JPH03256889A - 農業用水用貯水槽 - Google Patents
農業用水用貯水槽Info
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- JPH03256889A JPH03256889A JP2044750A JP4475090A JPH03256889A JP H03256889 A JPH03256889 A JP H03256889A JP 2044750 A JP2044750 A JP 2044750A JP 4475090 A JP4475090 A JP 4475090A JP H03256889 A JPH03256889 A JP H03256889A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は飲用、雑用および畑地増泡用等に用いる貯水
槽に関する。
槽に関する。
近年、畑地増泡用等の貯水槽は、その品質の均等性、耐
久性、施工の迅速性、軽量化等の点で優れたプレストレ
スト構造のものが多くなっている。しかし、従来の工法
によるプレストレスト構造の貯水槽はコスト高となるこ
とから、３０００ｒｎ’以下程度の小形貯水槽は低コス
トのＲＣ構造のものが多い。ところがＲＣ構造は乾燥収
縮によるひび割れや、水密性が低下したり、あるいは施
工に手間がかかり、工期が長くなる等の問題があり、改
善が求められていた。
久性、施工の迅速性、軽量化等の点で優れたプレストレ
スト構造のものが多くなっている。しかし、従来の工法
によるプレストレスト構造の貯水槽はコスト高となるこ
とから、３０００ｒｎ’以下程度の小形貯水槽は低コス
トのＲＣ構造のものが多い。ところがＲＣ構造は乾燥収
縮によるひび割れや、水密性が低下したり、あるいは施
工に手間がかかり、工期が長くなる等の問題があり、改
善が求められていた。
この発明は上記問題点に着目しなされたものである。そ
の目的は、プレストレスト構造の長所を備え、工期が短
く、かつ、低コストで構築できる飲用、雑用および小形
潅渇池等として好適な貯水槽を提案するにある。
の目的は、プレストレスト構造の長所を備え、工期が短
く、かつ、低コストで構築できる飲用、雑用および小形
潅渇池等として好適な貯水槽を提案するにある。
この貯水槽は、周囲をとりまきプレストレストコンクリ
ート製の壁パネルを建込み、周方向にプレストレスを導
入して緊結し周囲壁体を構威し、砂あるいは礫を敷均し
てなる下地緩衝層とその上に敷設したシート防水層で底
部を構成してなることを特徴とする。
ート製の壁パネルを建込み、周方向にプレストレスを導
入して緊結し周囲壁体を構威し、砂あるいは礫を敷均し
てなる下地緩衝層とその上に敷設したシート防水層で底
部を構成してなることを特徴とする。
以下、図示する実施例により説明する。第１゜２．３図
に示す貯水槽は円筒形をなし、下部を地中に埋設してな
る。その周囲には断面円弧形に折曲したプレキャストコ
ンクリート製の高さ３．２ｍの壁パネル１を掘削地盤内
に設けた基礎工２上に円形をなして建込まれている。建
込まれた壁パネル１間には円周方向に連通ずる７段のｐ
ｃ鋼線用のシース孔３を有し、このシース孔３に挿通し
たＰＣｆＩＡ線４に緊張力をかけ、建込んだ複数の壁パ
ネル１．１にまたがり、周方向のプレストレスを導入し
て緊結し、周囲壁体を構成している。なお、第２図にお
いて壁パネル１゛はＰＣ鋼線４の端を固定する定着パネ
ルとしての機能を有する。
に示す貯水槽は円筒形をなし、下部を地中に埋設してな
る。その周囲には断面円弧形に折曲したプレキャストコ
ンクリート製の高さ３．２ｍの壁パネル１を掘削地盤内
に設けた基礎工２上に円形をなして建込まれている。建
込まれた壁パネル１間には円周方向に連通ずる７段のｐ
ｃ鋼線用のシース孔３を有し、このシース孔３に挿通し
たＰＣｆＩＡ線４に緊張力をかけ、建込んだ複数の壁パ
ネル１．１にまたがり、周方向のプレストレスを導入し
て緊結し、周囲壁体を構成している。なお、第２図にお
いて壁パネル１゛はＰＣ鋼線４の端を固定する定着パネ
ルとしての機能を有する。
壁パネル１．１端面間の目地（厚さ２０ｃｍ）には槽内
外側から厚み方向中央に向い、第３図のようにシリコン
系シーリング材５、水膨潤性ゴム材６、無収縮性グラウ
ト材７を多層に充填し、水密性が図られている。
外側から厚み方向中央に向い、第３図のようにシリコン
系シーリング材５、水膨潤性ゴム材６、無収縮性グラウ
ト材７を多層に充填し、水密性が図られている。
