JPH0326273A - 脳室フィステル形成術用リザーバ - Google Patents

脳室フィステル形成術用リザーバ

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JPH0326273A
JPH0326273A JP2119651A JP11965190A JPH0326273A JP H0326273 A JPH0326273 A JP H0326273A JP 2119651 A JP2119651 A JP 2119651A JP 11965190 A JP11965190 A JP 11965190A JP H0326273 A JPH0326273 A JP H0326273A
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cap
reservoir
dome
flange
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JP2119651A
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Alfons Heindl
アルフォンス ハインドル
Stephen W Laguette
スティーヴン ダブリュー ラグエッタ
Leanne M Lintula
リアンヌ エム リンテュラ
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Medtronic PS Medical Inc
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Pudenz Schulte Medical Research Corp
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M27/00Drainage appliance for wounds or the like, i.e. wound drains, implanted drains
    • A61M27/002Implant devices for drainage of body fluids from one part of the body to another
    • A61M27/006Cerebrospinal drainage; Accessories therefor, e.g. valves

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、広くは外科的に移植可能な弁に関し、より詳
しくは、脳室から脳脊髄液を排出する装置及び脳脊髄液
の排出(ドレナージ)をモニタリングする装置に関する
医療技術において良く知られているように、液体の好ま
しくない蓄積を緩和するため、液体を人体の一部から他
の部分に制御された方法で排出する手段を設けることが
しばしば必要になる。このことは、例えば、水頭症の治
療、及び排出されるべき液体が@蓋内に蓄積し、従って
過大な圧力及び頭蓋を変形させる力を発生する、幼児や
子供を苦しめる病気の治療に必要になる。
水頭症の治療においては、脳室内に蓄積された脳脊髄液
は、頭蓋を通して脳室内に挿入されるカテーテルにより
排出される。カテーテルは導管に連結されていて、該導
管が、脳室からの液体を、患者の頚静脈を通って心臓の
心房部分まで延在している血管系に再導入するようにな
っている。脳脊髄液の流れを制御しかつ脳室内に適正な
圧力を維持できるようにするため、脳室と心房とを連結
する導管にはポンプ又は弁が設けられる.このようなポ
ンプ及び弁装置の例が、米国特許第4.560375号
に開示されている。
蓄積した脳脊髄液をできる限り脳室の近くでサンプリン
グするのに便利な構成が得られるようにするため、ポン
プ又は弁に連結される脳室フィステル形成術用リザーバ
(ventriculostomy reservoi
rs)がしばしば利用されている.この脳室フィステル
形成術用リザーバは、頭蓋を貫通するバーホール(bu
rr hole % ドリル孔)上に配置して、流体導
管の移植の前に、脳脊髄液を容易にサンプリングできる
ようにすることができる。
一般に、従来の脳室フィステル形成術用リザーバは、カ
テーテルコネクタを備えた金属ベースと、上方に延びて
いる一体の円筒壁部分と、該円筒壁部分の上に配置され
るようにして該円筒壁部分と一体に形成されたフランジ
部分とを有している。
一般に、シリコーンエラストマ材料で作られたキャップ
が、ベースの上端部を包囲するようにして配置されてお
り、該キャップは、ベースと共に内部リザーバを形成し
ている。通常、このキャップは、ベースのフランジ部分
の上に嵌合される形状をもつ環状の内部凹所を備えてい
る. 通常、上記従来の脳室フィステル形成術用リザーバのキ
ャップ及びベースは、移植の前に分離される.外科医は
、頭蓋を貫通するバーホールをドリルで穿孔した後、ベ
ースの下端部においてカテーテルをコネクタに取り付け
、次に、頭蓋上にベースを配置する.これ迄、外科医は
次に、キャップを握持して該キャップの周縁部をベース
の上フランジ上で引っ張って、キャップの凹所内にフラ
ンジを配置することが必要とされた.しかしながら、こ
の作業は外科医にとって困難なことであり、この困難性
は本発明により解消される。
より詳しく説明すると、通常、外科医の手袋は、手術中
に血液や他の体液と接触することにより非常に滑り易く
なる。このため、物体を握持することが困難になり、特
に物体が非常に小さい場合には困難である。また、従来
の脳室フィステル形成術用リザーバのキャップは、これ
らが体液に接触すると、滑り易くなって操作が困難にな
る。このため、外科医が、ベースの上フランジの上でキ
ャフプを迅速かつ効果的に握持して引っ張ることが困難
