JPH03272794A - 切断運動をする刃物類 - Google Patents

切断運動をする刃物類

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JPH03272794A
JPH03272794A JP7254790A JP7254790A JPH03272794A JP H03272794 A JPH03272794 A JP H03272794A JP 7254790 A JP7254790 A JP 7254790A JP 7254790 A JP7254790 A JP 7254790A JP H03272794 A JPH03272794 A JP H03272794A
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JP
Japan
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blade
scissors
cutting
shaft
motion
Prior art date
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Application number
JP7254790A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Matsuzaki
邦彦 松崎
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MATETSUKU MATSUZAKI KK
Original Assignee
MATETSUKU MATSUZAKI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、切断運動をする刃物類に係るもので、手動又
は電動の利器に用いられる。
〔従来の技術〕
従来の刃物類は、刃体を被切断物に押し当てたとき、押
圧力を加えて切断するか1手動又は電動により引き又は
押しの運動を与えて切断するもので、この刃体それ自体
が引き又は押しの切断運動をするものはまだ提供されて
いない。
例えば、従来の鋏は一対の刃体を手動によって閉じたと
き、両刃体の間に被切断物をはさんで押圧力により切断
するのであり、また、包丁を被切断物に押し当てたとき
も、調理者が刃体を引き又は押して切断するもので、い
ずれの場合でも、刃体がそれ自体で引き又は押しの運動
をすることはない。
C本発明が解決しようとする問題点〕 しかし、相当に鋭利な刃物でも被切断物に押し当てただ
けでは容易に切断できず、刃体を引くか又は押してスラ
イドさせると容易に切断できることは知られている。と
くに、強く押圧して切断する場合には、被切断物に当る
刃体の一定の部分に強い押圧力が加わるから、この部分
の刃先を損傷するおそれがあった。
本発明は上記の諸点から、刃体それ自体が引き又は押し
の切断運動をする刃物類を提供するものであり、引き又
は押しの切断運動としては直線的な往復運動のほか、回
転運動も含まれる。
また、本発明にいう刃物類としては、鋏、包丁、ナイフ
、押し切りカッター、シャーリング、バリカン、バリカ
ン式芝刈り機、植木選定鋏などを含むものである。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本発明は、一対の鋏体が開閉自在に枢着され
た鋏類においては、いずれか一方の鋏体の軸挿通孔に回
転数の調節自在なフレキシブルシャフトの先端部を回動
可能に取り付け、他方の鋏体には前記先端部が挿入され
る軸挿通孔に連続させて偏心した段孔を設け、段孔内に
前記シャフトの先端部に締着したカムを装着し、この鋏
体に開閉運動とともに回転運動をさせることを要旨とし
ている。
多数の刃体が櫛状に並列した固定刃と動刃とからなり、
動刃が固定刃上を往復動自在に装着されたバリカン型刃
物類においては、動刃側に偏心した段孔を設けてフレキ
シブルシャフトにより駆動されるカムを取り付け、この
動刃を固定刃に対して回転運動させるものである。
また、刃体と柄部が長手方向に一体に構成された刃物類
においては、ストッパーを有する作動杆を長手方向に移
動自在で且つその横回転を防止して柄部内に設け、この
作動杆の先端に刃体の基部を着脱自在に取り付け、柄部
内に装置した往復駆動源によりこの作動杆と刃体を直線
往復運動させることを要旨とする。
〔作 用〕
一対の鋏体が開閉自在に枢着された鋏類においては1両
鋏体の手動開閉により、刃体が共通の中心軸線を中心と
して開閉運動するが、さらにフレキシブルシャフトを回
転作動させると、これと−体にカムが偏心回転するため
、他方の鋏体は開閉運動をしつつ回転運動を行う。
このため、両鋏体を閉じて切断する場合に、他方の刃体
が一方の刃体よりも偏心長さだけずれた位置から移動し
つつ接触するから、両刃体の間にはさまれた被切断物は
この他方の刃体によって引き又は押し切りされる。
