JPH03255998A - 出力過渡照射試験装置 - Google Patents
出力過渡照射試験装置Info
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- JPH03255998A JPH03255998A JP2054556A JP5455690A JPH03255998A JP H03255998 A JPH03255998 A JP H03255998A JP 2054556 A JP2054556 A JP 2054556A JP 5455690 A JP5455690 A JP 5455690A JP H03255998 A JPH03255998 A JP H03255998A
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- 239000003758 nuclear fuel Substances 0.000 description 1
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、出力過渡照射試験装置に係り、過渡変化を伴
う中性子線による原子炉用燃料棒等の影響を検証するも
のである。
う中性子線による原子炉用燃料棒等の影響を検証するも
のである。
「従来の技術」
原子炉運転時において、運転条件が過渡変化した場合に
、炉心構成材や燃料棒等の安全裕度の確認、健全性の実
証、材料挙動の究明を行なうために、出力過渡照射試験
装置の実施が計画されている。
、炉心構成材や燃料棒等の安全裕度の確認、健全性の実
証、材料挙動の究明を行なうために、出力過渡照射試験
装置の実施が計画されている。
高エネルギーの放射線源、中性子線発生源は、原子炉の
炉心が線源となるために、原子炉を運転状態とすること
によって、比較的容易に得ることができる。したがって
、炉心の近傍に試料を挿入することにより、安定状態の
放射線を試料に連続して照射することが可能となる。
炉心が線源となるために、原子炉を運転状態とすること
によって、比較的容易に得ることができる。したがって
、炉心の近傍に試料を挿入することにより、安定状態の
放射線を試料に連続して照射することが可能となる。
試料への照射線量を設定及び調整するための手段として
、軽水減速型試験炉を利用した第５図に示す出力過渡照
射試験装置がある。図において、符号ｌは容器（原子炉
圧力容器）、２は放射線源（炉心）、３は容器ｌの内部
に放射線源２の近傍まで挿入される炉内管、４は炉内管
３の中に上方から挿入される試料収納管（キャプセル）
、Ｓは試料収納管４の内部下方に装填される試料、５は
試料収納管４及びその中の試料Ｓの回りを囲むガススク
リーン、６は’Ｈｅガスを放射線遮蔽ガスとして供給す
る放射線遮蔽ガス供給系、７はアキュームレータ、８Ａ
・８Ｂは逆止弁、９Ａ・９Ｂは開閉弁、１０はガス供給
管、１１はガス排出管、１２は連結管である。
、軽水減速型試験炉を利用した第５図に示す出力過渡照
射試験装置がある。図において、符号ｌは容器（原子炉
圧力容器）、２は放射線源（炉心）、３は容器ｌの内部
に放射線源２の近傍まで挿入される炉内管、４は炉内管
３の中に上方から挿入される試料収納管（キャプセル）
、Ｓは試料収納管４の内部下方に装填される試料、５は
試料収納管４及びその中の試料Ｓの回りを囲むガススク
リーン、６は’Ｈｅガスを放射線遮蔽ガスとして供給す
る放射線遮蔽ガス供給系、７はアキュームレータ、８Ａ
・８Ｂは逆止弁、９Ａ・９Ｂは開閉弁、１０はガス供給
管、１１はガス排出管、１２は連結管である。
そして、放射線遮蔽ガス供給系６から放射線遮蔽ガスを
必要な量だけ供給しておいて、アキュームレータ７の作
動により加圧または減圧を行なって、ガススクリーン５
のガス量を変化させることにより、放射線源２から試料
Ｓへの放射線量を調整して、放射線源２の出力が変化し
た場合と等価の出力過渡照射試験を行なうものである。
必要な量だけ供給しておいて、アキュームレータ７の作
動により加圧または減圧を行なって、ガススクリーン５
のガス量を変化させることにより、放射線源２から試料
Ｓへの放射線量を調整して、放射線源２の出力が変化し