になる。
従って、脳室フィステル形成術用リザーバのキャップを
ベースに取り付けるための便利な手段であって、装置を
比較的安価に製造できかつ実質的に非金属材料で構成す
ることができる手段が要望されている。このような装置
は、従来の脳室フィステル形成術用リザーバに比べ、患
者の体内での手術の質を低下させることがなく、かつで
きる限りベースからキャップを分離する必要がないもの
であるのが好ましい。この点に関して云えば、キャップ
とベースとの間に流体気密シールが形成されるようにし
てキャップをベースに連結する手段であって、外科医が
手術中の適当な時点でキャップをベースに対して押し込
む以外の操作は何ら必要としない連結手段であることが
好ましい。以下の説明から明らかになるように、本発明
はこれらの要望を満たすことができると共に、関連する
他の利点をも得ることができるものである。
本発明によれば、改善された組立て性能を有する脳室フ
ィステル形成術用リザーバであって、上記各要望を満た
すことができる脳室フィステル形成術用リザーバが提供
される。本発明による改善された脳室フィステル形成術
用リザーバは、概略的に云えば、内部リザーバウェルと
、該リザーバウェルを閉鎖すべくベース上に配置される
キャップとを有している。ベースは、入口と、該入口と
一体に形成された上方に延在している壁部分とを備えて
おり、キャップはドーム部分とリザーバの出口とを備え
ている。また、キャップをベースに取り付けて、これら
の間に流体気密シールを形成する取付け手段が設けられ
ている。
この取付け手段は、ベースと組み合わされて該ベースを
キャップに連結する第1連結手段と、キャップと組み合
わされてベースをキャップに連結する第2連結手段とを
備えている。これらの第l及び第2連結手段は、互いに
協働して、流体の漏洩を防止する締まり嵌めを形成して
いる。この締まり嵌めを形成するため、第1及び第2連
結手段のいずれか一方に戻り止め(ディテント)が設け
られ、他方には突出部が設けられており、これらの戻り
止め及び突出部を互いにパチンと嵌合(スナップフィッ
ト)させることによりキャップをベースに固定保持でき
るようになっている。
本発明の好ましい形態においては、ベースはポリプロピ
レンのような剛性のある材料で形成されかつ内部リザー
バを形成できる形状を有している。
このベースは、リザーバの入口を形成するカテーテルコ
ネクタを備えており、その壁部分はカテーテルコネクタ
と一体に形成されていて該コネクタから上方に延在して
いる。
キャップは、弾性材料で形成するのが好ましく、またベ
ース上に配置されてリザーバウェルを閉鎖し、ベースと
共に内部リザーバを形成するようになっている。キャッ
プは、ドーム部分と一体に形成された外周支持部分と、
出口チャンネルを形成する出口アームとを備えている。
出口アームは、ドームと一体に形成されている。ドーム
の外周支持部分には強化シートが取り付けられて、ドー
ムの下面が受ける弾性引っ張り作用が最小になるように
している。
キャップには剛性のあるキャップインサートが固定的に
取り付けられるようになっていて、該キャップインサー
トはベースと係合できるように配置される。キャップイ
ンサートは、ドームの外周支持部分に取り付けられる環
状のフランジ状部分を備えている。キャップインサート
のこのフランジ状部分には、該キャップインサートをド
ームの外周支持部分に固定するための接着剤を充填する
複数の孔が設けられている。
図示の1つの実施例においては、ベースにはフランジ部
分が設けられており、該フランジ部分は壁部分の上で該
壁部分と一体に形成されている。
また、フランジ部分は上方の平らな面を備えている。ド
ームは下方のシール面を備えていて、該シール面はベー
スのフランジ部分の上方の平らな面上に当接するように
配置される。キャップインサ一Fは円筒状部分を備えて
おり、該円筒状部分は環状のフランジ状部分から下方に
延在している.この下方に延在している円筒状部分はベ
ースの上方に延在している壁部分内に嵌合されるように
なっている.第1連結手段は、キャップインサートの円
筒状部分に隣接する、ベースの壁部分の内面に設けられ
た周方向の戻り止めを有している。第2連結手段は、キ
ャップインサートの円筒状部分の外面に設けられた周方
向の突出部を有している。
これらの突出部と戻り止めとを係合させることにより、
キャップがベースに連結されて、これらの間に流体気密
シールが形成される. 図示の第2実施例においては、キャップインサートの環
状のフランジ状部分がドームの外周支持部分内に捕捉さ
れて、ベースの上端部を外方から包囲するようになって
いる。この実施例においては、第1連結手段が、キャッ
プインサートに隣接しておりかつ該キャップインサート
により包囲される、ベースの壁部分の外面に設けられた
周方向の戻り止めを備えている。また、第2連結手段は
、キャップインサートの環状のフランジ部分から内方に
延在している周方向の突出部を備えている。
前の実施例と同様に、これらの突出部と戻り止めとを係
合させることにより、キャップがベースに固定されて、
これらの間に流体気密シールが形成される。
図示の第3実施例においては、キャップインサートの環
状のフランジ状部分が、ベースの上端部を外方から包囲
するようにしてドームの外周支持部分に取り付けられる
ようになっている。この実施例においては、ベースが、
壁部分の上に配置されておりかつ該壁部分と一体に形成
されたフランジ部分を備えており、キャップインサート
が、ベースのフランジを外方から包囲する形状を有して
いる.キャップインサートには、ベースのフランジの外
周部を受け入れる戻り止めが設けられている.また、キ
ャップインサートはベースのフランジ上に配置されるよ
うになっており、かつリザーバウェル内に延入して、締
まり嵌めによりベースの壁部分の内面と係合することが
できる手段を備えている. 本発明の他の特徴及び利点は、本発明の原理のみを示す
