JPH03277384A - 低周波治療器システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、低周波の高電圧パルスにより人体に電気的な
刺激を与える低周波治療器に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、人体の表面に一対の導子を接触させて、導子間に
低周波の高電圧パルスを印加することにより人体に電気
的な刺激を与えて治療効果を得るようにした低周波治療
器が広く用いられている。

このような低周波治療器のブロック図を第５図に示す。

スイッチ部１から入力されたデータが制御部２に入力さ
れ、施療のオン／オフ、施療モード（揉む、叩く、振動
等）、施療の強弱、施療の速さ等の施療パターンに判別
される。制御部２は、前記施療パターンに応じて、昇圧
回路３により一定の電圧になるまで昇圧させ、一定の電
圧になったとき、パルス放電回路４から導子Ａ、Ｂに対
して放電を行わせる。導子Ａ、Ｂは人体の皮膚表面に装
着されており、パルス電流が神経、筋の電気刺激を行う
ことにより治療がなされる。なお、５は電源回路で、制
御部２と昇圧回路３に電源を供給するものである。

ここで、前記施療パターンのコントロールは、人間が自
らスイッチ部１を操作することにより行っていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが、第６図に示すように、導子Ａ、Ｂが一体にな
った低周波治療器を複数個使用する場合、各治療器の同
期が全くとれていないので、各々の低周波治療器が勝手
に低周波パルスを発生して、治療者に不快感を与えてし
まうという問題があった。

また、各治療器間の同期をとるために、各治療器を導線
により電気的に接続させるものがあるが、配線が邪魔に
なり、使用勝手が悪く、かえって治療者に不快感を与え
てしまうという問題があった。

本発明は、上記の点に鑑みてなしたものであり。

、その目的とするところは、複数個の低周波治療器を同
期して使用する場合に、簡単に同期がとれて、治療者に
不快感を与えることのない低周波治療器を提供すること
にある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の低周波治療器において、請求項１は、施療パタ
ーンに対応した制御信号を出力する制御部と人体に装着
し前記制御信号に応じた電圧を人体に印加する一対の導
子を含んでなる低周波治療器を複数個用いて、各々の低
周波治療器を同期して使用する低周波治療器システムで
あって、前記複数個の低周波治療器の内、１個の低周波
治療器には、前記制御信号と同期をとるための音声信号
を発生する音声信号発生部を具備し、他の低周波治療器
には、前記音声信号を取り込むための音声信号入力部を
具備し、前記音声信号入力部により取り込んだ音声信号
を制御部に入力するようにして、各低周波治療器間の同
期をとるようにしたことを特徴とするものである。

請求項２は、施療パターンに対応した制御信号を出力す
る制御部と人体に装着し前記制御信号に応じた電圧を人
体に印加する一対の導子を含んで°なる低周波治療器を
複数個用いて、各々の低周波治療器を同期して使用する
低周波治療器システムであって、各低周波治療器の同期
をとるための音声信号を出力する音声信号発生器を別途
設け、各低周波治療器には、前記音声信号を取り込むた
めの音声信号入力部を具備し、前記音声信号入力部によ
り取り込んだ音声信号を制御部に入力するようにして、
各低周波治療器間の同期をとるようにしたことを特徴と
するものである。

〔作用〕

本発明は、複数個の低周波治療器を同期して使用するシ
ステムであって、請求項１では、１個の低周波治療器の
音声信号発生部で、音声信号を同期信号として発生させ
、この音声信号を空間を介して伝送し、他の低周波治療
器において、音声信号入力部により、前記音声信号を取
り込み、取り込んだ音声信号を制御部に入力し、制御部
では、この音声信号を同期信号として、制御信号を出力
するようにしたものである。