た場合と等価の出力過渡照射試験を行なうものである。
「発明が解決しようとする課題」
しかし、出力過渡照射試験においては、放射線量を意図
的に短時間で大きく変化させることが望ましいか、アキ
ュームレータ７の能力、管路の流体抵抗等に基づいて、
加圧及び減圧に時間かかかり過ぎる傾向があり、例えば
、加圧時間が５分、減圧時間が８０秒程度要するもので
あった。
的に短時間で大きく変化させることが望ましいか、アキ
ュームレータ７の能力、管路の流体抵抗等に基づいて、
加圧及び減圧に時間かかかり過ぎる傾向があり、例えば
、加圧時間が５分、減圧時間が８０秒程度要するもので
あった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、放射線源
から試料に到達する線量の速やかな増減を可能とすると
ともに、線量変化精度の信頼性を向上させた出力過渡照
射試験の実施を可能にするものである。
から試料に到達する線量の速やかな増減を可能とすると
ともに、線量変化精度の信頼性を向上させた出力過渡照
射試験の実施を可能にするものである。
「課題を解決するための手段ｊ
かかる課題を解決するために、容器の内部に放射線源の
近傍まで吊持状態に挿入され試料を収納する炉内管と、
該炉内管の内部に試料を囲むように配設されるガススク
リーンと、該ガススクリーンに接続されそのガス量の増
大時に高圧の放射線遮蔽ガスを供給する加圧タンクと、
ガススクリーンと加圧タンクとの間に介在させられガス
量の増大時に開放されかつガス量の減少時に閉塞される
加圧管路用弁と、ガススクリーンに接続され減圧雰囲気
としておいてガス量の減少時に放射線遮蔽ガスを吸引す
る減圧タンクと、ガススクリーンと減圧タンクとの間に
介在させられガス量の減少時に開放されかつガス量の増
大時に閉塞される減圧管路用弁とを具備する構成の出力
過渡照射試験装置としている。
近傍まで吊持状態に挿入され試料を収納する炉内管と、
該炉内管の内部に試料を囲むように配設されるガススク
リーンと、該ガススクリーンに接続されそのガス量の増
大時に高圧の放射線遮蔽ガスを供給する加圧タンクと、
ガススクリーンと加圧タンクとの間に介在させられガス
量の増大時に開放されかつガス量の減少時に閉塞される
加圧管路用弁と、ガススクリーンに接続され減圧雰囲気
としておいてガス量の減少時に放射線遮蔽ガスを吸引す
る減圧タンクと、ガススクリーンと減圧タンクとの間に
介在させられガス量の減少時に開放されかつガス量の増
大時に閉塞される減圧管路用弁とを具備する構成の出力
過渡照射試験装置としている。
「作用 」
容器内部に挿入されている試料への照射線量は、放射線
源からの距離、試料までの間に介在するガススクリーン
等の放射線減衰物の有無等によって影響を受ける。
源からの距離、試料までの間に介在するガススクリーン
等の放射線減衰物の有無等によって影響を受ける。
そして、ガス量を増大させる加圧時には、予め加圧タン
クに蓄積させておいた高圧の放射線遮蔽ガスを、弁の開
放によってガススクリーンに充満させることにより、ガ
ス量の変化に基づいて放射線量が連続的に減少変化する
過渡変化が付与される。この場合における加圧時間は、
ガス量、ガス圧力及び管路抵抗によって設定されるため
、ガス増量の過渡変化の任意性が大きく、照射条件に合
わせた設定が容易となる。
クに蓄積させておいた高圧の放射線遮蔽ガスを、弁の開
放によってガススクリーンに充満させることにより、ガ
ス量の変化に基づいて放射線量が連続的に減少変化する
過渡変化が付与される。この場合における加圧時間は、
ガス量、ガス圧力及び管路抵抗によって設定されるため
、ガス増量の過渡変化の任意性が大きく、照射条件に合
わせた設定が容易となる。
また、ガス量を減少させる減圧時には、加圧タンクとの
接続を遮断した状態で、予め減圧雰囲気に保持しておい
た減圧タンクとガススクリーンとを接続することにより
、ガススクリーンのガスを吸引してガス量を減少させて
、試料への照射線量を過渡的に上昇させる。この場合に
おける減圧時間は、減圧タンクの容積、減圧程度及び管
路抵抗によって設定されるため、ガス増量と同様に、ガ
ス減量の過渡変化の任意性が大きく、照射条件に合わせ