添付図面に関連して述べる以下の詳細な説明により明ら
かになるであろう。
本発明による改善された脳室フィステル形成術用リザー
バは、その全体が、第l図〜第4図においては番号10
で、第5図においては番号110で、第6図及び第7図
においては番号210で示されている.本発明の改善さ
れた脳室フィステル形成術用リザーバ10、110、2
10は、人体の或る部分から他の部分へと液体を排出さ
せるための外科的に移植される迂回装置に使用すること
を意図するものである。例えば、かような迂回装置のリ
ザーバ10を連結できるようにするため、リザーバ10
には入口コネクタ12が設けられており、該入口コネク
タ12には外科用チューブ片又はカテーテル14の一端
が受け入れられるようになっている。入口チューブ又は
カテーテル14は入口コネクタ14上に滑人され、単一
のリガチャー(結紮)16により所定位置に固定される
リガチャ−16は、入口コネクタ12の端部近くに形成
された環状隆起部18の直ぐ内側で、カテーテル14の
周囲に固定するのが好ましい。また、リザーバ10、1
10、210は出口コネクタすなわちアーム20を有し
ており、該アーム20は、入口コネクタ12に似た端部
を備えた直状コネクタ22すなわちプラグを受け入れる
ことができる寸法を有している。出口コネクタすなわち
アーム20は、直状コネクタ22上に滑入され、カテー
テル14を入口コネクタ12に固定するのと同じ方法で
、単一のリガチャ−24により所定位置に固定される。
リザーバlO、110、210が、水頭症の治療のため
の排出装置(ドレナージシステム)に使用されるとき、
入口コネクタ12及びカテーテル14は、頭蓋を通して
、脳室(該脳室内には、加圧された状態の脳脊髄液が収
容されている)内に挿入される.出口コネクタ20は、
例えば患者の心房部分の中に脳脊髄液を排出すべく作用
する先端カテーテル(図示せず)に連結される。リザー
バと先端カテーテルとの間には、例えば米国特許第4.
560.375号(該米国特許の内容は、本願において
参考として導入する)に開示されている幾つかの流量制
御弁のうちの適当なものを介在して両者を流体連通させ
てもよい.通常、リザーバは、皮弁(flap of 
skin)をリザーバ上に被せることにより患者の頭蓋
上に外科的に移植される。
添付図面には3つの好ましい実施例が示されているけれ
ども、各実施例は機能的に互いに同じであると理解すべ
きである.第5図に示すIJザーバ110及び第6図及
び第7図に示すリザーバ210は、第1図〜第4図に示
したリザーバlOとは異なる設計をそれぞれ簡単に示し
ている。図示した本発明の3つの実施例の全ては、簡単
化された信頼性の高い脳室フィステル形成術用リザーバ
であり、これらは、容易に移植できかつ外科医により使
用できるように設計されている,これらの各々は比較的
容易に製造できかつ迅速に理解できるものであり、外科
的処置を行う間に容易に組み立てることができる。
本発明によれば、第1図〜第4図の第1実施例に示すよ
うに、リザーバIOは、比較的剛性のある単一化された
モールド戒形プラスチックベース26を有しており、該
ベース26は入口コネクタ12と一体に形成されている
.ベース26は、内部リザーバのウェル(井〉28を形
成する形状をなしており、入口コネクタ12から上方に
延在している壁部分30と、該壁部分30と一体に形成
されておりかつ該壁部分30の上に配置されているフラ
ンジ部分32とを備えている.ベース26の壁部分30
は、入口コネクタ12のステム36が形成されている下
方の截頭円錐状セクション34と、フランジ部分と截頭
円錐状セクション34との間に延在している中間の円筒
状セクション38とを有している。フランジ部分32は
、上方の平らな面40を備えている。
ベース26の上には弾性キャップ42が配置されており
、該キャップ42は、リザーバウェル28を包囲してい
てベース26と共に内部リザーバを形成している。キャ
ップ42は、外周支持部分46が一体に形成されたドー
ム部分44と、出口コネクタすなわちアーム20とを備
えている。
ドーム部分44は、皮下注射針をリザーバウェル28内
に突き刺すことができるように設計されている。キャッ
プ42をベース26上に配置するとき、ベース26は針
遮蔽体(needle shield)として機能し、
医者が不注意により針を深く差し込み過ぎることを防止
する。このため、ベース26を破裂させること及びリザ
ーバウェル28の限界を超えて針が差し込まれることが
防止される。
キャップ42を強化しかつ該キャップ42とベース26
との間に容易に流体気密シールが形成゛されるようにす
るため、キャップ42には、フランジの平らな面40に
対面する平らな下面48が形成されている。この平らな
下面48には強化シ一ト49が接着により固定されてお
り、該シ一ト49はフランジの平らな面40に当接して
該面40とシ一ト49との間にシールを形成するように
なっている。また、キャップ42の外周支持部分46に
設けられた環状のチャンネル52内には剛性のあるキャ
ップインサート50が配置されており、該キャップイン
サー}50はベース26内にバチンと嵌人(スナップフ
ィット)されて該ベース26に固定保持され、該ベース
との間に流体気密シールを形成するようになっている。
より詳しく説明すると、剛性のあるキャップインサート
50には環状のフランジ状部分54が設けられており、
該フランジ状部分54がキャップ42の環状チャンネル
52内に捕捉されるようになっている。第2図に最も良
く示すように、キャップインサート50のフランジ状部
分54には一連の孔56が設けられており、該孔56に
は接着剤58(第3図)が充填されている。この接着剤
58は、フランジ状部分54をキャップ42の外周支持
部分46内に固定するためのものである。
また、キャップインサート50には、フランジ部分54
