JPH0326778Y2 - - Google Patents

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JPH0326778Y2
JPH0326778Y2 JP1984161082U JP16108284U JPH0326778Y2 JP H0326778 Y2 JPH0326778 Y2 JP H0326778Y2 JP 1984161082 U JP1984161082 U JP 1984161082U JP 16108284 U JP16108284 U JP 16108284U JP H0326778 Y2 JPH0326778 Y2 JP H0326778Y2
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battery
case
charger
charging
rechargeable battery
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ソーラーバツテリと可充電バツテリ
とを同一ケース内に収納し、該ソーラーバツテ
リ、可充電バツテリのいずれからも充電用電流を
取り出すことができるようにした構造の玩具等用
充電器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、可充電バツテリと、この可充電バツテリ
からの電流により作動する駆動部とを備えた走行
玩具等の充電式駆動玩具では、前記可充電バツテ
リの放電能力が低下した場合、乾電池による充電
操作が行われている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、乾電池は消耗品であり、日用品
として一般に使用されている懐中電燈用の場合と
異なり乾電池を動力用に使つた場合は、たとえ玩
具用であつても消費電力は相当大きなものである
ため、極く短時間のうちに放電能力を失つてしま
い、かなりの高頻度で乾電池を新品と交換しなけ
ればならず、このため予備品を購入しておいた
り、特に屋外で長時間走行玩具を走らせたりする
ためには予備品を携帯しなければならないなどの
面倒さがある。
また、このようにして使い捨てられる乾電池は
深刻な公害発生源となり、その処理・処分に窮し
ているのが現状である。
本考案は、従来のものの上記問題点を排除した
充電器を安に提供することを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、受光面に対面して設けたソーラーバ
ツテリと充電バツテリとを直方体状のケースに収
納し、該ケースを状のスタンドホルダーの対向
柱状部間に枢着して回動起伏可能かつ、該スタン
ドホルダーに収納可能となすと共に、該スタンド
ホルダーには前記ソーラーバツテリの受光面を防
護しうる開閉蓋を設け、充電操作用スイツチと充
電用プラグとを直列に接続すると共にこれらに前
記ソーラーバツテリと可充電バツテリを並列に接
続してなり、前記充電操作用スイツチは前記ケー
スに設け、前記充電用プラグはコードを介してケ
ースに接続したことを特徴とする玩具等用充電器
である。
前記ソーラーバツテリとしてはアモルフアス型
のものを使用するのが経済的で好ましいが、高効
率のシリコン型等の従来公知のものを適用するこ
とができる。
前記充電器及び充電式駆動玩具に設けられる可
充電バツテリとしては鉛蓄電池を使用してもよい
がニツケルカドミウム電池がより好ましく、ま
た、ソーラーバツテリと前記可充電バツテリの各
容量すなわち起電力(複数個の場合、合計値)間
にバランスをとること具体的にソーラーバツテ
リ、充電器側の可充電バツテリ、駆動玩具側の可
充電バツテリの容量をそれぞれV1,V2,V3した
ときにV1>V2>V3とすることが極めて好まし
い。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、
充電器1は、ソーラーバツテリ2としてアモルフ
アス型で容量0.5Vのもの8個と、可充電バツテ
リ3として容量1.25Vのニツケルカドミウム電池
2個とを底浅で直方体のケース1aに収納した充
電器本体1bを、タバコケース大で状に形成さ
れ厚さがケース1aの深さよりわずかに大きいス
タンドホルダー10の対向柱状部101,101
先端部間に回動起伏可能に枢着して構成されてい
る。したがつてこの充電器1ではケース1aを回
動操作して第1図に示すようにスタンドホルダー
10から突出させ該ケース1aを傾斜起立させる
ことにより、ソーラーバツテリ2の受光面21
可及的効率良く太陽光線の照射を受けることがで
きるようにセツトすることが可能であり、しかも
所望の場所に安定した姿勢で傾斜起立させること
ができるし、第2図に示すようにケース1aをス
タンドホルダー10内にコンパクトな形に収納す
ることも可能である。
前記ケース1aの表面側はソーラーバツテリ2,
2……の受光面21となつており、第2図に、示
すように受光面21を損傷事故から守るための長
方形の防護用板体でである開閉蓋11がスタンド
ホルダー10の内周面に形成した溝部(図示せ
ず)に摺動自在に設けられ、さらに、ケース1a
の頂部には後記する押しボタンスイツチ7が、ケ
ース1aの裏面側には可充電バツテリ3を所望に
より取出し交換するための蓋板(図示せず)がそ
れぞれ設けてある。
しかして、充電器1の電気回路は第3図に示す
とおりで、互いに直列に接続した複数のソーラー
バツテリ2,2……と、互いに直列に接続した複
数の可充電バツテリ3,3とを備え、最大電流値
設定用の抵抗器6、充電操作用スイツチとしての
押しボタンスイツチ7及び充電用プラグ9が直列
に接続されていると共に、これら抵抗器6乃至充
電用プラグ9に前記ソーラーバツテリ群、可充電
バツテリ群が並列に接続されている。
なお、第1図乃至第3図において4はバツテリ
ホルダー、5は逆流止め用ダイオード、8はコー
ドであり、前記充電用プラグ9は該コード8を介
してケース1aに接続されている。21は後述す
る充電式走行玩具、22は該走行玩具に設けた可
充電バツテリであつて容量1.25Vのニツケルカド
ミウム電池としたもの、23は充電用プラグ9と
接続可能な充電用ソケツトである。
したがつて、この実施例では前記V1,V2及び
V3の比は4.0V:2.5V:1.25Vとなつているが、可
充電バツテリ22の(総)容量を1.25Vに固定し
た場合、ソーラーバツテリ2,2……の総容量は
3.5〜4.0Vの範囲内で任意に設定でき、2個の可
充電バツテリ3,3の代わりに容量2Vの鉛蓄電
池1個を使用することも可能である。
このように構成した充電器1は、例えば電気回
路が第4図に示される充電式走行玩具21の充電
用に使用される。この走行玩具21はモータ25
と、このモータ25に通電可能に連絡された前記
可充電バツテリ22と、この可充電バツテリ22
に充電器1により充電するための前記充電用ソケ