さらに、請求項２では、別途設けた音声信号発生器より
出力された各低周波治療器の同期をとるための音声信号
を、各低周波治療器に設けた音声信号入力部により取り
込み、この音声信号を制御部に入力し、制御部では、こ
の音声信号を同期信号として、制御信号を出力するよう
にしたものである。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。第１
図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。本実
施例の基本的動作に関する部分は第５図に示した従来例
と同様であるので、同一部には同一番号を付して説明を
省略する。

本実施例は、２個の低周波治療器ａ、ｂからなり、低周
波治療器ａには、低周波治療器ａ、ｂ間の同期をとるた
めの音声信号を発生する音声信号発生部６を付加してい
る。音声信号発生部６は、アンプ６１とスピーカ６２と
からなり、制御部２がパルス放電回路４に放電パルス信
号を送出する時点で、アンプ６１で増幅された音声信号
がスピーカ６２がら空間に送出される。

低周波治療器すには、前記音声信号を取り込むための音
声信号入力部７が付加されている。音声信号入力部７は
、マイク７１とアンプ７２により構成され、前記音声信
号をマイク７１により電気信号に変換し、アンプ７２に
より増幅した後、この音声信号を制御部２“に入力する
。制御部２“では、この音声信号を同期信号として、昇
圧回路３°やパルス放電回路４”に制御信号を送る。

次に、本実施例の動作を説明する。低周波治療器ａ、ｂ
を、第３図に示すように、人体Ｍの両肩に装着し、例え
ば、肩叩きのように、治療器ａ。

ｂを交互に動作させる場合を考える。

まず、低周波治療器ａにおいて、スイッチ部１の操作に
より、施療のオン／オフ、施療モード（揉む、叩く、振
動等）、施療の強弱、施療の速さ等の所望の施療パター
ンに応じたデータを送出すると１、制御部２では、前記
データから、施療パターンを判別し、施療パターンに応
した低周波パルスがが発生するように、昇圧回路３およ
びパルス放電回路４を制御する。さらに、制御部２は、
音声信号発生部６へ音声信号発生のための制御信号を送
出する。例えば、前記施療パターンに応した低周波パル
ス波形が第２図（ａ）に示したような波形であるとする
と、低周波パルスＰに対応して、第２図（ｂ）に示した
ように、低周波パルスＰが発生している時間だけ、音声
信号Ｓを発生させ、アンプ６１で増幅した後、スピーカ
６２から音声として空間へ送出する。

低周波治療器すでは、空間を伝送されてきた音声を、音
声信号入力部７のマイク７１で音声信号に変換した後、
アンプ７２で増幅し、制御部２゜へ入力する。制御部２
゛では、音声信号Ｓの終了時点から次の音声信号Ｓの開
始時点までの時間をカウントして、その時間の１／２の
時間のところで、第２図（ｃ）に示すように、低周波パ
ルスＰ“を発生させるように、昇圧回路３′およびパル
ス放電回路４゛を制御するための制御信号を出力する。

従って、本実施例によれば、低周波治療器ａと低周波治
療器すとから交互に同期のとれた低周波パルスＰ、Ｐ’
が発生され、肩叩きの効果が出るのである。　なお、本
実施例では、低周波治療器が２個の場合を説明したが、
３個以上あってもかまわないのである。その場合、各低
周波治療器の同期をとるためには、少なくとも１個の低
周波治療器には、音声信号発生部６が具備され、他の低
周波治療器には、音声信号入力部７が具備されている必
要がある。

また、肩揉みのように同時に右肩と左肩を揉みたいとき
は、低周波治療器ａの低周波パルスが出力される少し前
に、音声出力を出すことにより、低周波治療器ａ、ｂの
揉み間隔を同しにすることができる。

