JPH0325015Y2 - - Google Patents
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- JPH0325015Y2 JPH0325015Y2 JP1985134377U JP13437785U JPH0325015Y2 JP H0325015 Y2 JPH0325015 Y2 JP H0325015Y2 JP 1985134377 U JP1985134377 U JP 1985134377U JP 13437785 U JP13437785 U JP 13437785U JP H0325015 Y2 JPH0325015 Y2 JP H0325015Y2
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- hot water
- gas
- differential pressure
- pipe
- pressure plate
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 110
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 2
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
- Safety Valves (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、主としてガス瞬間湯沸器に用いるガ
ス比例制御弁に関する。
ス比例制御弁に関する。
[従来の技術]
通常の家庭で広く用いられているガス瞬間湯沸
器は、貯湯タンクをもたず、また、出湯温度の制
御を、サーモスタツトによる湯温の制御ではな
く、ガスの燃焼量(供給量)を切換えるか、出湯
流量を変動させることで行なうようになつている
形態のものであり、このことから、出湯流量を変
化させると湯温がそれに伴ない変化するようにな
つて、この点がガス瞬間湯沸器の最大の欠点とな
つている。
器は、貯湯タンクをもたず、また、出湯温度の制
御を、サーモスタツトによる湯温の制御ではな
く、ガスの燃焼量(供給量)を切換えるか、出湯
流量を変動させることで行なうようになつている
形態のものであり、このことから、出湯流量を変
化させると湯温がそれに伴ない変化するようにな
つて、この点がガス瞬間湯沸器の最大の欠点とな
つている。
このことから、特公昭43−16958号公報にある
ように、ガス湯沸器の湯導管内にサーモスタツト
を組込んで、それによる出湯温度の感知作動によ
り、ガスの燃焼量であるガスの供給量を、ガスの
供給路に設けたガス制御弁の作動で制御するよう
にする手段が開発されているが、この手段は、出
湯量を変化させたときのサーモスタツトによるガ
ス供給量の制御が、出湯流量の変化→湯温の変化
→サーモスタツトの感知作動→ガス供給量の制
御、の各段階を経て行なわれることから、出湯流
量を変化させたときに、それに応答してガス供給
量を出湯流量に対応させて変化させる作動が間に
合わず、制御が不完全なものとなる問題がある。
ように、ガス湯沸器の湯導管内にサーモスタツト
を組込んで、それによる出湯温度の感知作動によ
り、ガスの燃焼量であるガスの供給量を、ガスの
供給路に設けたガス制御弁の作動で制御するよう
にする手段が開発されているが、この手段は、出
湯量を変化させたときのサーモスタツトによるガ
ス供給量の制御が、出湯流量の変化→湯温の変化
→サーモスタツトの感知作動→ガス供給量の制
御、の各段階を経て行なわれることから、出湯流
量を変化させたときに、それに応答してガス供給
量を出湯流量に対応させて変化させる作動が間に
合わず、制御が不完全なものとなる問題がある。
このため、特開昭56−20955号公報および特開
昭55−17035号公報にあるよう、湯沸器の湯を導
く管路内に、差圧発生手段を設け、これにより発
生した差圧を、連通路を介して前記管路の外に設
ける差圧検出手段に導き、その差圧検出手段の作
動によつて、ガス制御弁を制御せしめることで、
出湯量の変化に応じたガス量の制御を行なわせ、
また、管路内に設けるサーモスタツト機構により
