JPH03260189A - 黒液噴射装置および黒液回収ボイラ - Google Patents

黒液噴射装置および黒液回収ボイラ

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JPH03260189A
JPH03260189A JP5569590A JP5569590A JPH03260189A JP H03260189 A JPH03260189 A JP H03260189A JP 5569590 A JP5569590 A JP 5569590A JP 5569590 A JP5569590 A JP 5569590A JP H03260189 A JPH03260189 A JP H03260189A
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JP
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black liquor
black
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collision
furnace
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JP5569590A
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Kazunori Satou
一教 佐藤
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Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は黒液噴射装置および黒液回収ボイラに係り、特
にボイラ火炉内におけるチャーの飛散量を軽減するよう
にした黒液噴射装置および黒液回収ボイラに関する。
[従来の技術〕 製紙プロセスにおける回収ボイラでは、ボイラ火炉内へ
パルプ黒液を、オシレータと呼ばれる噴射分散装置から
加圧噴射し、炉底にチャーベツドを作り出し、炉底から
吹き込む燃焼用空気によりチャーを炉内で燃焼させ、ボ
イラに設けた伝熱管群および水冷壁より燃焼熱を回収し
て蒸気(プロセス用あるいは発電用)を作り出す。最近
になり、ボイラとしての効率アップを目標に、より高温
・高圧の′高価値″の蒸気製造が求められるようになり
、回収ボイラは、黒液からの苛性ソーダの回収のみなら
ず一般の発電用ボイラなみの高機能化が不可欠になって
きている。
第12図は、回収ボイラ内における概略的な様相を模式
的に描いたものである。黒液は、火炉内へ向かって歳差
的(振り予約)な運動をする噴射分散装置(オシレータ
)1202から火炉内へ吹き込まれる。この噴射分散装
置1202は、火炉の下方部に向かい合わせに一対設置
されている。
一般に、黒液は比重が約1.5と重く、高粘度(常温で
はほぼ固体)であることから120″C以上まで加熱さ
れて用いられている。このような黒液噴射分散装置は、
火炉内へ挿入されていることもあり、耐久性にすぐれる
構造であることが望ましい。
さて、火炉内へ噴射分散装置1202から吹き込まれる
黒液液滴群1213は、そのサイズと分散分布(炉底面
に対する黒液液滴の単位面積・単位時間あたりの流束)
が問題となる。黒液液滴群1213においてかなり小さ
な液滴が多量に混じるサイズ不均一噴霧の場合、微小粒
子はダストとなって浮遊しボイラの伝熱管群(例えば過
熱器1208)へ付着する。付着量が限度を超えるとボ
イラが閉塞してしまい、通常の連続操業が不可能になる
。また、黒液の炉内空間分散量のばらつきが大きすぎる
場合には、炉底上のチャーベンド1212の形成が著し
く不安定になる。
すなわち、火炉壁面近くにチャーが集中して堆積し過ぎ
る場合には、1次空気孔1203が閉塞したり、チャー
ベツド1212が不連続的に崩壊しやすくなるといった
問題が生じる。このような状態では、火炉内における熱
