、該室に保持された水
の温度と、水溜め部14°からの水の総流量との関係を
示すグラフである。水溜め部14°内に水が充満された
とき、上部に蓋136をかぶせると室138に初期圧力
が発生する。この初期加圧作用により、移送管134に
初期作動を行わしめ、水を入口脚部142を通り、屈曲
部144へと上昇せしめる。この初期加圧時に出口14
8を通って流動された水は、コーヒーバスケット110
へと放出されコーヒー粉末を前加湿する。室138内の
圧力は、移送管134及び水溜め部14°内の水位の最
平衡化によって周回圧力より幾分高くなるであろう。
の温度と、水溜め部14°からの水の総流量との関係を
示すグラフである。水溜め部14°内に水が充満された
とき、上部に蓋136をかぶせると室138に初期圧力
が発生する。この初期加圧作用により、移送管134に
初期作動を行わしめ、水を入口脚部142を通り、屈曲
部144へと上昇せしめる。この初期加圧時に出口14
8を通って流動された水は、コーヒーバスケット110
へと放出されコーヒー粉末を前加湿する。室138内の
圧力は、移送管134及び水溜め部14°内の水位の最
平衡化によって周回圧力より幾分高くなるであろう。
室138内の初期圧力Poは第10図のグラフに規定さ
れ、コーヒー調製サイクルの開始時間Toは、電子レン
ジからのマイクロ波エネルギの印加始めである。マイク
ロ波エネルギは直ちに水溜め部14°内の水の温度を上
昇し始める。コーヒー調製サイクルにわたって水温の上
昇は実質的に直線的である。温度の上昇により室138
内の圧力を増大せしめる。移送管134が作動を開始す
るために、マイクロ波エネルギが印加されると、実質的
に直ちに水のためのポンプ作動系が作動開始される。
れ、コーヒー調製サイクルの開始時間Toは、電子レン
ジからのマイクロ波エネルギの印加始めである。マイク
ロ波エネルギは直ちに水溜め部14°内の水の温度を上
昇し始める。コーヒー調製サイクルにわたって水温の上
昇は実質的に直線的である。温度の上昇により室138
内の圧力を増大せしめる。移送管134が作動を開始す
るために、マイクロ波エネルギが印加されると、実質的
に直ちに水のためのポンプ作動系が作動開始される。
この初期時間T+時の圧力の増大によって発生する水の
流量は、実質的に一定である。成る時間において、水の
流れは移送管人134の屈曲部144に達し、水頭効果
が発生し始める。この効果により、水溜め部14°から
移送管134を通る水の流量を相当増大せしめる。この
流量の増大は、室13内の水量が実質的に減少すること
に起因して、室138内に圧力降下効果を引き起こすが
、水温の上昇に起因した圧力の増大は起こらない、圧力
は、実質的に負となる。即ち、初期圧力Poより小さく
なる。この負の圧力により、水頭効果による流動作用が
制限される。この制限を受けた流れが時間T8とT3と
の間に見られる。
流量は、実質的に一定である。成る時間において、水の
流れは移送管人134の屈曲部144に達し、水頭効果
が発生し始める。この効果により、水溜め部14°から
移送管134を通る水の流量を相当増大せしめる。この
流量の増大は、室13内の水量が実質的に減少すること
に起因して、室138内に圧力降下効果を引き起こすが
、水温の上昇に起因した圧力の増大は起こらない、圧力
は、実質的に負となる。即ち、初期圧力Poより小さく
なる。この負の圧力により、水頭効果による流動作用が
制限される。この制限を受けた流れが時間T8とT3と
の間に見られる。
コーヒー調製サイクルには、更に第2の圧力増大があり
、再度水頭効果により先のポンプ作動系が作動される1
時間Tsに流量が突然増大する。
、再度水頭効果により先のポンプ作動系が作動される1
時間Tsに流量が突然増大する。
時間T3とT4との間に、室138内に実質的な圧力の
減少が生じる。しかしながら、水温がより高くなってい
るので上記圧力はより速い速度で上昇し、時間T4とT