前記差圧発生手段を管路内の湯温の変化により調
整せしめて、湯温に応じたガス量の制御を行なわ
せる手段が開発されている。
昭55−17035号公報にあるよう、湯沸器の湯を導
く管路内に、差圧発生手段を設け、これにより発
生した差圧を、連通路を介して前記管路の外に設
ける差圧検出手段に導き、その差圧検出手段の作
動によつて、ガス制御弁を制御せしめることで、
出湯量の変化に応じたガス量の制御を行なわせ、
また、管路内に設けるサーモスタツト機構により
前記差圧発生手段を管路内の湯温の変化により調
整せしめて、湯温に応じたガス量の制御を行なわ
せる手段が開発されている。
[考案が解決しようとする課題]
この手段は、湯導管内に設けた差圧発生手段で
発生せしめた差圧を検出するための差圧検出手段
が、湯導管の外に設けられることから全体が大型
化し、小型化することが困難な問題があり、ま
た、差圧発生手段で発生せしめた差圧を差圧検出
手段に導くための連通路が必要となり、この連通
路内の水が湯沸器の使用がない夜間に凍結した
り、ごみなどで詰まりを生ぜしめたりすること
で、トラブルの発生が多くなる問題がある。
発生せしめた差圧を検出するための差圧検出手段
が、湯導管の外に設けられることから全体が大型
化し、小型化することが困難な問題があり、ま
た、差圧発生手段で発生せしめた差圧を差圧検出
手段に導くための連通路が必要となり、この連通
路内の水が湯沸器の使用がない夜間に凍結した
り、ごみなどで詰まりを生ぜしめたりすること
で、トラブルの発生が多くなる問題がある。
本考案は、従前手段に生じているこれらの問題
を解消せしめるためになされたものであつて、差
圧発生手段と差圧検出手段とを結ぶ連通路に生ず
るつまりや凍結などのトラブルがないようにする
とともに全体を小型化し得るようにする新たな手
段を提供することを目的とする。
を解消せしめるためになされたものであつて、差
圧発生手段と差圧検出手段とを結ぶ連通路に生ず
るつまりや凍結などのトラブルがないようにする
とともに全体を小型化し得るようにする新たな手
段を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
そして、本考案においては、この目的を達成す
るための手段として、ガス瞬間湯沸器の湯導管の
途中に接手管状に接続する湯の管路内に、出湯流
量に対応して管路の方向に摺動するようバネを対
抗させた差圧板を設け、その差圧板とそれの作動
によりガス供給管路に設けたガス制御弁を制御す
るよう該ガス制御弁に連繋し、前記湯の管路内に
は湯の温度を感知して伸縮作動するサーモスタツ
トを、それの作動により前記差圧板に対抗させた
バネを伸縮さすよう設けてなるガス瞬間湯沸器に
おけるガス比例制御弁を提起するものである。
るための手段として、ガス瞬間湯沸器の湯導管の
途中に接手管状に接続する湯の管路内に、出湯流
量に対応して管路の方向に摺動するようバネを対
抗させた差圧板を設け、その差圧板とそれの作動
によりガス供給管路に設けたガス制御弁を制御す
るよう該ガス制御弁に連繋し、前記湯の管路内に
は湯の温度を感知して伸縮作動するサーモスタツ
トを、それの作動により前記差圧板に対抗させた
バネを伸縮さすよう設けてなるガス瞬間湯沸器に
おけるガス比例制御弁を提起するものである。
[実施例]
次に実施の一例を図面に従い詳述する。
第1図において、aは本考案によるガス比例制
御弁Aの本体、1はその本体aに設けた湯の管
路、2はガス供給管路を示す。また、bはガス瞬
間湯沸器(図面にては省略している)の熱交換器
から湯を導く導管を示し、前記湯の管路1の入口
側の接続筒部10に接続している。またcは、前
記湯の管路1に流れてくる湯を給湯栓(蛇口)に
導く給湯配管、dはガスの元栓からガスを前記ガ
ス供給管路2の入口20側の接続口に導くガス配
管、eはガス供給管路2に供給されてくるガスを
前記ガス瞬間湯沸器のガスバーナーに供給するた
めのガス管、fは、前記熱交換器の手前に設けら
れるフロースイツチの作動により水が熱交換器に
流れることで開となるよう制御せしめてガス配管
dに設けた電磁弁、gはパイロツトバーナーpに
ガスを導く管路、hはパイロツトバーナーpが燃
焼作動を行なつているときに熱電対により開に保
