JPH0326924A

JPH0326924A - タイン等を有する車輌のための計量装置

Info

Publication number: JPH0326924A
Application number: JP1237411A
Authority: JP
Inventors: Jacques C Boubille; ジャック・セー・ブービル
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-06-22
Filing date: 1989-09-14
Publication date: 1991-02-05
Also published as: US4899840A; EP0403705B1; EP0403705A3; DE68914651D1; CA1303630C; EP0403705A2; DE68914651T2; KR910001361A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は一般に計量装置に関し、殊にタイン（叉）を有
する車輌と共に使用するのに適した計量装置に関する。

パレットの運搬中に積み荷と共にパレットを計量するの
に、従来、パレット・ジャッキ又はパレット・トラック
が使用されてきた。このような装置は、パレットと積み
荷の重量を表わす電気信号を発生するひずみ計（ストレ
インゲージ）型ロードセルを用いている。この信号がデ
ジタル・ディスプレーに送られて、パレットとパレット
に載る積み荷の重量の読み取りを与える。そのような装
置の一つがモビール・ユニバーサルーワージＨＹ−ＵＷ
２０００（Ｍｏｂｉｌｅ　Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ−Ｗａａ
ｇｅ　ＨＹ−ＵＷ　２０００）と題する小冊子に広告さ
れている。

ひずみ計型ロードセルはその定格容量を超える強い力及
び／又は衝撃を受けた時、損傷し易い。

ロードセルを交換するとコスト高となっていた。

積み荷を担持するためのタイン（叉）を有するパレット
ジャッキ等の車輌が１個又は数個のひずみ計型ロードセ
ルを含む計量装置を具えている時、動かすべき積み荷の
下にタインを挿入した時点で、強い力及び／又は衝撃が
生じ易い。

パレットジャッキの場合、積み荷を載せたパレットを動
かそうとする時に、一般にパレットの中央に、デッキボ
ードの下側にタインが挿入される。

その際、パレットの中心柱がタインの片方にぶつかるこ
とがある。この衝撃は機械的にロードセルに伝達される
可能性がある。さらに、タインの前輪がパレットの底部
外方ボードの上を転勤する時、生ずる衝撃も機械的にロ
ードセルに伝達される可能性がある。

加うるに、タインが可能限最低位置に置かれていない時
、パレットの上部ボードと下部外方ボードの間でつかえ
る可能性がある。パレットジャッキの操縦者はその時、
タインを無理にパレットの下側に入れようとするかも知
れない。この作用で強い力が機械的にロードセルに伝達
されることになり得る。

パレットがタイン上の運動の終点に達し、パレットがパ
レットジャッキの非計量部分に接触するのを防ぐのに必
要な機械的止め具に当って停止する時、さらに付加的な
衝撃及び／又は強い力がロードセルに機械的に伝達され
ることが有り得る。

１９８７午５月１９日付のラズ（Ｒａｚ）の米国特許第
４．６６６．００４号「計量秤付きパレットトラック（
　Ｐａ−１１ｅＬ　Ｔｒｕｃｋ　ｗｉｔｈ　Ｗｅｉｇｈ
ｉｎｇ　Ｓｃａｌｅ）Ｊはパレットトラックに担持され
る積み荷を計量するためにタインに取付けられたロード
セルを有するパレットトラックを開示する。浮動部材が
タインの上に配設され、タインの全長にわたって延在し
て計量表面を与える。横材が浮動部材に剛性を与えてい
る。

１９６０年５月３日付のセリッティー（Ｃｅｌｌｉｔｔ
ｉ）他の米国特許第２．９３５，２１３号「７オークリ
７１車計量秤（Ｆｏｒｋ　Ｌｉｆｔ　Ｖｅｈｉｃｌａ　
Ｗｅｉｇｈｉｎｇ　Ｓｃａｌｅ）」は、計量秤付きフォ
ークリフト・タインを有するフォークリフト車を開示す
る。各々のタインは、連合するタイン上に取付けられ、
連合するタインの端部に対して少し高い位置にある縦棒
を含む。ａ−ドセルは縦棒の垂直方向計量運動に応答す
る。タインの各々には、連合する縦棒の前方にて連合す
るタインに固定された前部支持板が設けられている。

Ｉ９６２午１０月２３日付ピーン（　Ｐｉｅｎ）の米国
特許第３．０５９，７１０号「垂直力の間接測定（Ｉｎ
ｄｉｒｅｃｔ　Ｍｅａｓｕ−ｒｓｍｅｎｔ　ｏｆ　Ｖｅ
ｒｔｉｃａｌ　Ｆｏｒｃｅｓ）Ｊでは、計量装置付きフ
ォークリフト・トラックのための積み荷支持部材が開示
される。積み荷支持部材は積み荷の重量に相当する力を
ひずｋ計型ロードセル４こ及ぼす片持ち部材である。積
み荷支持部材の一端は積み荷の重量に応答して垂直方向
に動く自由端である。

