JPH0328359Y2 - - Google Patents

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JPH0328359Y2
JPH0328359Y2 JP1985004500U JP450085U JPH0328359Y2 JP H0328359 Y2 JPH0328359 Y2 JP H0328359Y2 JP 1985004500 U JP1985004500 U JP 1985004500U JP 450085 U JP450085 U JP 450085U JP H0328359 Y2 JPH0328359 Y2 JP H0328359Y2
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light
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illuminance
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、治験品テストの1つとして光に対す
る薬剤の変化を調べるために用いられる光虐待装
置に関するものである。
〔従来の技術〕 第4図は従来の光虐待装置の例を示す図、第5
図は従来の光虐待装置の他の例を示す図、第6図
は第5図図示の光虐待装置による照度測定結果の
例を示す図である。図において、11と15はラ
ンプ、12はチエーン、13はステンレス・テー
ブル、14は薬剤をそれぞれ示している。
製薬会社の製剤究研施設における安定性試験の
1つとして、光虐待装置を使つて光に対する薬剤
の変化を調べる試験がある。この試験は、薬剤に
対し或る一定の照度を所定時間与えることによつ
て薬剤の変化を観るものである。従つて、光虐待
装置を使つて薬剤に厚生省基準600000時間Luxの
照合を連続して与え、その薬剤の変化量を測定し
判定する場合、試験期間を10日間とすると 600000時間Lux=2500Lux×24H×10日 となり、薬剤を載置する机上面を10日間にわたり
2500Lux±100Luxの照度に保つことが必要とな
る。
このような試験に使う従来の光虐待装置の例を
示したのが第4図及び第5図である。第4図の例
は、チエーン12を使つてランプ11を吊るし、
薬剤14を載置するステンレス・テーブル13上
を所定の照度に調整するものである。また、第5
図の例は、一体型の器具にランプ15を取り付
け、照度調整は、1個の調光器により行うように
したものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕 しかしながら、第4図図示のチエーン吊方式の
光虐待装置では、指定照度に調整することが非常
に難しく、また、照度低下によりランプを取り替
えた場合にもその後の調整に時間がかかる、とい
う欠点がある。これを改善したのが第5図図示の
光虐待装置であるが、この例でも、第6図にその
照度測定結果を示す如く中央部分の照度がアツプ
するため、照度測定を行いながらランプを間引し
て灯数を調整することが必要である。
本考案は、上記の考案に基づくものであつて、
簡便に照度の調整ができ、照度のバラツキを少な
くすることができる光虐待装置を提供することを
目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本考案は、光に対する薬剤の変化を
調べるためテーブル上に載置した薬剤に所定の照
度を与える光虐待装置であつて、底面が開放され
た箱状の本体、該本体内部下方に上下及び横方向
に移動可能に取り付けられ長さが本体の一辺にほ
ぼ対応し幅が本体の他辺より短い長方形の第1の
遮光板、及び本体内部の第1の遮光板の下方に直
交するようにして上下及び横方向に移動可能に取
り付けられ長さが本体の一辺にほぼ対応し幅が本
体の他辺より短い長方形の第2の遮光板を備え、
第1の遮光板及び第2の遮光板の上面に光源を取
り付けるようにしたことを特徴とする。
〔作用〕
本考案の光虐待装置では、十字に交叉する2組
の遮光板の上面に光源が取り付けられるので、光
源からの光が本体の内壁などで反射して散光し、
下方のテーブル上における照度が平均化されバラ
ツキが少なくなる。さらには、遮光板を上下或い
は横の方向に移動させることによつて、照度の偏
りを調整したり、照度の低下などを調整したりす
ることができる。
〔実施例〕
以下、実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本考案の光虐待装置の1実施例を示す
図、第2図は本考案の光虐待装置のランプ配置の
例を示す図、第3図は本考案の光虐待装置による
照度測定結果の例を示す図である。図において、
1は本体、2はランプ、3と4は遮光板、5は移
動用ネジ、6は反射板をそれぞれ示している。
第1図図示の光虐待装置では、本体1内に遮光
板3と4とを十字に交叉するように取り付け、こ
の遮光板3と4の上面にそれぞれランプ2を取り
付けるものである。従つて、本体1の下方に載置
される薬剤は、ランプ2の光源により直接照射さ
れることなく、本体1の内壁などで反射した光に
より間接的に照射される。また、本体1の遮光板
3と4とを取り付ける部分には、横方向と縦方向
にスリツトを設け、上下及び横の方向に移動でき
るように移動用ネジ5を使つて遮光板3と4とを
本体1に取り付ける。すなわち、遮光板3と4の
上面にそれぞれランプ2を取り付けることによつ
て、ランプ2の光線を散光させ、遮光板3と4と
を十字に交叉するように直角に取り付け且つ上下
及び横の方向に移動できるようにすることによつ
て、照度の偏りを調整したり、照度の低下などを
調整したりすることができる。なお、この移動手
