JPH03275180A - 不等速ギヤを用いた遠心力発生装置 - Google Patents

不等速ギヤを用いた遠心力発生装置

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JPH03275180A
JPH03275180A JP2075229A JP7522990A JPH03275180A JP H03275180 A JPH03275180 A JP H03275180A JP 2075229 A JP2075229 A JP 2075229A JP 7522990 A JP7522990 A JP 7522990A JP H03275180 A JPH03275180 A JP H03275180A
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JP
Japan
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gear
output shaft
input shaft
centrifugal force
weight body
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Application number
JP2075229A
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English (en)
Inventor
Kenji Yanagida
柳田 研二
Osamu Sato
修 佐藤
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MATSUDA ASTEC KK
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MATSUDA ASTEC KK
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H35/00Gearings or mechanisms with other special functional features
    • F16H35/02Gearings or mechanisms with other special functional features for conveying rotary motion with cyclically varying velocity ratio

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
  • Road Paving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、偏心不等速ギヤを用いた遠心力発生装置に関
する。
(従来の技術) 従来、遠心力発生装置としては、例えば第18図に示す
ように、互いに逆回転方向で回転する対の遠心重錘1.
1を、1台の駆動用電動機2で回転駆動させ、所要方向
(上下方向)の振動力を発生ずるようにした振動杭打機
が提案されている(実公昭60−32202号公報参照
)。
上記杭打機は、遠心重錘1,1を一定速度で回転させる
と、振動力が上下方向に交互に発生し、杭打力そのもの
は杭打機の自重のみによって得られるにすぎないので、
地固め等の作業が効果的に行なえないという問題を解決
するためになされたものである。その手段として、電動
機2をインバータ制御することにより、杭打力を発生ず
る位置に遠心重錘1,1が移行したときに角速度を早め
て、杭打力を大きくするようにしたちのである。
(発明か解決しようとする課題) 一方、楕円ギヤ、偏心ギヤで代表される偏心軸型不等速
ギヤは、第19図及び第20図に示すように、噛み合わ
された作動ギヤIOと受動ギヤ11の中心を結ぶ直線上
で、作動ギヤ10の入力軸10Aと受動ギヤ11の出力
軸10Bを、所定寸法偏心させてなるものである。
かかる不等速ギヤは、入力軸+OAを一定回転速度(回
転速度;角速度と同義)で回転させると、出力軸11B
の回転速度が一回転中に変化することは、 日本機械学会論文集(第3部) 日本機械学会編 機械工学便覧 等により知られている。
出力軸の角速度の変化量は、次のようにして求められる
(第19図、第20図参照)。
δ二偏心量 a、軸間距離 ε:偏心率 とし、ε−2
