JPH0330269Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0330269Y2 JPH0330269Y2 JP1983141628U JP14162883U JPH0330269Y2 JP H0330269 Y2 JPH0330269 Y2 JP H0330269Y2 JP 1983141628 U JP1983141628 U JP 1983141628U JP 14162883 U JP14162883 U JP 14162883U JP H0330269 Y2 JPH0330269 Y2 JP H0330269Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- bottle
- label
- shielding
- base cup
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
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Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、底部に遮光能力が高くかつ脚部を提
供するベースカツプを組付けると共に、肩部に遮
光能力が高くかつ壜容器の外観の意匠効果を高め
る肩カバーを組付け、さらにこのベースカツプと
肩カバーとの間の胴部外周面に遮光能力が高くか
つ商品の品質表示に役立つラベルを貼着して構成
される壜容器の主体である合成樹脂製2軸延伸ブ
ロー成形壜体に関するもので、この壜体を使用し
て構成される前記した壜容器の遮光能力をより高
めることを目的としたものである。
供するベースカツプを組付けると共に、肩部に遮
光能力が高くかつ壜容器の外観の意匠効果を高め
る肩カバーを組付け、さらにこのベースカツプと
肩カバーとの間の胴部外周面に遮光能力が高くか
つ商品の品質表示に役立つラベルを貼着して構成
される壜容器の主体である合成樹脂製2軸延伸ブ
ロー成形壜体に関するもので、この壜体を使用し
て構成される前記した壜容器の遮光能力をより高
めることを目的としたものである。
最近、加圧大型壜体として、軽量で安価である
合成樹脂製の壜体が使用されているが、周知の如
く、加圧壜体には、収納する内容液の性質から、
充分な遮光性が要求されるので、加圧壜体として
使用される合成樹脂製の壜体も、当然のこととし
て、充分な遮光性を持たなければならない。
合成樹脂製の壜体が使用されているが、周知の如
く、加圧壜体には、収納する内容液の性質から、
充分な遮光性が要求されるので、加圧壜体として
使用される合成樹脂製の壜体も、当然のこととし
て、充分な遮光性を持たなければならない。
この加圧壜容器としての合成樹脂製壜体に遮光
性を持たせる手段としては種々あるが、これらの
手段の内、最も簡単でかつ効果が大きいのは、内
容液を直接収納する壜体に対して、遮光性の優れ
たベースカツプおよび肩カバーを組付け、さらに
このベースカツプおよび肩カバーによつて覆われ
なかつた胴部に遮光性の優れたラベルを貼着する
手段がある。
性を持たせる手段としては種々あるが、これらの
手段の内、最も簡単でかつ効果が大きいのは、内
容液を直接収納する壜体に対して、遮光性の優れ
たベースカツプおよび肩カバーを組付け、さらに
このベースカツプおよび肩カバーによつて覆われ
なかつた胴部に遮光性の優れたラベルを貼着する
手段がある。
この手段は、壜容器の主体を構成する壜体に対
して、遮光のための何等かの手段を直接に施さな
いので、壜体を、遮光性を考慮することなく、耐
内容物性と機械的強度とだけを考慮して成形する
ことが出来ることになり、より加圧容器として優
れたものに成形することが出来る。
して、遮光のための何等かの手段を直接に施さな
いので、壜体を、遮光性を考慮することなく、耐
内容物性と機械的強度とだけを考慮して成形する
ことが出来ることになり、より加圧容器として優
れたものに成形することが出来る。
このように、主体である壜体に、遮光性の優れ
たベースカツプ、肩カバーそしてラベルを組付け
て遮光性の高い壜容器を得る手段は、それなりに
優れた利点を発揮するのであるが、ラベルの壜体
に対する貼着作業形態の都合上、このラベルとベ
ースカツプおよび肩カバーとの間に隙間が形成さ
れてしまい、この隙間を通して光が壜体に直接照