から下方に延在している円筒状部分60が設けられてお
り、該円筒状部分60は、ベース26の上方に延在して
いる壁部分30内に嵌着されるようになっている。
キャップインサート50がベース26内にバチンと嵌入
できるようにするため、壁部分30 (より詳しくは、
ベース26の円筒状セクション38)の内周面には周方
向の溝すなわち凹所62が設けられている.この凹所6
2は、ベース26の壁部分30内に挿入されるときに、
キャップインサート50の円筒状部分60に隣接するよ
うになっている。円筒状部分60には周方向の突出部6
4が設けられており、該突出部64は、溝(凹所〉62
と係合してキャップ42をベース26に連結できる位置
及び寸法を有している。
キャップ42をベース26に連結するこの突出部64と
凹所62とからなる構成により、外科的処置の間に、医
者が脳室フィステル形成術用リザーバ10を迅速かつ容
易に組み立てることが可能になる。このような外科的処
置の間に、カテーテル14がしばしば入口コネクタ12
に連結され、次いで、ベース26が患者の頭蓋を貫通す
るバーホール上に直接配置される。脳室フィステル形成
術用リザーバ10の組立てを完了するのに医者に必要と
されることは、増に、キャップインサート50 (該キ
ャップインサート50は、予めキャップ42に組み付け
られている)の円筒状部分60をベース26内に挿入し
て、キャップインサート50の突出部64をベース26
の凹所62内に位置決めすることだけである。この構或
により、流体気密シールを形成することができ、かつ外
科医がキャップ42を操作して該キャップ42をべ−ス
26のフランジ部分32上に配置する必要性を無くすこ
とができる。第1図〜第4図の実施例においては、フラ
ンジの平らな面40とキャップの平らな下面48に取り
付けられる強化シ一ト49との間の接触により二次シー
ルが形成され、これにより、キャップ42とベース26
との間に流体の漏洩が生じないように補強されている。
これらの多数の特徴は、第5図に示す本発明の第2実施
例においても与えられる。この第2実施例においては、
第1実施例と第2実施例とに共通する機能的に等価のコ
ンポーネンツには、第1実施例に使用した番号に100
を加えた番号が使用されている。第1実施例の場合と同
様に、剛性のあるベース126は、入口コネクタ112
と一体に形成されている。ベース126は、内部リザー
バウェル128を形成する形状を有しており、かつ入口
コネクタ112と一体に形成された上方に延在している
壁部分130を備えている。より詳しくは、壁部分13
0は下方の截頭円錐状セクション134を備えており、
該截頭円錐状セクション134には入口コネクタ112
のステム136が形成されている。截頭円錐状セクショ
ン134からは、円筒状セクション138が上方に延在
している.第1図〜第4図に関連して説明した第1実施
例とは異なり、第5図の実施例には、第1実施例におい
て番号32で示したようなフランジ部分は設けられてい
ない。
ベース126上には弾性キャップ142が配置され、リ
ザーバウェル128を閉鎖するようになっている。キャ
ップ142は、外周支持部分146と一体に形成された
ドーム部分144と、出口コネクタすなわちアーム12
0とを備えている。更に、外周支持部分146の下面に
は強化シ一ト149が取り付けられている. キャップ142とベース126との間に流体気密シール
が形成されるようにしてキャップ142をベース126
に連結できるようにするため、キャップ142の外周支
持部分146内に設けられた環状チャンネル152内に
、剛性のあるキャップインサート150が固定されるよ
うになっている。キャップインサート150には、環状
チャンネル152内に配置される環状のフランジ状部分
154が設けられている.このフランジ状部分154は
、第1実施例に関連して説明したフランジ状部分54と
ほぼ同じものであり、接着剤158が充填される複数の
孔156が設けられている.この接着剤158の目的は
、ドーム部分144の外周支持部分146内にキャップ
インサー目5oを固定することにある。
第5図に示すこの脳室フィステル形成術用リザーバ11
0が第1図〜第4図に示した第1実施例とは異なる第1
の点は、環状のフランジ状部分154がドーム状部分の
外周支持部分146内に配置されていて、ベース126
の上端部を外方から包囲するように構成されていること
にある。この点に関して更に説明すると、キャップ14
2をベース126上に配置したときにキャップインサ−
4150に隣接する、ベース126の壁部分130の外
面には周方向の凹所162が設けられている。また、キ
ャップインサート150には、環状のフランジ状部分1
54からベース126に向かって内方に延在している周
方向の突出部164が設けられている。この突出部16
4は、凹所162と係合してキャップ142をベース1
26に連結し、これらの間に流体気密シールを形成する
ことができる形状及び寸法を有している。
第6図及び第7図には、本発明の第3実施例が示されて
いる。この第3実施例においては、第1図〜第4図に示
した第1実施例とこの第3実施例とに共通する機能的に
等価のコンポーネンツには、第1実施例に使用した番号
に200を加えた番号が使用されている.この第3実施
例による脳室フィステル形成術用リザーバ210は、比
較的剛性がありかつ単一化してモールド成形されたプラ
スチックベース226を有しており、該ベース226は
入口コネクタ212と一体に形成されている。
べ−ス226は、内部リザーバウェル22Bを1成する
形状を有しており、かつ入口コネクタ212から上方に
延在している壁部分230と、該壁部分230の上で該
壁部分230と一体に形成されているフランジ部分23
2とを備えている。べ一ス226の壁部分230は、入
口コネクタ212のステム236と一体に形成された下
