JPH0326949A - 比容積変化測定装置 - Google Patents
比容積変化測定装置Info
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- JPH0326949A JPH0326949A JP16091289A JP16091289A JPH0326949A JP H0326949 A JPH0326949 A JP H0326949A JP 16091289 A JP16091289 A JP 16091289A JP 16091289 A JP16091289 A JP 16091289A JP H0326949 A JPH0326949 A JP H0326949A
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、高分子材料を被測定試料とし、温度または圧
力の変化に対する被測定試料の比容積変化を測定する比
容積変化測定装置に関する.[従来の技術] 高分子材料の成形加工は、加熱溶融状態で所定の形状を
賦形し,その後冷却固化させる一連の工程により処理さ
れるが、その工程中の温度.圧力の変化にともない,同
材料の体積も変化することが知られている.このときの
高分子材料の比容積(単位質量当たりの体積)変化を知
ることは、最終製品の寸法を決定するために重要な意義
を有する.そこで、高分子材料の圧力,温度変化にとも
なう比容積変化特性を容易かつ正確に測定できる比容積
変化測定装置が必要となってくる.従来、この2種の比
容積変化測定装置としては、第6図(a)〜(C)に示
すような構或のものがあった.同図(a)の測定装置A
は、西ドイツのアーヘン工科大学で研究機として開発さ
れたちので、あらかじめ円柱状に加工した被測定試料S
をシリンダ100内に挿入し,上方からスリーブlOl
を朕入することによってシリンダ100内を密閉すると
ともに、被測定試料Sに圧力を作用させ,さらにまたシ
リンダ周囲に設けた温度g!4m手段102により温度
を変化させて,被測定試料Sの体積変化を調べる構成に
なっている(POLIM!RENGINEERING
AND SCIENCE,OCTOBER,197?,
Vol.17,No.IQ P758 〜763参照)
.また、同図(b)の測定装置Bは、実開昭60−19
963号公報に開.示されたもので、あらかじめ円柱状
に加工した被測定試料Sをシリンダ110内に挿入する
とともに、上方から加圧部材illを嵌大してシリンダ
110内を密閉する.そして、加圧部材工llの上面を
別の加圧部材112により押圧して被測定試料Sに圧力
を作用させ、あるいはシリンダ周囲に設けたヒータ11
3により温度を変化させて、その際の加圧部材111の
変位により被測定試料Sの比容積変化を測定する構成に
なっている. 同図(e)の測定装置Cは、実開昭62−167165
号公報に開示されたもので、下端に伸縮自在なベローズ
121を備えた容器120内に、被測定試料Sとともに
、水銀122を充填する.容器120の周囲には通路を
介して、図示しない加圧ポンプと連通したオイル充填室
123が設けてあり,このオイル充填室123内の油圧
を変化させることにより、ベローズ121を介して容器
120内の圧力を変化させる.また、オイル充填室12
3内にはコイルパイブ124が設けてあり,このコイル
パイプ124に加熱または冷却したオイルを循環させる
ことにより,オイル充填室123内のオイルを介して容
器120内の温度を変化させる.そして、ベローズ12
1の伸縮を測定することにより,容器120内の圧カま
たは温度の変化に対する被測定試料Sの体積変化を検出
する構戊になっている. [解決すべき問題点] 上述した従来の比容積変化測定装置は、それぞれ次のよ
うな問題を有していた. ■測定装置Aおよび測定装置Bは,ともにスリーブ(加
圧部材)を嵌入することによりシリンダ内を密閉する構
或となっているが、このような単純な嵌合構造では、被
測定試料が底粘度の溶融体でかつ高圧を作用させた場合
、シリンダとスリーブとの間の嵌合部から溶融体が漏れ
出すおそれがあり.高精度な測定結果を期待できなかっ
た.■測定装置Aおよび測定装置Bは、上述のようにシ
リンダ内の密閉性が悪いためシリンダ内を真空吸引する
ことができず、その結果、被測定試料中の空孔による比
容積の誤差を除去するために、あらかじめ被測定試料を
シリンダの内部形状に合わせた円柱状に加工しなければ
ならず容易さに欠けていた. ■さらに,測定装MBは、溶融状態から冷却した場合摺
動部の試料が固化するので、被測定試料が固体状態のと
きの測定において,加圧部材112が被測定試料に固着
するおそれがあった.■測定装置Cは、油圧によりベロ
ーズを伸縮させて圧力調整を行なう構造であるため、測
定時にオィル量の厳密な管理を必要とし操作が煩雑であ
った. ■また、測定装置Cは、媒体として水銀を使用するため
、装置の故障,損壊等の異常発生時に水銀が漏れ出す危
険があり,安全衛生の面に問題を有していた. 本発明は上述した問題点にかんがみてなされたもので、
高圧下での溶融体の漏れ出しを防止することにより、被
測定試料が低温時の固体状態から高温時の溶融状態に至
るまでの比容積変化測定を,被測定試料の前処理を必要
とせず、容易かつ高精度に行なうことができ、しかも安
全で衛生的な比容積変化測定装置の提供を目的とする.
