JPH0326050B2 - - Google Patents

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JPH0326050B2
JPH0326050B2 JP57198834A JP19883482A JPH0326050B2 JP H0326050 B2 JPH0326050 B2 JP H0326050B2 JP 57198834 A JP57198834 A JP 57198834A JP 19883482 A JP19883482 A JP 19883482A JP H0326050 B2 JPH0326050 B2 JP H0326050B2
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fluid
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gate
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JP57198834A
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JPS5889274A (ja
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Ui Pazemenasu Uitasu
Jerarudo Soromon Edowaado
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Baxter International Inc
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Baxter International Inc
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Publication date
Application filed by Baxter International Inc filed Critical Baxter International Inc
Publication of JPS5889274A publication Critical patent/JPS5889274A/ja
Publication of JPH0326050B2 publication Critical patent/JPH0326050B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
    • G01P3/48Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
    • G01P3/481Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
    • G01P3/489Digital circuits therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/168Means for controlling media flow to the body or for metering media to the body, e.g. drip meters, counters ; Monitoring media flow to the body
    • A61M5/172Means for controlling media flow to the body or for metering media to the body, e.g. drip meters, counters ; Monitoring media flow to the body electrical or electronic

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、非経口流体投与ポンプの作動を監視
する装置に係り、特に、ポンプステツプモータの
回転速度と、所望の流体投与率を表わす最適な速
度設定値とを比較して、許容できない流体過剰投
与状態又は過少投与状態の指示を与える装置に係
る。
近年、患者の静脈内や動脈内に流体を投与する
技術に相当の関心が集まつている。流体の投与が
不適当であると、患者の回復が遅れることにな
り、極端な場合には、更に別の障害や死を招くこ
ともあるので、このような非経口投与を行なう割
合を正確に制御することが非常に重要である。初
期の非経口投与装置は重力を利用して流体容器即
ち貯溜器から患者へ流体を送り込んでいる。然し
乍ら、この重力による流れを正確に調整すること
は困難であることが分つている。なぜならば、投
与中に貯溜器内の流体レベルが下がるにつれて、
貯溜器と患者との間の流体に作用する圧力が低下
するからである。従つて、重力による流れを用い
た装置では、投与率が、許容できない程変化す
る。
最近の非経口投与装置は、流体投与率の精度を
高めるためにポンプモータを用いている。これら
のポンプモータはしばしばステープモータより成
り、これは適当なステツプモータ制御手順に従つ
てプランシヤ又はピストン式の流体ポンプを駆動
する。これらの制御手順は、必要な精度を発揮す
ると共に信頼性の高い効率的なマイクロプロセツ
サプログラミング技術によつて実施できるので、
非常口投与の高精度制御要件にうまく適合する。
1977年7月26日付けのGeorgi氏の米国特許第
4037598号;1976年11月30日付のKnute氏の米国
特許第3944294号;1976年10月12日付のTenkins
氏等の米国特許第3985133号;並びに1973年6月
5日付のGeorgi氏の米国特許第3736930号には、
カム機構及びポンプ構造体と共にステツプモータ
を用いて高精度の投与率制御を行なう静脈内投与
装置が開示されている。これらの公知装置は一応
の効果は発揮するが、ステツプモータ駆動式流体
ポンプからの流体の投与には或る種の改良を加え
ることができる。例えば、ステツプモータが“暴
