JPH03252627A - 光ファイバ増幅器 - Google Patents

光ファイバ増幅器

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Publication number
JPH03252627A
JPH03252627A JP2049250A JP4925090A JPH03252627A JP H03252627 A JPH03252627 A JP H03252627A JP 2049250 A JP2049250 A JP 2049250A JP 4925090 A JP4925090 A JP 4925090A JP H03252627 A JPH03252627 A JP H03252627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
doped
wavelength
doped fiber
optical fiber
Prior art date
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Pending
Application number
JP2049250A
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English (en)
Inventor
Shinya Inagaki
真也 稲垣
Sakae Yoshizawa
吉澤 栄
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03252627A publication Critical patent/JPH03252627A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 概要 希土類元素をドープしたドープファイバに信号光とポン
ピング光(励起光)を入射することにより、信号光を直
接増幅する光ファイバ増幅器に関し、 部品点数を削減した簡単な構成で波長多重信号光を直接
増幅することのできる光ファイバ増幅器を提供すること
を目的とし、 希土類元素をドープしたドープファイバにポンピング光
を入射するとともに信号光を入射し、信号光を直接増幅
する光ファイバ増幅器において、第1の波長の光を増幅
する第1ドープファイバと第2の波長の光を増幅する第
2ドープファイバを直列に接続し、第1ドープファイバ
に第1ポンピング光を入射する第1ポンピング光源と、
第2ドープファイバに第2ポンピング光を入射する第2
ポンピング光源を設けて構成する。
産業上の利用分野 本発明は希土類元素をドープしたドープファイバに信号
光とポンピング光(励起光)を入射することにより、信
号光を直接増幅する光ファイバ増幅器に関する。
現在実用化されている光ファイバ通信システムにおいて
は、光ファイバの損失による光信号の減衰を補償するた
めに、一定距離毎に中継器を挿入している。中継器では
、光信号をフォトダイオードにより電気信号に変換して
、電子増幅器により信号を増幅した後、半導体レーザ等
により光信号に変換し、光ファイバ伝送路に再び送り出
すという構成を取っている。もし、この光信号を低雑音
で直接光信号のまま増幅することができれば、光中継器
の小型化、経済化を図ることができる。
そこで、光信号を直接増幅できる光増幅器の研究が盛ん
に進められており、研究の対象とされている光増幅器を
大別すると、■希土類元素(Er。
Nd、Yb等)をドープした光ファイバとポンピング光
を組み合わせたもの、■希土類元素をドープした半導体
レーザによるもの、■光ファイバ中の非線形効果を利用
した誘導ラマン増幅器、誘導ブIJ IJユアン増幅器
の3つがある。
このうち■の希土類元素をドープした光ファイバ(以下
ドープファイバと略称する)とポンピング光を組み合わ
せた光増幅器は、偏波依存性が無いこと、低雑音である
こと、伝送路との結合損失が小さいといった優れた特徴
があり、光ファイバ伝送システムにおける伝送中継距離
の飛躍的増大、光信号の多数への分配を可能にすると期
待されている。
一方、最近になり、光ファイバ通信は普及期を迎え、幹
線系のみならず加入者系にも浸透しつつある。これは、
加入者系において通常の電話サービスの他、データサー
ビス、映像情報サービスく例えばCATV)等、多岐に
わたるサービスの提供が要求されているのに対して、光
ファイバ通信の特長が広帯域化にあり、特に波長多重方
式とした場合に、−本の光ファイバにより複数の情報を
双方向に伝送することができ、上記要求にマツチするか
らである。このような背景に鑑みて、波長多重信号光を
簡単な構成で直接増幅することのできる光ファイバ増幅
器が要望されている。
従来の技術 第5図にドープファイバによる光増幅の原理を示ず。2
はコア4及びクラッド6から構成された光ファイバであ
り、コア4中にエルビウム(Er)がドープされている
。このようなErドープファイバ2にポンピング光(励
起光)が入射されると、Er原子が高いエネルギー準位
に励起される。このように高いエネルギー準位に励起さ
れた光ファイバ2中のEr原子に信号光が入ってくると
、Er原子が低いエネルギー準位に遷移するが、このと
き光の誘導放出が生じ、信号光のパワーが光ファイバに
沿って次第に大きくなり信号光の増幅が行われる。
波長多重化された信号光を上述した原理を用いて増幅す
る従来の構成を、第6図に示す。図において、10は波
長λ、の信号光を増幅する光ファイバ増幅器であり、1