積み荷支持部材の他端はタインの先に固定される。

積み荷支持部材の基部端とタインの先との間は剛性の高
い結合である。タイン上へ移動するパレットはまずタイ
ンの先に係合し、つぎに積み荷支持部材上を進行する。

１９８３年１２月１３日付ルソー（Ｒｕｓｓｏ）の米国
特許第４，４２０，０５３号「フォークリフト計量装置
（Ｆｏｒｋ　ＬｉｆｔＷｅｉｇｈｉｎｇ　Ａｐｐａｒａ
ｔｕｓ）Ｊでは、積み荷を持ち上げるための７才一クが
開示される。フォークのくぼみの中に計量ブリッジとロ
ードセルが配設される。

硬質ゴムの円板形緩衝器が計量ブリッジとロードセルの
間に配設される。

１９５３年６月３０日付クイズ（Ｗｉｓｅ）の米国特許
第２．６４３，７８１号「リフトトラック等のための積
み荷計量装ｉｉｌ（Ｌｏａｄ　Ｗｅｉｇｈｉｎｇ　Ｓｙ
ｓｔｅｍ　Ｆｏｒ　ｔ．ｔｒｔ　ＴｒｕｃｋｓＡｎｄ　
Ｔｈｅ　Ｌｉｋｅ）Ｊは、積み荷をフォークによって持
ち上げるのと同時に積み荷を計量し得るようにする、フ
ォークリフト搭載の油圧秤を有するフォークリフトを開
示する。１９６２年１１月１３日付ホフマイスタ−（Ｈ
ｏｆｍｅｉｓｔｅｒ）の米国特許第３．０６３，５７６
号「フォークリフト・１・ラックのための計量装置（Ｗ
ｅｉｇｈｉｎｇ　Ｍｅａｎｓ　Ｆｏｒ　Ｆｏｒｋ−Ｌｉ
ｆｔ　Ｔｒｕｃｋｓ）Ｊは、積み荷を持ち上げるための
フォーク付き７才一クリフト・トラックを開示する。各
フォークは、両端がロードセルによって支持されて、フ
ォーク上に延在ずる棒を有する。

１９７５午ｌＯ月７日付エアレスマン（　Ａ　ｉ　ｒｅ
ｓｍａｎ　）の米国特許第３，９１０，３６３号「フォ
ークリフト・トラックのための計量装置（Ｗｅｉｇｈｉ
ｎｇ　Ｍｅａｎｓ　Ｆｏｒ　Ｆｏｒｋ−Ｌｉｆｔ　Ｔｒ
ｕｃｋ）Ｊ　ｊは、積み荷を持ち上げるためのフオーク
付き７１−クリフト・トラックが開示される。フォーク
リフト・トラックのための可動板が、フオークで積み荷
を持ち上げる時に乗直方向下方に動かされる。可動板の
垂直方向運動に応じて、積み荷に比例する電気信号を与
えるためのロードセルが可動板に結合されている。ロー
ドセルへの損傷を減ずるように、可動板の垂直方向下方
運動を制限するための過荷重止め具が設けられる。

１９８６午５月２０日付キュラン（Ｃｕｒｒａｎ）の米
国特許第４，５８９，５０７号「内蔵式秤装Ｉｔ（Ｏｎ
　Ｂｏａｒｄ　ＳｃａｌｅＤｅｖｉｃｅｓ）Ｊでは、積
まれた種々の貨物の重量を求めるために、トラック、ト
レーラー等に関連して用いられる内蔵式秤が開示される
。この秤は貨物を計量するための引込み式空気秤組立体
を含む。

１９８７午１月２７日付ボールドウィン（Ｂａｌｄｖｉ
ｎ）他の米国特許第４．６３８．８７６号「計量装Ｒ（
ＷａｉｇｈｉｎｇＡｐｐａｒａｔｕｓ）　Ｊは７オーク
リフトに用いる計量装置を開示する。計量装置は積み荷
を載せる計量板を含む。３個のロードセルが計量板に係
合する。ロードセルを接続するラインは３角形を画成ず
る。

本発明に係る車輌用計量装置は積み荷を担持するタイン
を含む。各タインの上には、積み荷の運動方向に隔置さ
れて機械的に分離されている衝撃傾斜台と計量用積み荷
支持板とがある。各衝撃傾斜台は、タイン上の積み荷の
進行方向に見て、連合する計量用積み荷支持板の前方に
配設される。

ロードセルはそれぞれ連合する計量用積み荷支持板の計
量作用に応答する。積み荷が計量用積み荷支持板に向っ
て動くにつれて、積み荷が計量用積み荷支持板上に進行
する前に、積ｈ荷がタインの前部の上を移動することか
ら生ずる過度の力を衝撃傾斜台が減衰させ吸収する。そ
の結果、ロードセルは過度の衝撃及び／又は力を受けな
い。

本発明の第１の目的は、タイン等を有する車輌のための
、積み荷の重量を表わす電気信号を発生するロードセル
を使用し、そのロードセルが過度の衝撃及び／又は力を
受けない計量装置を与えることである。

