JPH0326337B2 - - Google Patents

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JPH0326337B2
JPH0326337B2 JP58024473A JP2447383A JPH0326337B2 JP H0326337 B2 JPH0326337 B2 JP H0326337B2 JP 58024473 A JP58024473 A JP 58024473A JP 2447383 A JP2447383 A JP 2447383A JP H0326337 B2 JPH0326337 B2 JP H0326337B2
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JP
Japan
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air
case
piezoelectric
electrode
piezoelectric bimorph
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Application number
JP58024473A
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English (en)
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JPS59150317A (ja
Inventor
Muneo Yorinaga
Masataka Naito
Seiji Kawaguchi
Naoto Miwa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP58024473A priority Critical patent/JPS59150317A/ja
Publication of JPS59150317A publication Critical patent/JPS59150317A/ja
Publication of JPH0326337B2 publication Critical patent/JPH0326337B2/ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/24Devices purely for ventilating or where the heating or cooling is irrelevant
    • B60H1/247Disposition of several air-diffusers in a vehicle for ventilation-air circulation in a vehicle cabin

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は空調センサ装置に関するものであり、
例えば、自動車車室の内気温あるいは煙を検知す
るための空調センサ装置として用いて有効であ
る。
自動車車室内の気温あるいは煙を検知するセン
サーは、車室内に露出していないので、車室内の
空気をフアンを用いてセンサーに送つている。し
かし従来の空調センサに用いた空気導入フアンで
は、モータ駆動であるためそのモータが騒音を発
し、コスト高であつた。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、圧電フア
ンを用いることによつて、低騒音、低コストの空
調センサ装置を提供することを目的とする。
本発明の空調センサ装置は、圧電バイモルフを
使用し、この圧電バイモルフに交番電流を供給す
ることによつて、この圧電バイモルフを振動させ
る。この振動によつて空気の流れを励起させ、空
調センサ装置内に流入した空気の状態を検知手段
を用いて検知する様にした。
次に、本発明を自動車車室内の内気温を検知す
る装置として用いた実施例を図に基づいて説明す
る。
第1図は本発明の第1の実施例の斜視図であ
る。1は空気の流通通路を形成するケースであ
り、例えば自動車のダツシユボード下部に取付け
られ、車室内の空気をケース1内に導入するため
の吸入口1−1と、ケース1内を通過した空気を
もう1度車室内に循環させるための排出口1−2
とが設けてある。前記ケース1内には、圧電バイ
モルフ3の一端が支持部材をなす板(以下支持板
4,5と呼ぶ)で支持され、他端は自由端の状態
で、ボルト6によつてケース1に固定されてい
る。そして、この圧電バイモルフ3の振動をより
自由なものとするため、前記ケース1には、圧電
バイモルフ3の自由端側方にふくらみ部1−3が
設けてあり、ケース1の図中下方には、前記圧電
バイモルフ3の駆動回路及び内気温センサ2の回
路を収納する収納部1−4が設けてある。尚、内
気温センサ2は図中圧電バイモルフ3の左方、吸
入口1−1に近い所に設けてある。
第2図は第1実施例の取付構造を示すものであ
る。第1圧電素子3−1−1と第2圧電素子3−
1−2はジルコン酸チタン酸鉛(PZT)磁器等
よりなる。この第1圧電素子3−1−1の両側に
は、銀(Ag)、ニツケル(Ni)、アルミニウム
(Al)等を印刷又はメツキ又は蒸着した第1電極
3−2−1、第2電極3−2−2が取り付けてあ
り、第2圧電素子3−1−2にも同様して第3電
極3−2−3、第4電極3−2−4が取り付けら