た設定が容易となる。
接続を遮断した状態で、予め減圧雰囲気に保持しておい
た減圧タンクとガススクリーンとを接続することにより
、ガススクリーンのガスを吸引してガス量を減少させて
、試料への照射線量を過渡的に上昇させる。この場合に
おける減圧時間は、減圧タンクの容積、減圧程度及び管
路抵抗によって設定されるため、ガス増量と同様に、ガ
ス減量の過渡変化の任意性が大きく、照射条件に合わせ
た設定が容易となる。
「実施例」
以下、本発明に係る出力過渡照射試験装置の一実施例に
ついて、第１図ないし第４図に基づいて説明する。
ついて、第１図ないし第４図に基づいて説明する。
該−実施例にあっても、容器ｌの内部に放射線源２の近
傍まで炉内管３が吊持状態に挿入されるとともに、炉内
管３の中に上方から試料収納管４が挿入され、そして、
炉内管３の内部に試料収納管４と試料Ｓとを囲むように
ガススクリーン５か配設され、かつ、３Ｈｅガスを放射
線遮蔽ガスとして供給する放射線遮蔽ガス供給系６を有
する点で従来例と共通するが、これらの手段に以下の手
段が有機的に付加されて出力過渡照射試験装置を構成し
ている。
傍まで炉内管３が吊持状態に挿入されるとともに、炉内
管３の中に上方から試料収納管４が挿入され、そして、
炉内管３の内部に試料収納管４と試料Ｓとを囲むように
ガススクリーン５か配設され、かつ、３Ｈｅガスを放射
線遮蔽ガスとして供給する放射線遮蔽ガス供給系６を有
する点で従来例と共通するが、これらの手段に以下の手
段が有機的に付加されて出力過渡照射試験装置を構成し
ている。
即ち、第１図に示すように、ガススクリーン５と放射線
遮蔽ガス供給系６との間に介在させられて放射線遮蔽ガ
スを供給する加圧タンク１３と、ガススクリーン５と加
圧タンク１３との間に介在させられガス量の増減時に開
閉操作される加圧管路用弁１４と、ガススクリーン５に
接続されて放射線遮蔽ガスを吸引する減圧タンク１５と
、ガススクリーン５と減圧タンク１５との間に介在させ
られガス量の減少及び増大時に開閉操作される減圧管路
用弁１６とを具備しており、そして、放射線遮蔽ガス供
給系６と加圧タンク１３との間には、放射線遮蔽ガスを
必要量蓄積するための入口タンク１７、開閉弁１８、加
圧ポンプ１９及び開閉弁２０が配設され、放射線遮蔽ガ
ス供給系６と減圧タンク１５との間には、開閉弁２１、
真空ポンプ２２及び開閉弁２３が配設され、ガス供給管
１０とガス排出管１１との間には、これらを接続するバ
イパス管路２４及び開閉弁２５が配設されている。
遮蔽ガス供給系６との間に介在させられて放射線遮蔽ガ
スを供給する加圧タンク１３と、ガススクリーン５と加
圧タンク１３との間に介在させられガス量の増減時に開
閉操作される加圧管路用弁１４と、ガススクリーン５に
接続されて放射線遮蔽ガスを吸引する減圧タンク１５と
、ガススクリーン５と減圧タンク１５との間に介在させ
られガス量の減少及び増大時に開閉操作される減圧管路
用弁１６とを具備しており、そして、放射線遮蔽ガス供
給系６と加圧タンク１３との間には、放射線遮蔽ガスを
必要量蓄積するための入口タンク１７、開閉弁１８、加
圧ポンプ１９及び開閉弁２０が配設され、放射線遮蔽ガ
ス供給系６と減圧タンク１５との間には、開閉弁２１、
真空ポンプ２２及び開閉弁２３が配設され、ガス供給管
１０とガス排出管１１との間には、これらを接続するバ
イパス管路２４及び開閉弁２５が配設されている。
このように構成されている出力過渡照射試験装置におい
て、原子炉が運転状態となっていると、放射線源（炉心
）２から多量の中性子等の放射線が放射され、容器ｌの
内部に挿入されている炉内管３や試料Ｓが放射線照射さ
れることになるが、この場合の照射量は、放射線源２か
ら試料Ｓまでの距離や試料Ｓまでの間に介在する放射線
減衰物の有無等によって影響を受けることになり、ガス
スクリーン５のガス量によって、第２図に示すように、
調整されることになる。
て、原子炉が運転状態となっていると、放射線源（炉心
）２から多量の中性子等の放射線が放射され、容器ｌの
内部に挿入されている炉内管３や試料Ｓが放射線照射さ
れることになるが、この場合の照射量は、放射線源２か
ら試料Ｓまでの距離や試料Ｓまでの間に介在する放射線