cとの間の時間には、時間T2からT3の間より速い流
れを発生せしめる。
減少が生じる。しかしながら、水温がより高くなってい
るので上記圧力はより速い速度で上昇し、時間T4とT
cとの間の時間には、時間T2からT3の間より速い流
れを発生せしめる。
コーヒー調製サイクルが完了すると、実質的に全ての水
が移送管134を通りコーヒーバスケット110の凹所
126内へと流れ込む。
が移送管134を通りコーヒーバスケット110の凹所
126内へと流れ込む。
第8図に、水溜め部14”の他の変更例が示される。こ
の変更例に係る水溜め部14”は、第7図に示すものと
は幾分形態が異なるが、実質的には前述のものと同じで
ある。しかしながら、水溜め部14”は、移送管134
゛を通って水が初期流動をなした後水溜め室138のシ
ールをなくすための圧力解放手段162を備えている。
の変更例に係る水溜め部14”は、第7図に示すものと
は幾分形態が異なるが、実質的には前述のものと同じで
ある。しかしながら、水溜め部14”は、移送管134
゛を通って水が初期流動をなした後水溜め室138のシ
ールをなくすための圧力解放手段162を備えている。
水頭効果により生じた、シールされた水溜め部14”か
らの水の流れは、水溜め室の内部に圧力差を生ぜしめ、
移送管134°を通って流れる水の流れを阻止せんとす
る。この圧力差は、マイクロ波エネルギによって発生す
る水温の更なる上昇によって発生する圧力増大よりも速
い速度で、移送管134°を通ろ水の流れによって発生
するであろう。圧力開放手段162は、水溜め部14”
の蓋136゛に取り付けられたヒンジ式のフラップ16
4の形態にて作製することができる。フラップ164は
通常は開とされる。従って、室138は通常はシールさ
れていない状態にある。
らの水の流れは、水溜め室の内部に圧力差を生ぜしめ、
移送管134°を通って流れる水の流れを阻止せんとす
る。この圧力差は、マイクロ波エネルギによって発生す
る水温の更なる上昇によって発生する圧力増大よりも速
い速度で、移送管134°を通ろ水の流れによって発生
するであろう。圧力開放手段162は、水溜め部14”
の蓋136゛に取り付けられたヒンジ式のフラップ16
4の形態にて作製することができる。フラップ164は
通常は開とされる。従って、室138は通常はシールさ
れていない状態にある。
蓋136°が水溜め部14”上へと配置されたとき、フ
ラップ164は弾発的にその座166へと係合し、シー
ルを形成する。フラップ164と、蓋136゛の座16
6とが係合すると、フラップ164は室138内に所定
の圧力差が発生したときに解放される。この解放作動は
、室13B内に負の圧力が生じ水頭効果が開始された後
に生じるのが好ましい、圧力解放手段162を設けるこ
とにより、コーヒー調製サイクルを通じて、水溜め部1
4″からコーヒーバスケット110への流量を一定とす
ることができる。別法によれば、圧力解放手段162は
又、室138内に過大の圧力が発生したときに解放作動
をなすようにすることもできる。この第2の状態時には
、フラップ164は、第8図に図示されるのとは反対方
向に、外方へと押しやられるであろう。
ラップ164は弾発的にその座166へと係合し、シー
ルを形成する。フラップ164と、蓋136゛の座16
6とが係合すると、フラップ164は室138内に所定
の圧力差が発生したときに解放される。この解放作動は
、室13B内に負の圧力が生じ水頭効果が開始された後
に生じるのが好ましい、圧力解放手段162を設けるこ
とにより、コーヒー調製サイクルを通じて、水溜め部1
4″からコーヒーバスケット110への流量を一定とす
ることができる。別法によれば、圧力解放手段162は
又、室138内に過大の圧力が発生したときに解放作動
をなすようにすることもできる。この第2の状態時には
、フラップ164は、第8図に図示されるのとは反対方
向に、外方へと押しやられるであろう。
この変更例に係る水溜め部14”にも、第9図に図示さ