また、多数の刃体を櫛状に並列させた固定刃と動刃とか
らなり、動刃が固定刃上を往復動自在に保持されている
バリカン型の刃物類においても、フレキシブルシャフト
で駆動されるカムにより、動刃が固定刃に対して回転運
動することは同様である。
刃体と柄部が長手方向に一体に構成された刃物類におい
ては、柄部内に装着された作動杆が、往復運動を与える
駆動源によって引き込みと押し出しの直線的な往復運動
を行い、作動杆の先端に取り付けられた刃体もこれと一
体に運動するから、刃体を被切断物に押し当てただけで
被切断物が容易に切断される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を示す図面について具体的にこ
れを説明する。
第1図ないし第3図は理美容用の鋏についての具体例で
あり、この場合、刃体の切断運動は回転運動になってい
る。
すなわち、一対の鋏体(1)、(2)は従来と同様に枢
着部(3)で開閉自在に枢着されるが、一方の鋏体(1
)に設けた軸挿通孔(4)の外側の部分は径の大きな段
孔(4a)に形成され、この段孔(4a)に装着したベ
アリング(5)により、フレキシブルシャフト(6)の
先端部(6a)が回転自在に支持されている。
このフレキシブルシャフト(6)は、鋏体(1)の外側
面においてベアリングケース(7)に挿通され、その内
部に装着したベアリング(8)で支持されており、また
、ベアリングケース(7)のネジ部(7a)には、バネ
板(9)を介してナツト(10)を螺入できるようにし
である。
他方の鋏体(2)にも同様に軸挿通孔(11)が設けら
れ、その外側の部分が径の大きい段孔(11a )に形
成しであるが、この段孔(lla)の中心(b)は軸挿
通孔(4)、(11)に共通の中心(a)に対して偏心
して設けられている。この段孔(11a )にはベアリ
ング(12)を装着してカム(13)が挿入され、その
外側から頭付きボルト(14)がカムに設けた通孔(1
5)に挿通され、軸挿通孔(11)に少し挿入されたフ
レキシブルシャフト(6)の先端面のネジ孔(16)に
螺入して締着させである。この頭付きボルト(14)と
ナツト(10)との締め付けにより、一対の鋏体(1)
(2)は開閉自在に枢着されている。
この鋏は、両鋏体(1)、(2)の手動開閉により、刃
体(1,a)、(2a)が共通の中心軸線(a)を中心
として第1図矢印(p)に示すように開閉運動するが、
さらにフレキシブルシャフト(6)を回転作動させると
、これと一体にカム(13)が偏心回転するため。
鋏体(2)は開閉運動をしつつ同図矢印(r)に示すよ
うに回転運動を行う。
このため1両鋏体(1)、(2)を閉じて切断する場合
に、第3図に示すように、刃体(2a)の対向定点(2
b)が刃体(1a)の対向定点(1b)よりも偏心長さ
(m)だけずれた位置から移動しつつ刃体(1a)に接
触するから、両刃体の間にはさまれた被切断物は、刃体
(2a)によって引き又は押し切りされる。
このような刃体の回転による切断運動は、同様な構成に
より植木鋏などに適用することができる。
また、多数の刃体を櫛状に並列させた固定刃と動刃とか
らなり、動刃が固定刃上を往復動自在に保持されている
バリカン型の刃物類においては、動刃側に偏心した段孔
を設けてフレキシブルシャフトにより駆動されるカムを
取り付け、この動刃を固定刃に対して回転運動させるも
のである。
第4図ないし第7図は調理用の包丁についての実施例で
あり、刃体の切断運動は直線往復運動である・ 包丁の刃体(20)は柄部(21)と一体に構成されて
いるが、この柄部(21)は長手方向に上下に半割りさ
れ、上部柄(21a )の半割り端面に設けた嵌合用リ
ブ(22)を下部柄(21b )の半割り端面に設けた
嵌合用溝(23)に嵌め込んで合体させ、その前後両端
に設けたネジ部にそれぞれキャップ(24) 、 (2
5)を螺合させて締め付けるようにしてあり、キャップ
(24)には刃体(20)の基部(26)を移動自在に
挿通ずる挿通孔(27)が、キャップ(25)には導通
線(28)の挿通孔(29)が設けである。
柄部(21)は、第5図に示すように、刃体側の挿通孔
(27)に連続して腔室(30)が設けられ、さらに第
1の隔壁(31)と第2の隔壁(32)によって第2の
腔室(33)が設けられ、第3の隔壁(34)から先の
端末部は往復駆動源の収納室(35)に形成してあり、
これら隔壁の中心部に設けた通孔(36) 、 (37
) 、 (38)には作動杆(39)が長手方向に移動
自在に挿通されている。
作動杆(39)の下面にはキー溝(40)が長手方向に
設けられ、各隔壁の通孔(36) 、 (37) 、 
(38)の内面に突設した突起(41)がこのキー溝(
40)に挿入されて作動杆の横回転を防止してあり、作
動杆(39)の先端はネジ部に形成され、これを刃体の
基部(26)の先端面のネジ孔(42)に螺入して刃体
(20)を一体に取り付けるようにしである。第2の腔
室(33)内の作動杆(39)にはストッパー(43)
が固着され、このストッパーが当接する第1、第2の隔