減衰物の有無等によって影響を受けることになり、ガス
スクリーン５のガス量によって、第２図に示すように、
調整されることになる。
つまり、ガススクリーン５のガス量を大きくすると試料
Ｓへの照射線量が小さくなり、ガス量を小さくすると照
射線量が大きくなる関係が生じるために、放射線遮蔽ガ
ス供給系６から適量の放射線遮蔽ガスを、第１図に示す
各タンク１３・１５・１７及び容管１０・１１・１２等
に供給しておいて、加圧及び減圧を適宜に行なうことに
より、速やかな照射線量変化または緩やかな照射線量変
化を意図的に生じさせることができる。
Ｓへの照射線量が小さくなり、ガス量を小さくすると照
射線量が大きくなる関係が生じるために、放射線遮蔽ガ
ス供給系６から適量の放射線遮蔽ガスを、第１図に示す
各タンク１３・１５・１７及び容管１０・１１・１２等
に供給しておいて、加圧及び減圧を適宜に行なうことに
より、速やかな照射線量変化または緩やかな照射線量変
化を意図的に生じさせることができる。
第２図に基づいて、放射線照射量を規則的に変化させる
（出力過渡照射を繰り返し行なう ）場合について説明
する。
（出力過渡照射を繰り返し行なう ）場合について説明
する。
第１図に併記しているように、ガススクリーン５の圧力
をＰｌ、減圧タンク１５の圧力をＰ３、入口タンク１７
の圧力をＰ ３、加圧タンク１３の圧力をＰ４とし、第
１図に併記しているように、減圧タンク１５の容積を７
００（ｉ 、入口タンク１７の容積を２０ｇ、加圧タン
ク１３の容積を５Ｑ、ガススクリーン５の容積を１．０
３ｆ２ 、ガス供給管１０及びガス排出管１１をそれぞ
れ口径φ４ ｍｍＸ ２５ｍ 、６弁１６・２５・２１
・２０・１４をＡ−Ａ’ ・Ｂ−Ｃ−Ｄ弁として表し
た場合、当初において、放射線遮蔽ガス供給系６から適
量の放射線遮蔽ガスを予め第１図に示す管路やタンクに
供給しておくとともに、真空ポンプ２２を起動状態、加
圧ポンプ１９を停止状態、Ａ−Ａ’・Ｄ弁を閉塞状態、
Ｂ−Ｃ弁を開放状態とし、Ｐ、が０．３ａｔａ、 Ｐ
ｔが０．２ａｔａないし０．１ａｔａＳＰ ３か４ａｔ
ａ、Ｐ４が８１ａｔａであるとする。
をＰｌ、減圧タンク１５の圧力をＰ３、入口タンク１７
の圧力をＰ ３、加圧タンク１３の圧力をＰ４とし、第
１図に併記しているように、減圧タンク１５の容積を７
００（ｉ 、入口タンク１７の容積を２０ｇ、加圧タン
ク１３の容積を５Ｑ、ガススクリーン５の容積を１．０
３ｆ２ 、ガス供給管１０及びガス排出管１１をそれぞ
れ口径φ４ ｍｍＸ ２５ｍ 、６弁１６・２５・２１
・２０・１４をＡ−Ａ’ ・Ｂ−Ｃ−Ｄ弁として表し
た場合、当初において、放射線遮蔽ガス供給系６から適
量の放射線遮蔽ガスを予め第１図に示す管路やタンクに
供給しておくとともに、真空ポンプ２２を起動状態、加
圧ポンプ１９を停止状態、Ａ−Ａ’・Ｄ弁を閉塞状態、
Ｂ−Ｃ弁を開放状態とし、Ｐ、が０．３ａｔａ、 Ｐ
ｔが０．２ａｔａないし０．１ａｔａＳＰ ３か４ａｔ
ａ、Ｐ４が８１ａｔａであるとする。
タイミング■において、第２図に示すように、加圧ポン
プ１９を停止状態、Ｃ弁を閉塞状態、Ｄ弁を開放状態と
する。この切り替えにより、加圧タンク１３のガス６３
Ｎ Ｑが速やかにガススクリーン５に注入され、１分で
ガススクリーン５の圧力が６１ａｔａまで上昇してガス
量が増大する。なお、Ｐ４はタイミング■の最高レベル
の８１ａｔａから６７ａｔａに低下する。
プ１９を停止状態、Ｃ弁を閉塞状態、Ｄ弁を開放状態と
する。この切り替えにより、加圧タンク１３のガス６３
Ｎ Ｑが速やかにガススクリーン５に注入され、１分で
ガススクリーン５の圧力が６１ａｔａまで上昇してガス
量が増大する。なお、Ｐ４はタイミング■の最高レベル
の８１ａｔａから６７ａｔａに低下する。
タイミング■において、加圧ポンプ１９を起動状態、Ｃ
弁を開放状態、Ｄ弁を閉塞状態とする。この切り替えに
より、加圧タンク１３の圧力が次第に上昇する。また、
ガススクリーン５の圧力６１ａｔａを５分間継続する。
弁を開放状態、Ｄ弁を閉塞状態とする。この切り替えに
より、加圧タンク１３の圧力が次第に上昇する。また、
ガススクリーン５の圧力６１ａｔａを５分間継続する。
