JPH0328696A - 電磁加速装置 - Google Patents

電磁加速装置

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JPH0328696A
JPH0328696A JP1165036A JP16503689A JPH0328696A JP H0328696 A JPH0328696 A JP H0328696A JP 1165036 A JP1165036 A JP 1165036A JP 16503689 A JP16503689 A JP 16503689A JP H0328696 A JPH0328696 A JP H0328696A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrodes
sabots
cylindrical
cylindrical electrode
sabot
Prior art date
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Pending
Application number
JP1165036A
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English (en)
Inventor
Takeisa Otsuka
健功 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP1165036A priority Critical patent/JPH0328696A/ja
Publication of JPH0328696A publication Critical patent/JPH0328696A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野] 本発明は、飛翔体を超高速に加速するための電磁加速装
置に関するものである。
[従来の技術] 一般に電磁加速装置は第3図に示すように、直線状をし
た一対の平行なレール電極■間に、高圧電源装置2を用
いて高電圧を印加し、導電性を有しプラズマ化し易い材
料から成るサボット3が後端に取付けられた飛翔体4を
、レール電極lの後端側からサボット3がレール電極t
間を導通するように挿入することによって、サボット3
を介して、電流iを流し、サボット3と一体の飛翔体4
に電流i及び電流iによって発生する磁場に対して直角
のレール電極l先端側へ向かうローレンッカFを発生さ
せ、該ローレンツカFによって飛翔体4を加速させてレ
ール電極1の先端から射出するようにしたものである。
しかし、このような平行なレール電極lを用いた電磁加
速装置では、電流経路の拡大によるインダクタンスや抵
抗値の増大のため、電気回路を流れる電流iの大きさも
制限され、従って発生するローレンツカFが小さくなる
ので、飛翔体4は大きな加速が得られなかった。
そこで、電流経路のインダクタンスを小さくするために
、第4図に示すような構造をした電磁加速装置かも9案
されている。
この電磁加速装置は、径寸法の等しい複数の円筒71!
 極5 . 6 , 7 . 8を間に絶縁円筒9を介
在させて同軸上に順番に配置し、隣接する円筒電極5,
B,7.liでは+,一の極性が互いに反対となるよー
)各円筒電極5,6,7.8間に夫々高圧電源装置10
11.,1.2.13を接続し、第3図と同様の飛翔体
4を図示しない予加速装置を用いて一番後端の円筒電極
5側から各円筒電極5,6。7,8内に入射させるよう
横威したものであり、隣接した極性の異なる円筒電極5
.6と6.7と7,8が互いに一対となってインダクタ
ンスの小さな電流回路を構威し、各対の円筒電極5,8
.7.8間を飛翔体4が通過する時に、円筒電極5.8
.7.8間に介在する絶縁円筒9の内面に沿って沿面放
電が起り、該沿if+i放電に伴なう熱によってサボッ
ト3が蒸発して先後端にフランジ部14.15を有する
プラズマ柱l6が発生し、プラズマ柱16先端のフラン
ジ部14を流れる電流i及び電流iにより発生ずる磁場
によってプラズマに一条先端の円筒電極8へ向かうロー
レンツカFか発生し、該ローレンツ力Fにより飛翔体4
が加速されて先端の円筒電極8側から射出されるように
なっている。
尚、円筒電極5,6間と6,7間では電流iの向きが反
対となるが、発生する磁場の向きも反対となるので、ロ
ーレンツカFの向きは常に一定方向に保たれる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記第4図に示した電磁加速装置では、
プラズマ柱18の前方のフランジ部l4に発生したロー
レンツカFにより、飛翔体4は前方へ加速され、ローレ
ンツカFの反作用により、プラズマ柱l6は後方側へ加
速されることとなるが、運動量保存の法則が或立するの
で、飛翔体4に比べて遥かに質量の小さいプラズマ柱i
6の方が飛翔体4よりも大きな加速を得ることになるた
め、投入された電気エネルギーはブラズマ柱l6を後方
へ加速することに浪費されてしまい、その分、飛翔体4
は有効に加速されないという問題があった。
本発明は上述の実情に鑑み、投入した電気エネルギーが
プラズマ柱を後方へ加速するのに浪費されることを防止
して飛翔体が高い加速を得られるようにした電磁加速装
置を提供することを]]的とするものである。
「課題を解決するための手段コ 本発明は、径寸法の異なる複数の円筒電極を砲縁円筒を
介して径寸法が徐々に小さくなるよう順次同軸上に配設
し、各円筒電極間に隣接する円筒電極の極性が互いに反
対となるよう直流の高圧電源装置を接続し、円筒電極内
に挿入される飛翔体の後端に、各円筒電極の内径寸法と
それぞれ略等しい外径寸法を有するキャップ状のサボッ
トを、順次着脱自在に外嵌すると共に、各円筒電極の内
周に突起を形成し且つ各サボッl・の外周に円筒電極の
突起に係合する係合溝を形成したことを特徴とする電磁
加速装置にかかるものである。
[作   用] 飛翔体が、径寸法が徐々に小さくなる各円筒電極を通過
する度に、通過した円筒電極の内径寸法と略等しい外径
寸法を有するサボットが、径寸法の小さい円筒電極に入
ることができずに飛翔体から外れて対応する径寸法の円
筒電極内に取り残されて行き、且つサボットは係合溝が
対応する円筒電極の突起に係止されて後退を阻止される
ので、取り残されたサボットがプラズマ柱の後方への加
速を阻止し、その結果電気エネルギーの浪費が防止され
て飛翔体は大きな加速が得られる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図・第2図は本発明の一実施例である。
径寸法の異なる複数の円筒電極17.18,19.20