走”しないように、即ち予め選択された作動速度
から或る所定量以上ずれないように、ステツプモ
ータの作動を監視する或る手段を設ければ非常に
便利である。このようにすれば、患者への過剰流
体投与や過少流体投与及びこれに伴なう重大な障
害のおそれを回避することができる。
そこで本発明の目的は、非経口流体投与装置の
ポンプモータの作動を監視する制御方法を提供す
ることである。
本発明の別の目的は、非経口流体投与ポンプモ
ータの作動を監視する手段であつて、ポンプモー
タの速度を検出することによつて実際の流体投与
率の尺度を得、その後、ポンプモータ速度に所定
量以上のずれがあればこれを用いて流体過剰投与
状態又は過少投与状態の警報を与えるような手段
を提供することである。
本発明の更に別の目的は、ポンプモータの回転
速度と、所望の流体投与率を表わす所定の最適速
度設定値とを常時比較して、流体過剰投与状態又
は過少投与状態の警報を与える保護回路を有した
ポンプモータ制御装置を構成することである。
本発明の更に別の目的は、実際のポンプモータ
速度と、所望の流体投与率を表わす最適なポンプ
モータ速度との比が所定範囲を越えた時にポンプ
モータを停止させるように働く保護回路を有した
ポンプモータ制御装置を構成することである。
本発明の更に別の目的は、モータ制御手順を実
行するマイクロプロセツサと、このマイクロプロ
セツサの作動エラーを独立した検出する保護回路
とを有したポンプモータ制御装置を構成すること
である。
本発明のこれら及び他の目的は、ポンプモータ
の暴走、マイクロプロセツサの故障及びプログラ
ミングエラーを検出できる保護回路を用いたマイ
クロプロセツサベースのモータ制御装置によつて
達成される。保護回路は、所望の流体投与率を表
わす最適な速度設定値に対して実際のポンプモー
タ回転速度を常時測定する第1比較手段を備えて
いる。実際のポンプモータ速度が最適なポンプモ
ータ速度から所定量以上ずれた時には、第1警報
信号が発生されポンプモータが停止される。第1
比較手段の精度は、或る選択されたモータ制御装
置試験手順を用いてテストすることができる。保
護回路の第2比較手段は、マイクロプロセツサか
らの出力信号の一定周波数を、独立した基準信号
の周波数と比較する。例えばマイクロプロセツサ
が機能不良の時に生じることであるが、マイクロ
プロセツサからの出力信号の周波数が上記の独立
した基準信号の周波数から所定量以上ずれた時に
は、第2の警報信号が発生される。マイクロプロ
セツサをその後リセツトしてもこの機能不良が矯
正されない場合には、適当な警報が発せられる。
本発明の種々の目的、特徴及び効果は以下の詳
細な説明より明らかとなろう。
流体量に制御しつつ患者に投与するための1型
式の非経口投与流体計量装置が第1図及び第2図
に概略的に示されている。この流体計量装置の基
本的な実施例及びその改良された実施例が、1980
年8月1日及び1981年6月30日に各々出願された
米国特許出願第174666号及び第278954号に各々開
示されている。これらの両特許出願は本発明の譲
受人に譲渡されたもので、参考としてここに取り
上げる。本発明を理解するためには、上記特許出
願第278954号の改良された非経口投与流体計量装
置について簡単に述べれば充分であろう。さて第
1図を説明すれば、流体計量装置2は計量装置制
御ユニツト4内に配置されて示されている。流体
計量装置2の流体導入コンジツト6は一般の管1
0により流体容器8に接続されている。流体計測
装置2の流体放出コンジツト14から延びている
管12は、制御ユニツト4に収容されたステツプ
モータ及びカム機構(第1図には図示せず)の作
動に応答して、正確な量の流体を治療中の患者へ
送る。
第2図には、流体計量装置2並びにステツプモ
ータ及びカム機構の構造が詳細に示されている。
流体計量装置2はポンプ室18が配置された中空
のカセツト構造体16を備えている。ポンプ室1
8の上部を横切つて弾力性ダイヤフラム20が固
定されているガス阻止コンジツト26に形成され
た流路24の1端にある導入ポート22によつ
て、流体はガス保留室28からポンプ室18へ通
ることができる。ガス保留室28は中間流路30
を経て流体導入コンジツト6と流体連通してい
る。カム及びシヤフト機構36,38を経て弁ス
テツプモータ34に作動的に接続された弁アクチ
ユエータ32は導入ポート22の上に配置された
弾力性ダイヤフラム20の1部分40を変位させ
ることによりポンプ室18への流体を導入を制御
する。電力制御装置42によつて弁ステツプモー
タ34へ電流が供給され、電力制御装置42は交
流電源44又はバツテリ電源46のいずれかへ接
続される。弁ステツプモータ34はモータ制御装
置48から受けた指令に応じて一連の増分ステツ
プで駆動され、この際に弁アクチユエータ32
は、第2図に実線で示された開位置と、第2図に
仮想線で示されたように導入ポート22の周囲に
形成された弁座50にシール係合する位置との間
でダイヤフラムの部分40を動かすように往復運
動する。制御ユニツト4に形成された中空ボス5
4に安住されたバネ52のようなバネ付勢手段
は、弁アクチユエータ32をカム36のカム面5
6と確実に接触されるに要する力を与える。
ポンプ室18において導入ポート22とは反対
のところに放出ポート58が形成されている。こ
の放出ポート58は中間流路60を経て放出コン
ジツト14に連通している。放出ポート58と中
間流路60との間にはポール型逆止弁62が取り
付けられている。バネ64のようなバネ付勢手段
は、放出ポート58の周囲に形成された弁座66
にボール型逆止弁をシール係合させる。ボール型
逆止弁62に対向して弾力性ダイヤフラム20に
形成された突起68は、ポンププライミング作動
中にボール型逆止弁を弁座66から変位させる。
手動ラツチ弁70は、突起68を動かしてボール
型逆止弁と接触させるのに用いられる。
流体計量装置2のカセツト16を経て流体を圧
送するための動力は、カム及びシヤフト機構7
8,78を経て主ステツプモータ74へ作動的に
連結されたプランジヤ72によつて供給される。
主ステツプモータ74もモータ制御装置48を指
令を受けて電力制御装置42から電流を受け取