δ/a と定義し、以下、 入力軸10Aの角速度:ωA 入力軸10Δの角変位・
A 出力軸11Bの角速度ωB 出力軸lIBの角変位
;B とすると、 楕円ギヤではωBとωAの関係は、 ωB/ωA= I /M −NC03A   ・・・(
1)ここに M=1+ε2/1−C2 N=2・ε/ニーε2 が成立する。
偏心ギヤも(1)式でほぼ近似できる。
具体的には、例えば、偏心率ε−0,22の不等速ギヤ
の入力軸+OAをωA=440 rad/secの一定
角速度で回転させると、第21図(a)、第21図(b
)に示すような出力軸11Bの角速度ωBの変化を得る
ことができる。
ここで、第21図(a)は1回転中の角速度ωBの変化
状態、第21図(b)は角速度ωBの経時変化状態をそ
れぞれ示す。そして、第19図または第20図の構成状
態では、第21図(a)にPて示す位置が、出力軸11
Bの角速度ωBが最大となる。
そこで本発明者は、第22図(a)に示すように、かか
る不等速ギヤの出力軸11Bに偏心重量体12を、出力
軸11Bの角速度が最大になる時、下向きになるように
取付けて、入力軸+OAを一定角速度ωA=const
で回転させると、遠心力Fは、F=Mo/g・ωB2 MO9偏心重量体12のモーメン1 89重力の加速度 となり、遠心力Fは出力軸11Bの角速度ωBの2乗に
比例して変化するため、上下方向の大きく異なる力を得
ることができるということを見い出した。
ここに上下方向の力FYは、第22図(b)に示すよう
に、 Fy=−Mo/g・ωB2・C05B   −(2)と
なる。
例えば、ε−0,22ωA=440rad/secMo
=2Kg−cm とすると、第23図(a)、第23図(b)に示すよう
に、出力軸11Bに」二下不等の遠心力が生じる。
ここで、第23図(a)は1回転中の遠心力Fの変化状
態、第23図(b)は遠心力Fの経時変化状態をそれぞ
れ示す。
そして、第22図(a)の構成状態では、第23図(a
)にPで示す位置が出力軸11Bの遠心力Fが最大とな
る。
したがって、第22図(a)の構成を杭打機等に採用す
れば、電動機をインバータ制御しなくても、上記従来技
術の杭打機のように大きな杭打力を得られるはずであっ
た。
ところが、本発明者が研究、実験を繰返した結果、出力
軸11Bに偏心重量体12を取付けると、その偏心重量
体12を含む出力軸11Bの慣性モーメントによる慣性
力で、出力軸11Bはその時々の回転速度のままで回転
し続けようとし、第21図(a)、第21図(b)に示
したような角速度ωBの変化が得られず、また、かかる
出力軸11Bの慣性モーメントによる慣性力の影響によ
り、一定であるとした入力軸10Aの角速度ωAも変化
してしまい、期待した第23図(a)、第23図(b)
のような遠心力は得られないということが判明した。
そこで、入力軸10Aの回転を一定に保って、出力軸1
1Bの加速、減速による慣性力の増減に打ち勝つために
、入力軸10Aの入力トルクを犬きくすることも考えら
れたが、第24図に示ずように、出力軸11Bの出力ト
ルクTBの増減に見合った極めて大きな入力トルクが必
要となり、実現の可能性に乏しいものであった。
本発明は上記知見を踏襲してなされたもので、入力軸の
入力トルクを大きくすることなく、出力軸の所要方向に
大きな遠心力を得ることを可能にした、不等速ギヤを用
いた遠心力発生装置を新規に提供することを目的とする
ものである。
(課題を解決するための手段) このため本発明は、噛み合わされた作動ギヤと受動ギヤ
の中心を結ぶ直線上で、作動ギヤの入力軸と受動ギヤの
出力軸を、所定寸法偏心させてなる偏心軸型不等速ギヤ
において、上記受動ギヤの出力軸に偏心重量体が設けら
れ、上記作動ギヤの入力軸には、受動ギヤの出力軸にお
ける偏心重量体を含む全慣性モーメントより大きい慣性
モーメントが設定され、上記出力軸の偏心重量体の1回
転中の最高速回転変動域で所定方向の大きな遠心力が発
生ずるようにしたことを特徴とするものである。
また、上記作動ギヤの入力軸の主たる慣性モーメントと
して、フライホイールまたは偏心重量体を設けることが
できる。
(発明の作用・効果) 本発明は、偏心軸型不等速ギヤにおいて、偏心重量体を
設けた受動ギヤの出力軸に対して、作動ギヤの入力軸に
、受動ギヤの出力軸における偏心重量体を含む全慣性モ
ーメントより大きい慣性モーメントを設定したものであ
る。
したがって、入力軸の角速度変動よりも大きな出力軸の
角速度変動が得られるようになり、入力軸の入力トルク
