JPH03250571A - 同軸コネクタ - Google Patents

同軸コネクタ

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JPH03250571A
JPH03250571A JP2046876A JP4687690A JPH03250571A JP H03250571 A JPH03250571 A JP H03250571A JP 2046876 A JP2046876 A JP 2046876A JP 4687690 A JP4687690 A JP 4687690A JP H03250571 A JPH03250571 A JP H03250571A
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JP
Japan
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sleeve
conductor
taper sleeve
outer conductor
spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP2046876A
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English (en)
Inventor
Ryosuke Kaizu
貝津 良輔
Tsuyoshi Miyata
剛志 宮田
Osamu Nitta
新田 修
Shigeru Iwata
茂 岩田
Hideki Nagaoka
秀樹 長岡
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、CATV用同軸ケーブルなどに使用して有用
なコネクタに関し、とくにコネクタ部において外部から
入りがちな外部雑音の侵入を最少限に止め得る一方、外
部導体との長期安定的な接続を維持し、コネクタ接続部
における信頼性を格段に向上させ得る新規な同軸コネク
タに関するものである。
[従来の技術] CATVは、当初離視聴地域における再送信を目的に開
発されたものであるが、その後特定地域における双方向
伝送可能な自主サービスネットワークとして独自の発展
をみるに到った。
その使用周波数帯域としては通常VHF帯が主として使
用されており、そのためのケーブルとして、広帯域伝送
が可能であり、減衰が少なく、インピーダンスが均一で
、遮へい特性に優れている同軸ケーブルが広く使用され
ている。
第7図は、そのような同軸ケーブル1と中継器筐体など
の機器類との間を接続する際に使用されるコネクタの従
来例の具体的構成を示す半断面を有する見取図である0
例示のコネクタはケーブル1@に取付けられる本体であ
って、このような本体と相手側となる機器類のレセプタ
クル等が係合され接続が行なわれるものである。
第7図において、2はケーブル外被、3は外部導体、4
は絶縁体、5は中心導体であって、同軸ケーブル1のそ
れぞれの構成部材を形成する。
このようなケーブル1の端部にコネクタを取付けるに当
っては、中心導体5が突出段剥ぎされ、外部導#3の外
被2も段剥ぎ除去され、中心導体5には中心コンタクト
6が接合され、その外周に絶縁体12.13を介して同
軸状に内部シェルフが図のように着合される。
内部シェルフと外部導体3とは電気的に接続されねばな
らないが、従来例においては、その電気的接続は第7図
およびその部分拡大図である第8図に示すような構成に
よって行なわれていた。
すなわち、内部シェルフの後端部は外に向って開くテー
パー面7aに形成されており、該テーパー面7aと外部
導体3との間には一側面が前記内部シェルフのテーパー
面7aと適合し得るテーパー面10aに形成され、他面
は段剥ぎ露出された外部導体3の外表面に当接し得るく
さび状のクランプ10が配設される。この状態で内部シ
ェルフとネジ嵌合されてなる締付金具8を締付けること
によりクランプ10には内部シェルフ側に向う押付は力
が発生し、前記した内部シェルフのテーパー面7aとク
ランプ10のテーパー面10aとの間においてくさび相
互の接触圧が生ずる。それによって、クランプ10の底
面側には外部導体3の外表面に接触圧が生じ、かくして
当該クランプ10を介して外部導体3と内部シェルフと
の間に機械的かつ電気的接触圧が生じ得るように構成さ
れている。
なお、第7図において11は密封用ガスケット、14.
