JPH0330327Y2 - - Google Patents

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JPH0330327Y2
JPH0330327Y2 JP1986125060U JP12506086U JPH0330327Y2 JP H0330327 Y2 JPH0330327 Y2 JP H0330327Y2 JP 1986125060 U JP1986125060 U JP 1986125060U JP 12506086 U JP12506086 U JP 12506086U JP H0330327 Y2 JPH0330327 Y2 JP H0330327Y2
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JP
Japan
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belt
endless conveyor
guide rail
conveyor belt
guide
Prior art date
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JP1986125060U
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JPS6332812U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は扇体状をなし曲路に沿つて移動可能な
ベルトコンベヤの改良に関するものである。
(従来の技術) ベルトコンベヤは日常、各種物品を搬送するた
めに広く使用されているが、搬送物を送るには必
らずしも直線方向ばかりとは限らず、曲線に送る
こともある。
従来、このような場合、ローラコンベヤが一般
的に使用されて来たが、近時、オートメーシヨン
化の進展と共に次第に使用上の限界を感じ、新し
く、それに代わるベルトコンベヤの開発が進めら
れ、その1例として代表的な曲路用ベルトコンベ
ヤが特開昭58−42508号公報に開示されている。
このベルトコンベヤ1は第3図、第4図に示す
如くエンドレスコンベヤベルト6がわん曲した内
外両フレーム部材2,3に枢支された2端部ロー
ラ4,5に張設され、案内装置7がわん曲した外
側のフレーム部材3に装着されていて、これに前
記エンドレスコンベヤベルト6の上側部および下
側部を案内するガイドレール8の端縁がエンドレ
スコンベヤベルト6から僅かに離間して対峙し、
対向するガイドレール間8間には案内スロツト9
が区画されており、一方、エンドレスコンベヤベ
ルト6はその外周部にボルト10が装着され、ボ
ールベアリングに支承された第1のガイドローラ
12と、コンベヤベルト外周の損傷を防止する離
間リング18,19を含む第1、第2の保護リン
グ13,14及び第2のガイドローラ16を貫通
し、ナツト17を螺結してこれらを保持した構造
からなつている。
そして、上記ベルトコンベヤにおいては従来、
エンドレスコンベヤベルト6の少なくとも搬送側
下部には通常、金属製、合板ベニヤ製などのベル
トを支持する支持台20が設けられており、ベル
トの自重により撓みを防いでいる。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記ベルト下部の支持台は一般にそ
の外周のガイドレールとの間に若干の隙間を存し
て設けられており、搬送物の隙間への落ち込みを
防ぐために同隙間を極力小さくすることが必要で
あるが、搬送時にベルトにかかる応力によりベル
トの上下動は避けられず、特にこれはベルトの外
周側、即ち、ガイドレールに近い側程、大きくな
り、支持台の外周端部においてベルト裏面と支持
台が接触し、ベルト表面を傷つけ、早期摩耗を惹
起するという難がある。
本考案はかかるベルト支持台外周先端部におけ
るベルト裏面の早期摩耗に着目し、ガイドレール
を支持台外周部との間隙を少なくすることは勿論
であるが、特に同間隙部分に別途、ベルトと同心
円弧状の補助棒を配することによりベルト裏面の
早期局部摩耗より確実に防止することを目的とす
るものである。
(問題点を解決するための手段) 即ち、上記目的を達成するための本考案構成の
特徴とするところは、前記特開昭58−42508号公
報に開示された如きベルトコンベヤにおいて、特
にエンドレスコンベヤベルト下部に設けたベルト
支持台とガイドレールとの間に同エンドレスコン
ベヤベルトの円弧と同心円弧状の断面円形の丸棒
からなる補助棒を支持台と同じ高さに設けた点に
ある。
ここで、補助棒は金属又は合成樹脂製で摩擦係
数小なるものが使用され、丸棒であることがベル
ト裏面との接触面積を小さくすることから効果的
である。
そして、この丸棒からなる同心円弧状の補助棒
は1つに限らず、複数個に分割してもよく、又、
必要に応じ2列乃至3列など複数列に配設せしめ
ても差し支えない。
(作用) 以上のように補助棒をベルト支持台とガイドレ
ールとの間に設けたときは、同部分への搬送物の
落ち込みをより確実に阻止すると共に同部分にお
いてベルトの上下動が起こるとしても補助棒に支
持されて従前の上下動に比し遥かに大きさは小さ
くなり、ベルト裏面との接触は弱く、ベルト裏面
の摩耗を防止あるいは大幅に減少することとな
る。
(実施例) 以下、更に添付図面にもとづき本考案の具体的
な実施例を説明する。
第1図及び第2図は本考案ベルトコンベヤの要
部を示すベルト巾方向断面図及び平面図であり、
エンドレスコンベヤベルト6の下部にベルト支持
台20が設けられ、その外周部に案内装置7が設
けられ、そのガイドレール8がベルト6の端部か
ら僅かに離間して上下対峙するように設けられて
いて、その間に案内スロツト9を形成すると共に
ガイドレール8外方のエンドレスコンベヤベルト
6の外周部にボルト10が装着され、このボルト
10によりナイロンの如き合成樹脂製のボールベ
アリングに支承されたガイドローラ12と、第1