[問題点の解決手段] 上記目的を達或するために、本発明は温度または圧力の
変化に対する被測定試料の比容積変化を測定する比容積
測定?tMにおいて、一端が開ロレた被測定試料封入用
の中空部を有するホルダと、軸方向に摺勤自在でかつ前
記中空部に隙間なく嵌入する加圧ポンチと、この加圧ポ
ンチを軸方向に貫通して摺動自在に設けられ、かつ先端
に加圧板が取り付けられたフロートと、前記加圧ポンチ
の先端面と前記加圧板との間に設けられた弾性体もしく
は粘弾性体からなるシール部材と、前記フロートの変位
を検出する手段とを備えた構或としてある. [実施例] 以f、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る. 第l図は本発明の実施例に係る比容積変化測定装置を示
す正断面図,第2図はガス抜声操作を示す側断面図であ
る. これらの図面において,1は円筒状のホルダであり、上
端が開口した中空部1aを有している.中空部1aの下
端開口は、圧力●温度センサ2がKめ込まれて閉塞して
いる.ホルダ1の側壁上部には、第2図に示すように真
空引きのための孔(真空引き孔)3が穿設してあり、図
示しない真空ポンプに接続した配管4が接続可能となっ
ている.中空部1aの上端開口からは被測定試料Sが収
容でき、さらに棒状の加圧ボンチ5が嵌入可能である. 加圧ボンチ5は、ホルダ1の中空部1aに対し隙間なく
摺接する直径,およびホルダ中空部laの長さとほぼ同
じ長さを有している.加圧ボンチ5の中心軸部には一端
から他端に貫通する中心孔5aが穿設され,この中心孔
5aにフロート6を挿通し,かつ上端に設けたポルト7
によりフロート6を任意位置で締結固定できるようにし
てある. フロート6は加圧ボンチ5の全長により一定長さだけ長
い棒状のフロート本体6aを有し、このフロート本体6
aを加圧ボンチ5の中心孔5aに挿通してある.フロー
ト本体6aの先端には,ホルダ1の直径にほぼ等しいか
あるいは若干小さい径を有する円板状の加圧板8が同軸
上に取り付けてある.この加圧板8は、加圧ボンチ5と
ともにホルダ1の中空部1aへ嵌入できる.一方,フロ
ート本体6aの基端には、フロートの高さ位置検出の基
準となる金属製の基準板9が取り付けてある. さらに、加圧ボンチ5の先端面と加圧板8との間には、
弾性体もしくは粘弾性体からなるシール部材10が設け
てある.このシール部材としてはシリコンゴム,フッ素
ゴム,アクリルゴムなどの耐熱性を有する材質のものが
好ましい.また,ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリ
エステル,ボリスチレン,ポリアミド,ポリカーポネー
トなどの熱可塑性樹脂を用いることもできる.シール部
材10として固体状の粘弾性体を用いる場合は,ホルダ
1の中空部1aに圧縮状態で嵌合する直径を与えておく
.また、シール部材10としては、粘弾性の高い液体,
液状ゴム等を用いてもよい. 第1図,第2図において、20は温度制御ステーシ望ン
21およびガス抜きステーション22が設けられた基台
である.基台20の各ステーション21.22には、圧
力●温度センサ2を嵌合することによりホルダ1を固定
する取付け孔23.24が穿設してある. 氾度制御ステーション2lには、温度:A節−F段が配
置してあり、取付け孔23に固定したホルダ1を周囲か