射され、このため壜容器全体としての遮光性が大
幅に低下する重大な欠点が発生していた。
たベースカツプ、肩カバーそしてラベルを組付け
て遮光性の高い壜容器を得る手段は、それなりに
優れた利点を発揮するのであるが、ラベルの壜体
に対する貼着作業形態の都合上、このラベルとベ
ースカツプおよび肩カバーとの間に隙間が形成さ
れてしまい、この隙間を通して光が壜体に直接照
射され、このため壜容器全体としての遮光性が大
幅に低下する重大な欠点が発生していた。
本考案は、上記した従来例における欠点を解消
すべく考案されたもので、ラベルとベースカツプ
および肩カバーとの間から直接露出する壜体部分
の位置を略正確に設定することが出来ることを利
用して、ラベル、ベースカツプそして肩カバーを
組付ける前に、予め壜体の前記した露出すると予
測される部分を含む外周面部分に、印刷により遮
光能力の高い遮光膜を成形位置させて構成したも
のである。
すべく考案されたもので、ラベルとベースカツプ
および肩カバーとの間から直接露出する壜体部分
の位置を略正確に設定することが出来ることを利
用して、ラベル、ベースカツプそして肩カバーを
組付ける前に、予め壜体の前記した露出すると予
測される部分を含む外周面部分に、印刷により遮
光能力の高い遮光膜を成形位置させて構成したも
のである。
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
本考案による合成樹脂製2軸延伸ブロー成形壜
体は、遮光能力の高いベースカツプ5を底部3に
組付け、遮光能力の高い肩カバー6を肩部4に組
付け、そして遮光能力の高いラベル7を前記ベー
スカツプ5と肩カバー6との間の胴部2外周面に
貼着して構成される壜容器の合成樹脂製2軸延伸
ブロー成形壜体であつて、少なくとも、前記肩カ
バー6下端縁からラベル7上端縁にかけてに対向
する部分を含む壜本体1の胴部2の周面部分、お
よび前記ベースカツプ5上端縁からラベル7下端
縁にかけてに対向する部分を含む壜本体1の胴部
2の周面部分に、遮光能力の高い遮光膜8を接着
位置させた構成となつている。
体は、遮光能力の高いベースカツプ5を底部3に
組付け、遮光能力の高い肩カバー6を肩部4に組
付け、そして遮光能力の高いラベル7を前記ベー
スカツプ5と肩カバー6との間の胴部2外周面に
貼着して構成される壜容器の合成樹脂製2軸延伸
ブロー成形壜体であつて、少なくとも、前記肩カ
バー6下端縁からラベル7上端縁にかけてに対向
する部分を含む壜本体1の胴部2の周面部分、お
よび前記ベースカツプ5上端縁からラベル7下端
縁にかけてに対向する部分を含む壜本体1の胴部
2の周面部分に、遮光能力の高い遮光膜8を接着
位置させた構成となつている。
すなわち、壜本体1に対するベースカツプ5お
よび肩カバー6そしてラベル7の取付け位置が一
定しているので、このラベル7とベースカツプ5
および肩カバー6との境界部分が対向する壜本体
1の胴部2外周面部分も略一定していることにな
り、それゆえ予め、このラベル7とベースカツプ
5および肩カバー6との境界部分に対向する部分
を含む壜本体1の胴部2の外周面部分に、遮光能
力の高い遮光膜8を接着位置させておくことによ
つて、壜本体1にベースカツプ5および肩カバー
6そしてラベル7を取付けた際に、このラベル7
とベースカツプ5および肩カバー6との間に形成
される隙間に対し、前記した遮光膜8が対向位置
し、この隙間を通つて照射されてくる光は、遮光
膜8によつて遮光され、これによつて壜容器の遮
光性が極めて向上することになるのである。
よび肩カバー6そしてラベル7の取付け位置が一
定しているので、このラベル7とベースカツプ5
および肩カバー6との境界部分が対向する壜本体
1の胴部2外周面部分も略一定していることにな
り、それゆえ予め、このラベル7とベースカツプ
5および肩カバー6との境界部分に対向する部分
を含む壜本体1の胴部2の外周面部分に、遮光能
力の高い遮光膜8を接着位置させておくことによ
つて、壜本体1にベースカツプ5および肩カバー
6そしてラベル7を取付けた際に、このラベル7
とベースカツプ5および肩カバー6との間に形成
される隙間に対し、前記した遮光膜8が対向位置
し、この隙間を通つて照射されてくる光は、遮光
膜8によつて遮光され、これによつて壜容器の遮
光性が極めて向上することになるのである。
遮光膜8の成形時期が限定されることはないの
であるが、実施上および取扱上、2軸延伸ブロー