れるものと同じく、又参照番号14°で示されるものと
同じように、移送管134゛が設けられる。ただ、該移
送管134°は、第7図に図示されるものとは構造が異
なる。移送管134°は、水溜め部の底158に支持さ
れ、そして蓋136°に極く接近した位置へと上方向に
延在している。移送管134°は底158の内面に極め
て接近して配置された入口140を有する。移送管13
4°は、ネジ溝付き突起を備えた基台170を有し、該
ネジを水溜め部底158の中心部の開口を貫通して挿入
することにより水溜め部底に取り付けられる。移送管1
34°は座金172及びナツト174によって底158
に固着されシールされる。移送管134°によって形成
される通路は第7図に見られると同じ部材を具備する。
れるものと同じく、又参照番号14°で示されるものと
同じように、移送管134゛が設けられる。ただ、該移
送管134°は、第7図に図示されるものとは構造が異
なる。移送管134°は、水溜め部の底158に支持さ
れ、そして蓋136°に極く接近した位置へと上方向に
延在している。移送管134°は底158の内面に極め
て接近して配置された入口140を有する。移送管13
4°は、ネジ溝付き突起を備えた基台170を有し、該
ネジを水溜め部底158の中心部の開口を貫通して挿入
することにより水溜め部底に取り付けられる。移送管1
34°は座金172及びナツト174によって底158
に固着されシールされる。移送管134°によって形成
される通路は第7図に見られると同じ部材を具備する。
入口脚部142は、屈曲部144へと立ち上がり、該屈
曲部144は水溜め室138の上面に極く近接した位置
に位置される。出口脚部146は、屈曲部144から基
台170の端部に位置した出口部148へと延在する。
曲部144は水溜め室138の上面に極く近接した位置
に位置される。出口脚部146は、屈曲部144から基
台170の端部に位置した出口部148へと延在する。
又、移送管134°は実質的に一定の穴を有している。
第9図に、水溜め部構造体14”’の他の変更例が示さ
れる。この変更例によると、蓋136”及び水溜め部本
体14°゛°によって形成される水溜め室138はシー
ルされる必要はない。開口168が蓋136”に設けら
れる。該開口168は、水を室1381’に導入するた
めの人口として形成することもできる。移送管134”
への入口14o°には逆止弁176が設けられる。弁!
76は通路18oの入口140’に保持されたボール1
78を有する。弁176は、水が入口脚部142がら逆
流するのを防止するために設けられる。移送管134°
は、好ましくは、水溜め部本体14 ”’の側壁に極め
て近接して位置される。水が水溜め部14山に充満され
ると、水位は、室と、移送管134°の入口脚部142
との中で等しくなる。マイクロ波が印加されると、室1
38及び入口脚部142のなかの水は加熱され膨張する
。好ましくは、脚部142゜中の水は、室138中の水
に比較して水量が小さいのでより早い速度で加熱される
。ボール178は通路180の端部に座着し、入口脚部
142中の水が水溜め部14山内へと逆流するのを防止
するであろう。従って、入口脚部146内の加熱水は膨
張し、屈曲部144の上部まで上昇し、出口脚部146
へと流出する。これにより水頭効果が発生する。本実施
例においても又、この水頭効果により連続した水の流れ
が起こり、ポンプ作用を継続するために水の温度を更に
増大する必要はない。更に又、水溜め部14°°°から
の水の流れは、実質的に室138内の圧力変動によって
影響を受けることはない。
れる。この変更例によると、蓋136”及び水溜め部本
体14°゛°によって形成される水溜め室138はシー
ルされる必要はない。開口168が蓋136”に設けら
れる。該開口168は、水を室1381’に導入するた
めの人口として形成することもできる。移送管134”
への入口14o°には逆止弁176が設けられる。弁!