ら加熱または冷却する.すなわち、ホルダ1の外径より
やや大きな内径を有した円筒状の加熱●冷却器25が、
取付孔23を中心として設けてあり、さらにその外周を
断熱材26で覆ってある.加熱●冷却器25としては、
加熱または冷却オイルを循環させるコイル状のバイブを
備えたものや、電熱ヒータ(加熱のみでよい場合)ある
いは冷却筒(冷却のみでよい場合)等、公知の各種加熱
・冷却器を適用することができる.第1図において,3
0は非接触式の変位計で、温度制御ステーション21の
上方に設けられ、同ステーション21に装着されたフロ
ート6に取り付けてある基準板9の高さ位置を計測する
.この変位計30としては、渦電流式変位センサや空気
マイクロ式の変位センサ等、公知の各種非接触式変位セ
ンサを用いることができる. 次に,上述の比容積変化測定装置を用いた高分子材料の
温度●圧力変化に対する比容積変化の測定方法を説明す
る. まず,ホルダ1をガス抜きステーシ1ン22に装着し、
被測定試料Sをホルダ中空部1a内へ挿入する.被測定
試料Sは,従来必要であったホルダ中空部1aの形状に
合わせるための前処理を必要とせず、粒状のまま挿入す
ればよい.次いで、フロート6およびシール部材101
e着した加圧ボンチ5をホルダ中空部1aの開口から嵌
入し、加圧板8の下面が真空引き孔3の穿設位置よりわ
ずかに上方となる位置に加圧ボンチ5を配置する.そし
て、加圧ポンチ5に対してフロート6を相対的に引き上
げ、加圧ボンチ5の先端面と加圧板8との間でシール部
材10を押しつぶすことにより、ホルダlの中空部la
内を密閉する.この状態で真空引き孔3に配管4を接続
し、図示しない真空ポンプによりホルダ中空部1a内の
ガスを抜く(第2図参照). 十分にガス抜きを行なった後,加圧板8が被測定試料S
に接続するまで加圧ポンチ5を下降させ、続いて配管4
を真空引き孔3から取外し、ホルダ1を温度制御ステー
ション21に装着する(第1図参照).この状態から被
測定試料Sの温度または圧力変化に対する比容積変化の
測定を実施する. 温度変化に対する比容積変化の測定は、次のようにして
行なう.すなわち、加圧ボンチ5により作用させる圧力
を一定に保ち、加熱●冷却器25を作動させて被測定試
料Sの温度を変化させる.そして、圧力・温度センサ2
により圧力および温度を測定するとともに、各測定点に
おける基準板9の変位を測定する.基準板9はホルダ1
内に挿入した被測定試料Sの体積が変化するのに対応し
て上下するため、この基準板9の変位量を体積に換算し
、あらかじめ測定してある被測定試料Sの重量で除算す
ることにより比容積の変化が求まる. 圧力変化に対する比容積変化の測定は、ホルダ1内の温
度を一定に保ち、加圧ボンチ5の被測定試料Sに対する
押圧力を変化させて、各測定点における基準板9の変位
を測定し、上記温度変化に対する場合と同様にして比容
積の変化を求める. 第3図(a).(b)は、上述した比容積変化装置の構
造上の特徴と説明するための図で、同図(a)は従来装
置(第6図(b)の装置に相当)の概略構成図、同図(
b)は本実施例に係る装置の概略構戊図である. 同図(a)に示すように、従来の装置では、ボンチ11
4とホルダ115との間で相対的なtf1動を可能とし
つつ、その摺接部115aからの樹脂漏れを防止しなけ
ればならない.しかし、高圧または高温下で被測定試料