方の截頭円錐状セクシゴン234と、フランジ部分23
2と截頭円錐状セクシッン234との間に延在している
中間の円筒状セクション238とを備えている.フラン
ジ部分232は、上方の平らな面240を備えている。
ベース226の上には弾性キャップ242が配置され、
これにより、リザーバウェル228を閉鎖しかつベース
226と共に内部リザーバを形成するようになっている
。キャップ242は、外周支持部分246と一体に形成
されたドーム部分244と、出口コネクタすなわちアー
ム220とを有している。ドーム部分244は、皮下注
射針をリザーバウェル228内に突き刺すことができる
ように設計されている。キャップ242をべ−ス226
上に配置すると、ベース226は針遮蔽体として機能す
る。
キャップ242には、剛性のあるキャップインサート2
50が固定される。前述の他のキャップインサートと同
様に、このキャップインサート250は、キャップとベ
ースとの締まり嵌めにより、ベース226に対してバチ
ンと嵌着されて固定保持され、これらの間に流体気密シ
ールを形成するようになっている.より詳しくは、キャ
ップインサート250ば、キャップ242の平らな下面
248に取り付けられる環状のフランジ状部分254を
備えている。このフランジ状部分254は、前述の第1
及び第2実施例に関連して説明したフランジ状部分とほ
ぼ同じであり、接着剤258が充填される複数の孔25
6が設けられている.この接着剤258の目的は、ドー
ムの外周支持部分246にキャップインサート250を
固定すること、及び強化シ一ト249を支持することに
ある。
キャップインサート250の環状のフランジ状部分25
4は、ベース226の上端部を外方から包囲するように
配置される。キャップインサート250は、環状のリン
グのような形状をなしており、下向きのrUJ字形に似
た断面形状を有している。キャップインサート250は
、ベース226のフランジ部分232上に載置され、該
フランジ部分232の周囲を包囲する第1円筒状部分2
66と、下方に延在していてベース226の上方に延在
している壁部分230内に嵌合される第2円筒状部分2
68とを備えている。
キャップインサート250の第1円筒状部分266は戻
り止め262を形成しており、該戻り止め262内には
ベースのフランジ部分232の外周部が受け入れられる
ようになっている。ベース226のフランジ部分232
は、第l及び第2実施例に関連して前に説明した方法と
同様に、突出部264として機能する.キャップインサ
ート250の第2円筒状部分268は、ベース226の
壁部分230の内面と係合して締まり嵌めを形成するよ
うになっている。
前述の他の実施例と同様に、この脳室フィステル形成術
用リザーバ220の組立てに際し医者に必要とされるこ
とは、単に、キャップインサート250 (該キャップ
インサート250は予めキャップ242に組み付けられ
ている)をベース226の上端部にバチンと嵌合(スナ
ップフィット)させることだけである。
上記説明から、本発明の脳室フィステル形成術用リザー
バ10、110、210によれば、脳室から直接流出さ
れ脳脊髄液をサンプリングできる装置が提供されること
が理解されよう。これらの脳室フィステル形成術用リザ
ーバ10、110、210の各々は、便利かつ経済的に
組み立てることができ、故障がなく、信頼性をもって使
用でき、かつ外科的処置を行う間に容易に組み立てるこ
とができるものである。
以上、本発明について3つの特定の形態を説明したが、
本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、種々の変
更が可能であることは明白である。
従って、本発明は特許請求の範囲に記載された事項以外
の制限を受けるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の好ましい実施例に係る脳室フィステ
ル形成術用リザーバの斜視図であり、上方の出口チュー
ブが直状コネクタに連結されておりかつ下方の入口コネ
クタがカテーテルと係合している状態を示すものである
。 第2図は、第1図に示した脳室フィステル形成術用リザ
ーバの拡大分解斜視図であり、主要な3つのコンポーネ
ンツの関係を示すものである。 第3図は、第1図の3−3線に沿う拡大縦断面図である
。 第4図は、第3図の4−4線に沿う縦断面図である。 第5図は、第4図と同様な縦断面図であり、本発明の脳
室フィステル形成術用リザーバの第2実施例を示すもの
である。 第6図は、第2図と同様な分解斜視図であり、本発明の
脳室フィステル形成術用リザーバの第3実施例を示すも
のである。 第7図は、第6図の7−7線に沿う縦断面図であり、第
3実施例に係る脳室フィステル形成術用リザーバが組み
立てられた状態、より詳しくは、キャップインサートが
ベースの上端部を包囲していて、該上端部と共に締まり
嵌め及び流体気密シールを形成している状態を示すもの
である。 10,110、 リザーバ、 12、112、 20、120、 26、126、 28、128、 30、130、 32、132、 210・・・脳室フィステル形成術用 2・・・入口コネクタ、 〇一・・出口コネクタ(アーム)、 6・・・ベース、 8・・・リザーバウェル、 0・・・壁部分、 2・・・フランジ部分、 34、134、234・・・截頭円錐状セクション、3
8、138、238・・・円筒状セクション、40、2
40・・・平らな面、 42、142、242・・・キャフブ、44、144、
244・・・ドーム部分、46、146、246・・・
外周支持部分、49、149、249・・・強化シート
、50,150、250・・・キャップインサート、5
4、254・・・フランジ状部分、 58、158、258・・・接着剤、 60・・・円筒状部分、 62、162、262・・・凹所(戻り止め)、64、
164、264・・・突出部.

