JPH0331888Y2 - - Google Patents

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JPH0331888Y2
JPH0331888Y2 JP16007486U JP16007486U JPH0331888Y2 JP H0331888 Y2 JPH0331888 Y2 JP H0331888Y2 JP 16007486 U JP16007486 U JP 16007486U JP 16007486 U JP16007486 U JP 16007486U JP H0331888 Y2 JPH0331888 Y2 JP H0331888Y2
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JP
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inlet
cylinder
indicator
ring
oil
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  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、工作機械やその他給油を必要とする
機器などに潤滑油や切削油の給油に用いる定量バ
ルブに関するものである。
〔従来技術〕
一般に各種機械の摺動、回転部分に対して潤滑
油を供給したり、工作機械の切削具に対して切削
油を供給する場合、管路の途中に定量バルブを接
続して一定量づつの潤滑油または切削油を給油す
ることは普通に行われているところである。
この種の定量バルブとしては、入口と出口とを
有するシリンダ内にパツキンを備えたピストンを
遊嵌し、該ピストンの底部側シリンダ室には戻し
用スプリングを備え、前記ピストンの頭部側シリ
ンダ室には、前記入口と通じる圧力室が前記シリ
ンダと同軸上に配備され、該圧力室には逆止弁が
備えられ、該逆止弁は、前記入口から入る油が昇
圧されると油を前記頭部側シリンダ室に導き、油
が降圧されると、前記頭部側シリンダ室に収容さ
れた油を前記圧力室内に導くように構成され、前
記圧力室に開口し、かつ前記出口に通ずる排出導
管が前記ピストンを貫通して備えられたもの(例
えば実開昭56−91991)が知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところでこの定量バルブにおいては、潤滑給油
機器への給油点に一定の必要量を確実に給油する
ことが必要であるが、それを点検したり確認する
ことができず安全性の上で問題であつた。殊に油
の流れによつて点検できる流量センサを設けるこ
とも考えられるが、構造が複雑であり、コスト高
で且つまた必要量の誤差識別はできないなど信頼
性の上で充分ではなかつた。
本考案は、これら従来の欠点を排除し、定量バ
ルブのピストン部に設けたインジケータをバルブ
の動作に連動させ、それを目視にて確認できるよ
うにして信頼性を大幅に向上させ給油作業の安全
性をも高められ、構成も簡単で誤操作もなく、安
全機構つきの設備費用も著しく低減し、かつ保守
保安が簡単な定量バルブを提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記の問題点を解決するための手段
として入口1と出口2とを有するシリンダ3のシ
リンダ室18内に排出導管11と、該排出導管1
1に摺動可能に嵌合されたインジケータ5とを設
け、このインジケータ5にピストンとしてのOリ
ング14と、該Oリング14を入口1側に付勢す
る戻し用のスプリング6とを備えると共に前記O
リング14の入口側シリンダ室7には前記入口1
と通じ、かつ逆止弁9のある圧力室8を形成した
バルブにおいて、前記インジケータ5の移動を可
視できる窓孔10を前記シリンダ3に設けたこと
を特徴とする定量バルブとしたものである。
〔実施例〕
以下図面を参照し、本考案の実施例を説明する
と、第1図の二次圧タイプ例において、定量バル
ブは、入口1と出口2とを有するシリンダ3のシ
リンダ室18内に排出導管11と、該排出導管1
1に摺可能に嵌合されたインジケータ5とを設
け、このインジケータ5にピストンとしてのOリ
ング14と、該Oリング14を入口1側に付勢す
る戻し用のスプリング6とを備えると共に、前記
Oリング14の入口側シリンダ室7には前記入口
1と通じ、かつ逆止弁9のある圧力室8を形成し
たバルブにおいて、前記インジケータ5の移動を
可視できる窓孔10を前記シリンダ3に設けて定
量バルブとしてある。
前記逆止弁9は、前記入口1から入る油が昇圧
されると油圧を前記入口側シリンダ室7に導き、
油が降圧されると、前記入口側シリンダ室7に収
容された油を前記出口2に導くように構成され、
また前記窓孔10としては、前記シリンダ3を貫
通する窓孔であつて、前記インジケータ5の端部
1の移動が目視できるように端部51を露出する
位置に設けられているものであるが、インジケー
タ5の外周面に着色又は記号、図形スケールなど
の表示部を必要に応じ設けて移動量或いはストロ
ークの目視ができるようにしてもよく、さらに窓
孔10はオープンタイプとしてもよいし、透明カ
バー或いはリング(図示せず)を被覆又は嵌着し
てクローズタイプとしてもよい。また前記インジ
ケータ5は前記排出導管11の外周に嵌装される
パイプ体であつて一端にフランジ部でバネ座4を
突設し、このバネ座4に押し戻す力を与える戻し
用スプリング6が備えられ、Oリング14の入口
側シリンダ室7には、入口1と通ずる圧力室8が
シリンダ3と同軸上に配備されて接続されてい
る。圧力室8の中には、ゴム、プラスチツク等の
弾性体で作られ、リツプを有する逆止弁9が備え
られている。この圧力室8に開口し、出口2に通
ずる排出導管11がシリンダ3中にインジケータ
5、Oリング14及び調整リングとなるカラー1
5を貫通した状態で備えられている。即ち前記排
出導管11としては管軸を用い、入口1側のシリ
ンダ室7と出口2とに連通状態下でシリンダ3中
に配備されOリング14に貫通して備えられてい
る。
なお前記シリンダ3は入口側と出口側との二部
材構成でネジ部12で螺合接続できる形態として
製作、組立容易としてあり、出口側は吐出ニツプ
ルとしてもよく、螺着するときにOリング13が
介装されている。
またピストン作用をする前記Oリング14はそ
の外径をシリンダ3のシリンダ室18の内径にほ
