JPH03260122A - 二重撚糸機の始動方法 - Google Patents

二重撚糸機の始動方法

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JPH03260122A
JPH03260122A JP5206690A JP5206690A JPH03260122A JP H03260122 A JPH03260122 A JP H03260122A JP 5206690 A JP5206690 A JP 5206690A JP 5206690 A JP5206690 A JP 5206690A JP H03260122 A JPH03260122 A JP H03260122A
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JP
Japan
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yarn
twist
strong
twist value
value
Prior art date
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Pending
Application number
JP5206690A
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English (en)
Inventor
Masakatsu Hasegawa
正勝 長谷川
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03260122A publication Critical patent/JPH03260122A/ja
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  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、始動時の無撚り等を少なくすることができ
る二重撚糸機の始動方法に関する。
〔従来の技術) まず、二重撚糸機の構造を第5図及び第6図により説明
する。第5図は二重撚糸機の一錘を示し、通常は80〜
304錘が並列配置されている。給糸ボビンBから解舒
される糸Yはテンシラン装置15に入り、スピンドル装
[25で2回加熱され上方のバルーンガイド23に至る
。そして、加熱された糸Yはガイドローラ26.27及
びフィードローラ28を経てトラバースガイド29に至
る。
トラバースガイド29で綾振りされる糸Yはクレードル
アーム30に支持され巻取ドラム31に転接する巻取パ
ッケージPに巻き取られる。つぎに、糸Yを加熱するス
ピンドル装置25の代表的な構造と作動を第6図により
説明する。第6図(a)において、支持管1がフレーム
2に固定され、該支持管lにベアリング3を介してスピ
ンドル4が回転自在に支持されている。さらに、スピン
ドル4にはスピンドル回転体であるワーブ5、糸貯溜盤
6、および回転ディスク7が一体的に固定されている。
さらに、上記スピンドル4にはベアリング8を介して静
止盤9が支持され、該静止盤9に固定したマグネット1
0とアウターリング11に固定したマグネット12の吸
引作用により静止盤9は静止状態を維持する。つぎに、
静止盤9には給糸カバー13が固定されており、上記ア
ウターリング11には外側バルーン制限筒14が固定さ
れている。このアウターリング11はフレーム2上に固
定されている。上記静止盤9上には給糸ボビンBが載置
され、静止盤9の中心筒部9aにはテンション下置15
が嵌合設置される。テンション装置15および土間静止
盤9の中心筒部9aには連通ずる糸道路17が形成され
、該糸道路17の下端は外側に折曲17aして糸貯溜盤
6の半径方向に形成している糸導出死重8に連通してい
る。
16はワーブ5に接触してスピンドル4を回転する駆動
ベルトである。23はバルーンガイドを示している。こ
のような構造のスピンドル装置25において、給糸ボビ
ンBから解舒された糸Yは、給糸ボビンBの中心に位置
するテンション装置15の頂部から前記糸通路17およ
び糸導出孔18に導かれ、更に給糸カバー13と外側バ
ルーン制限筒14の間を通り、上方のバルーンガイド3
9へと導かれる。その際、駆動ベル)16の駆動力によ
り糸貯溜盤6即ち回転ディスク7が回転し、糸Yが加熱
される。すなわち、第6図(b)に示されるように、a
−+ l) −+ (の間で一回撚られ、C→dで一回
撚られ、合計二回撚られる。ところで、回転ディスク7