本発明のいま一つの目的は、タイン等を有する車輌のた
めの、積み荷の重量を表わす電気信号を発生するロード
セルを使用し、ロードセルが積み荷の重量に応答する前
に過度の衝撃及び／又は力の事前減衰又は事前吸収が行
われる計量装置を与えることである。

積み荷の計量中にロードセルが応答する、計量装置の計
量用積み荷支持板が、過度の衝撃及び／又は力の事前減
衰及び事前吸収によって、ロードセルを損傷する可能性
のある過度の衝撃及び／又は力を受けないこと、が本発
明の一特徴である。

計量用積み荷支持板の計量作用に応答するロードセルに
かかる破壊的衝撃及び／又は力を減ずるように、計量用
積み荷支持板上に積み荷が進行する前に過度の衝撃及び
／又は力を減衰し吸収するために、衝撃傾斜台が計量用
積み荷支持板から隔置され機械的に分離されていること
、が本発明のいま一つの特徴である。

過度の衝撃及び／又は力がロードセルに機械的に伝達さ
れるのを防止するために、背後に衝撃吸収装置が隔置さ
れた後部止め板を使用すること、が本発明のいま一つの
特徴である。

口−ドセルを過度の衝撃及び／又は力から保護するため
に、車輌上に据付けられ、後部止め板の背後に配設され
、該止め板から隔置される衝撃吸収装置を使用すること
、が本発明のいま一つの特徴である。

以下、本願発明に係る好ましい実施例について説明する
。

第１図ないし第５図には、適当なパレットトラック又は
パレットジャッキ（１５）に据付けられた、本発明を具
体化する計量装置（ｌＯ）を示す。図示の計量装ｉｔ　
（１０）は例示の実施例では適当なパレットトラック又
はパレットジャッキ（１５）の上に据付けられているが
、積み荷を搬送するための、そして望ましい実施例にお
いては、パレットに支持又は担持される積み荷を搬送す
るための、タイン又はフォークを有する適当なフォーク
リフト、パレットリ７ト、トラックリフト又は任意の適
当な車輌に、この計量装置（１０）を据付けることがで
きるであろうことは明らかである。例示の実施例におい
て、パレットトラック（１５）はパレットに載った積み
荷を動かすためのタイン（１６．１７）を含む。例示の
実施例において、タイン（１６．１７）の各々は、水平
部材と、端末に水平７ランジを有する、下垂する側方部
材と、をもって形或される（第５図）。パレットトラッ
ク（１５）はタイン（１６．１７）を持ち上げるための
従来型の油圧装置（図示せず）を含む。

タイン（１６．１７）を上昇ざせると、パレット上の積
み荷が持ち上って運搬される。車輪（２０）は地上でタ
イン（１６．１７）を支持し、連合する連結機構が油圧
装置の作動に応じてタイン（１６．１７）の上げ下げを
生じさせる。従来の態様で、持ち上げて遠隔現場に運搬
すべき積み荷が載せられるパレットの下側に形戒される
平行なみぞの中にタイン（１６．１７）が挿入される。

それぞれナット及びボルトのような機械的装置によって
据付板（２１ａ〜２４ａ）に据付けられる複数のロード
セル（２１〜２４）を計量装置（１０）が有する。据付
板（２１ａ．２２ａ）の方はタイン（１６）の７ランジ
の下側にボルト止めされる（第５図）。同様に、据付板
（２３ａ，２４ａ）はタイン（１７）のフランジの下側
にボルト止めされる。

望ましい実施例では、２個のロードセル（２１．２２）
はそれぞれ据付板（２１ａ．２２ａ）によってタイン（
１６）上に据付けられている。同様に、２個のロードセ
ル（２３．２４）はそれぞれ据付板（２３ａ，２４ａ）
によってタイン（１７）上に据付けられている。例示の
実施例において、ロードｌル（２１〜２４）は、パレッ
トトラック（１５）に据付けられた適当な重量計（１８
）（第ＩｒＩ！Ｊ）から、公知の態様で励起電流を受け
る。

計量される荷物に応じた、ロードセル（２１〜２４）か
らの出力信号は、公知の態様で重量計（１８）に送られ
る。ついで、重量計（１８）は従来の公知の態様で荷物
の重量を表示する。望ましい実施例では、ロードセル（
２１〜２４）はひずみ計型である。重量計（１８）はパ
レットトラック（１５）の操向車輪（１９）の付近にあ
る。

それぞれロードセル（２１〜２４）の上方に、モしてタ
イン（１６．１７）に形威された適当な開口部の中に、
緩？＃器（２５〜２８）が配設されている（第１図、第
２図及び第４図〜第６図）。緩衝器（２５〜２８）はそ
れぞれ上板（３０ａ〜３３ａ）と下板（３０ｂ　〜３３
ｂ）との間にサンドイッチ状に挟まれた衝撃吸収パッド
（３０〜３３）をそれぞれ含む（第２図及び第４図〜第
６図）。例示の実施例では、緩衝器（２５〜２８）の各
パッドは硬質ゴム円板から成る。望ましい実施例におい
て、緩衝器（２５〜２８）はそれぞれナット及びボルト
（３０ｃ〜３３ｃ）により一体構造として結合される。