この貯水槽の底部は、掘削した地山地盤８上に、砂を敷
均してなった厚さ２０ｃｍの下地砂層９からなる下地緩
衝層を設け、その上にＥＰＤＭゴム製厚さ１．５ｍ＋ｎ
のシート防水層１０を敷設し、構成されている。シート
防水層１０の周縁部は、壁パネル１の下端に張出したフ
ランジ１１の上面において接着すると共に、アンカーボ
ルト１２を締付けて固定しである。
均してなった厚さ２０ｃｍの下地砂層９からなる下地緩
衝層を設け、その上にＥＰＤＭゴム製厚さ１．５ｍ＋ｎ
のシート防水層１０を敷設し、構成されている。シート
防水層１０の周縁部は、壁パネル１の下端に張出したフ
ランジ１１の上面において接着すると共に、アンカーボ
ルト１２を締付けて固定しである。
底部中央にはコンクリート製の排泥ビット１３が設けて
あり、槽外に連通する排泥管１４が連結しである。また
、下地砂層９の下層地盤８内には水抜ドレイン材１５が
配設してあり、下地砂層９には槽外に伸びた多数の透孔
が穿設しであるエア抜管１６が連結しである。
あり、槽外に連通する排泥管１４が連結しである。また
、下地砂層９の下層地盤８内には水抜ドレイン材１５が
配設してあり、下地砂層９には槽外に伸びた多数の透孔
が穿設しであるエア抜管１６が連結しである。
なお、図示しないが、水抜ドレイン材１５の周囲には下
地砂層９に連続する砂層の溝が設けてあり、シート防水
層１０下層の水は下地砂層９および周囲の砂層の溝を水
みちにして水抜ドレイン材１５で集水し排出される。
地砂層９に連続する砂層の溝が設けてあり、シート防水
層１０下層の水は下地砂層９および周囲の砂層の溝を水
みちにして水抜ドレイン材１５で集水し排出される。
この貯水槽を構築するには円形に地山を掘削し、その周
縁に基礎工２をつくり、その上に壁パネル１を建込む。
縁に基礎工２をつくり、その上に壁パネル１を建込む。
建込んだ壁パネル１．１間の目地に目地材を充填すると
ともに、壁パネル１．１間にまたがり、シース管３内に
ＰＣ鋼線４を挿通し、これに緊張を加え、周方向にプレ
ストレスを導入して、壁パネル１を緊結し壁体を形成す
る。これと並行して排泥ビット１３、排泥管１４、ドレ
イン材１５およびエア抜管１６を配設するとともに、掘
削地盤８上に下地砂層９を設ける。下地砂層９を転圧し
た後に、シート防水層１０を敷設し、その周縁部を壁パ
ネル１の下端フランジ１１上面に接着およびアンカーボ
ルト１２により固定し底部を構成する。
ともに、壁パネル１．１間にまたがり、シース管３内に
ＰＣ鋼線４を挿通し、これに緊張を加え、周方向にプレ
ストレスを導入して、壁パネル１を緊結し壁体を形成す
る。これと並行して排泥ビット１３、排泥管１４、ドレ
イン材１５およびエア抜管１６を配設するとともに、掘
削地盤８上に下地砂層９を設ける。下地砂層９を転圧し
た後に、シート防水層１０を敷設し、その周縁部を壁パ
ネル１の下端フランジ１１上面に接着およびアンカーボ
ルト１２により固定し底部を構成する。
この実施例では下地緩衝層として下地砂層を用いたが、
これに限るものではない。下地緩衝層はその上に敷設す
るシート防水層に損傷を与える突起等が発生せず、容易
に敷均して平坦な面を形成でき、衝撃を吸収してシート
防水層の破損を防止する保護機能を備え、かつ排水、エ
ア抜きのための通水、通気機能を有するものであり、砂
層のほか、砂利層、砕石あるいは地山の砂質上等砂ある
いは礫を敷均して形成される。
これに限るものではない。下地緩衝層はその上に敷設す
るシート防水層に損傷を与える突起等が発生せず、容易
に敷均して平坦な面を形成でき、衝撃を吸収してシート
防水層の破損を防止する保護機能を備え、かつ排水、エ
ア抜きのための通水、通気機能を有するものであり、砂
層のほか、砂利層、砕石あるいは地山の砂質上等砂ある
いは礫を敷均して形成される。
また、実施例の貯水槽は円筒形であるか、これに限るも
のではない、角筒形とすることもできる。
のではない、角筒形とすることもできる。
この貯水槽は以上の構成からなり、周囲の壁体はプレス
トレストコンクリート製の壁パネルを建込み、周方向に
プレストレスを導入し緊結してなるので、コンクリート
を打設し構築するものに比べ、作業性がよく、均質な品
質と高い強度が確保できる。また、亀裂等が起りがたく
、目地に充填するシーリング材と組合せ信頼性が高い水
密性とすることができる。底部は下地緩衝層の上にシー
ト防水層を敷設してなるので、コンクリートを打設する
場合に比べ作業性が優れ、下地緩衝層はシート防水層を
保護するクッジョンとして作用し、シート防水層の破損
