JPH03256222A - 磁気ディスク - Google Patents
磁気ディスクInfo
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- JPH03256222A JPH03256222A JP5558890A JP5558890A JPH03256222A JP H03256222 A JPH03256222 A JP H03256222A JP 5558890 A JP5558890 A JP 5558890A JP 5558890 A JP5558890 A JP 5558890A JP H03256222 A JPH03256222 A JP H03256222A
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Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この発明は、磁気ディスク装置に使用される磁気ディス
クに関するものである。
クに関するものである。
［従来の技術］
磁気ディスク装置の高記録密度化に伴い、メツキまたは
スパッタにより磁性膜を形成する薄膜ディスクが検討さ
れている。磁性薄膜を形成してなる磁気ディスク用基板
としては、アルミニウム合金表面をアルマイト被覆し、
これを鏡面仕上げしたものや、あるいはアルミニウム合
金表面にＮＰやＮ１−Ｃｕ−Ｐメツキを数１０μｍの厚
さに施して、これを鏡面仕上げしたものが使用されてき
た。
スパッタにより磁性膜を形成する薄膜ディスクが検討さ
れている。磁性薄膜を形成してなる磁気ディスク用基板
としては、アルミニウム合金表面をアルマイト被覆し、
これを鏡面仕上げしたものや、あるいはアルミニウム合
金表面にＮＰやＮ１−Ｃｕ−Ｐメツキを数１０μｍの厚
さに施して、これを鏡面仕上げしたものが使用されてき
た。
以下、図面を用いて従来の磁気ディスクの一例について
説明する。
説明する。
第５図は、例えは日本応用磁気学会誌、Ｖｏ Ｉ 、
１０、Ｎｏ、 ｌ、１９８６、ＰＩ３に記載の一般的な
磁気ディスクの構成を示す断面図である。ここで、（１
）は例えは合金で形成された基板、（２）は下地硬化層
、（３）は磁性膜であり、（４）は保護膜、（５）は液
体潤滑剤である。例えは、ＡＱ合金基板（１）上に３０
７ｚｍ厚の無電解Ｎ ｉ−Ｐメツキ下地硬化層（２）、
０．０８７１ｍ程度のＣｏ−Ｎ１−Ｐメツキ媒体である
磁性膜（３）、スピンコー）ＳｉＯ２保護膜（４）を形
成し、その上ここ液体潤滑剤を塗布しである。
１０、Ｎｏ、 ｌ、１９８６、ＰＩ３に記載の一般的な
磁気ディスクの構成を示す断面図である。ここで、（１
）は例えは合金で形成された基板、（２）は下地硬化層
、（３）は磁性膜であり、（４）は保護膜、（５）は液
体潤滑剤である。例えは、ＡＱ合金基板（１）上に３０
７ｚｍ厚の無電解Ｎ ｉ−Ｐメツキ下地硬化層（２）、
０．０８７１ｍ程度のＣｏ−Ｎ１−Ｐメツキ媒体である
磁性膜（３）、スピンコー）ＳｉＯ２保護膜（４）を形
成し、その上ここ液体潤滑剤を塗布しである。
［発明が解決しようとする課題］
上記のように構成される磁気ディスクをコンタクト・ス
タート・ストップ（以下Ｃ３Ｓと記す）テストに供した
場合、摩擦係数がある程度以上になると、ディスクが共
振し、可聴音を発生するという問題点があった。 （こ
の件については、電気関係学会、関西連合支部大会、１
９８９年子稿集、Ｓ６−８、Ｓ４４頁参煕） この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、共振を抑制し、可聴音の発生を防ＩＪ−，で
きる磁気ディスクを得ることを目的とする。
タート・ストップ（以下Ｃ３Ｓと記す）テストに供した
場合、摩擦係数がある程度以上になると、ディスクが共
振し、可聴音を発生するという問題点があった。 （こ
の件については、電気関係学会、関西連合支部大会、１
９８９年子稿集、Ｓ６−８、Ｓ４４頁参煕） この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、共振を抑制し、可聴音の発生を防ＩＪ−，で
きる磁気ディスクを得ることを目的とする。
［課題を解決するための手段］