2は波長λ2の信号光を増幅する光ファイバ増幅器であ
る。入射側光ファイバ14を伝送されてきた波長λ1.
λ2の信号光は分波器16で分波され、波長λ1の信号
光は光ファイバ18を介して光ファイバ増幅器10に入
射され、波長λ2の信号光は光ファイバ20を介して光
ファイバ増幅器12に入射される。光ファイバ増幅器1
0に入射された波長λ1の信号光は、合波器26でポン
ピング光源24からのポンピング光と合波され、例えば
Nd (ネオジウム)をドープしたNdドープファイバ
22で波長λ1の信号光が増幅され、この増幅された信
号光は誘電体多層膜フィルタ28を介して光ファイバ3
0に出− 射される。フィルタ28ではポンピング光がカットされ
、増幅された波長λ1 の信号光のみが光ファイバ30
に出射される。
一方、光ファイバ20を介して光ファイバ増幅器12に
入射された波長λ2の信号光は、合波器36でポンピン
グ光源34からのポンピング光と合波され、この信号光
は例えばEr(エルビウム)をドープしたErドープフ
ァイバ32により増幅され、増幅された信号光は誘電体
多層膜フィルタ38を介して光ファイバ40に出射され
る。フィルタ38でポンピング光がカットされ、波長λ
2の信号光のみが光ファイバ40に出射される。
このように光ファイバ増幅器10.12で増幅された波
長λ1及びλ2の信号光は合波器42で合波されて、出
射側光ファイバ44に多重化された信号光が出射される
発明が解決しようとする課題 このように波長多重化された信号光を直接増幅する従来
の光ファイバ増幅器は、分波器により一旦信号光を分波
した後、各々の波長の信号光について光ファイバ増幅器
により増幅し、この増幅された波長の異なる信号光を再
び合波器により合波して出射側光ファイバに伝送するよ
うにしている。
このような構成を取っているため、合波器又は分波器を
合計4個必要とし、部品点数が増えてコスト高になると
いう問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、部品点数を削減した簡単な構成
で波長多重信号光を直接増幅することのできる光ファイ
バ増幅器を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明では、希土類元素をドープしたドープファイバに
ポンピング光を入射するとともに信号光を入射し、信号
光を直接増幅する光ファイバ増幅器において、第1の波
長の光を増幅する第1ドープファイバと第2の波長の光
を増幅する第2ドープファイバを直列に接続する。そし
て、第1ドープファイバに第1ポンピング光を入射する
第1ポンピング光源と、第2ドープファイバに第2ポン
ピング光を入射する第2ポンピング光源をそれぞれ設け
る。
第1ドープファイバは、例えば1,3μm帯の光を増幅
するNdをドープしたNdドープファイバであり、第2
ドープファイバは1.55μm帯の光を増幅するErを
ドープしたErドープファイバである。
作   用 第1ドープファイバと第2ドープファイバを直列接続し
、各々のドープファイバで波長の異なる信号光を増幅し
てそのまま出射側に伝送しているため、従来の構成で必
要であった波長の異なる信号光を分離する分波器及び増
幅された後の波長の異なる信号光を合波する合波器を省
略することができる。よって全体として部品点数を削減
することができ、波長多重信号光を直接増幅する光ファ
イバ増幅器を安価に提供することができる。
実  施  例 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
第1図を参照すると本発明実施例の概略構成図が示され
ており、NdをドープしたNdドープファイバ50とE
rをドープしたErドープファイバ52が直列に接続さ
れている。入射側光ファイバ54を伝送されてきた波長
λ、=1.3μm及び波長λ2=1.55μmの波長多
重信号光は、合波器56で例えばArレーザ等の第1ポ
ンピング光源58から出射され、光ファイバ60を伝送
されてきた第1ポンピング光59と合波され、Ndドー
プファイバ50に入射される。
Ndドープファイバ50では、第1ポンピング光59に
よりNd原子が基底状態から高いエネルギー準位に励起
され、波長1.3μmの信号光が入射することにより高
いエネルギー準位に励起されたNd原子が基底状態に遷
移するが、このとき波長1.3μmの光の誘導放出が生
じ、波長1゜3μmの信号光の増幅が行われる。第1ポ
ンピン9− 1 〇− グ光59は後段への悪影響を無くすために、例えば誘電
体多層膜から形成されたバイパスフィルタ72でカット
される。
波長1.3μmの信号光のみが増幅された多重信号光は
、光ファイバ62を介して合波器64に入射され、この
合波器64で例えば波長1.48μmの光を出射する半
導体レーザ(LD)等の第2ポンピング光源66により
出射され、光ファイバ68を伝送されてきた第2ポンピ
ング光67と合波され、ErをドープしたErドープフ
ァイバ52に入射される。Erドープファイバ52では
、第2ポンピング光67が入射されるとEr原子が基底
状態から高いエネルギー準位に励起され、この励起され
たEr原子に波長1.55μmの信号光が入ってくると
、Er原子が基底レベルに遷移するが、このとき波長1
.55μmの光の誘導放出が生じ、波長1.55μmの
信号光が増幅される。
このように2段階で増幅された波長多重信号光は、誘電
体多層膜等から形成されたフィルタ74で第2ポンピン
グ光67がカットされてから、出射側光ファイバ70に