る。プランジヤ72の1端80は弾力性ダイヤフ
ラム20に接触し、その他端82は制御ユニツト
4の中空ボス88に安住されたバネ86のような
バネ付勢手段によりカム76のカム面84に確実
に接触される。主ステツプモータ74ひいてはカ
ム76の増分回転則ちステツプ回転により、プラ
ンジヤ72は第2図に実線で示された完全に引つ
込んだ位置と、第2図に仮想線90に示された完
全に延びた位置との間との間で往復運動するよう
に駆動される。弾力性ダイヤフラム20はプラン
ジヤ72の往復運動に応じて撓んで、ポンプ室1
8の容積を周期的に変化させ、これにより、計量
された量の流体をポンプ室から流体放出コンジツ
ト14へ送るに必要なポンピング作動を与える。
前記したように弁ステツプモータ34及び主ス
テツプモータ74はモータ制御装置48の指令下
にある。第3図に概略的に示されたモータ制御装
置48はマイクロプロセツサ92を備え、これは
データリンク94によつてリードオンリメモリ
(ROM)96に接続されている。弁ステツプモ
ータ34及び主ステツプモータ74の適当な制御
手順はこのリーダオンメモリ96に記憶されてい
て、要求に応じてマイクロプロセツサ92へ送ら
れる。マイクロプロセツサは、リードオンリメモ
リに記憶された制御手順に基いて弁ステツプモー
タ及び主シテツプモータをそれらの増分ステツプ
で各々駆動するように1対の8進ラツチ97,9
8に指示を与える。マルチプレクサ100は、前
記の米国特許出願第278954号に開示されたプラン
ジヤ圧力トランスジユーサ(図示せず)のように
種々のデータセンサに接続されている。A/Dコ
ンバータ102はマルチプレクサ100からの信
号を、マイクロプロセツサ92で使用できる形態
に変換し、このように変換された信号もデータリ
ンク103を経てマイクロプロセツサへ供給す
る。“番犬”回路即ちポンプモータ暴走防止回路
104はデータリンク106を経てマイクロプロ
セツサへ接続される。このポンプモータ暴走防止
回路104の目的は、主にステツプモータ74の
作動を監視し、そして主ステツプモータの速度が
所定の上限又は下限を越えて潜在的に危険な過剰
投与状態又は過少投与状態の発生を指示する時に
警報を与えることである。モータ制御装置48及
びステツプモータの制御手順は1981年10月22日出
願の米国特許出願に詳細に述べられており、これ
を参考としてここに取り上げる。ポンプモータ暴
走防止回路104は以下に詳細に述べる。
流体計量装置2のポンピング作動について以下
に説明する。第2図をみれば、管10によつて流
体導入コンジツト6へ送られる流体はガス保留室
28へ入れられ、流体中にもしガスが存在すれ
ば、これらのガスはガス阻止コンジツト26によ
りポンプ室18へ到達しないようにされることが
明らかであろう。ガス気泡のない液体が次いでガ
ス保留室28から流路24を経て導入ポート22
へ送られる。各ポンピングサイクルの再充填段階
中に、弁ステツプモータ34は弁アクチユエータ
32を上方に動かすように作動し、ガス気泡のな
い流体が導入ポートを経てポンプ室18に入れる
ようにされる。その短時間後に、プランジヤ72
が主ステツプモータ74によつて上方に動かさ
れ、ポンプ室18内の容積を増加すると共にその
圧力を下げ、流体が導入ポートを経て入りやすく
する。弁座66に安住されたバネ付勢されたボー
ル型逆止弁62は弁アクチユエータ32が開位置
にある間放出ポート58を効果的に遮蔽する。従
つて、ポンピングサイクルの再充填段階中には流
体放出コンジツト14へ流体が漏れることはな
く、ポンプ室18からポンプ圧送されるべき流体
の量に対して正確な制御が維持される。弁アクチ
ユエータ32は短時間開位置に置かれた後閉位置
へ動かされる。次いでプランジヤ72は前記した
ように下方に動かされ、ポンプ室18内の容積を
減少させる。ポンプ室内の容積が減少するにつれ
てポンプ室内の圧力が高まつて、バネ64がボー
ル型逆止弁62に及ぼすバネ付勢力に打ち勝ち、
正確な量の計量された流体がポンプ室18から放
出コンジツト14及び管12を経て患者へと圧送
される。ボール型逆止弁62を開くに必要な流体
圧力は主としてバネ64の弾力によつて決まる。
第2図の流体計量装置2は3つの個々のモード
のうちの1つで作動し、各作動モードには特定の
即ち所望の流体投与率が組合わされていることに
注意されたい。流体計量装置の第1の即ち通常の
作動モードにおいては、第1図の制御ユニツト4
に設けられたサムホイールスイツチ(図示せず)
を介してモータ制御装置48にセツトされた予め
選択された投与率で流体が投与される。この予め
選択された投与率は、流体投与を受ける患者各人
の必要性に応じて1時間当たり0〜999ミリリツ
ターである。流体計量装置の第2の作動モード
は、上記第1の通常の作動モードが完了した時或
いは貯溜器8の流体レベルが所定の下限に達した
時に患者の静脈の流体注入口に最少量の流体を送
つて管12の端にある針(図示せず)の詰まり
即ち閉塞を防止するように構成された血管開保持
モードである。この血管開保持モードは流体低レ
ベル警報器(図示せず)又は投薬終了指示のいず
れかに応答して開始され、この再にモータ制御装
置48は所定の低投与率即ちKVO投与率で流体
を投与するように主ステツプモータ74を所定の
低速度で駆動する。流体計量装置のもう1つの作
動モードは、主ステツプモータ74を消勢して患
者へ流体を投与しなくする停止モードである。こ
の停止モードは、当然、流体投与率ゼロである。
第3図を参照して述べたポンプモータ暴走防止
回路が第4図に示されている。このポンプモータ
暴走防止回路104は計算手段108を備え、こ
の手段には、流体計量装置2からの所望の流体投
与率を表わしている予め選択された投与率設定値
信号、KVO信号、又は停止信号のいずれかが送
られる。計算手段108は、その後、この所望の
流体投与率の値に基いて変化する少なくとも1つ
のパラメータを有した第1の指示を作り出す。流
体計量装置からの実際の流体投与率の値に基いて
変化する少なくとも1つのパラメータを有した第
2の指示が感知手段110によつて作り出され
る。これらの第1及び第2の指示は比較手段11
2へ同時に送られて互いに比較される。この比較