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部リザーバウェルを形成する形状をもつベース
    を有しており、該ベースが、入口及び該入口と一体に形
    成された上方に延在している壁部分を備えており、 前記ベース上に配置されて前記リザーバウェルを閉鎖す
    るキャップを有しており、該キャップが前記ベースと共
    に内部リザーバを形成し、更に前記キャップがドーム部
    分及び出口を備えており、 前記キャップと前記ベースとの間に流体気密締まり嵌め
    を形成すべく前記キャップを前記ベースに取り付ける手
    段を更に有しており、該取付け手段が、前記ベースと組
    み合わされて該ベースを前記キャップに連結する第1連
    結手段及び前記キャップと組み合わされて前記ベースを
    前記キャップに連結する第2連結手段を備えており、こ
    れらの第1連結手段及び第2連結手段が、これらの両連
    結手段のうちの一方に設けられた戻り止めと他方に設け
    られた突出部とを備えていて、前記戻り止め及び前記突
    出部が相互に嵌合して前記キャップを前記ベースに固定
    保持するように構成したことを特徴とする脳室フィステ
    ル形成術用リザーバ。
  2. (2)前記ベースが、前記壁部分の上に配置されており
    かつ該壁部分と一体に形成されたフランジ部分を備えて
    おり、該フランジ部分が上方の平らな面を備えており、
    前記入口が、入口チャンネルを形成する入口コネクタを
    備えていることを特徴とする請求項1に記載の脳室フィ
    ステル形成術用リザーバ。
  3. (3)前記出口が出口チャンネルを形成する出口アーム
    を備えており、該出口アームが前記ドームと一体に形成
    されており、前記ドームが下方のシール面を備えていて
    、該シール面が前記ベースのフランジ部分の上方の平ら
    な面上に配置されるように構成したことを特徴とする請
    求項2に記載の脳室フィステル形成術用リザーバ。
  4. (4)前記第1連結手段が前記リザーバウェル内に配置
    され、前記第2連結手段が前記リザーバウェル内に延入
    して前記第1連結手段と係合するように構成したことを
    特徴とする請求項3に記載の脳室フィステル形成術用リ
    ザーバ。
  5. (5)前記第1連結手段が前記戻り止めを備えておりか
    つ前記第2連結手段が前記突出部を備えており、前記第
    2連結手段が前記キャップに取り付けられるキャップイ
    ンサートを備えていて、該キャップインサートが前記キ
    ャップから前記リザーバウェル内へと下方に延入するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項4に記載の脳室フ
    ィステル形成術用リザーバ。
  6. (6)前記キャップインサートが、前記ドームと前記下
    方のシール面との間で前記キャップの一部の中に捕捉さ
    れるフランジを備えていることを特徴とする請求項5に
    記載の脳室フィステル形成術用リザーバ。
  7. (7)前記キャップインサートのフランジが、前記ドー
    ムと前記下方のシール面との間で前記キャップの一部の
    中に、接着剤により固定されるように構成したことを特
    徴とする請求項6に記載の脳室フィステル形成術用リザ
    ーバ。
  8. (8)前記入口が入口チャンネルを形成する入口コネク
    タを備えており、前記出口が出口チャンネルを形成する
    出口アームを備えており、該出口アームが前記ドームと
    一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の脳室フィステル形成術用リザーバ。
  9. (9)前記第1連結手段が前記ベースの壁部分の外面に
    設けられており、前記第2連結手段が前記ベースの壁部
    分の前記外面の一部を包囲して前記第1連結手段と係合
    するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の
    脳室フィステル形成術用リザーバ。
  10. (10)前記第1連結手段が前記戻り止めを備えており
    、前記第2連結手段が前記突出部を備えており、前記第
    2連結手段が前記キャップに取り付けられる分離可能な
    キャップを備えていることを特徴とする請求項9に記載
    の脳室フィステル形成術用リザーバ。
  11. (11)前記キャップインサートが、接着剤により前記
    キャップに取り付けられる環状のフランジ状部分を備え
    ていることを特徴とする請求項10に記載の脳室フィス
    テル形成術用リザーバ。
  12. (12)前記第1連結手段がベースのフランジを備えて
    おり、該フランジが、前記突出部を形成すべく前記ベー
    スの前記壁部分の上に配置されかつ該壁部分と一体に形
    成されており、前記第2連結手段が前記キャップに取り
    付けられるキャップインサートを備えており、該キャッ
    プインサートが締まり嵌めにより前記ベースのフランジ
    に組み合わされるように構成したことを特徴とする請求
    項1に記載の脳室フィステル形成術用リザーバ。
  13. (13)前記キャップインサートが前記ベースのフラン
    ジを外方から包囲する形状を有していて、前記ベースの
    フランジにより形成される前記突出部を受け入れる戻り
    止めを形成していることを特徴とする請求項12に記載
    の脳室フィステル形成術用リザーバ。