タイミング■において、真空ポンプ２２を停止状態、Ａ
−Ａ’ 弁を開放状態、Ｂ弁を閉塞状態とする。この切
り替えにより、ガススクリーン５のガスが急速に吸引さ
れ、７秒でガススクリーン５の圧力が０．３ａｔａまで
低下する。なお、第２図に示すように、Ｐｔはタイミン
グ■において最低レベルの０．１ａｔＢに到達し、０．
２ａｔａに上昇する。
−Ａ’ 弁を開放状態、Ｂ弁を閉塞状態とする。この切
り替えにより、ガススクリーン５のガスが急速に吸引さ
れ、７秒でガススクリーン５の圧力が０．３ａｔａまで
低下する。なお、第２図に示すように、Ｐｔはタイミン
グ■において最低レベルの０．１ａｔＢに到達し、０．
２ａｔａに上昇する。
タイミング■において、真空ポンプ２２を起動状態、Ａ
−Ａ’弁を閉塞状態、Ｂ弁を開放状態とする。この切り
替えにより、減圧タンク１５の圧力が徐々に低下し始め
る。また、ガススクリーン５の圧力０．３ａｔａを２０
分継続する。
−Ａ’弁を閉塞状態、Ｂ弁を開放状態とする。この切り
替えにより、減圧タンク１５の圧力が徐々に低下し始め
る。また、ガススクリーン５の圧力０．３ａｔａを２０
分継続する。
タイミング■以下において、タイミング■ないしタイミ
ング■て説明した工程を例えば５００回繰り返す等のガ
ススクリーン５の圧力調整が行なわれる。
ング■て説明した工程を例えば５００回繰り返す等のガ
ススクリーン５の圧力調整が行なわれる。
このように、ガススクリーン５の圧力の上昇により、放
射線照射量を過渡的に減少させることと、ガススクリー
ン５の圧力の減少により、放射線照射量を過渡的に上昇
させること等の工程を繰り返すことにより、試料Ｓへの
放射線照射量を規則的に変化させる（出力過渡照射を繰
り返し行なう ）ことが可能となる。
射線照射量を過渡的に減少させることと、ガススクリー
ン５の圧力の減少により、放射線照射量を過渡的に上昇
させること等の工程を繰り返すことにより、試料Ｓへの
放射線照射量を規則的に変化させる（出力過渡照射を繰
り返し行なう ）ことが可能となる。
〈検討例〉
第２図において説明した工程に使用される各種機器、つ
まり、ガススクリーン５、ガス供給管ｌＯ、ガス排出管
１１、加圧タンク１３及び減圧タンク１５の大きさの影
響（圧力の時間的変化）について、計算によって求めた
。
まり、ガススクリーン５、ガス供給管ｌＯ、ガス排出管
１１、加圧タンク１３及び減圧タンク１５の大きさの影
響（圧力の時間的変化）について、計算によって求めた
。
ただし、第２図例に準じて、ガススクリーン５の容積は
１．０３Ｃ、ガス供給管１０及びガス排出管１１の大き
さは、加圧時において口径φ３ ｍｍＸ ２５ｍ −種
類、減圧時において口径φ２ｍｍないしφ４ｍｍＸ２５
ｍ三種類、加圧タンク１３が５Ｑ１減圧タンク１５が７
００Ｑであるとした。
１．０３Ｃ、ガス供給管１０及びガス排出管１１の大き
さは、加圧時において口径φ３ ｍｍＸ ２５ｍ −種
類、減圧時において口径φ２ｍｍないしφ４ｍｍＸ２５
ｍ三種類、加圧タンク１３が５Ｑ１減圧タンク１５が７
００Ｑであるとした。
第３図は、ガススクリーン５の加圧時の計算結果を示す
。この結果より、ガススクリーン５の圧力Ｐ 、 ０．
３〜６１Ｋｇ／ｃｍ’Ａに達する時間は、 １．６秒で
あり、目標の６０秒よりもはるかに小さかった。
。この結果より、ガススクリーン５の圧力Ｐ 、 ０．
３〜６１Ｋｇ／ｃｍ’Ａに達する時間は、 １．６秒で
あり、目標の６０秒よりもはるかに小さかった。
したがって、Ｄ弁（加圧管路用弁１４）を流ｆａ調整弁
とすることや、管路に流量調整機能を持たせることによ
り、６０秒に設定することができる。
とすることや、管路に流量調整機能を持たせることによ
り、６０秒に設定することができる。
第４図は、ガススクリーン５の減圧時の計算結果を示す
。この結果より、ガス排出管１１の口径が３ｍｍφ以上
であれば、減圧の目標値６１Ｋｇ／ａｍ’ Ａまでの圧
力変化を７秒以下で行ない得ることが判明した。この場
合もＡ弁（減圧管路用弁１６）を流量調整弁とすること
や、管路に流量調整機能を持たせることにより、７秒に
設定することができる。
。この結果より、ガス排出管１１の口径が３ｍｍφ以上