が許容範囲内にあり、即ち実際の流体投与率が所
望の流体投与率から所定量以上ずれていない場合
には、安全流体投与状態とされ、モータ制御装置
48は主ステツプモータ74を通常のやり方で駆
動し続ける。これに対し、実際の流体投与率が所
望の流体投与率から所定量以上ずれていて、潜在
的に危険な流体過剰又は過少投与状態を示してい
る場合には、比較手段112は第1指示と第2指
示との適切な比較を検出しない。従つて比較手段
にエラー信号が発生され、これはエラーラツチ1
14へ送られる。このエラー信号に応答して、エ
ラーラツチ114は警報信号を出力し、この信号
は、電力制御装置42により主ステツプモータ7
4へ送られる電圧を遮断して主ステツプモータを
停止させるのに用いられる。又、エラーラツチか
らの警報信号は、流体過剰又は過少投与状態の可
聴警報又は可視警報を発するように働いてもよ
い。
第4図の比較機構はソフトウエアの形態で実施
されてもよいし、専用ハードウエアの形態で実施
されてもよい。この比較機構を専用ハードウエア
の形態で実施するように特に設計された回路構成
が第5図ないし第8図に示されている。第5図
は、第4図の感知手段110として用いるのに適
した1型式の電気機構構成体を特に示しており、
この構成では、主ステツプモータ74の回転数即
ち速度が測定されて、流体計量装置の実際の流体
投与率の指示が作り出される。スロツト118が
形成された円板即ちフラグ116がシヤフト78
に配置され、このシヤフトは主ステツプモータ7
4をカム76に連結しているものである。円板1
16の片側に配置されたLED122と、円板1
16の反対側でLED122に対向して配置され
た光電検出器124とで構成された光断続モジユ
ール120は、モータ制御装置48のマイクロプ
ロセツサ92へ接続される。流体計量装置2の作
動中にLED122から光が発せられる。主ステ
ツプモータ74がその増分ステツプを介して駆動
された時には、円板116の存在により、LED
122で発せられた光の光電検出器124への到
達が阻止される。然し、主ステツプモータの各回
転ごとに1度、スロツト118が光断続モジユー
ル120と整列状態になり、LED122からの
光が光電検出器124に当たる。これにより生じ
る光電検出器からの出力が光断続モジユールによ
つて用いられてリード126にフラグパルス
FLAGが発生される。主ステツプモータ74が回
転を続けると、リード126には一連のフラグパ
ルスFLAGが発生され、このパルス列の各パルス
は主ステツプモータの1回転を表わしている。従
つて、FLAGパルス列は或る所与の時間中の主ス
テツプモータの回転数を決定するためのカウント
として働く。
この所与の時間中の全回転数は流体計量装置2
からの実際の流体投与率に対応し、これと、所望
の流体投与率を表わすカウントとを比較して、実
際の流体投与率が許容範囲内にあるかどうかを決
定することができる。
第6図は、所望の流体投与率を表わすカウント
を発生できると共に、この発生されたカウントを
第5図の光断続モジユール120からのカウント
と比較することのできる専用ハードウエアの回路
を示している。所望の流体投与率のカウントは、
独立したクロツク128から得られる基本カウン
トを分割することによつて導出される。独立した
クロツク128は400KHz発振器/カウンタ13
2を備え、これはリード134に6.25KHz信号を
与える。マイクロプロセツサ92の内部クロツク
に対して独立して作動するこの発振器/クロツク
132により、マイクロプロセツサの機能不能が
暴走防止回路の作動信頼性に影響しないようにさ
れる。リード134の6.25KHz信号は一連の率乗
算器136,138及び140のタイミングをと
るのに用いられる。これらの率乗算器へのデータ
入力には、制御ユニツトのサムホイールスイツチ
(図示せず)を介して予め選択された投与率設定
値の100位、10位及び1位の数値を各々表わす信
号がデータライン142を経て送られる。これら
の100位、10位及び1位の数値はサムホイールス
イツチからマイクロプロセツサ92(第6図には
示さず)によつても読み取られる。率乗算器13
6,138及び140は一般のカスケード形態で
互いに接続されており、リード144には、上記
の予め選択された投与率設定値に比例する比較的
高い周波数を有する高率出力が与えられる。本発
明のこの好ましい実施例では、この比較的高い周
波数は次のように表わされる。
fh=投与率設定値/1000×6.25KHz 但し、投与率設定値はサムホイールスイツチへ
の入力を表わしている。又、率乗算器136,1
38及び140によりリード146に沿つて一定
の低周波数の出力即ちKVO出力も与えられるこ
とに注意されたい。この出力は流体計量装置2が
血管開保持モードにある時の基準として用いられ
る。
リード144の高率出力は第1の除算カウンタ
148へ送られ、上記の予め選択された投与率設
定値になおも比例する中間周波数を有する中間率
出力に変換される。この中間周波数はスイツチ1
50の位置に基いて10の係数で変化される。従つ
て、本発明のポンプモータ暴走防止回路は、一般
の大人の流体投与率の1/10である子供の流体投与
率を受け容れることができる。カウンタ148に
より発生された中間率出力はノアゲート152へ
の一方の入力として働き、リード146のKVO
出力はノアゲート154への一方の入力として働
く。これら2つのノアゲートへの他方の力は、流
体計量装置の作動モードに基いてマイクロプロセ
ツサ92からリード156を経てKVO−
ENABLE論理信号が送られる。流体計量装置が
上記の予め選択された投与率で流体を投与するよ
うに通常モードで作動している時間を仮定すれ
ば、マイクロプロセツサ92からのKVO−
ENABLE信号は低レベルである。インバータ1
58はこのKVO−ENABLE信号を高レベルに
し、この際にはノアゲート154が作動不能にさ
れ、率乗算器140からのKVO出力はオアゲー
ト160に達しない。ノアゲート154を作動不
能にするこの高レベル信号はインバータ161を
経てノアゲート152に達し、その結果、ノアゲ
ート152は作動可能にされ、カウンタ148か