  14. (14)前記キャップインサートが前記ベースのフラン
    ジの上に配置され、かつ前記リザーバウェル内に延入し
    て前記ベースの前記壁部分の内面と係合できる手段を備
    えていることを特徴とする請求項12に記載の脳室フィ
    ステル形成術用リザーバ。
  15. (15)前記キャップインサートが、接着剤により前記
    キャップに取り付けられる環状のフランジ状部分を備え
    ていることを特徴とする請求項14に記載の脳室フィス
    テル形成術用リザーバ。
  16. (16)内部リザーバウェルを形成する形状をもつ剛性
    のあるベースを有しており、該ベースが、リザーバの入
    口を形成しているカテーテルコネクタ、該カテーテルコ
    ネクタと一体に形成されておりかつ上方に延在している
    壁部分、及びキャップとベースとの間に流体気密シール
    を形成すべく前記キャップを前記ベースに連結する第1
    連結手段を備えており、 前記ベース上に配置されて前記リザーバウェルを閉鎖す
    る弾性キャップを有しており、該キャップが、前記ベー
    スと共に内部リザーバを形成しており、更に前記キャッ
    プが、外周支持部分と一体に形成されたドーム部分及び
    出口を備えており、 前記キャップに固定されるようになっておりかつ前記ベ
    ースと係合できるように配置された剛性のあるキャップ
    インサートを更に有しており、該キャップインサートが
    、前記キャップと前記ベースとの間に流体気密シールを
    形成すべく前記キャップを前記ベースに連結する第2連
    結手段を備えており、前記第1連結手段と前記第2連結
    手段とが互いに係合するときに、前記キャップと前記ベ
    ースとの間に前記シールが形成されるように構成したこ
    とを特徴とする脳室フィステル形成術用リザーバ。
  17. (17)前記キャップインサートが環状のフランジ状部
    分を備えており、該フランジ状部分が前記ドームの外周
    支持部分により支持されていることを特徴とする請求項
    16に記載の脳室フィステル形成術用リザーバ。
  18. (18)前記キャップインサートの前記フランジ状部分
    が、接着剤が充填される複数の孔を備えていることを特
    徴とする請求項17に記載の脳室フィステル形成術用リ
    ザーバ。
  19. (19)前記キャップインサートが、前記フランジ状部
    分から下方に延在している円筒状部分を備えており、該
    円筒状部分が締まり嵌めにより前記ベースの上方に延在
    している壁部分の内面と係合するように構成したことを
    特徴とする請求項17に記載の脳室フィステル形成術用
    リザーバ。
  20. (20)前記第1連結手段が、前記キャップインサート
    の前記円筒状部分に隣接する、前記ベースの前記壁部分
    の内面に設けられた周方向の戻り止めを備えており、前
    記第2連結手段が、前記キャップインサートの前記円筒
    状部分の外面に設けられた周方向の突出部を備えており
    、該突出部が前記戻り止めと係合して前記キャップを前
    記ベースに連結するように構成したことを特徴とする請
    求項19に記載の脳室フィステル形成術用リザーバ。
  21. (21)前記ベースが、前記壁部分の上に配置されてお
    りかつ該壁部分と一体に形成されたフランジ部分を備え
    ており、該フランジ部分が上方の平らな面を備えており
    、前記キャップが、前記ベースのフランジ部分の上方の
    平らな面に当接して配置される下方のシール面を備えて
    いることを特徴とする請求項20に記載の脳室フィステ
    ル形成術用リザーバ。
  22. (22)前記環状のフランジ状部分がドームの外周支持
    部分内に配置されていて、前記ベースの上端部を外方か
    ら包囲するように構成したことを特徴とする請求項17
    に記載の脳室フィステル形成術用リザーバ。
  23. (23)前記第1連結手段が、前記キャップインサート
    に隣接する前記ベースの壁部分の外面に設けられた周方
    向の戻り止めを備えており、前記第2連結手段が前記キ
    ャップインサートの内面に設けられた周方向の突出部を
    備えており、前記突出部が前記戻り止めと係合して前記
    キャップを前記ベースに連結するように構成したことを
    特徴とする請求項22に記載の脳室フィステル形成術用
    リザーバ。
  24. (24)前記第1連結手段が、前記キャップインサート
    に隣接する前記ベースの壁部分の外面に設けられた周方
    向の突出部を備えており、前記第2連結手段が前記キャ
    ップインサートの内面に設けられた周方向の戻り止めを
    備えており、前記突出部が締まり嵌めにより前記戻り止
    めと係合して前記キャップを前記ベースに連結するよう
    に構成したことを特徴とする請求項16に記載の脳室フ
    ィステル形成術用リザーバ。
  25. (25)前記キャップインサートが前記ベース上に配置
    されかつ前記リザーバウェル内に延入する手段を備えて
    いて、締まり嵌めにより前記ベースの壁部分の内面と係
    合できるように構成したことを特徴とする請求項16に
    記載の脳室フィステル形成術用リザーバ。
  26. (26)前記ドームの外周支持部分に取り付けられた強
    化シートを備えていて、前記ドームの外周支持部分の弾
    性引っ張り作用を最小にするように構成したことを特徴
    とする請求項16に記載の脳室フィステル形成術用リザ
    ーバ。
