JPH0332442Y2 - - Google Patents

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JPH0332442Y2
JPH0332442Y2 JP18824785U JP18824785U JPH0332442Y2 JP H0332442 Y2 JPH0332442 Y2 JP H0332442Y2 JP 18824785 U JP18824785 U JP 18824785U JP 18824785 U JP18824785 U JP 18824785U JP H0332442 Y2 JPH0332442 Y2 JP H0332442Y2
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electrode plate
rear gate
cylinder member
shutter
fitted
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車のリヤゲート給電用スイツチ構
造に関するものである。
従来の技術 第4図および第5図に示すように自動車のリヤ
ゲート(バツクドア)Aのステー3として車体側
に下端部を軸着されたシリンダ部材1と該シリン
ダ部材1に軸方向摺動可能なるよう嵌装され上端
部をリヤゲートAに軸着されたロツド部材2とか
らなる軸方向伸縮部材を用い、該軸方向伸縮部材
がリヤゲートAの開閉に伴ない伸縮作動してリヤ
ゲートの開状態保持とリヤゲート開閉時の衝撃緩
衝機能を果すようにしたものにおいて、例えばリ
ヤゲート窓ガラスに埋設されている曇り止め用熱
線等リヤゲートに設けられる電装品への給電用接
点を上記シリンダ部材1とロツド部材2とに設
け、リヤゲートAが開状態のときはシリンダ部材
1に対するロツド部材2の伸張によつて両接点が
離れて給電を遮断し、リヤゲートAを閉とすると
シリンダ部材1に対するロツド部材2の収縮によ
つて両接点が嵌合接触し給電回路がオンとなるよ
うにしたものは従来より種々開発され例えば実公
昭58−53478号公報にて既に公開されている。
考案が解決しようとする問題点 上記のようにリヤゲートAのステー3にリヤゲ
ートに設けられた電装品への給電を制御するスイ
ツチ機構を取付けたものにおいて、従来のスイツ
チ機構は一般に第6図に示すようにシリンダ部材
1の上端に取付けられた絶縁材よりなる筒状ケー
ス4の内腔内に雌極板5を設け、ロツド部材2に
取付けた絶縁材よりなる筒状ケース6に雄極板7
を設け、リヤゲートAを開いたときはロツド部材
2の伸張により両極板5と7が離れてオフとな
り、リヤゲートAを閉めるとロツド部材2の収縮
にて雄極板7が雌極板5内に嵌入し雄極板7の接
点7aが雌極板5の内側面に弾接してオンとなる
よう構成されているのが一般的である。
ところがこのような従来構造のものは、リヤゲ
ートAの開状態において雌極板5は後方の斜め上
向きに露出した状態となるので、後方からの荷物
の出し入れ時等において例えばドライバその他の
金属部材が筒状ケース4内に入つて雌極板5に接
触しシヨートすると言う事故が生じたり、或は筒
状ケース6内に異物(非導電体)が入り導通不良
となる虞れがある等の問題を有している。
本考案はこのような従来構造の問題を解消する
ことを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、リヤゲートのステーとして、基端部
を車体側に枢着したシリンダ部材と、一端部をリ
ヤゲートに枢着し他端部を上記シリンダ部材に軸
方向に移動可能なるよう嵌装したロツド部材とか
らなる軸方向伸縮部材を用いた自動車において、
上記シリンダ部材の先端部に、内部に自動車の電
源側に接続された雌極板を嵌装し先端に開口部を
設けた絶縁材料よりなる筒状のケースを嵌着し、
該筒状のケース内に絶縁材料よりなるシヤツタを
該筒状のケースの先端開口部をほぼ閉塞する位置
にスプリングにて支持させて設けると共に、上記
ロツド部材に、リヤゲートに装備した電装品側に
接続された雄極板を絶縁材料よりなる筒状のケー
スを介して、リヤゲートの閉作動に伴なうロツド
部材の収縮作動によつて上記シヤツタをスプリン