76は通路18oの入口140’に保持されたボール1
78を有する。弁176は、水が入口脚部142がら逆
流するのを防止するために設けられる。移送管134°
は、好ましくは、水溜め部本体14 ”’の側壁に極め
て近接して位置される。水が水溜め部14山に充満され
ると、水位は、室と、移送管134°の入口脚部142
との中で等しくなる。マイクロ波が印加されると、室1
38及び入口脚部142のなかの水は加熱され膨張する
。好ましくは、脚部142゜中の水は、室138中の水
に比較して水量が小さいのでより早い速度で加熱される
。ボール178は通路180の端部に座着し、入口脚部
142中の水が水溜め部14山内へと逆流するのを防止
するであろう。従って、入口脚部146内の加熱水は膨
張し、屈曲部144の上部まで上昇し、出口脚部146
へと流出する。これにより水頭効果が発生する。本実施
例においても又、この水頭効果により連続した水の流れ
が起こり、ポンプ作用を継続するために水の温度を更に
増大する必要はない。更に又、水溜め部14°°°から
の水の流れは、実質的に室138内の圧力変動によって
影響を受けることはない。
第10図は、本発明に従って作製されたコーヒー沸かし
器10’の作動状態を示す。コーヒー調製時の圧力サイ
クルの数は、水温、室内の水量、移送管の穴径、電子レ
ンジのワット数、及び他の要因によって変動し得る。図
示される曲線の傾斜及び配置などは限定的なものではな
い。第10図に図示されるようにコーヒー調製サイクル
における水量の変動は、数多くのコーヒー調製法の参考
となるであろう。ドリップ式によるコーヒー調製法によ
れば、水がコーヒー粉末と接触するためにある滞留時間
が必要とされる。更に、如何なる時間においてもバスケ
ットへの水の供給量は制御されていることが望まれる。
器10’の作動状態を示す。コーヒー調製時の圧力サイ
クルの数は、水温、室内の水量、移送管の穴径、電子レ
ンジのワット数、及び他の要因によって変動し得る。図
示される曲線の傾斜及び配置などは限定的なものではな
い。第10図に図示されるようにコーヒー調製サイクル
における水量の変動は、数多くのコーヒー調製法の参考
となるであろう。ドリップ式によるコーヒー調製法によ
れば、水がコーヒー粉末と接触するためにある滞留時間
が必要とされる。更に、如何なる時間においてもバスケ
ットへの水の供給量は制御されていることが望まれる。
水溜め部及び移送管の構造上の変更により、マイクロ波
エネルギを付与することによって得られる結果も変わる
であろう。曲線は、圧力開放手段162を設けることに
よって変動するであろう。更に、ボール式逆止弁176
は水溜め部における圧力変動なしにも、即ち、この系が
雰囲気圧力に維持されていても作動するであろう。水溜
め部がらコーヒーバスケットへの水の移送は、「水頭効
果」という言葉によって説明した。本発明に係るコーヒ
ー沸かし器のポンプ作動系は、移送管及びその内部構造
によってこの水頭効果を作り出している。図示される移
送管は、実質的にU形状の、一定の穴径とされる通路を
具備し、該通路を通って実質的に連続態様にて水がより
高い位置からより低い位置へと移動可能とされる。本発
明にょるポンプ作動系は、マイクロ波エネルギを介して
水を加熱することによって発生される。各実施例による
コーヒー沸かし器10% 10’において、水のポンプ
作動は、蓋及び水溜め部によって画成される室内の内部
圧力、並びに水溜め部内の水の静圧によって起こる。こ
れらの圧力は、液体を移送管の入口脚部上方へと、更に
は、屈曲部上方へと押し上げる。
エネルギを付与することによって得られる結果も変わる
であろう。曲線は、圧力開放手段162を設けることに
よって変動するであろう。更に、ボール式逆止弁176
は水溜め部における圧力変動なしにも、即ち、この系が