ぼ等しく滑動できるようにしてある。
さらに、前記逆止弁9の先端には、コイルバネ
16を支持するガイドが突設して形成されガイド
は定量バルブの入口1に挿入されて、逆止弁9の
運動を案内する。17は定量バルブを共通のホル
ダ(マニホルド)に取付けるためのネジ部であ
る。19はブツシユである。
第2図の具体例では直圧タイプのもので一次的
に保留された圧油を次工程で圧送できるようにシ
リンダ室18を排出導管11の流路111と連通
して設けてある。
しかしてポンプ(図示せず)より圧送された油
は入口1から導入されるが、この入口1から高圧
の油が供給されると、油は逆止弁9を押して圧力
室8に入り、逆止弁9を排出導管11の開口に当
接せしめ、これを閉塞する。同時に高圧油は、逆
止弁9の外周リツプを変形せしめ、圧力室8内壁
との隙間からOリング14の入口側のシリンダ室
7に入る。このシリンダ室7に入つた高圧油はカ
ラー15及びOリング14を介してインジケータ
5を押し上げると同時にスプリング6を圧縮して
インジケータ5の端部が窓孔10に変位してその
移動量が外方から目視でき入口側シリンダ室7に
高圧油5が充填される。この場合、前記インジケ
ータ5の先端の端部51が窓上部に突当るまで移
動する。その移動した距離だけカラー15の下側
に油が充満した室が形成され計量室となる。
次にポンプを停止させ入口1からの高圧油の供
給が停止され、ポンプとバルブ間の圧力が降下す
ると、スプリング6の戻し力が勝つてインジケー
タ5、Oリング14およびカラー15は戻し方向
に移動する。その際、入口側シリンダ室7から押
出された油は発生する内圧によつて逆止弁9のリ
ツプを拡げ、逆止弁9を移動せしめ、形成される
隙間を通つて排出導管11内を出口2に向つて流
れ吐出される。この場合、前記調整用のカラー1
5は吐出量を規制するために介装されるので必要
に応じインジケータ5の端部に設けても用いられ
る。
なお、第2図例ではOリング14その他が移動
する際にシリンダ室18を減圧させて、油は出口
2に行かずに連通孔からシリンダ室18内に吸込
まれ、次回分の給油量が貯蔵される直圧タイプと
して作用させることもできる。
上記の操作を反覆することにより、定量の潤滑
油または切削油を間欠的に給油箇所に供給するこ
とができる。その際インジケータ5、カラー15
はシリンダ3の内壁に往復動し、油圧のシールは
もつぱらOリング14のみによつて行われる。O
リング14はまくれたり傷ついたりすることがな
く長期に亘つてシールを確実に遂行することがで
きる。
また逆止弁9は、入口1において摺動するガイ
ドの作用により、バネ16に付勢されて圧力室8
内で傾斜することなく往復動することができる。
〔考案の効果〕
本考案の定量バルブは、ピストン作用をするイ
ンジケータのシリンダ内の移動を可視できる窓孔
をシリンダに設けたことにより潤滑油機器におけ
る給油点に一定の必要量を確実に給油することの
識別が容易にでき、給油量の確認やその他の点
検、並びに不作動確認もチエツクできるほか移動
部分がシリンダ中に内装されているために外的条
件で誤動作や動作不能に至る虞れや支障なく安全
に用いられるし、信頼性を大幅に向上できるほ
か、ピストンの作用をする部品がOリングであつ
て構造が極めて簡単であり、製造、組立、保守の
手間を要さず、長期に亘つて確実に一定量の潤滑
油または切削油を給油箇所に供給することができ
る定量バルブを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の縦断面図、第2図は
他の実施例の縦断面図である。 1……入口、2……出口、3……シリンダ、4
……バネ座、5……インジケータ、6……スプリ
ング、7……入口側シリンダ室、8……圧力室、
9……逆止弁、10……窓孔、11……排出導
管、12……ネジ部、13……Oリング、14…
…Oリング、15……カラー、16……バネ、1
7……ネジ部、18……出口側シリンダ室、19
……ブツシユ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 入口1と出口2とを有するシリンダ3のシリ
    ンダ室18内に排出導管11と、該排出導管1
    1に摺動可能に嵌合されたインジケータ5とを
    設け、このインジケータ5にピストンとしての
    Oリング14と、該Oリング14を入口1側に
    付勢する戻し用のスプリング6とを備えると共
    に、前記Oリング14の入口側シリンダ室7に
    は前記入口1と通じ、かつ逆止弁9のある圧力
    室8を形成したバルブにおいて、前記インジケ
    ータ5の移動を可視できる窓孔10を前記シリ
    ンダ3に設けたことを特徴とする定量バルブ。 (2) 前記窓孔10が、前記シリンダ3を貫通する
    窓孔であつて、前記インジケータ5の端部51
    を露出する位置に設けられているものである実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の定量バル
    ブ。 (3) 前記インジケータ5が、前記排出導管11の
    外周に嵌装されるパイプ体であつて、一端にフ
    ランジ部でバネ座4を突設したものである実用
    新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載の定
    量バルブ。 (4) 前記排出導管11が管軸であつて、入口1側
    のシリンダ室7と出口2とに連通状態下でシリ
    ンダ3中に配備されOリング14に貫通して備
    えられているものである実用新案登録請求の範
    囲第1〜3項のいずれか一つの項記載の定量バ
    ルブ。
JP16007486U 1986-10-21 1986-10-21 Expired JPH0331888Y2 (ja)

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JP16007486U JPH0331888Y2 (ja) 1986-10-21 1986-10-21

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JPS6366677U JPS6366677U (ja) 1988-05-06
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