負荷や排ガス成分の変動が増大し、ボイラとしての正常
な機能が果たせなくなる。
以上のように、回収ボイラの性能は、黒液の噴射分散技
術に強く依存している。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来式の回収ボイラ用黒液噴射分散装置の噴射分散部分
の構造を第13図〜第14図に示す。132は黒液加圧
噴射ノズル、133は黒液噴出孔であり、黒液131は
ノズルより噴射され、放射衝突板135に所定角度αで
衝突し、板上を薄い液膜となって拡散しながら、最後は
液滴となって炉内に噴射される。その状況を第15図に
示すが、扇状にひろがる液滴流内において液滴粒径のば
らつき幅が大きく、粗大な液滴が多い一方で、逆に微小
な液滴も多量に発生する。微小液滴は、回収炉上方部へ
浮遊上昇して付着性ダストとなって伝熱管へ付着する。
このような条件では、火炉が閉塞しやすくなるため、長
期間に及ぶ安定した回収炉の連続運用が不可能になると
いう問題があった。
一方、扇状噴霧の円周方向において、黒液液滴の分散流
量(液滴流束)分布に著しい偏りが生じる。
すなわち、扇状噴霧の両外周端のみに黒液液滴が集中し
てしまい(第15図に描いたように周端には粗大な液滴
が多い)、この現象が、炉底に安定したチャーベツドが
形成されないという問題を引き起こしていた。以上のよ
うな黒液の噴射分散についての好ましくない特質は、噴
射ノズルを大型化しボイラの大容量化を図る場合により
顕著になる。以上のような問題は、最近になり計画が推
進されている回収ボイラの大容量化、高温高圧化や、高
濃度濃縮黒液の利用(熱効率上有利)といった回収ボイ
ラの技術的進展の前に立ちはだかっている。
本発明の目的は、上記した問題点をなくし、回収ボイラ
の大容量化と高効率運用を促進し、また伝熱管へのダス
ト付着を抑制し、安定した状態で長期間に及ぶ安定燃焼
が可能な黒液噴射装置および黒液回収ボイラを提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記した従来技術の課題は、バルブの蒸解廃液である黒
液を噴射する噴射孔を有する噴射ノズルと、該噴射ノズ
ル黒液噴射孔の先端部において噴射孔の中心軸方向に対
し所定の角度傾斜させて設けられ前記噴射された黒液を
液滴として火炉内へ噴射する衝突板とを有する黒液噴射
装置において、前記黒液噴射ノズルの噴射孔を複数個設
は衝突板への黒液の衝突個所を複数個としたことを特徴
とする黒液噴射装置、 およびバルブの蒸解廃液である黒液を火炉内に噴射して
燃焼させる黒液噴射装置を火炉壁に複数個設けるととも
に、火炉への燃焼用空気供給装置を備えた黒液回収ボイ
ラにおいて、前記黒液噴射装置には黒液噴射孔を有する
噴射ノズルと、該噴射ノズルの先端部において噴射孔の
中心軸方向に対して所定の角度傾斜させて衝突板を設け
るとともに、前記噴射ノズルの黒液噴射孔を複数個設け
、衝突板への黒液の衝突個所を複数個としたことを特徴
とする黒液回収ボイラにより解決される。
(作用) 黒液噴射分散装置を大容量の燃料供給装置として利用す
る場合、あるいは高濃度に濃縮して結果的に粘度が著し
く高くなっている黒液を用いる場合、噴射分散装置の円
周方向つまり火炉の炉幅方向に対して黒液の分散流量や
液滴サイズが不揃いになる。
分割された小さな放射衝突面により小容量の黒液を衝突
させるのが、本発明のメカニズムである。
すなわち、厚さがより均一な液膜が衝突面上に形成され
、衝突面のエツジから飛び出す液滴の円周方向に対する
速度分布に偏りのない噴射分散状態となる。
このように、−本の噴射ノズルにおいて黒液を分割して
噴射すれば大容量化に伴う問題は解決される。
〔実施例] 本発明になる黒液噴射(分散)装置は、いずれも、複数
本に分岐された黒液分岐流路と、黒液の衝突面が黒液分
岐流路と同数に分割されている点に特徴がある。以下に
、3通りの具体例を述べる。
実施例1 第1図に示す実施例は、黒液流路2を、黒液7の噴出部
において、A−A ’方向視図に示すように放射衝突板