緩衝器（２５．２６）はタイン（１６）の水平部材の上
方に延在し、緩衝器（２７．２８）はタイン（１７）の
水平部材の上方に延在する。緩衝器（２５〜２８）は、
従来の公知の態様で、計量される荷重を表わす電気信号
を重量計に発信するために、それぞれ荷重力をロードセ
ル（２１〜２４）に伝える媒体を与える。そのうえ、緩
衝器（２５〜２８）はロードセル（２１〜２４）の有効
寿命を延ばすために、ロードセルに伝わる衝撃を吸収す
る。

計量台、つまＶ積み荷支持板（４０）の水平板（４０ａ
）が緩衝Ｗ＃（２５．２６）の上方に接触して配設され
る（第２図〜第５図）。計量台、つまり積み荷支持板（
４ｌ）の水平板（４１ａ）が緩衝器（２７．２８）の上
方に接触して配設される。計量用積み荷支持板（４０）
の垂直板（４０ｂ）はタイン（１６）の内方側にそって
、連合する水平板（４０ａ）から垂下する（第５図）。

計量用積み荷支持板（４ｌ）の垂直板（４ｌｂ）はタイ
ン（１７）の内方側にそって、連合する水平板（４１ａ
）から垂下する．例示の実施例では、それぞれの計量用
積み荷支持板の連合する水平板と垂直板は溶接結合され
る。

計量用積み荷支持板（４０．４１）は軟鋼のような適当
な材料から作られる。

水平板（４０ａ）は緩衝Ｓ（２５．２６）の上方で皿も
みされている。ねじ（４２．４３）はテーバ頭部を形戊
され、計量用積み荷支持板（４０）の連合する皿もみ穴
を通して延在する．！ｌ衝器（２５．２６）の上板（３
０ａ，３１ａ）の内ねじを切られたハブ（４６．４７）
にねじ係合することによって、ねじ（４２．４３）は計
量用積み荷支持板（４０）を緩衝器（２５．２６）に結
合する（第５図及び第６図）。

ねじ（４２ａ．４３ａ）は反対向きにそれぞれ軸方向に
ねじ（４２．４３）と整合する。ねじ（４２ａ）はロー
ドセル（２１）に形或された孔腔により固定され、緩衝
器（２５）のハブ（４６）にねじ係合する。同様に、ね
じ（４３ａ）はロードセル（２２）に形戊された孔腔に
より固定され、緩衝器（２６）のハブ（４７）にねじ係
合する。

この仕組みによって、ねじ（４２ａ，４３ａ）はそれぞ
れロードセル（２１．２２）を緩衝器（２５．２６）に
結合する。

よって計量用積み荷支持板（４０）は緩衝器（２５．２
６）に結合され、緩衝器（２ｇ一〇）はロードセル（２
１．２２）に結合される。

水平板（４１ａ）は緩衝器（２７．２８）の上方で皿も
みされている。ねじ（４４．４５）はテーバ頭部を形成
され、計量用積み荷支持板（旧）の連合する皿もみ穴を
通して延在する。緩衝器（２７．２８）の上板（３２ａ
．３３ａ）の内ねじを切られたハブ（４８．４９）にね
じ係合することにＪ：り、ねじ（４４．４５）は計量用
積み荷支持板（４１）を緩衝器（２７．２８）に結合す
る（第２図、第４図及び第５図）。

ねじ（４４ａ，４５ａ）は反対向きで、それぞれねじ（
４４，４５）と軸方向に整合する。ねじ（４４ａ）はロ
ードセル（２３）に形或された孔腔によって固定され、
緩衝器（２７）のハブ（４８）にねじ係合する。同様に
、ねじ（４５ａ）はロードセル（２４）＃こ形戊された
孔腔によって固定され、緩衝器（２８）のハブ（４９）
にねじ係合する。この仕組みにより、ねじ（４４ａ．４
５ａ）はロードセル（２３．２４）を緩衝器（２７．２
８）に結合する。よって計量用積み荷支持板（４ｌ）は
緩衝器（２７．２８）に結合され、緩衝器（２７．２８
）はロードセル（２３．２４）に結合される（第２図、
第４図及び第５図）。

計量用積み荷支持板（４０．４１）は連合する緩衝器（
２５〜２８）及び連合するａ−ドセル（２１〜２４）を
介して垂直運動自在に支持される。ロードセル（２１〜
２４）の下端は前記の態様で、連合する据付板（２１ａ
〜２４ａ）を介して連合するタイン（１６．１７）に固
定結合される。

よって、計量用積み荷支持板（４０．４１）の水平板上
の積み荷は計量用積み荷支持板（４０．４１）を押し下
げることになる。ロードセル（２１〜２４）は計量用積
み荷支持板（４０．４１）の押し下げに応答して、公知
の従来の態様で、ロードセル（２１〜２４）が、計量さ
れる積み荷を表わす電気信号の変化を重量計に発信する
ようにする。