成形された壜本体1に成形するのではなく、壜本
体1を成形するためのプリフオームに成形するの
が有利である。
であるが、実施上および取扱上、2軸延伸ブロー
成形された壜本体1に成形するのではなく、壜本
体1を成形するためのプリフオームに成形するの
が有利である。
勿論、遮光膜8を壜本体1のプリフオームに成
形する場合、この遮光膜8もプリフオームと一緒
に延伸成形されることになるので、プリフオーム
に成形される遮光膜8の基となる膜体は、延伸変
形によつて遮光性を失わない構成を持つことが必
要である。
形する場合、この遮光膜8もプリフオームと一緒
に延伸成形されることになるので、プリフオーム
に成形される遮光膜8の基となる膜体は、延伸変
形によつて遮光性を失わない構成を持つことが必
要である。
プリフオームに成形される遮光膜8の基となる
膜体の成形方法としては、シルクスクリーン印刷
またはローラコート塗装さらにはマスキングした
スプレー塗装等があり、どの成形方法を採用する
かは、遮光膜8を成形する材料の持つ遮光能力と
か壜本体1の成形材料であるポリエチレンテレフ
タレート樹脂に対する接着性の大小とかに応じて
決定されることになる。
膜体の成形方法としては、シルクスクリーン印刷
またはローラコート塗装さらにはマスキングした
スプレー塗装等があり、どの成形方法を採用する
かは、遮光膜8を成形する材料の持つ遮光能力と
か壜本体1の成形材料であるポリエチレンテレフ
タレート樹脂に対する接着性の大小とかに応じて
決定されることになる。
また、遮光膜8の成形材料としては、壜本体1
に対する接着性の高い塗料材料に、遮光性を得る
ために、酸化チタン、カーボンブラツク、フタル
シアニン系等のものを多く使つて配合し、さらに
色をメタリツクにするためには、雲母系(パール
剤)とか金属粉(アルミ粉等のシルバー色)を混
合使用する。
に対する接着性の高い塗料材料に、遮光性を得る
ために、酸化チタン、カーボンブラツク、フタル
シアニン系等のものを多く使つて配合し、さらに
色をメタリツクにするためには、雲母系(パール
剤)とか金属粉(アルミ粉等のシルバー色)を混
合使用する。
さらに、プリフオームに成形される遮光膜8の
基となる膜体は、延び変形によつて遮光膜8に成
形されるが、この延び変形によつて遮光性が劣化
しない程度に予め充分な厚さで成形される必要が
ある。
基となる膜体は、延び変形によつて遮光膜8に成
形されるが、この延び変形によつて遮光性が劣化
しない程度に予め充分な厚さで成形される必要が
ある。
この遮光膜8の基となる膜体の厚みは、壜本体
1の延伸量に応じて変化設定されるのであるが、
現在成形されている一般的な2軸延伸ブロー成形
壜体に実施する場合は、5〜30μmm程度であり、
望ましくは、10〜20μmmの範囲である。
1の延伸量に応じて変化設定されるのであるが、
現在成形されている一般的な2軸延伸ブロー成形
壜体に実施する場合は、5〜30μmm程度であり、
望ましくは、10〜20μmmの範囲である。
同様に、遮光膜8の基となる膜体の高さ幅は、
2mm程度で充分である。
2mm程度で充分である。
遮光膜8の基となる膜体の高さ幅を2mm程度に
設定した場合、遮光膜8の高さ幅は、約10mm程度
となり、ラベル7とベースカツプ5および肩カバ
ー6との間に形成される隙間を塞ぐのに充分な高
さ幅を得ることが出来る。
設定した場合、遮光膜8の高さ幅は、約10mm程度
となり、ラベル7とベースカツプ5および肩カバ
ー6との間に形成される隙間を塞ぐのに充分な高
さ幅を得ることが出来る。
このように、本考案による合成樹脂製壜体は、
ラベル7とベースカツプ5および肩カバー6との
間に形成される隙間に対向する壜本体1の胴部2
外周面部分に、遮光膜8を接着成形したので、前
記隙間を通つて来た光に対して壜本体1を完全に
遮光することが出来ることになる。
ラベル7とベースカツプ5および肩カバー6との
間に形成される隙間に対向する壜本体1の胴部2
外周面部分に、遮光膜8を接着成形したので、前
記隙間を通つて来た光に対して壜本体1を完全に
遮光することが出来ることになる。
また、遮光膜8は、壜本体1の胴部2外周面に
接着位置すれば良いので、その構造が簡単である
と共に、遮光膜8の成形も容易である。
接着位置すれば良いので、その構造が簡単である
と共に、遮光膜8の成形も容易である。
さらに、ベースカツプ5、肩カバー6そしてラ