持されるよう制御せしめてガス配管dに設けた電
磁弁、iは元栓を示している。
御弁Aの本体、1はその本体aに設けた湯の管
路、2はガス供給管路を示す。また、bはガス瞬
間湯沸器(図面にては省略している)の熱交換器
から湯を導く導管を示し、前記湯の管路1の入口
側の接続筒部10に接続している。またcは、前
記湯の管路1に流れてくる湯を給湯栓(蛇口)に
導く給湯配管、dはガスの元栓からガスを前記ガ
ス供給管路2の入口20側の接続口に導くガス配
管、eはガス供給管路2に供給されてくるガスを
前記ガス瞬間湯沸器のガスバーナーに供給するた
めのガス管、fは、前記熱交換器の手前に設けら
れるフロースイツチの作動により水が熱交換器に
流れることで開となるよう制御せしめてガス配管
dに設けた電磁弁、gはパイロツトバーナーpに
ガスを導く管路、hはパイロツトバーナーpが燃
焼作動を行なつているときに熱電対により開に保
持されるよう制御せしめてガス配管dに設けた電
磁弁、iは元栓を示している。
前記湯の管路1は、ガス瞬間湯沸器の湯導管b
の途中に、継手管状に接続する横向きのU字管状
に形成してあり、下方の水平部の遊端側には、湯
沸器の熱交換器に通ずる導管bに接続するための
入口側の接続筒部10が設けられ、上方の水平部
の遊端側には、給湯配管cに接続するための接続
筒部11が形設してある。そして、該管路1の下
方の水平部の底面で、垂直部の底壁となる部位
に、透孔12が、該管路1の垂直部の軸心線とラ
ツプする部位に開設してある。また、該湯の管路
1の上方の水平部の上面で垂直部の天板となる部
位には、軸線方向を前記軸心線に揃えた調節ネジ
3が、それの回転により該湯の管路1の垂直部に
対し上下に動くよう螺合せしめてある。
の途中に、継手管状に接続する横向きのU字管状
に形成してあり、下方の水平部の遊端側には、湯
沸器の熱交換器に通ずる導管bに接続するための
入口側の接続筒部10が設けられ、上方の水平部
の遊端側には、給湯配管cに接続するための接続
筒部11が形設してある。そして、該管路1の下
方の水平部の底面で、垂直部の底壁となる部位
に、透孔12が、該管路1の垂直部の軸心線とラ
ツプする部位に開設してある。また、該湯の管路
1の上方の水平部の上面で垂直部の天板となる部
位には、軸線方向を前記軸心線に揃えた調節ネジ
3が、それの回転により該湯の管路1の垂直部に
対し上下に動くよう螺合せしめてある。
前記ガス供給管路2は、ガス配管dに接続する
継手管状に接続するエルボ管状に形成されてい
て、下方にはガス配管dと接続する入口側の接続
筒部20が設けられ、上方には、湯沸器のバーナ
ーにガスを導くガス管eを接続するための出口側
の接続筒部21が、側方に突出するように装設し
てあり、その出口側の接続筒部21が前述の湯の
管路1の下方の水平部と上下に対向して並列する
状態として、本体aに組付け固着してある。
継手管状に接続するエルボ管状に形成されてい
て、下方にはガス配管dと接続する入口側の接続
筒部20が設けられ、上方には、湯沸器のバーナ
ーにガスを導くガス管eを接続するための出口側
の接続筒部21が、側方に突出するように装設し
てあり、その出口側の接続筒部21が前述の湯の
管路1の下方の水平部と上下に対向して並列する
状態として、本体aに組付け固着してある。
4は該湯の管路1内に設けた差圧板で、上下に
貫通する透孔40を具備するピストン状に形成さ
れて、それの外周面が筒状をなす該湯の管路1の
垂直部の胴周壁の内面との間に略水密に保持して
自在に上下に摺動するよう、該湯の管路1内に嵌
挿してある。そして、該差圧板4には、それの上
面側に該差圧板4の上方に配位して湯の管路1内
に装設されるバネ受座41に上端側が支承された
バネ42が対抗させてあり、これにより、湯の管
路1内に流入してくる湯の流量の増大で透孔40
を透過する湯の抵抗が大きくなることにより、該
差圧板4の上面側と下面側との差圧が増大してく
ることによつて、バネ42の圧力に抗して上方に
動くようになつている。
貫通する透孔40を具備するピストン状に形成さ
れて、それの外周面が筒状をなす該湯の管路1の
垂直部の胴周壁の内面との間に略水密に保持して
自在に上下に摺動するよう、該湯の管路1内に嵌
挿してある。そして、該差圧板4には、それの上