15はそれぞれ0リングである。
[発明が解決しようとする課題] 一般に前記CATV用などに使用される同軸ケーブル1
の外部導体3はアルミ等の薄肉バイ1により構成されて
おり、上記クランプ1oの締付力により導体3の表面に
摩滅や変形等が生じ易く、長期間に亘り使用している中
に、振動や温度変化に伴う膨張収縮の繰返しによりクラ
ンプ10の外部導体3に対する把持力が弱まり、電気的
接触が不安定となって、伝送特性が損なわれるといった
不都合が応々にして生じている。とくに屋外での使用状
況下では、風力による振動、温度変化、雨水、氷雪、腐
食性ガス等によって機械的強度や電気的接触抵抗が損傷
劣化を受は易い。
そのような不具合の生ずるのを防止する目的で、外部導
体3とクランプ10との間に第9図(a)〜(c)に例
示したような摩擦スリーブ16を介在させることも行な
われている。同図(a)はリング状突起16aを多数形
成したものであるが、この突起16aはクランプ10の
押付は進行方向に直角に形成されているために、くい込
み効果が阻害されうまくくい込ませることが困難であり
、大きな効果は期待できない、同図(b)は外部導体3
の軸方向の突起16bを形成したものであり、くい込み
効果は得易いが突起16bが軸方向となっているため引
抜き力を阻止する力は不十分てある、同図(c)は分散
突起16c、16cをランダムに形成したものであるが
、同図(a)におけると同様な問題点があり、いずれも
一長一短があって、必ずしも十分な効果を期待できない
のが実情である。
また、よく知られている通り、同軸ケーブルの外部導体
3を流れる電流は表皮効果および近接効果によって外部
導体の内表面に集中して流れる性質を有している。
従って、外部導体3と内部シェルフとの電気的接続が上
記したような従来例に示す構成よりなる場合、電流経路
は第8図に点線をもって示したようになり、外部導体3
の内表面を流れてきた電流はその端部で図のように折返
し逆に外部導体3の外表面を流れた後、クランプ10の
内側に入り、然る後内部シェルフに流れるといういわば
S字状の経路を形成する結果となる。
このようなS字状の経路が形成されることは、コネクタ
部分にインダクタンスやキャパシタンスが電気回路に挿
入されたと等価な状態となり、電気信号に悪影響を及ぼ
すおそれが大きいのみならず、外部導体3の外表面を電
流がいったん流れ、その電流が内部シェルフに流れる構
成であると、外部導体3に外部より到来してきて外表面
に侵入した外部電波も一緒に混入して内部シェルフ側に
入力される結果となり、外部電波による雑音混入の原因
となるおそれが大きい。
とくに、都市型CATVでは外部電波も多く、その強度
も比較的強いために、上記外部電波の温合雑音の低減が
大きな課題として浮上してきている。
本発明の目的は、上記したような従来技術の問題点を解
消し、コネクタにおける電気的かつ機械的接触を長期間
に亘り安定して確実に保持することが可能であり、しか
も、前記したコネクタよりの外来雑音の侵入を適切に排
除することも可能に構成してなる新規な同軸ケーブル用
コネクタを提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、同軸ケーブルの段剥ぎ突出させた中心導体に
接続させた中心コンタクトと、該中心コンタクトに同軸
的に配置された内部シェルと、当該内部シェルにネジ嵌
合され、ケーブル先端方向への押付は力を生じさせる締
付金具および密封用ガスケットに締付は力を与えるガス
ケット締付金具を有するコネクタにおいて、外被を段剥
ぎ露出させた外部導体の端部に外周がゲーブル先端とは
逆方向に先細りテーパー面に形成されその長手方向に形
成された縦割スリットと当該縦割スリットに交差して形
成された円周方向スリットにより十字形スリットを形成
してなる十字形割テーパースリーブを嵌着し、その外周
に前記先細りテーパー面とは逆に先に向って開きかつ当
該先細りテーパー面に具合よく適合する内面テーパー面
を有すると共に、先端側から長手方向の中途まで形成さ
れた縦割スリットと該縦割スリットの端部から円周方向
に向ってスリットがほぼ1字状に形成されてなるスプリ
ング丁字形側テーパースリーブを着合させ、該スプリン
グ丁字形側テーパースリーブに前記締付金具の押付は力
を伝達可能に構成する一方、前記内部シェルと前記十字
形割テーパースリーブとの間に導電材料よりなる外部導
体用コンタクトを配置し、外部導体と内部シェルとを電
気的に直接導通せしめたものであり、さらに、必要に応
じ外部導体の十字形割テーパースリーブの嵌着された内
側に、該外部導体の内径にほぼ等しい外径を有する補助
スリーブを挿入し、前記テーパースリーブによる外部導