後部止め板（５０）が計量装ｉｔ　（１０）を横切って
配設され、例えば溶接によって、計量用積み荷支持板（
４０．４１）の後壁に結合される。望ましい実施例にお
いて、後部止め板（５０）は軟鋼から作られた高剛性部
材である。パレットトラック（１５）の操縦者が計量の
ために積み荷を進行させる時、積み荷は後部止め板（５
０）に接触するまで後方に付勢される。

計量精度を上げるために、後部止め板（５０）は計量用
積み荷支持板（４０．４１）に機械的に結合されている
のみであり、バレッｌ−　１−ラック（１５）には機械
的に結合されていない（第２図）。そのうえ、後部止め
板（５０）は計量用積み荷支持板（４０．４１）を檎状
に連結して、計量装置（１０）に剛性を付加する。

ロードセル（２１〜２４）をさらに過度の力及び衝撃か
ら保護するために、計量用積み荷支持板（４０．４１）
上を進行する、積み荷の載ったパレットの移動方向に見
て、後部止め板（５０）の背後に後部止め板（５０）か
ら隔置関係に衝撃吸収装置、つまり緩衝バンパー（５１
．５２）がパレットトラック（１５）に取付けられてい
る（第１図及び第２図）。衝撃吸収装置（５１．５２）
は後部止め板（５０）に対面して硬質ゴムから作られ、
パレットトラック（１５）に結合される金属ハウジング
の中に取付けられる。

衝撃吸収装置（５１．５２）は後部止め板（５０）から
隔置されているので正常な運転状況の下では両者間の機
械的干渉は起きず、しかも、計量用積み荷支持板（４０
．４１）及び後部止″め板（５０）にかかる過度の力は
衝撃吸収装置（５１．５２）によって減衰又は吸収され
て、ロードセル（２１〜２４）にかかる過度の衝撃及び
／又は力を減ずる。

矢印（５９）　（第１１１！Ｉおよび第２図）に示され
るように、タイン（１６．１７）上の積み荷の移動方向
に見て、計量用積み荷支持板（４０．４１）の前方に衝
撃傾斜台（６０．６１）がそれぞれ配設される（第ｌ図
ないし第３図）。衝撃傾斜台（６０．６１）は、ナット
とボルトのような適当な．装置によって、それぞれタイ
ン（１６．１７）の上面に結合される。例示的実施例に
おいて、傾斜台（６０．６１）は軟鋼のような適当な材
料でできた中空でないブロックである。

傾斜台（６０．６１）の前部（６Ｑａ，６１ａ）はそれ
ぞれタイン（１６．１７）の上面より僅かに立上ってい
る。積み荷の載っｔ；パレットは計量用積み荷支持板（
４０．４１）に向う移動において、それぞれの傾斜台（
６０．６１）の傾斜部（６０ｂ．６ｌｂ）を進むにつれ
て持ち上げられる。その後、進行するパレットは計量用
積み荷支持板（４０．４１）上への移動において、傾斜
台（６０．６１）の平らな水平部（６０ｃ．６−ｒｅ）
を移動する。

計量用積み荷支持板（４０．４１）の垂直前部（６２．
６３）はそれぞれ傾斜台（６０．６１）の水平部（６０
ｃ．６１ｃ）より僅かに高い。計量用積み荷支持板（４
０．４１）の傾斜付き前部（６２ａ　．　８３ａ）はそ
れぞれ傾斜台（６０．６１）の水平部（６０ｃ，６１ｃ
）よりも高くなっていて、積み荷の載ったパレットがそ
れぞれ計量用積み荷支持板（４０．４１）の平らな水平
部材（４０ａ．４１ａ）上に移動するのを容易にしてい
る。積み荷の載ったパレットは計量用積み荷支持板（４
０．４１）上を進み続けて、最後にパレットは後部止め
板（５０）に接触する。矢印（５９）が示すように、積
み荷の載ったパレットがタイン（１６．１７）上を進行
する方向に見て、衝撃傾斜台（６０．６１）の後端は計
量用積み荷支持板（４０．４１）の前端から隔置されて
いる。傾斜台（６０．６１）はそれぞれ計量用積み荷支
持板（４０．４１）に機械的に結合されていない。

傾斜台（６０．６１）は、計量用積み荷支持板（４０．
４１）の前縁にかかる筈の過度の衝撃及び／又は力の伝
達を減ずることにより、ロードセル（２１〜２４）への
損傷及び重量読取り誤差を少なくするのに役立つ。

計量用積み荷支持板（４０．４１）は重量読取りの誤り
を少なくするために、荷重によるたわみの大きさを最小
限にするように構成される。Ｌ字形の積み荷支持板（４
０．４１）はその水平部材（４０ａ，４１ａ）が強固な
後部止め板（５０）に溶接され、連合する水平部材と垂
直部材が溶接結合されて、積み荷支持板（４０．４１）
ヲ介してロードセル（２１〜２４）にかかる計量モーメ
ントの適用態様を良くし、重量読取りをより正確にする
。