面側に該差圧板4の上方に配位して湯の管路1内
に装設されるバネ受座41に上端側が支承された
バネ42が対抗させてあり、これにより、湯の管
路1内に流入してくる湯の流量の増大で透孔40
を透過する湯の抵抗が大きくなることにより、該
差圧板4の上面側と下面側との差圧が増大してく
ることによつて、バネ42の圧力に抗して上方に
動くようになつている。
5は上記差圧板4により作動が制御されるよう
前述のガス供給管路2内に設けたガス制御弁で、
ガス供給管路2内の、ガス配管dに接続する入口
側の接続筒部20とガス管eに接続する出口側の
接続筒部21とを隔てる隔壁22に設けた弁口5
0を開閉するように、その弁口50の上面側に配
位してあつて、一体的に連結せる弁杆51を、ガ
ス供給管路2の上壁に螺合せる蓋板23に設けた
上下方向の透孔24に気密を保持して摺動するよ
う嵌挿することで、その弁杆51の上下の摺動に
より弁口50の周縁の弁座50aに対し進退し
て、弁口50の開度を拡縮するようにしてある。
そしてそれの前記弁杆51は、それのガス供給管
路2から上方に突出する上端側が、前述の湯の管
路1の垂直部の底壁となる部位に設けた透孔12
を貫通して湯の管路1内に突入し、その湯の管路
1内に設けた前述の差圧板4に連繋してあり、こ
れにより、差圧板4が湯の管路1内に流れてくる
湯の流量の変化で作動すると、その作動でガス制
御弁5に制御作動を行なわすようになつている。
前述のガス供給管路2内に設けたガス制御弁で、
ガス供給管路2内の、ガス配管dに接続する入口
側の接続筒部20とガス管eに接続する出口側の
接続筒部21とを隔てる隔壁22に設けた弁口5
0を開閉するように、その弁口50の上面側に配
位してあつて、一体的に連結せる弁杆51を、ガ
ス供給管路2の上壁に螺合せる蓋板23に設けた
上下方向の透孔24に気密を保持して摺動するよ
う嵌挿することで、その弁杆51の上下の摺動に
より弁口50の周縁の弁座50aに対し進退し
て、弁口50の開度を拡縮するようにしてある。
そしてそれの前記弁杆51は、それのガス供給管
路2から上方に突出する上端側が、前述の湯の管
路1の垂直部の底壁となる部位に設けた透孔12
を貫通して湯の管路1内に突入し、その湯の管路
1内に設けた前述の差圧板4に連繋してあり、こ
れにより、差圧板4が湯の管路1内に流れてくる
湯の流量の変化で作動すると、その作動でガス制
御弁5に制御作動を行なわすようになつている。
6は、前記差圧板4により湯の流量に応じガス
制御弁5を作動せしめて制御するガスの供給量
を、湯の温度によつて補正するために湯の管路1
内に装設せるサーモスタツトで、ボデイ60内に
封入したワツクス類が昇温により圧力を増大せし
めることで、ガイド筒部61に出入自在に嵌挿し
たピストン62が押出されるようになる従来公知
のワツクスサーモエレメントであり、それのボデ
イ60が上方に位置しピストン62が下方に突出
する姿勢として、湯の管路1内の前述の差圧板4
の上方に配位し、そのボデイ60の外端部を前述
した調節ネジ3の下端面に形設せる嵌合穴30内
に嵌挿し、ピストン62の突出端を差圧板4に対
抗させたバネ42を支承するバネ受座41に衝合
せしめることで、湯の管路1内を流れる湯温の上
昇によりピストン62が押出されてバネ受座41
とともに差圧板4を下方に動かすよう湯の管路1
内に装設してあり、湯温の下降によりワツクス類
の圧力が低下したときの戻り作動は、前述の差圧
板4に連繋する弁杆51の途中に連繋せしめた戻
しバネ63によつて行なわすようになつている。
なお、64は前記嵌合穴30内に装設した逃しバ
ネである。
制御弁5を作動せしめて制御するガスの供給量
を、湯の温度によつて補正するために湯の管路1
内に装設せるサーモスタツトで、ボデイ60内に
封入したワツクス類が昇温により圧力を増大せし
めることで、ガイド筒部61に出入自在に嵌挿し
たピストン62が押出されるようになる従来公知
のワツクスサーモエレメントであり、それのボデ
イ60が上方に位置しピストン62が下方に突出
する姿勢として、湯の管路1内の前述の差圧板4
の上方に配位し、そのボデイ60の外端部を前述
した調節ネジ3の下端面に形設せる嵌合穴30内
に嵌挿し、ピストン62の突出端を差圧板4に対
