JPH03253504A - ライニング方法 - Google Patents

ライニング方法

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Publication number
JPH03253504A
JPH03253504A JP5063090A JP5063090A JPH03253504A JP H03253504 A JPH03253504 A JP H03253504A JP 5063090 A JP5063090 A JP 5063090A JP 5063090 A JP5063090 A JP 5063090A JP H03253504 A JPH03253504 A JP H03253504A
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JP
Japan
Prior art keywords
lining
main body
body material
capsule
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP5063090A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutomi Idetani
出谷 保富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
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Publication of JPH03253504A publication Critical patent/JPH03253504A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、シリンダ、バルブ等の本体内面に耐食、耐摩
耗材等をライニングする際に用いるライニング方法に関
する。
(従来の技術) シリンダ、バルブ等のように複数個の内面を有する本体
において、その内面部分に耐食、耐摩耗材等をライニン
グする方法として、例えば特公平1−191701号公
報に開示されたものがある。
この方法は、溶接、溶射法等のライニング方法によって
既にライニングした栓を用い、この栓を本体材のライニ
ングしたい箇所に嵌込み、HIP処理によって本体材と
拡散接合させることにより、本体材の内面に耐食、耐摩
耗材をライニングしたシリンダ等を製造する方法である
(発明が解決しようとする課題) 従来のライニング方法によって横孔部を有する本体材に
ライニングするには、前もって栓に溶射、HIP等によ
ってライニングしておき、この栓を本体材の横孔部に挿
入しセットした後、栓と本体材とを溶接して密封する必
要がある。このため、本体材が溶接性の良い材料でなけ
れば適用できない。また溶接による残留応力が横孔部周
辺に発生し、その後のHIP処理時に応力緩和した時に
、残留応力の解放により本体材に曲がりが発生する。
更に、横孔ライニングが多くなれば、その分だけ溶接箇
所が増加し、前述の曲がりの他、溶接部がHIP処理時
の高圧下でリークする可能性が増加し、信頼性の面で問
題がある。また、バルブのように横孔部が多数になると
、溶接時間が大となり、作業性が悪く商業的でない。
本発明は、かかる従来の課題を解消し、複数個の内面を
有する本体に耐食、耐摩耗材等をライニングする場合に
最適なライニング方法を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、その第1の手段として、予めライニング材7
をライニングした段付栓8を本体材1の横孔3に挿入し
セットし、次にこの本体材1をカプセル12内に挿入し
セットして、本体材lの中心孔2とこれに内嵌する芯金
9との間隙にライニング粉末を充填し、その後、脱気若
しくは脱気なしでカプセルI2を密封した後、HIP処
理により本体材1の内面にライニング層4.5を拡散接
合するものである。
また本発明は、第2の手段として、カプセル12に本体
材1を挿入する前後でライニング用粉末若しくはバルク
材を充填若しくはセットすることにより、本体材1の両
端面若しくは片端面にライニングするものである。
(作 用〉 本発明に係るライニング方法においては、先ずHIP、
溶接、溶射等でライニング若しくはソリッド材の段付栓
8を本体材1の横孔3に挿入しセットする。次に本体材
1をカプセル12内に挿入しセットした後、その中心孔
2に芯金9を挿入し、その芯金9と本体材1との間隙に
ライニング粉末を充填する。そして、その後、脱気若し
くは脱気なしでカプセル12を密封した後、HIP処理
して本体材1内面にライニング層4,5を拡散接合する
また本体材1の両端面若しくは片端面にライニングする
場合には、カプセル12に本体材1を挿入する前後でラ
イニングすべき粉末若しくはバルク材を充填若しくはセ
ットする。
(実施例) 以下、図示の実施例について本発明を詳述する。
第1図乃至第4図は本発明の第1実施例を示し、本体材
1の中心孔2及び横孔3の各内面をNil超合金のライ
ニング層4,5で夫々ライニングしたバルブケース6を
製造する場合である。なお、このバルブケース6は、内
径58mm、ライニング厚2m、外径9Qmm、長さ2
00mの場合を例示するが、これに限定されるものでは
ない。
製造に際しては、先ず本体材lとして内径58mm、外
径91.5m、長さ210mのものを用いる。そして、
第1図に示すように、本体材1の各横孔3に、予めHI
P処理によりライニング材7をライニングした段付栓8
を挿入しセットする。ここで、段付栓8を用いるのは、
本体材1の横孔3に外側から容易にセットできるばかり
でな(、栓8が外側からのHIP圧で芯金9側に押込ま
れないようにするためである。また段付栓8は、第4図
に示すように、横棒材10にHIP処理でライニング材
7をライニングした後、それを所定長さに切断し、外周
に段部11を機械加工すれば良い。
各横孔3に段付栓8を挿入しセットできれば、次に本体
材工を外径100+aa+、内径92mm、長さ220
閣のカプセル12内に挿入しセットする。この時、既に
カプセル12に、外径51+m++の芯金9付きの下蓋
13が溶接14されていれば、本体材lの中心孔2内に
芯金9が相対的に挿入され、両者間に間隙ができるので
、その間隙に前記超合金粉末18を充填する。そして、
カプセル12に上l115を溶接16L、脱気管17側
から高温で真空脱気した後、970″C11C11O0
0/cdで3時間HIP処理を行なう。
その後、機械加工により段付栓8が見える直径(90m
)まで加工し、横孔3内面を仕上げ、第2図及び第3図
に示すように、芯金9を除去し、横孔3の内径加工を行
なう。
この結果、中心孔2のライニング層4、横孔3のライニ
ング層5は、完全に拡散接合されているが、超音波探傷
、浸透探傷検査でf!認された。また所要のライニング
厚(2m)も確保されていることが確認できた。
なお、段付栓8のライニング材7は溶接、溶射によって
ライニング若しくはソリッド材でも良い。
第5図及び第6図は本発明の第2の実施例を示し、両端
面にライニング層19.20を有するシリンダ本体21
を製造する場合である。
第5図に示すように、内径92ma+、厚さ4m、内長
さ970mであって、下1i13を溶接したカプセル1
2に芯金9をセットした後、一端面のライニング層19
となるNi基自溶性合金アトマイズ粉末22を4閣の厚
さで充填する0次に横孔3用のライニング層5のために
予めHIP処理した段付栓8を横孔3に外面より挿入し
た本体材1をカプセル12内の粉末22上に挿入しセッ
トする。そして、芯金9と本体材1との間隙にNi基自
溶性合金アトマイズ粉末23を充填すると共に、本体材
1の上端面に、他端面のライニング層20のためのNi
基自溶性合金アトマイズ粉末24を厚さ4閣まで充填す
る。その後、カプセル12の上端に上l115を溶接し
、高温で真空脱気した後、970″C11C11O00
/ctiで3時間HIP処理をする。そして、しかる後
に、第6図に示すように、機械加工によりカプセル12
を切削除去した後、深孔加工で芯金9を除去すると共に
、横孔3、両端面を仕上げ加工する。
この結果、第6図に示すように、中心孔内面、横孔内面
及び両端面がNi基自溶性合金でライニングされたシリ
ンダ本体21を製造することができた。
なお、粉末22.24を代えてバルク材を用いても良い
。また、カプセル12は、HIP処理後の機械加工のこ
とを考えて薄くシた方が効果的であるが、場合によって
は、本体材1等と同一材にすることにより仕上後の本体
材としても良い。
またシリンダ本体21の片面にのみライニング層を形成
しても良い。
更にカプセル12内の脱気は省いても良い。
(発明の効果) 本発明によれば、本体材lが難溶接材であっても、複数
箇所の内面、端面のライニングが可能であり、また本体
材lに溶接する熱応力が作用しないため、HIP処理後
の変形がない。しかも、粉末の充填箇所を充填しやすい
部分に限定できるため、充填率が大となり、収縮による
変形を小さくできる。更に、本発明では、本体材1のカ
プセル12へのセットの前後でライニング材を充填若し
くはセットするのみで端面のライニングが可能であるた
め、HIP前処理作業が容易になる。従って、本発明の
ライニング方法は、ライニング箇所が多くなれば、より
効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の第1実施例を示し、第1図
はライニング方法を示す断面図、第2図はバルブケース
の断面図、第3図は第2図の■−■矢視図、第4図は段
付栓の製造法の説明図、第5図は本発明の第2実施例を
示す断面図、第6図は同シリンダ本体の断面図である。 1−・・本体材、2−中心孔、3・−横孔、4,5.1
9゜20・−ライニング層、8−段付栓、9カプセル。 芯金、12−・