が低粘度化した場合には、ホルダ115の内部圧力Pl
と大気圧P0との間の圧力差がそのまま摺接部115a
へ作用するため、樹脂漏れを防止することは困難である
. これに対し、本実施例の比容積変化装置は、同図(b)
に示すように、ホルダ1内部と外部との間に加圧板8と
弾性体もしくは粘弾性体によるシール部材10を介在さ
せたので、試料圧力PIが粘弾性体圧力P2を経て段階
的に大気圧P0へ移行し、P,−P2間の圧力差がわず
かとなる.したがって、密閉性が向]二して樹脂漏れを
防止することができる. このように密閉性が向上した結果、゛厠定前の真空引き
によってホルダ1内のガスを抜き取ることができるため
、あらかじめ被測定試料をホルダ形状に合わせておく必
要もない. 第4図は本発明の他の実施例を示す正断面図である. 先の実施例は、第2図に示すように,測定前に真空吸引
することでホルダ!内のガスを除去していたが、本実施
例では、ホルダl内に固体状の被測定試料Sとともに、
水,油等の低粘度の液体Lを媒体として充填することに
より,ホルダ1内の余分なガスを除去するようにした.
本発明では,上述したように密閉性が向上しているので
、低粘度の液体(媒体)Lを充填しても漏れ出ることが
ない. [実験例] 試験装黴としてホルダ及びポンチ部を焼入工具鋼SKD
IIで作製し、内径8.50のホルダに関して測定を実
施した.条件を以下に示す.サンプルiii:1.20
8g 測定結果を第5図に示す. 本装置を用いることにより,0〜2400(Kg/cm
2)の広い圧力領域で、溶融状態から固体状態までの温
度領域のデータの測定が可能になった. [発明の効果] 以上説明したように、本発明の比容積変化測定装置によ
れば、加圧板と粘弾性体によるシール部材をホルダ内部
と外部との間に介在させたので、高圧下での溶融体の漏
れ出しを防止することができ、被測定試料の低温時固体
状態から高温時溶融状態に至るまでの比容積変化を、被
測定試料の前処理を必要とせず容易かつ高精度に測定す
ることができる. また、ホルダとポンチによるピストン方式で圧力を変化
させる構造であるので、測定管理が簡単であり、しかも
、水銀を使用しないので安全かつ衛生的であるという効
果を有する.
力の変化に対する被測定試料の比容積変化を測定する比
容積変化測定装置に関する.[従来の技術] 高分子材料の成形加工は、加熱溶融状態で所定の形状を
賦形し,その後冷却固化させる一連の工程により処理さ
れるが、その工程中の温度.圧力の変化にともない,同
材料の体積も変化することが知られている.このときの
高分子材料の比容積(単位質量当たりの体積)変化を知
ることは、最終製品の寸法を決定するために重要な意義
を有する.そこで、高分子材料の圧力,温度変化にとも
なう比容積変化特性を容易かつ正確に測定できる比容積
変化測定装置が必要となってくる.従来、この2種の比
容積変化測定装置としては、第6図(a)〜(C)に示
すような構或のものがあった.同図(a)の測定装置A
は、西ドイツのアーヘン工科大学で研究機として開発さ
れたちので、あらかじめ円柱状に加工した被測定試料S
をシリンダ100内に挿入し,上方からスリーブlOl
を朕入することによってシリンダ100内を密閉すると
ともに、被測定試料Sに圧力を作用させ,さらにまたシ
リンダ周囲に設けた温度g!4m手段102により温度
