JPH033214Y2 - - Google Patents

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JPH033214Y2
JPH033214Y2 JP3115486U JP3115486U JPH033214Y2 JP H033214 Y2 JPH033214 Y2 JP H033214Y2 JP 3115486 U JP3115486 U JP 3115486U JP 3115486 U JP3115486 U JP 3115486U JP H033214 Y2 JPH033214 Y2 JP H033214Y2
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JP
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locking
pulled out
trochanter
screwed
play
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JP3115486U
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JPS6313042U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、書類整理箱などの抽出装置に関す
るものである。
(1) 従来の技術 書類整理箱の抽出は、多くのものは一方からの
み引き出すことができるだけであつたが事務能率
を高めるためには、前後両方から引き出すことが
できれば便利である。もつとも間仕切りを兼ねた
食器棚などでは、両面から引き出し得る抽出が考
案されているが、書類整理箱にそのまま利用でき
るものはない。本考案は、その改良に関するもの
である。
(2) 解決すべき問題点 事業所などで、前後両面から引き出し得る書類
整理箱を複数人が利用している場合、一人が或る
抽出を引き出して使用しているとき該抽出を他の
者がそのことを知らずに、反対側からも引き出そ
うとするような状態が当然生ずる。このことは、
書類整理箱を落ち着いて使用することの阻害とな
る。従つて、その一面から引き出したときは、他
方からは引き出し得ないような抽出であれば便利
である。
また、書類は相当な重量を有するので、スムー
スに引き出し得る抽出であることも、書類整理箱
の機能として重要である。
(3) 問題点を解決する手段 本考案は、書類整理箱の抽出を保持するレール
を抽出とは別体にした鏡板に螺着して設け、該レ
ールは書類整理箱の側板に螺着したレールにより
保持し、鏡板を手前に引けばこれに螺着されたレ
ールに保持された抽出が引き出され、反対方向の
鏡板は係止されて、これを引き出すことができ
ず、かつスムースに引き出し得る装置を提案する
にある。
(4) 実施例 本考案の実施例を図面によつて説明するが、本
実施例の書類整理箱は、左右対称であるので、正
面より見て右側部分の図示を省略してある。第1
図は、実施例の概略を示す説明図、第2図は、第
1図A−A線断面図、第3図は、レール1及び
1′の構成を示す説明図、第4図は、レール8及
びレール8′の構成を示す説明図、第5図は、係
止装置の斜視図、第6図は、第4図B−B線断面
図、第7図は、レール8の拡大側面図である。
レール1,1′は、金属製とし、第3図に示め
すように、それぞれ回動枠2又は2′、遊び3又
は3′を同体に形成し、転子4又は4′を回動可能
に接合して成り、またレール8又は8′も金属製
とし、第4図に示すように、それぞれ支持枠9又
は9′、回動枠10(レール8については回動枠
10の図示を省略)、遊び11又は11′を同体に
形成し、転子12又は12′を回動可能に接合す
るとともに、合成樹脂製又は金属製の抽出受部1
3又は13′を嵌合して成る。レール1及び1′
は、書類整理箱の側板に、レール8及び8′は、
鏡板7及び7′に螺着されるが、前記各転子が第
1図Aに示すように、それぞれの回動枠に沿つて
回動可能で、かつ鏡板7が閉じられたときは、転
子4が遊び11に転子12が遊び3に沿つて、ま
た鏡板7′が閉じられたときは、転子4′が遊び1
1′に転子12′が遊び3′に沿つて回動可能なよ
うに螺着される。従つて、それぞれの鏡板が閉じ
られたときは、レール8乃至8′は遊びの範囲内
で下降することになる。抽出は15には、側板溝
16を設け、鏡板7及び7′が閉じられたときは、
抽出受部13が側板溝16の上端を保持し、鏡板
7が引き出されたときは、転子4が回動枠10に
沿つて回動することにより、レール8が上昇し、
抽出受部13が側板溝16の上端を保持したまま
引き出され、逆に、鏡板7′が引き出されたとき
は、転子4′が前記同様レール8′を上昇させ、抽
出受部13′が抽出底部を保持し、側板溝の上端
が抽出受部13から離れることになり、いずれの
場合も、鏡板の引き出し方向へ抽出が導出される
ことになる。
鏡板7及び7′が同時に引き出されることを防
止するため、L型材17に係止用湾曲部19を設
けたストツパー18を揺動可能なようにリベツト
20でかしめ、鏡板に螺着し、係止部22を設け
た係止板21を桟23に螺着する。このようにす
れば、第1図Bに示すように、抽出の側板前部が
ストツパー18を圧接しているときは、係止用湾
曲部19は係止部22と係合せず従つて、鏡板を
引き出すことができ、反対方向の鏡板が引き出さ
れ、抽出がストツパーを圧接しないときは、第1
図Aに示すように係止用湾曲部は係止部22と係
合し、当該方向からは引き出すことができなくな
る。
(5) 本考案の効果 本考案によれば、前後両方向から引き出し得る
抽出となるばかりか、一方方向から引き出して使
用している状態では、他方向からは引き出し得
ず、落ち着いて仕事ができるため事務能率をよく
するし、またスムースに引き出すことができる抽
出となり、便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例の概略を示す説明
図、第2図は、第1図A−A線断面図、第3図
は、レール1及び1′の構成を示す説明図、第4
図は、レール8及び8′の構成を示す説明図、第
5図は、係止装置の斜視図、第6図は、第4図B
−B線断面図、第7図は、レール8の拡大側面図
である。 1,1′……レール、2,2′……回動枠、3,
3′……遊び、4,4′……転子、5……天板、6
……側板、7,7′……鏡板、8,8′……レー
ル、9,9′……支持枠、10……回動枠、11,
11′……遊び、12,12′……転子、13,1
3′……抽出受部、14,14′……取付部、15
……抽出、16……抽出側板溝、17,17′…
…L型材、18,18′……ストツパー、19,
19′……係止用湾曲部、20……リベツト、2
1……係止板、22,22′……係止部、23…
…桟。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鏡板と抽出とを別体とし、左右対称に形成され
    た書類整理箱において、それぞれの側板に回動枠
    2又は2′、遊び3又は3′、転子4又は4′をそ
    れぞれ設けたレール1及び1′を螺着し、一方、
    鏡板7及び7′の左右端部に支持枠9又は9′、回
    動枠10又は10′、遊び11又は11′転子12
    又は12′、抽出受部13又は13′をそれぞれ設
    けたレール8及び8′を螺着するとともに、鏡板
    7及び7′に係止用湾曲部19を設けたストツパ
    ー18を揺動可能に接合したL型材17を螺着
    し、桟23に係止部22を設けた係止板21を螺
    着することを特徴とする抽出装置。
JP3115486U 1986-03-04 1986-03-04 Expired JPH033214Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3115486U JPH033214Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04

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JP3115486U JPH033214Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6313042U JPS6313042U (ja) 1988-01-28
JPH033214Y2 true JPH033214Y2 (ja) 1991-01-28

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ID=30836629

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JP3115486U Expired JPH033214Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04

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JP (1) JPH033214Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006013657A1 (ja) * 2004-08-05 2006-02-09 Sun Wave Co., Ltd 両引き引出し構造及びそれを備えたキッチン台

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006013657A1 (ja) * 2004-08-05 2006-02-09 Sun Wave Co., Ltd 両引き引出し構造及びそれを備えたキッチン台

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Publication number Publication date
JPS6313042U (ja) 1988-01-28

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