らの中間率出力をオアゲート160へ通す。その
後、この中間率出力は÷224カウンタのような第
2の除算カウンタ162を駆動し、第4図の光断
続モジユール120からのFLAGパルス列の周波
数と比較するのに適した周波数をもつRATE
(率)パルス列を発生させる。このRATEパルス
列の周波数はもちろん流体計量装置2からの所望
の流体投与率に比例するものであり、この場合は
流体数量装置の通常作動モードに関連した予め選
択された投与率に比例するものである。
これに対し、流体計量装置2が血管開保持モー
ドで作動している時には、マイクロプロセツサ9
2から送られる高レベルのKVO−ENABLE信号
がノアゲート152を作動不能にしてカウンタ1
48からの中間率出力を阻止する一方、ノアゲー
ト154を作動可能にしてKVO出力をオアゲー
ト160へ通す。この場合もカウンタ162は比
較のためのRATEパルス列を与えるが、今度は
このRATEパルス列の周波数は血管開保持モー
ドに関連したKVOの率に比例したものとなる。
カウンタ162によつて発生されたRATEパ
ルス列は、リード164を経て、1対の2進カウ
ンタ168及び170より成る第1の即ち暴走用
の比較手段166へ送られる。2進カウンタ16
8へのクロツク入力はリード164からの
RATEパルスを受け取るように接続されるが、
2進カウンタ170へのクロツク入力は光断続モ
ジユール120(第6図には示さず)のリード1
26からのFLAGパルス列を受け取るように接続
される。2進カウンタ168及び170は
National Semiconductor CD 4520カウンタの
ような多段部品であり、その各々は少なくとも4
個の出力段Q0,Q1,Q2及びQ3を有している。各
2進カウンタ168,170のQ1及びQ3出力は
1対のナンドゲート171,172のうちの関連
する片方へ接続されている。ナンドゲート17
1,172は次いで3入力ノアゲート174,1
76への1つの入力に各々信号を送る。ノアゲー
ト174への第2入力は2進カウンタ170の
Q3出力に接続され、一方ノアゲート176への
第2入力は2進カウンタ168のQ3出力に接続
される。又、暴走比較手段166はリセツト回路
178も備えており、このリセツト回路はナンド
ゲート180を含み、これはナンドゲート171
又はナンドゲート172のいずれかの出力によつ
て駆動されて、RC遅延回路182及び直列イン
バータ184,186を経てリセツトパルス
RESETを供給する。このRESETパルスは2進
カウンタ168及び170をリセツトするように
働くと共に、各々の3入力ノアゲート174及び
176の第3の入力をなす。ノアゲート174及
び176はノアゲート188を経てエラーラツチ
190の反転入力に接続されている。
暴走用比較器166の作動について説明する。
流体計量装置のカセツト16(第6図には示さ
ず)を制御ユニツト4へ挿入すると、スイツチ
(図示せず)がトリガされてリード192に高レ
ベル出力が発生される。この高レベル出力はリセ
ツト回路178のRC遅延回路182及び直列イ
ンバータ184,186を通り、この遅延回路1
82のRC時定数で決定された時間間隔の後に、
両2進カウンタ168及び170をリセツトする
ように働く。その後、流体計量装置からの所望の
流体投与率を表わすリード164のRATEパル
ス列が、このRATEパルス列の周波数の関数と
してカウンタ168の一連の出力段を介して該カ
ウンタ168のタイミングをとる。カウンタ16
8のQ0−Q3出力は高レベル値と低レベル値との
種々の組合わせで順次に切換えられ、RESETパ
ルス後にカウンタ168に到達するRATEパル
スの2進カウントが作られる。即ち、最初の
RATEパルスはカウンタ168のQ0出力を高レ
ベルに切換えて0001の2進カウントを形成し、第
2のRATEパルスはカウンタ168のQ1出力を
高レベルに切換えて0010の2進カウントを形成
し、第3のRATEパルスはカウント168のQ0
及びQ1出力の両方を高レベルに切換えて0011の
2進カウントを形成し、………というようにされ
る。2進カウンタ170のQ0−Q3出力にもリー
ド126のFLAGパルス列に応答して同様の2進
カウントが現われる。FIAGパルス列は流体計量
装置からの実際の流体投与率を表わしている。
最初の9個のRATEパルス中には、2進カウ
ンタ168のQ1及びQ3出力は前記したように高
レベル値と低レベル値との間で変わる。然し乍
ら、第10番目のRATEパルスまでは、即ちカウ
ンタ168が2進カウント1010に達するまでは、
Q1及びQ3出力が同時に高レベル値に切換れるこ
とはない。従つて各々の最初の9個のRATEパ
ルス中はナンドゲート171からの出力が高レベ
ルに保たれ、3入力ノアゲート174を作動不能
にし、ノアゲート174からノアゲート188へ
の信号は低レベルに保たれる。第4図の光断続モ
ジユール120からリード126に同時に到達す
るFLAGパルスも同様にカウンタリセツト後の第
10番目のFLAGパルスが現われるまで2進カウン
タ170のQ1及びQ3出力を高レベル値と低レベ
ル値との間で切換え、ナンドゲート172の出力
も高いレベルに保たれて3入力ノアゲート176
を作動不能にする。これにより生じるノアゲート
176からの低レベル出力は、ノアゲート174
からの上記低レベル出力とでもつて、ノアゲート
188を高レベルにし、エラーラツチ190のセ
ツト作動を防止する。
第10番目のRATEパルスが2進カウンタ16
8のタイミングをとる時には、ナンドゲート17
1が低レベルにされ、ノアゲート174への作動
不能化入力を取り去る。これと同時に、リセツト
回路の178のナンドゲート180の出力が高レ
ベルに変わつて別のリセツトパルスRESETを発
生させる。リセツト回路にはRC遅延回路182
があるので、このRESETパルスは或る短時間は
2進カウンタ168及び170へ到達しないよう
にされる。この短時間中に2進カウンタ170の
状態が監視される。少なくとも8個のFLAGパル
スがリード126に現われたとすれば、カウンタ
170のQ3出力は高レベルとなり、ノアゲート
174はナンドゲート171から低レベル出力が