体への接合力を内側より補強可能に構成したものである
[作用] それ自身にバネ力と導電性を有する十字形割テーパース
リーブの外周より十分に強力なバネ力を有するスプリン
グ丁字形側テーパースリーブを被嵌させ、とくに好まし
くは両割テーパースリーブの円周方向のスリットが合致
するように被嵌させれば、両者間に形成されているテー
パー面に押圧力を与えることによりつぎのような優れた
作用を生じさせることができる。
(イ)十字形割テーパースリーブの縦割スリーブの部分
は、スプリング丁字形割テーパースリ−ブ部の強力なバ
ネ力によって強力に外部導体を把持し、しかもこのバネ
力は半永久的に印加されるので、屋外環境等による機械
的振動や温度差などの悪条件が付加されても接触面に緩
みが生ずるようなことはない。
(ロ)十字形割テーパースリーブの円周方向スリットで
区分されたケーブル側部分には、T字形割テーパースリ
ーブ側に形成されているリング状に連続した嵌着部分に
より押圧され、強大な圧力が印加されるので、十字形割
テーパースリーブをもって強烈に外部導体を把持するこ
とができる。
上記(イ)の作用は電気的接触の上で、そして、(ロ)
の作用は機械的接続強度の上で特に有効である。
さらに、外部導体内面への補助スリーブの挿入、を行な
えば、その作用を一層強大とし安定化させることができ
る。
一方、外部導体用コンタクトの設置により、内部シェル
と外部導体端末が外部導体用コンタクトにより直結され
るから、従来例のように電流が外部導体の外表面を迂回
することがなくなり、外来雑音の侵入をも最少限に止め
得る。
[実施例] 以下に、本発明について実施例図面を参照し詳細に説明
する。
第1図は、本発明に係るコネクタの実施例を示す断面図
であり、第7図と同一符号は実質的に同一構成を示すも
のであって、ここに重複説明は避ける。
ワッシャ20については、第7図においてとくに説明は
しなかったが従来例においても存在しているものである
。従って、本発明が特徴点とするところは、スプリング
T字形割テーパースリーブ21、十字形割テーパースリ
ーブ22、補助スリーブ23および外部導体用コンタク
ト24にある。
以下これらについて順次詳説する。
まず、ガスケット締付金具9、ガスケット11、締付金
具8、ワッシャ20、スプリングT字形割テーパースリ
ーブ21をケーブル1に予め仮装着した状態で、段剥ぎ
露出させた外部導体3の端部に十字形割テーパースリー
ブ22を取付ける。
第2図は当該十字形割テーパースリーブ22の具体的構
成例を示す半断面見取図、第3図はその外観斜視図であ
る。
十字形割テーパースリーブ22は導電材料により構成さ
れ、その外周には外部導体端部からケーブル1の本体側
に向って次第に細くなる先細りテーパー面22aと、端
面ツバ部22bを有し、さらにその内径が外部導体3に
向って変形する自由度を持たせるための縦割スリット2
2cを有している。勿論、本割テーパースリーブ22自
体に多少の弾性力をもたせることは差支えない、しかし
、導電率を大巾に阻害するほどに高濃度合金化すること
は好ましくなく、本発明においてはかかるバネ弾性力は
第4および5図に示したスプリングT字形割テーパース
リーブ21に保有せしめるものである。
十字形割テーパースリーブ22の前記縦割スリット22
cの中途よりは、これと交差して形成された円周方向ス
リット22dを有し、縦横に十字状のスリットが形成さ
れている。この故に本スリーブを十字形割テーパースリ
ーブと称する6円周方向スリット22dの具体的役割に
ついては後述されるか、第3図に示すようにこの円周方
向スリット22dを境界として先端側A部が主としてス
プリング丁字形テーパースリーブ21よりのバネ力受部
の役割をなし、ケーブル(pIB部が外部導体3との強
力な接触部としての役割をなす。従って、B部には、そ
のような役割をより効果的にするための補助スリット2
2e、22eを形成しておくことが好ましい。
一方、十字形割テーパースリーブ22の内面側には、第
2図の断面に示すように、外部導体3にくい込ませ両者
間の結合を一層強大ならしめるために、バネ力受部であ
るA部にスプリング把持歯22fの如きものを、そして
外部導体との接触部であるB部に固定把持歯22gの如
きものを形成しておくことが一層望ましい。
第4図は、上記十字形割テーパースリーブ22の外周に
、第1図に示すような状態で着合させるスプリングT字
形割テーパースリーブ21の半断面説明図であり、第5
図はその外観斜視図である。
このスプリングT字形割テーパースリーブ21は、導電
性を特に必要とせず、強大なバネ付勢力を長期間にわた
って保持し得る材料、例えばベリリウム銅合金あるいは
必要あらばバネ鋼の如き本来のバネ用材料を適宜選択使