雰囲気圧力に維持されていても作動するであろう。水溜
め部がらコーヒーバスケットへの水の移送は、「水頭効
果」という言葉によって説明した。本発明に係るコーヒ
ー沸かし器のポンプ作動系は、移送管及びその内部構造
によってこの水頭効果を作り出している。図示される移
送管は、実質的にU形状の、一定の穴径とされる通路を
具備し、該通路を通って実質的に連続態様にて水がより
高い位置からより低い位置へと移動可能とされる。本発
明にょるポンプ作動系は、マイクロ波エネルギを介して
水を加熱することによって発生される。各実施例による
コーヒー沸かし器10% 10’において、水のポンプ
作動は、蓋及び水溜め部によって画成される室内の内部
圧力、並びに水溜め部内の水の静圧によって起こる。こ
れらの圧力は、液体を移送管の入口脚部上方へと、更に
は、屈曲部上方へと押し上げる。
水頭効果の発生は、移送管の屈曲部及びより長い出口脚
部を満たす連続した流れに依存しており、入口脚部より
長くされる出口脚部内の水の重量は、連続した下方圧力
及び対応した下方流れを発生せしめる。
部を満たす連続した流れに依存しており、入口脚部より
長くされる出口脚部内の水の重量は、連続した下方圧力
及び対応した下方流れを発生せしめる。
第9図の実施例によると、水溜め部内の水の重量との関
連において入口脚部内の水分子の加熱作用と膨張との間
には、関係があり、この関係によって、入口脚部内にて
水の上方向運動な生ぜしめる。ボール逆止弁176は、
水の流れが水溜め室138へと戻るのを防止する。
連において入口脚部内の水分子の加熱作用と膨張との間
には、関係があり、この関係によって、入口脚部内にて
水の上方向運動な生ぜしめる。ボール逆止弁176は、
水の流れが水溜め室138へと戻るのを防止する。
マイクロ波エネルギの付与及び移送管内に水を流す圧力
を発生せしめる、本発明におけるポンプ作動系は、初期
時においては移送管の入口端部に発生する。吸引作用と
か、出口端における移送管内の圧力を減少させるとか、
或は入口側の屈曲部の上部を越えて水を上昇させるとか
、を必要とせず、連続した水の流れが発生する。これは
一般には、サイホン形式の配管装置にて達成されている
ことである。水頭効果は、本発明の有効性において著し
い効果を有している。
を発生せしめる、本発明におけるポンプ作動系は、初期
時においては移送管の入口端部に発生する。吸引作用と
か、出口端における移送管内の圧力を減少させるとか、
或は入口側の屈曲部の上部を越えて水を上昇させるとか
、を必要とせず、連続した水の流れが発生する。これは
一般には、サイホン形式の配管装置にて達成されている
ことである。水頭効果は、本発明の有効性において著し
い効果を有している。
水溜め部内の水位によって発生する位置エネルギは、水
頭効果の流量に寄与している。第7図に図示されるよう
に、もし水溜め部に水位り、にて水が充満されているな
らば、この水位の位置エネルギは移送管134の出口1
48に対して測定される。水位h2がより高ければより
大きな位置エネルギを有しており、より大きな流量を発
生させるであろう、コーヒー調製サイクルにわたっての
位置エネルギの変動は、第10図に示される圧力及び総
流量曲線に分けて描かれている。
頭効果の流量に寄与している。第7図に図示されるよう
に、もし水溜め部に水位り、にて水が充満されているな
らば、この水位の位置エネルギは移送管134の出口1
48に対して測定される。水位h2がより高ければより
大きな位置エネルギを有しており、より大きな流量を発
生させるであろう、コーヒー調製サイクルにわたっての
位置エネルギの変動は、第10図に示される圧力及び総
流量曲線に分けて描かれている。
移送管134の作動は、水頭効果の発生と同様に、好ま