の保護リング13と、第2の保護リング14とナ
イロン等の如き合成樹脂製のボールベアリング1
5に支承された第2のガイドローラ16が装着さ
れており、ナツト17をボルト10に螺結するこ
とにより、それらを確実に保持していること、そ
して、ガイドローラ12,16はベアリングを介
してボルト10に対し回転可能であり、かつエン
ドレスコンベヤベルト6の内側方向への変位が効
果的に防止されるようガイドローラはガイドレー
ル8と当接するように配設されていること、更に
前記保護リング13,14はエンドレスコンベヤ
ベルト6の両面に対し、当接されており、通常、
耐摩耗性の硬質材料、例えば黒鉛を含む自滑性の
あるナイロン等で円形、楕円形、細長扇形状等に
作られ、その端部はガイドレールの案内スロツト
9に延出されていて、これには一体又は別体に離
間リング18,19が具備されていることは何れ
も第4図に示す構造と同様である。
しかして、上記の構成において本考案は更にベ
ルト支持台20とガイドレール8との間に断面円
形をなす丸棒からなる補助棒21が設けられてい
る。
この補助棒21はエンドレスコンベヤベルト6
の内外円弧と同心の円弧状をもつて形成されてお
り、金属又は合成樹脂からなり、支持台20と略
同じ高さで支持台を支える支柱(図示せず)によ
り付設されている。
なお、この補助棒はベルト支持台20とガイド
レール8との間で独立して設けることがベルト裏
面との接触面積を小ならしめる上に好適である。
かくして、叙上の補助棒21を具備したベルト
コンベヤは、これを作動させるときはエンドレス
コンベヤベルト6はベルト支持台20に沿つて移
行し、同時にベルト支持台20とガイドレール8
との間は補助棒21をレールとして移行する。
このためベルト支持台20とガイドレール8と
の間隙に対し、搬送物の落ち込みは防止され、し
かもベルト外周側において上下動が起こるとして
も、補助棒21によつて支持され、上下の動きは
軽減され、ベルト裏面に局部的な摩耗を惹起する
ことなくベルトコンベヤの長期使用が可能とな
る。
(考案の効果) 本考案は以上のように既知の曲路用ベルトコン
ベヤにおけるベルト支持台とガイドレールとの間
に丸棒の補助棒を同心円弧状に配設したものであ
り、従前の場合に比しガイドレールとベルト支持
台との間隙が補助棒によつて実質上、狭くなるこ
とになり、同間隙への搬送物の落ち込みを防止す
ると共に、補助棒は断面円形の丸棒であるからベ
ルト裏面との接触面積は線接触となつて極めて小
さくなり、ベルト裏面との摩耗接触の機会を少な
くすることができ、両者の接触によるベルト裏面
の摩耗を軽減し、早期局部摩耗を防止することが
できる顕著な効果を有する。
又、上記補助棒は丸棒を円弧状に設けたことに
より、これがレールとなつてベルトの平面移行を
良好ならしめると共に、単に円弧状丸棒を配する
のみであるから、取り付けが頗る簡単で、従来、
既知のものに対しても容易に設置することができ
る利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ベルトコンベヤの要部を示すベ
ルト幅方向断面部分概要図、第2図は同部平面図
第3図及び第4図は既知のベルトコンベヤ例を示
す図で、第3図は平面概要図、第4図は部分拡大
縦断面図である。 1……ベルトコンベヤ、2,3……フレーム部
材、4,5……端部ローラ、6……エンドレスコ
ンベヤベルト、8……ガイドレール、9……案内
スロツト、10……ボルト、12,16……ガイ
ドローラ、13,14……保護リング、17……
ナツト、18,19……離間リング、20……ベ
ルト支持台、21……補助棒。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 エンドレスコンベヤベルトが円弧状をなして
    2端部ローラ間に少なくともその搬送側の下部
    にベルト支持台を有して張設され、案内装置が
    弧状にわん曲した外側フレーム部材に装着され
    ていて、これに前記エンドレスコンベヤベルト
    の上側部及び下側部を案内するガイドレールが
    設けられ、ガイドレールの端縁がエンドレスコ
    ンベヤベルトから僅かに離間して対峙し、対向
    するガイドレール間に案内スロツトを形成する
    と共にエンドレスコンベヤベルト外周にボルト
    が装着され、該ボルトにより第1のガイドロー
    ラ、第1の保護リング、第2の保護リング、第
    2のガイドローラを貫通保持し、かつ第1及び
    第2の両保護リング間に前記エンドレスコンベ
    ヤベルト外周を固定してなるベルトコンベヤに
    おいて、前記ベルト支持台外周側で、該支持台
    とガイドレールとの間にエンドレスコンベヤベ
    ルトの円弧と同心円弧状の断面円形の丸棒から
    なる補助棒を支持台と同じ高さに設けたことを
    特徴とする曲路に沿つて移動可能なベルトコン
    ベヤ。 2 補助棒が摩擦係数の小なる金属又は合成樹脂
    製の丸棒である実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の曲路に沿つて移動可能なベルトコンベ
    ヤ。
JP1986125060U 1986-08-14 1986-08-14 Expired JPH0330327Y2 (ja)

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JP1986125060U JPH0330327Y2 (ja) 1986-08-14 1986-08-14

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JPS6332812U JPS6332812U (ja) 1988-03-03
JPH0330327Y2 true JPH0330327Y2 (ja) 1991-06-27

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