用するのがよい。
スプリングT字形割テーパースリーブ21の内面には前
述した十字形割テーパースリーブ22の先細りテーパー
面22aと具合よく適合する外開きテーパー面21aが
形成される一方、バネ力を付与する上で必要となる縦割
スリット21bが形成されている。
しかして、望ましくは縦割スリット21bは前述した十
字形割テーパースリーブ22の円周方向スリット22d
にほぼ適合する位置まで延伸させ、その延伸端よりは第
5図に示すような円周方向スリット21cを形成し、ス
リット全体の外観が恰も1字状となるように形成する。
この故にスプリングT字形割テーパースリーブと称する
。この円周方向スリット21cよりケーブル側となる部
分は、第5図に示すように全体がリング状に連続してい
て、先に説明した十字形割テーパースリーブ22の外部
導#3への接触部であるB部の外周に強力に嵌合せしめ
得る固定リング部21dに形成される。
また、第6図は、外部導体用コンタクト24の具体例を
示すものであり、同図(a)はその側面図、同図(b)
はその正面図を示している0本実施例は、スプリングワ
ッシャ状に構成した例を示しているが、導電性と接触圧
を得る上で適当であるためであり、低合金よりなる導電
性バネ材(例えば低合金ベリリウム鋼あるいは低合金リ
ン青銅など)を用いるのが適当である。しかし、その形
状や組成については適宜選択可能なものであり、上記例
示のものに限定はされない。
本発明に係るコネクタを組立てるには、つぎのように行
なうことが好ましい。
まず、第1図に示す絶縁体13が一体化されてなる内部
シェルフをネジ7aをもって、中心導体コンタクト6を
嵌合せしめ得る機構を有し予め機器側に取付けられてい
る同軸レセプタクルに螺合させる。
一方、既に説明したように必要部材を予めケーブル1@
に仮装着しておいて、段剥ぎ露出させた外部導体3の端
部に十字形割テーパースリーブ22を取付ける。その後
、先に仮装着しておいたスプリングT宇形割テーパース
リーブ21を戻して来て、両者のテーパー面21aと2
2aを適合させ、スプリングT字形割テーパースリーブ
21の縦割スリット形成部の強力な弾性力により十字形
割テーパースリーブ22の第3図に示したA部を縮径せ
しめ、外部導#3をしっかりと把持させ、その弾性力に
依存して十字形割テーパースリーブ22を外部導体3に
半永久的に強固に把持させる。
同時に、スプリングT字形割テーパースリーブ21の固
定リング部21dが第3図のB部の外周に強力に嵌合せ
しめられ、補助スリット22e22eの作用によってB
部が縮径されて、必要に応じ形成しである固定把持歯2
2g(第2図参照)を外部導体3にくい込ませる。これ
により外部導体3は局部的な塑性変形を受け、強大な機
械的接続強度を得ることができる。
上記の作業は、適宜の工具を用いて行なってもよいか、
後述するように締付金具8の締付力を利用すればそのよ
うな工具を用いる必要はない。
また、上記端部の各スリーブの取付けの際に第1図に示
すように外部導体3の内側に補助スリーブ23を挿入し
ておけば、割テーパースリーブによる外部導体3の把持
固定効果が格段に増大され安定化されることは先に説明
した通りである。
以上によって外部導体3の端部へのそれぞれのスリーブ
の取付けが終了したら、中心導体5に絶縁体12を嵌合
させ、ついで外部導体用コンタクト24を十字形割テー
パースリーブ22のツバ部22bに当接させ得るように
配置し、中心導体5の先端に中心コンタクト6を挿入圧
着する。
上記の工程が完了したら、先に機器側の同軸レセプタク
ルに螺合しである内部シェルフに、第1図に示すように
挿入し、中心コンタクト6を絶縁体13の中心孔より前
記レセプタクル側の嵌合部に嵌合させ、絶縁体12と内
部シェルフを図のように適宜嵌合させる。
かくして、予め挿入しておいた前記ワッシャ20を引戻
し、締付金具8を内部シェルフにしっかりと螺合させ、
締付金具8によるケーブル先端方向への押付は力を発生
させれば、ワッシャ20を介してその押付は力がスプリ
ングT字形割テーパースリーブ21に伝達され、先に詳
細に説明したように十字形側テーパースリーブ22によ
る外部導体3との間の強大な機械的かつ電気的接触が達
成される。その押付は力は、十字形側テーパースリーブ
22の前記ツバ部22bと内部シェルフとの間に設置さ
れている外部導体用コンタクト24にも伝達され、外部
導体3と内部シェルフとの間の電気的、機械的接触は外
部導体用コンタクト24の存在によって益々強力なもの
となり、電流は第8図に示した従来例のようにいったん
外部導体3の外表面を迂回することなく、外部導体3の
内面から直接内部シェルフへと導通される。この故に、