50面上において2つに分割して2つの分岐管3と黒液
流路4を形成したものである。
分岐管3は、円弧状に曲げられ、黒液7の噴出部は、噴
射分散装置本体1の中心軸方向に対し向きが傾斜してい
る。放射衝突板5は、肉厚の大きな略円板状の綱片であ
り、左右両方の分岐管3の下部に溶接によって固定され
ている。この放射衝突板5の中心線上(噴射分散装置本
体の中心軸)に、さほど高くない液膜分割層6が設けら
れている。
左右の黒液分岐流路4から噴出する黒液7は、放射衝突
板5上で液膜になるが、液膜分割層6は、左右の両液膜
が放射衝突板5上で干渉するのを防止するためのもので
ある。この堰の高さは、黒液分岐流路4の直径の半分程
度である。
このような構成の黒液噴射装置における黒液噴射状況の
スイッチを第5図に示す。
左右の分岐管3から加圧噴射された黒液7は、液膜分割
層6で左右に分割された放射衝突板5の衝突面上でそれ
ぞれの液膜となり、次いで液滴へと分裂する。それぞれ
の衝突面において、液膜の周端、つまり放射衝突板5の
つけ祖と液膜分割層6においてリム(r im)aが生
じる。このリムaが分裂して生じた液滴すは比較的大き
いが、本実施例では、同じ1本の黒液噴射装置において
、このリムの発生箇所が4通りに分割されることになる
。ちなみに、無対策の従来例(第15図)では、放射衝
突板135の左右両端の2箇所である。
本実施例のように、リムが分割されれば、大容量の噴射
分散装置でしかも高粘度の黒液であってもリムは従来式
よりは細くなり、著しく粗大な黒液液滴が発生するとい
う問題は解決される。これによって、回収ボイラ炉内へ
噴射される黒液の流量分散や液滴のサイズも均一化する
実施例2 第2図に上方からの視図および第3図に側面からの視図
を示す実施例は、黒液流路9を、放射衝突板15に対し
て垂直方向に2つに分割したものである。主噴出孔10
の上側には(第3図)分岐噴出孔12が乗るように、ま
た噴出部の先端は分岐噴出孔12のそれが主噴出孔10
のそれよりも前へ突き出るように構成されている。本実
施例においては、主噴出孔10と分岐噴出孔12の大き
さはほぼ等しい。放射衝突板15は、肉厚の大きな略円
板状の鋼片であり噴射分散装置本体8の下部に溶接によ
って接合されている。この放射衝突板15は、中央部に
おいてθアーθ1 (第3図)の角度だけわずかに折れ
曲がっており、主噴出孔10からの黒液が衝突する第1
段の衝突面15−1と、分岐噴出孔12からの黒液が噴
出する第2段の衝突面15−2から構成されている。こ
こにθ1およびθ2はそれぞれ第3図に示すように、θ
1・・・主噴出孔の中心軸と第1段の衝突面のなす角度 θよ・・・分岐噴出孔の中心軸と第2段の衝突面のなす
角度 であり、θ2〉θ、の関係がある。
このような構成の黒液噴射装置における黒液噴射状況の
スケッチを第6図に示す。
実施例1では、放射衝突板上の黒液液膜を左右に分割し
たが、本実施例では、黒液13を噴出方向、つまりいわ
ば縦方向に分割する。分岐噴出孔12から噴射された黒
液噴流lは、放射衝突vi15の先端衝突面15−2に
衝突し液膜となり液滴jへと分割する。また主噴出孔1
0から噴射された黒液13は、放射衝突板15のつけ根
側衝突面15−1で液膜となり左右両側に広がり液滴j
へと分裂する。つけ根側の衝突面15−1上の液膜の中
心部は、先端側の衝突面15−2上の液膜と干渉し合う
(k)。この干渉の効果によって、従来例(第15図)
のような液膜中心における細かな液滴139の生成が防
止される。細かなisの炉頂部へのキャリオーバは、伝
熱部の閉塞の原因ムこなる。本実施例においても、実施
例1と同様に、黒液のリムiが少なくとも4箇所以上に
分割されて生成するため、従来式のリム136よりは細
(なり、著しく偏った黒液の発生を抑止することが可能
になる。
実施例3 第4図に示す実施例は、黒液流路18を、中心軸27に
沿う主噴出孔21と、その左右に分割した2本の分岐噴
出孔25によって構成したものである。この設計例では