を防止する。実施例のように耐候性に優れ、かつ伸度が
大きいＥＰＤＭゴム等からなるシート防水層を用いると
極めて長期間の耐用ができる。また仮りに地盤に不等沈
下が発生しても、下地緩衝層のクツション作用とシート
防水層の伸びにより、地盤の不陸に追従し、損傷を回避
することができる。
トレストコンクリート製の壁パネルを建込み、周方向に
プレストレスを導入し緊結してなるので、コンクリート
を打設し構築するものに比べ、作業性がよく、均質な品
質と高い強度が確保できる。また、亀裂等が起りがたく
、目地に充填するシーリング材と組合せ信頼性が高い水
密性とすることができる。底部は下地緩衝層の上にシー
ト防水層を敷設してなるので、コンクリートを打設する
場合に比べ作業性が優れ、下地緩衝層はシート防水層を
保護するクッジョンとして作用し、シート防水層の破損
を防止する。実施例のように耐候性に優れ、かつ伸度が
大きいＥＰＤＭゴム等からなるシート防水層を用いると
極めて長期間の耐用ができる。また仮りに地盤に不等沈
下が発生しても、下地緩衝層のクツション作用とシート
防水層の伸びにより、地盤の不陸に追従し、損傷を回避
することができる。
また、シート防水層より下の地下水やガスは下地緩衝層
を透過して、水抜ドレイン材等の排水装置やエア抜き管
等の排気装置に集められて排出できるので、ガスや水の
揚圧力によるシート防水層の浮き上りが防止でき、安定
性が高い底部を形成できる。
を透過して、水抜ドレイン材等の排水装置やエア抜き管
等の排気装置に集められて排出できるので、ガスや水の
揚圧力によるシート防水層の浮き上りが防止でき、安定
性が高い底部を形成できる。
この発明は以上の通りであり、この貯水槽は強度、止水
性が優れ、長期間の耐用ができ、かつ、低コストで構築
できる。
性が優れ、長期間の耐用ができ、かつ、低コストで構築
できる。
図面は実施例の貯水槽を示すものであって、第１図は縦
断面図、第２図は部分平面図、第３図は壁パネル目地部
の横断面図である。 １・・・壁パネル、２・・・基礎工、３・・・シース孔
、４・・・ＰＣ鋼線、５・・・シリコン系シーリング材
、６・・・水膨潤性ゴム材、７・・・無収縮性グラウト
、８・・・地山地盤、９・・・下地砂層、１０・・・シ
ート防水層、１１・・・壁パネル下端フランジ、１２・
・・アンカーボルト、１３・・・排泥ビット、１４・・
・排泥管、１５・・・水抜ドレイン材、１６・・・エア
抜管。
断面図、第２図は部分平面図、第３図は壁パネル目地部
の横断面図である。 １・・・壁パネル、２・・・基礎工、３・・・シース孔
、４・・・ＰＣ鋼線、５・・・シリコン系シーリング材
、６・・・水膨潤性ゴム材、７・・・無収縮性グラウト
、８・・・地山地盤、９・・・下地砂層、１０・・・シ
ート防水層、１１・・・壁パネル下端フランジ、１２・
・・アンカーボルト、１３・・・排泥ビット、１４・・
・排泥管、１５・・・水抜ドレイン材、１６・・・エア
抜管。
Claims (3)
- （１）周囲をとりまきプレキャストコンクリート製の壁
パネルを建込み、周方向にプレストレスを導入し緊結し
て周囲壁体を構成し、砂あるいは礫を敷均してなる下地
緩衝層とその上に敷設したシート防水層で底部を構成し
てなることを特徴とする貯水槽。 - （２）下地緩衝層と槽外を連通するエア抜き管を設けて
なることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の貯水
槽。 - （３）貯水槽底部下層に排水装置を設けてなることを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載の貯水槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2044750A JP2561965B2 (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | 農業用水用貯水槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2044750A JP2561965B2 (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | 農業用水用貯水槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03256889A true JPH03256889A (ja) | 1991-11-15 |