抗させたバネ42を支承するバネ受座41に衝合
せしめることで、湯の管路1内を流れる湯温の上
昇によりピストン62が押出されてバネ受座41
とともに差圧板4を下方に動かすよう湯の管路1
内に装設してあり、湯温の下降によりワツクス類
の圧力が低下したときの戻り作動は、前述の差圧
板4に連繋する弁杆51の途中に連繋せしめた戻
しバネ63によつて行なわすようになつている。
なお、64は前記嵌合穴30内に装設した逃しバ
ネである。
[作用]
このように構成してある本考案によるガス瞬間
湯沸器におけるガス比例制御弁は次のように作用
する。
湯沸器におけるガス比例制御弁は次のように作用
する。
パイロツトバーナーpが燃焼している状態にお
いて、給湯配管cに接続する給湯栓(蛇口)がし
めてあつて、湯を使用しないときには、湯の管路
1内への湯の流入がないことで差圧板4の上面側
と下面側との差圧が零になることにより、差圧板
4は対抗するバネ42の圧力で下方に動き、これ
によりガス制御弁5は押下げられて第1図にある
よう弁口50を閉じた状態にある。
いて、給湯配管cに接続する給湯栓(蛇口)がし
めてあつて、湯を使用しないときには、湯の管路
1内への湯の流入がないことで差圧板4の上面側
と下面側との差圧が零になることにより、差圧板
4は対抗するバネ42の圧力で下方に動き、これ
によりガス制御弁5は押下げられて第1図にある
よう弁口50を閉じた状態にある。
次に蛇口をあけて湯を使用すると、湯の管路1
内に流入してくる湯により差圧板4の上面側と下
面側との間に差圧が生じ、それにより差圧板4が
第2図に示す如くバネ42の圧力に抗して上方に
動いてガス制御弁5を引き上げ、弁口50を開放
し、ガスバーナーが作動する。そして、それによ
り熱交換器において沸き上げられて湯の管路1に
流れてくる湯の温度が高いときには、サーモスタ
ツト6のピストン62が押出されてくることで、
差圧板4に対向させたバネ42を支持しているバ
ネ受座41が第2図で鎖線の如く下方に動き、こ
れにより差圧板4がバネ42と一緒にそつくり下
方に動いて、ガス制御弁5を弁口50の開度をせ
ばめるように動かし、ガス供給量を少なくし、設
定温度に見合あう温度になるよう修正する。
内に流入してくる湯により差圧板4の上面側と下
面側との間に差圧が生じ、それにより差圧板4が
第2図に示す如くバネ42の圧力に抗して上方に
動いてガス制御弁5を引き上げ、弁口50を開放
し、ガスバーナーが作動する。そして、それによ
り熱交換器において沸き上げられて湯の管路1に
流れてくる湯の温度が高いときには、サーモスタ
ツト6のピストン62が押出されてくることで、
差圧板4に対向させたバネ42を支持しているバ
ネ受座41が第2図で鎖線の如く下方に動き、こ
れにより差圧板4がバネ42と一緒にそつくり下
方に動いて、ガス制御弁5を弁口50の開度をせ
ばめるように動かし、ガス供給量を少なくし、設
定温度に見合あう温度になるよう修正する。
次にこの状態で蛇口からの給湯量を絞れば、湯
の管路1に流れてくる湯の流量が少なくなること
で、差圧板4の上面側と下面側との間の差圧が小
さくなることにより、差圧板4がバネ42の圧力
で下方に動き、ガス制御弁5の開度をせばめる。
そして、これによりガス供給量が減少した状態で
作動するガスバーナーにより沸き上げられた湯が
湯の管路1に流れてくると、その湯の温度が設定
温度より低いときにはサーモスタツト6のピスト
ン62を押出す圧力の減少で、戻りバネ63によ
つて弁杆51・差圧板4・バネ42・バネ受座4
1がそつくに上方に動き、ガス制御弁5を引上げ
て弁口50の開度を拡きガスの供給量を増大させ
て修正を行ない、また逆に、沸き上げられ流れて
くる湯温が高いときには、サーモスタツト6のピ
ストン62が押出されることで、バネ受座41及
びバネ42ごと差圧板4をそつくり下方に動か
し、ガス制御弁5を弁口50の開度をせばめるよ
うに制御作動させてガス供給量を減少させる修正
を行ない、これにより、出湯温度を設定温度とな
るようにする。
の管路1に流れてくる湯の流量が少なくなること
で、差圧板4の上面側と下面側との間の差圧が小
さくなることにより、差圧板4がバネ42の圧力
で下方に動き、ガス制御弁5の開度をせばめる。