積み荷の載ったパレットは後部止め板（５０）に係合す
るまで、計量用積み荷支持板（４０．４１）上を進行す
る。パレットとそれに載る積み荷は計量用積み荷支持板
（４０．４１）を押し下げることになる。ロードセル（
２１〜２４）は連合する計量用積み荷支持板（４０．４
１）の下降運動に反応して、パレットとそれに載る積み
荷の重量を表わす電気信号の変化を発信する。

第７図に、計量用積み荷支持板（４０）の下方に配設さ
れるロードセル組立体（６５）が図解される。

般に複数のロードセル組立体（６５）が計量用積み荷支
持板（４０）の下方に配設される。計量用積み荷支持板
（４１）にも同様のロードセル組立体（６５）の配置が
設けられる。各ロードセル組立体（６５）は適当なロー
ドセル（６６）を含み、積み荷の載るパレットが計量用
積み荷支持板（４０．４１）上に進行する時、このロー
ドセル（６６）が連合する計量用積み荷支持板（４０．
４１）の押し下げに応答して、パレットとそれに載る積
み荷の重量を表わす信号の変化を発信する。

各ロードセル組立体（６５）は緩衝器（８０）を含む。

各緩衝器（８０）は計量用積み荷支持板（４０）の水平
部材（４０ａ）に接触する上板（６７）を含む。各緩衝
器（８０）には、ロードセル（６６）の上面に接触する
下板（６８）も含まれる。上板（６７）と下板（６８）
の間に、硬質ゴムのような適当な材料でできた円環形衝
撃吸収パッド（８ｌ）が配設される。適当なボルト（７
０）が上板（６７）と下板（６８）と衝撃吸収パッド（
８ｌ）を結合して一体構造とする。円筒管（７０ｅ）が
各ボルト（７０）を包囲する。計量用積み荷支持板（４
０）を緩衝器（８０）に結合するｔ；めに、ねし（７５
）が計量用積み荷支持板（４０）の水平部’１４’　（
４　０　ａ　）の皿穴に受承されて、緩衝器（８０）の
上板（６７）にねじ係合する。ねじ（７５）はそのテー
パ頭部が計量用積み荷支持板（４０）の水平部材（４０
ａ）に形成される皿穴に着座するので、ねじの頭部は水
平部材（４０ａ）の上面と面−（つらいも）になってい
る。

反対向きのねじ（７６）がロードセル（６６）にある孔
腔に受承されて、緩衝器（８０）の下板（６８）の内ね
じを切られたハブにねじ係合する。ロードセル（６６）
の下部は前記の態様で、据付板（２３ａ）を介してタイ
ン（１７）に結合される。よって、計量用積み荷支持板
（４０）は緩衝器（８０）の上板に結合される。反対側
の緩衝器（８０）の下板はロードセル（６６）に結合さ
れる。ロードセル（６６）は据付板（２３ａ）を介して
タイン（１７）に結合される。

上板（６７）と下板（６８）の向い合せのくぼみ区域は
その周囲に沿って円環形開口部（７ｌ）を画戊し、その
中に円環形衝撃吸収パッド（８ｌ）が配設される。

緩衝器（８０）は過度の衝撃及び／又は力からロードセ
ル（６６）を保護する役目を果す。そのうえ、緩衝器（
８０）は荷重力をロードセル（６６）に伝達する媒体を
与える。計量用積み荷支持板上を進行する積み荷の載っ
たパレットから集中的で一様に下向きの態様で発生する
、横力さえ含む全ての力を伝達する多重方向可動継手と
してもこの緩衝器（８０）が働く。この目的に沿うよう
に、ナット（７０ａ）が各ボルト（７０）の自由端にね
じ係合する。下板（６８）と各ナット（７０ａ）の間に
座金（７０ｂ）とロック部材（７０ｃ）がある。各座金
（７０ｂ）と下板（６８）の間に小さな隙間が存在する
。

積み荷を載せたパレットは後部止め板（５０）に係合す
るまで、計量用積み荷支持板（４０．４１）の」二を進
行する。パレットとそれに載る積み荷は計量用積み荷支
持板（４０．４１）を押し下げ、又はかたよらせる。ロ
ードセル（６６）は連合する計量用積み荷支持板（４０
．４１）の下降運動に反応して、パレット及びそれに載
る積み荷の重量を表わす電気信号の変化を発信する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、下方に取付−ｊすられたロードセルを図解す
るために切断除去されｔ；計量用積み荷支持板を有する
パレットトラックに据付けられた、本発明を具体化する
計量装置の略式平面図、第２図は、ロードセルとその据
付け部を図解するために、タインの一部が切断除去され
た、第１図に示す計量装置とパレットトラックの一部断
面側面図、第３図は、第１図及び第２図に示す計量装置とパレット
の縮尺略式斜視図、第４図は、第ｌ図ないし第３図に示す計量装置に使用さ
れるタイン、ロードセル及び計量用積み荷支持板の拡大
切断斜視図、第５図は、特にロードセルとその据付け部を図解する。第ｌ図の５−５１にそう拡大垂直断面図、第６図は、第１図ないし第５図に示す計量装置に使用さ
れる計量用積み荷支持板と共にロードセルと緩衝器の、
部分的に正面図を示す、拡大略式垂直断面図、第７図は、第１図、第２図、並びに第４図ないし第６図
に示すａ〜ドセルとその据付け部の変形であって、第１
図ないし第３図に示す計量装置に使用するようにし得る
ロードセルと据付け部の、部分的に正面図を示す略式垂
直断面図である。ＩＯ・・・計量装Ｒ　　　　１５・・・パレットトラッ
ク１６．１７・・・タイン　　　２１〜２４・・・ロー
ドセル２５〜２８・・・緩衝器４０．４１・・・計量用積み荷支持板（計量台）５０・
・・後部止め板　　５２・・・緩衝吸収装置６１・・・
傾斜台　　　　６５・・・ロードセル組立体特許出願代
理人