しいコーヒー調製を実現するための要因となる。本発明
におけるコーヒー調製サイクルにおける水の温度は、水
を移送するのに蒸気圧とか沸騰にのみ依存している装置
に必要とされるよりも比較的低くて良い、マイクロ波エ
ネルギを印加するに先立って、コーヒー粉末を予め湿め
らかすことにより、加熱水の流れが起こる前に抽出プロ
セスが開始される。水頭効果による流れはより低い水温
にて開始され、より速い速度で完了する。
しいコーヒー調製を実現するための要因となる。本発明
におけるコーヒー調製サイクルにおける水の温度は、水
を移送するのに蒸気圧とか沸騰にのみ依存している装置
に必要とされるよりも比較的低くて良い、マイクロ波エ
ネルギを印加するに先立って、コーヒー粉末を予め湿め
らかすことにより、加熱水の流れが起こる前に抽出プロ
セスが開始される。水頭効果による流れはより低い水温
にて開始され、より速い速度で完了する。
このように比較的低い水温及びコーヒー調製完了速度は
、コーヒー抽出に大きく貢献し、できあがったコーヒー
に苦味のあるオイルを持ち込むことが防止される。
、コーヒー抽出に大きく貢献し、できあがったコーヒー
に苦味のあるオイルを持ち込むことが防止される。
移送管の屈曲部を越えて流れが開始され、水頭効果が発
生すると、流量は移送管内の通路の直径によって実質的
に制御される。この流量は、所望のコーヒー調製時間及
びコーヒー温度を生じるようにバランスされねばならな
い。このバランスのためのパラメータは、コーヒーと、
コーヒー粉末に印加されるマイクロ波エネルギの効果と
の合致性を含む。他の諸要因は1本明細書の記載から当
業者には理解されるであろう。
生すると、流量は移送管内の通路の直径によって実質的
に制御される。この流量は、所望のコーヒー調製時間及
びコーヒー温度を生じるようにバランスされねばならな
い。このバランスのためのパラメータは、コーヒーと、
コーヒー粉末に印加されるマイクロ波エネルギの効果と
の合致性を含む。他の諸要因は1本明細書の記載から当
業者には理解されるであろう。
本発明は上記実施例に限定されことはない。
第1図は、典型的な電子レンジ内へと装入された本発明
の第1の実施例を示す。 第2図は、本発明の第1の実施例の断面側面図である。 第3図は、第2図の線3−3に沿って取った断面図であ
る。 第4図は、本発明の拡散板部分の変形例を示す。 第5図は、本発明の拡散板部分の第2の変形例を示す。 第6図は、線6−6に沿って取った第5図に示す拡散板
の断面図である。 第7図は、本発明の第2の実施例の断面図である。 第8図は、本発明の第2の実施例の変更例である。 第9図は、本発明の第2の実施例の更に他の変更例であ
る。 第10図は、本発明の第2の実施例の一態様における、
圧力、水温、総流量の関係を示す図である。 14.14° 14″ 14°°°:水溜め部16.
16° :容器 20:水溜め部本体 22:開口 30:バスケット 40% 134.134゜ 48.140.140゜ 54.148:出口 162:圧力解放手段 176:逆止弁 134 °°“ :入口 :移送管 FIo、 6 C 9 FIG、 10 呼聞
の第1の実施例を示す。 第2図は、本発明の第1の実施例の断面側面図である。 第3図は、第2図の線3−3に沿って取った断面図であ
る。 第4図は、本発明の拡散板部分の変形例を示す。 第5図は、本発明の拡散板部分の第2の変形例を示す。 第6図は、線6−6に沿って取った第5図に示す拡散板
の断面図である。 第7図は、本発明の第2の実施例の断面図である。 第8図は、本発明の第2の実施例の変更例である。 第9図は、本発明の第2の実施例の更に他の変更例であ
る。 第10図は、本発明の第2の実施例の一態様における、
圧力、水温、総流量の関係を示す図である。 14.14° 14″ 14°°°:水溜め部16.