、主噴出孔21の噴出孔断面積と分岐噴出孔25の2本
分の断面積がほぼ等しい。放射衝突板22は、前出の2
つの実施例と同様に、略円孤状の厚肉の鋼板であるが、
分岐噴出孔25から噴出する黒液の衝突する分岐衝突面
26が左右に設けられている。
このような構成の黒液噴射装置における黒液噴射状況の
スケッチを第7図に示す。
この例は、放射衝突板の衝突面を拡大することにより、
黒液噴射分散装置をかなり大容量化することをねらった
ものである。3箇所の衝突面において、3通りの黒液液
膜が形成され、黒液リムの発生部も少なくとも4箇所以
上に分割される。これによる作用と効果は、前出の実施
例1および2と同様である。
第8図は、火炉幅方向における黒液液滴径dff2の変
化をまとめたもので、本発明の実施例1と従来例(第1
3図、第14図に構造を示す)の特性を比較したもので
ある。縦軸のd3tは、中心軸において従来式噴射分散
装置で得られた液滴径d3□。で割り、無次元化して表
しである。従来式の場合、火炉壁側でd。、Cがかなり
大きい一方で、中央部では小さく、炉幅方向への偏りが
著しい。これに対し、本発明の実施例では、d32がか
なり均一化され、大きく改善されていることがわかる。
第9図の実験結果は、炉幅方向の黒液分散流量であり、
実施例1と従来例とを比べたものである。
平均液滴径d3□の結果と同様に、実施例1を用いた方
が、火炉内へより均等に黒液を噴射分散できることがわ
かる。
以上のような黒液噴射分散性能の改善効果は、火炉上部
の伝熱管列におけるダスト付着量低減となって表われる
。第10図は、黒液温度とダスト付着量の関係であり、
本発明の実施例Iになる黒液噴射分散装置を使用した場
合と、従来式の装置(第13図、第14図に構造を示す
)におけるそれとを比較したものである。ただし、横軸
は標準温度で割られ、また縦軸は標準温度において従来
式を用いた場合のダスト付着量で割られてともに無次元
化されている。一般に、黒液の温度が上がると急激に粘
度が減少するため、細かな液滴が発生しやすくなってダ
スト付着量が増える。従来式では、細かな液滴139の
量が増大する(第15図)。これに対し本実施例では、
第5図に示すように、中央部でも黒液リムaを作り出す
ようにしているために、炉頂部ヘキャリオーバされる液
滴量は少なく、黒液の温度が高くなる条件でもダスト付
着量の増大を抑制することができた。
第11図の実験結果は、1次空気量に対するダスト付着
量の変化をまとめたものである。従来技術のように、火
炉中央部に細かな液滴が多ければ、それらが炉の上方ヘ
キャリオーバされやすい。そのため、1次空気量の増加
とともにダスト付着量が増えていく。これに対し、炉中
央の液滴径をやや大きくした(第8図)本実施例の場合
は、同じ1次空気量で比較した場合、30%近くもダス
ト付着量を低減できる。
以上、ダスト付着量評価に限っての2例であるが、本発
明の効果が実証された。本発明の有効性は、特に大容量
化を図った場合や、高粘度の高濃縮黒液を使用する場合
(水分を少なくして回収ボイラの熱効率を向上させるた
め)に、より強く発揮される。
本発明になる装置は、具体的な対象とした黒液噴射(分
散)装置と同様に、分裂する液滴が比較的均一で、小さ
過ぎることもなく、粗大過ぎることもない程度の液滴生
成が必要な技術へ適用することが可能である。例えば、
溶融状態の溶鉱炉からの排出スラグの液滴生成法への応
用が考えられる。溶融スラグは、粘度が高く比重も大き
い点など物性が類僚している点も多い(ただし比重は黒
液よりもかなり大きい)。ただしスラグ粒状化の場合に
は、本発明の対象となった黒液に対する方法のみでは不
十分であり、水流もしくは空気流によって分裂と冷却の
作用を補助してやる必要がある。粒状に成形されたスラ
グは、ハンドリングも容易になり、建材やコンクリート
原料として有効利用される。
〔発明の効果) 本発明を具体化し、実用機へ適用することによる効果を
まとめると以下のようになる。
(1)噴射装置の大容量化を図ることができる。