  27. (27)内部リザーバウェルを形成する形状をもつ剛性
    のあるベースを有しており、該ベースが、リザーバの入
    口を形成しているカテーテルコネクタ、該カテーテルコ
    ネクタと一体に形成された上方に延在している壁部分、
    該壁部分と一体に形成されておりかつ該壁部分の上に配
    置されていて上方の平らな面をもつフランジ部分、及び
    前記ベースの壁部分の内面に設けられた周方向の戻り止
    めを備えており、 前記ベース上に配置されて前記リザーバウェルを閉鎖す
    る弾性キャップを有しており、該キャップが、前記ベー
    スと共に内部リザーバを形成しており、更に前記キャッ
    プが、外周支持部分と一体に形成されたドーム部分及び
    出口を備えており、該出口が出口チャンネルを形成する
    出口アームを備えており、該出口アームがドームと一体
    に形成されており、該ドームが、前記ベースのフランジ
    部分の前記上方の平らな面に対して当接する関係をなし
    て配置される下方のシール面を備えており、 前記ドームの外周支持部分内に捕捉される環状のフラン
    ジ状部分及び該フランジ状部分から下方に延在している
    円筒状部分を備えた剛性のあるキャップインサートを更
    に有しており、前記キャップインサートの前記環状のフ
    ランジ状部分が、前記ドームの外周支持部分内に前記キ
    ャップインサートを固定する接着剤を充填するための複
    数の孔を備えており、前記円筒状部分が、前記ベースの
    上方に延在している壁部分の中に嵌合される形状を有し
    ており、前記円筒状部分が、その外面に設けられた周方
    向の突出部を備えていて、該突出部が前記戻り止めと係
    合して前記キャップを前記ベースに連結し、これらの間
    に流体気密シールを形成するように構成したことを特徴
    とする脳室フィステル形成術用リザーバ。
  28. (28)内部リザーバウェルを形成する形状をもつ剛性
    のあるベースを有しており、該ベースが、リザーバの入
    口を形成しているカテーテルコネクタ、該カテーテルコ
    ネクタと一体に形成された上方に延在している壁部分、
    及び前記ベースの壁部分の外面に設けられた周方向の戻
    り止めを備えており、 前記ベース上に配置されて前記リザーバウェルを閉鎖す
    る弾性キャップを有しており、該キャップが、前記ベー
    スと共に内部リザーバを形成しており、更に前記キャッ
    プが、外周支持部分と一体に形成されたドーム部分及び
    出口を備えており、該出口が出口チャンネルを形成する
    出口アームを備えており、該出口アームがドームと一体
    に形成されており、 前記ドームの外周支持部分内に捕捉される環状のフラン
    ジ状部分を備えた剛性のあるキャップインサートを更に
    有しており、前記環状のフランジ状部分が、前記ドーム
    の外周支持部分内に前記キャップインサートを固定する
    接着剤を充填するための複数の孔を備えており、前記キ
    ャップインサートが前記ベースの上端部を外方から包囲
    するようにして前記ドームにより位置決めされるように
    なっており、前記キャップインサートが、前記環状のフ
    ランジ状部分から前記ベースの壁部分に向かって内方に
    延在している周方向の突出部を更に備えており、該突出
    部が前記戻り止めと係合して前記キャップを前記ベース
    に連結し、これらの間に流体気密シールを形成するよう
    に構成したことを特徴とする脳室フィステル形成術用リ
    ザーバ。
  29. (29)内部リザーバウェルを形成する形状をもつ剛性
    のあるベースを有しており、該ベースが、リザーバの入
    口を形成しているカテーテルコネクタ、該カテーテルコ
    ネクタと一体に形成された上方に延在している壁部分、
    及び該壁部分と一体に形成されておりかつ該壁部分の上
    に配置されたフランジ部分を備えており、 前記ベース上に配置されて前記リザーバウェルを閉鎖す
    る弾性キャップを有しており、該キャップが、前記ベー
    スと共に内部リザーバを形成しており、更に前記キャッ
    プが、外周支持部分と一体に形成されたドーム部分及び
    出口を備えており、該出口が出口チャンネルを形成する
    出口アームを備えており、該出口アームがドームと一体
    に形成されており、 前記ドームの外周支持部分に取り付けられる環状のフラ
    ンジ状部分を備えた剛性のあるキャップインサートを更
    に有しており、前記環状のフランジ状部分が、前記ドー
    ムの外周支持部分に前記キャップインサートを固定する
    接着剤を充填するための複数の孔を備えており、前記キ
    ャップインサートが前記ベースのフランジ部分を外方か
    ら包囲するようにして前記ドームにより位置決めされる
    ようになっており、前記キャップインサートが、前記ベ
    ースのフランジの周縁部を受け入れる戻り止めを形成し
    ており、前記キャップインサートが前記ベースのフラン
    ジ上に配置されるようになっており、更に前記キャップ
    インサートが、前記リザーバウェル内に延入して前記ベ
    ースの壁部分の内面と係合する手段であって締まり嵌め
    により前記キャップを前記ベースに連結してこれらの間
    に流体気密シールを形成する手段を備えていることを特
    徴とする脳室フィステル形成術用リザーバ。
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