グのばね力に抗して押圧移動させつつ上記シリン
ダ部材の筒状ケース内に嵌入しリヤゲート閉状態
において雄極板の接点が雌極板に弾接してスイツ
チオン状態となるよう、取付固定したことを特徴
とするものである。
作 用 上記によりリヤゲートを開いたときは雌極板を
内装した筒状のケースの先端開口部は絶縁材料よ
りなるシヤツタにてほぼ全面的に閉塞され、荷物
の出し入れ時等において金属部材や他の異物が雌
極板を内装した筒状のケース内に入るようなこと
は全くなくなると共に、リヤゲート閉時の雄極板
の嵌入および雄極板に設けた接点の雌極板への接
触を上記シヤツタがさまたげるようなことは全く
ない。
実施例 以下本考案の実施例を第1図乃至第3図を参照
して説明する。
本考案では第1,2図の実施例に示すように、
従来のもの(第6図示のもの)と同様、シリンダ
部材1の先端部に嵌装固定された合成樹脂等の絶
縁材料よりなる筒状のケース4内に雌極板5を取
付け、ロツド部材2に嵌装固定された合成樹脂等
の絶縁材料よりなる筒状ケース6内に雄極板7を
取付け、リヤゲートの閉作動に伴なうロツド部材
2の収縮作動によりリヤゲート閉状態においてケ
ース6およびそれに取付けられた雄極板7がシリ
ンダ部材1に取付けた筒状のケース4内に該ケー
ス4の先端開口部より嵌入し雄極板の接点7aが
雌極板5の内側面に弾接してオン状態となるよう
構成されているが、上記シリンダ部材1に固定さ
れている筒状のケース4の先端開口部内に合成樹
脂等の絶縁材料よりなるシヤツタ8を配設し、ケ
ース4の先端開口部の端面に該先端開口部内縁よ
り内側にわずかに突出するストツパ面9aをもつ
た絶縁材料よりなるストツパ部材9を取付け、上
記シヤツタ8を該ストツパ面9aに押付けるスプ
リング10を設け、ロツド部材2に設けたケース
6および雄極板7がケース4より抜け出している
スイツチオフ状態においては第1図示のようにシ
ヤツタ8がスプリング10にてストツパ部材9の
ストツパ面9aに押しつけられ、該シヤツタ8が
ケース4の先端開口部をほぼ閉塞した状態に保持
されると共に、リヤゲートを閉めケース6および
雄極板7がケース4内に嵌入するときは、先ずケ
ース6の先端面6aが上記シヤツタ8に当りこれ
をスプリング10のばね力に抗してケース4の奥
に押し込みつつ嵌入し、リヤゲート全閉状態では
第3図のように雄極板7の接点7aが雌極板5の
内側面に弾接してオン状態となるよう構成したも
のである。リヤゲートを開きケース6および雄電
極7がケース4より抜け出すとそれに伴ないシヤ
ツタ8はスプリング10にてケース4の先端開口
部方向に移動しストツパ面9aに押しつけられて
第1図示のようなケース4の先端開口部をほぼ閉
塞した状態にもどる。
シヤツタ8は第2図示のように雌極板5の内径
よりやや小なる径の円板の外周面より外方に放射
状に突出する複数(3個又は4個程度)の突片8
aをもつと共に中心にロツド部材2が所定のクリ
アランスをもつて貫通する中心孔8bを設けた構
造に形成され、スプリング10によつて上記突片
8aがストツパ部材9のストツパ面9aに当接し
てケース4の先端開口部をほぼ閉塞した状態に保
持されるようになつており、又雌極板5はほぼ円
筒形状をなすと共にその先端部即ちシヤツタ8の
移動範囲は上記シヤツタ8の突片8aが軸方向に
自由に動くことができるよう突片8aの数だけス
リツト5aが形成され、該スリツト5aによつて
雌極板5の先端部は複数(図示では4個)の円弧
状極板片に分割構成されている。
雄極板7の接点7aは上記雌極板5の円弧状極
板片にそれぞれ摺接し得るよう複数個設けられて
いる。
雌極板5の基端部に接続された電線11および
雄極板7の基端部に接続された電線12は、第5
図に示すようにコネクタ11a,12aにより電
源側およびリヤゲートに設けた電装品側にそれぞ
れ接続される。
考案の効果 以上のように構成した本考案によれば、リヤゲ
ートを開としリヤゲート電装品への給電用スイツ
チがオフとなつている状態では雌極板を内装した
シリンダ部材側の筒状ケースの先端開口部は絶縁
材料よりなるシヤツタにてほぼ閉塞された状態に
保持され、荷物の出し入れ時等においてドライバ
等の金属部品が雌極板に接触してシヨートしたり