そして、これによりガス供給量が減少した状態で
作動するガスバーナーにより沸き上げられた湯が
湯の管路1に流れてくると、その湯の温度が設定
温度より低いときにはサーモスタツト6のピスト
ン62を押出す圧力の減少で、戻りバネ63によ
つて弁杆51・差圧板4・バネ42・バネ受座4
1がそつくに上方に動き、ガス制御弁5を引上げ
て弁口50の開度を拡きガスの供給量を増大させ
て修正を行ない、また逆に、沸き上げられ流れて
くる湯温が高いときには、サーモスタツト6のピ
ストン62が押出されることで、バネ受座41及
びバネ42ごと差圧板4をそつくり下方に動か
し、ガス制御弁5を弁口50の開度をせばめるよ
うに制御作動させてガス供給量を減少させる修正
を行ない、これにより、出湯温度を設定温度とな
るようにする。
次に、上述の状態から蛇口を大きく拡いて出湯
量を多くすると、それにより湯の管路1に流れて
くる湯の量の増大で差圧板4が押上げられること
で、まず、ガス制御弁5が弁口5の開度を拡げる
よう作動してガス供給量を多くし、これにより沸
き上げられた湯が湯の管路1に流れてくること
で、その温度に応じたサーモスタツト6の作動に
よりガス制御弁5に制御作動を行なわせて出湯温
度を修正し、設定温度となるようにする。
量を多くすると、それにより湯の管路1に流れて
くる湯の量の増大で差圧板4が押上げられること
で、まず、ガス制御弁5が弁口5の開度を拡げる
よう作動してガス供給量を多くし、これにより沸
き上げられた湯が湯の管路1に流れてくること
で、その温度に応じたサーモスタツト6の作動に
よりガス制御弁5に制御作動を行なわせて出湯温
度を修正し、設定温度となるようにする。
[考案の効果]
以上説明したように、本考案によるガス瞬間湯
沸器におけるガス比例制御弁は、湯導管b内を流
れる湯量に応じてガス制御弁5を制御させるため
に、湯導管bに差圧を生ぜしめる差圧発生手段と
なる差圧板4が、その差圧により動いて差圧を検
出する作動を行なうようになつて、その検出作動
をもつてガス制御弁5を制御するようになるの
で、差圧発生手段と差圧検出手段とを一体に構成
したものとなる。そして、この差圧板4が、湯導
管bに継手管状に接続する湯の管路1内に設けら
れることで、差圧発生手段と差圧検出手段との両
方が湯導管b内に設けられることになることか
ら、全体を小型化し得るようになるとともに、差
圧発生手段と差圧検出手段とを連通させる連通路
が不要となつて、この連通路に生ずるごみの詰ま
りや、凍結などによるトラブルの発生をなくすよ
うになる。
沸器におけるガス比例制御弁は、湯導管b内を流
れる湯量に応じてガス制御弁5を制御させるため
に、湯導管bに差圧を生ぜしめる差圧発生手段と
なる差圧板4が、その差圧により動いて差圧を検
出する作動を行なうようになつて、その検出作動
をもつてガス制御弁5を制御するようになるの
で、差圧発生手段と差圧検出手段とを一体に構成
したものとなる。そして、この差圧板4が、湯導
管bに継手管状に接続する湯の管路1内に設けら
れることで、差圧発生手段と差圧検出手段との両
方が湯導管b内に設けられることになることか
ら、全体を小型化し得るようになるとともに、差
圧発生手段と差圧検出手段とを連通させる連通路
が不要となつて、この連通路に生ずるごみの詰ま
りや、凍結などによるトラブルの発生をなくすよ
うになる。
第1図は本考案の実施例装置の縦断側面図、第
2図は同上の作用の説明図である。 図面符号の説明、A……ガス比例制御弁、a…
…本体、b……導管、c……給湯配管、d……ガ
ス配管、e……ガス管、f……電磁弁、g……管
路、h……電磁弁、i……元栓、p……パイロツ
トバーナー、1……湯の管路、10……入口側の
接続筒部、11……出口側の接続筒部、12……
透孔、2……ガス供給管路、20……入口、21
……出口、22……隔壁、23……蓋板、24…
…透孔、3……調節ネジ、30……嵌合穴、4…
…差圧板、40……透孔、41……バネ受座、4
2……バネ、5……ガス制御弁、50……弁口、
50a……弁座、51……弁杆、6……サーモス
タツト、60……ボデイ、61……ガイド筒部、
62……ピストン、63……戻しバネ、64……
逃しバネ。
2図は同上の作用の説明図である。 図面符号の説明、A……ガス比例制御弁、a…
