JPH03255808A - 焼却炉 - Google Patents
焼却炉Info
- Publication number
- JPH03255808A JPH03255808A JP5463190A JP5463190A JPH03255808A JP H03255808 A JPH03255808 A JP H03255808A JP 5463190 A JP5463190 A JP 5463190A JP 5463190 A JP5463190 A JP 5463190A JP H03255808 A JPH03255808 A JP H03255808A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion
- gas
- combustion chamber
- flue
- residence time
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims abstract description 62
- 239000007789 gas Substances 0.000 abstract description 23
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 abstract description 16
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 238000011084 recovery Methods 0.000 abstract description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
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- 238000003303 reheating Methods 0.000 description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000011819 refractory material Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Incineration Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、焼却炉に関するものである。
従来の技術
通常、ごみ焼却炉には、熱回収のためにボイラ一部が設
けられている。すなわち、第2図に示すように、炉本体
21内の火格子22上方部には、周壁部が水管壁23で
構成された燃焼室24が鉛直方向で設けられるとともに
、この燃焼室24に隣接してU字状の煙道部25が設け
られている。
けられている。すなわち、第2図に示すように、炉本体
21内の火格子22上方部には、周壁部が水管壁23で
構成された燃焼室24が鉛直方向で設けられるとともに
、この燃焼室24に隣接してU字状の煙道部25が設け
られている。
なお、この煙道部25は燃焼室24の上部出口部24a
に連通されており、また煙道部25のガス上昇用通路に
は伝熱用水管26が配置されている。
に連通されており、また煙道部25のガス上昇用通路に
は伝熱用水管26が配置されている。
ところで、ごみの発熱量が高くなると可燃分が多くなり
、またごみの性格上、着火・燃焼速度の異なるものを同
時にかつ大量に燃焼させた場合、さらに燃焼空気の火格
子上のごみ層の吹き抜けなどにより、燃焼ガス中に不完
全燃焼ガス例えばCOガスが多く発生していた。従来、
このCOガスの発生をできるだけ少なくするため、燃焼
室の形状が変化させられていた。
、またごみの性格上、着火・燃焼速度の異なるものを同
時にかつ大量に燃焼させた場合、さらに燃焼空気の火格
子上のごみ層の吹き抜けなどにより、燃焼ガス中に不完
全燃焼ガス例えばCOガスが多く発生していた。従来、
このCOガスの発生をできるだけ少なくするため、燃焼
室の形状が変化させられていた。
発明が解決しようとする課題
しかし、上記のように燃焼室の形状の変化だけでは、C
Oガスの発生の抑制には充分対処できなかった。すなわ
ち、COガスの完全燃焼は、燃焼用空気との混合および
混合後の燃焼室内のガス滞留時間に依存しているため、
例えばボイラ一部の高さが制限されている場合において
、ガス滞留時間を確保しようとすると、燃焼室内のガス
流速を下げる必要が生じる。このため、ガス流路断面積
を太き(すると、2次燃焼用空気との混合が充分に行わ
れれなくなる。また、逆にガス流路断面積を小さくして
、2次燃焼空気との混合を充分に行うようにすると、燃
焼室内でのガス流速が早くなり、したがってガス滞留時
間を確保するためには、燃焼室の高さが不足するという
問題があった。
Oガスの発生の抑制には充分対処できなかった。すなわ
ち、COガスの完全燃焼は、燃焼用空気との混合および
混合後の燃焼室内のガス滞留時間に依存しているため、
例えばボイラ一部の高さが制限されている場合において
、ガス滞留時間を確保しようとすると、燃焼室内のガス
流速を下げる必要が生じる。このため、ガス流路断面積