を、径寸法が徐々に小さくなるように、且つ間に絶縁円
筒2lを介在させて同軸上に配設する。
各円筒電極17.1g,1.9.20間に隣接する円筒
電極17.18,19.20では+,一の極性が互いに
反対となるよう直流の高圧電i!lPi装置22.23
.24.25を接続する。
各円筒電極17,Il!,19.20の内径寸法と略等
しい外径寸法のキャップ状をし、導電性を有してプラズ
マ化し易い材料から或る複数のサボット2G.27.2
8を外径寸法の小さい順に飛翔体29の後端に外嵌ずる
各円筒電極17.1g.19.20には先端側の内周に
周方向に延びる突起30を形成し、各サボット26,2
7.28には先端側の外周に前記突起30に係合する係
合溝31及び、突起30への係合溝3lの係合を捕助す
るテーバ面32を形成する。
尚、33.34はプラズマ柱35の先後端に形成される
フランジ部である。
次に作動について説明する。
飛翔体29は第4図と同様にして加速される。
この際、飛翔体29が、径寸法が徐々に小さくなって行
く各円筒電極17,ILl9を1つずつ通過する度に、
通過した円筒電極17.l.8,l9の内径寸法と略等
しい外径寸法を有するサボット26.27.28が、よ
り径寸法の小さい円筒電極18.19.20に入ること
ができずに飛翔体29及び他のサボッl・213.27
から外れて対応する径寸法の円筒電極!71.8.19
内に取り残されて行き、飛翔体29及び他のサボット2
[i,27は慣性が作用してそのまま飛び続1jで行く
一方、取り残されたサボット2B,27.28は、文・
I応ずる円筒電!!!jl7,1.8.19の突起30
に、係合溝3lが係止されて後退をも阻止された状態と
なる。
従って、第2図に示すように、例えば円筒電極1.7.
18間では、対応する円筒電極l7に係止されたサボッ
ト26が、該サボット26の内側のザボット27から外
れた瞬間に、両者間絶縁円筒2l内面に沿った沿面放電
が生じ先後端にフランジ部33.94を有するプラズマ
柱35が発生する。
このため、プラズマ柱35の後方への加速は円筒電極1
7に係止されたサボット26により阻止されるため投入
した電気エネルギーがプラズマ柱35の後方への加速に
浪費されるこどが防止され、飛翔体29は前方へ大きな
加速が得られるようになる。
以後は、円筒電極(18.19間や1.9.20間)で
も上記した作動と同様の作動が繰返されて飛翔体29が
更に加速されて行く。
尚、本発明の電磁加速装置は、上述の実施例にのみ限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内
において種々変更を加え得ることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の電磁加速装置によれば、
径寸法の異なる複数の円筒電極を径寸法が徐々に小さく
なるよう順番に配設し、且つ各円筒電極の内径寸法と略
等しい外径寸法を有するキャップ状のサボットを外径寸
法の小さい順に飛翔体の後端に外嵌して、飛翔体が各円
筒電極を通過する度に通過した円筒電極に対応するサボ
ットが飛翔体から外れて取り残されて行くようにしたの
で、沿面放電により発生したプラズマ柱が後方へ加速さ
れることが阻止されて、その分電気エネルギーの浪費が
防止され、結果として飛翔体は前方へ大きな加速が得ら
れるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の一部省略した側方断而図、
第2図は第1図を部分的に拡大して飛翔体が通過すると
きの状態を示す側方断而図、第3図は従来例の側方断面
図、第4図は別の従来例の一部を省略した側方断面図で
ある。 図中17〜20は円筒電極、21は絶縁円筒、22〜2
5は高圧電源装置、26〜28はサボット、29は飛翔
体、30は円筒電極17〜20に設けた突起、3lはサ
ボット26〜28の係合溝を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)径寸法の異なる複数の円筒電極を絶縁円筒を介して
    径寸法が徐々に小さくなるよう順次同軸上に配設し、各
    円筒電極間に隣接する円筒電極の極性が互いに反対とな
    るよう直流の高圧電源装置を接続し、円筒電極内に挿入
    される飛翔体の後端に、各円筒電極の内径寸法とそれぞ
    れ略等しい外径寸法を有するキャップ状のサボットを、
    順次着脱自在に外嵌すると共に、各円筒電極の内周に突
    起を形成し且つ各サボットの外周に円筒電極の突起に係
    合する係合溝を形成したことを特徴とする電磁加速装置
JP1165036A 1989-06-27 1989-06-27 電磁加速装置 Pending JPH0328696A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1165036A JPH0328696A (ja) 1989-06-27 1989-06-27 電磁加速装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1165036A JPH0328696A (ja) 1989-06-27 1989-06-27 電磁加速装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0328696A true JPH0328696A (ja) 1991-02-06

Family

ID=15804616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1165036A Pending JPH0328696A (ja) 1989-06-27 1989-06-27 電磁加速装置

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JP (1) JPH0328696A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5360707A (en) * 1992-12-18 1994-11-01 Fuji Photo Film Co., Ltd. Photographic printing paper support

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5360707A (en) * 1992-12-18 1994-11-01 Fuji Photo Film Co., Ltd. Photographic printing paper support

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