Claims

【特許請求の範囲】１（ａ）積み荷に応答して運動自在であり、積み荷の進
行方向に見て前端と後端を有する計量台、（ｂ）前記計量台の下方に支持され、前記計量台上の積
み荷の重量を表わす電気信号を発するように前記計量台
の運動に応答自在である、少なくとも１個のロードセル
、（ｃ）前記計量台に向って進む積み荷によって生ずる過
度の力を減衰させるように前記計量台の前端の前方に隔
置されてタイン上に据付けられる傾斜台であって、進行
する積み荷によって生ずる過度の力を減衰させて前記計
量台への過度の力の伝達を減ずるように前記計量台から
機械的に分離されている傾斜台；を有する、タイン等を有する車輌のための計量装置。２　前記計量台に対する前記積み荷の運動を制限し、か
つ前記計量台の剛性を高めるように、前記計量台の後端
に結合された後部止め板を有する、請求項１記載の計量
装置。３　前記後部止め板にかかる過度の力によって生ずる、
前記後部止め板への過度の衝撃を吸収するように、積み
荷の進行方向に前記後部止め板から隔置される少なくと
も１個の衝撃吸収装置を有する、請求項２記載の計量装
置。４　前記ロードセルを過度の力から保護し、かつ前記ロ
ードセルに前記計量台から力を伝達する媒体を与えるよ
うに、前記計量台の下方、かつ前記ロードセルの上方に
配設される緩衝器を有する、請求項１記載の計量装置。５　金属板の間に機械的に結合された１層の衝撃吸収材
を前記緩衝器が有する、請求項４記載の計量装置。６　前記ロードセルを過度の力から保護するために、前
記計量台の下方、かつ前記ロードセルの上方に配設され
た緩衝器を有する、請求項３記載の計量装置。７　金属板の間に機械的に結合された１層の衝撃吸収材
を前記緩衝器が有する、請求項６記載の計量装置。８　前記タインは上面を有し、前記傾斜台は積み荷の進
行方向に見て前端と後端を含み、前記傾斜台は：（ａ）前記前端にて前記タイン上面から上方に延在する
ほぼ垂直な壁、（ｂ）傾斜台上を進行する積み荷を持ち上げるように、
前記ほぼ垂直な壁から前記後端に向って延在する傾斜面
、（ｃ）前記傾斜面から前記後端に向って延在するほぼ水
平な面；を含んでいる、請求項１記載の計量装置。９　前記計量台は：（ａ）その前端にて、前記タインの上面を通る平面から
上方に延在するほぼ垂直な壁、（ｂ）前記ほぼ垂直な壁から前記計量台の前記後端に向
って延在し、前記傾斜台の前記ほぼ水平な面よりも高い
位置にある傾斜面、（ｃ）前記計量台傾斜面から前記計量台後端に向って延
在し、前記傾斜台の前記ほぼ水平な面よりも高い位置に
あり、前記積み荷の計量中に前記積み荷が配設されるほ
ぼ水平な面：を含んでいる、請求項８記載の計量装置。１０　前記タインは上面を有し、前記傾斜台は積み荷の
進行方向に見て前端と後端を有し、前記傾斜台は：（ａ）その前端にて、前記タインの上面から上方に延在
するほぼ垂直な壁、（ｂ）傾斜台上を進行する積み荷を持ち上げるように、
前記ほぼ垂直な壁から前記後端に向って延在する傾斜面
、（ｃ）前記傾斜面から前記後端に向って延在する、ほぼ
水平な面；を含んでいる、請求項７記載の計量装置。１１　前記計量台は：（ａ）その前端にて、前記タインの上面を通過する平面
から上方に延在する、ほぼ垂直な壁、（ｂ）前記ほぼ垂直な壁から前記計量台後端に向って延
在し、前記傾斜台の前記ほぼ水平な面よりも高い位置に
ある、傾斜面、（ｃ）前記計量台傾斜面から前記計量台後端に向って延
在し、前記傾斜台の前記ほぼ水平な面よりも高い位置に
あり、前記積み荷の計量中に前記積み荷が配設されるほ
ぼ水平な面；を有している、請求項１０記載の計量装置。１２　積み荷を載せたパレットを計量するために、パレ
ットトラック等に用いる計量装置であって：（ａ）積み荷を載せたパレットに応答して運動自在であ
り、各々が前記積み荷を載せたパレットの進行方向に見
て前端と後端を有する、隔置関係にある複数の計量用積
み荷支持板、（ｂ）それぞれ前記計量用積み荷支持板の下方に配設さ
れ、前記積み荷を載せたパレットの重量を表わす電気信
号の変化を発信するために前記計量用積み荷支持板の運