この発明に係る磁気ディスクは、その非記録領域に粘弾
性物質からなる防振材を設けたものである。
性物質からなる防振材を設けたものである。
［作用］
この発明における粘弾性物質からなる防振材は振動減衰
効果を有し、磁気ディスクの振動を減衰させて共振を抑
制し、可聴音の発生を防止する。
効果を有し、磁気ディスクの振動を減衰させて共振を抑
制し、可聴音の発生を防止する。
［実施例］
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第１図はこの発明の一実施例の磁気ディスクを示す断面
図で、図において（１）は例えは合金、この場合はＡＱ
−Ｍｇ合金により形成された基板、（２）は下地硬化層
で、この場合はＮ１−Ｃｕ−Ｐメツキ、（３）は磁性膜
で、この場合はγ−Ｆｅ２０３スパッタ磁性膜、（４）
は保護膜で、この場合はＳｉＯ２保護膜、（５）は潤滑
剤で、この場合はカーボン系潤滑剤、（６）は粘弾性物
質からなる防振祠で、この場合は磁気ディスクの非記録
領域である磁気ディスク外周部全周に接着したブチルゴ
ムで、その幅は５ｍｍである。
図で、図において（１）は例えは合金、この場合はＡＱ
−Ｍｇ合金により形成された基板、（２）は下地硬化層
で、この場合はＮ１−Ｃｕ−Ｐメツキ、（３）は磁性膜
で、この場合はγ−Ｆｅ２０３スパッタ磁性膜、（４）
は保護膜で、この場合はＳｉＯ２保護膜、（５）は潤滑
剤で、この場合はカーボン系潤滑剤、（６）は粘弾性物
質からなる防振祠で、この場合は磁気ディスクの非記録
領域である磁気ディスク外周部全周に接着したブチルゴ
ムで、その幅は５ｍｍである。
ＡＲ−Ｍｇ合金基板（１）に３０７１ｍ厚のＮ１−Ｃｕ
−Ｐメツキ下地硬化層（２）を形成した磁気ディスク用
基板に２０００Å程度の γ−Ｆ Ｃ２０３スパツタ磁
性膜（３）、ＳｉＯ２スパッタ保護膜０）を形成し、そ
の上に液体潤滑剤を塗布した。さらζこ磁気ディスクの
非記録領域に相当する外周部全周に防振材としてブチル
ゴムを接着した。
−Ｐメツキ下地硬化層（２）を形成した磁気ディスク用
基板に２０００Å程度の γ−Ｆ Ｃ２０３スパツタ磁
性膜（３）、ＳｉＯ２スパッタ保護膜０）を形成し、そ
の上に液体潤滑剤を塗布した。さらζこ磁気ディスクの
非記録領域に相当する外周部全周に防振材としてブチル
ゴムを接着した。
以−ヒのようにして作成した磁気ディスクにヘッドを取
付け、・ヘッドのアームを振動させてスライダがディス
クを叩くような状態で磁気ディスクを加振し、レーザド
ツプラー振動計を用いてＦＦＴ（周波数解析装置）でパ
ワースペクトラムを求めた。
付け、・ヘッドのアームを振動させてスライダがディス
クを叩くような状態で磁気ディスクを加振し、レーザド
ツプラー振動計を用いてＦＦＴ（周波数解析装置）でパ
ワースペクトラムを求めた。
第２図はその結果を示すこの実施例のディスクの振動の
パワースペクトラムで、縦軸は出力（ｄ Ｂ Ｖ）、横
軸は周波数（ｋＨｚ）を表わす。また、同様にして測定
した、従来の磁気ディスクを加振した時の振動のパワー
スペクトラムを第６図に示す。従来の磁気ディスクでは
ディスクの共振が顕著に現われているが、この実施例の
磁気ディスクでは防振材（６）により振動が減衰され、
ディスクの共振は存在するものの、そのレベルは小さく
抑えられている。
パワースペクトラムで、縦軸は出力（ｄ Ｂ Ｖ）、横
軸は周波数（ｋＨｚ）を表わす。また、同様にして測定
した、従来の磁気ディスクを加振した時の振動のパワー
スペクトラムを第６図に示す。従来の磁気ディスクでは
ディスクの共振が顕著に現われているが、この実施例の
磁気ディスクでは防振材（６）により振動が減衰され、
ディスクの共振は存在するものの、そのレベルは小さく
抑えられている。
また、両者の磁気ディスクをＣ５Ｓテストに供し、可聴
音発生までの回数を調べた結果、従来例ではＣ３Ｓ２千
回程度から可聴音が発生しているが、この実施例の磁気
ディスクではＣ３Ｓ２万５壬回程度まで可聴音の発生が
みられなかった。従来例に比へ１０倍以上寿命が伸び、
信頼性が高くなっている。
音発生までの回数を調べた結果、従来例ではＣ３Ｓ２千
回程度から可聴音が発生しているが、この実施例の磁気
ディスクではＣ３Ｓ２万５壬回程度まで可聴音の発生が
