JPH03279512A - 地盤改良工法及びその装置 - Google Patents
地盤改良工法及びその装置Info
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Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
・強化)工法及びその装置に関するものである。
ラウト材による地盤改良は、主に軟弱地盤の強化や止水
を目的に各種建設工事に於いて広〈実施されている。
弱な地盤だけでなく砂礫地盤や硬い砂質土、或いは軟質
岩盤等が介在するといったように多様化し、施工速度や
施工精度の低下等、解決すべき課題が種々生じてきた。
孔機によるのが主流で、山岳や一部の都市地盤等に於い
ては投撃による削孔方式が採られることもあっが、前者
は機械設備が小型で便利であるものの精度・速度の点で
削孔能力が劣り、一方、後者は削孔後−旦削孔用ロッド
を引き抜き、その後注入管を挿入しなければならず、作
業能率の点で著しく劣り、特に深度が大きくなる程作業
能率の大幅な低下が避けられないものであった。
ロッドとして利用する方法も2〜3実施されているが、
ロンド内の流路が単一である為いずれも薬液の硬化時間
のコントロールや薬液の組み合わせに自ずと限界があり
、多岐にわたる地盤条件や目的を充分に満足させるには
未だ不十分なものであった。
案されたもので、あらゆる地盤条件に対し効率的且つ精
度の良い地盤改良を行うことができる2液硬化性グラウ
ト材による地盤改良工法及びその装置を提供することを
目的とする。
びその装置に関するもので、削孔ロッド先端の削孔ビッ
トより削孔水若しくは削孔エアを射出しつつ前記削孔ロ
ッドに打撃を与えて削孔し、削孔終了後、前記削孔ビッ
ト先端より2液硬化性グラウト材の2液を別々に吐出す
ると共に削孔ビット先端部に於いて混合しつつ地盤中に
注入することを特徴とする。
液硬化性グラウト材の2液を別々に送液する外管と内管
とからなる二重管に構成すると共にその先端部に削孔ビ
ットを設け、当該削孔ビットまたは削孔ロッド先端付近
に前記2液硬化性グラウト材の2液を吐出する吐出口を
前記外管と内管に連続してそれぞれ設け、且つ外管若し
くは内管の一方に打撃機能を設けると共に他方には打撃
が伝達されないように緩衝部材を設けてなることを特徴
とする。
。
ション方式の地盤改良装置を示したもので、削孔ロッド
先端の削孔ビットより削孔水を吐出しつつ削孔ロッドに
打撃及び推進力を与えることにより岩盤を削孔すること
ができ、また、削孔完了後、削孔ロッドを挿入したまま
で直ちに削孔ビット先端部より2液硬化性グラウト材の
2液を別々に吐出すると共に削孔ビット先端部に於いて
2液を混合しつつ地盤中に注入することができる装置で
ある。
アダプター2と3が設置されている。
ダプター3は注入スイベルlの先端側にそれぞれ設置さ
れている。
離し分解できるように連結され、且つ注入スイヘルl内
で一体となって自由に回転できる構成になっている。
部より中央部に略真横にそれぞれ形成され、一方、注入
スイベル1の側面部にはこの薬液流路4と5に通じる薬
液注入口6と7がそれぞれ形成され、この薬液注入口6
及び7より後述する削孔ビット先端の吐出口に削孔水及
び薬液を高圧で送り込むことができる構成になっている
。
及び推進力を伝えるパーカッション削孔機の駆動ロッド
(図省略)を接続するねし孔8が形成されている。
、この削孔ロッド9の先端部に削孔ビット10が接続さ
れている。
されていると共に内管11及び外管12のうち、内管1
1の基端側端部は注入アダプター2の薬液流路4に接続
され、外管120基端側端部は注入アダプター3の薬液
流路5に接続されている。
口13と14が形成され、当該吐出口13及び14のう
ち吐出口13は削孔ロッド9の内管11に接続され、吐
出口14は外管12に接続されている。
は連続する2本の薬液流路が独立に構成され、この2本
の薬液流路を介して注入スイベル1の薬液注入口6と7
より削孔ビット10先端の吐出口13と14に2液硬化
性グラウト材の2液を高圧で別々に送り込むことができ
、また削孔水も送り込むことができる構成になっている
。
化され、必要に応じて継ぎ足すことにより全体の長さを
自由に調整できる構成になっている。
液流路4及び削孔ビット10の吐出口13との接続部に
は、0リング15.15が取り付けられ、この部分で2
液硬化性グラウト材の2液が漏れて混ざらないようにし
てある。
ント部及び外管12間のジヨイント部分にも、同様に0
リング15.15が取り付けられ、この部分で内管11
及び外管12内の2液が漏れて混ざらないようにしてあ
る。
4及び削孔ビット10の吐出口13との接続部にはスプ
リングやゴム等からなる緩衝部材16が介在され、内管
11には削孔時の打撃力は殆ど伝達されない構成になっ
ている。
場合は、内管11は殆ど強度を必要としなくなる為、薄
肉の鋼管若しくは合成樹脂管の使用が可能になり、その
結果として軽量化が図れると共に削孔ロッド9全体の断
面を可能な限り小さくすることによりコンパクトな構造
にすることができる。
構造とするには、外管12と注入アダプター3及び削孔
ピッド10との接続部に緩衝1部材16を介在するもの
とする。
より第7図、第8図、第9図及び第10図に図示するよ
うなものがあり、対象地盤に応じて適当に使い分けられ
る。
材としてアルミン酸ソーダや重炭酸塩等のアルカリ塩や
、リン酸、炭酸等の無機酸及びこれらの塩類、さらには
、酢酸、酒石酸等の有機酸及びそれらのエステルや多価
アルコル部分エステル等の有機反応剤に前記の無機酸や
それらの塩類等を適当に組み合わせたものを使用するも
のとするが、必ずしもこれに限定されるものでない。
セメント等を含む)、石膏、石灰、水酸化カルシウム等
若しくはこれらの組み合わせたもののスラリーも有効で
ある。