第４図は、本発明の他の実施例を示す図であり、低周波
治療器ａ、ｂとは別に、音声信号発生器Ｃを設け、低周
波治療器ａ、ｂには、音声入力部を付加している。音声
信号発生器Ｃは、例えば、ペンダント形式で、首にぶら
下げるようにしておき、音声信号発生器Ｃから発生され
た音声信号により、低周波治療器ａ、ｂの同期をとるよ
うにしたものである。例えば、肩叩きの場合、低周波治
療器ａ、ｂに交互に低周波パルスを発生させるためには
、音声信号発生器Ｃから出力される音声信号を、トーン
（周波数ｆ＋、ｆ２）を交互に変えて出力するようにし
ておき、低周波治療器ａ、　　ｂの制御部２．２“には
、各々の周波数ｆ１．ｆｚのみを通過させるフィルタを
設けておけばよい。

また、肩揉みの場合は、前記肩叩きの場合とは異なる周
波数ｆ３の音声信号を用い、低周波治療器ａ、ｂの制御
部２゛のフィルタとしては、周波数ｆ３を通過させるフ
ィルタを前記フィルタと併設しておけばよい。

〔発明の効果］ 以上のように、本発明によれば、複数個の低周波治療器
を同期して使用するシステムであって、請求項Ｉでは、
１個の低周波治療器の音声信号発生部で、音声信号を同
期信号として発生させ、この音声信号を空間を介して伝
送し、他の低周波治療器において、音声信号入力部によ
り、前記音声信号を取り込み、取り込んだ音声信号を制
御部に入力し、制御部では、この音声信号を同期信号と
して、制御信号を出力するようにしたので、複数個の低
周波治療器を使用する場合に、簡単に同期がとれて、治
療者に不快感を与えることのない低周波治療器が提供で
きた。

さらに、請求項２では、別途設けた音声信号発生器より
出力された各低周波治療器の同期をとるための音声信号
を、各低周波治療器に設けた音声信号入力部により取り
込み、この音声信号を制御部に入力し、制御部では、こ
の音声信号を同期信号として、制御信号を出力するよう
にしたので、別途設けた音声信号発生器により、手元で
操作ができ、操作性が向上するという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図、第２図
は、同上に係る波形図、 第３図は、同上の動作説明図、 第４図は、本発明の他の実施例を示す使用状態図、第５
図は、従来例を示すブロック図、 第６図は、同上の外観を示す側面図および底面図である
。 １．１“−スイッチ部　２．２’−制御部３．３°・・
・昇圧回路 ４．４’−ｍ−パルス放電回路 ５．５°電源回路　　　６−・音声信号発生部７・−音
声入力部 ６１−・アンプ　　　　　６２・・−スピーカ７１−マ
イク　　　　　７２−アンプ Ａ、　Ｂ−導子　　　　　ａ、ｂ−低周波治療器ｃ　−
音声信号発生器 第１ 図 第２図 ３ 図 第４図 １５図 （ａ） （ｂ）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）施療パターンに対応した制御信号を出力する制御
   部と人体に装着し前記制御信号に応じた電圧を人体に印
   加する一対の導子を含んでなる低周波治療器を複数個用
   いて、各々の低周波治療器を同期して使用する低周波治
   療器システムであって、前記複数個の低周波治療器の内
   、１個の低周波治療器には、前記制御信号と同期をとる
   ための音声信号を発生する音声信号発生部を具備し、他
   の低周波治療器には、前記音声信号を取り込むための音
   声信号入力部を具備し、前記音声信号入力部により取り
   込んだ音声信号を制御部に入力するようにして、各低周
   波治療器間の同期をとるようにしたことを特徴とする低
   周波治療器システム。
2. （２）施療パターンに対応した制御信号を出力する制御
   部と人体に装着し前記制御信号に応じた電圧を人体に印
   加する一対の導子を含んでなる低周波治療器を複数個用
   いて、各々の低周波治療器を同期して使用する低周波治
   療器システムであって、各低周波治療器の同期をとるた
   めの音声信号を出力する音声信号発生器を別途設け、各
   低周波治療器には、前記音声信号を取り込むための音声
   信号入力部を具備し、前記音声信号入力部により取り込
   んだ音声信号を制御部に入力するようにして、各低周波
   治療器間の同期をとるようにしたことを特徴とする低周
   波治療器システム。