であれば、減圧の目標値６１Ｋｇ／ａｍ’ Ａまでの圧
力変化を７秒以下で行ない得ることが判明した。この場
合もＡ弁（減圧管路用弁１６）を流量調整弁とすること
や、管路に流量調整機能を持たせることにより、７秒に
設定することができる。
「発明の効果」
以上説明したように本発明に係る出力過渡照射試験装置
によれば、加圧タンクと減圧タンクとを加圧及び減圧雰
囲気としておいて、加圧管路用弁または減圧管路用弁を
切り替えることにより、試料を囲むガススクリーンのガ
ス圧力を速やかに変化させるとともに、必要な圧力値と
して、目的に応じて設定するものであるから、放射線源
の出力が過渡変化した場合と等価の照射条件を試料に付
与することができ、かつ、ガス圧力の設定精度が高く信
頼性の高い出力過渡試験を実施することができる。
によれば、加圧タンクと減圧タンクとを加圧及び減圧雰
囲気としておいて、加圧管路用弁または減圧管路用弁を
切り替えることにより、試料を囲むガススクリーンのガ
ス圧力を速やかに変化させるとともに、必要な圧力値と
して、目的に応じて設定するものであるから、放射線源
の出力が過渡変化した場合と等価の照射条件を試料に付
与することができ、かつ、ガス圧力の設定精度が高く信
頼性の高い出力過渡試験を実施することができる。
また、ガススクリーンの圧力変化を弁の切り替えによっ
て行なうものであるため、出力過渡照射試験を容易に実
施することができるとともに、試験条件を任意に設定す
ることができる等の効果を奏する。
て行なうものであるため、出力過渡照射試験を容易に実
施することができるとともに、試験条件を任意に設定す
ることができる等の効果を奏する。
第１図ないし第５図は本発明に係る出力過渡照射試験装
置の一実施例を示すもので、第１図は全体構成の結線図
、第２図はガススクリーンの圧力調整の工程図、第３図
はガススクリーン加圧時の圧力変化曲線図、第４図はガ
ススクリーン減圧時の圧力変化曲線図、第５図は出力過
渡照射試験装置の従来例を示す結線図である。 １・・・・・・容器（原子炉圧力容器）、２・・・・放
射線源（炉心）、 ３・・・・・・炉内管、 ４・・・・・・試料収納管（キャプセル）、５・・・・
ガススクリーン、 ６・・・・・放射線遮蔽ガス供給系、 ７・・・・・・アキュームレータ、 ８Ａ・８Ｂ・・・・・・逆止弁、 ９Ａ・９Ｂ・・・・・・開閉弁、 １０・・・・・・ガス供給管、 １１・・・・・ガス排出管、 １２・・・・・連結管、 １３・・・・加圧タンク、 １４・・・・・・加圧管路用弁、 ｌ５・・・・・・減圧タンク、 １６・・・・・・減圧管路用弁、 １７・・・・入口タンク、 １８・・・・・・開閉弁、 １９・・・・・・加圧ポンプ、 ２０・・・・・・開閉弁２０． ２１・・・・・・開閉弁、 ２２・・・・・・真空ポンプ、 ２３・・・・・開閉弁、 ２４・・・・・・バイパス管路、 ２５・・・・・・開閉弁、 Ｓ・・・・・・試料。
置の一実施例を示すもので、第１図は全体構成の結線図
、第２図はガススクリーンの圧力調整の工程図、第３図
はガススクリーン加圧時の圧力変化曲線図、第４図はガ
ススクリーン減圧時の圧力変化曲線図、第５図は出力過
渡照射試験装置の従来例を示す結線図である。 １・・・・・・容器（原子炉圧力容器）、２・・・・放
射線源（炉心）、 ３・・・・・・炉内管、 ４・・・・・・試料収納管（キャプセル）、５・・・・
ガススクリーン、 ６・・・・・放射線遮蔽ガス供給系、 ７・・・・・・アキュームレータ、 ８Ａ・８Ｂ・・・・・・逆止弁、 ９Ａ・９Ｂ・・・・・・開閉弁、 １０・・・・・・ガス供給管、 １１・・・・・ガス排出管、 １２・・・・・連結管、 １３・・・・加圧タンク、 １４・・・・・・加圧管路用弁、 ｌ５・・・・・・減圧タンク、 １６・・・・・・減圧管路用弁、 １７・・・・入口タンク、 １８・・・・・・開閉弁、 １９・・・・・・加圧ポンプ、 ２０・・・・・・開閉弁２０． ２１・・・・・・開閉弁、 ２２・・・・・・真空ポンプ、 ２３・・・・・開閉弁、 ２４・・・・・・バイパス管路、 ２５・・・・・・開閉弁、 Ｓ・・・・・・試料。
Claims (1)
- 容器の内部に放射線源の近傍まで吊持状態に挿入され試
料を収納する炉内管と、該炉内管の内部に試料を囲むよ