ツト23と、これらモータ25、可充電バツテリ
22及び充電用ソケツト23を含む電気回路を
「走行」(「ON」)及び「充電」(「CHG」)に切り
換えられる切替スイツチ24等を備えて構成され
ている。なお、26はモータ25に取り付けられ
た駆動軸、27は走行玩具21に直接取り付けら
れた従動軸、28は車輪である。
次に、上記充電器1及び走行玩具21の作用に
ついて説明すると、まず充電器1の可充電バツテ
リ3に充電を行うに当たつては、開閉蓋11を取
り外しケース1aをスタンドホルダー10に対し
所定角度回動して起立させ太陽光線が可及的有効
にソーラーバツテリ2の受光面21に照射するよ
うに充電器1をセツトする。
そして、この充電器1により走行玩具21の可
充電バツテリ22に充電を行うに際しては、充電
用ソケツト23に充電用プラグ9を接続し、予め
切替スイツチ24を「CHG」(充電)に切り換え
てから押しボタンスイツチ7を押せばよく、該ス
イツチ7の押圧時間に対応した量の電気が充電さ
れる。
この場合、ソーラーバツテリ2により可充電バ
ツテリ3の充電が飽和しており、かつ受光面21
に太陽光線が照しているときはソーラーバツテリ
2から直接充電がなされ、照射していないときに
は可充電バツテリ3により充電が行われる。すな
わち、一旦可充電バツテリ3への充電が完了して
いれば、天候が悪化したり充電器1を屋内に移動
したときでも、そのまま可充電バツテリ22への
充電が行える利点がある。
かくして可充電バツテリ22の充電を完了し充
電用プラグ9を外したのちには、切替スイツチ2
4を「ON」(走行)に切り換えれば、モータ2
5が回転し走行玩具21が走行することになる。
なお、前記スタンドホルダー10に金具等を着
脱自在に取り付けて充電器1をズボンのベルト等
に係脱できるようにすれば携帯に極めて便利であ
る。
〔考案の効果〕
本考案の充電器によれば乾電池を使用すること
なく充電操作が可能であり、したがつて使い捨て
の乾電池が発生することなく省資源、省エネルギ
ー上の効果と共に公害問題の発生を予防しうる効
果があり、ソーラーバツテリと可充電バツテリツ
テを並列接続したので所定時間ソーラーバツテリ
を使用することにより屋内あるいは夜間でも長時
間、充電式玩具を作動させることができ、ケース
を直方体状として状のスタンドホルダーに回動
起伏可能かつ収納可能に構成したので、充電器を
安定した姿勢で傾斜起立させてソーラーバツテリ
受光面の太陽光線受光効率を高くとることができ
ると共に、ソーラーバツテリを使用しないときに
は充電器をコンパクトな形で携帯することが可能
であり、前記受光面防護用の開閉蓋を設けたので
受光面の損傷事故も未然に防止することができる
など、多大の実益をもたらすことである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し第1図は斜視図、
第2図は開閉蓋を装着した状態の斜視図、第3図
は充電器の電気回路図、第4図は走行玩具の電気
回路図である。 1……充電器、1a……ケース、1b……充電器
本体、2……ソーラーバツテリ、21……受光面、
3……可充電バツテリ、4……バツテリホルダ
ー、5……ダイオード、6……抵抗器、7……押
しボタンスイツチ、8……コード、9……充電用
プラグ、10……スタンドホルダー、101……
対向柱状部、11………開閉蓋、21……走行玩
具、22……可充電バツテリ、23……充電用ソ
ケツト、24……切替スイツチ、25……モー
タ、26……駆動軸、27……従動軸、28……
車輪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 受光面に対面して設けたソーラーバツテリと可
    充電バツテリとを直方体状のケースに収納し、該
    ケースを状のスタンドホルダーの対向柱状部間
    に枢着して回動起伏可能かつ、該スタンドホルダ
    ーに収納可能となすと共に、該スタンドホルダー
    には前記ソーラーバツテリの受光面を防護しうる
    開閉蓋を設け、充電操作用スイツチと充電用プラ
    グとを直列に接続すると共にこれらに前記ソーラ
    ーバツテリと可充電バツテリを並列に接続してな
    り、前記充電操作用スイツチは前記ケースに設
    け、前記充電用プラグはコードを介してケースに
    接続したことを特徴とする玩具等用充電器。
JP1984161082U 1984-10-26 1984-10-26 Expired JPH0326778Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984161082U JPH0326778Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26

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JP1984161082U JPH0326778Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26

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Publication Number Publication Date
JPS6177641U JPS6177641U (ja) 1986-05-24
JPH0326778Y2 true JPH0326778Y2 (ja) 1991-06-10

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JP1984161082U Expired JPH0326778Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0646196Y2 (ja) * 1986-12-03 1994-11-24 三洋電機株式会社 太陽電池による充電装置
FI118779B (fi) * 2005-10-07 2008-03-14 Riku Rikkola Kortti, kortin vastaanottolaite ja järjestelmä sähköenergian välittämistä varten

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5296230U (ja) * 1976-01-16 1977-07-19
JPS5852870U (ja) * 1981-09-28 1983-04-09 京セラ株式会社 太陽電池による携帯用電源装置

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JPS6177641U (ja) 1986-05-24

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