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)予めライニング材(7)をライニングした段付栓
    (8)を本体材(1)の横孔(3)に挿入しセットし、
    次にこの本体材(1)をカプセル(12)内に挿入しセ
    ットして、本体材(1)の中心孔(2)とこれに内嵌す
    る芯金(9)との間隙にライニング粉末を充填し、その
    後、脱気若しくは脱気なしでカプセル(12)を密封し
    た後、HIP処理により本体材(1)の内面にライニン
    グ層(4)(5)を拡散接合することを特徴とするライ
    ニング方法。
  2. (2)カプセル(12)に本体材(1)を挿入する前後
    でライニング用粉末若しくはバルク材を充填若しくはセ
    ットすることにより、本体材(1)の両端面若しくは片
    端面にライニングすることを特徴とするライニング方法
JP5063090A 1990-02-28 1990-02-28 ライニング方法 Pending JPH03253504A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5063090A JPH03253504A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 ライニング方法

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JP5063090A JPH03253504A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 ライニング方法

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JPH03253504A true JPH03253504A (ja) 1991-11-12

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ID=12864296

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JP5063090A Pending JPH03253504A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 ライニング方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107984162A (zh) * 2016-10-26 2018-05-04 航天特种材料及工艺技术研究所 一种用于超塑成形/扩散连接的封焊方法及结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107984162A (zh) * 2016-10-26 2018-05-04 航天特种材料及工艺技术研究所 一种用于超塑成形/扩散连接的封焊方法及结构

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