…本体、b……導管、c……給湯配管、d……ガ
ス配管、e……ガス管、f……電磁弁、g……管
路、h……電磁弁、i……元栓、p……パイロツ
トバーナー、1……湯の管路、10……入口側の
接続筒部、11……出口側の接続筒部、12……
透孔、2……ガス供給管路、20……入口、21
……出口、22……隔壁、23……蓋板、24…
…透孔、3……調節ネジ、30……嵌合穴、4…
…差圧板、40……透孔、41……バネ受座、4
2……バネ、5……ガス制御弁、50……弁口、
50a……弁座、51……弁杆、6……サーモス
タツト、60……ボデイ、61……ガイド筒部、
62……ピストン、63……戻しバネ、64……
逃しバネ。
Claims (1)
- ガス瞬間湯沸器の湯導管bの途中に接手管状に
接続する湯の管路1内に、出湯流量に対応して管
路1の方向に摺動するようバネ42を対抗させた
差圧板4を設け、その差圧板4とそれの作動によ
りガス供給管路2に設けたガス制御弁5を制御す
るよう該ガス制御弁5に連繋し、前記湯の管路1
内には湯の温度を感知して伸縮作動するサーモス
タツト6を、それの作動により前記差圧板4に対
抗させたバネ42を伸縮さすよう設けてなるガス
瞬間湯沸器におけるガス比例制御弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985134377U JPH0325015Y2 (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985134377U JPH0325015Y2 (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6245550U JPS6245550U (ja) | 1987-03-19 |
JPH0325015Y2 true JPH0325015Y2 (ja) | 1991-05-30 |
Family
ID=31035565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985134377U Expired JPH0325015Y2 (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0325015Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5517035A (en) * | 1978-07-20 | 1980-02-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Gas geyser |
JPS5620955A (en) * | 1979-07-30 | 1981-02-27 | Paloma Ind Ltd | Instantaneous type gas hot-water heater |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58149670U (ja) * | 1982-04-01 | 1983-10-07 | 株式会社ノーリツ | 給湯器における流量調整装置 |
-
1985
- 1985-09-02 JP JP1985134377U patent/JPH0325015Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5517035A (en) * | 1978-07-20 | 1980-02-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Gas geyser |
JPS5620955A (en) * | 1979-07-30 | 1981-02-27 | Paloma Ind Ltd | Instantaneous type gas hot-water heater |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6245550U (ja) | 1987-03-19 |
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