みられなかった。従来例に比へ１０倍以上寿命が伸び、
信頼性が高くなっている。
第３図はこの発明の他の実施例の磁気ディスクを示す断
面図で、防振材（６）としてブチルゴムシートを磁気デ
ィスクの片面に接着したものであり、この場合は他の片
面のみ記録に供する。第４図はこの他の実施例の磁気デ
ィスクを加振した時の振動のパワースペクトラムを示す
もので、上記実施例よりも優れた振動減衰効果を発揮し
、まり制振効果が高いことがわかる。また、Ｃ８Ｓテス
トによる可聴音発生までの回数も５万回とのび、より信
頼性も向上している。
面図で、防振材（６）としてブチルゴムシートを磁気デ
ィスクの片面に接着したものであり、この場合は他の片
面のみ記録に供する。第４図はこの他の実施例の磁気デ
ィスクを加振した時の振動のパワースペクトラムを示す
もので、上記実施例よりも優れた振動減衰効果を発揮し
、まり制振効果が高いことがわかる。また、Ｃ８Ｓテス
トによる可聴音発生までの回数も５万回とのび、より信
頼性も向上している。
なお、上記実施例では粘弾性物質からなる防振材として
ブチルゴムを示したが、振動減衰効果を有するとともに
、発塵したり、ガスを発生したり、水分と反応したりし
ないものであれは何でもよく、例えは他にブタジェンゴ
ム等の反発弾性が低いゴムが適当である。また、防振材
を磁気ディスクの外周部及びディスク片面全面に設ける
場合を示したが、非記録領域であれはどこでもよく、デ
ィスク内周部でもよい。
ブチルゴムを示したが、振動減衰効果を有するとともに
、発塵したり、ガスを発生したり、水分と反応したりし
ないものであれは何でもよく、例えは他にブタジェンゴ
ム等の反発弾性が低いゴムが適当である。また、防振材
を磁気ディスクの外周部及びディスク片面全面に設ける
場合を示したが、非記録領域であれはどこでもよく、デ
ィスク内周部でもよい。
また、上記実施例では、合金基板（１）はＡＱＭｇ合金
基板としたが、Ａ Ｑ −Ｔ ｉ、ＡΩ−Ｍｏ、Ａ２−
３ｉ等でもよく、材質に制限を加えるものではない。
基板としたが、Ａ Ｑ −Ｔ ｉ、ＡΩ−Ｍｏ、Ａ２−
３ｉ等でもよく、材質に制限を加えるものではない。
下地硬化層（２）はＮ１−Ｃｕ−Ｐとしたが、ＮＰ等で
もよく、材質に制限を加えるものではないし、また無く
ても良い。
もよく、材質に制限を加えるものではないし、また無く
ても良い。
磁性Ｎ（３）はγ−Ｆｅ２Ｏ３としたが、Ｃｏ−Ｎｉ、
Ｃｏ−Ｆｅ、 Ｃｏ−Ｍｇ、 Ｃｏ−Ｃｒ等磁気デ
ィスク用磁性材料なら何でも良い。
Ｃｏ−Ｆｅ、 Ｃｏ−Ｍｇ、 Ｃｏ−Ｃｒ等磁気デ
ィスク用磁性材料なら何でも良い。
保護膜（４）は５Ｉ０２としたが、ＴｉＮ、 ５ｉＣ
５Ｃ等でもよく、材質に制限を加えるものではないし、
また無くても良い。
５Ｃ等でもよく、材質に制限を加えるものではないし、
また無くても良い。
潤滑膜（５）はカーボン系潤滑膜としたが、フッ素系潤
滑膜でもよく、材質に制限を加えるものではないし、ま
た無くても良い。
滑膜でもよく、材質に制限を加えるものではないし、ま
た無くても良い。
なお、共振の抑制という点から基板自体をプラスチック
あるいはゴム等で形成するということも考えられるが、
これら素材は熱、水分等による変形が大きいので好まし
くない。
あるいはゴム等で形成するということも考えられるが、
これら素材は熱、水分等による変形が大きいので好まし
くない。
［発明の効果］
以上のように、この発明によれば、コンタクト・スター
ト・ストップ方式により磁気記録・再生が行われる磁気
ディスクにおいて、上記磁気ディスクの非記録領域に粘
弾性物質からなる防振材を設けたので、その共振を抑制
し、可聴音の発生を防止できる効果がある。
ト・ストップ方式により磁気記録・再生が行われる磁気
ディスクにおいて、上記磁気ディスクの非記録領域に粘
弾性物質からなる防振材を設けたので、その共振を抑制
し、可聴音の発生を防止できる効果がある。
第１図はこの発明の一実施例の磁気ディスクを示す断面
図、第２図は第１図の磁気ディスクを加振した時の振動
のパワースペクトラム、第３図はこの発明の他の実施例
の磁気ディスクを示す断面図、第４図は第３図の磁気デ
ィスクを加振した時の振動のパワースペクトラム、第５