或はその他の異物が雌極板を装着したケース内に
入つて導通不良となるような不具合は完全に防止
され、スイツチの信頼性の大幅な向上をはかり得
ると共に、リヤゲート開時雌極板が露出している
従来構造に比し本考案では雌極板を装着したケー
スの先端開口部がシヤツタにてほぼ閉塞されてい
るので、スイツチの外観性が著しく向上すると言
う効果をもたらし得るもので、スイツチのオン,
オフ作動に上記シヤツタが全く悪影響を及ぼすこ
とがなく的確なるスイツチ機能を果し得ることと
相俟つて、実用上多大の効果をもたらし得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部一半縦断側
面図でスイツチオフの状態を示している。第2図
は第1図のA−A矢示図、第3図は第1図のもの
のスイツチオンの状態を示す一半縦断側面図、第
4図は本考案を適用した自動車の斜視図、第5図
は第4図のステーを拡大して示す斜視図、第6図
は従来構造を示す要部一半縦断側面図である。 1……シリンダ部材、2……ロツド部材、3…
…ステー、4,6……筒状ケース、5……雌極
板、7……雄極板、8……シヤツタ、9……スト
ツパ部材、10……スプリング、A……リヤゲー
ト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) リヤゲートのステーとして、基端部を車体側
    に枢着したシリンダ部材と、一端部をリヤゲー
    トに枢着し他端部を上記シリンダ部材に軸方向
    に移動可能なるよう嵌装したロツド部材とから
    なる軸方向伸縮部材を用い、上記シリンダ部材
    には先端部に嵌装固定された絶縁材料よりなる
    筒状ケースと、この中に自動車の電源側に接続
    された雌極板を設け、上記ロツド部材には嵌装
    固定された絶縁材料よりなる筒状のケースと、
    この中に接点を有し電装品に接続された雄極板
    を設け、リヤゲートの閉作動に伴なう上記ロツ
    ド部材の収縮作動によりリヤゲート閉状態にお
    いてロツド部材の上記筒状ケースおよび上記雄
    極板が、上記シリンダ部材の筒状ケース内に、
    該ケースの先端開口部より嵌入し、上記接点が
    上記雌極板に弾圧して導通状態となるよう構成
    された自動車において、上記シリンダ部材の筒
    状ケース内に上記先端開口部をほぼ閉塞する大
    きさでシリンダ部材の中心軸に沿つて移動可能
    な絶縁材料よりなるシヤツタを配設すると共
    に、該シヤツタを上記先端開口部側に附勢する
    スプリングを設けたことを特徴とする自動車の
    リヤゲート給電用スイツチ構造。 (2) シヤツタは、円筒状の雌極板の内径よりやや
    小なる径の円板の外周面より外方に放射状に突
    出する複数の突片をもつと共に上記円板の中心
    にロツド部材が所定のクリアランスをもつて貫
    通する中心孔を設けた形状に構成され、シリン
    ダ部材に嵌着されている筒状のケースの先端開
    口部に設けたストツパ部材にスプリングのばね
    力にて上記複数の突片が押しつけられて先端開
    口部をほぼ閉塞した位置を保持するよう構成さ
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の自動車のリヤゲート給電用
    スイツチ構造。 (3) 円筒状の雌極板は、シヤツタの軸方向移動を
    さまたげないようシヤツタの複数の突片が嵌る
    複数のスリツトを有していることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第2項に記載の自動車
    のリヤゲート給電用スイツチ構造。
JP18824785U 1985-12-06 1985-12-06 Expired JPH0332442Y2 (ja)

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JPS6295046U JPS6295046U (ja) 1987-06-17
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