を変化させて,被測定試料Sの体積変化を調べる構成に
なっている(POLIM!RENGINEERING
AND SCIENCE,OCTOBER,197?,
Vol.17,No.IQ P758 〜763参照)
.また、同図(b)の測定装置Bは、実開昭60−19
963号公報に開.示されたもので、あらかじめ円柱状
に加工した被測定試料Sをシリンダ110内に挿入する
とともに、上方から加圧部材illを嵌大してシリンダ
110内を密閉する.そして、加圧部材工llの上面を
別の加圧部材112により押圧して被測定試料Sに圧力
を作用させ、あるいはシリンダ周囲に設けたヒータ11
3により温度を変化させて、その際の加圧部材111の
変位により被測定試料Sの比容積変化を測定する構成に
なっている. 同図(e)の測定装置Cは、実開昭62−167165
号公報に開示されたもので、下端に伸縮自在なベローズ
121を備えた容器120内に、被測定試料Sとともに
、水銀122を充填する.容器120の周囲には通路を
介して、図示しない加圧ポンプと連通したオイル充填室
123が設けてあり,このオイル充填室123内の油圧
を変化させることにより、ベローズ121を介して容器
120内の圧力を変化させる.また、オイル充填室12
3内にはコイルパイブ124が設けてあり,このコイル
パイプ124に加熱または冷却したオイルを循環させる
ことにより,オイル充填室123内のオイルを介して容
器120内の温度を変化させる.そして、ベローズ12
1の伸縮を測定することにより,容器120内の圧カま
たは温度の変化に対する被測定試料Sの体積変化を検出
する構戊になっている. [解決すべき問題点] 上述した従来の比容積変化測定装置は、それぞれ次のよ
うな問題を有していた. ■測定装置Aおよび測定装置Bは,ともにスリーブ(加
圧部材)を嵌入することによりシリンダ内を密閉する構
或となっているが、このような単純な嵌合構造では、被
測定試料が底粘度の溶融体でかつ高圧を作用させた場合
、シリンダとスリーブとの間の嵌合部から溶融体が漏れ
出すおそれがあり.高精度な測定結果を期待できなかっ
た.■測定装置Aおよび測定装置Bは、上述のようにシ
リンダ内の密閉性が悪いためシリンダ内を真空吸引する
ことができず、その結果、被測定試料中の空孔による比
容積の誤差を除去するために、あらかじめ被測定試料を
シリンダの内部形状に合わせた円柱状に加工しなければ
ならず容易さに欠けていた. ■さらに,測定装MBは、溶融状態から冷却した場合摺
動部の試料が固化するので、被測定試料が固体状態のと
きの測定において,加圧部材112が被測定試料に固着
するおそれがあった.■測定装置Cは、油圧によりベロ
ーズを伸縮させて圧力調整を行なう構造であるため、測
定時にオィル量の厳密な管理を必要とし操作が煩雑であ
った. ■また、測定装置Cは、媒体として水銀を使用するため
、装置の故障,損壊等の異常発生時に水銀が漏れ出す危
険があり,安全衛生の面に問題を有していた. 本発明は上述した問題点にかんがみてなされたもので、
高圧下での溶融体の漏れ出しを防止することにより、被
測定試料が低温時の固体状態から高温時の溶融状態に至
るまでの比容積変化測定を,被測定試料の前処理を必要
とせず、容易かつ高精度に行なうことができ、しかも安
全で衛生的な比容積変化測定装置の提供を目的とする.
