JPH0331882Y2 - - Google Patents

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JPH0331882Y2
JPH0331882Y2 JP1986138739U JP13873986U JPH0331882Y2 JP H0331882 Y2 JPH0331882 Y2 JP H0331882Y2 JP 1986138739 U JP1986138739 U JP 1986138739U JP 13873986 U JP13873986 U JP 13873986U JP H0331882 Y2 JPH0331882 Y2 JP H0331882Y2
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JP
Japan
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valve
cover
adhesive
hole
support part
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JP1986138739U
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JPS6345466U (ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Details Of Garments (AREA)
  • Check Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 開弁抵抗が小さく、通気量が大きく、且つ雨衣
や靴等に設けた鳩目を利用して容易に取り付けら
れる逆止弁に関する。
従来の技術 鳩目の穴の周辺上面に直接弁を接触させ、鳩目
穴を覆うカバーに弁を取り付けて逆止弁とした提
案は、本出願人の提案になる実願昭61−103621号
(実開昭63−9911号公報)が既にある。
考案が解決しようとする課題 通気穴にカバーをつけ、このカバーの内側に弁
を固定して、弁体を薄い柔らかいものとすれば通
気穴を大きくして開弁圧の小さい弁することが出
来るが、逆の圧力で弁体がたわんで部分的に開口
し、逆止弁としての機能を失なうのでこの様な欠
点のない小さい内圧で開弁し、通気量の大きな逆
止弁を得ようとすることを課題とする。
課題を解決するための手段 空気穴の外周面に弁を載置し、之を通気穴を有
するカバーで覆い、カバーから突出させた弁支持
部に上記弁を接着剤を介して固着して作つた逆止
弁とする。
実施例 本考案を図面について説明する。第1図は第1
の実施例の縦断面図であつて、弁1が通気穴11
を有するカバー2の中心に設けた凹陥形の弁支持
部3の底部に明けた小穴8から、接着剤4を流し
込ませて接着される。その詳細は第5図に示すよ
うに、弁1と弁支持部3は僅か隙間があく形状に
作られる。即ちカバー保持部材6は弾性ある硬質
ゴムで作られ、これに保持されるカバー2はその
中心部に設けた弁支持部3の下面と弁1との間に
僅かな隙間のある寸法とし、弁1はカバー保持部
材6を布7に固定する鳩目5の周辺に軽く接する
ように載置する。その上でカバー保持部材6の弁
支持部3の上面から小穴8に接着剤4を流し込め
ば上記の隙間をうめて弁1はカバー保持部材6に
固着される。
弁1はシリコンゴム、弁支持部材3は塩化ビニ
ールで作り、接着剤を信越化学製のKE41(商品
名)を用いた場合、シリコンゴムの弁1はKE41
と結合する塩化ビニールの弁支持部3とはその結
合は不充分であるが、小穴8の上部にはみ出して
固化したKE41が小穴8の上下を挟んで固化する
から充分弁1は弁支持部3に保持される。
又、前記した如く弁と弁支持部とは、接着する
前には隙間があり、弁の自重のみで鳩目の穴周辺
に接しているにすぎないから、そのままで固着さ
れた弁は最も小さい開弁圧で作動する。しかし必
要あれば弁支持部の長さを大きくして強く弁に接
触させれば、開弁圧を大きくすることの出来るの
は当然である。
第2図は第2の実施例で第1実施例の弁支持部
をカバー2上面の中央部分に設けた円形の穴1
1′の周辺から垂下した多数の弁支持部3の先端
で弁1と接着剤4で固着したものである。その他
は第1実施例と同様であるが、接着剤による接着
箇所が多数であるため弁がたいらに保持される。
第3図は第3の実施例図であつて、イは縦断面
図、ロは底面図である。布にあけた空気穴が長方
形であつて逆止弁の通気口も長方形としたため弁
支持部材3′をそれに副うべく複数とし弁1の支
持の安定を計つたものである。
即ち弁1に棒状に形成した弁支持部3′よりも
少し大きい穴9をあけ、この部分を接着剤4′で
固定する。尚この実施例に於いてはカバー保持部
材6′の内周縁上面に全周に亘つて、凸部10を
設けて鳩目による布への取り付けを排し、カバー
保持部材6′を接着剤で布に取り付けてある。
又第4図に示す第4の実施例では鳩目5′の周
辺にカバー保持部分を1体に設けて、より単純な
形にしたものである。又弁の方にも凸部1″を設
けて弁支持部3″にはめこみ、この部分に接着剤
4で接着保持させるようにする。この場合は弁1
を鳩目5′に載置した後、上記弁支持部3″内に接
着剤4を充填し、上から図示するようにカバーを
上記カバー保持部分に組付け接着剤4の固化を持
てば弁はカバーに保持される。
以上4つの実施例に於いては、何れも第1図で
例示するようにカバー2の上部通気穴11以外に
周辺のカバー保持部材6に近い位置に穴12をあ
け、この逆止弁を縦の姿勢で取り付ける場合は、
穴12が下方に位置するようにする。この様にす
ればカバー2に水がかかつて中に浸水した時、こ
の穴12から水が流れ出る。
考案の効果 本考案の弁は取付けられる布等の空気穴いつば
いに形成し軽く載置した状態でカバーに保持され
ているから、通過風量が大きく開弁圧の小さい、
しかも嵩張らない丈夫で取り付けやすい逆止弁で
ある。
又カバー保持部材からカバーは容易に取り出す
ことが出来、内部構造が簡単であるから掃除も容
易である。
又、この逆止弁は換気を必要とする長靴始め開
弁圧も小さく、外部から水が侵入する恐れなく嵩
低いから、作業用の雨衣やレインコート等の換気
用として好適である。
尚取り付けも鳩目を取り付ける程度の作業であ
るから、柔らかい素材にも容易に取り付けられ上
記衣服にも便利に使用出来る。
又弁自体は厚さ一定の板状の材料から打抜き作
業で作られ、品質の均一な安価に製作が可能な構
造で、大量生産の出来るローコストの小形で通過
風量の大きい、開弁圧の小さい逆止弁である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図イ第4図はそれぞれ第
1、第2、第3、第4の実施例の断面図、第3図
ロは第3の実施例の底面図、第5図は第1の実施
例の部分拡大図である。 1……弁、2……カバー、3……弁支持部、4
……接着剤、5……鳩目、6……カバー保持部
材、7……布。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気穴の外周面に弁を載置し、之を通気穴を有
    するカバーで覆い、カバーから突出させた弁支持
    部に上記弁を接着剤を介して固着したことを特徴
    とする逆止弁。
JP1986138739U 1986-09-09 1986-09-09 Expired JPH0331882Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986138739U JPH0331882Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986138739U JPH0331882Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6345466U JPS6345466U (ja) 1988-03-26
JPH0331882Y2 true JPH0331882Y2 (ja) 1991-07-05

Family

ID=31043993

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986138739U Expired JPH0331882Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09

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JP (1) JPH0331882Y2 (ja)

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JPS6345466U (ja) 1988-03-26

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