を大きくすることなく、出力軸の所要方向に大きな遠心
力を得ることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面について詳細に説明す
る。
なお、上述した出力軸に偏心重量体を取付けた状態を、
ギヤ効率によるロス、軸受の摩擦抵抗等を省略して、原
理的に簡略化して述べながら、作動ギヤの入力軸に、受
動ギヤの出力軸における偏心重量体を含む全慣性モーメ
ントより大きい慣性モーメントを設定した構成を説明す
る。
■入力軸+OAに関して、時計回り回転方向を正方向と
する。
第2図(a)に示すように、入力軸10Aを正方向に角
速度ωA、トルクTDで駆動するとし、入力軸+OAの
慣性モーメントをIAとすると、第2図(b)に示すよ
うに、入力軸10Aには、負方向に、慣性力により回転
を妨げようとするトルクIA・ωAが生じる(ωA=d
ωA/dt)。
従って、入力軸10Aには TA=TD−IA・ωAの
トルクが生じる。
このトルクTAはギヤ10,111.:、J:り出力軸
11Bに伝わる。
第2図(c)に示すように、作動ギヤ10のピッチ円半
径をrA(刻々変化する)とすると、トルクTAにより
ピッチ円の接線方向に力FPが生じる。
FP=TA/rAてあり、上式のTAを代入すると、F
P=TD−IA・ωA/rA      −(3)とな
る。
■出力軸B軸に関して入力軸10Aを時計回りに回転す
ると、出力軸11Bは反時計回りに回転するため、出力
軸11Bは反時計回り回転方向を正方向とする。
第3図(a)に示すように、ピッチ円接線方向力FPは
受動ギヤ11のピッチ円の接線力として作用し、受動ギ
ヤ11のピッチ円半径をrB(刻々変化する)とすると
、正方向にトルク TB1=FP・rB  を生じさせ
る。(3)式を代入し、TB1=(TD−IA・ωA)
・rB/rA   =(4)となる。
また、第3図(b)に示すように、出力軸11Bの持つ
慣性モーメントをIBとすると、これにより、出力軸1
1Bには回転を妨げようとするトルクが生じ、そのトル
クをTB2とすると、負方向にTB2=−IB・ωB 
       ・・・(5)のトルクが生じる。
さらに、出力軸11Bには偏心重量体12により回転を
妨げようとするトルクTB3が働き、第3図(c)に示
すように、偏心重量体12の重量をWMO1軸心から偏
心重量体12の重心までの距離をrMo、上述のように
、偏心重量体12のモーメントをMO(−WMo−rM
o)とすると、負方向にIB3−−rMo−3INB−
WMo=−Mo−8INB・・(6) が生じる。
出力軸11BはこれらTBl、IB2、IB3が釣合を
保ちながら回転するため TB]+TB2+TB3=0 となり、式(4)(5)(6)を代入して整理すると TD−IA・ωA+(IB・ωB+MO・5INB)・
rA/rB                    
 ・ (7)の関係を保ちながら回転することになる。
■また、ピッチ円半径rAとrBは第4図に示すように
、入力軸10Aと出力軸11Bのピッチ円の接線速度が
等しいため、その速度をVとするとV−ωA−rA−ω
B−rB となり、 rA/ rB= ωB/ ωA これを(7)式に代入すると TD=IA・ωA+(IB・ωB+Mo−3INB)・
ωB/ωA                    
・・(8)となる。
この(8)式と(+)式の両式に従ってωA1ωBは変
化する。
■例えばε−0,22ωA=440rad/seeMo
= 2 Kg −am  T D= 3 Kg −cm
とする。
(イ)IA=0.0 ]]]]Kg−cm−sec2r
B= 、02 Kg−am−sec2として入力軸10
Aの慣性モーメントIAを出力軸の慣性モーメントIB
の1/2にした場合式(1)と(8)の連立方程式の解
を第5図(a)に、これで求めたωBの変化を式(2)
に代入し求めた上下方向力FYを第5図(b)に示す。
このように、変化させたい出力軸11Bの角速度ωBは
期待はど変化せず、従って大きな」二下方向力Fyの差
も得られない。また、入力軸+OAの角速度ωAの変動
も大きい。
1 2 (o)IA=IB=0.02Kg−cm−5ec”とし
て、入力軸10Aの慣性モーメントIAと出力軸11B
の慣性モーメントIBを同じにした場合 式(1)と(8)の連立方程式の解を第6図(a)に、
これで求めたωBの変化を式(2)に代入し求めた」二
下方向力Fyを第6図(b)に示す。
このように、IA=IBにした場合、ωAとωBはとも