[問題点の解決手段] 上記目的を達或するために、本発明は温度または圧力の
変化に対する被測定試料の比容積変化を測定する比容積
測定?tMにおいて、一端が開ロレた被測定試料封入用
の中空部を有するホルダと、軸方向に摺勤自在でかつ前
記中空部に隙間なく嵌入する加圧ポンチと、この加圧ポ
ンチを軸方向に貫通して摺動自在に設けられ、かつ先端
に加圧板が取り付けられたフロートと、前記加圧ポンチ
の先端面と前記加圧板との間に設けられた弾性体もしく
は粘弾性体からなるシール部材と、前記フロートの変位
を検出する手段とを備えた構或としてある. [実施例] 以f、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る. 第l図は本発明の実施例に係る比容積変化測定装置を示
す正断面図,第2図はガス抜声操作を示す側断面図であ
る. これらの図面において,1は円筒状のホルダであり、上
端が開口した中空部1aを有している.中空部1aの下
端開口は、圧力●温度センサ2がKめ込まれて閉塞して
いる.ホルダ1の側壁上部には、第2図に示すように真
空引きのための孔(真空引き孔)3が穿設してあり、図
示しない真空ポンプに接続した配管4が接続可能となっ
ている.中空部1aの上端開口からは被測定試料Sが収
容でき、さらに棒状の加圧ボンチ5が嵌入可能である. 加圧ボンチ5は、ホルダ1の中空部1aに対し隙間なく
摺接する直径,およびホルダ中空部laの長さとほぼ同
じ長さを有している.加圧ボンチ5の中心軸部には一端
から他端に貫通する中心孔5aが穿設され,この中心孔
5aにフロート6を挿通し,かつ上端に設けたポルト7
によりフロート6を任意位置で締結固定できるようにし
てある. フロート6は加圧ボンチ5の全長により一定長さだけ長
い棒状のフロート本体6aを有し、このフロート本体6
aを加圧ボンチ5の中心孔5aに挿通してある.フロー
ト本体6aの先端には,ホルダ1の直径にほぼ等しいか
あるいは若干小さい径を有する円板状の加圧板8が同軸
上に取り付けてある.この加圧板8は、加圧ボンチ5と
ともにホルダ1の中空部1aへ嵌入できる.一方,フロ
ート本体6aの基端には、フロートの高さ位置検出の基
準となる金属製の基準板9が取り付けてある. さらに、加圧ボンチ5の先端面と加圧板8との間には、
弾性体もしくは粘弾性体からなるシール部材10が設け
てある.このシール部材としてはシリコンゴム,フッ素
ゴム,アクリルゴムなどの耐熱性を有する材質のものが
好ましい.また,ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリ
エステル,ボリスチレン,ポリアミド,ポリカーポネー
トなどの熱可塑性樹脂を用いることもできる.シール部
材10として固体状の粘弾性体を用いる場合は,ホルダ
1の中空部1aに圧縮状態で嵌合する直径を与えておく
.また、シール部材10としては、粘弾性の高い液体,
液状ゴム等を用いてもよい. 第1図,第2図において、20は温度制御ステーシ望ン
21およびガス抜きステーション22が設けられた基台
である.基台20の各ステーション21.22には、圧
力●温度センサ2を嵌合することによりホルダ1を固定
する取付け孔23.24が穿設してある. 氾度制御ステーション2lには、温度:A節−F段が配
置してあり、取付け孔23に固定したホルダ1を周囲か
ら加熱または冷却する.すなわち、ホルダ1の外径より
やや大きな内径を有した円筒状の加熱●冷却器25が、
取付孔23を中心として設けてあり、さらにその外周を
断熱材26で覆ってある.加熱●冷却器25としては、
加熱または冷却オイルを循環させるコイル状のバイブを
備えたものや、電熱ヒータ(加熱のみでよい場合)ある
いは冷却筒(冷却のみでよい場合)等、公知の各種加熱
・冷却器を適用することができる.第1図において,3
0は非接触式の変位計で、温度制御ステーション21の