動に応答自在である、複数のロードセル、（ｃ）前記計量用積み荷支持板に向って進む前記積み荷
を載せたパレットの過度の力を減衰するように、前記計
量用積み荷支持板の前方にそれぞれ隔置されてそれぞれ
前記タイン上に据付けられた複数の傾斜台であって、進
行する積み荷によって生ずる過度の力を減衰して前記計
量用積み荷支持板への過度の力の伝達を無くするように
、前記連合する計量用積み荷支持板からそれぞれ機械的
に各々が分離されている傾斜台；を有する計量装置。１３　前記計量用積み荷支持板に対する、前記積み荷を
載せたパレットの運動を制限し、かつ前記計量用積み荷
支持板の剛性を高めるために、前記計量用積み荷支持板
の後端に結合された後部止め板を有する、請求項１２記
載の計量装置。１４　前記後部止め板にかかる過度の力による前記後部
止め板への過度の衝撃を吸収するように、前記パレット
の進行方向に前記後部止め板から隔置された少なくとも
１個の衝撃吸収装置を有する請求項１３記載の計量装置
。１５　前記ロードセルを過度の力から保護するために連
合する前記計量用積み荷支持板の下方に、かつ連合する
前記ロードセルの上方に配設される、前記ロードセルの
各々につき１個の緩衝器を有する、請求項１２記載の計
量装置。１６　前記緩衝器の各々は金属板の間に機械的に結合さ
れる１層の衝撃吸収材を含む、請求項１５記載の計量装
置。１７　前記ロードセルを過度の力から保護するために、
連合する前記計量用積み荷支持板の下方に、かつ連合す
る前記ロードセルの上方に配設される、前記ロードセル
の各々につき１個の緩衝器を有する、請求項１４記載の
計量装置。１８　前記緩衝器の各々は金属板の間に機械的に結合さ
れる１層の衝撃吸収材を含む、請求項１７記載の計量装
置。１９　前記タインの各々は上面を有し、前記傾斜台の各
々はパレットの進行方向に見て前端と後端を有し、前記
傾斜台の各々は：（ａ）前記前端にて、連合する前記タインの上面から上
方に延在する、ほぼ垂直な壁、（ｂ）前記傾斜台上を進行する積み荷を持ち上げるため
に、連合する前記ほぼ垂直な壁から連合する前記傾斜台
後端に向って延在する傾斜面、（ｃ）連合する前記傾斜面から連合する前記傾斜台後端
に向って延在する、ほぼ水平な面；を含んでいる、請求
項１２記載の計量装置。２０　前記計量用積み荷支持板の各々は：（ａ）前記前端にて、連合する前記タインの上面を通る
平面から上方に延在する、ほぼ垂直な壁、（ｂ）連合する前記ほぼ垂直の壁から連合する計量用積
み荷支持板後端に向って延在し、連合する前記傾斜台の
連合する前記ほぼ水平な面よりも高い位置にある傾斜面
、（ｃ）連合する前記傾斜表面から連合する前記計量用積
み荷支持板後端に向って延在し、連合する前記傾斜台の
ほぼ水平な面よりも高い位置にあり、前記積み荷の載っ
たパレットの計量中に前記積み荷の載ったパレットが配
設される、ほぼ水平な面；を有する、請求項１９記載の計量装置。２１　タイン等を有する車輌のための計量装置であって
：（ａ）積み荷に応答して運動自在であり、前記積み荷の
進行方向に見て前端と後端を有している計量台、（ｂ）前記計量台上の前記積み荷の重量を表わす電気信
号を発信するように、前記計量台の下方に支持されて、
前記計量台の運動に応答自在の少なくとも１個のロード
セル、（ｃ）前記計量台の下方に、かつ前記ロードセルの上方
に配設されて前記ロードセルを過度の力から保護し、ま
た前記計量台から前記ロードセルへ前記力を伝達するた
めの、金属板の間に１層の衝撃吸収材を含んでいる緩衝
器、（ｄ）前記金属板の間に前記衝撃吸収材を機械的に結合
する装置；を有する計量装置。２２　前記結合装置は：（ａ）前記衝撃吸収材と前記板とを通して延在する自由
端を有するボルト、（ｂ）前記ボルトの自由端にねじ係合して配設され、前
記板のうち、隣接する板との間に隙間を画成して前記緩
衝器に多重方向運動を持たせるように、前記隣接する板
から隔置されたナット；を含んでいる、請求項２１記載の計量装置。２３　前記隙間の中に回り止め座金を有する、請求項２
２記載の計量装置。