あつても作動不能に保たれる。ノアゲート188
からの高レベル出力はエラーラツチ190のセツ
ト作動を阻止し、エラーラツチのQ出力を低レベ
ルに保つ。一方、モータ又はマイクロプロセツサ
の故障によつて主ステツプモータ74の作動速度
が著しく下つた場合には、カウンタ170に達す
るFLAGパルスが8個未満となり、そのQ3出力
は低レベルに保たれる。従つてノアゲート174
は高レベルとなり、ノアゲート188の出力を低
レベルにし、エラーラツチ190から高レベルの
Q出力を発生させ、これはリード194を経て電
力制御装置42の電圧調整器(図示せず)へ送ら
れる。モータ速度の低下ひいては潜在的に危険な
流体過少投与状態を表わす警報信号として働くエ
ラーラツチからのこの高レベルQにより、高圧調
整器は主ステツプモータ74への出力電圧をゼロ
にする。このゼロ電圧出力により当然ステツプモ
ータ74が停止され、流体計量装置2からの流体
投与が停止される。所望なるば、マイクロプロセ
ツサ92はリード194を監視して、エラーラツ
チ190のQ出力が高レベルの時にエラーコード
を発生することができる。この高レベルのQ警報
信号は可聴又は可視警報回路(図示せず)をトリ
ガさせて、流体計量装置のオペレータに過少投与
状態の存在を知らせることもできる。
流体過剰投与状態が存在する場合には、2進カ
ウンタ170に到達するFLAGパルスの周波数
が、2進カウンタ168に到達するRATEパル
スよりも大きくなる。従つて、カウンタ170の
方が最初に2進10カウントに達し、ナンドゲート
172の出力を低レベルにし、リセツト回路17
8から遅延RESETパルスを発生させる。この時
にはカウンタ168のQ3出力が高レベルとなつ
て少なくとも2進8カウントの入力RATEパル
スを指示しない限り、3入力ノアゲート176が
高レベルに変つてノアゲート188の出力を低レ
ベルにする。その後エラーラツチ190は高レベ
ルのQを出力し、前記したように警報信号を与え
る。
RC遅延回路182の時定数によつて定められ
た短時間の後に、2進カウンタ168及び170
は、ナンドゲート171又は172のいずれかか
らの低レベル出力に応答して発生されたRESET
パルスによつてリセツトされる。又、この
RESETパルスはリセツト作動中に3入力ノアゲ
ート174及び176を作動不能にし、エラーラ
ツチ190の疑似トリツプ作動を防止する。次い
で、FLAGパルス及びRATEパルスの両方の2
進カウントが再開され、FLAGパルスカウントと
RATEパルスカウントとの比が0.8より下がるか
又は1.25より大きくなつた時、即ちこの比が8/
10ないし10/8の範囲内にない時にはエラーラツ
チ190からの別の高レベルQの出力がリード1
94に現われる。もちろん、FLAGパルス又は
RATEパルスがこの特定の8対10の比以上に互
いに遅れない限り、即ち実際の流体投与率が所望
の流体投与率から所定範囲以上ずれない限り、警
報信号は発生されない。
マイクロプロセツサ92(第6図には示さず)
は、流体計量装置2が使用中でない時に比較手段
166の精度をテストするために流体過剰投与状
態又は過少投与状態を模擬するように設計されて
いる。流体過剰投与状態が模擬される場合には、
リード196がマイクロプロセツサによつて低レ
ベルにされ、この際にインバータ198は各率乗
算器136,138及び140のセツトピンに高
レベル信号を供給し、率乗算器の作動を停止させ
る。これと同時に、リード196の低レベル信号
はリード199を経てカウンタ148及び162
の作動も停止させる。カウンタ162からの
RATEパルス列は実際上止み、比較手段166
の2進カウンタ168の作動を停止させる。主ス
テツプモータ74(第6図は示さず)は第4図に
ついて述べた光断続モジユール120と円板11
6のスロツト118とが整列されるまで回転され
る。光断続モジユールのLED122はマイクロ
プロセツサにより任意の高い値で付勢されて
FLAGパルス列を発生する。このFLGAパルスは
比較手段166のカウンタ170のタイミングを
とり、Q1及びQ3出力を発生させ、第10番目の
FLGAパルスの後にナンドゲート172の出力を
低レベルにさせる。然し乍ら、RATEパルスは
発生されていないので、ナンドゲート172の出
力が低レベルに変つた時にカウンタ168のQ3
出力は低レベルのまゝである。かくて流体過剰投
与状態が模擬され、3入力ノアゲート174の出
力は高レベルに変わつて、ノアゲート188の出
力を低レベルにし、エラーラツチ190をトリツ
プさせてリード194に警報信号を発生させるは
ずである。警報信号が現われない場合は、比較手
段166の故障が指示され、マイクロプロセツサ
92内のRAM(図示せず)のような独立した記
憶装置を用いてこの事実が記録される。モータ制
御装置の通常の作動が再開された時には、この故
障データがRAMから読み出され、これを用いて
可聴又は可視警報器がトリガされる。
流体過少投与状態は、リード196の信号を高
レベルに保持する一方ステツプモータ74を静止
状態に保持して光電検出器124からの出力のパ
ルスを阻止することによつて模擬される。従つて
率乗算器136−140及びカウンタ148,1
62からのRATEパルスは通常通りに比較手段
166に連続的に送られるが、光学断続モジユー
ルからのFLAGパルスは送られない。比較手段の
その後の作動により過少投与模擬状態を表わす警
報信号が発生されるはずである。というのは、カ
ウンタ168の2進カウントが10になつた時に2
進カウンタ170のQ3出力が低レベルのまゝと
なり、エラーラツチ190をトリツプさせて、前
記したようにリード194に警報信号を発生させ
るからである。この場合も、もし警報信号が現わ
れなければ、これは比較手段の故障を指示し、こ
のような故障を示すデータは後で使用するように
マイクロプロセツサによつて記憶することができ
る。
マイクロプロセツサ自体の作動は第2のハード
ウエア比較手段200で監視される。このハード
ウエア比較手段200は構造及び機能の両方の点
で暴走用比較手段168と同じであり、1対のナ
ンドゲート206,208を駆動するように各々
接続された1対の多段2進カウンタ202,20