に同じ量の角速度変化を生じてしまい、従って大きな」
二下方向力FYの差も得られない。
(ハ) I A= 0、2 Kg−cm ◆sec”r
B=o、02Kg−cm−5ec2 として、入力軸10Aの慣性モーメントIAを出力軸1
1Bの慣性モーメントIBの10倍にした場合 式(+)と(8)の連立方程式の解を第7図(a)に、
これで求めたωBの変化を式(2)に代入し求めた上下
方向力pyを第7図(b)に示す。
このように、入力軸10Aの慣性モーメントIAを出力
軸11Bの慣性モーメン1−IBより大きくすることに
より、出力軸11Bの角速度ωBの変化を入力軸10A
の角速度ωAの変化より大きくすることができ、この結
果、出力軸11Bに取付けた偏心重量体12による遠心
力の上下方向力の差を大きくすることができる。逆に入
力軸10Aの角速度ωAの変化を小さくすることができ
る。
入力軸10Aの慣性モーメントIAを大きくする手段と
しては、例えば第1図に示すように、入力軸10Aにフ
ライホイール13を取付け、または、後述するように偏
心重量体14(第13図参照)を取付けることで解決で
きる。
なお、フライホイール13等に代えて、入力軸!OAを
太く、かつ長くすることでも解決できる。
上記では、説明を簡単にするために、入力軸10Aの慣
性モーメントIAはフライホイールI3で発生し、出力
軸JIBの慣性モーメントIBは偏心重量体12で発生
するというようにしたが、実際には、入力軸10Aの全
慣性モーメントを出力軸11Bの全慣性モーメントより
大きく設定する。
ここに言う全慣性モーメントとは、出力軸11Bに関し
ては;偏心重量体、ギヤ、ベアリング等、出力軸に拘わ
る総ての回転部品の慣性モーメントを出力軸11Bに換
算した値の総和をいい、入力軸+OAに関しては ベルトドライブでは;フライホイール等を含む入力軸に
拘わる総ての回転部品の慣性モーメントを入力軸IOA
に換算した値の総和をいい、チェーン、タイミングベル
ト、ギヤ伝達、原動機直結では;原動機、フライホイー
ル等を含む入力軸に拘わる総ての回転部品の慣性モーメ
ントを入力軸+OAに換算した値の総和をいう。
第8図〜第11図は、遠心力発生装置19の入力軸10
Aへの回転力の伝達方法の例を示すものである。
第8図は、原動機20からプーリ21,22とベルト2
3を介して入力軸10Aを回転させる装置である。
第9図は、原動機20からプーリ24,25とチェーン
、またはタイミングベルト26を介して入力軸10Aを
回転させるものである。
第10図は、原動機20から伝達ギヤ27,28を介し
て入力軸10Aを回転させるものである。
第11図は、原動機20で直接に入力軸10Aを回転さ
せるものである。
上述したように、入力軸10Aの角速度ωAの変化を小
さくできる結果、ベルト伝達の場合(第8図)には、ベ
ルトのスリップを小さくできる。
また、チェーン、またはタイミングベルト伝達の場合(
第9図)、ギヤ伝達の場合(第10図)、原動機と直結
の場合(第11図)には、動力源の角速度変化が減少し
、原動機の寿命が向上する。
第12図〜第16図は、実用装置への応用例を示すもの
である。
第12図はバイブロプレートコンパクタ(振動地固め機
)であって、プレート30の前部上面にフライホイール
13によって入力軸10Aの慣性モーメントIAを大き
くした遠心力発生装置19を固定し、プレート30の後
部上面に防振ゴム31を介して原動機20を固定して、
原動機20の5 6 取付1プベース32に操作ハンドル33を取付けたもの
である。
これにより、下向きに大きな力、上向きに小さな力が得
られ、大きな地固め力を得ながら、機体重量の軽量化が
同胞になる。
第13図もバイブロプレートコンパクタ(振動地固め機
)であるが、入力軸10Aに、フライホイール13に代
えて偏心重量体14を、出力軸lIBの偏心重量体12
に対して180度位相を異ならせて取付けたものである
これにより、出力軸JIBと入力軸+OAに、交互に下
向き力P、F”が発生する。
第14図は作動ギヤ10にアイドルギヤ35を介して受
動ギヤ11を噛み合わせ、受動ギヤ11の出力軸11B
に固定した大径ギヤ36をその側方の大径ギヤ37と噛
み合わせ、各大径ギヤ36゜37に偏心重量体38.3
9を取付けたものである。
このように、不等速ギヤを2段以上使用することにより
、所要方向の遠心力と反対方向の遠心力の差がさらに大
きくなり、上向きに大きな力Fが発生する。この遠心力
