JPH0329744A - パレット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は荷役作業の荷物積載用或いは運搬用として用い
るノクレブトに関する。

〔従来技術〕

重量物を積載してフォークリフト等で運搬するための／
ぞレクトは、一般的に木製板材を枠状に組付けて構成さ
れている。この木ｉＪ１パレットは表面が不均一で釘等
が突出する不具合があるので、これに代えて合成樹脂製
のノ９レットが用いられている。

ところがこの合成樹脂製のノぐレクトはノぐレスト本体
から突出する脚部を一体成形するために、金型の締付圧
力を高圧にしないと樹脂が充分に脚部へ流動しなくなる
ので成形効率が低い。

又は、別々の上画デクキと下面ｒブキを桁材を介してボ
ルトとナクトで固定する方法は特公昭５３−３６２２０
号公報で知られている。レかし、この公知の方法は、上
面デクキにボルトの嵌入する凹部が形成されて訃シ、上
画デクキ上に載置する荷物のある種の種類、特に傷の付
き易い荷物に対して適用出来ない不都合がある。

〔発明が解決すべき課題〕

本発明は，上記従来技術の問題点、すなわち、強度が大
で、成形効率のよい・ぞレクトを提供するとともに上画
７″プキポードに凹凸がなく、傷付き品い荷物を扱うこ
とができ、更には、自動倉庫のコンベア適性に優れた下
面デッキボードを有するパレクトを提供することを目的
とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、表面に凹凸のない合成樹脂製上崩デッキボー
ドと該上面デッキポート９にインサート成形された合成
樹脂製脚部と該脚部にネジ止めされた又は溶着固定され
た下面デ１キボードよシなることを特徴とする。

このように本発明では合成樹脂脚部をあらかじめ別途成
形し、この脚部の一部を上面デッキ＆　一ドを成形する
金型の空隙部分に挿入し、この空隙部分への合成樹脂充
填によって上司デッキボードヘ一体的に脚部がインサー
トされ九Ｉ４レフトを得ることができる。合或樹脂脚部
は別途成形するので、上面デッキボードの合成樹脂成形
時の成形圧力を高〈する必要はなく、かつ合成樹脂脚部
が別途に成形されているのでこの脚部を強固なものとす
ることができる。

上面ｒツキボードはガラス繊維で強化した合成樹脂を使
用するのが強度上好筐しく、また上面ｒク−？ｙＷ−Ｐ
Ｌｔｉ合板、ＭＤＦ（中密度繊維板）等の芯材をが２ス
繊維強化熱可盟性合成樹脂で覆って形成することによｌ
）　ｚ４レクト本体の曲げ強度を向上し、高荷重物の積
載を可能とする。

また芯材はガラス繊維強化熱可塑性樹脂で覆われている
ので、上面ｆツキボードの表面は全体を合成樹脂で形成
した場合と同様に円滑な表酊となシ、上画に全く凹凸の
ない耐候性、耐薬品性に優れている。

又、本発明は、上面デクキ〆−ドにインサート成形され
た脚部に平板状の合成樹脂製下面デッキボードを高周波
誘導加熱、超音波溶着などの方法によう極めて簡単に固
着することのできるものである。

更には、本発明は、脚部にインサート成形にょｂ埋設し
たナクトにぱルトを螺着締め付けることκよシ脚部に下
面″ｙｈｙ＋ボードを組み立てることもできる。或いは
上記ボルトとナクトの関係を逆にしたボルトを脚部にイ
ンサート成形することも可能である： なか、下面デッキボードは全体を一枚の板状体にしても
よく、分割にしてもよい。

〔実施例〕

第１図乃至第５図に本実施例に係るノ＋レクトが示され
ている。

第１図は、ノぐレク｝　（Ｐ）全体を示す斜視図であう
％第２図は第１図のＩ−ｒ線に沿った部分断面図で脚部
に下面デッキギードをネジ止めによって固定する例を示
している．第３図は第１図の山一■線に沿った横断面を
示す図である。

上記第２図の例にかいては、上面デッキボード（３）は
芯材（１）を！−）ス繊維で強化したポリエチレン、ポ
リデロビレン等の合成樹脂で被覆した板状体であう，該
上面デプキ〆−ドの下面側には、合成樹脂製の脚部（４
）がインサート成形によｂ′一体構造となって＞，６、
該脚部（４）　．　（４）の間には長尺のナット（６）
がインサート成形されている。この長尺ナットの外面に
はナット防錆用の合成樹脂製外筒（７）が嵌合されてい
る。

合或樹脂製の下面デッキボード（８）の内方側には脚部
受け溝（９）、ナクト及び外筒受け溝（１ｏ）が設けら
れ、下画デクキ〆−ド（８）の外方側には締付けポル｝
（１１）が入る通孔が段付で設けられている。この実施
例の場合締付けＭル｝（１　１）のみの締付けカで下面
デクキＭ−ド（８）を脚部（４）に止め、同時に、上面
デッキボード（３）と一体化し、全体を上面デフ１１Ｐ
Ｎ−ド、脚部、下面ｒクキボード（８）がら々ル・セレ
ットとすることが出来る。なお、締付けぱルトα１）の
締付け力のみならず、脚部（４）の下端を脚部受け溝（
９）に誘導加熱にょう溶着し、よう接合カを向上させる
ことも出来る。

第４図は，第２図にかける締付けボルトとナットとの関
係を逆にした場合を示す部分断面図である． 図示した例では下面デッキボード（８）が短冊状に分割
された例であるが、この下面デ１キボードを上面デッキ
ボード（３）と同じ平面形状を有する一体のものとする
こともできる。

第５図は脚部と下面デブキボードの結合を溶着固定のみ
で行なう実施例で第２図ε同様部分の部分断面図である
。

この脚部ε下面デブキボードとは誘導加熱又は超音波に
よる溶着する。

〔発明の効果〕

以上説明した如く本発明はあらかじめ別途成形された芯
材をガラス繊維で強化した合成樹脂製の上面デクキヘイ
ンサート成形した脚部を有するので、成形効率を向上し
、かつ高強度特に曲げ強度大のパレットｔ得ることがで
きる優れた効果を有する。

又、上面デ１キボードと下面デツキボード金連結する固
定用のボルトが脚部又は下面デクキｄｆ　一ドに埋設さ
れ、上面デクキ〆−ドには設けてないため、荷物の載置
面となる上面デブキボードの表函側は凹凸が全く存在せ
ず平滑なため、印刷物や紙製品等を傷つけることなく、
保管、輸送することができる。洗浄性も良好である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る・ぐレットの全体を示す斜視図、
第２図は第１図のＩ−Ｉ線に沿った部分縦断面図、第３
図は第１図の■−■線に沿った横断面図、第４図は他の
実施例にかける第２図と同じ部分に釦ける縦断面図、第
５図は脚部と下面デブキ〆−ドを溶着によシ固定する例
を示す部分断面図である。 Ｐ・・・パレプト、１・・・芯材、３・・・上崩デグキ
ボード、４・・・脚部、８・・・下崩デッキボード。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）表面に凹凸のない合成樹脂製上面デッキボードと該
   上面デッキボードにインサート成形された合成樹脂製脚
   部と該脚部にネジ止めされた又は溶着固定された下面デ
   ッキボードよりなるパレット。 ２）上面デッキボードは芯材をガラス繊維強化熱可塑性
   合成樹脂で覆って形成する特許請求の範囲第１項に記載
   のパレット。 ３）下面デッキボードが脚部にインサート成形により固
   着されたナット又はボルトに対応するボルト又はナット
   により締付固定されている特許請求の範囲第１項に記載
   のパレット。