段は、図示の如きスリツトと移動用ネジ5との組
み合わせを用いた方式に限定されるものでなく、
リンク機構やその他の機構を用いた方式でもよい
ことはいうまでもない。また、ランプ2は蛍光灯
に限らず他の光源を用いてもよい。
ところで、光虐待装置を設置する部屋が狭い場
合には、壁からの反射光により照度のバラツキが
生じる。従つてこの場合には、壁側に図示の如く
黒色で艷消しをした反射板6を取り付けると、壁
からの反射光による照度のバラツキを除くことが
できる。
蛍光灯を10灯使つた光虐待装置の配列例を示し
たのが第2図であり、その測定結果の例を示した
のが第3図である。第2図図示の例は、40Wの蛍
光灯を、上側の遮蔽板(第1図の遮蔽板3)の上
面に3灯、下側の遮蔽板(第1図の遮蔽板4)の
上面に5灯を並べて取り付け、さらに上側の3灯
と平行に本体部の両側にそれぞれ1灯ずつ取り付
けることによつて、下側の遮蔽板に取り付けた5
灯の蛍光灯の端部(ソケツト部)の照度不足を行
うようにしたものである。したがつて、上側の遮
光板に取り付けた3灯と下側の遮蔽板に5灯は、
遮光板と共に上下するが、上側の3灯と平行に本
体部の両側にそれぞれ取り付けた1灯は、遮蔽板
の上下動に関係なく固定される。つまり、装置全
体の構造上の問題や使用するランプの種類などに
より、特に下側5灯の端部(ソケツト部)が照度
不足となり照度のバラツキが生じる。そこで、こ
のように蛍光灯を配置してテーブル上を照射する
と、ソケツト部の照度不足による照度のバラツキ
を除くことができる。その結果、第3図に示す測
定結果から明らかなように1200mm×1200mmのテー
ブル上では、2500Lux前後で第6図図示の従来の
ものに比べ非常にバラツキの少ない照度を得るこ
とができる。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、蛍光灯を遮光板に固定し、遮光板を上下左右
移動自在にして本体に取り付けるので、取り付け
位置の調整、照度の調整が簡単で、且つ照度のバ
ラツキを少なくすることができる。また、ランプ
の照度低下に対しても、遮光板を上下移動などに
よつて調整することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の光虐待装置の1実施例を示す
図、第2図は本考案の光虐待装置のランプ配置の
例を示す図、第3図は本考案の光虐待装置による
照度測定結果の例を示す図、第4図は従来の光虐
待装置の例を示す図、第5図は従来の光虐待装置
の他の例を示す図、第6図は第5図図示の光虐待
装置による照度測定結果の例を示す図である。 1……本体、2,11と15……ランプ、3と
4……遮光板、5……移動用ネジ、6……反射
板、12……チエーン、13……ステンレス・テ
ーブル、14……薬剤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 光に対する薬剤の変化を調べるためテーブル
    上に載置した薬剤に所定の照度を与える光虐待
    装置であつて、底面が開放された箱状の本体、
    該本体内部下方に上下及び横方向に移動可能に
    取り付けられ長さが本体の一辺にほぼ対応し幅
    が本体の他辺より短い長方形の第1の遮光板、
    及び本体内部の第1の遮光板の下方に直交する
    ようにして上下及び横方向に移動可能に取り付
    けられ長さが本体の一辺にほぼ対応し幅が本体
    の他辺より短い長方形の第2の遮光板を備え、
    第1の遮光板及び第2の遮光板の上面に光源を
    取り付けるようにしたことを特徴とする光虐待
    装置。 (2) 本体の周囲下側に黒色艷消しの反射板を取り
    付けたことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の光虐待装置。 (3) 第2の遮光板の両端部に対応する本体内部の
    位置に該第2の遮光板の長手方向と直交する方
    向に光源を取り付けたことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の光虐待装置。
JP1985004500U 1985-01-17 1985-01-17 Expired JPH0328359Y2 (ja)

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JPS61122550U JPS61122550U (ja) 1986-08-01
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008062658A1 (fr) * 2006-11-24 2008-05-29 Nagano Science Co., Ltd. Équipement de test de stabilité de lumière

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5971026A (ja) * 1982-10-18 1984-04-21 Toshiba Corp 模擬太陽光装置

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US8156830B2 (en) 2006-11-24 2012-04-17 Nagano Science Co., Ltd. Photostability test system

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JPS61122550U (ja) 1986-08-01

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