(2)回収炉内における黒液の空間分散量が一様になる
。これによって、炉底のチャーベツドの状態(層高、温
度等)も安定する。
(3)回収炉内へ噴射分散される黒液液滴径の空間的な
ばらつきが小さくなる。黒液液滴の大きさが、炉内空間
においてより均一化する。
(4)黒液液滴が適切な大きさに均一化される。
これによって、微細な黒液液滴の炉頂部への飛散(キャ
リオーバ)が抑制される。
(5)著しく粗大な液塊状の黒液液滴が生成しなくなる
ため、1次空気量の低減が可能になる。これによって送
風動力も削減できる。
(6)上記(2)、(3)および(5)の効果により、
黒液チャーによる1次空気吹き込み用ノズルの閉塞を防
止できる。
(7)上記(2)、(3)ないしく4)の効果により、
ボイラの伝熱管群へのダスト付着量も著しく低減し、連
続安定操業が可能になる。
(8)上記(2)、(3)ないしく4)の効果により、
スートブローの作動回数を低減できる。これによって、
蒸気消費量を削減できることから、ボイラの効率向上が
達成される。
(9)上記(4)および(7)の効果によってスーパヒ
ータ(過熱器)内の蒸気温度が適正比し、回収ボイラの
高温高圧化が可能になる。
以上のように、本発明を実施することは、回収ボイラの
高温・高圧化すなわち効率向上による高性能化が実現す
るばかりでなく、安定した状態で長期間の連続操業を可
能にするなど運用面における改善効果も大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は、本発明になる黒液噴射装置の実施例
構造図、第5図〜第7図は、第1図〜第4図の実施例に
おける黒液噴射の模式図、第8図〜第11図は、本発明
の効果を示す説明図、第12図は、回収ボイラ全体の構
造図、第13図〜第14図は、従来の黒液噴射装置の構
造図、第15図は、従来の黒液噴射装置における黒液噴
射の模式図である。 1・・・黒液噴射装置本体、2・・・黒液流路(黒液噴
射孔)、3・・・分岐管(噴射ノズル)、4・・・黒液
分岐流路(黒液分岐噴射孔)、5・・・放射衝突板、6
・・・液膜分割層、7・・・黒液。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パルプの蒸解廃液である黒液を噴射する噴射孔を
    有する噴射ノズルと、該噴射ノズル黒液噴射孔の先端部
    において噴射孔の中心軸方向に対し所定の角度傾斜させ
    て設けられ前記噴射された黒液を液滴として火炉内へ噴
    射する衝突板とを有する黒液噴射装置において、前記黒
    液噴射ノズルの噴射孔を複数個設け衝突板への黒液の衝
    突個所を複数個としたことを特徴とする黒液噴射装置。
  2. (2)上記黒液の衝突個所ごとに分割された衝突板を設
    けたことを特徴とする請求項(1)記載の黒液噴射装置
  3. (3)衝突板上の隣接黒液衝突個所間に分割堰を設けた
    ことを特徴とする請求項(1)または(2)記載の黒液
    噴射装置。
  4. (4)パルプの蒸解廃液である黒液を火炉内に噴射して
    燃焼させる黒液噴射装置を火炉壁に複数個設けるととも
    に、火炉への燃焼用空気供給装置を備えた黒液回収ボイ
    ラにおいて、前記黒液噴射装置には黒液噴射孔を有する
    噴射ノズルと、該噴射ノズルの先端部において噴射孔の
    中心軸方向に対して所定の角度傾斜させて衝突板を設け
    るとともに、前記噴射ノズルの黒液噴射孔を複数個設け
    、衝突板への黒液の衝突個所を複数個としたことを特徴
    とする黒液回収ボイラ。
  5. (5)上記黒液の衝突個所ごとに分割された衝突板を設
    けたことを特徴とする請求項(4)記載の黒液回収ボイ
    ラ。
JP5569590A 1990-03-07 1990-03-07 黒液噴射装置および黒液回収ボイラ Pending JPH03260189A (ja)

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