を太き(すると、2次燃焼用空気との混合が充分に行わ
れれなくなる。また、逆にガス流路断面積を小さくして
、2次燃焼空気との混合を充分に行うようにすると、燃
焼室内でのガス流速が早くなり、したがってガス滞留時
間を確保するためには、燃焼室の高さが不足するという
問題があった。
そこで、本発明は上記課題を解消し得る焼却炉を提供す
ることを目的とする。
ることを目的とする。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するため、本発明の焼却炉は、炉本体内
の火格子上方部に第1燃焼室を鉛直方向で設けるととも
に、この第1燃焼室に隣接してそれぞれU字状の第1煙
道部および第2煙道部を設け、上記第1燃焼室の上部出
口部と第1煙道部の上部入口部とを連通させるとともに
、上記第1煙道部の上部出口部と第2煙道部の上部入口
部とを連通させ、かつ上記第1煙道部の上部入口部に連
通するガス下降用通路を第2燃焼室としたものである。
の火格子上方部に第1燃焼室を鉛直方向で設けるととも
に、この第1燃焼室に隣接してそれぞれU字状の第1煙
道部および第2煙道部を設け、上記第1燃焼室の上部出
口部と第1煙道部の上部入口部とを連通させるとともに
、上記第1煙道部の上部出口部と第2煙道部の上部入口
部とを連通させ、かつ上記第1煙道部の上部入口部に連
通するガス下降用通路を第2燃焼室としたものである。
作用
上記構成によると、燃焼ガスは第1および第2燃焼室を
通過するため、完全燃焼に充分なガス滞留時間を確保す
ることができる。しかも2つの燃焼室は互いに隣接して
設けられるため、炉本体の背を高くする必要がない。
通過するため、完全燃焼に充分なガス滞留時間を確保す
ることができる。しかも2つの燃焼室は互いに隣接して
設けられるため、炉本体の背を高くする必要がない。
実施例
以下、本発明の一実施例を第1図に基づき説明する。
第1図において、1はごみ焼却炉の炉本体で、この炉本
体1内の下部には火格子2群が配置され、またその上方
部には、周壁部が水管壁3により構成された第1燃焼室
4が鉛直方向で設けられており、さらにこの第1燃焼室
4に隣接してそれぞれU字状の第1煙道部5および第2
煙道部6が設けられている。そして、上記第1燃焼室4
の上部出口部4aと第1煙道部5の上部入口部5aとが
連通されるとともに、上記第1煙道部5の上部出口部5
bと第2煙道部6の上部入口部6aとが連通され、しか
も上記第1煙道部5の上部入口部5aに連通ずるガス下
降用通路が第2燃焼室7とされている。なお、上記第2
燃焼室7の周壁部も水管壁8により構成されている。勿
論、上記各燃焼室4.7の周壁部を構成する水管壁3,
8の表面には、スタッドを介して耐火材が被覆されてい
る。
体1内の下部には火格子2群が配置され、またその上方
部には、周壁部が水管壁3により構成された第1燃焼室
4が鉛直方向で設けられており、さらにこの第1燃焼室
4に隣接してそれぞれU字状の第1煙道部5および第2
煙道部6が設けられている。そして、上記第1燃焼室4
の上部出口部4aと第1煙道部5の上部入口部5aとが
連通されるとともに、上記第1煙道部5の上部出口部5
bと第2煙道部6の上部入口部6aとが連通され、しか
も上記第1煙道部5の上部入口部5aに連通ずるガス下
降用通路が第2燃焼室7とされている。なお、上記第2
燃焼室7の周壁部も水管壁8により構成されている。勿
論、上記各燃焼室4.7の周壁部を構成する水管壁3,
8の表面には、スタッドを介して耐火材が被覆されてい
る。
また、上記第1燃焼室4の周壁部である水管壁3の下部
には、2次燃焼用空気を吹き込むための2次空気吹込み
ノズル9が設けられている。
には、2次燃焼用空気を吹き込むための2次空気吹込み
ノズル9が設けられている。
上記構成において、1次燃焼室4内で燃焼した燃焼ガス
は1次燃焼室4内を上昇して上部出口部4aから第2燃
焼室7内に入り、ここでさらに燃焼が行われる。その後
、燃焼ガスは第1煙道部5のガス上昇用通路に入り、こ
のガス上昇用通路を通って第2煙道部6に入り、そして
熱回収が行われた後、後続の処理装置例えば集塵器に導
かれる。
は1次燃焼室4内を上昇して上部出口部4aから第2燃
焼室7内に入り、ここでさらに燃焼が行われる。その後
、燃焼ガスは第1煙道部5のガス上昇用通路に入り、こ
のガス上昇用通路を通って第2煙道部6に入り、そして
熱回収が行われた後、後続の処理装置例えば集塵器に導
かれる。
このように、2つの燃焼室4,7を隣接して配置したの
で、炉本体1の背を高くすることなく、燃焼ガスの滞留
時間を充分長くして、不完全燃焼ガスであるCOガスを
完全燃焼させることができる。
で、炉本体1の背を高くすることなく、燃焼ガスの滞留
時間を充分長くして、不完全燃焼ガスであるCOガスを
完全燃焼させることができる。
なお、場合によっては、第1燃焼室4の周壁部を構成す
る水管壁3の天井部3aに、3次燃焼用空気を吹き込む
3次燃焼空気吹込みノズル11を設けてもよい。この場
合、燃焼ガスと燃焼用空気との混合をより促進すること
ができる。
る水管壁3の天井部3aに、3次燃焼用空気を吹き込む
3次燃焼空気吹込みノズル11を設けてもよい。この場
合、燃焼ガスと燃焼用空気との混合をより促進すること