れている。ここで、第1圧電素子3−1−1の分
極方向は、図中矢印3−4で示す様に、第2電極
3−2−2から第1電極3−2−1の方向を向い
ている。また、第2圧電素子3−1−2の分極方
向は、図中矢印3−5で示すように、第4電極3
−2−4から第3電極3−2−3の方向を向いて
いる。また、第1、2圧電素子3−1−1、3−
1−2と熱膨張係数が近いコバール等の金属から
なる振動板兼補強板3−3が、前記第2電極3−
2−2と第3電極3−2−3との間に接着剤又は
半田等で固定されている。この補強板3−3は圧
電素子3−1−1、3−1−2より図中右方に突
出しており、この突出した部分3−3aが振動板
の役目を担つている。また、この補強板3−3に
はリード線7が半田付けされている。
前記ケース1に固定されステンレス等からなる
支持板4に、圧電バイモルフ3の第4電極3−2
−4の図中左端側を当接し、そして第1電極3−
2−1の図中左端側にはステンレス等からなる支
持板5が当接され、さらに前記ケース1に取り付
けたネジ6の先端部をこの支持板5に当接させ
る。そして、このネジ6をねじ込むことにより、
支持板5が支持板4の方向に力を受け、その結果
圧電バイモルフ3が支持板4と支持板5との間に
固定される。この支持板4と5は電極を兼用して
おり、両者は電気的に接続されている。
尚、以上説明した圧電バイモルフ3の全体長さ
は50mm、幅22mmで、第1,2圧電素子3−1−
1、3−1−2の全長は30mm、厚さ0.2mmで振動
板3−3の厚さは55μmである。
次に上記第1実施例の作動について説明する。
支持板4と支持板5に正の電圧を印加し、リー
ド線7を介して補強板3−3に負の電圧を印加す
る。そうすると、第1圧電素子3−1−1では、
第1電極3−2−1側は正の電圧電流が供給さ
れ、第2電極3−2−2は負の電圧電流が供給さ
れて、第1圧電素子3−1−1の全体長さは伸長
する。一方、第2圧電素子3−1−2では、第3
電極3−2−3側は負の電圧電流が、第4電極3
−2−4側は正の電圧電流が供給され、第2圧電
素子3−1−2の全体長さは収縮する。この第1
圧電素子3−1−1と第2圧電素子3−1−2が
補強板3−3を介して接合されているので、圧電
バイモルフ3全体としては、支持板4と支持板5
とで挟まれた箇所を支点として第2図中下方に屈
曲する。
一方、支持板4と支持板5に負の電圧を印加
し、補強板3−3に正の電圧を印加すると、上述
した作動と逆の作動を呈する。つまり、第1圧電
素子3−1−1は収縮しし、第2圧電素子3−1
−2は伸長する。そして、圧電バイモルフ3全体
としては、支持板4と支持板5に挟まれた箇所を
支点にして、第2図中上方に屈曲する。
従つて、支持板4,5と補強板3−3との間に
交番電流を流せば、圧電バイモルフ3の一端が支
持され、他端が振動する屈曲運動が繰り返され
る。交番電流を適当に選べば、補強板3,3の突
出部3−3aが共振して大きな振幅で屈曲振動を
行い、この屈曲振動によつて空気の流れが励起さ
れる。その結果、車室内の空気が吸入口1−1を
通つてケース1内に流入し、その際に内気温セン
サ2がその空気の温度を感知し、例えば自動車用
空調装置に車室内温度を知らせる。ケース1内に
流入した空気は、その後排出口1−2を通つて再
び車室内に排出される。
本発明者等の実験によれば、印加電圧125Vp−
pで、振動周波数約70Hz、補強板3−3の先端振
幅約11mm、風量は約1m2/Hとなつた。
第10図は本発明の第2実施例を示す斜視図で
ある。これは車内の煙の発生を検知する煙センサ
として使用するものであつて、1はケースであり
第11図で示す車内A,Bの位置に配する。1−
1は吸入口、1−2は排出口であり、第12図の
ケース1内部の平面図で示すように外部からの入
射光を遮断する遮光板1−5を設けている。ケー
ス1の内部には発光素子10と発光素子10が発
光した光の反射光を受光する受光素子11が圧電
バイモルフ3の横に設定されている。圧電バイモ
ルフ3の固定は第1実施例と同様である。
次に上記第2実施例の作動を説明する。第1実
施例と同様に圧電バイモルフ3に電圧を印加して
補強板3−3の突出部3−3aを共振させて大き
な振幅で屈曲振動を行い、この屈曲運動で空気の
流れが励起される。すると部材1−5で区切られ
た吸入口1−1から車内の空気がケース1内に流
入し、空気中に煙が含有されると発光素子10が
発光した光は反射される。この反射光が受光素子
11に入光すると、車内の空気中に煙があること
が検知される。この際吸入口1−1と排出口1−
2は遮光板1−5で遮光されているから、受光素
子11に外部光が入光して誤動作を起すことはな
い。
本実施例の様な空気導入フアンを用いれば、構
造が簡単で低コストであり、駆動モータ等を使用
していないので、騒音が問題になることはない。
次に、本発明の他の実施例について説明する。
第1実施例では、内気温センサ2を吸入口1−
1と圧電バイモルフ3との間に設置したが、第3
図に示す様に内気温センサ2を第4電極3−2−
4の支持板4に近い側面に配設しても良い。補強
板3−3の圧電素子3−1−1、3−1−2より
突出した部分は3−3aは振幅が大きいが、支持
板4,5に近い所は振幅が比較的小さいので、内
気温センサ2をその側面に配置しても特に問題は
ない。
また、第4図に示す様に、吸入口1−1と排出
口1−2とを互いに垂直方向に向く様に設けても
良い。内気温センサ2は吸入口1−1に近い箇所