上方に設けられ、同ステーション21に装着されたフロ
ート6に取り付けてある基準板9の高さ位置を計測する
.この変位計30としては、渦電流式変位センサや空気
マイクロ式の変位センサ等、公知の各種非接触式変位セ
ンサを用いることができる. 次に,上述の比容積変化測定装置を用いた高分子材料の
温度●圧力変化に対する比容積変化の測定方法を説明す
る. まず,ホルダ1をガス抜きステーシ1ン22に装着し、
被測定試料Sをホルダ中空部1a内へ挿入する.被測定
試料Sは,従来必要であったホルダ中空部1aの形状に
合わせるための前処理を必要とせず、粒状のまま挿入す
ればよい.次いで、フロート6およびシール部材101
e着した加圧ボンチ5をホルダ中空部1aの開口から嵌
入し、加圧板8の下面が真空引き孔3の穿設位置よりわ
ずかに上方となる位置に加圧ボンチ5を配置する.そし
て、加圧ポンチ5に対してフロート6を相対的に引き上
げ、加圧ボンチ5の先端面と加圧板8との間でシール部
材10を押しつぶすことにより、ホルダlの中空部la
内を密閉する.この状態で真空引き孔3に配管4を接続
し、図示しない真空ポンプによりホルダ中空部1a内の
ガスを抜く(第2図参照). 十分にガス抜きを行なった後,加圧板8が被測定試料S
に接続するまで加圧ポンチ5を下降させ、続いて配管4
を真空引き孔3から取外し、ホルダ1を温度制御ステー
ション21に装着する(第1図参照).この状態から被
測定試料Sの温度または圧力変化に対する比容積変化の
測定を実施する. 温度変化に対する比容積変化の測定は、次のようにして
行なう.すなわち、加圧ボンチ5により作用させる圧力
を一定に保ち、加熱●冷却器25を作動させて被測定試
料Sの温度を変化させる.そして、圧力・温度センサ2
により圧力および温度を測定するとともに、各測定点に
おける基準板9の変位を測定する.基準板9はホルダ1
内に挿入した被測定試料Sの体積が変化するのに対応し
て上下するため、この基準板9の変位量を体積に換算し
、あらかじめ測定してある被測定試料Sの重量で除算す
ることにより比容積の変化が求まる. 圧力変化に対する比容積変化の測定は、ホルダ1内の温
度を一定に保ち、加圧ボンチ5の被測定試料Sに対する
押圧力を変化させて、各測定点における基準板9の変位
を測定し、上記温度変化に対する場合と同様にして比容
積の変化を求める. 第3図(a).(b)は、上述した比容積変化装置の構
造上の特徴と説明するための図で、同図(a)は従来装
置(第6図(b)の装置に相当)の概略構成図、同図(
b)は本実施例に係る装置の概略構戊図である. 同図(a)に示すように、従来の装置では、ボンチ11
4とホルダ115との間で相対的なtf1動を可能とし
つつ、その摺接部115aからの樹脂漏れを防止しなけ
ればならない.しかし、高圧または高温下で被測定試料
が低粘度化した場合には、ホルダ115の内部圧力Pl
と大気圧P0との間の圧力差がそのまま摺接部115a
へ作用するため、樹脂漏れを防止することは困難である
. これに対し、本実施例の比容積変化装置は、同図(b)
に示すように、ホルダ1内部と外部との間に加圧板8と
弾性体もしくは粘弾性体によるシール部材10を介在さ
せたので、試料圧力PIが粘弾性体圧力P2を経て段階
的に大気圧P0へ移行し、P,−P2間の圧力差がわず
かとなる.したがって、密閉性が向]二して樹脂漏れを
防止することができる. このように密閉性が向上した結果、゛厠定前の真空引き
によってホルダ1内のガスを抜き取ることができるため
、あらかじめ被測定試料をホルダ形状に合わせておく必
要もない. 第4図は本発明の他の実施例を示す正断面図である. 先の実施例は、第2図に示すように,測定前に真空吸引
することでホルダ!内のガスを除去していたが、本実施
例では、ホルダl内に固体状の被測定試料Sとともに、
水,油等の低粘度の液体Lを媒体として充填することに
より,ホルダ1内の余分なガスを除去するようにした.