発生装置19は、振動杭抜き機に採用できる。
第15図は、第14図の遠心力発生装置19の偏心重量
体38.39の取付は位置を180度ずらせて、振動杭
打ち機に採用したものである(但し、アイドルギヤ35
は省略している)。
この場合には、吊り金具40に防振ゴム41゜41を介
して遠心力発生装置19を固定し、該遠心力発生装置1
9の下面にチャック爪42を固定する。
これにより、下向きに大きな力Fが発生し、速い打込み
速度を得ながら、軽量でかつ振動を小さくできる。
第16図は、第12図のバイブロプレートコンパクタ(
振動地固め機)において、出力軸11Bの偏心重量体1
2を所定角度θ1例えば30度だけ回転方向の逆方向に
少しずらして取付けたものである。
これにより、第17図に示すように、機体が上向き力を
受けて上昇している間の前方へ向かう力を大きくするこ
とができ、前進速度を早くすることが可能となる。
上記応用例は一例であって、遠心力発生装置19は、上
下方向のみならず、左右方向のように、所要方向のみに
大きな力を得たい種々の装置に採用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る不等速ギヤを用いた遠心力発生装
置の正面図、第2図(a)、第2図(b)、第2図(c
)は入力軸の回転状態をそれぞれ示す正面図、第3図(
a)、第3図(b)、第3図(C)は出力軸の回転状態
をそれぞれ示す正面図、第4図は入力軸と出力軸の回転
状態を示す正面図、第5図(a)は入力軸の慣性モーメ
ントを出力軸の慣性モーメントの1/2にした場合の角
速度を示すグラフ、第5図(b)は第5図(a)の場合
の上下方向力を示すグラフ、第6図(a)は入力軸と出
力軸の慣性モーメントを同じにした場合の角速度を示す
グラフ、第6図(b)は第6図(a)の場合の上下方向
力を示すグラフ、第7図(a)は入力軸の慣性モーメン
トを出力軸の慣性モーメントの10倍にした場合の角速
度を示すグラフ、第7図(b)は第7図(a)の場合の
上下方向力を示すグラフ、第8図、第9図、第10図、
第11図は入力軸への回転力の伝達方法の例をそれぞれ
示す正面図、第12図、第13図、第14図第15図、
第16図は遠心力発生装置の実用装置への応用例をそれ
ぞれ示す正面図、第17図は第16図の装置の一回転中
の上下方向力を示すクラブ、第18図は従来の振動杭打
機の正面図、第19図、第20図は偏心軸型不等速ギヤ
をそれぞれ示す正面図、第21図(a)は第19図また
は第20図のギヤの一回転中の角速度を示すグラフ、第
21図(b)は第19図または第20図のギヤの角速度
を経時的に示すグラフ、第22図(a)、第22図(b
)は出力軸に偏心重量体を取付けた偏心軸型不等速ギヤ
の回転状態をそれぞれ示す正面図、第23図(a)は第
22図(a)のギヤの1回中の遠心力を示すグラフ、第
23図(b)は第22図(a)のギヤの遠心力を経時的
に示ずグラフ、第24図は入力軸の入力トルクを大きく
した場合の出力軸の出力トルクを示すグラフである。 IO・・作動ギヤ、IOA・・入力軸、11・受動ギヤ
、IIB・出力軸、] 2. l 4..38.39偏
心重量体、13・・・フライホイール、19・・・遠心
力発生装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)噛み合わされた作動ギヤと受動ギヤの中心を結ぶ
    直線上で、作動ギヤの入力軸と受動ギヤの出力軸を、所
    定寸法偏心させてなる偏心軸型不等速ギヤにおいて、 上記受動ギヤの出力軸に偏心重量体が設けられ、上記作
    動ギヤの入力軸には、受動ギヤの出力軸における偏心重
    量体を含む全慣性モーメントより大きい慣性モーメント
    が設定され、上記出力軸の偏心重量体の1回転中の最高
    速回転変動域で所定方向の大きな遠心力が発生するよう
    にしたことを特徴とする不等速ギヤを用いた遠心力発生
    装置。
  2. (2)上記請求項(1)において、上記作動ギヤの入力
    軸の主たる慣性モーメントとして、フライホィールまた
    は偏心重量体が設けられていることを特徴とする不等速
    ギヤを用いた遠心力発生装置。
JP2075229A 1990-03-22 1990-03-22 不等速ギヤを用いた遠心力発生装置 Pending JPH03275180A (ja)

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