の回転で糸Yを加熱するためには、糸Yが所定のテンシ
ョン下にある必要があり、そのためにテンション装置1
5が設けられている。
即ち、圧縮バネ内蔵のカプセルテンサ20を筒体19内
の糸通路の一部に設け、該カプセルテンサ20とカプセ
ルテンサ挾持部材21.22間に一定圧で糸Yをニップ
しつつ、糸Yにテンションを付与するものである。第5
図に戻り、各錘におけるスピンドル装225の駆動は機
台に共通の駆動ベルト16による一斉駆動であり、撚値
(撚り数)の変更、即ち駆動ベルト16の増減速は機台
の端に設けられたベルト式無段変速装置32によりに行
われる。
上述した二重撚糸機の始動は以下のように行う。
まず、第5図に示されるような状態の糸掛けを行った後
、ベルト式無段変速装置32を介して駆動ベル)16を
所定速度で走行させ、各錘のスピンドル装置25を一斉
駆動する。同時に、トラバースガイド29の綾振りと巻
取ドラム31の駆動により、−斉巻取を開始する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の技術で説明した二重撚糸機の始動方法においては
、始動時の糸の巻き始め部分の撚値が所定以下になる傾
向があり、特にせ撚設定時では巻き始め部分が無撚りと
なって、編み機等における糸切れ発生の原因になるとい
う問題点を有していた。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、始動
時の糸の巻き始め部分における撚値を所定値に近づける
ことができる二重撚糸機の始動方法を提供しようとする
ものである。
(illllを解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明の二重撚糸機の始動
方法は、静止盤に給糸ボビンを載置し、該給糸ボビンの
中心を経て解舒される糸を静止盤の下に配置された回転
ディスクに沿わせ、上方のバルーンガイドへと糸を導く
過程で二回加撚して巻取る多数錘を備えた二重撚糸機を
一斉始動するに際して、通常撚値より高い強撚値で始動
し、所定時間後に通常撚値へと戻すものである。
〔作用〕
本発明の始動方法は、通常撚値より高い強撚値で始動し
て、巻き始め部分の無撚りや甘撚りを少なくし、所定時
間経過後の立ち上がり完了と共に自動的に通常撚値へと
戻る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は撚僅の時間経過を示すグラフ図であり、第1図
(a)は強撚停止時を示し、第1図(b)は強撚スター
ト時を示す。そして、第2図は強撚停止のフローチャー
ト図、第3図は強撚スタートのフローチャート図、第4
図はコントロールパネルを示、す図である。
以下に説明する二重撚糸機の始動方法は、全錘を空状態
のまま強撚値に高めてから停止する強撚停止手順と、糸
掛は作業の後の強撚スタート手順から戒っている。この
ように、強撚停止を経た後に、強撚スタートする理由は
以下の通りである。
一般にベルトやチェーンを用いる機械式無段変速装置は
運転中しか変速することができない。始動時に増速する
と、増速のための時間が必要となり、増速されるまで無
撚りや甘撚りが残る。そこで、停止前に増速しておき、
増速状態のままの無段変速装置ですぐに強撚スタートで
きるようにするためである。
まず、第1図(a)、第2図及び第4図により強撚停止
を説明する。
第2図のフローチャート図において、ステップので強撚
(!Bを設定する。この強撚値B(例えば7007PM
)は通常撚値A(例えぽ200TPM)より大きな値で
あり、第4図のコントロールパネルで以下のように設定
される。テンキー40の操作により、予め決められた強
撚値設定用のコード(例えば、C0DE→1→2でC0
DE12)とし、例えば700を入力する。コード番号
12は表示部41で示され、設定値700は表示部42
で示される。なお、通常撚値Aより大きな設定値しか入
力できないプログラムとなっており、Oを入力すると強
撚停止が機能しないようになっている。つぎに、ステッ
プ■で強撚運転時間tを設定する。
二〇強撚運転時間tは5秒を初期値とし0〜300秒で
任意に変更可能であり、第4図のコントロールパネルで
以下のように設定される。テンキー40の操作により、
予め決められた強撚運転時間設定用のコード(例えば、
C0DE→8→2でC0DE82)とし、例えば10を
入力する。コード番号82は表示部41で示され、設定
(iloは表示部42で示される。つぎに、ステップ■
で機台運転中に巻き取り中の錘がないかどうかを自動表
示又は目視により確認する。もし、巻き取り中の錘があ
れば、空運転になるまで待機するか又は未切断を行う(