より伝送される。フィルタ74は、波長1.48μmの
第2ポンピング光67をカットし、波長1.3μm及び
波長1.55μmの信号光を通過させるバンドリジェク
ションフィルタである。
第2図にErドープファイバの吸収損失特性、第3図に
Ndドープファイバの吸収損失特性を示す。第2図から
明らかなように、Erドープファイバは波長1.3μm
帯で吸収損失が起きないので、波長1.3μmの信号光
がErドープファイバ52を通過する際に吸収損失によ
り減衰することはない。しかし、第3図から明らかなよ
うに、Ndドープファイバは波長1.55μm帯で吸収
損失が大きくなり、上述した第1図の構成では波長1.
55μmの信号光がNdドープファイバ50を通過する
際に吸収されて減衰してしまうことになる。
この欠点を防止しようとしたのが第4図に示す他の実施
例である。この実施例においては、第2ポンピング光6
7を信号光の伝送方向と逆方向に入射させ、第1図の構
成で説明したバンドリジェクションフィルタ74をNd
ドープファイバ50の信号光の伝送方向上流側に配置し
ている。他の構成は第1図に示した実施例と同様である
ので、その説明を省略する。
本実施例によると、波長1.48μmの第2ポンピング
光67は、Erドープファイバ52を通過した後Ndド
ープファイバ50に入射される。
すると、基底状態のNd原子が高いエネルギーレベルに
励起されるため、基底状態のNd原子が減少することに
なる。このような状態のところに、波長1.55μmの
信号光が入射されると、基底状態のNd原子の数が少な
くなっているので、波長1.55μmの信号光の吸収が
それ程起こることがなく、Ndドープファイバ50内に
おける波長1.55μmの信号光の減衰が防止される。
発明の効果 本発明の光ファイバ増幅器は以上詳述したように構成し
たので、部品点数を削減した簡単な構成で波長多重信号
光を直接増幅できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1−図は本発明実施例の概略構成図、第2図はErド
ープファイバの吸収損失特性図、第3図はNdドープフ
ァイバの吸収損失特性図、第4図は本発明の他の実施例
概略構成図、第5図はドープ光ファイバによる光増幅の
原理を示す模式図、 第6図は従来例概略構成図である。 0・・・Ndドープファイバ、 2・・・Erドープファイバ、 4・・・入射側光ファイバ、 6.64・・・合波器、 8・・・第1ポンピングli、 9・・・第1ポンピング光、  3− 4 66・・・第2ポンピング光源、 67・・・第2ポンピング光、 70・・・出射側光ファイバ、 72°°°バイパスフイルタ、 74・・・バンドリジェクションフィルタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、希土類元素をドープしたドープファイバにポンピン
    グ光を入射するとともに信号光を入射し、信号光を直接
    増幅する光ファイバ増幅器において、第1の波長の光を
    増幅する第1ドープファイバ(50)と第2の波長の光
    を増幅する第2ドープファイバ(52)を直列に接続し
    、 第1ドープファイバ(50)に第1ポンピング光(59
    )を入射する第1ポンピング光源(58)と、第2ドー
    プファイバ(52)に第2ポンピング光(67)を入射
    する第2ポンピング光源(66)を設けたことを特徴と
    する光ファイバ増幅器。 2、第1ドープファイバ(50)は1.3μm帯の光を
    増幅するNdをドープしたNdドープファイバであり、
    第2ドープファイバ(52)は1.55μm帯の光を増
    幅するErをドープしたErドープファイバであること
    を特徴とする請求項1記載の光ファイバ増幅器。 3、第2ポンピング光(67)をErドープファイバ(
    52)に入射させた後、Ndドープファイバ(50)に
    も入射させる構成としたことを特徴とする請求項2記載
    の光ファイバ増幅器。
JP2049250A 1990-03-02 1990-03-02 光ファイバ増幅器 Pending JPH03252627A (ja)

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JP2049250A JPH03252627A (ja) 1990-03-02 1990-03-02 光ファイバ増幅器

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JP (1) JPH03252627A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6097534A (en) * 1996-12-05 2000-08-01 Nec Corporation Optical amplifier system generating high optical output level

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6097534A (en) * 1996-12-05 2000-08-01 Nec Corporation Optical amplifier system generating high optical output level

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