ベル7の壜体に対する組付け操作および作業形態
を変化させることがないので、この種の壜容器の
従来からの組立て装置をそのまま使用することが
出来る。
ベル7の壜体に対する組付け操作および作業形態
を変化させることがないので、この種の壜容器の
従来からの組立て装置をそのまま使用することが
出来る。
以上の説明から明らかなように、本考案による
合成樹脂製2軸延伸ブロー成形壜体は、遮光性の
高い壜容器を得ることが出来、またその構造が簡
単であると共に、成形が極めて容易であり、さら
にこの種の壜容器の従来からの成形装置をそのま
ま使用することが出来るので、既設の設備を無駄
にすることがない等多くの優れた効果を有するも
のである。
合成樹脂製2軸延伸ブロー成形壜体は、遮光性の
高い壜容器を得ることが出来、またその構造が簡
単であると共に、成形が極めて容易であり、さら
にこの種の壜容器の従来からの成形装置をそのま
ま使用することが出来るので、既設の設備を無駄
にすることがない等多くの優れた効果を有するも
のである。
図面は、本考案の一実施例を示す部分縦断面図
である。 符号の説明、1;壜本体、2;胴部、3;底
部、4;肩部、5;ベースカツプ、6;肩カバ
ー、7;ラベル、8;遮光膜。
である。 符号の説明、1;壜本体、2;胴部、3;底
部、4;肩部、5;ベースカツプ、6;肩カバ
ー、7;ラベル、8;遮光膜。
Claims (1)
- 遮光能力の高いベースカツプを底部に、遮光能
力の高い肩カバーを肩部にそれぞれ組付け、そし
て遮光能力の高いラベルを前記ベースカツプと肩
カバーとの間の胴部外周面に貼着して構成される
壜容器の合成樹脂製2軸延伸ブロー成形壜体であ
つて、少なくとも、前記肩カバー下端縁からラベ
ル上端縁にかけてに対向する部分を含む周面部分
および前記ベースカツプ上端縁からラベル下端縁
にかけてに対向する部分を含む周面部分に、遮光
能力の高い遮光膜を接着位置させて成る合成樹脂
製2軸延伸ブロー成形壜体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14162883U JPS6050128U (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | 合成樹脂製2軸延伸ブロ−成形壜体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14162883U JPS6050128U (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | 合成樹脂製2軸延伸ブロ−成形壜体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6050128U JPS6050128U (ja) | 1985-04-09 |
JPH0330269Y2 true JPH0330269Y2 (ja) | 1991-06-26 |
Family
ID=30316710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14162883U Granted JPS6050128U (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | 合成樹脂製2軸延伸ブロ−成形壜体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6050128U (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6030185Y2 (ja) * | 1981-12-16 | 1985-09-11 | 東洋製罐株式会社 | プラスチツクボトル複合体 |
JPS58116541U (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-09 | サントリー株式会社 | 遮光性ビ−ル容器 |
-
1983
- 1983-09-13 JP JP14162883U patent/JPS6050128U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6050128U (ja) | 1985-04-09 |
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