ステップ■)。全錘の空運転が確認されると、第4図の
強撚停止スイッチ43を押す。二〇強撚停止スイッチ4
3は通常の起動スイッチ44及び停止スイッチ45とは
別に設けられており、開閉自在で透明なカバー46で覆
われ、押すと点灯するようになっている。つぎに、ステ
ップ■で強撚値Bに達するまで自動的に増速され、強撚
値Bに達すると機台停止信号が出力され(ステップ■)
、機台停止となる。以上のステップ■〜■による撚値の
時間変化を第1図(a)により説明する。空運転途中も
通常撚値Aで駆動されており、強撚停止スイッチONに
より、通常撚値Aから強撚値Bまで徐々に増速される。
そして、強撚値Bに至ると機台停止信号が出力され、機
台停止となる。ところで、この機台停止時には、第5図
のベルト式無段変速装置は強撚値Bに相当する変速比の
まま停止しており、始動時には強撚値Bに向かって急速
に立ち上がることになる。
つぎに、第1図(b)、第3図及び第4図により強撚ス
タートを説明する。
第3図のフローチャート図において、ステップ■で全錘
に対する糸掛は作業が行われる(lI台は停止している
)、糸掛は作業完了後、第4図の起動スイッチ44を押
す(ステップ@)、m台は予め設定された強撚値Bで始
動しくステップ■)、予め設定された強撚運転時間tの
間、強撚値Bで運転される(ステップo)、強撚運転時
間tに達すると、通常撚値Aへの減速信号が出力され(
ステップo)、徐々に減速して通常撚値Aになると、第
4図の強撚停止スイッチ43が消灯し強撚スタートの完
了が判るようになっている(ステップ■)。以上のステ
ップ■〜■による撚値の時間変化を第1図(b)により
説明する。強撚停止手順により、第5図のベルト式無段
変速装置は強撚値Bに相当する変速比のまま停止してい
るので、起動スイッチONにより直ちに強撚値Bに向か
って立ち上がる。そして、予め設定された強撚運転時間
tの間、強撚値Bの運転を継続し、巻き始め部分の無撚
りや甘撚りを減少させる。糸の材料や糸の走行速度等の
運転条件で強撚運転時間tが異なるので、経験の積み重
ねにより最適時間に設定される6強撚運転時間tを経過
すると減速信号が出力され、自動的に通常撚値Aに戻り
、通常運転が継続される。
なお、ベルト式無段変速装置等のi械的変速手段による
場合は、前述した強撚停止手順を必要とする。しかしな
がら、インダクシゴンモータでの周波数変速のように、
電気的手段により直ちに変速後の運転が可能な場合には
、強撚停止手順は不要となって、強撚値設定に統く強撚
スタートを行うことができる。
〔発明の効果〕
本発明の二重撚糸機の始動方法は、静止盤に給糸ボビン
を載置し、該給糸ボビンの中心を経て解舒される糸を静
止盤の下に配置された回転ディスクに沿わせ、上方のバ
ルーンガイドへと糸を導く過程で二回加撚して巻取る多
数錘を備えた二重撚糸機を一斉始動するに際して、通常
撚値より高い強撚値で始動し、所定時間後に通常撚値へ
と戻すものであり、巻き始め部分の無撚りや甘撚りが解
消され、所定時間経過後の立ち上がり完了と共に自動的
に通常撚値へと戻すので、無撚りや甘撚り部分が少なく
なる。特に、せ撚設定時の巻き始め部分の無撚りが少な
くなることにより、編み機等での糸切れ発生を減少させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は撚僅の時間経過を示すグラフ図、第2図は強撚
停止のフローチャート図、第3図は強撚スタートのフロ
ーチャート図、第4図はコントロールパネルを示す図、
第5図は二重撚糸機の機器構成を示す斜視図、第6図は
二重撚糸機の要部の断面図である。 7・・・回転ディスク、 9・・・静止盤、 23・・−バルーンガイド、 A・・・通常撚値、 B−・・強撚値、 1−・・強撚運転時間(所定時間)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)静止盤に給糸ボビンを載置し、該給糸ボビンの中
    心を経て解舒される糸を静止盤の下に配置された回転デ
    ィスクに沿わせ、上方のバルーンガイドへと糸を導く過
    程で二回加撚して巻取る多数錘を備えた二重撚糸機を一
    斉始動するに際して、通常撚値より高い強撚値で始動し
    、所定時間後に通常撚値へと戻すことを特徴とする二重
    撚糸機の始動方法。
JP5206690A 1990-03-02 1990-03-02 二重撚糸機の始動方法 Pending JPH03260122A (ja)

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