うに配設されるガススクリーンと、該ガススクリーンに
接続されそのガス量の増大時に高圧の放射線遮蔽ガスを
供給する加圧タンクと、ガススクリーンと加圧タンクと
の間に介在させられガス量の増大時に開放されかつガス
量の減少時に閉塞される加圧管路用弁と、ガススクリー
ンに接続され減圧雰囲気としておいてガス量の減少時に
放射線遮蔽ガスを吸引する減圧タンクと、ガススクリー
ンと減圧タンクとの間に介在させられガス量の減少時に
開放されかつガス量の増大時に閉塞される減圧管路用弁
とを具備することを特徴とする出力過渡照射試験装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2054556A JPH03255998A (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | 出力過渡照射試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2054556A JPH03255998A (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | 出力過渡照射試験装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03255998A true JPH03255998A (ja) | 1991-11-14 |
Family
ID=12973959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2054556A Pending JPH03255998A (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | 出力過渡照射試験装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03255998A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU2510537C1 (ru) * | 2012-09-18 | 2014-03-27 | Открытое акционерное общество "Государственный научный центр Научно-исследовательский институт атомных реакторов" | Устройство для испытания материалов в ядерном реакторе |
| WO2016035493A1 (ja) * | 2014-09-05 | 2016-03-10 | 株式会社 日立ハイテクノロジーズ | 電子線装置および電子線装置用ガス供給装置 |
-
1990
- 1990-03-06 JP JP2054556A patent/JPH03255998A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU2510537C1 (ru) * | 2012-09-18 | 2014-03-27 | Открытое акционерное общество "Государственный научный центр Научно-исследовательский институт атомных реакторов" | Устройство для испытания материалов в ядерном реакторе |
| WO2016035493A1 (ja) * | 2014-09-05 | 2016-03-10 | 株式会社 日立ハイテクノロジーズ | 電子線装置および電子線装置用ガス供給装置 |
| JPWO2016035493A1 (ja) * | 2014-09-05 | 2017-06-22 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 電子線装置および電子線装置用ガス供給装置 |
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