ができる。
また、第2燃焼室7の周壁部を構成する水管壁8の天井
部8aに、追焚き用バーナ12を設けてもよい。この場
合、追焚き用バーナ12の燃焼方向が下方となるため、
火炎の長さを充分長(することができる。
部8aに、追焚き用バーナ12を設けてもよい。この場
合、追焚き用バーナ12の燃焼方向が下方となるため、
火炎の長さを充分長(することができる。
また、第1図の仮想線にて示すように、第1燃焼室4の
周壁部を構成する水管壁3のほぼ中間部3bを内側に突
出させ、燃焼ガスの流れを乱して燃焼用空気との混合を
充分に行わせるようにしてもよい。
周壁部を構成する水管壁3のほぼ中間部3bを内側に突
出させ、燃焼ガスの流れを乱して燃焼用空気との混合を
充分に行わせるようにしてもよい。
さらに、上記実施例において、2次燃焼用空気を1次燃
焼室内に分散させて吹き込むようにしてもよ(、また2
次燃焼室内にも燃焼用空気を吹き込むようにしてもよい
。
焼室内に分散させて吹き込むようにしてもよ(、また2
次燃焼室内にも燃焼用空気を吹き込むようにしてもよい
。
発明の効果
以上のように本発明の構成によると、2つの燃焼室を隣
接して配置したので、炉本体の背を高くすることなく、
燃焼ガスの滞留時間を充分長くすることができ、不完全
燃焼ガス、例えばCOガスを完全燃焼させることができ
る。
接して配置したので、炉本体の背を高くすることなく、
燃焼ガスの滞留時間を充分長くすることができ、不完全
燃焼ガス、例えばCOガスを完全燃焼させることができ
る。
第1図は本発明の一実施例を示す焼却炉の概略断面図、
第2図は従来例における焼却炉の概略断面図である。 1・・・・炉本体、2・・・・火格子、3・・・・水管
壁、4・・・・第1燃焼室、4a・・・・上部出口部、
5・・・・第1煙道部、5a・・・・上部入口部、5b
・・・・上部出口部、6・・・・第2煙道部、6a・・
・・上部入口部、7・・・・第2燃焼室、8・・・・水
管壁。
第2図は従来例における焼却炉の概略断面図である。 1・・・・炉本体、2・・・・火格子、3・・・・水管
壁、4・・・・第1燃焼室、4a・・・・上部出口部、
5・・・・第1煙道部、5a・・・・上部入口部、5b
・・・・上部出口部、6・・・・第2煙道部、6a・・
・・上部入口部、7・・・・第2燃焼室、8・・・・水
管壁。
Claims (1)
- 1、炉本体内の火格子上方部に第1燃焼室を鉛直方向で
設けるとともに、この第1燃焼室に隣接してそれぞれU
字状の第1煙道部および第2煙道部を設け、上記第1燃
焼室の上部出口部と第1煙道部の上部入口部とを連通さ
せるとともに、上記第1煙道部の上部出口部と第2煙道
部の上部入口部とを連通させ、かつ上記第1煙道部の上
部入口部に連通するガス下降用通路を第2燃焼室とした
ことを特徴とする焼却炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5463190A JPH03255808A (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | 焼却炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5463190A JPH03255808A (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | 焼却炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03255808A true JPH03255808A (ja) | 1991-11-14 |
Family
ID=12976105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5463190A Pending JPH03255808A (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | 焼却炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03255808A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50122079A (ja) * | 1974-03-15 | 1975-09-25 | ||
JPS59180213A (ja) * | 1983-03-30 | 1984-10-13 | Takuma Co Ltd | 階段式スト−カ |
-
1990
- 1990-03-06 JP JP5463190A patent/JPH03255808A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50122079A (ja) * | 1974-03-15 | 1975-09-25 | ||
JPS59180213A (ja) * | 1983-03-30 | 1984-10-13 | Takuma Co Ltd | 階段式スト−カ |
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