16° :容器 20:水溜め部本体 22:開口 30:バスケット 40% 134.134゜ 48.140.140゜ 54.148:出口 162:圧力解放手段 176:逆止弁 134 °°“ :入口 :移送管 FIo、 6 C 9 FIG、 10 呼聞
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)電子レンジ内にて使用するための飲み物調製装置で
あって;加熱するための所定量の水を保持する水溜め部
と;抽出された所定量のコーヒー又は同等物を受容する
ための容器と;前記水溜め部内へと突入し水位より下方
の位置に位置した入口端と、出口端とを有し、前記水溜
め部をシールしている移送手段と;コーヒー粉末、紅茶
の葉、又は同等物を保持し、且つ抽出されたコーヒー又
は同等物は通過せしめる孔付き底面を備え、そして前記
移送手段の出口端より下方で、前記容器への開口部より
上方に支持されたバスケットと;を有し、電子レンジの
マイクロ波エネルギが前記水溜め部内に保持された水に
差し向けられ、水を加熱し、前記水溜め部内の圧力を増
大せしめ、該圧力の増大によって、加熱された水は、前
記移送手段の入口端を通り、出口端から前記バスケット
内のコーヒー粉末、紅茶の葉又は同等物の上へと排出さ
れ、そして抽出されたコーヒー又は同等物を前記バスケ
ットの下方に位置した前記容器内へと流動せしめること
を特徴とする飲み物調製装置。 2)前記水溜め部は、中央部に貫通開口を備えた管形状
本体を有し、前記移送手段の出口端は、加熱された水を
前記水溜め部本体の前記開口を貫通して、前記バスケッ
トの方へと排出し、次いで前記本体開口内に位置した拡
散板を貫いて流動せしめ、前記拡散板は前記バスケット
の方へと流れる流体の流量を制限するようにしたことを
特徴とする請求項1記載の装置。 3)前記移送手段は、前記水溜め部の上面の開口内に解
放自在に取り付けられ、又、ガスケット手段が前記水溜
め部によって形成される空間への開口をシールすること
を特徴とする請求項1記載の装置。 4)電子レンジ内にて使用するための飲み物調製装置で
あって;所定量の水を保持し、該保持された水がマイク
ロ波エネルギの付与によって加熱されるようなマイクロ
波透過性の材料にて形成された水溜め手段と;前記水溜
め手段内に位置する入口と、前記水溜め手段より下方に
位置した出口とを備え、マイクロ波エネルギが付与され
たとき前記水溜め手段と出口との間に水頭効果を発生し
、前記水溜め手段から実質的に連続して水を移送するた
めの移送手段とを有することを特徴とする飲み物調製装
置。 5)前記移送手段は実質的にU形状の通路を形成し、又
該移送手段は前記水溜め手段によって形成されたシール
された室内に位置されており、前記U形状の通路の屈曲
部は前記水溜め手段内の最大水位より上方位置に配置さ
れることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記
載の装置。 6)更に、バスケット手段を支持するための容器を備え
、前記バスケット手段は、内部に所定量のコーヒー粉末
を保持するようにし、更に、前記容器は前記バスケット
手段の出口から放出された抽出コーヒーを受容するよう
にしたことを特徴とする請求項4記載の装置。 7)前記水溜め手段、バスケット手段及び容器は、実質
的に垂直に整列して互いに交換可能とされることを特徴
と請求項1〜6のいずれかの項に記載の装置。 8)前記水溜め手段から前記移送手段を通って実質的に
連続して流れる水の移動流量は、前記水溜め手段内に保
持された実質的に全ての水の移送が完了するまで作動時
間にわたって変動することを特徴とする請求項4記載の
装置。 9)前記移送手段は前記入口に配置された弁手段を有し
、前記弁手段は水の流れが前記移送手段から前記水溜め
手段へと逆流するのを防止するようにしたことを特徴と
する請求項4記載の装置。 10)更に、前記水溜め手段内の所定量の水をシールす
るための手段を有しており、前記シール手段は、前記移
送手段を介して水頭効果が開始した後、自動的にシール
を解放するようにしたことを特徴とする請求項4記載の
装置。
Applications Claiming Priority (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US31045189A | 1989-02-13 | 1989-02-13 | |
US310451 | 1989-02-13 | ||
US310447 | 1989-02-13 | ||
US07/310,447 US4999466A (en) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | Drip coffee maker for use within a microwave oven |
US399736 | 1989-08-28 | ||
US07/399,736 US5434392A (en) | 1989-02-13 | 1989-08-28 | Microwave drip coffee maker |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0332615A true JPH0332615A (ja) | 1991-02-13 |
Family
ID=27405451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2032272A Pending JPH0332615A (ja) | 1989-02-13 | 1990-02-13 | マイクロ波ドリップ式コーヒーメーカー |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0383439B1 (ja) |
JP (1) | JPH0332615A (ja) |
KR (1) | KR900012574A (ja) |
AU (1) | AU4916590A (ja) |
CA (1) | CA2009862A1 (ja) |
DE (1) | DE69026294D1 (ja) |
IL (1) | IL93150A0 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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