| JP2561965B2 JP2561965B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=12700125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2044750A Expired - Fee Related JP2561965B2 (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | 農業用水用貯水槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2561965B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020088568A (ko) * | 2001-05-18 | 2002-11-29 | 한샘이앤지(주) | 프리케스팅 콘크리트를 이용한 산화구법 하수처리장치 및그 시공방법 |
| KR100394435B1 (ko) * | 2001-03-03 | 2003-08-14 | 변무원 | 대형수조의 설치구조 |
| KR100435146B1 (ko) * | 2001-08-07 | 2004-06-14 | 대한민국 | 철근콘크리트판 및 이것을 이용한 조립식 가축분뇨 저장조 |
| ES2212887A1 (es) * | 2002-05-17 | 2004-08-01 | Francisco J. Segovia Espiau | Procedimiento de obtencion de depositos de gran capacidad y producto obtenido. |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5320117A (en) * | 1976-08-07 | 1978-02-24 | Asahi Giken Kk | Waterrproofing process for tanks |
| JPS60161096U (ja) * | 1984-03-31 | 1985-10-25 | 筒中シ−ト防水株式会社 | 蓄熱槽における浸入地下水の排除装置 |
| JPS62174466A (ja) * | 1986-01-25 | 1987-07-31 | 旭コンクリ−ト工業株式会社 | 円形水槽の組立方法 |
-
1990
- 1990-02-26 JP JP2044750A patent/JP2561965B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5320117A (en) * | 1976-08-07 | 1978-02-24 | Asahi Giken Kk | Waterrproofing process for tanks |
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| KR100394435B1 (ko) * | 2001-03-03 | 2003-08-14 | 변무원 | 대형수조의 설치구조 |
| KR20020088568A (ko) * | 2001-05-18 | 2002-11-29 | 한샘이앤지(주) | 프리케스팅 콘크리트를 이용한 산화구법 하수처리장치 및그 시공방법 |
| KR100435146B1 (ko) * | 2001-08-07 | 2004-06-14 | 대한민국 | 철근콘크리트판 및 이것을 이용한 조립식 가축분뇨 저장조 |
| ES2212887A1 (es) * | 2002-05-17 | 2004-08-01 | Francisco J. Segovia Espiau | Procedimiento de obtencion de depositos de gran capacidad y producto obtenido. |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2561965B2 (ja) | 1996-12-11 |
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Legal Events
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