壁(31) 、 (32)の内面には、衝突音を防止す
るためのゴム材(44)が張設されている。
収納室(35)内には、作動杆(39)に往復運動を与
えるための適当な駆動源が装着されるが、本実施例では
従来公知の電磁型の駆動源を用いている。
すなわち、作動杆(39)の端末に固定した永久磁石(
45)と、その前後に配置したコイル体(46) 、 
(47)と、永久磁石(45)に取り付けた接触子(4
8)の位置を検出する検出手段(49) 、 (50)
とが絶縁体(51)でカバーして収納されており、検出
手段(49) 、 (50)からの信号により、コイル
体(46) 、 (47)への通電方向を切り替えてそ
の極性を変えるようにしである。
この包丁は、コイル体(46) 、 (47)に通電す
ると。
第5図示の状態からコイル体(46)の極性が対向する
永久磁石(45)の極性と反発する極性に、コイル体(
47)の極性が対向する永久磁石(45)の極性を吸引
する極性に変わって作動杆(39)が引き込まれ、次い
で、検出手段(50)の検出信号により、コイル体(4
6) 、 (47)への通電方向が切り替わってその極
性が変わるので作動杆(39)が押し出され、これによ
って刃体(20)が直線的な往復運動をするから、刃体
(20)を被切断物に押し当てただけで容易に切断する
ことができる。
このような刃体の直線的な往復切断運動は、本実施例の
包丁のほか、ナイフ、押し切りカッターシャーリングな
どにも同様な構成で実現できるものである。
〔効 果〕
上記のごとく、本発明によれば、鋏、包丁その他の刃物
類において、刃体それ自体を回転運動又は直線往復運動
させるので、刃体を被切断物に軽く押し当てれば刃体が
スライドして容易に切断されるとともに、刃先の一定の
部分に過大な切断応力を加えなくてもよいので刃先を保
護できるほか、この切断運動により刃先が多少磨耗して
も切れ味が低下しないため、刃先の研磨、刃付けの手間
を省き得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の鋏の斜面図、第2図は第1
図A−A線の拡大断面図、第3図は刃体の運動説明図、
第4図は本発明の他の実施例を示す包丁の正面図、第5
図は柄部の中央縦断正面図、第6図は第5図C−C線の
断面図、第7図は第5図C−C線の断面図である。 1・・・一方の鋏体、 2・・・他方の鋏体、 4・・・軸挿通孔、 6・・・フレキシブルシャフト 6a・・・先端部、 11・・・軸挿通孔、 1a・・・偏心段孔、 3・・・カム、 O・・・刃体、 1・・・柄部。 6・・・刃体基部、 9・・・作動杆、 3・・・ストッパー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対の鋏体が開閉自在に枢着された鋏類において
    、いずれか一方の鋏体の軸挿通孔に回転数の調節自在な
    フレキシブルシャフトの先端部を回動可能に取り付け、
    他方の鋏体には前記先端部が挿入される軸挿通孔に連続
    させて偏心した段孔を設け、段孔内に前記シャフトの先
    端部に締着したカムを装着し、この鋏体に開閉運動とと
    もに回転運動をさせることを特徴とする切断運動をする
    刃物類。
  2. (2)多数の刃体が櫛状に並列した固定刃と動刃とから
    なり、動刃が固定刃上を往復動自在に装着されたバリカ
    ン型刃物類において、動刃側に偏心した段孔を設けてフ
    レキシブルシャフトにより駆動されるカムを取り付け、
    この動刃を固定刃に対して回転運動させることを特徴と
    する切断運動をする刃物類。
  3. (3)刃体と柄部が長手方向に一体に構成された刃物類
    において、ストッパーを有する作動杆を長手方向に移動
    自在で且つその横回転を防止して柄部内に設け、この作
    動杆の先端に刃体の基部を着脱自在に取り付け、柄部内
    に装置した往復駆動源によりこの作動杆と刃体を直線往
    復運動させることを特徴とする切断運動をする刃物類。
JP7254790A 1990-03-22 1990-03-22 切断運動をする刃物類 Pending JPH03272794A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09220378A (ja) * 1996-02-19 1997-08-26 High Z:Kk 転がり軸受けを用いた鋏
GB2456591A (en) * 2007-08-24 2009-07-22 Hasegawa Makoto Adjustable hair thinning scissors
JP2014195582A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 足立工業株式会社 理美容鋏

Cited By (4)

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