4を備えている。ナンドゲート206,208は
カウンタ202及び204の2進カウント間の比
較に応じて3入力ノアゲート210,212を
各々作動させる。ナンドゲート216、RC遅延
回路218及び直列インバータ220,222を
含むリセツト回路214は各々の10カウントシー
ケンスの終りに2進カウンタ202及び204を
リセツトするように接続される。ノアゲート21
0及び212に接続されたノアゲート224は、
カウンタ202に蓄積された2進カウントと、カ
ウンタ204に蓄積された2進カウントとの比が
所定の8/10ないし10/8範囲に入らない時にリ
ード226に低レベル信号を供給する。カウンタ
228はカウンタ132からのリード230の信
号によつてタイミングがとられ、例えば195Hzの
周波数を有する独立したクロツク信号を発生す
る。この独立したクロツク信号はリード232を
経て2進カウンタ202のクロツク入力に送ら
れ、一方、この独立したクロツク信号と同じ195
Hzの周波数を有するのが最適であるマイクロプロ
セツサからの一定周波数信号はリード234を経
て2進カウンタ204のクロツク入力に送られ
る。マイクロプロセツサが適切に機能している限
り、信号クロツクカウンタ204の周波数はハー
ドウエア比較回路200によりセツトされた範囲
内でこの独立したクロツク信号を追従するはずで
あり、従つてノアゲート224の出力は高レベル
に保たれるはずである。一方、マイクロプロセツ
サの或るハードウエア故障が生じたり、又はマイ
クロプロセツサのソフトウエアに或るプログラミ
ングエラーが存在する場合には、マイクロプロセ
ツサの作動は、一般に、一定周波数信号クロツク
カウンタ204の周波数が、ノアゲート224の
出力を低レべルさせるに要する点を越えて増加又
は減少するような状態となる。ノアゲートのこの
低レベル出力を用いて、マイクロプロセツサをリ
セツトしたり警報器を作動させたりするといつた
モータ制御装置の保護的な処置を開始させること
ができる。
第6図の第1又は第2の比較手段166又は2
00として使用するのに適した比較手段の別の実
施例が第7図に示されている。この比較手段23
8は1対の多段2進カウンタ240,242を備
えており、これらカウンタは、第6図の暴走用比
較手段166に代つてこの比較手段238を用い
た時には、RFTEパルス列及びFLAGパルス列に
よつて各々タイミングがとられる。両2進カウン
タ240,242は少なくとも4つの出力段Q0
〜Q3を有しており、各カウンタのQ2及びQ3出力
は1対のアンドゲート244,246のうちの関
連ゲートに接続されている。更に、各2進カウン
タからのQ3出力はナンドゲート248の一方の
入力に接続される。アンドゲート244,246
の出力は3入力ノアゲート250に接続される。
このノアゲート550はリセツト回路252及び
インバータ254を駆動するように接続され、イ
ンバータ254はJKフリツプ−フロツプ256
のクロツク入力に接続される。このリセツト回路
252はRC遅延回路258及びインバータ26
0を備えている。フリツプ−フロツプ256のJ
入力はナンドゲート248によつて信号供給され
る。比較手段238の回路はリード262によつ
て完成され、このリードは流体計量装置2のカセ
ツト16(第7図には示さず)が計量装置制御ユ
ニツト4(第7図には示さず)に最初に挿入され
た時に3入力ノアゲート250の第3入力及びフ
リツプ−フロツプ256のリセツト入力の両方に
リセツトパルスを供給する。
第7図の比較手段238の作動は第6図の比較
手段166及び200の作動と一般的に同様に行
なわれる。前記したように計量装置制御ユニツト
にカセツトを挿入すると、カセツトスイツチから
のパルスがリード262に送られ、このパルスは
フリツプ−フロツプ256をリセツトすると共に
ノアゲート250の出力を瞬間的に低レベルに切
換え、インバータ260にリセツトパルス
RESETを発生させる。このRESETパルスは2
進カウンタ240及び242をクリヤさせる。そ
の後、到来するRATEパルス及びFLAGパルス
が各々カウンタのタイミングをとり、やがて一方
又は他方のカウンタが2進カウント12(1100)に
達すると、そのカウンタのQ2及びQ3出力が同時
に高レベルになる。これに関連したアンドゲート
244又は246も同様に高レベルとなつて、ノ
アゲート250を出力を低レベルにし、インバー
タ254の出力を高レベルにしてフリツプ−フロ
ツプ256にクロツクパルスを与えると共に、リ
セツト回路252からRESETパルスを発生さ
せ、これはRC遅延回路258により決定された
時間の後に比較手段をリセツトさせる。ノアゲー
ト250が低レベルにされた時点で、他方の2進
カウンタのカウントが少なくとも8(1000)に達
している場合には、そのQ3出力が高レベルとな
り、ナンドゲート248に“アンド”状態が現わ
れる。これにより生じるナンドゲート248から
の低レベル出力はフリツプ−フロツプ256のJ
入力に送られ、このフリツプ−フロツプにクロツ
クパルスが与えられた時に低レベルの対応Q出力
を発生し、RATEパルスとFLAGパルスとの比
が許容できるものであることを指示する。2進カ
ウンタ240及び242のQ2及びQ3出力段はこ
こでは入力パルス列のカウントを置数するのに用
いられるので、この比は8/12即ち2/3であ
り、第6図の8/10の比ではない。もちろん、一
方のカウンタが12に達した時まで他方の2進カウ
ンタ240又は242が少なくとも8のカウント
に達していない場合には、カウントの遅い方のカ
ウンタからの低レベルQ3出力によりナンドゲー
ト248から高レベル信号が発生されてフリツプ
−フロツプ256のJ入力に送られるが、これは
このフリプ−フロツプにクロツクパルスが与えら
れた時である。この時、フリツプ−フロツプから
の高レベルの対応Q出力は、最適即ち所望の主ス
テツプモータ速度からの実際の主ステツプモータ
速度のずれが許容できないものであることを指示
するように働く。このQ出力はフリツプ−フロツ
プ256からリード264を経て取り出され、流
体過剰投与又は過少投与状態の警報が発せられ