本発明では,上述したように密閉性が向上しているので
、低粘度の液体(媒体)Lを充填しても漏れ出ることが
ない. [実験例] 試験装黴としてホルダ及びポンチ部を焼入工具鋼SKD
IIで作製し、内径8.50のホルダに関して測定を実
施した.条件を以下に示す.サンプルiii:1.20
8g 測定結果を第5図に示す. 本装置を用いることにより,0〜2400(Kg/cm
2)の広い圧力領域で、溶融状態から固体状態までの温
度領域のデータの測定が可能になった. [発明の効果] 以上説明したように、本発明の比容積変化測定装置によ
れば、加圧板と粘弾性体によるシール部材をホルダ内部
と外部との間に介在させたので、高圧下での溶融体の漏
れ出しを防止することができ、被測定試料の低温時固体
状態から高温時溶融状態に至るまでの比容積変化を、被
測定試料の前処理を必要とせず容易かつ高精度に測定す
ることができる. また、ホルダとポンチによるピストン方式で圧力を変化
させる構造であるので、測定管理が簡単であり、しかも
、水銀を使用しないので安全かつ衛生的であるという効
果を有する.
第1図は本発明の実施例に係る比容積変化測定装置を示
す正断面図,第2図はガス抜き操作を示す側断面図、第
3図(a).(b)は同装置の構造上の特徴を説明する
ためのam構威図、第4図は他の実施例を示す正断面図
、第5図は実験結果を示すグラフ、第6図(a).(b
).(c)はそれぞれ従来装置を示す正断面図である.
l:ホルダ 2:圧力●温度センサ 3:真空引き孔 5:加圧ポンチ 6:フロート 8:加圧板 9:基準板 tO:シール部材 25:加熱●冷却器 30:変位計 第1図
す正断面図,第2図はガス抜き操作を示す側断面図、第
3図(a).(b)は同装置の構造上の特徴を説明する
ためのam構威図、第4図は他の実施例を示す正断面図
、第5図は実験結果を示すグラフ、第6図(a).(b
).(c)はそれぞれ従来装置を示す正断面図である.
l:ホルダ 2:圧力●温度センサ 3:真空引き孔 5:加圧ポンチ 6:フロート 8:加圧板 9:基準板 tO:シール部材 25:加熱●冷却器 30:変位計 第1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 温度または圧力の変化に対する被測定試料の比容積変化
を測定する比容積測定装置において、一端が開口した被
測定試料封入用の中空部を有するホルダと、 軸方向に摺動自在でかつ前記中空部に隙間なく嵌入する
加圧ポンチと、 この加圧ポンチを軸方向に貫通して摺動自在に設けられ
、かつ先端に加圧板が取り付けられたフロートと、 前記加圧ポンチの先端面と前記加圧板との間に設けられ
た弾性体もしくは粘弾性体からなるシール部材と、 前記フロートの変位を検出する手段と、 を具備したことを特徴とする比容積変化測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16091289A JPH0690160B2 (ja) | 1989-06-26 | 1989-06-26 | 比容積変化測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16091289A JPH0690160B2 (ja) | 1989-06-26 | 1989-06-26 | 比容積変化測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0326949A true JPH0326949A (ja) | 1991-02-05 |
JPH0690160B2 JPH0690160B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=15725008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16091289A Expired - Fee Related JPH0690160B2 (ja) | 1989-06-26 | 1989-06-26 | 比容積変化測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0690160B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109164129A (zh) * | 2018-07-09 | 2019-01-08 | 天津大学 | 一种测定相变动力系统体积变化率的装置及方法 |
-
1989
- 1989-06-26 JP JP16091289A patent/JPH0690160B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109164129A (zh) * | 2018-07-09 | 2019-01-08 | 天津大学 | 一种测定相变动力系统体积变化率的装置及方法 |
CN109164129B (zh) * | 2018-07-09 | 2021-04-13 | 天津大学 | 一种测定相变动力系统体积变化率的装置及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0690160B2 (ja) | 1994-11-14 |
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