とにより硬化時間の短くなるような調合液と硬化時間の
長くなるような調合液を製造し、これを前記薬液流路内
に交互に送り込み先端部付近に於いて吐出混合しながら
地盤中に交互に吐出することもできる。
材(たとえば約10分以上の硬化時間が必要なもの)を
、他方の薬液流路からはこれと反応して硬化時間を短く
するような硬化材を送液し、先端部於いて混合しながら
地盤中に注入し、次いで硬化材の注入を一時中断して主
材液のみを注入するといった方法を繰り返すこともでき
る。
ルや多価アルコール部分エステル等を単独または2種以
上を組み合わせたものや水ガラスを強い酸で溶解した酸
性水ガラス等が用いられ、硬化材としては、前記各種ア
ルカリ塩や酸性塩等、硬化時間を短縮できる全ての反応
材が用いられる。
。
つつ前記削孔ロッドに打撃推進力を与えることにより行
い、グラウト材の注入は削孔ロッドを挿入したまま、前
記削孔ロッド先端の削孔ビットより2液硬化性グラウト
材の2液を吐出すると共に削孔ビット先端部に於いて2
液を混合しつつ地盤中に注入することができる。
る削孔ポンプと薬液を送る注入ポンプとを切り換えるだ
けで削孔システムと薬液注入システムとの切り換えを行
うことができる為、削孔及びグラウト材の注入を間断な
く連続的に行うことができる。
て注入することによりあらゆる地盤条件に対し効率的且
つ精度の良い地盤改良を行うことができる。
と施工精度の向上が図ることができる。
、直ちに自在に注入作業に取りかかることができる。
機能を備え、他方には削孔時の打撃が殆ど伝達されない
構成になっている。
樹脂管の使用が可能になり、その結果として軽量化が図
れると共に削孔ロッド全体の断面を可能な限り小さくす
ることによりコンパクトな構造にすることができる。
たもので、第1図は地盤改良装置全体の縦断面図、第2
図、第3図、第4図及び第5図はその一部縦断面図、第
6図はその削孔ロッドの横断面図、第7図、第8図、第
9図及び第10図は削孔ビットの縦断面図である。 1・・・注入スイベル、2.3・・・注入アダプター4
.5・・・薬液流路、6.7・・・薬液注入口、8・・
・ねじ孔、9・・・削孔ロッド、10・・・削孔ビット
、11・・・内管、12・・・外管、13.14・・・
吐出口、15・・・Oリング、16・・・緩衝部材。 70−
Claims (4)
- (1)削孔ロッド先端の削孔ビットより削孔水を吐出し
つつ前記削孔ロッドに打撃を与えて削孔し、削孔完了後
、前記削孔ビット先端より2液硬化性グラウト材の2液
を別々に吐出すると共に削孔ビット先端部に於いて混合
しつつ地盤中に注入することを特徴とする地盤改良工法
。 - (2)削孔ロッドは2液硬化性グラウト材の2液を別々
に送液する外管と内管とから二重管に構成してある共に
その先端部に削孔ビットが設けてあり、当該削孔ビット
に前記2液硬化性グラウト材の2液を吐出する吐出口が
前記外管と内管に連通してそれぞれ設けてあり、且つ打
撃機能が備えてあることを特徴とする地盤改良装置。 - (3)外管に打撃機能が設けてあり、且つ内管に打撃が
伝達されないように緩衝部材が設けてあることを特徴と
する請求項第2項記載の地盤改良装置。 - (4)内管に打撃機能が設けてあり、且つ外管に打撃が
伝達されないように緩衝部材が設けてあることを特徴と
する請求項第2項記載の地盤改良装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP7769490A JP2837735B2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 地盤改良工法及びその装置 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH03279512A true JPH03279512A (ja) | 1991-12-10 |
JP2837735B2 JP2837735B2 (ja) | 1998-12-16 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7769490A Expired - Fee Related JP2837735B2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 地盤改良工法及びその装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2837735B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000045262A (ja) * | 1998-07-28 | 2000-02-15 | Toyo Constr Co Ltd | 高圧噴射攪拌工法 |
CN111980575A (zh) * | 2020-09-14 | 2020-11-24 | 浙江海聚科技有限公司 | 一种适用于顶锤冲击式钻机的双液注浆钻杆 |
-
1990
- 1990-03-27 JP JP7769490A patent/JP2837735B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000045262A (ja) * | 1998-07-28 | 2000-02-15 | Toyo Constr Co Ltd | 高圧噴射攪拌工法 |
CN111980575A (zh) * | 2020-09-14 | 2020-11-24 | 浙江海聚科技有限公司 | 一种适用于顶锤冲击式钻机的双液注浆钻杆 |
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---|---|
JP2837735B2 (ja) | 1998-12-16 |
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