に配設する。尚、吸入口1−1と排出口1−2の
向きは、垂直に限ることなく、任意の角度に設け
ても良いことは言うまでもない。
また、第5図に示す様に圧電バイモルフ3を背
向うようにして2個設け、排出口1−2及び1−
2′を2つ設けても良い。
また、第1実施例ではケース1にふくらみ部1
−3を設けていたが、第6図の様にむくらみ部を
設けず、ケース1を四角筒状にしても、第1実施
例に近い風量が得られる。
また第7図に示す様に、第1圧電素子3−1−
1と第2圧電素子3−1−2の分極方向を、図中
矢印3−4及び3−5に示す様に補強板3−3を
中心にして逆方向を向くようにしても良い。この
場合、酸化アルミニウム(Al2O3)等の絶縁基板
8に銀(Ag)等の電極9を取りつける。そして、
この絶縁基板8と電極9を、支持板4と第4電極
3−2−4との間に挾まれる様にして配置する。
電極9にはリード線7が半田付けされており、こ
のリード線7と第1圧電素子3−1−1側に設け
た支持板5との間に交番電流を印加する。この交
番電流により、第1圧電素子3−1−1と第2圧
電素子が互い違いに伸長と収縮を繰り返し、圧電
バイモルフ3全体としては屈曲振動する。その他
の構成、効果は第一実施例と同様である。
第1実施例では、補強板3−3はその突出部3
−3aで振動板を兼用していたが、これを分離し
ても良い。すなわち、第8図に示す様に、金属あ
るいは樹脂等よりなる振動部材3−6を圧電バイ
モルフ3の他端に接着剤で取り付けても良い。こ
れによつて振動部材3−6の材質を任意に選択す
ることができる。
また、第9図に示す様に、圧電バイモルフ3の
全体長さを長くし、その先端部分が振動板の役目
をはたすようにしてもよい。
第2実施例の煙センサは光方式以外のものでも
よい。
第13図に示すように、圧電バイモルフ3を横
にして配置しても良い。
第14図を示すように、圧電バイモルフ3を配
置しても良い。この場合、排出口1−2に遮光板
1−5を設けなくても、外部からの光で誤動作し
ないので、排出口1−2に遮光板1−5は必要な
い。
第15図に示すように発光素子10の光を受光
素子11が直接受光するようにケース1内に配置
すれば受光素子11が受光する光量の減少で煙を
検知するようなものとする。
遮光板1−5を縦にして設けずに横にしてもよ
く、圧電バイモルフ3の屈曲運動による空気の励
起に影響なければ自由に設定できる。
第2実施例に第7〜9図の圧電バイモルフを使
用することもできる。
以上述べたように本発明によれば圧電バイモル
フを使用して空気を導入するフアンにしているの
で、駆動時の騒音を極めて小さくすることが可能
であり、さらに構造も簡単で低コストで製作でき
るという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の斜視図、第2図
は圧電バイモルフの構造図、第3〜6図は第1実
施例の他の実施例の斜視図、第7〜9図は圧電バ
イモルフの他の実施例の構造図、第10図は本発
明の第2実施例の斜視図、第11図は第2実施例
の配置図、第12図は第2実施例の内部平面図、
第13〜15図は第2実施例の他の実施例の斜視
図である。 1…ケース、1−1…吸入口、1−2…排出
口、1−5…遮光板、2…温度センサ、3…圧電
バイモルフ、4,5…支持板、10…発光素子、
11…受光素子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 空気の流通通路を形成し、外部空気を内部に
    吸入するための吸入口と、内部空気を外部に排出
    するための排出口とを備えたケースと、該ケース
    内に収納され、交番電流の供給により屈曲、振動
    してフアン作用を行う圧電バイモルフと、前記ケ
    ースの空気流通通路内に設けられ、且つケース外
    部の空気の状態を検知する検知手段とを備えたこ
    とを特徴とする空調センサ装置。 2 前記検知手段に温度を検知する内気温センサ
    を用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の空調センサ装置。 3 前記検知手段に煙を検知する煙センサを用い
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    空調センサ装置。
JP58024473A 1983-02-16 1983-02-16 空調センサ装置 Granted JPS59150317A (ja)

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JP58024473A JPS59150317A (ja) 1983-02-16 1983-02-16 空調センサ装置

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JPS59150317A JPS59150317A (ja) 1984-08-28
JPH0326337B2 true JPH0326337B2 (ja) 1991-04-10

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JPS62187226A (ja) * 1986-02-13 1987-08-15 Kajima Corp 空調用温度検出器
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