る。所望ならば、フリツプ−フロツプ256から
リード266を経て出力を取り出して、これが
マイクロプロセツサによつて第2の制御信号又は
指示信号として用いられてもよい。
第8図は第6図の比較手段200の更に別の実
施例を示しており、この場合は、比較手段のリー
ド262にオアゲート268が挿入されている。
このオアゲート268には、リード270を経て
リセツト回路252の出力も送られる。2進カウ
ンタ240又は242のいずれかが24カウントに
達した時に生じるRESETパルスはフリツプ−フ
ロツプ256をリセツトし、これにより2進カウ
ンタのリセツト作動中にフリツプ−プロツプの擬
似トリツプが防止されることが明らかであろう。
以上、本発明の幾つかの好ましい実施例を説明
した。本発明の精神及び範囲から逸脱せずに、上
記のポンプモータ暴走防止回路に対して種々の変
更がなされ得ることが当業者に明らかであろう。
例えば、ポンプモータ暴走防止回路は、連続形態
ではなくて往復形態で回転する主ステツプモータ
に用いるようにされてもよい。即ち、第1図ない
し第3図の主ステツプモータ74は、前方の増分
ステツプをたどつてカム76を回転すると共にプ
ランジヤ72の下降ストロークを行ない、一方半
回転の位置でモータの方向を逆転してモータがそ
れまでにたどつた増分ステツプ位置を逆にたどら
せることによりプランジヤの上方ストロークを行
なうように構成することができる。この往復モー
タ構成では、円板116のスロツト118が各1
回のポンピングサイクル中にLED112及び光
電検出器124に2回整列し、これにより光断続
モジユール120からのFLAGパルスはポンピン
グサイクルの頻度の2倍の周波数で生じる。ポン
プモータ暴走防止回路の率乗算器136−140
又は第1及び第2カウンタ148,162のいず
れかを適当に調整することにより、2倍の周波数
のFLAGパルスに匹適する周波数を有した
RATEパルス列が作り出される。
本発明のポンプモータ暴走防止回路に対しその
他の変更も当業者に明らかであろうが、これらの
変更は全て特許請求の範囲内に包含されるものと
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の非経口流体投与装置の斜視
図、第2図は第1図の非経口流体投与装置に用い
られるポンプカセツト、弁ステツプモータ及び主
ステツプモータの断面図、第3図は第2図の弁ス
テツプモータ及び主ステツプモータの作動を制御
するモータ制御装置を示す回路図、第4図は本発
明のポンプモータ暴走防止回路を示す回路図、第
5図は第2図に示された主ステツプモータの回転
数即ち速度を測定する電気機械的な手段を示す
図、第6図は第4図の暴走防止回路の専用ハード
ウエアを示す詳細回路図、第7図は第6図のポン
プモータ暴走防止回路に用いる比較回路の別の実
施例を示す図、そして第8図は第6図のポンプモ
ータ暴走防止回路に用いる比較回路の第3の実施
例を示す図である。 2……流体計量装置、4……制御ユニツト、6
……流体導入コンジツト、8……流体容器、1
0,12……管、14……流体放出コンジツト、
16……中空カセツト構造体、18……ポンプ
室、20……ダイヤフラム、22……導入ポー
ト、24……流路、26……ガス阻止コンジツ
ト、28……ガス保留室、32……弁アクチユエ
ータ、34……弁ステツプモータ、36,38…
…カム及びシヤフト機構、42……電力制御装
置、44……交流電源、46……バツテリ電源、
48……モータ制御装置、50……弁座、52…
…バネ、54……ボス、56……カム面、58…
…放出ポート、62……ボール型逆止弁、64…
…バネ、66……弁座、68……突起、72……
プランジヤ、74……主ステツプモータ、76,
78……カム及びシヤフト機構、84……カム
面、92……マイクロプロセツサ、96……リー
ドオンリメモリ、104……ポンプモータ暴走防
止回路、108……計算手段、110……感知手
段、112……比較手段、114……エラーラツ
チ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 流体計量装置から流体を投与するための動力
    を与えるように回転するモータの速度を監視し、
    流体投与率が所望量を越えて変化しないようにす
    るために、実際のモータの速度が所望のモータ速
    度から所定量を越えてずれた時を判定する装置に
    おいて、 実際のモータの速度を表す第1の信号を発生す
    る第1信号発生手段と、 前記所望のモータ速度を表す第2の信号を発生
    する第2信号発生手段と、 前記第1の信号および第2の信号を受けてこれ
    ら第1の信号と第2の信号とを互いに比較して、
    前記第1の信号と前記第2の信号との比が所定の
    範囲外となるときに第1の警報信号を与える比較
    手段と、 前記第2信号発生手段によつて示される前記所
    望のモータ速度から実質的に異なる実際のモータ
    の速度を表す第1の信号を前記第1信号発生手段
    が発生するように、周期的間隔にて動作しうる監
    視手段と、 該監視手段の動作の前記周期的間隔中に前記比
    較手段が前記第1の警報信号を発生しないときに
    第2の警報信号を与える手段と を備えることを特徴とする装置。
JP57198834A 1981-11-12 1982-11-12 静脈内流体投与ポンプの監視装置 Granted JPS5889274A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US320528 1981-11-12
US06/320,528 US4470758A (en) 1981-11-12 1981-11-12 Intravenous fluid pump monitor

Publications (2)

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JPS5889274A JPS5889274A (ja) 1983-05-27
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