図は従来の磁気ディスクを示す断面図、第６図は従来の
磁気ディスクを加振した時の振動のパワースペクトラム
である。 図において、（１）は基板、（３）は磁性膜、（６）は
粘弾性物質からなる防振材である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
図、第２図は第１図の磁気ディスクを加振した時の振動
のパワースペクトラム、第３図はこの発明の他の実施例
の磁気ディスクを示す断面図、第４図は第３図の磁気デ
ィスクを加振した時の振動のパワースペクトラム、第５
図は従来の磁気ディスクを示す断面図、第６図は従来の
磁気ディスクを加振した時の振動のパワースペクトラム
である。 図において、（１）は基板、（３）は磁性膜、（６）は
粘弾性物質からなる防振材である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- コンタクト・スタート・ストップ方式により磁気記録・
再生が行われる磁気ディスクにおいて、上記磁気ディス
クの非記録領域に粘弾性物質からなる防振材を設けたこ
とを特徴とする磁気ディスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5558890A JPH03256222A (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | 磁気ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5558890A JPH03256222A (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | 磁気ディスク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03256222A true JPH03256222A (ja) | 1991-11-14 |
Family
ID=13002913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5558890A Pending JPH03256222A (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | 磁気ディスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03256222A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5585159A (en) * | 1992-06-19 | 1996-12-17 | Sharp Kabushiki Kaisha | Recording medium capable of suppressing resonance from recording and reproducing devices |
| US7443634B2 (en) * | 2001-06-18 | 2008-10-28 | Seagate Technology Llc | Asymmetrical storage disk for a disk drive |
-
1990
- 1990-03-07 JP JP5558890A patent/JPH03256222A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5585159A (en) * | 1992-06-19 | 1996-12-17 | Sharp Kabushiki Kaisha | Recording medium capable of suppressing resonance from recording and reproducing devices |
| US7443634B2 (en) * | 2001-06-18 | 2008-10-28 | Seagate Technology Llc | Asymmetrical storage disk for a disk drive |
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