同軸ケーブル1の外部導体3の信号に従来例にみられた
ような外来電波が混入するおそれは大巾に解消され、外
来電波による雑音の混入を最少限に止めることができる
。なお、外部導体用コンタクト24に金や銀のメツキを
し、導電性を十分に保持させるようにしてもよい。
一方、接続部の例えば筐体を交換する場合などに接続コ
ネクタが分解されるが、そのように分解されても、分解
後の各テーパースリーブや補助スリーブは外部導体に一
体的に結合されているから分解が簡単であるばかりでな
く、再組立ての際の外部導体端部の電気的特性はそのま
ま元通りに再現され、電気的接触が劣化するようなおそ
れは全くない。
また、従来例のように振動等によりコネクタと外部導体
との接触面に緩みの生ずるようなおそれも全くない。
コネクタの気密性は前述したOリングやガスケットによ
り十分に確保可能なことはいうまでもない。
[発明の効果] 以上の通り、本発明に係るコネクタによれば、外部導体
に着合させた十字形側テーパースリーブの外周よりスプ
リング割スリーブによる必要にして十分なバネ力が付与
され、外部導体を機械的に強固に把持して優れた接続強
度が得られる一方、電気的接触も長年月にわたり良好に
確保されることとなり、外部導体用コンタクトを設置し
たことにより優れた高周波特性が安定して得られ、従来
みられた外来雑音の混入を排除し得るなど、数々の優れ
た利点を有し、極めて信頼性の高いコネクタを市場に供
給し得る意義はけだし大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るコネクタの実施例を示す断面図、
第2図は本発明に係る十字形側テーパースリーブの具体
例を示す半断面説明図、第3図はその外観斜視図、第4
図は本発明に係るスプリングT字形割テーパースリーブ
の具体例を示す半断面説明図、第5図はその外観斜視図
、第6図(a)は外部導体用コンタクトの側面図、同図
(b)はその正面図、第7図は従来のコネクタの構成を
示す半断面見取図、第8図は第7図のクランプ部分近傍
の拡大断面図、第9図(a)から(c)は従来使用され
ている3様の摩擦スリーブの具体例を示す見取図である
。 にケーブル、 2:外被、 3:外部導体、 4:絶縁体、 5:中心導体、 6:中心コンタクト、 7:内部シェル、 8.9:締付金具、 11:ガスケット、 12、13:絶縁体、 20:ワッシャ、 21ニスプリング丁字形割テーパースリーブ、22:十
字形側テーパースリーブ、 23 :補助スリーブ、 24:外部導体用コンタクト。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同軸ケーブルの段剥ぎ突出させた中心導体5に接
    続させた中心コンタクト6と、該中心コンタクト6に同
    軸的に配置された内部シェルフと、当該内部シェルフに
    ネジ嵌合され、ケーブル先端方向への押付け力を生じさ
    せる締付金具8および密封用ガスケット11に締付け力
    を与えるガスケット締付金具9を有するコネクタにおい
    て、外被2を段剥ぎ露出させた外部導体3の端部に、外
    周がケーブル先端とは逆方向に先細りテーパー面に形成
    されその長手方向に形成された縦割スリットと当該縦割
    スリットに交差して形成された円周方向スリットにより
    十字形スリットを形成してなる十字形割テーパースリー
    ブ22を嵌着し、その外周に前記先細りテーパー面とは
    逆に先に向って開きかつ当該先細りテーパー面に具合よ
    く適合する内面テーパー面を有すると共に、先端側から
    長手方向の中途まで形成された縦割スリットと該縦割ス
    リットの端部から円周方向に向ってスリットがほぼT字
    状に形成されてなるスプリングT字形割テーパースリー
    ブ21を着合させ、該スプリングT字形割テーパースリ
    ーブ21に前記締付金具8の押付け力を伝達可能に構成
    する一方、前記内部シェル7と前記十字形割テーパース
    リーブ22との間に導電材料よりなる外部導体用コンタ
    クト24を配置し、外部導体3と内部シェル7とを電気
    的に導通せしめてなる同軸コネクタ。
  2. (2)外部導体3の十字形割テーパースリーブ22の嵌
    着された内側に、該外部導体3の内径にほぼ等しい外径
    を有する補助スリーブ 23を挿入せしめてなる請求項1記載の同軸コネクタ。
JP2046876A 1990-02-26 1990-02-26 同軸コネクタ Pending JPH03250571A (ja)

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